JP2002043003A - Icソケット - Google Patents
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- JP2002043003A JP2002043003A JP2000225241A JP2000225241A JP2002043003A JP 2002043003 A JP2002043003 A JP 2002043003A JP 2000225241 A JP2000225241 A JP 2000225241A JP 2000225241 A JP2000225241 A JP 2000225241A JP 2002043003 A JP2002043003 A JP 2002043003A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ICパッケージの多様化にかんがみ、異なる
外形寸法のパッケージに柔軟に対応できるよう、ソケッ
ト各部を共通部品化し、これを組み合わせることにより
汎用性をもたせ、ソケットの開発コストを削減する。 【解決手段】 ICリードとの接触子2を内蔵する複数
の接触子収納部2aと、この複数の接触子収納部2aを
位置調整可能に位置決め固定する固定部台座1と、リー
ドの押さえ部4とを分解可能に構成した。
外形寸法のパッケージに柔軟に対応できるよう、ソケッ
ト各部を共通部品化し、これを組み合わせることにより
汎用性をもたせ、ソケットの開発コストを削減する。 【解決手段】 ICリードとの接触子2を内蔵する複数
の接触子収納部2aと、この複数の接触子収納部2aを
位置調整可能に位置決め固定する固定部台座1と、リー
ドの押さえ部4とを分解可能に構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
測定用ソケットに関するものであり、異なるICパッケ
ージの外形寸法に対しても同じソケットで共用できるよ
うな汎用性および拡張性を持たせたものである。
測定用ソケットに関するものであり、異なるICパッケ
ージの外形寸法に対しても同じソケットで共用できるよ
うな汎用性および拡張性を持たせたものである。
【0002】
【従来の技術】一般に半導体集積回路(以下ICと略称
する)を評価または検査するためには、評価回路または
検査回路とICを接続する手段が必要である。
する)を評価または検査するためには、評価回路または
検査回路とICを接続する手段が必要である。
【0003】従来、このような要求に応えるものとし
て、図5に示すようなICソケットが提案されている。
図5はICソケットとICの外形を示す斜視図であり、
図において、aはIC、bはICのリード、cはICソ
ケットの接触子、dはソケットの上蓋、eはソケットの
基台である。このようなICソケットでは、ICaを正
しい方向(矢印方向)に挿入し、上蓋dを締めることに
よって、ICaのリードbとICソケットの接触子cが
接触し、電気的に導通するしくみである。接触子cのI
Cのリードbと接触している側と反対側の一端はICa
を評価または検査するために必要な電気回路と接続す
る。
て、図5に示すようなICソケットが提案されている。
図5はICソケットとICの外形を示す斜視図であり、
図において、aはIC、bはICのリード、cはICソ
ケットの接触子、dはソケットの上蓋、eはソケットの
基台である。このようなICソケットでは、ICaを正
しい方向(矢印方向)に挿入し、上蓋dを締めることに
よって、ICaのリードbとICソケットの接触子cが
接触し、電気的に導通するしくみである。接触子cのI
Cのリードbと接触している側と反対側の一端はICa
を評価または検査するために必要な電気回路と接続す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のICソケットは
以上のように構成されているが、近年ICの高集積化、
高速化、多機能化によりICのパッケージも多様化して
いく傾向にある。しかしながら、ICのパッケージに対
しては、それに対応する専用のソケットが必要となり、
既存のパッケージではない新規パッケージについては、
新規にソケットの開発が必要となり、したがって、開発
工期や多くの開発コストを要するという問題点があっ
た。
以上のように構成されているが、近年ICの高集積化、
高速化、多機能化によりICのパッケージも多様化して
いく傾向にある。しかしながら、ICのパッケージに対
しては、それに対応する専用のソケットが必要となり、
既存のパッケージではない新規パッケージについては、
新規にソケットの開発が必要となり、したがって、開発
工期や多くの開発コストを要するという問題点があっ
た。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたものであり、ICソケット上で複数の
異なるICのパッケージに柔軟に対応できるよう、ソケ
ットの各部を共通部品化して、それを組み合わせること
により汎用性、拡張性をもたせ、ソケットの開発コスト
の削減、開発工期の短縮化を実現することを目的として
いる。
るためになされたものであり、ICソケット上で複数の
異なるICのパッケージに柔軟に対応できるよう、ソケ
ットの各部を共通部品化して、それを組み合わせること
により汎用性、拡張性をもたせ、ソケットの開発コスト
の削減、開発工期の短縮化を実現することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るICソケットは、ICを保持するとともに、ICリー
ドと電気的に接触する接触子を有するものであって、接
触子を内蔵した複数個の接触子収納部と、この接触子収
納部の間隔を調整可能に位置決め固定する固定台座部
と、ICリードの押さえ部とを、それぞれ分離可能に構
成したものである。
るICソケットは、ICを保持するとともに、ICリー
ドと電気的に接触する接触子を有するものであって、接
触子を内蔵した複数個の接触子収納部と、この接触子収
納部の間隔を調整可能に位置決め固定する固定台座部
と、ICリードの押さえ部とを、それぞれ分離可能に構
成したものである。
【0007】この発明の請求項2に係るICソケット
は、接触子収納部の固定台座部の両側に平行の位置決め
用長穴を設け、接触子収納部を固定治具に載置して、こ
の固定治具をビスとナットで固定部台座上に調整可能に
位置決めするように構成したものである。
は、接触子収納部の固定台座部の両側に平行の位置決め
用長穴を設け、接触子収納部を固定治具に載置して、こ
の固定治具をビスとナットで固定部台座上に調整可能に
位置決めするように構成したものである。
【0008】この発明の請求項3に係るICソケット
は、接触子収納部の固定台座部の4方に縦横平行の位置
決め用長穴を設け、接触子収納部を固定治具に載置し
て、この固定治具をビスとナットで固定部台座上に調整
可能に位置決めするように構成したものである。
は、接触子収納部の固定台座部の4方に縦横平行の位置
決め用長穴を設け、接触子収納部を固定治具に載置し
て、この固定治具をビスとナットで固定部台座上に調整
可能に位置決めするように構成したものである。
【0009】この発明の請求項4に係るICソケット
は、複数のICを同時に固定し、それぞれ電気回路に接
続することができる仕切られた接触子収納部を有するも
のである。
は、複数のICを同時に固定し、それぞれ電気回路に接
続することができる仕切られた接触子収納部を有するも
のである。
【0010】この発明の請求項5に係るICソケット
は、金属リード部分のピッチに対応したスルーホールを
マトリクス状に配した接触子収納部固定用プリント基板
を備えたものである。
は、金属リード部分のピッチに対応したスルーホールを
マトリクス状に配した接触子収納部固定用プリント基板
を備えたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態を図に基づいて説明する。図1はこの発明の
実施の形態1によるICソケットの分解斜視図である。
図において、1はソケット台座、1aはこのソケット台
座1の長辺部両側に設けた一対の位置決め用の長穴、1
bはソケット台座1に設けられたスルーホールである。
次に、2は接触子、2aは接触子収納部で、この接触子
収納部2aは複数個に分割して設けられる。3はこの各
接触子収納部2aの固定治具、3aは位置決め穴であ
る。4はリード押さえ、4aはその両側に設けられた挾
持爪である。5aはソケット台座1の長穴1a部に固定
治具3を穴3aを介して固定するビス、5bはビス5a
を締めるボルト、6はSOPなどのパッケージ外形を有
するIC、6aはリードである。
実施の形態を図に基づいて説明する。図1はこの発明の
実施の形態1によるICソケットの分解斜視図である。
図において、1はソケット台座、1aはこのソケット台
座1の長辺部両側に設けた一対の位置決め用の長穴、1
bはソケット台座1に設けられたスルーホールである。
次に、2は接触子、2aは接触子収納部で、この接触子
収納部2aは複数個に分割して設けられる。3はこの各
接触子収納部2aの固定治具、3aは位置決め穴であ
る。4はリード押さえ、4aはその両側に設けられた挾
持爪である。5aはソケット台座1の長穴1a部に固定
治具3を穴3aを介して固定するビス、5bはビス5a
を締めるボルト、6はSOPなどのパッケージ外形を有
するIC、6aはリードである。
【0012】接触子収納部2a内で固定された接触子2
は、IC6のリード6aと測定装置とを電気的に接続す
る機能を有し、IC6のリード6aとの接触性を保つた
めに、ばね性をもった構造のものが採用されている。そ
して、この接触子収納部2aは等間隔でスリットが入っ
ており、接触子2を任意の場所に差込み、また抜き出し
が可能な構造とする。固定治具3は、ソケット台座1の
長穴1aの任意の位置に選択固定され、この時接触子2
の一端はソケット台座1のスルーホール1bから突出
し、測定用電気回路と接続できる構造とする。次に、リ
ード押さえ4は、接触子収納部2aの上方からIC6の
リード6aを挟み込み、両側に設けた爪4aで接触子収
納部2aと固定することができる構造としている。つま
り、この実施の形態1では、ICのパッケージの対辺に
リードが存在するICについて、パッケージサイズが変
わっても対応できる構造を示したものである。
は、IC6のリード6aと測定装置とを電気的に接続す
る機能を有し、IC6のリード6aとの接触性を保つた
めに、ばね性をもった構造のものが採用されている。そ
して、この接触子収納部2aは等間隔でスリットが入っ
ており、接触子2を任意の場所に差込み、また抜き出し
が可能な構造とする。固定治具3は、ソケット台座1の
長穴1aの任意の位置に選択固定され、この時接触子2
の一端はソケット台座1のスルーホール1bから突出
し、測定用電気回路と接続できる構造とする。次に、リ
ード押さえ4は、接触子収納部2aの上方からIC6の
リード6aを挟み込み、両側に設けた爪4aで接触子収
納部2aと固定することができる構造としている。つま
り、この実施の形態1では、ICのパッケージの対辺に
リードが存在するICについて、パッケージサイズが変
わっても対応できる構造を示したものである。
【0013】次に動作について説明する。先ず、IC6
のリード6aがそれぞれ接触子2と正確に接触するよう
に接触子収納部2aの間隔を調整し、固定治具3とソケ
ット台座1とをビス5aを用いて確実に固定する。次
に、IC6を挿入し、リード押さえ4を接触子収納部2
aの上からIC6のリード6aを挟み込む形で押しつ
け、その側面の爪4aで接触子収納部2aと固定する。
ここで、IC6のリード6aは接触子2と電気的に接続
され、接触子2のもう一端を半導体集積回路測定用電気
回路と接続すれば、種々の電気的測定が可能となる。以
上のように構成することにより、ICのパッケージ外形
寸法が変わった場合でも、固定治具3の位置を調整する
ことで、SOPパッケージに代表される対辺上にのみリ
ードが存在するパッケージについては柔軟な対応が可能
となる。
のリード6aがそれぞれ接触子2と正確に接触するよう
に接触子収納部2aの間隔を調整し、固定治具3とソケ
ット台座1とをビス5aを用いて確実に固定する。次
に、IC6を挿入し、リード押さえ4を接触子収納部2
aの上からIC6のリード6aを挟み込む形で押しつ
け、その側面の爪4aで接触子収納部2aと固定する。
ここで、IC6のリード6aは接触子2と電気的に接続
され、接触子2のもう一端を半導体集積回路測定用電気
回路と接続すれば、種々の電気的測定が可能となる。以
上のように構成することにより、ICのパッケージ外形
寸法が変わった場合でも、固定治具3の位置を調整する
ことで、SOPパッケージに代表される対辺上にのみリ
ードが存在するパッケージについては柔軟な対応が可能
となる。
【0014】実施の形態2.本実施の形態2では、上記
実施の形態1に示したものの変形として、QFPなどパ
ッケージの各辺にリードが存在するICについても対応
可能に構成したものが示されている。すなわち、図2は
4方向にリードが存在するICに対応する接触子収納部
の固定状態を示す平面図である。図において、7は4方
向にスライド調整が可能な位置決め用の長穴7aを設け
たソケット台座、8は接触子と電気回路を接続するため
に開設されたスルーホール、9はQFPパッケージのI
C、9aはリードである。
実施の形態1に示したものの変形として、QFPなどパ
ッケージの各辺にリードが存在するICについても対応
可能に構成したものが示されている。すなわち、図2は
4方向にリードが存在するICに対応する接触子収納部
の固定状態を示す平面図である。図において、7は4方
向にスライド調整が可能な位置決め用の長穴7aを設け
たソケット台座、8は接触子と電気回路を接続するため
に開設されたスルーホール、9はQFPパッケージのI
C、9aはリードである。
【0015】次に動作について説明する。図2に示すよ
うに、接触子収納部2aを、4個所突設されたIC9の
リード9aと正確に接続できるように調整しながらソケ
ット台座7に固定し、IC9を挿入し、図1で説明した
ようにリード押さえ4でIC9を固定することで、接触
子と電気回路を接続する。以上のように構成することに
より、縦・横方向の位置決めが別々に調整できるため、
正方形でなく長方形のパッケージにも対応可能である。
また、接触子収納部のスリット数やその間隔を微細にす
ることで、リードピッチの違うICや縦・横方向でリー
ドの本数が異なるICにも対応できる。
うに、接触子収納部2aを、4個所突設されたIC9の
リード9aと正確に接続できるように調整しながらソケ
ット台座7に固定し、IC9を挿入し、図1で説明した
ようにリード押さえ4でIC9を固定することで、接触
子と電気回路を接続する。以上のように構成することに
より、縦・横方向の位置決めが別々に調整できるため、
正方形でなく長方形のパッケージにも対応可能である。
また、接触子収納部のスリット数やその間隔を微細にす
ることで、リードピッチの違うICや縦・横方向でリー
ドの本数が異なるICにも対応できる。
【0016】実施の形態3.図3は長い接触子収納部
と、これを固定した固定治具を示す斜視図であり、接触
子収納部をICパッケージ長に比べて長く構成したもの
で、2は接触子、2aは接触子収納部、3は固定治具、
10は仕切り板である。
と、これを固定した固定治具を示す斜視図であり、接触
子収納部をICパッケージ長に比べて長く構成したもの
で、2は接触子、2aは接触子収納部、3は固定治具、
10は仕切り板である。
【0017】次に動作について説明する。図3におい
て、接触子収納部2aはICパッケージの長さに比べて
長く、そのスリット部の任意の個所は接触子2が抜き取
られている。すなわち、接触子2が存在しない部分のス
リットには仕切り板10が挿入できるようにする。この
仕切り板10は、接触子収納部2aの相対するスリット
に両端縁が挿入されるもので、パッケージサイズの可変
範囲に対し十分長い板とし、調整範囲内でスリットから
外れないようにする。以上のように構成することによ
り、等間隔で仕切り板10を挿入して複数のICを同時
に電気回路に接続することができ、バーンインボードな
どの複数のICを同時に測定、評価する場合、パッケー
ジサイズが変わったとしても、固定治具3の接触子収納
固定部の調節を行なうことで、対応が可能である。ま
た、仕切り板10の位置を変えることで、リード本数の
違うICにも対応できる。
て、接触子収納部2aはICパッケージの長さに比べて
長く、そのスリット部の任意の個所は接触子2が抜き取
られている。すなわち、接触子2が存在しない部分のス
リットには仕切り板10が挿入できるようにする。この
仕切り板10は、接触子収納部2aの相対するスリット
に両端縁が挿入されるもので、パッケージサイズの可変
範囲に対し十分長い板とし、調整範囲内でスリットから
外れないようにする。以上のように構成することによ
り、等間隔で仕切り板10を挿入して複数のICを同時
に電気回路に接続することができ、バーンインボードな
どの複数のICを同時に測定、評価する場合、パッケー
ジサイズが変わったとしても、固定治具3の接触子収納
固定部の調節を行なうことで、対応が可能である。ま
た、仕切り板10の位置を変えることで、リード本数の
違うICにも対応できる。
【0018】実施の形態4.図4はマトリクス状のスル
ーホールを持つ接触子収納部固定用プリント基板と接触
子収納部を示す斜視図であり、図において、2は接触
子、2aは接触子収納部であり、11はこの接触子収納
部の固定台座部となるプリント基板、12はこのプリン
ト基板11に多数配設されたマトリクス状のスルーホー
ル、13は基板パターンである。スルーホール12がS
OPタイプのICの場合は、プリント基板11はリード
の方向と平行のスルーホールがプリント基板11上の基
板パターン13で電気的に接続された構造とする。
ーホールを持つ接触子収納部固定用プリント基板と接触
子収納部を示す斜視図であり、図において、2は接触
子、2aは接触子収納部であり、11はこの接触子収納
部の固定台座部となるプリント基板、12はこのプリン
ト基板11に多数配設されたマトリクス状のスルーホー
ル、13は基板パターンである。スルーホール12がS
OPタイプのICの場合は、プリント基板11はリード
の方向と平行のスルーホールがプリント基板11上の基
板パターン13で電気的に接続された構造とする。
【0019】次に動作について説明する。図4におい
て、プリント基板11にICのリードと接触子2が正確
に接続できる位置になるようなスルーホール12を選
び、その部分へ接触子収納部2aを直接固定し、プリン
ト基板11のランド部分と接触子2をはんだ付する。S
OPタイプのICの場合は、プリント基板11はリード
の方向と平行するスルーホール12がプリント基板11
上のパターンで電気的に接続されているため、パッケー
ジの幅が変わることにより、接触子2を固定するスルー
ホール12が変わっても基板のパターンは共通なため、
電気回路への接続は同じとなる。以上のように、接触子
収納部の固定台座部をプリント基板化することで、位置
決め精度は先に説明したような台座に固定する構成のも
のより向上する。また、半導体測定回路を構成するプリ
ント基板11にマトリクス状のスルーホール12を配設
することにより、直接接触子2をプリント基板に固定す
ることができ、安価であり、接触子2からの測定回路ま
での配線長を短くできるので高周波回路に有利となる。
て、プリント基板11にICのリードと接触子2が正確
に接続できる位置になるようなスルーホール12を選
び、その部分へ接触子収納部2aを直接固定し、プリン
ト基板11のランド部分と接触子2をはんだ付する。S
OPタイプのICの場合は、プリント基板11はリード
の方向と平行するスルーホール12がプリント基板11
上のパターンで電気的に接続されているため、パッケー
ジの幅が変わることにより、接触子2を固定するスルー
ホール12が変わっても基板のパターンは共通なため、
電気回路への接続は同じとなる。以上のように、接触子
収納部の固定台座部をプリント基板化することで、位置
決め精度は先に説明したような台座に固定する構成のも
のより向上する。また、半導体測定回路を構成するプリ
ント基板11にマトリクス状のスルーホール12を配設
することにより、直接接触子2をプリント基板に固定す
ることができ、安価であり、接触子2からの測定回路ま
での配線長を短くできるので高周波回路に有利となる。
【0020】
【発明の効果】この発明の請求項1乃至3に係るICソ
ケットによれば、ICのパッケージ外形寸法に変更があ
っても、接触子を保有する接触子収納部の間隔を調整す
ることで対応が可能である。また、リードの存在(対辺
状、4方向)位置やリードピッチ、リード本数の違い等
に制約を受けることなく、位置決め調整が柔軟に達成さ
れる。
ケットによれば、ICのパッケージ外形寸法に変更があ
っても、接触子を保有する接触子収納部の間隔を調整す
ることで対応が可能である。また、リードの存在(対辺
状、4方向)位置やリードピッチ、リード本数の違い等
に制約を受けることなく、位置決め調整が柔軟に達成さ
れる。
【0021】この発明の請求項4に係るICソケットに
よれば、複数のICを同時に固定し、それぞれ電気回路
に接続することができる仕切られた接続子収納部を有す
るので、複数のICを同時に電気回路に接続することが
できる。また、パッケージ寸法やリード本数が違うIC
にも適応が可能である。
よれば、複数のICを同時に固定し、それぞれ電気回路
に接続することができる仕切られた接続子収納部を有す
るので、複数のICを同時に電気回路に接続することが
できる。また、パッケージ寸法やリード本数が違うIC
にも適応が可能である。
【0022】この発明の請求項5に係るICソケットに
よれば、リード部分のピッチに対応したスルーホールを
マトリクス状に配した接触子収納部固定用プリント基板
を備えているので、接触子の固定精度がよく、しかも安
価に提供される。なお、接触子から測定回路までの配線
を短くできるので、高周波回路に有利である。
よれば、リード部分のピッチに対応したスルーホールを
マトリクス状に配した接触子収納部固定用プリント基板
を備えているので、接触子の固定精度がよく、しかも安
価に提供される。なお、接触子から測定回路までの配線
を短くできるので、高周波回路に有利である。
【図1】 この発明の実施の形態1による半導体集積回
路測定用ソケットの分解斜視図である。
路測定用ソケットの分解斜視図である。
【図2】 この発明の実施の形態2による4方向リード
を設けた半導体集積回路に対応する接触子収納部の固定
を示す平面図である。
を設けた半導体集積回路に対応する接触子収納部の固定
を示す平面図である。
【図3】 この発明の実施の形態3による接触子収納部
とこれを固定した固定治具を示す斜視図である。
とこれを固定した固定治具を示す斜視図である。
【図4】 この発明の実施の形態4による接触子収納部
固定用プリント基板と接触子収納部を示す斜視図であ
る。
固定用プリント基板と接触子収納部を示す斜視図であ
る。
【図5】 従来のICソケットの外形を示す斜視図であ
る。
る。
1,7 ソケット台座、1a,7a 位置決め用長穴、
2 接触子、2a 接触子収納部、3 固定治具、4
リード押さえ、6,9 IC、6a,9a リード、8
スルーホール、10 仕切り板、11 プリント基
板、12 マトリクス状のスルーホール、13 基板パ
ターン。
2 接触子、2a 接触子収納部、3 固定治具、4
リード押さえ、6,9 IC、6a,9a リード、8
スルーホール、10 仕切り板、11 プリント基
板、12 マトリクス状のスルーホール、13 基板パ
ターン。
Claims (5)
- 【請求項1】 ICを保持するとともに、ICリードと
電気的に接触する接触子を有するICソケットにおい
て、上記接触子を内蔵した複数個の接触子収納部と、こ
の接触子収納部の間隔を調整可能に位置決め固定する固
定台座部と、ICリードの押さえ部とを、それぞれ分離
可能に構成したことを特徴とするICソケット。 - 【請求項2】 接触子収納部の固定台座部の両側に平行
の位置決め用長穴を設け、上記接触子収納部を固定治具
に載置して、この固定治具をビスとナットで上記固定部
台座上に調整可能に位置決めするように構成したことを
特徴とする請求項1記載のICソケット。 - 【請求項3】 接触子収納部の固定台座部の4方に縦横
平行の位置決め用長穴を設け、上記接触子収納部を固定
治具に載置して、この固定治具をビスとナットで上記固
定部台座上に調整可能に位置決めするように構成したこ
とを特徴とする請求項1記載のICソケット。 - 【請求項4】 複数のICを同時に固定し、それぞれ電
気回路に接続することができる仕切られた接触子収納部
を有することを特徴とする請求項1記載のICソケッ
ト。 - 【請求項5】 金属リード部分のピッチに対応したスル
ーホールをマトリクス状に配した接触子収納部固定用プ
リント基板を備えたことを特徴とする請求項1記載のI
Cソケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000225241A JP2002043003A (ja) | 2000-07-26 | 2000-07-26 | Icソケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000225241A JP2002043003A (ja) | 2000-07-26 | 2000-07-26 | Icソケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002043003A true JP2002043003A (ja) | 2002-02-08 |
Family
ID=18719049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000225241A Pending JP2002043003A (ja) | 2000-07-26 | 2000-07-26 | Icソケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002043003A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180014860A (ko) * | 2016-06-17 | 2018-02-09 | 오므론 가부시키가이샤 | 소켓 |
-
2000
- 2000-07-26 JP JP2000225241A patent/JP2002043003A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180014860A (ko) * | 2016-06-17 | 2018-02-09 | 오므론 가부시키가이샤 | 소켓 |
KR101865533B1 (ko) * | 2016-06-17 | 2018-06-07 | 오므론 가부시키가이샤 | 소켓 |
CN113030522A (zh) * | 2016-06-17 | 2021-06-25 | 欧姆龙株式会社 | 插座 |
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