JP2002041403A - 情報公開システム及び情報公開方法 - Google Patents

情報公開システム及び情報公開方法

Info

Publication number
JP2002041403A
JP2002041403A JP2001141694A JP2001141694A JP2002041403A JP 2002041403 A JP2002041403 A JP 2002041403A JP 2001141694 A JP2001141694 A JP 2001141694A JP 2001141694 A JP2001141694 A JP 2001141694A JP 2002041403 A JP2002041403 A JP 2002041403A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
publishing
information
management system
disclosure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001141694A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichiro Matsuzawa
圭一郎 松沢
Hiroshi Takada
寛 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NS Solutions Corp
Original Assignee
NS Solutions Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NS Solutions Corp filed Critical NS Solutions Corp
Priority to JP2001141694A priority Critical patent/JP2002041403A/ja
Priority to US09/855,760 priority patent/US20020049724A1/en
Publication of JP2002041403A publication Critical patent/JP2002041403A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q40/00Finance; Insurance; Tax strategies; Processing of corporate or income taxes
    • G06Q40/02Banking, e.g. interest calculation or account maintenance

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる目的のシステムから他の目的のために
データの公開を迅速に行えるようにする。 【解決手段】 各システムがそれぞれの目的のためのデ
ータ処理を行い、かつ各システムに接続される結合装置
と、結合装置に接続されて公開のためのデータを保持す
る公開管理システムとを有する情報公開システムであっ
て、結合装置は、各システムで扱われているデータを、
所定の共通形式のデータに変換する手段を有する。その
変換されたデータを公開管理システムに送信する手段と
を有し、公開管理システムは、受信したデータに基づい
て公開用データを作成する手段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報公開システム
に関し、特に複数の異なる目的のシステムで取り扱われ
るデータから必要なデータ、及びそのデータに関連のあ
るメッセージ・コメントなどのデータを公開することが
できるようにする情報公開システムおよび情報公開方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】企業間ではEDI(Electroni
c Data Interchange)システムなど
を用いてデータ交換を行っている。購買データ、受発注
データなどの取引データを、企業間で共通のデータ形式
すなわちフォーマットで専用線やVAN(Value
Added Network)を介してやり取りを行
い、各企業内の業務処理システムなどに取り込んでデー
タ処理が行われる。これにより、紙伝票等を用いずに電
子的なやりとりを行い、情報交換の高速化、事務工数の
削減などを図っている。
【0003】また、一方でインターネット上のWEBサ
イト上に商品情報やイベント情報等を掲載して情報発信
を行うサービスも行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、現在行われて
いるEDIシステムでは、そのEDIシステムのアプリ
ケーションソフトウエアに依存しているため、そのシス
テム外の他のシステムへのデータの提供や、第三者への
データの公開は容易ではない。例えば、種々のEDIシ
ステムのデータを収集し、その中から必要なデータだけ
を別なシステム上に集約して公開するような場合であ
る。
【0005】これはEDIシステムだけに限られるもの
ではなく、各種の異なる情報ネットワークで利用されて
いるデータを、いわゆる横断的に利用するために公開す
る場合も同じである。従来は、種々の企業が構築してい
る人材情報ネットワーク、商品取引ネットワーク等にお
いては、一つのネットワーク上で探索しても取引が成立
しなかった場合、他のシステムにおいては取引が成立す
る可能性があっても、取引相手を探すためのデータの公
開は行われていない。従って、電話などの別な手段を用
いて、個別に販売先を探索しなければならなかった。
【0006】さらに、異なる目的のコンピュータシステ
ム間で、必要なデータのみを収集し、公開するシステム
もなかった。
【0007】例えば、一部の地域で災害が発生した際、
災害復旧関係者や一般大衆は種々の情報を常に把握した
いという要求があるにも係わらず、それらはまとめて公
開されていないため、交通情報システムや気象情報シス
テム等の個別のコンピュータシステムから、交通情報、
気象情報、災害援助情報などを得るようにしなければな
らず、情報を迅速に収集することはできなかった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
を解決するためになされたもので、種々の目的のシステ
ムで利用されているデータやそのデータに関連のあるメ
ッセージ等のデータを、他の目的のために公開できるよ
うにすることを目的とする。
【0009】そのために、本発明では、各システムがそ
れぞれの目的のためのデータ処理を行い、かつ各システ
ムに接続される結合装置と、結合装置に接続されて公開
のためのデータを保持する公開管理システムとを有する
情報公開システムにおいて、結合装置は、各システムで
扱われているデータを、所定の共通形式のデータに変換
する手段を有する。そして、その変換されたデータを公
開管理システムに送信する手段を有し、公開管理システ
ムは、受信したデータに基づいて公開用データを作成す
る手段を有する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
により説明する。ここでは、企業毎に構築され、稼動し
ているEDIシステムのデータから、必要なデータを公
開するための情報公開システムの例で説明する。
【0011】図1はEDIシステムの構成例を示すもの
である。図1において、ある企業が運用しているEDI
システム#iの構成を示している。EDIシステム#i
では、その所定の目的のためのデータがネットワーク2
を介して端末1間でやり取りされ、EDIシステムとし
てのデータ処理が行われる。1は端末コンピュータであ
り、2はネットワークで、ここではliで示す。3はネ
ットワーク2で利用されるデータをストアする記憶装置
であり、そこにデータベースDB1を含む。データベー
スDB1は、リレーションナルデータベース(RDB)
でもよいし、通常の単なるファイル形式のものでもよ
い。4iは、結合装置であり、ネットワーク2であるl
iと後述するデータハイウエイのネットワーク5である
L1との間に設けられる。結合装置4iは、ネットワー
ク2を介して各端末1やデータベース3から収集したE
DIシステム#iに関係するデータを、ネットワーク5
へ送出し、あるいはネットワーク5からのデータをネッ
トワーク2へ送出する機能を有するものである。さらな
る説明は後述する。
【0012】図2は、種々のEDIシステムのデータを
公開する情報公開システムの全体構成例を示す。図2で
は、図1で示したようなEDIシステムがn個ある例を
示している。より具体的には、各EDIシステム#1、
#2、・・#nは、それぞれ結合装置41、42、・
・、4nを介してデータハイウエイとなるネットワーク
5と接続されている。各EDIシステムはデータベース
DB1、DB2、・・DBnを有している。なお、ここ
では簡単のために各EDIシステムは同じような構成の
ものとして示してあるが、全く構成が異なるようなもの
であってもよい。さらに結合装置は、一つのEDIシス
テムに対して一つでなく、複数のEDIシステムに対し
て一つの結合装置を設けるようにしてもよい。
【0013】また、データハイウエイ5には公開管理シ
ステム6が接続されている。この公開管理システム6も
コンピュータ装置であり、データをストアするための記
憶装置7を有する。記憶装置7はデータベースDBmを
含む。データベースDBmはリレーショナルデータベー
スシステムでもよいし、単なるファイル形式のデータで
もよい。
【0014】また、公開管理システム6は、さらに8で
示す通信ラインL2を介してデータ提供・公開システム
9に接続されている。8は、ネットワークのラインであ
ってもよい。
【0015】データ提供・公開システム9もコンピュー
タ装置であり、データをストアするための記憶装置10
を有する。記憶装置10はデータベースDBkを含む。
データベースDBkはリレーショナルデータベースシス
テムでもよいし、単なるファイル形式のデータでもよ
い。
【0016】また、データ提供・公開システム9は、さ
らに11で示す通信ラインL3に接続されている。ここ
では、通信ラインL3はインターネットラインであり、
データベースDBkの内容がインターネットを介して誰
でもあるいは特定の会員などに公開される。なお、通信
ラインL3は、個別のデータ配信のための通信ラインで
もよく、予め決められた宛先へデータ送信をするような
ものでもよい。なお、コンピュータシステムのセキュリ
ティのため、コンピュータ装置6と9の間にはいわゆる
ファイアウオール(FW)が形成されている。これによ
り、インターネット等を介する種々の悪意の侵入を防御
している。
【0017】図3は、結合装置4iの構成を示す。51
は、ネットワークliと接続するためのインターフェー
ス部、52はCPU(中央演算ユニット)、53はRO
M(読み取り専用メモリ)、54はRAM(ランダムア
クセスメモリ)、55はデータハイウエイL1と接続す
るためのインターフェース部である。これらは内部のバ
ス56により接続されている。
【0018】結合装置4iには、次に説明する機能を実
行するためのプログラムが組み込まれており、そのプロ
グラムをROM53から読み出し、必要なデータはRA
M54から読み出すことによって、その機能を実行す
る。
【0019】結合装置4iは、その一つの機能として、
予め決められているデータをネットワークliを介して
各端末装置1やデータベースDBiから取得して収集
し、予め決められたデータ形式(フォーマット)に変換
し、データハイウエイであるネットワークL1を介して
公開管理システム6へ送信する機能を有する。もう一つ
の機能として、ネットワークL1を介して得た公開管理
システム6からのメッセージやデータを、予め決めたれ
た端末1へ送信したり、データベースDBiに書き込む
機能を有する。これらの機能は、結合装置4iにプログ
ラムされたスケジュールや条件に従って定期的に実行さ
れるものあってもよいし、あるいは端末1や、公開管理
システム6からの要求に応じて実行されるものでもよ
い。さらに、EDIシステム間でデータのやり取りを行
う機能も有する。これは、EDIシステム間で予め決め
られたデータを通信することで、相互に利用する場合な
どに利用される。
【0020】公開管理システム6もコンピュータ装置で
あり、その内容構成は通常のコンピュータと同じである
ので、内容構成の説明は省略するが、データ提供・公開
システム9において公開するデータの内容を決定した
り、配信するデータを自動的に収集あるいは作成する機
能を有する。
【0021】例えば、インターネットで公開する場合
は、どのような画面形式で、何のデータを公開するのか
が予め決められるが、具体的には、公開する画面フレー
ムの設計により決められる。画面で公開されるデータが
各EDIシステムからのデータを加工演算したものであ
れば、その演算処理プログラムがこの公開管理システム
6に組み込まれて実行される。加工演算の結果は、記憶
装置7にDBmの二次加工データ#1、#2、・・とし
て書き込まれる。公開されるデータは、後述する個別E
DIデータ#1、#2、・・および二次加工データ#
1、#2、・・を利用して作成され、公開用データA、
B、・・として記憶装置7中の所定の領域にストアされ
る。
【0022】また、公開されるデータをどのようなタイ
ミングで更新するのかも予め決められる。これは、公開
されるデータの元となるデータを収集する収集プログラ
ムにおけるデータ収集のタイミングにより決められる。
データ収集タイミングは、データを収集し、結合装置4
からネットワーク5を介して公開管理システム6の記憶
装置7へのデータの書き込みをするタイミングが、定期
的なスケジュールによるのか、あるいは所定の条件の成
就によるイベント発生によるのか、により異なる。
【0023】収集されたデータを加工して公開用データ
を作成して初めて公開用データが生成されるので、デー
タの収集、演算加工も含めた処理時間を考慮して公開の
タイミングが決められる。
【0024】データ提供・公開システム9もコンピュー
タ装置であり、その内容構成は通常のコンピュータと同
じであるので、内容構成の説明は省略するが、ここでは
インターネットラインに接続されており、インターネッ
トへのアクセスに対して、公開用データベースDBkの
内容を公開する機能を有する。
【0025】図4は、データベースDBmとDBkの内
容を模式的に表したものである。データベースDBm
は、各EDIシステムから得たデータを予め決められた
共通形式に変換したデータである個別EDIデータ#
1、#2、・・#nを有する。ここでは、共通形式とし
てXML(eXtensible Markup Lan
guage)形式を用いている。収集したデータは、X
ML形式に変換されてDBmにストアされる。
【0026】データベースDBmは、さらに個別EDI
データ等を二次加工し、共通形式に変換したデータであ
る二次加工データ#1、#2、・・を有する。なお、こ
の二次加工データは、複数の個別EDIデータに基づい
て演算処理した加工データでもよいし、公開管理システ
ム6の保有するデータも併せて用いて個別EDIデータ
を加工したデータでもよい。
【0027】さらにまた、公開用のデータA、B・・も
有する。これらは、個別EDIデータ#1、#2、・・
および二次加工データ#1、#2、・・に基づき生成さ
れたものであり、これらもXML形式のものである。こ
れは、後述するデータ提供・公開システム9で公開され
るデータと同じものである。
【0028】また、データ提供・公開システム9の記憶
装置10にストアされたデータベースDBkは、公開用
データa、公開用データb、・・を有する。これらは、
公開管理システム6の記憶装置7の公開用データA、
B、・・をコピーしたものである。よってこれらもXM
L形式のデータである。ここでは、データ提供・公開シ
ステム9は、インターネット用のサーバシステムであ
り、インターネットでアクセスされると、これらの公開
用データa、b等はアクセスした者からみることができ
る。
【0029】次に、このシステムを利用して余剰品デー
タの公開を自動的に行う例により、本件発明を説明す
る。鋼材、化学品などの一次産品は、メーカ系列、商社
系列等によりそれぞれEDIシステムが構築され、製造
・販売されている。しかし、需要予測の誤差などによ
り、余剰品が発生する。この場合、余剰品をメーカは在
庫として持つことになるが、在庫費用削減のためにもメ
ーカなどは余剰品を販売したいが、その処理には定常処
理以上の業務負荷が必要となる。そこで、各系列毎のE
DIシステムからの余剰品をインターネットのWEBサ
イトで公開して販売相手を募るために、本件発明は応用
できる。
【0030】各EDIシステムでは、自己のネットワー
クに接続された結合装置4に、余剰品データを収集させ
る。これは上述したように結合装置4内のプログラムに
より自動的に収集させてもよいし、あるいは個別の端末
1からデータを送るようにしてもよい。各結合装置4
は、余剰品のデータを共通形式のXML形式に変換して
公開管理システム6に送信する。公開管理システム6で
は、集められた余剰品データについて、オペレータが公
開してもよいものかどうかを判断したり、あるいは公開
にあたり注意的なコメントを付加するなどして加工を行
い、公開用データを作成する。尚、この公開用データの
作成は、公開用の画面設計により自動的に作成するよう
にしてもよい。公開管理システム6で決定された公開用
データは、インターネットで公開すべくデータ提供・公
開システム9に送られて、公開される。
【0031】図5は、余剰品サイト画面の一例である。
画面は、いつの時点での余剰品データかを示す日時デー
タフィールド部60、さらに各素材毎の余剰品の品名、
メーカ、単価、取引条件、連絡先、ステータスなどのデ
ータを表示するデータ部61を有する。これら表示され
る余剰品のデータは、EDIシステム内のデータから得
たデータをそのまま用いたり、一部加工、追加したもの
である。
【0032】このようにして余剰品はインターネット上
で公開される。これをみて購入したい者が連絡先の電話
番号に電話をして購入希望を伝える。あるいはWEB画
面上でデータの入力を行えるようにしてもよいが、その
場合は、入力された購入情報は公開管理システム6に記
録される。その記録があったことおよび記録の内容は、
公開管理システムに予め記録されたプログラムにより、
対応するEDIシステムの結合装置4あるいは結合装置
を介して対応する端末1に通知される。通知をみて販売
するか否かが決定される。決定した後の処理の通知は、
インターネット上での電子メール等その他の手段でもよ
い。
【0033】以上により、各EDIシステムで余剰品が
発生しても、一般者あるいは特定の会員などに対して販
売情報として公開することができる。
【0034】つぎに、災害時の情報公開サイトの例を説
明する。地震、津波、火山噴火などの自然災害時は、種
々の情報が迅速に公開される必要がある。関係者はいつ
でも最新の情報を知りたいが、道路関係情報であれば、
利用不能状況、復旧の見通などは、道路情報のシステム
から収集しなければならず、鉄道情報は、鉄道の情報セ
ンターから情報を収集しなければならない。他にも、そ
の地区の行政機関の情報はその地区の行政機関の発信す
るWEBシステム等から、尋ね人であれば警察関連の情
報センターから、怪我人の入院先等の情報は救急消防関
係の情報センターから入手しなければならないなど、情
報の収集は容易ではなかった。そこで、一個所で(ある
いは数箇所で)関連する情報がすべて公開されているな
らば利用者に便利である。
【0035】本発明は、このような別々に管理されてい
る情報をまとめて公開する際にも応用できるものであ
る。各種行政機関などがそれぞれシステム上保有してい
るデータを、上述した結合装置で収集し、共通形式のデ
ータフォーマットに変換してネットワークを介して公開
管理システム6に送信する。送信された共通形式のデー
タは、公開管理システム6の記憶装置7にストアされ
る。ストアされたデータに対して必要な加工処理を行っ
て公開用データが作成される。特に、災害時は、公開さ
れるデータはいつどのような形でどのような表現で公開
されるべきか十分に吟味されるものであるので、公開管
理システムにおいて、オペレータが、公開可否および公
開方法の判断を行い、最終的に公開されるデータ、及び
そのデータに関連のあるメッセージ等のデータの内容が
決定される。
【0036】図6は、その災害情報のサイトの画面例で
ある。この画面は、いつの時点での災害情報かを示す日
時データフィールド部70と、このサイトに掲載されて
いる災害の概要をリスト形式でまとめた概要リストのフ
ィールド部71を含む。フィールド部71中のボタン7
2をクリックするとリストが一覧表形式で表示される画
面(図示せず)に切り替わる。また、地区別のデータを
示す地区別情報フィールド部73を有し、北海道、東北
などの地区別のボタンをクリックすると、その地区の災
害情報が、その画面(図示です)に切り替わって表示さ
れる。基盤別すなわちインフラ別の欄としてのフィール
ド部75があり、鉄道、道路などのボタンをクリックす
ると、そのインフラのデータが、その画面に切り替わっ
て表示される。さらに、尋ね人や入院者情報の欄もあっ
て、対応するボタンをクリックすると、その画面(図示
せず)に切り替わって表示される。
【0037】図7は、道路情報ボタンをクリックして切
り替わった画面の例である。画面上で道路路線図が模式
的に示され、その画面右上に示された日時における不通
状態のところが「×印」で示される。さらに「×印」の
ところをクリックすると、その不通の原因や復旧予定な
どの画面(図示せず)が表示される。
【0038】道路関係のデータも、道路関係のデータを
処理しているシステムから得たデータに基づいて表示さ
れることになるが、全てのデータを何でも表示するので
はなく、何をどのように表示して公開するかを決定して
から公開される。
【0039】図2で言えば、各EDIシステムが、それ
ぞれの情報別のシステムであり、それらからのデータを
結合装置4を介して公開管理システムに収集し、必要な
データを整理して、データ提供・公開用システムから公
開する。
【0040】さらに詳細に説明すれば、図6に示す災害
の概要リストのフィールド部71のデータは、政府関係
のシステムから取得したデータを加工したデータに基づ
いて表示したものである。同様に地区別情報フィールド
部73は、各都道府県、市町村などの行政機関のシステ
ムからのデータを利用したものである。インフラ別のフ
ィールド部75は、鉄道、道路などを管轄する行政機関
の関係機関からのデータを利用したものである。さらに
尋ね人や入院者などのデータは、警察や病院などのシス
テムからのデータを利用して公開データとしたものであ
る。
【0041】このようにそれぞれが別個のシステムから
のデータであっても、それらのシステムあるいはネット
ワークに接続された結合装置4を介して共通形式、例え
ばXML形式のデータに変換されて公開管理システム6
の記憶装置7にストアされる。そして、必要なデータの
加工などを行って、公開すべきデータを作成し、公開用
のデータ提供・公開システム9の記憶装置10にストア
されて公開可能となる。これにより、災害時に種々のシ
ステムからのデータをまとめてかつ迅速に公開できるの
で、災害時の情報公開を適切に行える。
【0042】以上説明したように、本件発明は、企業間
の一般的なEDIシステムのデータの公開だけでなく、
鋼材、プラスチック等の一次産品や工業製品などの余剰
品の売買のための情報の公開、災害時等の危機管理のた
めの種々の情報の公開、人材情報の公開等、その他種々
の情報の公開に適用できるものである。
【0043】また、本発明の目的は、上述した実施の形
態の端末や装置の機能を実現するソフトウエアのプログ
ラムコード(実行形式を含む)を、その全体あるいは一
部を記録した記憶媒体により、システムあるいは装置に
供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(又
はCPU,MPU)が記憶媒体に格納されたプログラム
コードを読み出して、動作の全部或いは一部を実行する
ことによっても達成されることは言うまでもない。
【0044】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本実施の形態の機能を実現すること
となり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することとなる。
【0045】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、ROM,フロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリ
カード等を用いることができる。さらに、通信回線を介
してダウンロードすることによってプログラムコードを
供給するようにしてもよいし、JAVA(登録商標)な
どの技術を利用してプログラムを供給して実行するよう
にしてもよい。
【0046】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、本実施の形態の機能が
実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に
基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際
の処理の一部又は全部を行い、その処理によって本実施
の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うま
でもない。
【0047】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された拡張機能ボー
ドやコンピュータが接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、そ
の処理によって本実施の形態の機能が実現される場合も
含まれることは言うまでもない。加えて、本発明はコン
ピュータに請求項4、請求項5又は請求項6の各ステッ
プを実行させるためのプログラムを含むプログラム・プ
ロダクトであってもよい。ここで、プログラム・プロダ
クトというのは、コンピュータ・プログラムだけでな
く、プログラムを記録した記録媒体或いはコンピュータ
を含むものである。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
種々のシステムあるいはネットワークシステムに関係す
るデータ及びそのデータに関連のあるメッセージ等のデ
ータをまとめて迅速に公開できる情報公開システム及び
情報公開方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるEDIシステムの構
成例を示すものである。
【図2】本発明の一実施形態である情報公開システムの
構成例を示す。
【図3】結合装置4の構成例を示す。
【図4】データベースDBmとDBkの内容を模式的に
表したものである。
【図5】余剰品サイト画面の一例である。
【図6】災害情報のサイト画面の一例である。
【図7】道路情報ボタンをクリックして切り替わった画
面の例である。
【符号の説明】
1・・・端末 2、5、8、11・・・ネットワーク 3、7、10・・・記憶装置 4・・・結合装置 6・・・公開管理システム 9・・・データ提供・公開システム 51、55・・・インターフェース装置 52・・・CPU 53・・・ROM 54・・・RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 502 G06F 17/60 502

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各システムがそれぞれの目的のためのデー
    タ処理を行い、かつ各システムに接続される結合装置
    と、該結合装置に接続されて情報公開のためのデータを
    保持する公開管理システムとを有する情報公開システム
    であって、 上記結合装置は、上記各システムで扱われているデータ
    を、所定の共通形式のデータに変換する手段と、その変
    換されたデータを上記公開管理システムに送信する手段
    とを有し、 上記公開管理システムは、受信したデータに基づいて公
    開用データを作成する手段を有することを特徴とする情
    報公開システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、上記公開管理システム
    の公開用データは、インターネット経由でアクセス可能
    なシステムにおいて公開されることを特徴とする情報公
    開システム。
  3. 【請求項3】請求項1において、上記公開管理システム
    の公開用データは、通信ラインを介して予め決められた
    宛先へ送信されることを特徴とする情報公開システム。
  4. 【請求項4】それぞれの目的のためのデータ処理を行う
    複数のシステムのデータを公開する情報公開方法であっ
    て、 上記各システムで扱われているデータを、各システムに
    接続された結合装置において、所定の共通形式のデータ
    に変換するステップと、 その変換されたデータを公開管理システムに送信するス
    テップと、 上記公開管理システムにおいて、受信したデータに基づ
    いて公開用データを作成して、その作成された公開用デ
    ータを公開するステップとを具備することを特徴とする
    情報公開方法。
  5. 【請求項5】請求項4において、上記公開管理システム
    の公開用データは、インターネット経由でアクセス可能
    なシステムにおいて公開されることを特徴とする情報公
    開方法。
  6. 【請求項6】請求項4において、上記公開管理システム
    の公開用データは、通信ラインを介して予め決められた
    宛先へ送信して公開することを特徴とする情報公開方
    法。
  7. 【請求項7】請求項4、5又は6に記載の各ステップを
    コンピュータに実行させるためのプログラムを記録した
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  8. 【請求項8】請求項4、5又は6に記載の各ステップを
    コンピュータに実行させる為のプログラム。
JP2001141694A 2000-05-17 2001-05-11 情報公開システム及び情報公開方法 Withdrawn JP2002041403A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001141694A JP2002041403A (ja) 2000-05-17 2001-05-11 情報公開システム及び情報公開方法
US09/855,760 US20020049724A1 (en) 2000-05-17 2001-05-16 Information publicizing system and information publicizing method

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000-144912 2000-05-17
JP2000144912 2000-05-17
JP2001141694A JP2002041403A (ja) 2000-05-17 2001-05-11 情報公開システム及び情報公開方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002041403A true JP2002041403A (ja) 2002-02-08

Family

ID=26592036

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001141694A Withdrawn JP2002041403A (ja) 2000-05-17 2001-05-11 情報公開システム及び情報公開方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20020049724A1 (ja)
JP (1) JP2002041403A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003271505A (ja) * 2002-03-18 2003-09-26 Nippon Telegraph & Telephone East Corp 情報管理システム、情報管理方法、情報管理システム用プログラム、情報管理システム用記録媒体、情報管理システム対応利用者端末、及び情報管理システム専用アダプタ
JP2004185446A (ja) * 2002-12-04 2004-07-02 Chiyoda Corp データ管理システム
JP2006236287A (ja) * 2005-01-28 2006-09-07 Chiba Univ 分散型データベースシステム及びそれに用いられるプログラム
JP2007164702A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 防災情報共有システムとその防災情報送信端末及び防災情報処理装置
JP2007310564A (ja) * 2006-05-17 2007-11-29 Mie Prefecture 防災情報提供システム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7509303B1 (en) * 2001-09-28 2009-03-24 Oracle International Corporation Information retrieval system using attribute normalization

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003271505A (ja) * 2002-03-18 2003-09-26 Nippon Telegraph & Telephone East Corp 情報管理システム、情報管理方法、情報管理システム用プログラム、情報管理システム用記録媒体、情報管理システム対応利用者端末、及び情報管理システム専用アダプタ
JP2004185446A (ja) * 2002-12-04 2004-07-02 Chiyoda Corp データ管理システム
JP2006236287A (ja) * 2005-01-28 2006-09-07 Chiba Univ 分散型データベースシステム及びそれに用いられるプログラム
JP2007164702A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 防災情報共有システムとその防災情報送信端末及び防災情報処理装置
JP4627719B2 (ja) * 2005-12-16 2011-02-09 日本電信電話株式会社 防災情報共有システム
JP2007310564A (ja) * 2006-05-17 2007-11-29 Mie Prefecture 防災情報提供システム

Also Published As

Publication number Publication date
US20020049724A1 (en) 2002-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Grover-Kopec et al. An online operational rainfall-monitoring resource for epidemic malaria early warning systems in Africa
Li et al. Internet-based geographical information systems system for E-commerce application in construction material procurement
JP3550929B2 (ja) 対話型ハイパーテキスト情報参照システムにおける参照回数計数装置及び方法
US7788321B2 (en) Collecting default user settings for a web application
JP2007148963A (ja) 営業支援方法、営業支援システム及びコンピュータプログラム
JP2002041403A (ja) 情報公開システム及び情報公開方法
JP5497852B2 (ja) 営業支援方法、営業支援システム及びコンピュータプログラム
Shahidullah A comparison of sisterhood information on causes of maternal death with the registration causes of maternal death in Matlab, Bangladesh
JP4247816B2 (ja) 電子広告提供システム
JP3063263U (ja) 情報提供サ―ビスシステム
JP2004318379A (ja) 合併買収支援システム
JP5198196B2 (ja) コンテンツ管理装置
TWM617143U (zh) 客戶狀態的通知裝置
TWI310919B (en) Context-aware and real-time item tracking system architecture and scenariors
US7472104B2 (en) Method and system for distributing product information
WO2022149452A1 (ja) 災害情報管理装置、方法およびプログラム
US7216095B2 (en) Method and system for distributing product information
JP6695842B2 (ja) 情報管理装置、情報管理方法および情報管理プログラム
JP2002324190A (ja) 医療サ−ビスネットワ−クシステム
Tsai et al. Social network analysis of nationwide interhospital emergency department transfers in Taiwan
JP2002024609A (ja) 情報提供モール・システム
JP2003216714A (ja) マンションイントラネットシステム、及び同システムにおける管理コンテンツの共有方法、並びにそのサーバプログラム、記録媒体
JP2002318893A (ja) 販売支援システム、販売支援方法
KR20000036643A (ko) 정보 단말을 포함하는 모니터 시스템을 이용한 정보 제공및 전자상거래 매개 장치와 방법
JP2005228035A (ja) 情報閲覧システム及び情報管理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080805