JP2003271505A - 情報管理システム、情報管理方法、情報管理システム用プログラム、情報管理システム用記録媒体、情報管理システム対応利用者端末、及び情報管理システム専用アダプタ - Google Patents

情報管理システム、情報管理方法、情報管理システム用プログラム、情報管理システム用記録媒体、情報管理システム対応利用者端末、及び情報管理システム専用アダプタ

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JP2003271505A JP2002074937A JP2002074937A JP2003271505A JP 2003271505 A JP2003271505 A JP 2003271505A JP 2002074937 A JP2002074937 A JP 2002074937A JP 2002074937 A JP2002074937 A JP 2002074937A JP 2003271505 A JP2003271505 A JP 2003271505A
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茂樹 棚本
Tatsu Saruwatari
竜 猿渡
Kenjiro Kinoshita
健二郎 木下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の利用者端末(5,5,5
)がそれぞれ異なるデータ形式によって情報(デー
タ)を保存するものであっても、利用者端末毎の情報
(データ)の更新作業の負担を軽減することを目的とし
たものである。 【解決手段】 利用者(乙)が利用者端末5からシス
テム1に個人所有情報(スケジュール管理、住所録等)
をアップロードする。システム1では、データ形式管理
DB11により利用者端末5で保存可能なデータ形式
を把握する。このデータ形式が、予め定められた共通デ
ータ形式とは異なっている場合には、個人所有情報を共
通データ形式に変換した後に個人所有情報管理DBで管
理する。そして、利用者端末5にダウンロードする場
合には、元のデータ形式に再変換する。また、利用者端
末5でアップロードした個人所有情報を他のデータ形
式の利用者端末5にダウンロードすることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定情報をそれぞ
れ異なるデータ形式によって保存可能な複数の利用者端
末と通信ネットワークを介して相互通信可能であり、上
記複数の利用者端末からアップロードされた各所定情報
を管理する情報管理システム、及び、当該システムを利
用するための利用者端末、並びに、この利用者端末に接
続可能なアダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、PIM(Personal Information Ma
nager)ソフトウェアが開発され、スケジュール管理、住
所録、メモ、アラームなどの個人が所有する情報(以
下、「個人所有情報」という)を総合的に管理すること
ができるようになった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、携帯電話、P
C(Personal Computer:パソコン)、PDA(Personal D
igital Assistant:携帯情報端末)、Lモード対応の電
話機・ファックス等の端末毎に保存可能なデータ形式が
異なるため、端末利用者は、個人所有情報を個々(ロー
カル上)の利用者端末に保存しているのが現状である。
従って、端末利用者が、各利用者端末に新たな個人所有
情報を新規に登録する場合や、個人所有情報を変更する
場合には、利用者端末毎に登録、変更等の更新入力を行
わなければならない。尚、「Lモード」とは、本出願人
である東日本電信電話株式会社(NTT東日本)等が行
うサービスであって、対応の電話機、ファックスからの
メニュー操作により、簡易メールの送受信や簡易HTM
Lで記述された情報の検索が可能なサービスである。
「L」は、Living(生活に役立つ)、Local(地域に密
着した)、Lady(女性とご家族のために)を意味する。
【0004】これに対して、個人情報編集ソフト等を適
用すれば、異なる利用者端末間でデータ変換及びデータ
転送を行い、それぞれの利用者端末で同じ個人所有情報
を保存することが可能である。しかし、この場合には、
個人所有情報を更新する度に自ら個人情報編集ソフトを
起動させ、全ての利用者端末に保存している個人所有情
報を更新しなければならない。そのため、上記のように
利用者端末毎に更新入力作業を行う必要はないが、利用
者端末毎に更新のためのデータ変換及びデータ転送の作
業を行う必要があることから、依然として更新作業の手
間が掛かるという問題点は解決できない。しかも、端末
利用者としては、たとえ個人情報編集ソフトを使用して
も、個人所有情報の更新回数が増えてしまうと、どの利
用者端末はどこまで更新が進んでいるのかということを
把握しておくことが困難になってしまう。
【0005】そこで、本発明は上述した事情を鑑みてな
されたものであり、複数の利用者端末がそれぞれ異なる
データ形式によって情報(データ)を保存するものであ
っても、利用者端末毎の情報(データ)の更新作業の負
担を軽減することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
発明は、所定情報をそれぞれ異なるデータ形式によって
保存可能な複数の利用者端末と通信ネットワークを介し
て相互通信可能であり、前記複数の利用者端末からアッ
プロードされた各所定情報を管理する情報管理システム
であって、前記複数の利用者端末のいずれかによりアッ
プロードされた所定情報のデータ形式が予め定められて
いる共通データ形式ではない場合に、当該共通データ形
式に変換する第1のデータ形式変換手段と、前記第1の
データ形式変換手段によって共通データ形式に変換した
所定情報、又は前記アップロード時に既に共通データ形
式になっている所定情報を管理する情報管理手段と、前
記複数の利用者端末のいずれかにより前記情報管理手段
によって管理している所定情報のいずれかのダウンロー
ド要求があった場合には、前記情報管理手段によって管
理しているダウンロード要求対象の所定情報を読み出す
情報読出手段と、前記ダウンロード要求した利用者端末
で保存可能なデータ形式が共通データ形式ではない場合
には、前記情報読出手段によって読み出した所定情報の
データ形式を、共通データ形式から前記ダウンロード要
求した利用者端末で保存可能なデータ形式に変換する第
2のデータ形式変換手段と、前記第2のデータ形式変換
手段によってデータ形式を変換した所定情報、又は前記
ダウンロード要求した利用者端末で保存可能なデータ形
式が共通データ形式の場合にはデータ形式を変換しない
所定情報を、前記ダウンロード要求した利用者端末に送
信する情報送信手段と、を有することを特徴とする情報
管理システムである。
【0007】ここで、本発明の「情報管理システム」
は、1つのコンピュータによって構築されている場合だ
けでなく、各手段(ステップの実行、手段の機能化)を
分割して2つ以上のコンピュータによって構築されてい
る場合も含む(以下、同様)。
【0008】請求項2に係る発明は、所定情報をそれぞ
れ異なるデータ形式によって保存可能な複数の利用者端
末と通信ネットワークを介して相互通信可能であり、前
記複数の利用者端末からアップロードされた各所定情報
を管理する情報管理システムであって、前記複数の利用
者端末のいずれかによりアップロード要求があった場合
には、当該利用者端末で保存可能なデータ形式から予め
定められている共通データ形式への変換が少なくとも可
能な第1のデータ更新用アプリケーションを記憶してい
るか否かの確認要求を、前記アップロード要求した利用
者端末に行う第1の確認要求手段と、前記第1の確認要
求手段による確認要求に応じて前記利用者端末から第1
のデータ更新用アプリケーションを記憶していない旨の
確認結果を受けた場合には、前記利用者端末へ前記第1
のデータ更新用アプリケーションを送信する第1のアプ
リケーション送信手段と、前記第1のアプリケーション
送信手段による送信に応じて前記利用者端末で共通デー
タ形式に変換された所定情報又は前記利用者端末に保存
時から既に共通データ形式になっている所定情報がアッ
プロードされた場合に、当該アップロードされた所定情
報を管理する情報管理手段と、前記複数の利用者端末の
いずれかにより前記情報管理手段によって管理している
所定情報のいずれかのダウンロード要求があった場合に
は、前記共通データ形式から前記利用者端末で保存可能
なデータ形式への変換が少なくとも可能な第2のデータ
更新用アプリケーションを記憶しているか否かの確認要
求を、当該利用者端末に行う第2の確認要求手段と、前
記第2の確認要求手段による確認要求に応じて前記利用
者端末から第2のデータ更新用アプリケーションを記憶
していない旨の確認結果を受けた場合には、前記利用者
端末へ前記第2のデータ更新用アプリケーションを送信
する第2のアプリケーション送信手段と、前記情報管理
手段によって管理しているダウンロード要求対象の所定
情報を読み出す情報読出手段と、前記情報読出手段によ
って読み出した所定情報を前記ダウンロード要求した利
用者端末に送信する情報送信手段と、を有することを特
徴とする情報管理システムである。
【0009】ここで、上記「変換が少なくとも可能な」
とは、最低でも一方向の変換が可能であればよく、相互
変換が可能であってもよい。また、更に別のデータ形式
に変換可能であってもよい。
【0010】請求項3に係る発明は、所定情報をそれぞ
れ異なるデータ形式によって保存可能な複数の利用者端
末と通信ネットワークを介して相互通信可能であり、前
記複数の利用者端末からアップロードされた各所定情報
を管理する情報管理システムを使用して前記各所定情報
を管理する情報管理方法であって、前記複数の利用者端
末のいずれかによりアップロードされた所定情報のデー
タ形式が予め定められている共通データ形式ではない場
合に、当該共通データ形式に変換する第1のデータ形式
変換ステップと、前記第1のデータ形式変換ステップに
よって共通データ形式に変換した所定情報、又は前記ア
ップロード時に既に共通データ形式になっている所定情
報を情報管理部で管理する情報管理ステップと、前記複
数の利用者端末のいずれかにより前記情報管理部で管理
している所定情報のいずれかのダウンロード要求があっ
た場合には、前記情報管理部で管理しているダウンロー
ド要求対象の所定情報を読み出す情報読出ステップと、
前記ダウンロード要求した利用者端末で保存可能なデー
タ形式が共通データ形式ではない場合には、前記情報読
出ステップによって読み出した所定情報のデータ形式
を、共通データ形式から前記ダウンロード要求した利用
者端末で保存可能なデータ形式に変換する第2のデータ
形式変換ステップと、前記第2のデータ形式変換ステッ
プによってデータ形式を変換した所定情報、又は前記ダ
ウンロード要求した利用者端末で保存可能なデータ形式
が共通データ形式の場合にはデータ形式を変換しない所
定情報を、前記ダウンロード要求した利用者端末に送信
する情報送信ステップと、を前記情報管理システムに実
行させることを特徴とする情報管理方法である。
【0011】請求項4に係る発明は、所定情報をそれぞ
れ異なるデータ形式によって保存可能な複数の利用者端
末と通信ネットワークを介して相互通信可能であり、前
記複数の利用者端末からアップロードされた各所定情報
を管理する情報管理システムを使用して前記各所定情報
を管理する情報管理方法であって、前記複数の利用者端
末のいずれかによりアップロード要求があった場合に
は、当該利用者端末で保存可能なデータ形式から予め定
められている共通データ形式への変換が少なくとも可能
な第1のデータ更新用アプリケーションを記憶している
か否かの確認要求を、前記アップロード要求した利用者
端末に行う第1の確認要求ステップと、前記第1の確認
要求ステップによる確認要求に応じて前記利用者端末か
ら第1のデータ更新用アプリケーションを記憶していな
い旨の確認結果を受けた場合には、前記利用者端末へ前
記第1のデータ更新用アプリケーションを送信する第1
のアプリケーション送信ステップと、前記第1のアプリ
ケーション送信ステップによる送信に応じて前記利用者
端末で共通データ形式に変換された所定情報又は前記利
用者端末に保存時から既に共通データ形式になっている
所定情報がアップロードされた場合に、当該アップロー
ドされた所定情報を情報管理部で管理する情報管理ステ
ップと、前記複数の利用者端末のいずれかにより前記情
報管理部で管理している所定情報のいずれかのダウンロ
ード要求があった場合には、前記共通データ形式から前
記利用者端末で保存可能なデータ形式への変換が少なく
とも可能な第2のデータ更新用アプリケーションを記憶
しているか否かの確認要求を、当該利用者端末に行う第
2の確認要求ステップと、前記第2の確認要求ステップ
による確認要求に応じて前記利用者端末から第2のデー
タ更新用アプリケーションを記憶していない旨の確認結
果を受けた場合には、前記利用者端末へ前記第2のデー
タ更新用アプリケーションを送信する第2のアプリケー
ション送信ステップと、前記情報管理部で管理している
ダウンロード要求対象の所定情報を読み出す情報読出ス
テップと、前記情報読出ステップによって読み出した所
定情報を前記ダウンロード要求した利用者端末に送信す
る情報送信ステップと、を前記情報管理システムに実行
させることを特徴とする情報管理方法である。
【0012】請求項5に係る発明は、所定情報をそれぞ
れ異なるデータ形式によって保存可能な複数の利用者端
末と通信ネットワークを介して相互通信可能であり、前
記複数の利用者端末からアップロードされた各所定情報
を管理する情報管理システムで用いる情報管理システム
用プログラムであって、前記複数の利用者端末のいずれ
かによりアップロードされた所定情報のデータ形式が予
め定められている共通データ形式ではない場合に、当該
共通データ形式に変換する第1のデータ形式変換手段
と、前記第1のデータ形式変換手段によって共通データ
形式に変換した所定情報、又は前記アップロード時に既
に共通データ形式になっている所定情報を管理する情報
管理手段と、前記複数の利用者端末のいずれかにより前
記情報管理手段によって管理している所定情報のいずれ
かのダウンロード要求があった場合には、前記情報管理
手段によって管理しているダウンロード要求対象の所定
情報を読み出す情報読出手段と、前記ダウンロード要求
した利用者端末で保存可能なデータ形式が共通データ形
式ではない場合には、前記情報読出手段によって読み出
した所定情報のデータ形式を、共通データ形式から前記
ダウンロード要求した利用者端末で保存可能なデータ形
式に変換する第2のデータ形式変換手段と、前記第2の
データ形式変換手段によってデータ形式を変換した所定
情報、又は前記ダウンロード要求した利用者端末で保存
可能なデータ形式が共通データ形式の場合にはデータ形
式を変換しない所定情報を、前記ダウンロード要求した
利用者端末に送信する情報送信手段と、を前記情報管理
システムに機能させることを特徴とする情報管理システ
ム用プログラムである。
【0013】ここで、本発明における「プログラム」と
は、情報管理システム(コンピュータ)による処理に適
した命令の順番付けられた列からなるものをいい、コン
ピュータのHDD、CD−RW等にインストールされて
いるものや、CD−ROM、DVD、FD、コンピュー
タのHDD等の各種記録媒体に記録されているものや、
インターネット等を介して配信されるものも含まれる
(以下、同様)。
【0014】請求項6に係る発明は、所定情報をそれぞ
れ異なるデータ形式によって保存可能な複数の利用者端
末と通信ネットワークを介して相互通信可能であり、前
記複数の利用者端末からアップロードされた各所定情報
を管理する情報管理システムで用いる情報管理システム
用プログラムであって、前記複数の利用者端末のいずれ
かによりアップロード要求があった場合には、当該利用
者端末で保存可能なデータ形式から予め定められている
共通データ形式への変換が少なくとも可能な第1のデー
タ更新用アプリケーションを記憶しているか否かの確認
要求を、前記アップロード要求した利用者端末に行う第
1の確認要求手段と、前記第1の確認要求手段による確
認要求に応じて前記利用者端末から第1のデータ更新用
アプリケーションを記憶していない旨の確認結果を受け
た場合には、前記利用者端末へ前記第1のデータ更新用
アプリケーションを送信する第1のアプリケーション送
信手段と、前記第1のアプリケーション送信手段による
送信に応じて前記利用者端末で共通データ形式に変換さ
れた所定情報又は前記利用者端末に保存時から既に共通
データ形式になっている所定情報がアップロードされた
場合に、当該アップロードされた所定情報を管理する情
報管理手段と、前記複数の利用者端末のいずれかにより
前記情報管理手段によって管理している所定情報のいず
れかのダウンロード要求があった場合には、前記共通デ
ータ形式から前記利用者端末で保存可能なデータ形式へ
の変換が少なくとも可能な第2のデータ更新用アプリケ
ーションを記憶しているか否かの確認要求を、当該利用
者端末に行う第2の確認要求手段と、前記第2の確認要
求手段による確認要求に応じて前記利用者端末から第2
のデータ更新用アプリケーションを記憶していない旨の
確認結果を受けた場合には、前記利用者端末へ前記第2
のデータ更新用アプリケーションを送信する第2のアプ
リケーション送信手段と、前記情報管理手段によって管
理しているダウンロード要求対象の所定情報を読み出す
情報読出手段と、前記情報読出手段によって読み出した
所定情報を前記ダウンロード要求した利用者端末に送信
する情報送信手段と、を前記情報管理システムに機能さ
せることを特徴とする情報管理システム用プログラムで
ある。
【0015】請求項7に係る発明は、請求項5又は6に
記載の情報管理システム用プログラムを記録したことを
特徴とする情報管理システムで読み取り可能な情報管理
システム用記録媒体である。
【0016】ここで、本発明における「記録媒体」と
は、情報管理システム(コンピュータ)で各処理を実現
するためのプログラムの読み取りに使用することができ
ればよく、情報を媒体の物理的特性を利用してどのよう
に記録するか等の物理的な記録方法には依存しない。例
えば、FD、CD−ROM(R、RW)、DVD−RO
M(RAM、R、RW)、MO、MD、磁気テープ等が
該当する。
【0017】請求項8に係る発明は、予め定められた共
通データ形式の所定情報を管理する情報管理システムと
通信ネットワークを介して相互通信可能であり、前記共
通のデータ形式とは異なる所定のデータ形式によって前
記所定情報を保存可能な情報管理システム対応利用者端
末であって、前記利用者端末で保存している所定情報の
所定のデータ形式から前記共通データ形式への変換、及
び前記情報管理システムから送信された所定情報の共通
データ形式から前記所定のデータ形式への変換のうち、
少なくとも一方の変換が可能な変換手段を有することを
特徴とする情報管理システム対応利用者端末である。
【0018】請求項9に係る発明は、予め定められた共
通データ形式の所定情報を管理する情報管理システムと
通信ネットワークを介して相互通信可能であり、前記共
通のデータ形式とは異なる所定のデータ形式によって前
記所定情報を保存可能な利用者端末に接続可能な情報管
理システム専用アダプタであって、前記利用者端末で保
存している所定情報の所定のデータ形式から前記共通デ
ータ形式への変換、及び前記情報管理システムから送信
された所定情報の共通データ形式から前記所定のデータ
形式への変換のうち、少なくとも一方の変換が可能な変
換手段を有することを特徴とする情報管理システム専用
アダプタである。
【0019】
【発明の実施の形態】〔第1の実施形態〕以下、図1乃
至図5を用いて、本発明に係る第1の実施形態について
説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る個人
所有情報管理システム(以下、「システム」という)1
を利用して、利用者端末5の利用者(乙)に個人所有情
報(i1)のアップロード及びダウンロードのサービスを提
供するための通信インフラストラクチャ(Infrastructur
e)を示している。本実施形態では、システム1が一つの
サーバ・コンピュータによって構成されている場合を示
している。また、利用者(乙)が利用者端末5の一例と
して、Lモード対応電話機5、パソコン5 、携帯電
話機5、及びPDA5を所有している場合を示して
いる。
【0020】また、システム1は、個人所有情報管理セ
ンタ(甲)によって管理されている。個人所有情報管理
センタ(甲)は、例えば、本出願人によって運営され
る。システム1は、インターネット2を介してLモード
対応電話機5及びパソコン5 と相互通信可能である
とともに、インターネット2、携帯電話網3及び最寄り
の基地局4を介して携帯電話機5及びPDA5と相
互通信可能に接続される。
【0021】更に、システム1の図示していないHDD
(Hard Disk Drive)には、データ形式管理DB(Data Bas
e)11及び個人所有情報管理DB12が構築されてい
る。
【0022】このうち、データ形式管理DB11は、図
2に示すようなレイアウトのデータ形式管理テーブル1
1’によって構成されており、端末識別子と端末で保存
可能な端末データ形式を関連付けて管理するためのDB
である。また、個人所有情報管理DB12は、図3に示
すようなレイアウトの個人所有情報管理テーブルに1
2’よって構成されており、ユーザID(Identificatio
n)に関連付けた状態で各個人所有情報を管理するための
DBである。
【0023】更に、システム1には、後述のステップ
(S3,S6〜S11,S23,S26〜S34)を実
行するためのプログラム(p1)が記憶されている。
【0024】続いて、図4及び図5を用い、本実施形態
に係るシステム1を利用して個人所有情報を管理する方
法を説明する。
【0025】尚、図4は、利用者端末5からのアップロ
ード処理に応じた個人所有情報(i1)の管理方法を示した
処理フロー図である。また、図5は、利用者端末5から
のダウンロード処理に応じた個人所有情報(i1)の管理方
法を示した処理フロー図である。
【0026】まず、利用者(乙)は、利用者端末5を用
いて自己の利用者端末5に保存している個人所有情報(i
1)のアップロード処理を開始する(ステップS1)。そ
して、利用者(乙)は、利用者端末5からシステム1へ
ユーザID及びパスワードを送信することにより、シス
テム1へのログイン(Log-in)処理を行う(ステップS
2)。このユーザID及びパスワードは、利用者(乙)
が個人所有情報管理センタ(甲)へ会員登録した際に与
えられたものである。これにより、システム1では、受
信したユーザID及びパスワードに基づいて個人認証処
理を行う(ステップS3)。利用者(乙)が正当者であ
ればログインが完了する(ステップS4)。
【0027】次に、利用者(乙)は、利用者端末5から
システム1へ個人所有情報(i1)のアップロードを行う
(ステップS5)。この際、利用者端末5は、システム
1へ自己の端末識別子(a)も送信している。これによ
り、システム1では、個人所有情報(i1)及び端末識別子
(a)を受信する(ステップS6)。そして、端末識別子
(a)に基づき、データ形式管理DB11で管理している
複数の端末識別子(a,b,c,…)の中から端末識別子(a)と
同じ端末識別子に関連付けて管理されているデータ形式
(A)に関する情報を検索する(ステップS7)。そし
て、システム1では、上記ステップS7で検索した端末
データ形式が、予め定めている共通データ形式と一致し
ているか否かを判断する(ステップS8)。この共通デ
ータ形式をどのデータ形式にするか否かは、個人所有情
報管理センタ(甲)によって定められる。
【0028】次に、上記ステップS8において一致して
いないと判断した場合には(No)、個人所有情報(i1)
のデータ形式を共通データ形式に変換する(ステップS
9)。そして、上記ステップS3において受信したユー
ザIDに個人所有情報(i1)を関連付けて、個人所有情報
管理DB12に格納(管理)する(ステップS10)。
一方、上記ステップS8において一致していると判断し
た場合には、上記ステップS9を省略する。即ち、デー
タ形式が一致している場合には、個人所有情報(i1)のデ
ータ形式をそのままの状態にし、ユーザIDに関連付け
て個人所有情報管理DB12に管理する。
【0029】次に、システム1では、利用者端末5へ更
新処理完了通知を送信する(ステップS11)。これに
より、利用者端末5では、更新処理完了通知を受信し
て、全てのアップロード処理が終了する(ステップS1
2)。
【0030】次に、利用者(乙)が個人所有情報(i1)を
ダウンロードする場合には、利用者端末5を用いてシス
テム1で管理している個人所有情報(i1)のダウンロード
処理を開始する(ステップS21)。そして、利用者
(乙)は、利用者端末5からシステム1へユーザID及
びパスワードを送信することにより、システム1へのロ
グイン処理を行う(ステップS22)。これにより、シ
ステム1では、受信したユーザID及びパスワードに基
づいて個人認証処理を行う(ステップS23)。利用者
(乙)が正当者であればログインが完了する(ステップ
S24)。
【0031】次に、利用者(乙)は、利用者端末5から
システム1に対して個人所有情報(i1)のダウンロード要
求を行う(ステップS25)。この際、利用者端末5
は、システム1へ自己の端末識別子(a)も送信してい
る。これにより、システム1では、ダウンロード要求及
び端末識別子(a)を受信する(ステップS26)。
【0032】次に、システム1では、ユーザIDに基づ
き、個人所有情報管理DB12で管理している複数の個
人所有情報の中から、上記ステップS23で受信したユ
ーザIDと同じユーザIDに関連付けて管理されている
個人所有情報(i1)を読み出す(ステップS27)。
【0033】次に、システム1では、端末識別子(a)に
基づき、データ形式管理DB11で管理している複数の
端末識別子の中から、上記ステップS26で受信した端
末識別子(a)と同じものを検索する(ステップS2
8)。そして、システム1では、上記ステップS28で
検索した端末識別子(a)に関連付けられている端末デー
タ形式(に関する情報)が共通データ形式(に関する情
報)と一致しているか否かを判断する(ステップS2
9)。
【0034】次に、上記ステップS29において一致し
ていないと判断した場合には、上記ステップS27にお
いて読み出した個人所有情報(i1)のデータを共通データ
形式に変換する(ステップS30)。そして、ダウンロ
ード要求を行った利用者端末5へ変換後の個人所有情報
(i1)を送信する(ステップS31)。一方、上記ステッ
プS29において一致していると判断した場合には、上
記ステップS30を省略する。即ち、データ形式が一致
している場合には、個人所有情報(i1)のデータ形式をそ
のままの状態で利用者端末5へ送信する。
【0035】次に、利用者端末5では、個人所有情報(i
1)のダウンロードを行い(ステップS32)、システム
1へ更新処理完了通知を送信する(ステップS33)。
これにより、システム1では、更新処理完了通知を受信
して、全てのダウンロード処理が終了する(ステップS
34)。
【0036】以上説明したように、本実施形態のシステ
ム1によれば、利用者端末5(例えば、携帯電話機
)からアップロードされた個人所有情報(i1)のデー
タ形式を、予め定められた共通データ形式に変換してか
ら管理しておき、更に、他の利用者端末5(例えば、P
DA5)からダウンロード要求があった場合には、共
通データ形式をPDA5用に変換してから送信するこ
とができる。そのため、PDA5においてわざわざ個
人所有情報(i1)の更新入力作業をする必要がない。しか
も、更新した個人所有情報(i1)は、システム1で一元管
理しているため、利用者(甲)が、どの利用者端末5は
どこまで更新が進んでいるのかということを把握してお
く必要もない。これにより、複数の利用者端末5がそれ
ぞれ異なるデータ形式によって情報(データ)を保存す
るものであっても、利用者端末毎の情報(データ)の更
新作業の負担を軽減することができるという効果を奏す
る。
【0037】また、同じ利用者端末5でアップロード及
びダウンロードする場合であっても、個人所有情報(i1)
をバックアップするという効果を奏する。このバックア
ップ効果は、当然異なる利用者端末5でアップロード及
びダウンロードする場合にも奏することはできる。
【0038】〔第2の実施形態〕次に、図1、図6及び
図7を用いて、本発明に係る第2の実施形態について説
明する。本実施形態のシステム1’には、図1に示すよ
うに、上記第1の実施形態のシステム1と同じDB1
1、12が構築されているとともに、各利用者端末5と
の接続関係も同じであるため、その説明を省略する。但
し、利用者端末5及びシステム1’での内部処理が異な
るため、図6及び図7を用い、本実施形態に係るシステ
ム1’を利用して個人所有情報(i1)を管理する方法を説
明する。第1の実施形態と大きく異なる点は、共通デー
タ形式への変換処理を利用者端末5側で行うことができ
るように、利用者端末5に変換用アプリケーションが記
録されていない場合には、共通データ変換用のデータ更
新用アプリケーション(ap)を利用者端末5に送信する点
である。
【0039】また、システム1’には、後述のステップ
(S43,S46,S47,S49〜S51,S53,
S56〜S58,S63,S66,S67,S69〜S
71,S73,S74,S78)を実行するためのプロ
グラム(p2)が記録されている。
【0040】尚、図6は、利用者端末5からのアップロ
ード処理に応じた個人所有情報(i1)の管理方法を示した
処理フロー図である。また、図7は、利用者端末5から
のダウンロード処理に応じた個人所有情報(i1)の管理方
法を示した処理フロー図である。図6に示すステップS
41〜S44は、上記第1の実施形態におけるステップ
S1〜S4と同じであるため、ステップS45から説明
する。
【0041】まず、利用者(乙)は、ステップS44の
ログイン完了後、利用者端末5からシステム1’へ個人
所有情報(i1)のアップロード要求を行う(ステップS4
5)。この際、利用者端末5は、システム1へ自己の端
末識別子(a)も送信している。これにより、システム1
では、アップロード要求及び端末識別子(a)を受信する
(ステップS46)。そして、システム1では、利用者
端末5に対して、データ更新用アプリケーション(ap)を
記憶しているか否かの有無確認要求を行う(ステップS
47)。
【0042】次に、利用者端末5では、上記ステップS
47を踏まえて、データ更新用アプリケーション(ap)を
記憶しているか否かを確認し、確認結果をシステム1’
へ返答する(ステップS48)。この確認処理は、上記
ステップS47によって送られて来た有無確認要求のア
プリケーション(ap’)又は確認信号によって実行するこ
とができる。
【0043】次に、システム1’では、確認結果に基づ
いて、利用者端末5にデータ更新用アプリケーション(a
p)が記憶されているか否かを判断する(ステップS4
9)。
【0044】次に、上記ステップS49において記憶さ
れていないと判断した場合には(無)、端末識別子(a)
に基づき、データ形式管理DB11で管理している複数
の端末識別子(a,b,c,…)の中から、上記ステップS46
で受信した端末識別子(a)と同じものを検索する(ステ
ップS50)。そして、システム1では、検索した端末
識別子(a)に関連付けられている端末データ形式(A)に基
づき、この端末データ形式と共通データ形式の間で相互
変換処理を実現可能なデータ更新用アプリケーション(a
p)を利用者端末5へ送信する(ステップS51)。
【0045】次に、利用者端末5では、データ更新用ア
プリケーション(ap)を受信し、システム1へ受信完了通
知を送信する(ステップS52)。これにより、システ
ム1では、利用者端末5に対してアップロード要求を行
う(ステップS53)。一方、上記ステップS49にお
いて記憶されていると判断した場合には(有)、上記ス
テップS50〜S52を省略する。即ち、データ更新用
アプリケーション(ap)が記憶されている場合には、利用
者端末5へデータ更新用アプリケーション(ap)を送信し
ないで、ステップS53のアップロード要求を行う。
【0046】次に、利用者端末5では、上記ステップS
53のアップロード要求に基づいて、データ更新用アプ
リケーション(ap)により、図示していないHDDから個
人所有情報(i1)を読み込み、共通データ形式に変換する
(ステップS54)。そして、利用者端末5では、シス
テム1へ変換後の個人所有情報(i1)をアップロードする
(ステップS54)。これにより、システム1’では、
個人所有情報(i1)を受信し(ステップS56)、上記ス
テップS43において受信したユーザIDに個人所有情
報(i1)を関連付けて、個人所有情報管理DB12に格納
(管理)する(ステップS57)。
【0047】以上により、更新処理が完了し、システム
1’では、利用者端末5へ更新処理完了通知を送信する
(ステップS58)。これにより、利用者端末5では、
更新処理完了通知を受信する(ステップS59)。
【0048】次に、図7を用い、利用者(乙)が個人所
有情報(i1)をダウンロードする場合について説明する。
図7に示すステップS61〜S66は、上記第1の実施
形態におけるステップS21〜S26と同じであるた
め、ステップS67から説明する。
【0049】システム1’では、ステップS66のダウ
ンロード要求及び端末識別子(a)の受信後、利用者端末
5に対して、データ更新用アプリケーション(ap)を記憶
しているか否かの有無確認要求を行う(ステップS6
7)。また、このステップS67〜S72は、上記ステ
ップS47〜S52と同じであるため、ステップS73
から説明する。
【0050】システム1’では、ステップS72の受信
完了通知後、ユーザIDに基づき、個人所有情報管理D
B12で管理している複数の個人所有情報の中から、上
記ステップS63で受信したユーザIDと同じユーザI
Dに関連付けて管理されている個人所有情報(i1)を読み
出す(ステップS73)。そして、ダウンロード要求を
行った利用者端末5へ個人所有情報(i1)を送信する(ス
テップS74)。
【0051】以上により、利用者端末5では、個人所有
情報(i1)のダウンロードを行う(ステップS75)。そ
して、データ更新用アプリケーション(ap)により、個人
所有情報(i1)を利用者端末5の本来のデータ形式に再変
換した後に、図示していない自己のHDD等に保存(格
納)する(ステップS76)。そして、利用者端末5
は、システム1’へ更新処理完了通知を送信する(ステ
ップS77)。これにより、システム1では、更新処理
完了通知を受信して、全ての更新処理が終了する(ステ
ップS78)。
【0052】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、一旦データ更新用アプリケーション(ap)を利用者端
末5に送信すれば、2回目の更新処理から、利用者端末
5側で個人所有情報(i1)が共通データ形式に変換されて
送られてくるため、上記第1の実施形態の効果に加え、
2回目の以降はシステム1’側でのデータ形式変換処理
を省略することができるという効果を奏する。
【0053】尚、本実施形態では、上記ステップS47
〜S52、S67〜72に示すように、利用者端末5で
データ更新用アプリケーション(ap)を記憶しているか否
かを判断し、記憶していない場合にはデータ更新用アプ
リケーション(ap)を送信しているが、これに限るもので
はなく、利用者端末5側から積極的にデータ更新用アプ
リケーション(ap)をダウンロードしてもよい。また、個
人所有情報管理センタ(甲)が配布するデータ更新用ア
プリケーション(ap)が記録されたCD−ROM等の記録
媒体を入手して、利用者(乙)が利用者端末5に記憶し
てもよい。
【0054】また、本実施形態のデータ更新用アプリケ
ーション(ap)は、利用者端末5で保存可能なデータ形式
と共通データ形式の間で相互変換処理を実現可能である
が、これに限るものではなく、一方への変換が可能であ
ってもよい。例えば、アップロードする場合には、アッ
プロードする利用者端末5で保存可能なデータ形式から
共通データ形式に変換できればよく、その逆変換ができ
なくてもよい。一方、ダウンロードする場合には、共通
データ形式からダウンロードする利用者端末5で保存可
能なデータ形式に変換できればよく、その逆変換ができ
なくてもよい。
【0055】更に、本実施形態においては、システム
1’側から利用者端末5側に更新用アプリケーション(a
p)を提供しているが、これに限るものではなく、利用者
端末5の製造時又は販売時から更新用アプリケーション
(ap)を利用者端末5に記憶させて、実行できるようにし
てもよい。
【0056】〔第3の実施形態〕次に、図1、図8及び
図9を用いて、本発明に係る第3の実施形態について説
明する。本実施形態のシステム1’’には、図1に示す
データ形式管理DB11が構築されておらず、個人所有
情報管理DB12が構築されている。但し、各利用者端
末5との接続関係は同じであるため、その説明を省略す
る。
【0057】また、本実施形態においては、利用者端末
5及びシステム1’’での内部処理が第1の実施形態の
場合と異なるため、図8及び図9を用い、本実施形態に
係るシステム1’’を利用して個人所有情報(i1)を管理
する方法を説明する。第1の実施形態と大きく異なる点
は、第2の実施形態と同様に共通データ形式への変換処
理を利用者端末5側で行うことであるが、第2の実施形
態と大きく異なる点として、共通データ変換用のデータ
更新用アプリケーション(ap)を記憶したシステム1’’
専用のアダプタ6を使用することが挙げられる。
【0058】また、システム1’’には、後述のステッ
プ(S84,S87〜S89,S93,S96〜S9
8,S103)を実行するためのプログラム(p3)が記録
されている。
【0059】尚、図8は、利用者端末5からのアップロ
ード処理に応じた個人所有情報(i1)の管理方法を示した
処理フロー図である。また、図9は、利用者端末5から
のダウンロード処理に応じた個人所有情報(i1)の管理方
法を示した処理フロー図である。
【0060】まず事前準備として、利用者(乙)は、専
用アダプタ6を利用者端末5に接続しておく。この専用
アダプタ6は、個人所有情報管理センタ(甲)から入手
したものである。この専用アダプタ6に記憶されている
データ更新用アプリケーション(ap)は、上記第2の実施
形態と同じように、利用者端末5で保存可能なデータ形
式と共通データ形式の間の相互変換処理が実現可能であ
っても、一方への変換が可能であってもよい。更に、例
えば、携帯電話機5で保存可能なデータ形式と共通デ
ータ形式の間の相互変換処理のみを実現する、一義的な
変換だけでなく、切り替えや利用者端末5のデータ形式
を自動認識すること等によって、複数の利用者端末(5
,5,5,5)で保存可能なデータ形式と共通
データ形式の間の相互変換処理を実現する、多義的な変
換が可能であってもよい。
【0061】次に、利用者(乙)は、利用者端末5を用
いて自己の利用者端末5に保存している個人所有情報(i
1)のアップロード処理を開始する(ステップS81)。
これにより、専用アダプタ6では、データ更新用アプリ
ケーション(ap)によって、利用者端末5から個人所有情
報(i1)を読み込んで、共通データ形式に変換する(ステ
ップS82)。そして、利用者(乙)は、利用者端末5
からシステム1’’へユーザID及びパスワードを送信
することにより、システム1’’へのログイン(Log-in)
処理を行う(ステップS83)。これにより、システム
1’’では、受信したユーザID及びパスワードに基づ
いて個人認証処理を行う(ステップS84)。利用者
(乙)が正当者であればログインが完了する(ステップ
S85)。
【0062】次に、利用者(乙)は、利用者端末5から
システム1’’へ個人所有情報(i1)のアップロードを行
う(ステップS86)。尚、その後のステップS87〜
S90は、上記第2の実施形態におけるステップS56
〜S59と同じであるため、その説明を省略する。
【0063】次に、図9を用い、利用者(乙)が個人所
有情報(i1)をダウンロードする場合について説明する。
図9に示すステップS91〜S97は、上記第1の実施
形態におけるステップS21〜S27と同じであるた
め、ステップS98から説明する。
【0064】システム1’’では、ステップS97によ
る個人所有情報(i1)の読み出し後、ダウンロード要求を
行った利用者端末5へ個人所有情報(i1)を送信する(ス
テップS98)。これにより、利用者端末5では、個人
所有情報(i1)のダウンロードを行う(ステップS9
9)。
【0065】次に、専用アダプタ6では、データ更新用
アプリケーション(ap)によって、利用者端末5から個人
所有情報(i1)を読み込んで、共通データ形式から利用者
端末5で保存可能なデータ形式に再変換した後に、個人
所有情報(i1)を利用者端末5に戻す(ステップS10
0)。これにより、利用者端末5では、個人所有情報(i
1)を図示していない自己のHDD等に保存(格納)する
(ステップS101)。
【0066】次に、利用者端末5は、システム1’’へ
更新処理完了通知を送信する(ステップS102)。こ
れにより、システム1’’では、更新処理完了通知を受
信して、全ての更新処理が終了する(ステップS10
3)。
【0067】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、専用アダプタ6を利用者端末5に接続することによ
り共通データ形式に変換することができるため、上記第
1及び第2の実施形態の効果に加え、上記第1の実施形
態のようにシステム1側で実行するデータ形式変換処理
を省略することができるという効果を奏する。また、第
2の実施形態のようにシステム1’側で実行するデータ
更新用アプリケーション(ap)送信処理を省略することが
できるという効果も奏する。
【0068】〔その他〕携帯電話機5からアップロー
ドした個人所有情報(i1)の内容と、他の利用者端末5で
あるPDA5からアップロードした個人所有情報(i2)
の内容が異なる場合には、一方の情報を他方の情報で補
完し、両方の情報の内容にしてダウンロードさせるよう
にしてもよい。例えば、個人所有情報(i1)の内容がX
で、個人所有情報(i2)の内容がYのときは、X+Yとし
て携帯電話機5にダウンロードさせる。また、個人所
有情報(i1)の内容がXで、個人所有情報(i2)の内容がX
+Yのときは、X+Yとして携帯電話機5にダウンロ
ードさせる。
【0069】更に、各実施形態においては、データ更新
用アプリケーション(ap)によって、個人所有情報(i1)の
データ形式を共通データ形式に変換したが、これに限る
ものではなく、全ての利用者端末5の製造時又は販売時
から共通データ形式に統一しておいてもよい。
【0070】また、各実施形態においては、個人所有情
報(i1)を保存、管理する場合について説明したが、これ
に限るものではなく、あらゆる情報(データ)を保存、
管理する場合であってもよい。
【0071】更に、図1に示すように、システム1は、
1つサーバ・コンピュータにより構築されている場合だ
けでなく、各手段(ステップの実行、手段の機能化)を
分割して2つ以上のコンピュータによって構築されてい
る場合であってもよい。
【0072】また、図1に示す各DB11,12は、シ
ステム1内に構築されている場合だけでなく、別の装置
やシステム内に構築されていてもよい。この場合、別の
装置やシステムは、システム1とは別の場所に設置さ
れ、システム1からインターネット2や専用線等を介し
て個人所有情報(i1)等の保存(格納)又は読出を行うこ
とができるようにしてもよい。
【0073】更に、上記実施形態におけるシステム1,
1’,1’’へのそれぞれのプログラム(p1),(p2),(p3)
の記録、インストール作業は、システム1,1’,
1’’で読み取り可能なそれぞれのプログラム(p1),(p
2),(p3)が記録されているCD−ROM等の記録媒体を
利用することによって行うことも可能である。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
利用者端末からアップロードされた個人所有情報のデー
タ形式を、予め定められた共通データ形式に変換してか
ら管理しておき、更に、他の利用者端末からダウンロー
ド要求があった場合には、共通データ形式をPDA5
用に変換してから送信することができる。そのため、他
の利用者端末においてわざわざ個人所有情報の更新入力
作業をする必要がない。しかも、更新した個人所有情報
は、システムで一元管理しているため、利用者が、どの
利用者端末はどこまで更新が進んでいるのかということ
を把握しておく必要もない。これにより、複数の利用者
端末がそれぞれ異なるデータ形式によって情報(デー
タ)を保存するものであっても、利用者端末毎の情報
(データ)の更新作業の負担を軽減することができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る個人所有情報管
理システム1を利用して、利用者端末5の利用者(乙)
に個人所有情報(i1)のアップロード及びダウンロードの
サービスを提供するための通信インフラストラクチャを
示した図。
【図2】システム1に構築されたデータ形式管理DB1
1を構成するデータ形式管理テーブル11’の概念図。
【図3】システム1に構築された個人所有情報管理DB
12を構成する個人所有情報管理テーブル12’の概念
図。
【図4】第1の実施形態に関する処理フロー図であり、
利用者端末5からのアップロード処理に応じた個人所有
情報(i1)の管理方法を示した処理フロー図。
【図5】第1の実施形態に関する処理フロー図であり、
利用者端末5からのダウンロード処理に応じた個人所有
情報(i1)の管理方法を示した処理フロー図。
【図6】第2の実施形態に関する処理フロー図であり、
利用者端末5からのアップロード処理に応じた個人所有
情報(i1)の管理方法を示した処理フロー図。
【図7】第2の実施形態に関する処理フロー図であり、
利用者端末5からのダウンロード処理に応じた個人所有
情報(i1)の管理方法を示した処理フロー図。
【図8】第3の実施形態に関する処理フロー図であり、
利用者端末5からのアップロード処理に応じた個人所有
情報(i1)の管理方法を示した処理フロー図。
【図9】第3の実施形態に関する処理フロー図であり、
利用者端末5からのダウンロード処理に応じた個人所有
情報(i1)の管理方法を示した処理フロー図。
【符号の説明】
1 情報管理システム 2 インターネット(通信ネットワークの一例) 3 携帯電話網(通信ネットワークの一例) 4 基地局 5 利用者端末 6 専用アダプタ(情報管理システム専用アダプタの一
例) 11 データ形式管理DB(データ形式管理部の一例) 11’ データ形式管理テーブル 12 個人所有情報管理DB(情報管理部の一例) 12’ 個人所有情報管理テーブル (p1) プログラム(情報管理システム用プログラムの一
例) (p2) プログラム(情報管理システム用プログラムの一
例) (p3) プログラム(情報管理システム用プログラムの一
例)
フロントページの続き (72)発明者 猿渡 竜 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 木下 健二郎 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B075 ND02 NR03 UU08 5B082 GA02 HA05 5B085 BC02 BG04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定情報をそれぞれ異なるデータ形式に
    よって保存可能な複数の利用者端末と通信ネットワーク
    を介して相互通信可能であり、前記複数の利用者端末か
    らアップロードされた各所定情報を管理する情報管理シ
    ステムであって、 前記複数の利用者端末のいずれかによりアップロードさ
    れた所定情報のデータ形式が予め定められている共通デ
    ータ形式ではない場合に、当該共通データ形式に変換す
    る第1のデータ形式変換手段と、 前記第1のデータ形式変換手段によって共通データ形式
    に変換した所定情報、又は前記アップロード時に既に共
    通データ形式になっている所定情報を管理する情報管理
    手段と、 前記複数の利用者端末のいずれかにより前記情報管理手
    段によって管理している所定情報のいずれかのダウンロ
    ード要求があった場合には、前記情報管理手段によって
    管理しているダウンロード要求対象の所定情報を読み出
    す情報読出手段と、 前記ダウンロード要求した利用者端末で保存可能なデー
    タ形式が共通データ形式ではない場合には、前記情報読
    出手段によって読み出した所定情報のデータ形式を、共
    通データ形式から前記ダウンロード要求した利用者端末
    で保存可能なデータ形式に変換する第2のデータ形式変
    換手段と、 前記第2のデータ形式変換手段によってデータ形式を変
    換した所定情報、又は前記ダウンロード要求した利用者
    端末で保存可能なデータ形式が共通データ形式の場合に
    はデータ形式を変換しない所定情報を、前記ダウンロー
    ド要求した利用者端末に送信する情報送信手段と、 を有することを特徴とする情報管理システム。
  2. 【請求項2】 所定情報をそれぞれ異なるデータ形式に
    よって保存可能な複数の利用者端末と通信ネットワーク
    を介して相互通信可能であり、前記複数の利用者端末か
    らアップロードされた各所定情報を管理する情報管理シ
    ステムであって、 前記複数の利用者端末のいずれかによりアップロード要
    求があった場合には、当該利用者端末で保存可能なデー
    タ形式から予め定められている共通データ形式への変換
    が少なくとも可能な第1のデータ更新用アプリケーショ
    ンを記憶しているか否かの確認要求を、前記アップロー
    ド要求した利用者端末に行う第1の確認要求手段と、 前記第1の確認要求手段による確認要求に応じて前記利
    用者端末から第1のデータ更新用アプリケーションを記
    憶していない旨の確認結果を受けた場合には、前記利用
    者端末へ前記第1のデータ更新用アプリケーションを送
    信する第1のアプリケーション送信手段と、 前記第1のアプリケーション送信手段による送信に応じ
    て前記利用者端末で共通データ形式に変換された所定情
    報又は前記利用者端末に保存時から既に共通データ形式
    になっている所定情報がアップロードされた場合に、当
    該アップロードされた所定情報を管理する情報管理手段
    と、 前記複数の利用者端末のいずれかにより前記情報管理手
    段によって管理している所定情報のいずれかのダウンロ
    ード要求があった場合には、前記共通データ形式から前
    記利用者端末で保存可能なデータ形式への変換が少なく
    とも可能な第2のデータ更新用アプリケーションを記憶
    しているか否かの確認要求を、当該利用者端末に行う第
    2の確認要求手段と、 前記第2の確認要求手段による確認要求に応じて前記利
    用者端末から第2のデータ更新用アプリケーションを記
    憶していない旨の確認結果を受けた場合には、前記利用
    者端末へ前記第2のデータ更新用アプリケーションを送
    信する第2のアプリケーション送信手段と、 前記情報管理手段によって管理しているダウンロード要
    求対象の所定情報を読み出す情報読出手段と、 前記情報読出手段によって読み出した所定情報を前記ダ
    ウンロード要求した利用者端末に送信する情報送信手段
    と、 を有することを特徴とする情報管理システム。
  3. 【請求項3】 所定情報をそれぞれ異なるデータ形式に
    よって保存可能な複数の利用者端末と通信ネットワーク
    を介して相互通信可能であり、前記複数の利用者端末か
    らアップロードされた各所定情報を管理する情報管理シ
    ステムを使用して前記各所定情報を管理する情報管理方
    法であって、 前記複数の利用者端末のいずれかによりアップロードさ
    れた所定情報のデータ形式が予め定められている共通デ
    ータ形式ではない場合に、当該共通データ形式に変換す
    る第1のデータ形式変換ステップと、 前記第1のデータ形式変換ステップによって共通データ
    形式に変換した所定情報、又は前記アップロード時に既
    に共通データ形式になっている所定情報を情報管理部で
    管理する情報管理ステップと、 前記複数の利用者端末のいずれかにより前記情報管理部
    で管理している所定情報のいずれかのダウンロード要求
    があった場合には、前記情報管理部で管理しているダウ
    ンロード要求対象の所定情報を読み出す情報読出ステッ
    プと、 前記ダウンロード要求した利用者端末で保存可能なデー
    タ形式が共通データ形式ではない場合には、前記情報読
    出ステップによって読み出した所定情報のデータ形式
    を、共通データ形式から前記ダウンロード要求した利用
    者端末で保存可能なデータ形式に変換する第2のデータ
    形式変換ステップと、 前記第2のデータ形式変換ステップによってデータ形式
    を変換した所定情報、又は前記ダウンロード要求した利
    用者端末で保存可能なデータ形式が共通データ形式の場
    合にはデータ形式を変換しない所定情報を、前記ダウン
    ロード要求した利用者端末に送信する情報送信ステップ
    と、 を前記情報管理システムに実行させることを特徴とする
    情報管理方法。
  4. 【請求項4】 所定情報をそれぞれ異なるデータ形式に
    よって保存可能な複数の利用者端末と通信ネットワーク
    を介して相互通信可能であり、前記複数の利用者端末か
    らアップロードされた各所定情報を管理する情報管理シ
    ステムを使用して前記各所定情報を管理する情報管理方
    法であって、 前記複数の利用者端末のいずれかによりアップロード要
    求があった場合には、当該利用者端末で保存可能なデー
    タ形式から予め定められている共通データ形式への変換
    が少なくとも可能な第1のデータ更新用アプリケーショ
    ンを記憶しているか否かの確認要求を、前記アップロー
    ド要求した利用者端末に行う第1の確認要求ステップ
    と、 前記第1の確認要求ステップによる確認要求に応じて前
    記利用者端末から第1のデータ更新用アプリケーション
    を記憶していない旨の確認結果を受けた場合には、前記
    利用者端末へ前記第1のデータ更新用アプリケーション
    を送信する第1のアプリケーション送信ステップと、 前記第1のアプリケーション送信ステップによる送信に
    応じて前記利用者端末で共通データ形式に変換された所
    定情報又は前記利用者端末に保存時から既に共通データ
    形式になっている所定情報がアップロードされた場合
    に、当該アップロードされた所定情報を情報管理部で管
    理する情報管理ステップと、 前記複数の利用者端末のいずれかにより前記情報管理部
    で管理している所定情報のいずれかのダウンロード要求
    があった場合には、前記共通データ形式から前記利用者
    端末で保存可能なデータ形式への変換が少なくとも可能
    な第2のデータ更新用アプリケーションを記憶している
    か否かの確認要求を、当該利用者端末に行う第2の確認
    要求ステップと、 前記第2の確認要求ステップによる確認要求に応じて前
    記利用者端末から第2のデータ更新用アプリケーション
    を記憶していない旨の確認結果を受けた場合には、前記
    利用者端末へ前記第2のデータ更新用アプリケーション
    を送信する第2のアプリケーション送信ステップと、 前記情報管理部で管理しているダウンロード要求対象の
    所定情報を読み出す情報読出ステップと、 前記情報読出ステップによって読み出した所定情報を前
    記ダウンロード要求した利用者端末に送信する情報送信
    ステップと、 を前記情報管理システムに実行させることを特徴とする
    情報管理方法。
  5. 【請求項5】 所定情報をそれぞれ異なるデータ形式に
    よって保存可能な複数の利用者端末と通信ネットワーク
    を介して相互通信可能であり、前記複数の利用者端末か
    らアップロードされた各所定情報を管理する情報管理シ
    ステムで用いる情報管理システム用プログラムであっ
    て、 前記複数の利用者端末のいずれかによりアップロードさ
    れた所定情報のデータ形式が予め定められている共通デ
    ータ形式ではない場合に、当該共通データ形式に変換す
    る第1のデータ形式変換手段と、 前記第1のデータ形式変換手段によって共通データ形式
    に変換した所定情報、又は前記アップロード時に既に共
    通データ形式になっている所定情報を管理する情報管理
    手段と、 前記複数の利用者端末のいずれかにより前記情報管理手
    段によって管理している所定情報のいずれかのダウンロ
    ード要求があった場合には、前記情報管理手段によって
    管理しているダウンロード要求対象の所定情報を読み出
    す情報読出手段と、 前記ダウンロード要求した利用者端末で保存可能なデー
    タ形式が共通データ形式ではない場合には、前記情報読
    出手段によって読み出した所定情報のデータ形式を、共
    通データ形式から前記ダウンロード要求した利用者端末
    で保存可能なデータ形式に変換する第2のデータ形式変
    換手段と、 前記第2のデータ形式変換手段によってデータ形式を変
    換した所定情報、又は前記ダウンロード要求した利用者
    端末で保存可能なデータ形式が共通データ形式の場合に
    はデータ形式を変換しない所定情報を、前記ダウンロー
    ド要求した利用者端末に送信する情報送信手段と、 を前記情報管理システムに機能させることを特徴とする
    情報管理システム用プログラム。
  6. 【請求項6】 所定情報をそれぞれ異なるデータ形式に
    よって保存可能な複数の利用者端末と通信ネットワーク
    を介して相互通信可能であり、前記複数の利用者端末か
    らアップロードされた各所定情報を管理する情報管理シ
    ステムで用いる情報管理システム用プログラムであっ
    て、 前記複数の利用者端末のいずれかによりアップロード要
    求があった場合には、当該利用者端末で保存可能なデー
    タ形式から予め定められている共通データ形式への変換
    が少なくとも可能な第1のデータ更新用アプリケーショ
    ンを記憶しているか否かの確認要求を、前記アップロー
    ド要求した利用者端末に行う第1の確認要求手段と、 前記第1の確認要求手段による確認要求に応じて前記利
    用者端末から第1のデータ更新用アプリケーションを記
    憶していない旨の確認結果を受けた場合には、前記利用
    者端末へ前記第1のデータ更新用アプリケーションを送
    信する第1のアプリケーション送信手段と、 前記第1のアプリケーション送信手段による送信に応じ
    て前記利用者端末で共通データ形式に変換された所定情
    報又は前記利用者端末に保存時から既に共通データ形式
    になっている所定情報がアップロードされた場合に、当
    該アップロードされた所定情報を管理する情報管理手段
    と、 前記複数の利用者端末のいずれかにより前記情報管理手
    段によって管理している所定情報のいずれかのダウンロ
    ード要求があった場合には、前記共通データ形式から前
    記利用者端末で保存可能なデータ形式への変換が少なく
    とも可能な第2のデータ更新用アプリケーションを記憶
    しているか否かの確認要求を、当該利用者端末に行う第
    2の確認要求手段と、 前記第2の確認要求手段による確認要求に応じて前記利
    用者端末から第2のデータ更新用アプリケーションを記
    憶していない旨の確認結果を受けた場合には、前記利用
    者端末へ前記第2のデータ更新用アプリケーションを送
    信する第2のアプリケーション送信手段と、 前記情報管理手段によって管理しているダウンロード要
    求対象の所定情報を読み出す情報読出手段と、 前記情報読出手段によって読み出した所定情報を前記ダ
    ウンロード要求した利用者端末に送信する情報送信手段
    と、 を前記情報管理システムに機能させることを特徴とする
    情報管理システム用プログラム。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6に記載の情報管理システ
    ム用プログラムを記録したことを特徴とする情報管理シ
    ステムで読み取り可能な情報管理システム用記録媒体。
  8. 【請求項8】 予め定められた共通データ形式の所定情
    報を管理する情報管理システムと通信ネットワークを介
    して相互通信可能であり、前記共通のデータ形式とは異
    なる所定のデータ形式によって前記所定情報を保存可能
    な情報管理システム対応利用者端末であって、 前記利用者端末で保存している所定情報の所定のデータ
    形式から前記共通データ形式への変換、及び前記情報管
    理システムから送信された所定情報の共通データ形式か
    ら前記所定のデータ形式への変換のうち、少なくとも一
    方の変換が可能な変換手段を有することを特徴とする情
    報管理システム対応利用者端末。
  9. 【請求項9】 予め定められた共通データ形式の所定情
    報を管理する情報管理システムと通信ネットワークを介
    して相互通信可能であり、前記共通のデータ形式とは異
    なる所定のデータ形式によって前記所定情報を保存可能
    な利用者端末に接続可能な情報管理システム専用アダプ
    タであって、 前記利用者端末で保存している所定情報の所定のデータ
    形式から前記共通データ形式への変換、及び前記情報管
    理システムから送信された所定情報の共通データ形式か
    ら前記所定のデータ形式への変換のうち、少なくとも一
    方の変換が可能な変換手段を有することを特徴とする情
    報管理システム専用アダプタ。
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