JP2001319069A - ファイル変換システム、ウェブサーバ、ファイル変換方法およびファイル変換プログラムを記録した媒体 - Google Patents

ファイル変換システム、ウェブサーバ、ファイル変換方法およびファイル変換プログラムを記録した媒体

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JP2001319069A
JP2001319069A JP2000139761A JP2000139761A JP2001319069A JP 2001319069 A JP2001319069 A JP 2001319069A JP 2000139761 A JP2000139761 A JP 2000139761A JP 2000139761 A JP2000139761 A JP 2000139761A JP 2001319069 A JP2001319069 A JP 2001319069A
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Takashi Ishidoshiro
敬 石徹白
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Melco Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者がファイルをダウンロードして使用す
るために特定のアプリケーションを用意したり、ブラウ
ザに特定のプラグインを追加したりする必要があった。
また、ファイルのアップロードに当たってファイル変換
を必要とすることもあった。 【解決手段】 ファイル変換サーバに変換対象ファイル
のフォーマットを変換可能な変換モジュールを用意する
とともに、必要に応じてモジュール提供サーバからも変
換モジュールの提供を受ける。これらの変換モジュール
を使用しつつ、変換対象ファイルのフォーマットを利用
者所望のファイルへ変換する。そして、当該変換に対す
る支払を請求する。従って、本サービスの提供を受ける
利用者は、自ら煩雑なファイルフォーマット変換作業を
行う必要はない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファイル変換シス
テム、ウェブサーバ、ファイル変換方法およびファイル
変換プログラムを記録した媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネット上では文書,画像の提供
を始め音楽データの提供等種々のサービスが行われてい
る。現在、インターネット上のホームページは基本的に
はhtmlで記述されるファイルのデータによってテキ
ストの表示等を行っているが、コンピュータにて文書や
画像等を扱うためのファイルフォーマットは多様であ
る。従って、多様なサービスを実現するために、htm
lによるテキスト表示のみならず、特定のアプリケーシ
ョンで表示できる文書ファイルや画像ファイルが当該ア
プリケーション用のファイルフォーマットでダウンロー
ド可能にされることが多い。このようなファイルフォー
マットにはそれぞれに利点と欠点とがあること等の理由
により、文書,画像等を扱うためのファイルフォーマッ
トは複数存在し、インターネットで使用されるファイル
フォーマットは一つのものに集約していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のインタ
ーネットにおけるサービス提供においては、以下のよう
な問題があった。すなわち、利用者があるファイルをダ
ウンロードして使用するためには、インターネット上で
提供されているファイルフォーマットを扱うことのでき
るアプリケーションを用意したり、ブラウザに特定のプ
ラグインを追加したりする必要がある。一方、インター
ネット上で所定のサービスを提供する者は、提供しよう
とするファイルのインターネット上でのファイルフォー
マットと、その文書,画像を作成するアプリケーション
のファイルフォーマットとが異なる場合には、フォーマ
ット変換を行ってからウェブサーバにファイルをアップ
ロードする必要があった。本発明は、上記課題にかんが
みてなされたもので、インターネット上のサービス利用
時あるいはサービス提供時に自らファイルフォーマット
変換を実行することなくサービス利用あるいは提供を行
うことが可能なファイル変換システム、ウェブサーバ、
ファイル変換方法およびファイル変換プログラムを記録
した媒体の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、変換対象ファイルのフォ
ーマット変換を実行するファイル変換サーバと変換対象
ファイルを所定フォーマットに変換する変換モジュール
を提供するモジュール提供サーバと利用者がファイル変
換要求を行うクライアントとを双方向通信を介して接続
してフォーマット変換済みファイルを提供するファイル
変換システムであって、上記ファイル変換サーバは、上
記変換対象ファイルを蓄積する変換対象ファイル蓄積手
段と、同変換対象ファイルについて指定された変換後の
フォーマットを取得するフォーマット取得手段と、上記
変換対象ファイルを所定フォーマットに変換可能な第一
の変換モジュールを蓄積する第一変換モジュール蓄積手
段と、同蓄積された第一変換モジュールと上記モジュー
ル提供サーバによって提供される第二の変換モジュール
とのいずれかまたは組み合わせを使用して上記蓄積した
変換対象ファイルを上記取得したフォーマットへ変換す
るフォーマット変換実行手段と、上記フォーマット変換
実行手段にて行うフォーマット変換に対する支払請求情
報を出力する支払請求情報出力手段とを具備し、上記モ
ジュール提供サーバは、上記変換対象ファイルを所定フ
ォーマットに変換可能な第二の変換モジュールを蓄積す
る第二変換モジュール蓄積手段と、同蓄積した第二の変
換モジュールを上記双方向通信を介して上記ファイル変
換サーバが使用可能に提供する第二変換モジュール提供
手段とを具備し、上記クライアントは、双方向通信を介
して上記ファイル変換サーバに対して上記変換対象ファ
イルの変換指示を行うファイル変換指示手段と、上記支
払請求情報出力手段が出力する支払請求情報を取得する
支払請求情報取得手段とを具備する構成としてある。
【0005】上記のように構成した請求項1にかかる発
明においては、変換対象ファイルのフォーマットをファ
イル変換サーバにて変換するにあたり、双方向通信を介
してクライアントから変換要求を受け、必要に応じてモ
ジュール提供サーバの変換モジュールを使用しつつフォ
ーマット変換を実行する。かかる変換を実現するため
に、上記ファイル変換サーバは変換対象ファイル蓄積手
段とフォーマット取得手段と第一変換モジュール蓄積手
段とフォーマット変換実行手段と支払請求情報出力手段
とを具備している。変換対象ファイル蓄積手段は変換対
象ファイルを蓄積し、フォーマット取得手段は同変換対
象ファイルについて指定された変換後のフォーマットを
取得する。さらに、第一変換モジュール蓄積手段は上記
変換対象ファイルを所定フォーマットに変換可能であ
る。また、モジュール提供サーバは第二の変換モジュー
ルを提供するようになっており、上記蓄積したファイル
についての変換後のフォーマットを取得すると、フォー
マット変換実行手段が第一変換モジュールと第二の変換
モジュールとのいずれかまたは組み合わせを使用して変
換対象ファイルを上記取得したフォーマットへ変換す
る。さらに、支払請求情報出力手段は上記フォーマット
変換実行手段にて行うフォーマット変換に対する支払請
求情報を出力する。
【0006】一方、上記モジュール提供サーバは第二の
変換モジュールを提供するために、第二変換モジュール
蓄積手段と第二変換モジュール提供手段とを具備してい
る。第二変換モジュール蓄積手段は上記変換対象ファイ
ルを所定フォーマットに変換可能な第二の変換モジュー
ルを蓄積し、第二変換モジュール提供手段は蓄積した第
二の変換モジュールを上記双方向通信を介して上記ファ
イル変換サーバが使用可能に提供する。さらに、上記ク
ライアントはファイル変換サービスの提供を受けるた
め、ファイル変換指示手段と支払請求情報取得手段とを
具備している。ファイル変換指示手段は双方向通信を介
して上記ファイル変換サーバに対して上記変換対象ファ
イルの変換指示を行うようになっており、支払請求情報
取得手段は上記支払請求情報出力手段が出力する支払請
求情報を取得するようになっている。
【0007】すなわち、所望ファイルのフォーマット変
換を行うに当たり、利用者がクライアントを介してファ
イル変換指示を行うと、ファイル変換サーバにおいて変
換対象ファイルのファイルフォーマット変換が行われ
る。従って、利用者は自らファイル変換を行う必要はな
い。また、当該変換にともなって生ずる変換料金に対す
る支払請求も双方向通信を介して行うので、利用者は一
連の変換作業から支払までの全てをクライアントコンピ
ュータの操作のみで完結することができて便利である。
【0008】ここで、フォーマットはファイルのデータ
によって所定の内容を表現するように決められた所定の
形式であり、特定のアプリケーションで扱うことを可能
にするための形式の他、画像や音声を表現するために標
準化された形式やファイル内のデータの記述法等を含
む。特定のアプリケーションで扱うことを可能にするた
めの形式には、例えば、「Microsoft Wor
d」で扱うファイルである「doc」ファイル(Mic
rosoftは米国マイクロソフト社の登録商標)や
「Acrobat Reader」で扱うファイルであ
る「pdf」ファイル(Acrobatは米国アドビシ
ステムズ社の登録商標)等がある。
【0009】標準化された形式としては、例えば、カラ
ー画像の圧縮形式である「gif」ファイルや「jpe
g」ファイル,音声圧縮形式である「wav」ファイル
や「ram」ファイル等がある。ファイル内のデータ記
述法としては、例えば、「html」ファイルとして決
められた形式がある。むろん、その他にもバイナリ形式
やテキスト形式等の進数表現形式,JIS,UNICO
DE等のコード体系等の種々の形式も含む。さらに、フ
ァイルの使用態様も様々であり、アップロードして使用
するもの、ダウンロードして使用するもののほか、ブラ
ウザのプラグイン等を使用してリアルタイムに使用する
ものも含む。
【0010】第一および第二の変換モジュールは上記変
換対象ファイルを所定のフォーマットから他のフォーマ
ットに変換可能であればよく、文書ファイルである上記
「doc」ファイルを他の文書ファイルである「pd
f」ファイルに変換したり、画像ファイルである「bm
p」ファイルを「gif」ファイルに変換することが考
えられる。さらに、ここでは、文書ファイルや画像ファ
イルの形式を変換することの他、画像ファイルを音声フ
ァイルに変換するというように全く他の種類のファイル
へ変換するモジュールを採用することもできる。例え
ば、楽譜をスキャナで取り込んだ画像に基づいて当該楽
譜通りの演奏音である音声ファイルを生成してもよい
し、テキストファイルから当該テキストを発声した状態
の音声ファイルを生成するようなことも考えられる。
【0011】また、ファイル変換サーバにおいて第一の
変換モジュールを蓄積していることから、利用者が要求
する変換を実行可能なモジュールが第一のモジュールと
して変換サーバに存在していれば、当該変換モジュール
を使用すればよい。ファイル変換サーバが利用者の要求
する変換を実行可能なモジュールを有していなくても、
モジュール提供サーバに蓄積された第二の変換モジュー
ルを使用して変換を実行すればよく、ファイル変換サー
バを運営する業者はあらゆるフォーマットの相互変換を
可能にする変換モジュールを用意する必要はない。ま
た、種々の業者がモジュール提供サーバを運営し得るよ
うなオープンなシステムを構築すれば、新たな業者の参
入や新たなフォーマット変換に対応可能な業者の参入を
促すこともできる。
【0012】本発明にかかるファイル変換サービスの提
供を受けるために利用者が実行する作業の態様は種々の
ものが考えられる。その構成の一例として、請求項2に
かかる発明は、上記請求項1に記載のファイル変換シス
テムにおいて、上記ファイル変換サーバの変換対象ファ
イル蓄積手段は、双方向通信を介して変換対象ファイル
を取得蓄積し、上記クライアントのファイル変換指示手
段は、双方向通信を介して変換対象ファイルを出力する
構成としてある。
【0013】上記のように構成した請求項2にかかる発
明においては、利用者はクライアントのファイル変換指
示手段によって、双方向通信を介して変換対象ファイル
を出力するようになっている。また、ファイル変換サー
バの変換対象ファイル蓄積手段は、当該出力された変換
対象ファイルを双方向通信を介して取得蓄積する。すな
わち、利用者はクライアントを操作して変換対象ファイ
ルをファイル変換サーバに送信して変換を行わせること
が可能であり、利用者所望の任意のファイルに対して本
発明にかかるファイル変換を実行することができる。む
ろん、変換済のファイルはそのままファイル変換サーバ
の所定のディレクトリに保存させるようにして、変換後
のファイルをウェブ上で提供することもできるし、変換
後のファイルの返信を受けて種々の用途に使用するよう
にすることもできる。
【0014】さらに、請求項3にかかる発明は、上記請
求項1または請求項2のいずれかに記載のファイル変換
システムにおいて、上記ファイル変換サーバの変換対象
ファイル蓄積手段は、複数のフォーマットに変換可能な
汎用ファイルを蓄積する構成としてある。上記のように
構成した請求項3にかかる発明においては、ファイル変
換サーバに蓄積される汎用ファイルを変換対象ファイル
とし、当該ファイルを複数のフォーマットに変換可能で
ある。
【0015】ここで、汎用ファイルは複数のフォーマッ
トに変換可能なファイルであればよく、例えば、「do
c」ファイルが「pdf」ファイルや「html」ファ
イルや「rtf」ファイル等に変換できるとき当該「d
oc」ファイルは汎用ファイルである。すなわち、ファ
イル変換サーバに一種類のファイルのみを蓄積している
だけで多種のファイルへの変換と提供が可能になる。む
ろん、一種類のファイルのみを蓄積しておくのみであら
ゆるファーマットに対応すれば、ファイル変換サーバの
ファイル蓄積容量の面で有利であるが、変換アルゴリズ
ムの複雑化を避けるためなどに、同一内容のファイルに
対して複数の汎用ファイルを蓄積するように構成するこ
ともできる。特に公益的なサービスを提供する者や多く
の人々がアクセスするウェブサーバを運用する業者は多
様なフォーマットに対応しつつ情報提供を行うことが要
求され、国際的なサービスを提供する者は他言語にて情
報を提供することが要求されるので、これらの者が本発
明を使用して好適である。
【0016】さらに、請求項4にかかる発明は、上記請
求項1〜請求項3のいずれかに記載のファイル変換シス
テムにおいて、上記フォーマット取得手段は、変換対象
ファイルに基づいて変換後のファイルフォーマットの指
定を取得する構成としてある。上記のように構成した請
求項4にかかる発明においては、フォーマット取得手段
は変換対象ファイルに基づいて変換後のファイルフォー
マットの指定を取得する。すなわち、利用者がファイル
変換フォーマットを指定することができるように構成す
ると、利用者の意志を明確にすることができて好適であ
るものの、利用者が明確に変換フォーマットを指定しな
くても変換フォーマットを判別することができる場合も
ある。
【0017】例えば、ウェブサーバに所定のホームペー
ジをアップロードする際に、所定のタグによって「ファ
イル名1.pdf」というファイルをダウンロード可能
にした「html」ファイルと「ファイル名1.do
c」というファイルを同時にアップロードした場合を想
定する。ことのき、利用者は当該「ファイル名1」とい
うファイル内容を「pdf」ファイルでウェブサーバに
蓄積したいのであろうと判別できる。そこで、このよう
に、同ファイル名で拡張子が異なるものを抽出し、「h
tml」ファイル内で記述された拡張子のファイルフォ
ーマットに変換するように構成すれば、アップロードの
際に利用者は変換フォーマットの指示を何ら意識するこ
となく変換を行わせることができる。
【0018】さらに、請求項5にかかる発明は、上記請
求項1〜請求項4のいずれかに記載のファイル変換シス
テムにおいて、上記第一変換モジュールと第二変換モジ
ュールとのいずれかまたは組み合わせでは、変換対象フ
ァイルの一部のデータを変換する構成としてある。上記
のように構成した請求項5にかかる発明においては、第
一のモジュールと第二のモジュールとにおいて変換対象
ファイルの一部のデータを変換可能であるので、「ht
ml」ファイル内の所定のタグによって指定されたファ
イルを変換した場合に、当該「html」ファイル内の
ファイル名の拡張子を変換して変換済ファイルを指定す
るように構成したりすることができる。他にも、「ht
ml」ファイル中のテキストを日本語から中国語のフォ
ントデータへ変換することによって他言語に対応させる
構成にすることなども可能である。
【0019】さらに、請求項6にかかる発明は、上記請
求項1〜請求項5のいずれかに記載のファイル変換シス
テムにおいて、上記支払請求情報出力手段は、上記フォ
ーマット変換実行手段によってファイル変換を実行する
度に支払請求情報を出力する構成としてある。上記のよ
うに構成した請求項6にかかる発明においては、支払請
求情報出力手段は、ファイル変換を実行する度に支払請
求情報を出力するので、利用者の変換要求毎に支払を完
結させることが可能であり、リアルタイムで利用者の変
換要求に応じるシステムに適用して好適である。
【0020】さらに、請求項7にかかる発明は、上記請
求項1〜請求項6のいずれかに記載のファイル変換シス
テムにおいて、上記支払請求情報出力手段は、上記フォ
ーマット変換実行手段によって複数回のファイル変換を
実行した後に支払請求情報を出力する構成としてある。
上記のように構成した請求項7にかかる発明において
は、支払請求情報出力手段は、複数回のファイル変換を
実行した後に支払請求情報を出力するので、会員登録を
行って変換回数の増加にともなって料金を下げること等
によって事業者は利用者を囲い込むことができるし、利
用者は変換のたびに細かい決済に煩わされることはな
い。
【0021】さらに、請求項8にかかる発明は、上記請
求項1〜請求項7のいずれかに記載のファイル変換シス
テムにおいて、上記支払請求情報出力手段は、複数の価
格体系による支払請求が可能である構成としてある。上
記のように構成した請求項8にかかる発明においては、
支払請求情報出力手段は複数の価格体系による支払請求
が可能であるので、同一ファイル変換サーバを利用する
利用者に対して選択肢を提供することが可能になる。従
って、複数の競業業者による価格競争を促して市場を活
性化することが可能になるし、利用者に対してコストパ
フォーマンスの高いサービスを提供することができる。
特に、いわゆるポータルサイトが当該ファイル変換サー
バによるサービスを提供するときに好適である。
【0022】さらに、請求項9にかかる発明は、所定の
ネットワークに接続されて利用者からアクセス可能なウ
ェブサーバであって、利用者から送信される変換対象フ
ァイルを取得する変換対象ファイル取得機能と、同利用
者に指定されるファイル変換フォーマットを取得する変
換フォーマット取得機能と、上記変換フォーマットの情
報に基づいて変換処理に必要なモジュールを提供するモ
ジュール提供機能と、同利用者に支払請求情報をメール
で通知する支払請求通知機能と、同利用者から送信され
る承諾を取得する承諾取得機能と、同承諾が得られたら
上記変換フォーマットの情報に基づくモジュールにて上
記変換対象ファイルを指定された変換フォーマットのフ
ァイルに変換するファイル変換実行機能と、同変換され
た変換済ファイルを上記利用者に提供する変換済データ
提供機能とを実行する構成としてある。
【0023】上記のように構成した請求項9にかかる発
明においては、所定のネットワークに接続されて利用者
からアクセス可能なウェブサーバにて利用者にファイル
変換サービスを提供する。このため、変換対象ファイル
取得機能では利用者から送信される変換対象ファイルを
取得し、変換フォーマット取得機能は同利用者に指定さ
れるファイル変換フォーマットを取得する。また、モジ
ュール提供機能によって上記変換フォーマットの情報に
基づいて変換処理に必要なモジュールが提供される。さ
らに、支払請求情報をメールで受領することが可能にな
っており、支払請求通知機能によって利用者に支払請求
情報をメールで通知する。利用者は当該支払請求情報を
認識して支払請求に対する承諾を返信し、承諾取得機能
にて利用者から送信される承諾を取得する。
【0024】この承諾が得られたら、ファイル変換実行
機能にて上記変換フォーマットの情報に基づくモジュー
ルにて上記変換対象ファイルを指定された変換フォーマ
ットのファイルに変換する。そして、変換済データ提供
機能にて同変換された変換済ファイルを上記利用者に提
供する。すなわち、利用者とウェブサーバとがメールに
よって支払請求情報や変換フォーマットをやりとりする
とともに、変換対象ファイルを添付ファイルとして扱う
ことによって、ウェブサーバにて利用者に対するインタ
ーフェースを特別に構築することなく本発明にかかるサ
ービスを提供することができる。
【0025】また、このような複数のコンピュータから
なるシステムにおいては各コンピュータで所定のプログ
ラムが実行され、同プログラムは上述の手段に対応した
所定の制御手順に従って処理を進めていく上で、その根
底にはその手順に発明が存在するということは当然であ
る。従って、本発明は方法としても適用可能であり、請
求項10および請求項11にかかる発明においても、基
本的には同様の作用となる。すなわち、必ずしも実体の
あるシステムに限らず、その方法としても有効である。
尚、上記発明において、汎用ブラウザは特定フォーマッ
トに対応するために特殊な作業を行っていないブラウザ
であればよく、例えば、特殊なプラグインを追加してい
ない状態のブラウザ等が該当する。
【0026】さらに、上述のように複数のコンピュータ
においては上記所定のプログラムが実行されるので、こ
れらのプログラムが記録された媒体として発明を捉える
こともできる。従って、請求項12にかかる発明におい
ても、基本的には同様の作用となる。ここで、コンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体は、磁気記録媒体であって
もよいし光磁気記録媒体であってもよいし、今後開発さ
れるいかなる記録媒体においても全く同様に考えること
ができる。また、一次複製品、二次複製品などの複製段
階については全く問う余地無く同等である。さらに、上
記媒体とは異なるが、供給方法として通信回線を利用し
て行なう場合であれば通信回線が伝送媒体となって本発
明が利用されることになる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように請求項1にかかる本
発明によれば、利用者自らファイル変換を行う必要がな
く、変換作業から支払までの一連の操作をクライアント
コンピュータの操作のみで完結することが可能なファイ
ル変換システムを提供することができる。また、請求項
2にかかる発明によれば、利用者所望の任意のファイル
に対して本発明にかかるファイル変換を実行することが
できる。さらに、請求項3にかかる発明によれば、ファ
イル変換サーバに少なくとも一種類のファイルのみを蓄
積しているだけで多種のファイルへの変換と提供が可能
になる。さらに、請求項4にかかる発明によれば、アッ
プロードの際に利用者は変換フォーマットの指示を何ら
意識することなく変換を行わせることができる。
【0028】さらに、請求項5にかかる発明によれば、
より多くの状況に対応することができる。さらに、請求
項6にかかる発明によれば、利用者の変換要求毎に支払
を完結させることが可能であり、リアルタイムで利用者
の変換要求に応じるシステム等に適用して好適である。
さらに、請求項7にかかる発明によれば、事業者は利用
者を囲い込むことが可能になり、利用者は変換のたびに
細かい決済に煩わされることはない。さらに、請求項8
にかかる発明によれば、複数の競業業者による価格競争
を促して市場を活性化することが可能になり、利用者に
対してコストパフォーマンスの高いサービスを提供する
ことができる。さらに、請求項9にかかる発明によれ
ば、利用者に対するインターフェースを特別に構築する
ことなく本発明にかかるサービスを提供可能なウェブサ
ーバを実現することができる。
【0029】さらに、請求項10にかかる発明によれ
ば、利用者自らファイル変換を行う必要がなく、変換作
業から支払までの一連の操作をクライアントコンピュー
タの操作のみで完結することが可能なファイル変換方法
を提供することができる。さらに、請求項11にかかる
発明によれば、ファイル変換サーバに少なくとも一種類
のファイルのみを蓄積しているだけで多種のファイルへ
の変換と提供が可能なファイル変換方法を提供すること
ができる。さらに、請求項12にかかる発明によれば、
利用者自らファイル変換を行う必要がなく、変換作業か
ら支払までの一連の操作をクライアントコンピュータの
操作のみで完結することが可能なファイル変換プログラ
ムを記録した媒体を提供することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にか
かるファイル変換システムを含むネットワークを概略図
により示している。また、図2はファイル変換サーバ2
0の概略構成を示しており、図3はクライアント30の
概略構成を示しており、図4はモジュール提供サーバ4
0の概略構成を示している。図1において、インターネ
ット網10には種々のコンピュータが接続可能であり、
その一つとしてファイル変換サーバ20やクライアント
30,モジュール提供サーバ40a,bが接続されてい
る。
【0031】本実施形態においては、ファイル変換サー
ビスを提供する事業者が特定のファイル変換サーバ20
を運営しており、サービス利用者は不特定のクライアン
ト30によってインターネット網10を介してファイル
変換サーバ20にアクセスしつつサービス提供を受け
る。また、ファイル変換サーバ20を運営する事業者は
複数のベンダと提携し、当該ファイル変換サーバ20内
に蓄積されていない変換モジュールの提供を受ける。こ
こで、ファイル変換サーバ20は特定のサーバであるが
必ずしも一台のサーバで構成する必要はなく、ミラーサ
ーバを構成することは可能である。
【0032】図2において、ファイル変換サーバ20は
通信インタフェース(I/F)21とハードディスク2
3とを備えており、図示しないCPU等によって実行さ
れるオペレーティングシステム(OS)22の制御下に
おいてウェブページ閲覧情報提供とファイル変換とが実
行可能に構成される。通信I/F21はTCP/IPに
よって上記インターネット網10にアクセスし、双方向
通信を行うことが可能であり、ウェブページ閲覧のため
のHTMLファイル25の出力や、変換対象ファイルの
入出力,支払請求情報の出力等がなされる。
【0033】ハードディスク23にはCGIプログラム
24とHTMLファイル25とdoc→pdf変換モジ
ュール26とbmp→gif変換モジュール27とが格
納されており、上記通信I/F21を介して入力される
変換対象ファイルを蓄積することもできる。ファイル変
換サーバ20はHTMLファイル25を所定のブラウザ
にて視認可能に提供しつつCGIプログラム24を実行
し、特定のウェブページ上で入力される変換フォーマッ
ト等の入力情報に基づいてdoc→pdf変換モジュー
ル26やbmp→gif変換モジュール27等を使用し
てファイル変換を行う。CGIプログラム24は上記入
力情報に応じて所定のプログラムを実行してファイル変
換サーバ20に対して所定の結果を戻すインタフェース
であり、本実施形態においては、入力情報中の変換フォ
ーマットに応じた変換モジュールを使用して利用者所望
のファイル変換を実行する。
【0034】ここで、CGIプログラム24は実行の際
にハードディスク23に格納されている変換モジュール
を認識しており、ファイル変換サーバ20内で変換対象
ファイルが変換できるか否かを判別する。そして、ファ
イル変換サーバ20内に変換対象ファイルを変換可能な
モジュールが存在しない場合には、提携ベンダのモジュ
ール提供サーバ40a,bに対して変換対象ファイルを
出力し、変換させた上で変換済ファイルを受信するよう
になっている。さらに、このような変換にともなって生
ずる支払請求情報を上記特定のウェブページ上に表示す
るための情報を出力するようになっており、本実施形態
においては、ファイル変換前に変換料金の見積情報を送
信することおよび実際に変換がなされたファイルの変換
料金情報を送信することが可能になっている。
【0035】図3はクライアント30の構成の一例であ
り、利用者がインターネット網10に接続することがで
きる任意のコンピュータがクライアント30となり得
る。同図において、クライアント30は通信I/F31
とハードディスク33とディスプレイ32aと入力装置
32bとを備えている。かかる構成および図示しないC
PU等によってOS32が実行され、利用者がディスプ
レイ32aを視認しつつ入力装置32bで所定の入力操
作を行い、種々のアプリケーションを実行することが可
能である。本実施形態においては、ハードディスク33
にはブラウザ34と変換対象ファイルが格納されてい
る。
【0036】また、通信I/F31はTCP/IPによ
って上記インターネット網10にアクセスし、双方向通
信を行うことが可能であり、ウェブページ閲覧のための
HTMLファイル25の受信や、変換対象ファイルの出
力,支払請求情報の受信等がなされる。従って、利用者
は入力装置32bにて所定の操作を行いブラウザ34を
起動することによって、インターネット網10に接続さ
れたファイル変換サーバ20が提供するHTMLファイ
ル25をダウンロードしてディスプレイ32aに表示さ
せ、閲覧することができる。
【0037】本実施形態においてはブラウザ34にてH
TMLファイル25を視認することによって本発明にか
かるファイル変換サービスが利用可能になっており、さ
らに利用者は当該変換サービスを受けると同時にウェブ
サーバとしてのファイル変換サーバ20に自己が作成す
るウェブページのソースデータをアップロードするよう
になっている。すなわち、ハードディスク33には自己
が作成するウェブページを視認可能にするHTMLファ
イルである「index.htm」ファイルと、当該
「index.htm」ファイル内のタグによりダウン
ロード可能にリンクされるファイルの元データとが格納
されている。
【0038】元データファイルとして、本実施形態では
「文書.doc」ファイルと「音声.wav」ファイル
と「画像.bmp」ファイルとが格納されており、これ
らの「文書.doc」ファイルと「音声.wav」ファ
イルと「画像.bmp」ファイルが本実施形態における
変換対象ファイルである。上記「index.htm」
ファイルにおいては、変換後のファイル名がダウンロー
ド対象ファイルとしてリンクしており、上記ファイル変
換サーバ20の所定ディレクトリに「index.ht
m」ファイルと変換後のファイルとを格納することによ
って適正なウェブページを表示することができる。さら
に、ブラウザ34でファイル変換を実行するウェブペー
ジを視認しつつ、この変換にともなって生ずる支払請求
情報を閲覧可能になっており、ファイル変換前の見積情
報およびファイル変換後の変換料金情報を受信して表示
するようになっている。
【0039】図4はモジュール提供サーバ40の構成の
一例であり、モジュール提供サーバ40は通信I/F4
1とハードディスク43とを備えており、図示しないC
PU等によって実行されるOS42の制御下において変
換対象ファイルの入出力とファイル変換とが実行可能に
構成される。通信I/F41はTCP/IPによって上
記インターネット網10にアクセスし、双方向通信を行
うことが可能であり、変換対象ファイルの入出力がなさ
れる。
【0040】ハードディスク43にはwav→ram変
換モジュール44が格納されており、上記通信I/F4
1を介して入力される変換対象ファイルを蓄積すること
もできる。モジュール提供サーバ40は上記ファイル変
換サーバ20から変換対象ファイルと変換フォーマット
に関する情報を受信し、当該情報に基づいてwav→r
am変換モジュール44を使用してファイル変換を行
う。さらに、当該変換済のファイルは上記通信I/F4
1を介して上記ファイル変換サーバ20に返信される。
むろん、このように変換毎に変換対象ファイルを送受信
する構成に限ることはなく、ファイル変換サーバ20内
に存在しない変換モジュールを提携ベンダから取得し、
ファイル変換は常にファイル変換サーバ20で行うよう
にすることもできる。
【0041】図5は利用者がクライアント30を操作
し、ブラウザ34によってファイル変換サーバ20にア
クセスして上記HTMLファイル25を閲覧している状
態のディスプレイ表示画面を示している。表示画面34
aはかかる状況を示しており、ファイル変換サーバ20
の変換サービス提供画面を指定するURLにアクセス
し、所定のHTMLファイル25を表示した状態であ
る。表示画面34aは送信ファイル選択ボックス34b
と参照ボタン34cと変換ファイル指定エリア34dと
見積ボタン34eと見積金額表示ボックス34fとアッ
プロードディレクトリ指定ボックス34gと実行ボタン
34hとクレジット番号入力ボックス34iとを備えて
いる。
【0042】送信ファイル選択ボックス34bはファイ
ル変換サーバ20に送信する複数のファイルを選択する
ためのボックスであり、参照ボタン34cをマウスでク
リックしてサブ画面を表示させつつクライアント30の
ハードディスク33に格納されたファイルから送信対象
のファイルをピックアップするようになっている。変換
ファイル指定エリア34dには複数のボックスが横に2
つ縦に複数個並べて構成されており、左側に表示させた
所定の拡張子のファイルのフォーマットを右側に表示さ
せた拡張子のファイルのフォーマットに変換させるよう
に指示するものである。
【0043】ここで、同図においては、当該変換ファイ
ル指定エリア34dにて「doc」ファイルを「pd
f」ファイルに変換し、「wav」ファイルを「ra
m」ファイルに変換し、「bmp」ファイルを「gi
f」ファイルに変換するように指示されている。また、
上記送信ファイル選択ボックス34bにて「inde
x.htm」ファイルと「文書.doc」ファイルと
「音声.wav」ファイルと「画像.bmp」ファイル
とが選択されている状況であるので、送信ファイル中の
「文書.doc」ファイルと「音声.wav」ファイル
と「画像.bmp」ファイルとが変換対象ファイルであ
る。
【0044】見積ボタン34eはファイル変換サーバ2
0と双方向通信を行ってファイル変換に対する見積金額
を表示させるものである。すなわち、上記送信ファイル
選択ボックス34bと変換ファイル指定エリア34dと
に所望の入力を行った状態で当該見積ボタン34eをマ
ウスでクリックすると、変換対象ファイルのフォーマッ
トとその容量および変換後のフォーマット等変換に必要
な情報をファイル変換サーバ20に対して出力する。こ
の結果、ファイル変換サーバ20は当該出力される情報
に基づいて変換にともなって生じる見積情報を出力し、
クライアント30は当該見積情報を基に見積金額表示ボ
ックス34fに見積金額を表示する。
【0045】一方、本実施形態においては上述のように
ファイル変換を実行するとともに変換済ファイルをファ
イル変換サーバ20内の所定ディレクトリにアップロー
ドすることが可能であり、アップロードディレクトリ指
定ボックス34gに利用者所望のパスを入力するように
なっている。さらに、利用者は変換に対する支払請求に
対してクレジットカードによる決済を行うようになって
おり、クレジット番号入力ボックス34iに利用者所有
のクレジット番号を入力するようになっている。この情
報は、ファイル変換実行指示とともにファイル変換サー
バ20に送信されて変換料金の決済に使用される。
【0046】利用者が送信ファイル選択ボックス34b
と変換ファイル指定エリア34dとアップロードディレ
クトリ指定ボックス34gとクレジット番号入力ボック
ス34iとに所望の入力を行った状態で実行ボタン34
hをクリックするとファイル変換が実行される。すなわ
ち、送信ファイル選択ボックス34bにて選択された送
信ファイルと変換ファイル指定エリア34dにて指示さ
れた変換フォーマットとがファイル変換サーバ20に送
信される。この結果、ファイル変換サーバ20では、変
換対象ファイルが指示通りのフォーマットに変換され、
変換済ファイルがアップロードディレクトリ指定ボック
ス34gにて指定されたディレクトリにアップロードさ
れる。このときの決済は、クレジット番号入力ボックス
34iに入力されたクレジット番号に基づいて行われ
る。
【0047】このようにして適正にファイル変換を実行
した後には、実行内容と請求料金の確認のためにファイ
ル変換サーバが所定の支払請求情報を出力し、ブラウザ
34の表示画面34aを変更させるようになっている。
図6は当該変更後のブラウザ34の表示画面34jを示
している。同表示画面においては、ファイル変換サーバ
20から出力される所定の情報に基づいて、受信したフ
ァイルと変換後のファイルを明示し、さらにアップロー
ドしたディレクトリを示すとともに受領したクレジット
番号と変換料金を明示して適正な処理が行われたことを
利用者が確認するように促すようになっている。
【0048】以下、上記構成における上記ファイル変換
サーバ20とクライアント30とモジュール提供サーバ
40にて実行されるファイル変換処理動作をフローチャ
ートに沿って説明する。図7はクライアント30におけ
る処理のうちファイル変換に関連した処理を示すフロー
チャートである。クライアント30ではブラウザ34の
表示画面34aをインタフェースにしてファイル変換を
実行させる。このため、ファイル変換に当たりステップ
S100ではハードディスク33に格納されたブラウザ
34を起動し、ファイル変換サーバ20の変換サービス
提供画面を指定するURLのHTMLファイル25をダ
ウンロードして表示画面34aを表示する。
【0049】ステップS110以降では、ブラウザ34
の機能として他のウェブページにジャンプ可能な状態に
しつつも表示画面34aにおける送信ファイル選択ボッ
クス34b等に対する入力待ちを行う。この入力待ち状
態においてステップS120では上記見積ボタン34e
がクリックされたか否かを判別している。同ステップS
120で見積ボタンがクリックされたと判別した場合に
は、ステップS130にて見積用データとして上記変換
対象ファイルのフォーマットとその容量および変換後の
フォーマット等変換に必要な情報がファイル変換サーバ
20に対して出力される。
【0050】見積用データが出力されるとファイル変換
サーバ20においては後述の処理によって見積金額情報
等を出力するので、ステップS140にて当該見積金額
情報等を受信するとともに見積金額表示ボックス34f
に見積金額を表示する。上記ステップS120にて見積
ボタンがクリックされたと判別しなかった場合およびス
テップS140の処理の後には、ステップS150にて
実行ボタンがクリックされたか否かを判別する。同ステ
ップS150にて実行ボタンがクリックされたと判別し
た場合には、上記ステップS110に戻って同様の処理
を繰り返す。
【0051】上記ステップS150にて実行ボタンがク
リックされたと判別したときには、ステップS160に
て上記変換ファイル指定エリア34dにて指示された変
換フォーマットとアップロードディレクトリ指定ボック
ス34gにて指定されたディレクトリ情報とクレジット
番号入力ボックス34iに入力されたクレジット番号情
報とをファイル変換サーバ20に対して出力する。ステ
ップS170では送信ファイル選択ボックス34bにて
選択された送信ファイルをファイル変換サーバ20に対
して出力する。
【0052】かかる処理によって変換に必要な情報と変
換対象ファイルとをファイル変換サーバ20に出力する
と、同ファイル変換サーバ20が指示通りの変換を行っ
て実行内容と請求料金の確認のための支払請求情報を出
力する。ステップS180ではかかる支払請求情報を受
信し、上記図6に示す表示画面34jを表示してファイ
ル変換サービスを終了する。むろん、ブラウザ34とし
ては起動し続けているので、上記図6の「OK」ボタン
をクリックすることにより初期画面に戻るための処理等
は可能である。このように本実施形態においては、ハー
ドウェアと当該ハードウェアを利用した処理とが上記構
成要件たる各手段を構成しており、主に、上記ステップ
S110の入力処理およびステップS150〜S170
の変換指示処理が上記ファイル変換指示手段を構成し、
上記ステップS120〜S140における見積処理およ
びステップS180の支払請求表示処理が上記支払請求
情報取得手段を構成する。
【0053】図8はファイル変換サーバ20におけるフ
ァイル変換サービスに関連した処理を示すフローチャー
トである。ファイル変換サーバ20は、ファイル変換サ
ービスを提供する前提としてインターネット網10に接
続されたウェブサーバとして機能しており、変換サービ
ス提供画面を指定するURLに任意のクライアントがア
クセスすることを待機している。利用者がクライアント
を使用して当該URLにアクセスすると、上記CGIプ
ログラム24が起動するとともにHTMLファイル25
をクライアントにダウンロードさせ、上記ブラウザ34
をインタフェースとしたファイル変換サービスを開始す
る。
【0054】ファイル変換サーバ20は上述のようにし
てブラウザ34に表示画面34aを表示させた後、ステ
ップS200にて上記ステップS130で出力する見積
用データを受信したか否かを判別している。同ステップ
S200にて見積用データを受信したと判別したときに
は、ステップS205にて当該受信データに基づいて変
換対象ファイルのフォーマットとその容量および変換後
のフォーマット等から変換料金を見積もる。さらに、上
記クライアントのブラウザ34に見積情報を表示させる
ように見積金額情報等を出力する。
【0055】一方、ファイル変換サーバ20は上記ブラ
ウザ34の実行ボタン34hのクリックによる実行要求
がなされたか否かを判別している。同ステップS210
にて実行要求がなされたと判別されたときには、ステッ
プS215では上記変換ファイル指定エリア34dにて
指示された変換フォーマットとアップロードディレクト
リ指定ボックス34gにて指定されたディレクトリ情報
とクレジット番号入力ボックス34iに入力されたクレ
ジット番号情報とを受信する。さらに、ステップS22
0では上記送信ファイル選択ボックス34bにて選択さ
れた送信ファイルを受信し、上記ハードディスク23に
格納する。
【0056】ステップS225以降では、上記受信した
情報に基づいて格納した送信ファイルに対する変換処理
を実行する。すなわち、ステップS225では上記指示
されたフォーマット変換に対応した変換モジュールがハ
ードディスク23内に格納されているか否かを判別す
る。具体的には、図5に示す例において、「文書.do
c」ファイルは「pdf」ファイルに変換するよう指示
されており、ハードディスク23内にはdoc→pdf
変換モジュール26が格納されている。従って、「文
書.doc」ファイルの変換に対応した変換モジュール
が格納されていると判別し、ステップS230にて上記
doc→pdf変換モジュール26を起動するとともに
ハードディスク23に格納された「文書.doc」ファ
イルを「文書.pdf」ファイルに変換する。
【0057】さらに、ステップS235にて上記送信フ
ァイルのうち、変換を行うように指示されたファイル全
ての変換が終了したか否かを判別し、上述の例において
は、「音声.wav」ファイルと「画像.bmp」ファ
イルとの変換が終了していないため再びステップS22
5の処理を実行する。「音声.wav」ファイルに対す
るステップS225の判別において、ハードディスク2
3には「wav」ファイルを「ram」ファイルに変換
可能なモジュールが格納されていないと判別する。本実
施形態では上記モジュール提供サーバ40にwav→r
am変換モジュール44が格納されていることから、同
モジュール提供サーバ40で指示通りのフォーマット変
換を実行する。
【0058】このため、ステップS240では上記変換
ファイル指定エリア34dにて「wav」ファイルに対
して指示された変換フォーマット情報を出力し、ステッ
プS245にて上記格納された「音声.wav」ファイ
ルを出力する。モジュール提供サーバ40では、当該変
換フォーマット情報に基づいて受信する「音声.wa
v」ファイルを「音声.ram」ファイルに変換して返
信するので、ステップS250にて当該「音声.ra
m」ファイルを受信する。
【0059】さらに、「画像.bmp」ファイルに対す
るステップS225の判別において、ハードディスク2
3には「bmp」ファイルを「gif」ファイルに変換
可能なbmp→gif変換モジュール27が格納されて
いると判別するので、ステップS230で同bmp→g
if変換モジュール27を起動し、「画像.gif」フ
ァイルを得る。このように、「文書.doc」ファイル
と「音声.wav」ファイルと「画像.bmp」ファイ
ルとを変換すると、ステップS235において全ての変
換対象ファイルの変換が終了したと判別する。そして、
ステップS255にて上記アップロードディレクトリ指
定ボックス34gに指定されたディレクトリである「/
server/top/」に上記「index.ht
m」ファイルと変換後の「文書.pdf」ファイルと
「音声.ram」ファイルと「画像.gif」ファイル
とを転送する。
【0060】この結果、URLとして「/server
/top/」を指定しつつウェブページを閲覧する任意
の利用者は、「index.htm」ファイルを閲覧す
るとともに「文書.pdf」ファイルと「音声.ra
m」ファイルと「画像.gif」ファイルとをダウンロ
ード可能になる。このようにして、ファイル変換と転送
とが終了すると、ファイル変換サーバ20はステップS
260にて変換実行内容と請求料金の確認のための支払
請求情報を出力する。この結果、上記クライアントにて
図6に示す表示画面34jが表示される。むろん、変換
料金にはモジュール提供サーバ40において行われる変
換に対する料金も含んでおり、本実施形態においては、
ファイル変換サーバ20を運営する事業者が当該料金を
も代理徴収するようになっている。
【0061】このように本実施形態においては、ハード
ウェアと当該ハードウェアを利用した処理とが上記構成
要件たる各手段を構成しており、主に、上記ステップS
220における変換対象ファイルの受信・格納処理が上
記変換対象ファイル蓄積手段を構成し、ステップS21
5における情報受信処理が上記フォーマット取得手段を
構成し、上記各変換モジュールを格納するハードディス
ク23が上記第一変換モジュール蓄積手段を構成し、ス
テップS225〜S250の変換処理が上記フォーマッ
ト変換実行手段を構成し、ステップS260の支払請求
情報出力処理が上記支払請求情報出力手段を構成する。
【0062】図9はモジュール提供サーバ40における
モジュール提供に関連した処理を示すフローチャートで
ある。モジュール提供サーバ40は自己に格納するモジ
ュールをファイル変換サーバ20が利用できるように提
供する前提として、インターネット網10を介してファ
イル変換サーバ20がアクセス可能な状態で待機してい
る。ステップS300においては、上記ファイル変換サ
ーバ20がモジュール提供サーバ40に対してアクセス
することによって変換モジュールの提供を要求したか否
かを判別している。
【0063】同ステップS300にて変換要求があった
と判別されたときには、ステップS310にて上記ステ
ップS240で出力される変換フォーマット情報を受信
し、ステップS320で変換対象ファイルである「音
声.wav」ファイルを受信する。そして、ステップS
330にてwav→ram変換モジュール44を起動し
て「音声.wav」ファイルを「音声.ram」ファイ
ルに変換し、ステップS340にて同変換済の「音声.
ram」ファイルを上記ファイル変換サーバ20に対し
て出力する。このように本実施形態においては、ハード
ウェアと当該ハードウェアを利用した処理とが上記構成
要件たる各手段を構成しており、主に、上記ハードディ
スク43が上記第二変換モジュール蓄積手段を構成し、
ステップS300〜S340の処理が上記第二変換モジ
ュール提供手段を構成する。
【0064】本実施形態においては変換対象ファイルの
変換毎に支払請求を行っており、ウェブページ上でのア
クセスによってリアルタイムで変換,課金等を実行する
ことができて好適であるが、他にもファイルの一括変換
や変換料金の一括請求等種々の態様を採用することがで
きる。図10は、本発明にかかるファイル変換システム
の第二の実施形態を示す概略構成図である。同図におい
ては、クライアント300の利用者は自己が利用する文
書ファイルとして「doc」ファイルを採用していたも
のであり、同クライアント300のハードディスク33
0には「ファイル1.doc」〜「ファイルn.do
c」の大量の「doc」ファイルが格納されている。か
かる状態において利用者はこれらの「doc」ファイル
と同様な内容のウェブページを新規に開設しようとして
いる。
【0065】利用者がファイルをアップロードするウェ
ブサーバ200には、当該利用者用のディレクトリとし
て「/homepage/top/」が与えられてお
り、さらに同ウェブサーバ200は本発明にかかるファ
イル変換サービスを提供するファイル変換サーバでもあ
る。従って、この第二の実施形態においても利用者は変
換対象ファイルをウェブサーバ200に対して出力する
とともに、所定のディレクトリに対してアップロードを
行うことができる。
【0066】利用者はアップロードに際して「doc」
ファイルを「htm」ファイルに変換するように指示し
つつ「ファイル1.doc」〜「ファイルn.doc」
の全てをウェブサーバ200に対して出力する。ウェブ
サーバ200においては、当該指示に基づいてdoc→
htm変換モジュール260を起動し、出力される「フ
ァイル1.doc」〜「ファイルn.doc」のそれぞ
れを「ファイル1.htm」〜「ファイルn.htm」
に変換し、ハードディスク230のディレクトリ「/h
omepage/top/」に格納する。
【0067】このように、本実施形態においてはウェブ
ページにて所望の閲覧を可能にするために、大量のファ
イルを一括して変換することが可能である。従って、フ
ァイル変換にともなって発生する利用者の手間はファイ
ル数量が増えても全く変化せず、自ら変換作業を行う必
要はない。特に、大量のデータを有する新規ウェブペー
ジを開設する利用者が大量のファイルを変換するとすれ
ば非常に手間がかかり、ウェブページ開設に対する障壁
となりうるので、本実施形態のようなサービスは新規ウ
ェブページ開設者が使用して好適である。この場合、上
記支払請求情報出力手段においては、むろん、一ファイ
ルの変換毎に支払請求を行うのではなく一括変換毎にま
とめて支払請求を行ったり、一定期間毎の変換料金をま
とめて請求するなどすれば好適である。
【0068】さらに、利用者による変換フォーマットの
指定方法も上記態様に限らず種々のものが考えられる。
図11は、本発明にかかるファイル変換システムの第三
の実施形態を示す概略構成図である。同図においては、
クライアント301の利用者はファイル変換サーバ20
1にアクセスして、所望の変換対象ファイルを変換さ
せ、変換済ファイルの返信を受けるようになっている。
本例においては、利用者は「html」ファイルと変換
対象ファイルとを同時に送信するようになっており、フ
ァイル変換サーバ201は「html」ファイル内のタ
グを判別して変換対象ファイルを利用者所望のフォーマ
ットに変換するようになっている。
【0069】図11に示した例においては、「htm
l」ファイルである「ファイルY.htm」の一部に
「<A HREF=”ファイルX.pdf”>」という
タグの記載があり、利用者は当該「html」ファイル
によって「pdf」フォーマットの「ファイルX」をダ
ウンロード可能にしようとしている。一方、利用者が最
初にクライアント301内に有しているファイルは「フ
ァイルX.doc」であり、当該ファイルをファイル変
換サーバ201にて「pdf」ファイルに変換させよう
とするものである。
【0070】利用者が「ファイルX.doc」と「ファ
イルY.htm」とをファイル変換サーバ201に送信
すると、ファイル変換サーバは「ファイルY.htm」
の上記タグにより「ファイルX」という名称のファイル
は「pdf」ファイルである必要があると判別する。そ
こで、図示しないdoc→pdf変換モジュールを起動
して「doc」ファイルを「pdf」ファイルに変換す
れば、上記「ファイルY.htm」にて適正に「ファイ
ルX」という名称のファイルを指定することとなり、利
用者の意志通りのフォーマット変換がなされることにな
る。
【0071】この後、ファイル変換サーバ201は「フ
ァイルY.htm」と変換済の「ファイルX.pdf」
をクライアント301に返信する。従って、利用者は当
該ファイルをウェブサーバにアップロードするなどして
所望の表示を行わせることが可能になる。むろん、ファ
イル変換サーバ201が上述の実施形態と同様にウェブ
サーバとして機能する構成も可能であり、かかる場合に
は、利用者は特に変換後のフォーマットを入力すること
なく所望のフォーマット変換を行わせることが可能であ
ると同時にアップロードも行うことができる。このよう
に、本実施形態では利用者が変換フォーマットを特別に
指示する必要がないので、上記「html」ファイル内
のリンク対象フォーマットを誤ることがなくなる。従っ
て、変換フォーマットが多種類であり、ダウンロードさ
せるためのリンクが複雑であればあるほど本実施形態に
よる変換は有用となる。
【0072】さらに、変換対象ファイルは利用者から送
信されるものに限られず、ファイル変換サーバに蓄積し
てあるファイルを変換対象として本発明にかかる変換サ
ービスを提供することも可能である。図12は、本発明
にかかるファイル変換システムの第四の実施形態を示す
概略構成図である。同図においては、クライアント30
2の利用者はウェブサーバとして運用されているファイ
ル変換サーバ202にアクセスし、所望のウェブページ
を閲覧するとともに所望フォーマットのファイルをダウ
ンロード可能になっている。ファイル変換サーバ202
のハードディスク232には所定のウェブページにアク
セスされることによって表示を行うための「inde
x.htm」と「ファイルZ.htm」とが格納されて
いる。
【0073】表示画面342aはクライアント302の
ブラウザによって「index.htm」を表示した状
態を示しており、「ファイルZ」を「htm」フォーマ
ットと「doc」フォーマットと「pdf」フォーマッ
トの3種類のフォーマットでダウンロードできるように
なっている。ここで、上記ハードディスク232には
「ファイルZ」が「htm」フォーマットのみで格納さ
れており、利用者が「doc」フォーマットあるいは
「pdf」フォーマットによるダウンロードを指定した
場合には、フォーマット変換を実行するようになってい
る。
【0074】このため、ファイル変換サーバ202はh
tm→doc変換モジュール262とhtm→pdf変
換モジュール272とが格納されている。本実施形態に
おいて利用者がブラウザにて表示画面342aを閲覧し
つつ「ファイルZ」を「pdf」フォーマットでダウン
ロードするように指示した場合には、htm→pdf変
換モジュール272が起動される。そして、ハードディ
スク232に格納された「ファイルZ.htm」が「フ
ァイルZ.pdf」に変換された上でクライアント30
2に送信される。従って、本実施形態においては、「i
ndex.htm」によるウェブページの提供者がダウ
ンロードファイルを単一のフォーマットで準備するのみ
で、利用者所望のフォーマットによって当該ファイルの
ダウンロードを実行させることが可能になる。このと
き、変換モジュールの提供者が「index.htm」
によるウェブページの提供者に対して変換にかかる支払
請求を行うと好適である。
【0075】さらに、本発明にかかる変換サービスを提
供するに当たり、利用者が利用するインタフェースは必
ずしもブラウザに限られない。図13,図14は、本発
明にかかる第五の実施形態を示す概念図である。同図に
おいては、メールサーバ203はウェブサーバであると
ともに、受信するメールのサブジェクトに所定に記載が
ある場合に添付ファイルのフォーマットを変換して返信
するようになっている。利用者が本実施形態にかかる変
換サービスの提供を受けようとする場合には、メールサ
ーバ203に対して必要事項を記載したメールを送信
し、同送信メールに変換対象ファイルを添付する。図1
3の新規メッセージ343aは、所定のメーラーにて変
換サービスを受ける際に最初に送信するメッセージを表
示した状態を示している。
【0076】本実施形態にかかる変換サービスの提供を
受ける利用者は「Server@****.ne.j
p」というメールアドレスにメールを送信する必要があ
り、新規メッセージ343aでは、「Client@*
***.ne.jp」というメールアドレスを有する利
用者が宛先に上記「Server@****.ne.j
p」を指定している状態を示している。さらに新規メッ
セージ343aではサブジェクトに「Convert
Request」と記載されており、かかる記載によっ
て利用者は変換サービスを受ける意思表示をするように
なっている。
【0077】メッセージ内容には、利用者所望の変換フ
ォーマットを指定するようになっており、新規メッセー
ジ343aにおいては「bmp」ファイルを「gif」
ファイルに変換するように指定してある。また、添付フ
ァイルとしては変換対象ファイルである「画像.bm
p」が選択してある。利用者がこのような新規メッセー
ジ343aを送信すると、メールサーバ203が同新規
メッセージを受信し、上記サブジェクトが「Conve
rt Request」であると判別することにより一
連のファイル変換サービスを開始する。
【0078】ここで、メールサーバ203は新規メッセ
ージ343aの添付ファイルを受信することによって変
換対象ファイルを取得し、新規メッセージ343aのメ
ッセージ部分の記載に基づいて指定されたファイル変換
フォーマットを取得する。メールサーバ203はこれら
の取得した情報に基づいて変換に対する支払請求額を計
算し、支払請求情報をメールにて返信する。図13の受
信メッセージ343bはこのようにして返信される支払
請求情報が記載されたメッセージである。同受信メッセ
ージ343bには、確認のために受信した変換対象ファ
イルである「画像.bmp」が記載されるとともに変換
料金が記載されており、さらに返信であることを示す
「>」に続けて上記新規メッセージ343aの内容が復
唱されている。
【0079】利用者に対しては当該受信メッセージ34
3bをもって支払請求情報が通知されるので、利用者は
変換フォーマットおよび変換料金等を確認した上で、か
かる変換実行に対する承諾を行う。本実施形態において
は、当該承諾もメールによって行われるようになってお
り、上記受信メッセージ343bをさらにメールサーバ
203に対して返信することによって承諾を行うことが
できる。利用者は承諾を与えるという意味で返信メッセ
ージ343cに自己のクレジット番号を記載するように
なっている。
【0080】利用者が返信メッセージ343cをメール
サーバ203に返信すると、メールサーバ203は返信
メッセージ343c内にクレジット番号があるか否かを
検出する。また、メールサーバ203は図示しない自己
のハードディスクに格納されたファイル変換モジュール
あるいは他のモジュール提供サーバに格納されたファイ
ル変換モジュールを使用してフォーマット変換を行うこ
とが可能になっている。そこで、上記返信メッセージ3
43c内にクレジット番号を確認した上で「bmp」フ
ァイルを「gif」ファイルに変換可能なモジュールを
使用しつつファイル変換を実行する。
【0081】この結果、本実施形態においては「画像.
gif」ファイルが得られ、この変換済ファイルもメー
ルによって利用者に提供される。すなわち、メールサー
バ203はファイル変換後に、さらにメールを返信する
とともに当該返信メールに変換済ファイルを添付する。
受信メッセージ343dはこのようにして利用者に対し
て返信されるメッセージを示しており、確認のために
「bmp」ファイルを「gif」ファイルに変換した旨
が記載されるとともに変換された「画像.gif」ファ
イルが添付される。従って、利用者は当該「gif」フ
ォーマットの当該画像ファイルを自由に使用可能にな
る。
【0082】さらに、上述の実施形態のようにファイル
全体のフォーマットを変換する態様のみならずファイル
の一部を変換することも可能である。図15は本発明に
かかる第六の実施形態を示す概略構成図である。同図に
おいては、クライアント304の利用者はウェブサーバ
204にアクセスし、クライアント304で使用する図
示しないブラウザで所望のウェブページを閲覧すること
が可能になっている。ここで、本実施形態においては、
利用者が自己の使用するブラウザにて設定した言語を意
識することなく、所望言語のウェブページを閲覧するこ
とができる。ウェブサーバ204においては、図示しな
いハードディスクの所定ディレクトリに任意の利用者が
アクセス可能な状態で「ファイルCH.htm」が格納
されている。
【0083】同図における例において、「ファイルC
H.htm」は中国語のデータにて構成されており、タ
グが汎用的な半角英数文字であるとともに表示文字等の
データは中国語文字データである。「html」ファイ
ルはウェブページを表示させるための記述形態であり、
所定の規則に従ったタグによって表示フォントやフォン
ト位置,サイズを指定するものである。一方、ウェブサ
ーバ204はCGIプログラム244とフォント→gi
f変換モジュール264とを備えており、「ファイルC
H.htm」へのアクセスとともに上記CGIプログラ
ム244が起動し、必要に応じて変換を実行しつつクラ
イアント304に対して「ファイルCH.htm」を出
力するようになっている。
【0084】すなわち、クライアント304で使用する
ブラウザの言語とウェブサーバ204に格納された「h
tml」ファイルのフォントデータとが異なる場合に、
そのまま「html」ファイルをダウンロードさせる
と、ブラウザで適正な表示を行うことができないため、
本実施形態においては、かかる文字部分を画像ファイル
に変換して出力するようになっている。図16は、CG
Iプログラム244が主に実行するウェブサーバ204
の処理フローを示している。同図において、ステップS
400ではクライアント304から上記「ファイルC
H.htm」の閲覧請求があったか否かを判別してい
る。
【0085】同ステップS400で「ファイルCH.h
tm」の閲覧請求があったと判別されたときには、ステ
ップS410にてクライアント304のブラウザがデフ
ォルトで出力する環境変数である「HTTP_ACCE
PT_LANGUAGE」を参照し、ブラウザの使用言
語が中国語であるか否かを判別する。本実施形態では図
15に示すようにクライアント304で使用しているブ
ラウザの使用言語は日本語(ja)である。従って、同
ステップS410においては使用言語は中国語であると
判別されず、ステップS420にて「ファイルCH.h
tm」中のフォントに関連したタグの抽出を行う。
【0086】図15に示す具体例においては、「<TI
TLE>〜</TITLE>」の部分や「<FONT
COLOR〜</FONT>」の部分がフォントに関連
したタグとして抽出される。そして、ステップS430
においてはフォント→gif変換モジュール264を起
動し、当該抽出されたタグ部分を当該タグの内容に即し
た「gif」ファイルに変換する。具体的には「<TI
TLE>〜</TITLE>」の部分は「TITLE.
gif」というファイルに変換され、「<FONT C
OLOR〜</FONT>」の部分は「TEXT1.g
if」というファイルに変換される。ここで、「htm
l」ファイルにおいてはタグによってフォントの色や表
示位置,サイズ等が指定されているので、変換後の「g
if」ファイルは当該「html」ファイル通りの表示
がなされるような文字画像データとなる。
【0087】さらに、ステップS440においては、変
換したタグを「gif」ファイルを表示するためのタグ
に置換する。すなわち、上記「<TITLE>〜</T
ITLE>」の部分は上記「TITLE.gif」を表
示するように「<IMG SRC=”TITLE.gi
f”>」というタグに変換される。同様に上記「<FO
NT COLOR〜</FONT>」の部分は上記「T
EXE1.gif」を表示するように「<IMG SR
C=”TEXT1.gif”>」というタグに変換され
る。ステップS450では上述のようにしてタグを置換
した「ファイルCH.htm」と変換後の「TITL
E.gif」と「TEXT1.gif」とをクライアン
ト304にダウンロードさせる。
【0088】この結果、クライアント304のブラウザ
では「ファイルCH.htm」に基づく表示がなされる
が、中国語文字部分は上記「gif」ファイルにリンク
されており、中国語文字が画像として表示される。この
結果、クライアント304のブラウザでいわゆる文字化
けを起こすことなく、「ファイルCH.htm」を作成
した者の意図通りの画面表示を行わせることができる。
【0089】このように、本発明においては、ファイル
変換サーバに変換対象ファイルのフォーマットを変換可
能な変換モジュールを用意するとともに、必要に応じて
モジュール提供サーバからも変換モジュールの提供を受
ける。これらの変換モジュールを使用しつつ、変換対象
ファイルのフォーマットを利用者所望のファイルへ変換
する。そして、当該変換に対する支払を請求する。従っ
て、本サービスの提供を受ける利用者は、自ら煩雑なフ
ァイルフォーマット変換作業を行う必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるファイル変換シス
テムを含むネットワークの概略図である。
【図2】ファイル変換サーバの概略構成を示す図であ
る。
【図3】クライアントの概略構成を示す図である。
【図4】モジュール提供サーバの概略構成を示す図であ
る。
【図5】ブラウザの表示画面を示す図である。
【図6】ブラウザの表示画面を示す図である。
【図7】ファイル変換に関連したクライアントの処理を
示すフローチャートである。
【図8】ファイル変換サービスに関連したファイル変換
サーバの処理を示すフローチャートである。
【図9】モジュール提供に関連したモジュール提供サー
バの処理を示すフローチャートである。
【図10】第二の実施形態を示す概略構成図である。
【図11】第三の実施形態を示す概略構成図である。
【図12】第四の実施形態を示す概略構成図である。
【図13】第五の実施形態を示す概念図である。
【図14】第五の実施形態を示す概念図である。
【図15】第六の実施形態を示す概略構成図である。
【図16】第六の実施形態におけるウェブサーバの処理
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…インターネット網 20…ファイル変換サーバ 21,31,41…通信インタフェース 22,32,42…オペレーティングシステム 23…ハードディスク 24…CGIプログラム 25…HTMLファイル 26…doc→pdf変換モジュール 27…bmp→gif変換モジュール 30…クライアント 32a…ディスプレイ 32b…入力装置 33…ハードディスク 34…ブラウザ 34a…表示画面 34b…送信ファイル選択ボックス 34c…参照ボタン 34d…変換ファイル指定エリア 34e…見積ボタン 34f…見積金額表示ボックス 34g…アップロードディレクトリ指定ボックス 34h…実行ボタン 34i…クレジット番号入力ボックス 34j…表示画面 40a,b…モジュール提供サーバ 43…ハードディスク 44…wav→ram変換モジュール

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変換対象ファイルのフォーマット変換を
    実行するファイル変換サーバと変換対象ファイルを所定
    フォーマットに変換する変換モジュールを提供するモジ
    ュール提供サーバと利用者がファイル変換要求を行うク
    ライアントとを双方向通信を介して接続してフォーマッ
    ト変換済みファイルを提供するファイル変換システムで
    あって、 上記ファイル変換サーバは、 上記変換対象ファイルを蓄積する変換対象ファイル蓄積
    手段と、 同変換対象ファイルについて指定された変換後のフォー
    マットを取得するフォーマット取得手段と、 上記変換対象ファイルを所定フォーマットに変換可能な
    第一の変換モジュールを蓄積する第一変換モジュール蓄
    積手段と、 同蓄積された第一変換モジュールと上記モジュール提供
    サーバによって提供される第二の変換モジュールとのい
    ずれかまたは組み合わせを使用して上記蓄積した変換対
    象ファイルを上記取得したフォーマットへ変換するフォ
    ーマット変換実行手段と、 上記フォーマット変換実行手段にて行うフォーマット変
    換に対する支払請求情報を出力する支払請求情報出力手
    段とを具備し、 上記モジュール提供サーバは、 上記変換対象ファイルを所定フォーマットに変換可能な
    第二の変換モジュールを蓄積する第二変換モジュール蓄
    積手段と、 同蓄積した第二の変換モジュールを上記双方向通信を介
    して上記ファイル変換サーバが使用可能に提供する第二
    変換モジュール提供手段とを具備し、 上記クライアントは、 双方向通信を介して上記ファイル変換サーバに対して上
    記変換対象ファイルの変換指示を行うファイル変換指示
    手段と、 上記支払請求情報出力手段が出力する支払請求情報を取
    得する支払請求情報取得手段とを具備することを特徴と
    するファイル変換システム。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載のファイル変換シス
    テムにおいて、 上記ファイル変換サーバの変換対象ファイル蓄積手段
    は、双方向通信を介して変換対象ファイルを取得蓄積
    し、上記クライアントのファイル変換指示手段は、双方
    向通信を介して変換対象ファイルを出力することを特徴
    とするファイル変換システム。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または請求項2のいずれか
    に記載のファイル変換システムにおいて、 上記ファイル変換サーバの変換対象ファイル蓄積手段
    は、複数のフォーマットに変換可能な汎用ファイルを蓄
    積することを特徴とするファイル変換システム。
  4. 【請求項4】 上記請求項1〜請求項3のいずれかに記
    載のファイル変換システムにおいて、 上記フォーマット取得手段は、変換対象ファイルに基づ
    いて変換後のファイルフォーマットの指定を取得するこ
    とを特徴とするファイル変換システム。
  5. 【請求項5】 上記請求項1〜請求項4のいずれかに記
    載のファイル変換システムにおいて、 上記第一変換モジュールと第二変換モジュールとのいず
    れかまたは組み合わせでは、変換対象ファイルの一部の
    データを変換することを特徴とするファイル変換システ
    ム。
  6. 【請求項6】 上記請求項1〜請求項5のいずれかに記
    載のファイル変換システムにおいて、 上記支払請求情報出力手段は、上記フォーマット変換実
    行手段によってファイル変換を実行する度に支払請求情
    報を出力することを特徴とするファイル変換システム。
  7. 【請求項7】 上記請求項1〜請求項6のいずれかに記
    載のファイル変換システムにおいて、 上記支払請求情報出力手段は、上記フォーマット変換実
    行手段によって複数回のファイル変換を実行した後に支
    払請求情報を出力することを特徴とするファイル変換シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 上記請求項1〜請求項7のいずれかに記
    載のファイル変換システムにおいて、 上記支払請求情報出力手段は、複数の価格体系による支
    払請求が可能であることを特徴とするファイル変換シス
    テム。
  9. 【請求項9】 所定のネットワークに接続されて利用者
    からアクセス可能なウェブサーバであって、 利用者から送信される変換対象ファイルを取得する変換
    対象ファイル取得機能と、 同利用者に指定されるファイル変換フォーマットを取得
    する変換フォーマット取得機能と、 上記変換フォーマットの情報に基づいて変換処理に必要
    なモジュールを提供するモジュール提供機能と、 同利用者に支払請求情報をメールで通知する支払請求通
    知機能と、 同利用者から送信される承諾を取得する承諾取得機能
    と、 同承諾が得られたら上記変換フォーマットの情報に基づ
    くモジュールにて上記変換対象ファイルを指定された変
    換フォーマットのファイルに変換するファイル変換実行
    機能と、 同変換された変換済ファイルを上記利用者に提供する変
    換済データ提供機能とを実行することを特徴とするウェ
    ブサーバ。
  10. 【請求項10】 インターネットを介して接続されるク
    ライアントからの要求に応じてウェブサーバにてファイ
    ル変換サービスを提供するファイル変換方法であって、 上記クライアントでは汎用ブラウザで上記ウェブサーバ
    が提供する情報を閲覧しつつ、ファイル変換要求を行う
    とともに変換対象ファイルと所望の変換フォーマットと
    を出力し、上記ウェブサーバでは変換要求がなされた変
    換対象ファイルを上記変換フォーマットに変換し、利用
    者所望のウェブサーバ上に当該変換済ファイルをアップ
    ロードし、あるいは、当該変換済ファイルを利用者に返
    信するサービスを行うとともに、インターネットを介し
    て当該変換料金を請求することを特徴とするファイル変
    換方法。
  11. 【請求項11】 インターネットを介して接続されるク
    ライアントからの要求に応じてウェブサーバにてファイ
    ル変換サービスを提供するファイル変換方法であって、 上記ウェブサーバには複数種類のファイルフォーマット
    に変換可能な汎用ファイルを蓄積し、利用者所望のファ
    イルフォーマットを指定しつつダウンロード可能な状態
    として閲覧情報を提供し、利用者が上記クライアントに
    て汎用ブラウザを使用して上記閲覧情報を閲覧しつつ所
    望のファイルフォーマットを指定してダウンロードを実
    行した際に、上記ウェブサーバにて上記汎用ファイルを
    指定ファイルフォーマットに変換して出力し、上記閲覧
    情報の提供者に対して変換料金を請求することを特徴と
    するファイル変換方法。
  12. 【請求項12】 変換対象ファイルのフォーマット変換
    を実行するファイル変換サーバと変換対象ファイルを所
    定フォーマットに変換する変換モジュールを提供するモ
    ジュール提供サーバと利用者がファイル変換要求を行う
    クライアントとを双方向通信を介して接続してフォーマ
    ット変換済みファイルを提供するファイル変換プログラ
    ムを記録した媒体であって、 上記ファイル変換サーバには、 上記変換対象ファイルを蓄積する変換対象ファイル蓄積
    機能と、 同変換対象ファイルについて指定された変換後のフォー
    マットを取得するフォーマット取得機能と、 上記変換対象ファイルを所定フォーマットに変換可能な
    第一の変換モジュールを蓄積する第一変換モジュール蓄
    積機能と、 同蓄積された第一変換モジュールと上記モジュール提供
    サーバによって提供される第二の変換モジュールとのい
    ずれかまたは組み合わせを使用して上記蓄積した変換対
    象ファイルを上記取得したフォーマットへ変換するフォ
    ーマット変換実行機能と、 上記フォーマット変換実行機能にて行うフォーマット変
    換に対する支払請求情報を出力する支払請求情報出力機
    能とを実現させ、 上記モジュール提供サーバには、 上記変換対象ファイルを所定フォーマットに変換可能な
    第二の変換モジュールを蓄積する第二変換モジュール蓄
    積機能と、 同蓄積した第二の変換モジュールを上記双方向通信を介
    して上記ファイル変換サーバが使用可能に提供する第二
    変換モジュール提供機能とを実現させ、 上記クライアントには、 双方向通信を介して上記ファイル変換サーバに対して上
    記変換対象ファイルの変換指示を行うファイル変換指示
    機能と、 上記支払請求情報出力機能が出力する支払請求情報を取
    得する支払請求情報取得機能とを実現させることを特徴
    とするファイル変換プログラムを記録した媒体。
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