JP2002041034A - 表示位置情報作成方法 - Google Patents

表示位置情報作成方法

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JP2002041034A
JP2002041034A JP2000222082A JP2000222082A JP2002041034A JP 2002041034 A JP2002041034 A JP 2002041034A JP 2000222082 A JP2000222082 A JP 2000222082A JP 2000222082 A JP2000222082 A JP 2000222082A JP 2002041034 A JP2002041034 A JP 2002041034A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間で簡易かつ正確にカーソルの表示デー
タを作成する。 【解決手段】 読み出された演奏データは、演奏部で演
奏されるが、楽音の発音タイミングになる毎に演奏は停
止される。停止時にポインタを音符上に位置させてマウ
スを操作した際のマウス入力検出部からの信号によりカ
ーソル表示位置を修正して、カーソル表示位置情報を作
成する。この際に、画面表示部に表示された楽譜データ
における該当する音符上でマウスをクリックすると、そ
の位置にカーソルが移動して表示されるようになるの
で、カーソル表示位置情報を容易にかつ正確に短時間で
作成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、グラフィック表示
された楽譜データに対応する楽曲データの進行に合わせ
て、その楽譜データ上を移動するカーソルの同期情報を
作成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、演奏データを演奏する際に、ディ
スプレイに演奏データに対応する楽譜データをグラフィ
ック表示することが行われている。この場合、グラフィ
ック表示された楽譜データ上を、演奏の進行に合わせて
カーソルが移動するようにされている。このカーソルを
表示させるデータは、グラフィック表示された楽譜デー
タにおける各音符の座標位置と、その音符に対応する演
奏データの発音タイミングを基に、その発音タイミング
においてカーソルをその音符上に表示させる表示位置デ
ータをそれぞれ作成するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、カーソルを演奏
されたタイミングで演奏された音符の上に移動するよう
にカーソルの表示位置データを作成する作業は、それぞ
れの音符の発音タイミングで、その音符の座標位置にな
るように表示位置データをそれぞれ手作業で逐次入力し
なければならず、多大な時間を要していた。また、その
ようにして作成した表示データを検証すると共に、修正
する作業にも多大な時間を必要とするという問題点があ
った。
【0004】そこで、本発明は短時間で簡易かつ正確に
カーソルの表示データを作成することのできる表示位置
情報作成方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の表示位置情報作成方法は、グラフィック表
示された楽譜データに対応する演奏データの演奏の進行
に合わせて、該楽譜データ上を移動させるカーソルを表
示するための表示位置情報を作成する方法であって、前
記楽譜データ上に表示されている各音符に対応する各楽
音を発音するタイミングに達する毎に、前記演奏の進行
を一時停止する第1ステップと、前記演奏の進行が一時
停止された際に、前記カーソルが当該音符上に表示され
るよう表示位置を調整する第2ステップと、前記カーソ
ルが当該音符上に位置した際のカーソルの座標データと
演奏開始からの経過時間情報とを、カーソル表示位置情
報とする第3ステップとを備え、該第3ステップにおい
て作成されたカーソル表示位置情報により、演奏データ
の演奏の進行に同期して、グラフィック表示された楽譜
データ上をカーソルが移動していくように表示される。
【0006】また、上記本発明の表示位置情報作成方法
において、前記第2ステップにおいて、画面表示されて
いるポインタを当該音符上に位置させて入力操作するこ
とにより、前記カーソルの表示位置を当該音符上に調整
することができるようにしてもよい。さらに、前記楽譜
データにおける音符上に表示されるカーソルの前記カー
ソル表示位置情報と、該音符に隣接する音符上に表示さ
れるカーソルの前記カーソル表示位置情報との間を補間
した第2のカーソル表示位置情報を作成する第4ステッ
プをさらに備え、該第4ステップにおいて作成された第
2のカーソル表示位置情報により、グラフィック表示さ
れた隣接する音符間を前記カーソルがほぼ等速で移動す
るように表示されるようにしてもよい。
【0007】このような本発明によれば、発音タイミン
グになる毎に演奏が停止されて、停止された際にカーソ
ルの表示位置を発音される楽音に対応するグラフィック
表示されている音符上に位置するよう調整することによ
り、カーソル表示位置情報を作成することができるよう
になる。また、マウスやトラックボール等のポインタ操
作手段によりポインタを表示された音符上に位置させ
て、クリックすることによりカーソルの表示位置を音符
上に表示されるよう調整することができる。これによ
り、カーソル表示位置情報を短時間で簡易かつ正確に作
成することができるようになる。さらに、楽譜データに
おける隣接する音符のカーソル表示位置情報を補間する
と、グラフィック表示された隣接する音符間をカーソル
がほぼ等速で移動するようになり、カーソルがスムース
に移動する表示を行えるようになる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の表示位置情報作成方法を
実施するハードウェア構成の一例を図1に示す。図1に
おいて、1はシーケンサ機能および音源を有しており、
演奏データを再生して楽音を出力することのできるコン
ピュータ装置である。コンピュータ装置1において、C
PU10は動作を制御する中央処理装置(Central Proc
essing Unit)であり、タイマ11は動作時の経過時間
を示したり、特定の間隔でタイマ割込を発生するタイマ
であり、自動演奏の時間管理等に使用される。ROM1
2は、CPU10が実行する本発明にかかる表示位置情
報を作成する表示位置情報作成プログラムや自動演奏プ
ログラム、および、各種データ等が格納されているRO
M(Read Only Memory)である。RAM13はコンピュ
ータ装置1におけるメインメモリであり、CPU10の
ワークエリア等が設定されるRAM(RandomAccess Mem
ory)である。
【0009】また、検出回路14は操作子2およびマウ
ス3を操作した際の操作情報を検出してバス18に送出
する検出回路であり、操作子2は多数のキーが配列され
ているパソコン用のキーボードや鍵盤であり、マウス3
はディスプレイ4の画面に表示されるポインタを操作す
るポインタ操作手段である。表示回路15はディスプレ
イ4に所定の表示を行うよう表示データをディスプレイ
4に送っている表示回路であり、ディスプレイ4には本
発明に係る表示位置情報作成プログラムが起動された際
に、演奏データに対応する楽譜データを表示することが
できるディスプレイである。外部記憶装置16は表示位
置情報作成プログラム等の各種アプリケーションプログ
ラムや、演奏データやイメージデータとされている楽譜
データ、および、作成されたカーソル表示位置情報等を
記憶可能な外部記憶装置であり、HDD(Hard Disk Dr
ive)、FDD(Floppy Disk Drive)、CD(Compact
Disk)−ROMドライブ、MO(Magneto Optical Dis
k)ドライブ、DVD(Digital Versatile Disk)ドラ
イブ等により構成することができる。音源回路17はC
PU10から供給された演奏データに基づいて楽音を生
成する音源回路であり、音源回路17で生成された楽音
はサウンドシステム5から放音される。
【0010】コンピュータ装置1において演奏データが
自動演奏される場合は、音源回路17で再生される楽音
の演奏データは、外部記憶装置16から演奏データに対
応するビットマップ形式等のデータとされた楽譜データ
と共に読み出され、RAM13に一時保存される。CP
U10はこの演奏データを解釈して発音パラメータを生
成し、発音パラメータを音源回路17に供給する。これ
により、音源回路17で生成された演奏データを再生し
た楽音がサウンドシステム5から放音される。同時に、
楽譜データは表示回路15に供給され、表示回路15に
よりディスプレイ4に演奏データに対応する楽譜データ
が図3に示すようにグラフィック表示されるようにな
る。この場合、図3に示すように演奏データの進行に同
期して楽譜データ上をカーソルCが移動していくように
されている。さらに、バス18は各ブロック間の情報の
受け渡しを行うバスである。上記したコンピュータ装置
1のハードウェア構成は、パーソナルコンピュータやワ
ークステーションと同様の構成とされている。
【0011】次に、図1に示すコンピュータ装置1で実
施する本発明にかかる表示位置情報作成方法を説明す
る。本発明にかかる表示位置情報作成方法は、図3に示
すようにディスプレイ4にグラフィック表示された楽譜
データ上を、楽譜データに対応する演奏データの進行に
同期して移動していくカーソルCのカーソル表示位置情
報を作成する方法である。この演奏データのデータ構造
の一例を図2に示す。演奏データは、ファイル化された
MIDIデータ等とされており、イベントとイベントと
の時間間隔を示すデュレーションデータと、イベントデ
ータとが交互に配置されて構成されている。イベントに
は、ノートオンやノートオフを送るノートメッセージ、
楽音をコントロールする情報を送るコントロールメッセ
ージ、メーカ固有のデータやその他のデータを送るエク
スクルーシブメッセージ等がある。ノートメッセージの
データ構造をさらに示すと、ノートメッセージは発音さ
せるチャンネル番号を示すチャンネルナンバ、発音する
音高を示すノートナンバおよび発音長を示すゲートタイ
ム情報から構成されている。
【0012】本発明にかかる表示位置情報作成方法を実
施する際には、コンピュータ装置1においてカーソル表
示位置情報を作成したい演奏データを選択して演奏させ
る。すなわち、外部記憶装置16から選択された演奏デ
ータが読み出される。この際に、当該演奏データに対応
するビットマップ形式等のイメージデータとされた楽譜
データも読み出される。読み出された演奏データはRA
M13のワークエリアに格納され、楽譜データは表示回
路15に供給され、表示回路15によりディスプレイ4
に演奏データに対応する楽譜データが図3に示すように
グラフィック表示されるようになる。
【0013】ここで、読み出された演奏データが図2に
示すデータ構造とされていたとすると、CPU10がこ
の演奏データの最初のイベント1のデータを解釈し、イ
ベント1のデータがノートメッセージの場合は発音パラ
メータを生成し、その発音タイミングであるデュレーシ
ョン1で示す時間が経過するまで待機する。そして、デ
ュレーション1で示す時間が経過した際に、演奏の進行
が停止される。このとき、ディスプレイ4に表示されて
いるカーソルCは初期位置に表示されているが、カーソ
ルCがグラフィック表示された楽譜データにおけるイベ
ント1に対応する最初の音符上に表示されているとは限
らない。そこで、マウス3を操作して最初の音符上にポ
インタをあわせてマウス3をクリック操作する。これに
より、カーソルCはクリックされた位置に移動するよう
になる。この場合は最初の音符上に、カーソルCが表示
されるようにする。カーソルCが所定の位置に表示され
たら操作子2における音符に対応する鍵、あるいはいず
れかの鍵を押鍵する。これを受けて、CPU10は最初
のイベント1のデータに対応する発音パラメータを音源
回路17に供給する。これにより、音源回路17で生成
されたイベント1のデータを再生した楽音がサウンドシ
ステム5から放音される。同時に、カーソルCのディス
プレイ4の表示画面における座標位置データが、演奏が
停止された際(デュレーション1で示す時間が経過した
時刻)のタイミング情報と共にRAM13のワークエリ
アに一時保存される。そして、イベント1におけるゲー
トタイム情報で示される時間が経過すると、CPU10
はそのノートオフデータを音源回路17に送り、楽音を
停止させる。
【0014】次いで、CPU10は演奏データから次の
デュレーション2のデータとイベント2のデータとを読
み出して、そのイベント2のデータを解釈し、イベント
2のデータがノートメッセージの場合は発音パラメータ
を生成し、その発音タイミングであるデュレーション2
の時間が経過するまで待機する。この待機状態において
カーソルCは、デフォルトの進行速度で図3に示す方向
に移動していくように表示されていく。そして、デュレ
ーション2の時間が経過した際に、演奏の進行が停止さ
れる。このとき、ディスプレイ4に表示されているカー
ソルCがグラフィック表示された楽譜データにおけるイ
ベント2に対応する音符上に表示されているとは限らな
い。そこで、マウス3を操作してイベント2に対応する
音符上にポインタをあわせてマウス3をクリック操作す
る。これにより、カーソルCはクリックされた位置に移
動するようになり、イベント2に対応する音符上に表示
されるようになる。カーソルCが所定の位置に表示され
たら操作子2における鍵を押鍵する。これにより、CP
U10はイベント2のデータに対応する発音パラメータ
を音源回路17に供給する。これにより、音源回路17
で生成されたイベント2のデータを再生した楽音がサウ
ンドシステム5から放音される。同時に、カーソルCの
ディスプレイ4の表示画面における座標位置データが、
デュレーション2で示す時間が経過した時刻のタイミン
グ情報と共にRAM13のワークエリアに一時保存され
る。そして、イベント2におけるゲートタイム情報で示
される時間が経過すると、CPU10はそのノートオフ
データを音源回路17に送り、楽音を停止させる。
【0015】このように、ノートメッセージのイベント
におけるデュレーションデータで示す時刻に達する毎に
演奏の進行が停止されて、カーソルCの表示位置を調整
してグラフィック表示された楽譜データの対応する音符
上に位置させることにより、カーソル表示位置情報を作
成することができる。このカーソル表示位置情報は図4
に示すように、表示画面におけるカーソルCのX座標と
Y座標との座標位置データと、演奏が停止された際のタ
イミング情報である演奏開始からの経過時間情報とから
なり、グラフィック表示されている楽譜データにおける
音符毎のカーソル表示位置情報とされてRAM13のワ
ークエリアに一時保存されている。そして、演奏データ
が終了して、楽譜データにおける全ての音符に対応する
カーソル表示位置情報が作成された際には、RAM13
に一時保存されていたカーソル表示位置情報をファイル
として外部記憶装置16に記憶することができる。
【0016】このように、発音タイミングになる毎に演
奏が停止され、その際にカーソルの表示位置を発音され
る楽音に対応する音符上に位置するよう表示位置を調整
することにより、カーソル表示位置情報を容易にかつ正
確に作成することができるようになる。そして、この表
示位置の調整は、ポインタを表示された音符上に位置さ
せて、マウス3をクリックすることによりカーソルの表
示位置を音符上に調整することができる。これにより、
本発明の表示位置情報作成方法によれば、カーソル表示
位置情報を短時間で簡易かつ正確に作成することができ
るようになる。
【0017】ところで、演奏データが選択されて自動演
奏される際に、楽譜データと共に該当するカーソル表示
位置情報も読み出されて演奏の進行に同期してカーソル
Cがグラフィック表示された楽譜データ上を移動してい
くように表示される。この際に、楽音が発音されるタイ
ミングでカーソルCはグラフィック表示された楽譜デー
タにおける該当する音符上に必ず位置して表示されるよ
うになる。また、グラフィック表示された楽譜データに
おける隣接する音符間をカーソルCが移動する速度は等
速とされる。このため、CPU10は隣接する音符にお
けるカーソル表示位置情報の演奏開始からの経過時間の
差を演算し、その間を補間した表示データを表示回路1
5に送ることにより、ディスプレイ4上においてカーソ
ルCが隣接する音符間を等速で移動するように表示して
いる。ただし、隣接する音符間を移動する速度は、隣接
する音符種類や音符間の表示間隔によりそれぞれ異なる
ことになる。
【0018】さらに、図3に示すように楽譜データが2
段で表示されている際には、上段(高音部)と下段(低
音部)とに関わらず、カーソルCを移動していく際に出
現する音符毎に、カーソル表示位置情報が作成されるよ
うになる。すなわち、図3に示すように上段および下段
の音符上の位置C1にカーソルCを表示させるカーソル
表示位置情報に続いて作成されるのは、下段の音符上に
表示される位置C2にカーソルCを表示させるカーソル
表示位置情報となり、次いで作成されるのは、上段およ
び下段の音符上に表示される位置C3にカーソルCを表
示させるカーソル表示位置情報となる。
【0019】次に、図5に示す機能ブロック図を参照し
て、本発明にかかる表示位置情報作成方法を説明する。
図5において、カーソル表示位置情報を作成する際に
は、外部記憶装置16から該当する演奏データを選択し
て読み出す(S1)。この際に、当該演奏データに対応
するビットマップ形式等のイメージデータとされた楽譜
データも外部記憶装置16から読み出される(S7)。
読み出された演奏データはRAM13のワークエリアに
格納されると共に、楽譜データはアプリケーションプロ
グラムの表示画面作成部(S8)に供給されて、演奏デ
ータに対応する楽譜データの表示画面データが作成さ
れ、表示回路15を通じて画面表示部であるディスプレ
イ4に図3に示すようにグラフィック表示されるように
なる(S9)。
【0020】読み出された演奏データは、演奏部を構成
するCPU10に取り込まれて最初のイベントのデータ
が解釈され、そのイベントのデータがノートメッセージ
の場合は発音パラメータが生成される。次いで、その発
音タイミングであるデュレーションで示す時間が経過す
るまで待機する。そして、デュレーションで示す時間が
経過した際に、演奏の進行が停止される。このとき、デ
ィスプレイ4に表示されているカーソルCを、グラフィ
ック表示された楽譜データにおける当該イベントに対応
する音符上に表示させるために、ポインタを当該音符に
合わせてマウス3をクリック操作する(S5)。これに
より、カーソルCの表示位置が当該音符上に移動し、ク
リックされた位置にカーソルCを表示するためのカーソ
ル表示位置情報が作成される(S6)。このカーソル表
示位置情報は、表示画面作成部である表示回路15に供
給され(S8)、画面表示部にグラフィック表示されて
いる楽譜データの該当する音符上にカーソルCが表示さ
れるようになる(S9)。
【0021】ここで、画面表示部にグラフィック表示さ
れている楽譜データの該当する音符上からずれてカーソ
ルCが表示されている場合は、対応する音符上にポイン
タをあわせてマウス3を再びクリック操作する(S5)
ことにより、カーソルCの表示位置を調整する。このよ
うな操作を繰り返すことにより、カーソルCを対応する
音符上に表示することができる。そして、カーソルCが
所定の位置に表示されたら操作子2における鍵を押鍵す
ると、鍵盤入力検出部である検出回路14が押鍵を検出
して、CPU10で生成された発音パラメータが演奏部
を構成する音源回路17に供給される。これにより、音
源回路17で生成されたイベントのデータを再生した楽
音がサウンドシステム5から放音される(S3)。同時
に、再生された楽音に対応する音符上にカーソルCを表
示させるカーソル表示位置情報が確定される。このカー
ソル表示位置情報は、図4に示すように画面表示部にお
けるカーソルCのX座標とY座標からなる座標位置デー
タと、演奏開始からの経過時間情報とから構成され、R
AM13のワークエリアに一時保存される(S6)。そ
して、そのイベントにおけるゲートタイム情報で示され
る時間が経過すると、CPU10はそのノートオフデー
タを演奏部を構成する音源回路17に送り、楽音を停止
させる(S3)。
【0022】次いで、同様の操作を繰り返すことによ
り、演奏データを演奏した際の各楽音に対応するグラフ
ィック表示された楽譜データの該当する音符上にカーソ
ルCを表示するためのカーソル表示位置情報を次々と作
成することができる。そして、演奏データが終了して、
楽譜データにおける全ての音符に対応するカーソル表示
位置情報が作成された際には、RAM13に一時保存さ
れていた各音符に対応するカーソル表示位置情報をファ
イルとして外部記憶装置16に記憶することができる。
これにより、カーソル表示位置情報を短時間で簡易かつ
正確に作成することができるようになる。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、発音タイミングになる毎に演奏が停止されて、停止
された際にカーソルの表示位置を発音される楽音に対応
するグラフィック表示されている音符上に位置するよう
調整することにより、カーソル表示位置情報を作成する
ことができるようになる。また、マウスやトラックボー
ル等のポインタ操作手段によりポインタを表示された音
符上に位置させて、クリックすることによりカーソルの
表示位置を音符上に表示されるよう調整することができ
る。これにより、カーソル表示位置情報を短時間で簡易
かつ正確に作成することができるようになる。さらに、
楽譜データにおける隣接する音符のカーソル表示位置情
報を補間すると、グラフィック表示された隣接する音符
間をカーソルがほぼ等速で移動するようになり、カーソ
ルがスムースに移動する表示を行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の表示位置情報作成方法を実施するハ
ードウェア構成の一例を示すブロック図である。
【図2】 演奏データのデータ構造の一例を示す図であ
る。
【図3】 本発明にかかる表示位置情報作成方法を説明
するためのグラフィック表示された楽譜データ上に表示
されたカーソルを示す図である。
【図4】 本発明にかかる表示位置情報作成方法により
作成されたカーソル表示位置情報のデータ構成を示す図
である。
【図5】 本発明の表示位置情報作成方法を説明するた
めの機能ブロック図である。
【符号の説明】
1 コンピュータ装置、2 操作子、3 マウス、4
ディスプレイ、5 サウンドシステム、10 CPU、
11 タイマ、12 ROM、13 RAM、14 検
出回路、15 表示回路、16 外部記憶装置、17
音源回路、18バス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グラフィック表示された楽譜データに対
    応する演奏データの演奏の進行に合わせて、該楽譜デー
    タ上を移動させるカーソルを表示するための表示位置情
    報を作成する方法であって、 前記楽譜データ上に表示されている各音符に対応する各
    楽音を発音するタイミングに達する毎に、前記演奏の進
    行を一時停止する第1ステップと、 前記演奏の進行が一時停止された際に、前記カーソルが
    当該音符上に表示されるよう表示位置を調整する第2ス
    テップと、 前記カーソルが当該音符上に位置した際のカーソルの座
    標データと演奏開始からの経過時間情報とを、カーソル
    表示位置情報とする第3ステップとを備え、 該第3ステップにおいて作成されたカーソル表示位置情
    報により、演奏データの演奏の進行に同期して、グラフ
    ィック表示された楽譜データ上をカーソルが移動してい
    くように表示されることを特徴とする表示位置情報作成
    方法。
  2. 【請求項2】 前記第2ステップにおいて、画面表示さ
    れているポインタを当該音符上に位置させて入力操作す
    ることにより、前記カーソルの表示位置を当該音符上に
    調整することができるようにしたことを特徴とする請求
    項1記載の表示位置情報作成方法。
  3. 【請求項3】 前記楽譜データにおける音符上に表示さ
    れるカーソルの前記カーソル表示位置情報と、該音符に
    隣接する音符上に表示されるカーソルの前記カーソル表
    示位置情報との間を補間した第2のカーソル表示位置情
    報を作成する第4ステップをさらに備え、 該第4ステップにおいて作成された第2のカーソル表示
    位置情報により、グラフィック表示された隣接する音符
    間を前記カーソルがほぼ等速で移動するように表示され
    ることを特徴とする請求項1記載の表示位置情報作成方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012035597A1 (ja) * 2010-09-13 2012-03-22 パイオニア株式会社 楽曲情報処理装置及び方法、コンピュータプログラム並びに記録媒体
WO2013005301A1 (ja) * 2011-07-05 2013-01-10 パイオニア株式会社 再生装置、再生方法、及びコンピュータプログラム

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WO2012035597A1 (ja) * 2010-09-13 2012-03-22 パイオニア株式会社 楽曲情報処理装置及び方法、コンピュータプログラム並びに記録媒体
WO2013005301A1 (ja) * 2011-07-05 2013-01-10 パイオニア株式会社 再生装置、再生方法、及びコンピュータプログラム

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