JP3067538B2 - 文字列表示色変更信号生成装置並びに文字列表示装置 - Google Patents

文字列表示色変更信号生成装置並びに文字列表示装置

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JP3067538B2
JP3067538B2 JP6208002A JP20800294A JP3067538B2 JP 3067538 B2 JP3067538 B2 JP 3067538B2 JP 6208002 A JP6208002 A JP 6208002A JP 20800294 A JP20800294 A JP 20800294A JP 3067538 B2 JP3067538 B2 JP 3067538B2
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真儀 河野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表示装置の画面に文字列
を表示させる装置に関し、特にカラオケ装置や歌詞表示
装置等に適したものに関する。
【0002】
【従来の技術】音楽再生装置の一つとしてのカラオケ装
置では、曲の再生に当り、一般に曲名や歌手、作曲家、
作詞家の情報とともに、その曲の歌詞が順次表示され、
使用者の便宜が図られている。ビデオディスクやCD−
G(CDグラフィクス)などのパッケージメディアを使
用したカラオケ装置では、アナログ画像またはイメージ
データとして記録した歌詞(文字列)を表示している。
また、使用者、すなわちカラオケの歌い手が歌詞をメロ
ディーに一致させて正しいタイミングで歌うための補助
的手段として、一般に表示された歌詞を示す文字列に沿
って、その表示色が順次変化してゆくようになされてい
る。
【0003】この場合、歌詞の色変わりは、カラオケデ
ータの作成時に、演奏に合わせて表示色変更エンコーダ
の手動レバーを担当者が耳で音楽を聴きながら手で操作
し、歌詞の表示色の変更速度を本来の歌詞の発声のタイ
ミングに合わせるよう変化させている。すなわち、この
ような人手の操作によって得られた歌詞の文字の表示色
の変更情報(色変わりデータ)によって色を順次変更さ
れた文字列がそのまま画像情報として記録され、再生さ
れることにより、カラオケ使用時においても、歌詞の表
示色が記録時と同様に変更されていく。
【0004】従来の一般的カラオケ装置では、かかる方
式によって記録され、再生時に歌詞の文字の表示色が変
更することで特に問題はなかった。ところが近年、「通
信カラオケ」と言われるシステムが開発され、既に用い
られるようになり事情が異なってきた。通信カラオケ
は、カラオケの演奏再生現場に設置した端末に対してホ
スト(ステーション)からSMF(スタンダードMID
Iファイル)形式のMIDI信号等により演奏データや
歌詞データをデジタル信号として送信するものである。
かかる通信カラオケ装置で歌詞の色変わりを行うために
は、歌詞の色を歌の速度に合わせて変えるための色変わ
りデータも一緒に送信する必要がある。
【0005】図10はかかる通信カラオケ装置の端末
側、すなわち再生装置を示すブロック図である。この図
の楽曲データベースを構成する各データの内容は以下の
とおりである。 演奏データ: 音源を制御するMIDIデータ。例え
ばノートオン、ピッチベンド、プログラムチェンジ等 歌詞データ: ディスプレイに表示する歌詞に関する
データ。歌詞を構成する文字の文字コード、文字表示位
置、文字・輪郭色、書体、ルビの範囲を指定するタグ
等。 色変わりデータ: 歌詞表示は歌い終わった部分とこれ
から歌う部分とが別々の色で表示されるが、その境界の
位置を示すデータ。 色変わりデータは色変わり制御部に渡り、実際の処理を
行う。色変わりデータの記述の頻度は (a) 色変わり位置が1画素変化するときに記述する (b) 適当な時間間隔(例えば1/60秒毎)に記述する の2通りの方法がある。上記(a)は画素の色の変化を忠
実に記述するものである。例えば画面を構成する横方向
の画素数が640画素あれば、歌詞の1行(1列又は1
段の文字列を1行とする)の色変わりに640回のメッ
セージが生成される。しかし、ディスプレイは例えば1
/60秒以下の画面の書き換えはできないので、それ以
下の短い間隔で色変わりデータの変化を記述しても意味
がない。そこで、ディスプレイの走査間隔(例えば1/
60秒)ごとに現在の色変わりの位置を記述する方法が
ある。これは(b)の方法である。この方法の場合、歌詞
の1行の色変わりに例えば3秒かかったら180回のメ
ッセージが生成される。
【0006】さらに、従来の通信カラオケ装置では、歌
詞などの文字はコード情報として送信されるので、その
表示の態様が限られていて、単に文字列を表示し、演奏
に合わせて、順次文字列の内容が更新されるにすぎなか
った。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の通信カラオ
ケ装置では、文字列の色変わりデータとしてかなりのデ
ータ量を送信しなくてはならず、通信コストの上昇、通
信時間の増大をもたらしていた。さらに従来の一般的カ
ラオケ装置であるビデオ信号の記録された光ディスクを
再生するシステムと比較した場合、従来の通信カラオケ
における文字表示の態様は、単純なものに限定されてお
り、例えば文字が時間に経過とともに鮮明となるフェー
ドイン、逆に徐々に薄くなるフェードアウト、さらに例
えばデュエットで歌う場合の2行に表示された男性と女
性の歌詞の色変わりが歌い手の交互の担当部分に合わせ
て、交互に行ったり、2行同時に色変わりする等の多彩
な表現を実現することができなかった。したがって、本
発明は画像に表示される文字列の色変わりデータ量を少
なくすることのできる文字列表示色変更信号生成装置及
び、かかるデータ量の少ない色変わり情報にて文字列の
正確な表示色の変更を行うことができる文字列表示装置
を提供することを第1の目的とする。
【0008】さらに本発明は、コード情報として送られ
る歌詞などの文字列の表示の態様を、イメージとして文
字がビデオ信号にて記録された光ディスクやビデオテー
プの再生の場合と同様に、多彩なものとすることができ
る文字列表示装置を提供することを第2の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために本発明では、文字列の表示色の変更を示す情報
である時刻情報と位置データから表示色の変更速度を算
出し、次に表示色の変更速度の変化率である加速度を算
出するようにし、初期速度と加速度及びその変更時刻を
送出するようにし、再生側では初期速度と加速度情報か
ら変更速度を得て、画像に表示された文字列の表示色を
変更するようにしている。
【0010】すなわち本発明によれば、楽曲の演奏デー
タ及び、前記演奏データに対応した歌詞を表示するため
の歌詞データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段から
読み出された演奏データによって前記楽曲を演奏する音
源部と、前記音源部からの演奏に合わせて前記記憶手段
から読み出された歌詞データによって前記楽曲の歌詞を
表示する歌詞表示手段と、前記歌詞表示手段によって表
示された歌詞の表示色を変更する色変わり制御手段と、
前記音源部から演奏される楽曲の演奏タイミングに合わ
せて前記色変わり制御手段の動作タイミングを入力する
色変わり入力手段と、前記色変わり入力手段の出力であ
る歌詞の色変わりの位置情報と、前記演奏タイミングを
示す時間情報とによって一定時間間隔の色変わりの位置
情報である色変わり1次データを生成するデータ収集手
段と、前記色変わり1次データを基に歌詞の色変わりの
初期速度データ、歌詞の色変わりの速度が変更される時
間を示す変更時刻データ及び前記変更される時刻におけ
る歌詞の色変わりの加速度データによって構成される色
変わり2次データを求める演算手段とを、有する文字列
表示色変更信号生成装置が提供される。
【0011】さらに本発明によれば、楽曲の演奏に合わ
せて前記楽曲の歌詞を表示する歌詞表示手段と、前記歌
詞表示手段によって表示された歌詞の表示色を変更する
色変わり制御手段と、前記楽曲を演奏する音源を動作さ
せるための演奏データ、前記演奏に合わせて前記楽曲の
歌詞を表示するための歌詞データ、前記色変わり制御手
段を制御するための色変わりデータを入力する入力手段
とからなる文字列表示装置であって、前記色変わりデー
タは、前記歌詞の色変わりの初期位置での初期速度デー
タ、歌詞の色変わりの速度が変更される時間を示す変更
時刻データ及び前記変更時刻における前記歌詞の色変わ
りの加速度データによって構成されており、前記色変わ
りデータによって前記色変わり制御手段を制御するよう
構成された文字列表示装置が提供される。
【0012】さらに上記第2の目的を達成するために、
複数行の文字列の各々について輝度変化を行うことがで
きるよう、行を指定するデータと輝度変化速度を指定す
るデータとを用いて、行毎の表示制御を行うことができ
るようにしている。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【作用】上記文字列の表示色の変更情報として加速度情
報を用いることにより、従来の通信カラオケ装置に比し
て極めて少ないデータ量で色変わりを正確に実現するこ
とができる。 また複数行の文字列の行毎の指定を行う
ことにより、輝度変化、色変化を多彩に行うことが可能
となり、フェードイン、フェードアウト、カットイン、
カットアウト、同一歌詞の繰り返し表示、デュエットの
場合の2行にわたる文字列の色変わりを部分的に交互に
行わせたり、同時に行わせる等のイメージ情報のビデオ
信号を再生した場合と同様のことが文字情報やその制御
信号をコード情報として送った場合でも効率よく正確に
かつ違和感なく実現することができる。
【0019】
【実施例】以下図面と共に本発明の好ましい実施例につ
いて説明する。図1は本発明の文字列表示色変更信号生
成装置の好ましい実施例のブロック図である。図1の文
字列表示色変更信号生成装置では予め作成した、演奏デ
ータと歌詞データの記憶されている記憶装置24からシ
ーケンサー22により、読み出して再生、表示する。す
なわち、シーケンサー22からの音声データ出力は音源
部30に与えられて、アナログ信号が発生し、内部のア
ンプで増幅され、スピーカ32に与えられる。また、シ
ーケンサー22からの歌詞データは歌詞表示部26に与
えられ、内部のキャラクタジェネレータから該当する文
字が選択されてディスプレイ28に文字列として示され
る。かかる状態で画面と音声をモニタリングしながら操
作者が色変わり入力装置10を操作する。色変わり入力
装置10は例えば可動レバーを持った装置であり、レバ
ーの移動位置に応じて画面上の色変わり位置が変化する
ような信号を生成するものである。すなわち、レバーの
位置情報をA/D変換器12でデジタル信号として色変
わり制御部14に与える。シーケンサー22により、演
奏を再生するときには基準となる時刻が必要であるの
で、タイマー20により、一定間隔の時刻データをシー
ケンサー22に入力し、定められたテンポで演奏する。
そのタイマー20の出力と、A/D変換器12を介して
供給される色変わり入力装置10からの位置情報をデー
タ収集部16で処理して、一定間隔の色変わり位置情報
を収集し、色変わり1次データを生成する。この方法で
は前述の(b)のデータを生成することができる。上記構
成は従来のものと同一である。本発明では、この色変わ
り1次データを演算器18にて後処理することにより色
変わり2次データとしての加速度データを得るようにし
ている。
【0020】図2は色変わり1次データから加速度デー
タ(色変わり2次データ)を得る手順を示すフローチャ
ートである。すなわち、演算器18はCPUとメモリ等
を有し、このCPUは図2のフローに従って動作して加
速度データを得るものである。色変わり1次データは等
間隔の時刻△tごとの色変わり位置情報sを記述したデー
タである。まず、このデータからs(t)の差分データを算
出する(ステップS1)。これが速度データv(t)とな
る。次に、vデータを平滑化し(ステップS2)、速度
の変化の傾向をだす。さらに、vデータを直線近似でき
る時間、すなわち等加速度運動とみなせる時間の区間
(例えば、1/60秒)を区切る時刻を算出する(ステ
ップS3)。この区間に対して、1区間前の加速度から
算出された区間の開始点の速度v(ti-1)と区間の終了点
のs(t)からこの区間の加速度を算出する(ステップS4
〜S6)。この処理を全区間に対して行った(ステップ
S6〜S8)後、元のsデータとの差分を全てのt値に対
して求め(ステップS9)、ある許容値を超えていたら
(ステップS10)区間算出の部分に戻って、分解能を
上げるために必要な部分の区間の再分割(ステップS1
1)を行い、以上の処理を繰り返す。
【0021】図3は歌詞を示す文字列の例としての「寒
い夜には星が降る」について色変わりするタイミングを
グラフ化したもので、時刻に対する位置情報を示すグラ
フAと、それから得られる速度データを示すグラフB
と、さらに、速度データから得られる加速度データを示
すグラフCを並べて示したものである。一般に、速度の
変化が不連続の部分では人間の知覚では「跳ねる、弾
む、キックする」というような躍動的な感覚を持つ。歌
詞の色変わり位置は滑らかに移動しないと歌いにくいの
で、速度の代りに加速度で色変わりを記述することによ
り、歌いやすく、データ量の少ない色変わりデータの記
述が可能になる。
【0022】上述の方法で得られた加速度データなどは
歌詞データとともにカラオケの再生機に与えられる。M
IDI信号を用いた通信カラオケ装置の場合は、ホスト
(ステーション)からSMFのデータフォーマットに従
ってMIDI信号による演奏情報や文字情報がコードと
して端末に送信される。また、必要に応じて画像情報な
ども付加することができる。色変わりデータとしては加
速度データとその変更時刻データ、さらに初期速度デー
タがSMFのMIDIイベントのコントロールチェンジ
コード又はシステムエクシクルーシブイベントとして送
られる。上記各イベントは周知のようにデルタタイム
(△t)と対になっており、再生時のタイミング制御が
的確に行われる。初期速度データは、例えば横方向に並
んだ1行の文字列の最初の文字(図3の例では「寒」)
の左端部分等の開始位置等の基準位置における速度デー
タである。速度データは、この初期速度さえわかれば、
その後は加速度データとその変更時刻データから次々と
得ることができるので、上記最初の基準位置についての
み速度データを送ればよい。端末の構成は図10に示し
たものと同様のブロック構成となるが、色変わり制御部
62は初期速度、加速度及びその変更時刻を用いて、速
度データを生成し文字列の色変わり制御を行うよう構成
されている点で、従来の端末とは異なる。
【0023】次に本発明の文字列の行毎の表示態様を制
御可能な文字列表示装置の第1実施例について説明す
る。図4は本発明の文字列表示装置の第1実施例のブロ
ック図である。図4に示した文字列表示装置は通信カラ
オケ装置における端末側の一部を示したものであり、こ
の端末はISDN等の高速デジタル回線又は一般公衆回
線を介して図示しないホスト(ステーション)に接続さ
れ、ホストから必要に応じて先の例と同様にMIDI信
号の形態の演奏情報が必要に応じて送られる。また演奏
情報に加えて、文字情報とその制御情報や画像情報等が
送信される。
【0024】図5は文字情報の制御情報のデータフォー
マットを示す図であり、図6は画面に表示された文字列
の表示態様が制御されて時間の経過とともに変化する様
子を示す図である。図4のブロック図において楽曲デー
タベース40は例えばハードディスク装置のような大容
量メモリにより構成され、数千曲分の歌詞データ、その
色変わりデータ及びフェードデータが格納されている。
また、必要に応じてホストから図示しない通信回線を介
して新たな曲のデータの追加を行うことができる。シー
ケンサー42はタイマー44からの時刻情報を基に歌詞
データ、色変わりデータ、フェードデータを各々歌詞表
示部46、色変わり制御部62、フェードデータ生成部
48へ送る。
【0025】キャラクタジェネレータ50は歌詞表示部
46に文字フォントを送るものである。行ブロックバッ
ファ52は複数行の文字データを行毎に一時記憶するも
ので、その行毎の出力データは行ブロック輝度制御部5
6に送られ、ここで行ブロック輝度レジスタ54からの
行毎の制御信号により、行毎の文字の輝度が制御され
る。色変わり制御部62は文字列の表示色を変更させる
ものであり、その出力信号は歌詞表示部46に与えられ
る。フェードデータ生成部48は図5に示すフォーマッ
トの制御データを受けて、行毎の制御を行うべく、行毎
の制御信号を作り、行ブロック輝度レジスタ54へ送出
する。表示行ブロック選択回路58は行ブロック輝度制
御部56の出力信号を受けて画面上の表示位置を決定し
てビデオ信号を作るものであり、このビデオ信号がディ
スプレイ60へ送られ、単独で、又は図示しない映像信
号回路からの信号による画像に重ねて文字を表示する。
【0026】図6は文字列が画像P1にて示されるよう
に3行表示され、そのうちの一番上の第1行目(行ブロ
ック1)がフェードアウトする様子を示している。すな
わち画像P2でフェードアウトが開始すると、時間の経
過とともに行ブロック1の文字が画像P3に示すように
少しずつ薄くなり、その後、画像P4に示すように行ブ
ロック1は完全に消えてしまう。図6に示したものは一
例にすぎず、次に示すように、モード1〜4のいずれか
を2ビットで指定し、図5のデータフォーマットに示す
ように、輝度変化の速度を3ビットで指定し、8ビット
の段マスクにより最大8行までのいずれかの行を指定す
ることができる。かかるデータは前述の場合と同様にS
MFのMIDIイベントのコントロールチェンジコード
又はシステムエクシクルーシブイベントとして送ること
ができる。
【0027】本実施例では文字列の色変わりの手法につ
いては特定していないが、先に示した加速度データを用
いることもできるし、従来と同様の方法で用いることも
できる。次に上記4つのモードについて説明する。 モード1:ページ替え このメッセージの直近に定義されたページに切り替わ
る。現在表示中のものがあればカットアウト(瞬間的に
消失)される。行ブロックマスクが1の行は直ちに表示
(カットイン)され、0のものは表示されない。各行の
色変わりデータは初期値になる。 モード2:ページ再開始 現在表示中のページが初期化される。ページが切り替ら
ない点を除いてモード1と同様である。このモードは同
じ文字データを再度表示するものであり、色変わり位置
は開始位置になる。 モード3:フェードイン 現在表示中のページの指定した行がフェードインする。
既に表示されているときにはなにも起きない。行の指定
は行ブロックマスクを使う。1が立っている行がフェー
ドインする。色変わりデータは変化しない。フェードイ
ンの速度は8段階で指定する。 モード4:フェードアウト 現在表示中のページの指定した行がフェードアウトす
る。既に消えている場合は何も起きない。行の指定は行
ブロックマスクを使う。1が立っている行がフェードイ
ンする。色変わりデータは変化しない。フェードインの
速度は8段階で指定する。
【0028】このように図4〜6に示した実施例では、
各行ごとにフェードの処理を独立して行えるので、歌詞
の表示以外にも、例えばメドレーの曲名表示等、歌詞と
は同期せずにフェードさせることが可能となる。
【0029】次に本発明の文字列の行毎の表示態様を制
御可能な文字列表示装置の第2実施例について説明す
る。この実施例は図7のブロック図に示すように、全体
構成は図4の第1実施例と共通している部分が多く、相
違点は、色変わり制御部64が行毎の色変わりデータを
同時に行ブロックバッファ52に出力している点であ
る。この構成により複数行の色変わりを同時に行った
り、1行の一部分の色変え後、他の行の一部分の色変え
を行う等多彩な表示を行うことができる。なお色変わり
データとしては加速度データを用いることもできるし、
従来と同じ方法で作られたデータを用いることもでき
る。本実施例においても先の第1実施例同様にフェード
データを用いた文字の輝度変更を行うことができる。
【0030】図8は文字列表示装置の第2実施例におけ
る色変わりデータのフォーマットを示す図である。図9
は画面上の表示例を示す図である。図8のデータフォー
マットにおいて最初の第1ビットで速度と加速度のいず
れか一方をモード指定している。次に3ビットで第1〜
第8行目の文字列の1つを指定し、最後の8ビットで速
度データ又は加速度データのいずれかを示す。
【0031】図9の表示例において画像P5〜P7は時
間の経過とともに変化する色変わりの状態を示してお
り、表示色の変更された部分は分り易いように枠で囲ん
で示してある。例えば男性と女性によるデュエットの場
合、歌詞を交互に歌ったり、一緒に同時に歌ったりする
ためのガイドを的確に行うために図9に示したような態
様で複数行の文字列の表示色を同時に又は交互に等種々
の態様で変化させることができる。
【0032】前述の初期速度とその後の加速度データを
用いて図9に示した表示例を実現するためには、例えば
MIDI信号のイベント情報として図に示すような記述
を行っておく。
【0033】△t0 色変わり 行1 速度v1 △t1 色変わり 行1 加速度−α1 △t2 色変わり 行2 速度v2 △t3 色変わり 行2 加速度−α2 △t4 色変わり 行1 加速度α3
【0034】すなわち、各時刻(デルタタイム)△t0
〜△t4において行を指定し、速度又は加速度を指定
し、さらにそのデータ(速度又は加速度)を送る。前述
のように速度データは各行の先頭位置における初期速度
だけ送ればよく、その後は時刻情報と加速度のみで色変
わりを再現することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明の文字列表示
色変更信号生成装置及びこれにより生成された文字列表
示色変更信号を用いる文字列表示装置によれば、時間に
対して刻々と変る位置情報あるいは速度情報を送る従来
の方法と比較して、相当少ないデータ量で色変わり情報
を正確に表現でき、かつ再生することができる。したが
って、通信カラオケ装置に適用すれば通信時間を短縮す
ることができ、通信料金の削減を図ることができる。ま
たハードディスク等の記憶装置や、光ディスク等の記憶
媒体にカラオケデータを保存する場合にも、蓄積すべき
データ量が少なくてすみ、メモリや媒体の有効利用、ア
クセスタイムの減少を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文字列表示色変更信号生成装置の好ま
しい実施例のブロック図である。
【図2】図1の文字列表示色変更信号生成装置において
色変わりデータから加速度データを得る手順を示すフロ
ーチャートである。
【図3】文字列の例と、その色変わりタイミングをグラ
フ化したものと、それから得られる速度データ、加速度
データを示すグラフである。
【図4】本発明の行毎の表示態様を制御可能な文字列表
示装置の第1実施例を示すブロック図である。
【図5】図4の実施例で用いられる文字情報の制御情報
のデータフォーマット図である。
【図6】図4の実施例における表示例を示す図である。
【図7】本発明の行毎の表示態様を制御可能な文字列表
示装置の第2実施例を示すブロック図である。
【図8】図7の実施例で用いられる文字情報の制御情報
のデータフォーマット図である。
【図9】図7の実施例における表示例を示す図である。
【図10】従来の通信カラオケ装置の端末のブロック図
である。
【符号の説明】 10 色変わり入力装置 12 A/D変換器 14 色変わり制御部 16 データ収集部 18 演算器 20、44 タイマー 22、42 シーケンサー 24 記憶装置 26 歌詞表示部 28 ディスプレイ 30 音源部 32 スピーカ 40 楽曲データベース(記憶装置又は記憶媒体) 46 歌詞表示部(図4の例で制御手段) 48 フェードデータ生成部(行ブロック輝度レジスタ
とともに制御信号生成手段を構成する) 50 キャラクタジェネレータ 52 行ブロックバッファ(図4の例で記憶手段、図7
の例で制御手段) 54 行ブロック輝度レジスタ 56 行ブロック輝度制御部(輝度制御手段) 58 表示行ブロック選択回路 60 ディスプレイ(単独で又は表示行ブロック選択回
路とともに表示手段を構成する) 62 色変わり制御部(変換手段) 64 色変わり制御部(変換手段及び並列化する手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10K 15/04 302 G09G 5/00 510 G09G 5/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楽曲の演奏データ及び、前記演奏データ
    に対応した歌詞を表示するための歌詞データを記憶する
    記憶手段と、 前記記憶手段から読み出された演奏データによって前記
    楽曲を演奏する音源部と、 前記音源部からの演奏に合わせて前記記憶手段から読み
    出された歌詞データによって前記楽曲の歌詞を表示する
    歌詞表示手段と、 前記歌詞表示手段によって表示された歌詞の表示色を変
    更する色変わり制御手段と、 前記音源部から演奏される楽曲の演奏タイミングに合わ
    せて前記色変わり制御手段の動作タイミングを入力する
    色変わり入力手段と、 前記色変わり入力手段の出力である歌詞の色変わりの位
    置情報と、前記演奏タイミングを示す時間情報とによっ
    て一定時間間隔の色変わりの位置情報である色変わり1
    次データを生成するデータ収集手段と、 前記色変わり1次データを基に歌詞の色変わりの初期速
    度データ、歌詞の色変わりの速度が変更される時間を示
    す変更時刻データ及び前記変更される時刻における歌詞
    の色変わりの加速度データによって構成される色変わり
    2次データを求める演算手段とを、 有する文字列表示色変更信号生成装置。
  2. 【請求項2】 楽曲の演奏に合わせて前記楽曲の歌詞を
    表示する歌詞表示手段と、 前記歌詞表示手段によって表示された歌詞の表示色を変
    更する色変わり制御手段と、 前記楽曲を演奏する音源を動作させるための演奏デー
    タ、前記演奏に合わせて前記楽曲の歌詞を表示するため
    の歌詞データ、前記色変わり制御手段を制御するための
    色変わりデータを入力する入力手段とからなる文字列表
    示装置であって、 前記色変わりデータは、前記歌詞の色変わりの初期位置
    での初期速度データ、歌詞の色変わりの速度が変更され
    る時間を示す変更時刻データ及び前記変更時刻における
    前記歌詞の色変わりの加速度データによって構成されて
    おり、 前記色変わりデータによって前記色変わり制御手段を制
    御するよう構成された文字列表示装置。
JP6208002A 1994-08-08 1994-08-08 文字列表示色変更信号生成装置並びに文字列表示装置 Expired - Lifetime JP3067538B2 (ja)

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