JP2002040664A - 感光性樹脂積層体およびそれからなる標識板用版材 - Google Patents

感光性樹脂積層体およびそれからなる標識板用版材

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JP2002040664A
JP2002040664A JP2000227432A JP2000227432A JP2002040664A JP 2002040664 A JP2002040664 A JP 2002040664A JP 2000227432 A JP2000227432 A JP 2000227432A JP 2000227432 A JP2000227432 A JP 2000227432A JP 2002040664 A JP2002040664 A JP 2002040664A
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photosensitive resin
resin laminate
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Keiichi Motoi
慶一 本井
Koji Ogi
浩二 小木
Hajime Koda
元 幸田
Yuji Taguchi
祐二 田口
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Toyobo Co Ltd
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Toyobo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】展示パネル、装飾用楯、ネームプレート、点字
表示板等の標識板に用いられる感光性樹脂積層体であっ
て、特に意匠性の優れた標識板を提供すること。 【解決手段】支持体上に、直接または接着層を介して
感光性樹脂層を積層することにより得られる感光性樹脂
積層体であって、前記支持体の少なくとも片側表面に微
細な凹凸を有することを特徴とする感光性樹脂積層体、
支持体の厚みが1mm以上である前記記載の感光性
樹脂積層体、支持体の全光線透過率が70%以上であ
る前記記載の感光性樹脂積層体、また該支持体の少
なくとも片側表面の表面粗さが0.1μm以上、3.0
μm以下である前記記載の感光性樹脂積層体、および
前記〜のいずれかに記載の感光性樹脂積層体から
なる標識板用版材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、展示パネル、装飾
用楯、ネームプレート、点字表示板等の標識板に好適に
用いられる感光性樹脂積層体およびそれからなる標識板
用版材に関するものであり、特に意匠性の優れた標識板
を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】感光性樹脂層をパターンを介して露光
し、その後現像することにより得られる標識板用感光性
樹脂積層体については、特開昭58-55927 号公報や特開
平9−6267号公報などに開示されており、レリーフを有
する展示パネルや点字を含む標識板等に利用されてい
る。しかし、昨今の標識板には透明な標識板を作成する
などの市場要求があり、支持体としてアクリル板やポリ
エチレンテレフタレート樹脂などの透明性の高いものが
用いられている。ところがこれらの透明な支持体を用い
た感光性樹脂積層体はその生産工程や標識板への加工時
に支持体へのキズが生じやすく、標識板としての品位を
著しく損なっていた。そこで生産工程や標識板加工時の
取り扱い性に優れ、意匠性にすぐれた標識板を作成する
のに好適な感光性樹脂積層体が求められていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は展示パネル、
装飾用楯、ネームプレート、点字表示板等の標識板等に
用いられる感光性樹脂積層体において、生産工程や標識
板加工時の取り扱い性に優れたものを提供することで、
意匠性に優れた感光性樹脂積層体を得ることを課題とす
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明者らは、鋭意、研究、検討した結果、遂に本
発明を完成するに到った。すなわち本発明は、支持体
上に、直接または接着層を介して感光性樹脂層を積層す
ることにより得られる感光性樹脂積層体であって、前記
支持体の少なくとも片側表面に微細な凹凸を有すること
を特徴とする感光性樹脂積層体、支持体の厚みが1m
m以上である前記記載の感光性樹脂積層体、支持体
の全光線透過率が70%以上である前記記載の感光性
樹脂積層体、また該支持体の少なくとも片側表面の表
面粗さが0.1μm以上、3.0μm以下である前記
記載の感光性樹脂積層体、および前記〜のいずれ
かに記載の感光性樹脂積層体からなる標識板用版材であ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】次に本発明について、さらに詳細
に説明する。本発明で用いられる支持体(以下、支持板
という場合もある)の厚みは1mm以上であり、通常1
mm〜10mmの範囲で用途・デザインに適した厚みが
選ばれる。厚みが1mm未満の支持体では樹脂製板自身
の反りが発生しやすく、標識板用途に不向きであり、厚
みが10mmを超えると板を簡単に切りにくいことや重
量が重くなるので好ましくない。
【0006】前記支持体は少なくとも片側の表面に微細
な凹凸を有しており、マット状、梨地模様、シボ模様等
とも呼ばれ、その表面平均粗さ(Ra)は0.1μm以
上3.0μm以下であることが好ましい。0.1μm未
満であれば生産工程中や製版時に付いたキズが目立ちや
すく、3.0μmを超えると支持体自身の透明性が損な
われ、標識板に加工したときの品位に欠け意匠性の優れ
た標識板に好ましくない。このような理由から表面平均
粗さは0.1μm以上3.0μm以下の範囲にあること
が好ましく、特に0.3μm以上2.0μm以下が好ま
しい。なお表面に微細な凹凸を製造する方法としては公
知の方法が用いられ、例えばアルカリ処理によるケミカ
ルエッチング法、サンドブラスト法、コーティング方法
などが挙げられる。
【0007】前記支持体は、表面凹凸は一般に感光性樹
脂層側に設けられるが、感光性樹脂層と反対側面に設け
られてもかまわない。またこの表面凹凸は支持体の片面
だけであっても、あるいは両面にあってもかまわない。
【0008】また本発明における支持体は透明なものが
好ましく、全光線透過率は60%以上、好ましくは70
%以上、特に好ましくは80%以上のものが用いられ
る。透過率60%未満であると、標識板に加工したとき
の品位に欠け意匠性の優れた標識板には不適である。
【0009】以上の特性を有する支持体の例として、ポ
リエチレンテレフタレート等のポリエステル樹脂、アク
リル樹脂などが挙げられる。またこれらの樹脂は共重合
やブレンドで変性又は可塑剤などの添加剤を配合して改
質した樹脂を使用した板であってもかまわない。
【0010】本発明感光性樹脂積層体を得る方法として
は、前記特定の支持板上に後述する接着剤を塗布し、感
光性樹脂層を積層するが、公知の方法で積層することが
できる。例えば熱プレス、注型、あるいは溶融押出し、
溶液キャスト、ラミネートなどの任意方法で前記支持体
上に積層することができる。
【0011】前記感光性樹脂層は、予め、例えばポリエ
チレンテレフタレート等の樹脂製フィルムを支持体とし
て、その上に積層したもの(以下、感光性樹脂積層体前
駆体という)を作成しておき、それを標識板とするとき
に、樹脂製フィルムをはがし、前記厚みが1mm以上の
支持板上に積層してもよい。
【0012】なお、前記感光性樹脂積層体前駆体の作成
方法としては、通常の印刷版用感光性樹脂積層体を製造
する方法が採用でき、例えば、前記樹脂製フィルム(こ
の場合、接着剤を付与しない方が好ましい)と、粘着性
のない透明で現像液に分散又は溶解する高分子(ポリビ
ニルアルコールやセルロース類等であり、スリップコー
ト層ともいう)を1〜3μmの厚みで塗布した、カバー
フィルムとなる例えば、ポリエステルの125μm厚み
のフイルムとの間に、感光性樹脂組成物を溶融押し出し
して積層し、つまり、下から順に、樹脂製フィルム、感
光性樹脂層、スリップコート層およびカバーフィルムか
らなる感光性樹脂積層体前駆体が得られる。
【0013】本発明において、前記支持板に、感光性樹
脂層(さらにスリップコート層やカバーフィルムを有し
ていてもよい)を貼り合わせる際に、使用する接着層と
しては、は公知の接着剤を使用することが可能であり、
具体的には可溶なポリエステルを多価イソシアネートで
硬化させたポリエステルウレタン系接着剤、エポキシ系
接着剤などが挙げられる。その中でもポリエステルウレ
タン系接着剤はポリエチレンテレフタレート樹脂及び変
成ポリエチレンテレフタレート樹脂との接着に優れるた
めに好ましい。接着層組成物には、他の少量成分を添加
することができる。添加物としては、可塑剤、染料、紫
外線吸収剤、ハレーション防止剤、界面活性剤、光重合
性ビニルモノマーなどが挙げられる。
【0014】接着層を支持体上に設ける方法としては、
接着層用組成物溶液を所定の厚みに塗布した後溶剤を除
去するのが一般的である。塗布方法としては、ロールコ
ーター、カーテンフローコーター、スリットダイコータ
ー、グラビアコーター、スプレーなど公知の方法が使用
可能である。支持体にコートしたのちの接着層の乾燥処
理は、乾燥炉の中で熱風を吹きつける方法が一般的であ
る。本発明の接着層を乾燥する処理条件は30℃以上1
20℃以下の条件で最適な時間を設定すればよいが、支
持体の熱変形より70℃以下が好ましい。又処理時間は
1分〜30分の間が適当である。
【0015】接着層の厚みは、0.5μ〜100μの範
囲にあることが好ましい。厚みが0.5μ以下では感光
性樹脂層と接着層間の接着力が発現し難く、また接着層
の厚みが100μを超えると塗工液を乾燥する時に発泡
して気泡が混入する問題点が発生する。このような理由
から、接着層の厚みは0.5μ〜100μの範囲にある
ことが好ましく、特に1μ〜50μが好ましい。
【0016】本発明における感光性樹脂層として用いら
れる感光性樹脂組成物としては、公知のものを使用する
ことが可能であり、具体的には可溶性高分子化合物(例
えば、ポリビニルアルコール、ポリアミド、ポリエーテ
ルエステルアミド、ポリエーテルアミド、ポリウレタン
など)、光重合性又は光架橋性モノマー(例えば、多価
アルコールのアクリレート、多価アルコールのエポキシ
アクリレート、N−メチロールアクリルアミドなど)、
光重合開始剤(例えば、ベンジルジメチルケタール、ベ
ンゾインジメチルエーテル等)、必要によって熱安定
剤、可塑剤、界面活性剤、染料等を配合してなる感光性
樹脂組成物が挙げられる。
【0017】以上、支持板、接着剤層および感光性樹脂
層(さらにスリップコート層やカバーフィルムを有して
いてもよい)を有する本発明感光性樹脂積層体から標識
板を作成する方法としては、通常の印刷版を作成する方
法を採用することができ、例えば、感光性樹脂層上にス
リップコート層を介して、あるいは介さず、透明画像部
を有するネガフィルムまたはポジフィルムを密着して重
ね合せ、その上方から活性光線を照射して露光をおこな
うと、露光部のみが不溶化ならびに硬化する。活性光線
は通常300〜450nmの波長を中心とする高圧水銀
灯、超高圧水銀灯、メタルハライドランプ、キセノン
灯、ケミカルランプなどの光源を用いることができる。
【0018】次いで、適当な溶剤、特に本発明では中性
の水により非露光部分を溶解除去することによって、鮮
明な画像部を有する凸版(レリーフ板)を得る。このた
めには、スプレー式現像装置、ブラシ式現像装置などを
用いることができる。
【0019】以上の方法により、レリーフを有する標識
板を作成することができ、レリーフの上にはさらに、着
色剤や紫外線吸収剤等を含んだ塗料を塗布したり、文字
や画像の上に箔押しを施したり塗料で色をつけたり、ま
た支持体中に色素を含有させたり、支持体の裏側に色や
模様を付けたり、化粧板などと張り合わせたり、あるい
は必要に応じて支持体を加熱しながら曲げ加工をおこな
ったりする等の方法により、種々の標識板が得られ、そ
の用途を拡大することができる。
【0020】
【実施例】次に本発明を実施例により具体的に説明する
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものでない。
なお実施例における評価は以下の方法により測定した値
である。
【0021】1)表面平均粗さ(Ra):(株)東京精
密社製の表面形状粗さ測定機「サーフコム120A型」
で測定長さ4.0mmカットオフ0.80mmで測定した値
である。 2)全光線透過率:日本電色工業株式会社製濁度計(ヘ
イズメーター、NDH−1001DP)を使用して測定
した。
【0022】実施例1 支持体として厚み1.5mm、全光線透過率 80%、片面
の表面に微細凹凸加工された表面平均粗さ(Ra)1.
5μmのイソフタル酸10モル%共重合ポリエチレンテ
レフタレート樹脂である変性ポリエチレンテレフタレー
ト樹脂を使用した。接着層はポリエステルウレタン系接
着材を用い、接着層用組成物溶液は次のように調整し
た。東洋紡績(株)製ポリエステル系樹脂「バイロンR
V−200」80重量部をトルエン/メチルエチルケト
ン=80/20(重量比)の混合溶剤1940重量部に
80℃で加熱溶解した。冷却後、イソシアヌレート型多価
イソシアネートとしてヘキサメチレンジイソシアネート
とトルエンジイソシアネートを原料とする住友バイエル
ウレタン(株)製「デスモジュールHL」を20重量
部、硬化触媒としてトリエチレンジアミン0.06重量
部を添加し、10分攪拌した。このようにして得られた
接着層用組成物溶液を膜厚みが7μm となるように厚さ
1.5mmのポリエチレンテレフタレート板の凹凸面側に
塗布し、50℃で15分間乾燥キュアーして接着層を塗
布した支持体を得た。
【0023】積層する感光性樹脂組成物としては、ε−
カプロラクタム525部、N−(2−アミノエチル)ピ
ペラジンとアジピン酸とのナイロン塩400部、1,3
−ビス(アミノメチル)シクロヘキサンとアジピン酸と
のナイロン塩75部をオートクレーブ中で溶融重縮合し
て共重合ナイロンを得た。得られたポリマー55部を6
0℃のメタノール200部に溶解した後、グリシジルメ
タクリレート2部を加えて3時間攪拌し、ポリマー末端
にグリシジルメタクリレートを反応させた。この溶液に
メタクリル酸4部を添加し、そののちトリメチロールプ
ロパンのトリグリシジルエーテルとアクリル酸との開付
加反応によって得られたアクリレート35部、N−エチ
ルトルエンスルホンアミド5部、ハイドロキノンモノメ
チルエーテル0.1部、ベンジルジメチルケタール1.
0部を加え感光性樹脂組成物の溶液を得た。この溶液を
ポリエステルフイルム上に流延しメタノールを蒸発除去
し、厚み約800μm の感光性樹脂組成物のシートを得
た。
【0024】以上のようにして得られた感光性樹脂組成
物と接着層を塗布した支持体とを貼り合わせた後、その
間に水を注入する。積層する厚みに合わせてギャップク
リアランスを調整したゴムローラーを通して25℃の室
温で感光性樹脂層の圧着を行い、感光性樹脂積層体を製
造した。感光性樹脂積層体を1日放置した後、丸ノコ歯
方式のカッターで所定のサイズにカットし、ネガをのせ
て露光、現像、乾燥及び後露光処理を行い、標識板のパ
ターンを形成した。得られた標識板は、透明でかつ生産
時および製版時にも支持体にキズが生じにくく、意匠性
の優れた標識板のパターンが得られた。
【0025】比較例1 支持体として厚み1.5mm、全光線透過率85%、表面
平均粗さ(Ra)0.07μmのイソフタル酸10モル
%共重合ポリエチレンテレフタレート樹脂である変性ポ
リエチレンテレフタレート樹脂を使用した。支持体以外
を実施例1と同様の接着層を用いて実施例1と同様の方
法で感光性樹脂積層体を製造した。感光性樹脂積層体を
1日放置した後、丸ノコ歯方式のカッターで所定のサイ
ズにカットし、ネガをのせて露光、現像、乾燥及び後露
光処理を行い、標識板のパターンを形成した。得られた
標識板は支持体の表面に擦りキズが目立ち、外観の品位
が損なわれていた。
【0026】実施例2 支持体として、厚み3mm、全光線透過率89%、片面の
表面に微細凹凸加工された表面平均粗さ(Ra)1.5
μmのアクリル樹脂板を使用した。支持体以外を実施例
1と同様の接着層を用いて実施例1と同様の方法で感光
性樹脂積層体を製造した。感光性樹脂積層体を1日放置
した後、丸ノコ歯方式のカッターで所定のサイズにカッ
トし、ネガをのせて露光、現像、乾燥及び後露光処理を
行い、標識板のパターンを形成した。得られた標識板
は、透明でかつ生産工程や製版時にも支持体にキズなど
生じにくく、意匠性の優れた標識板のパターンが得られ
た。
【0027】実施例3 支持体として、厚さ6mm、全光線透過率75%、片面の
表面に微細凹凸加工された表面平均粗さ(Ra)2.0
μmのネオペンチルグリコール20モル%共重合ポリエ
チレンテレフタレート樹脂である変成ポエチレンテレフ
タレート板を使用した。支持体以外を実施例1と同様の
接着層を用いて実施例1と同様の方法で感光性樹脂積層
体を製造した。感光性樹脂積層体を1日放置した後、丸
ノコ歯方式のカッターで所定のサイズにカットし、ネガ
をのせて露光、現像、乾燥及び後露光処理を行い、標識
板のパターンを形成した。得られた標識板は、生産工程
中や製版時にも支持体へのキズもなく、意匠性の優れた
標識板のパターンが得られた。
【0028】比較例2 支持体として厚さ6mm、全光線透過率69%、片面の表
面に微細凹凸加工された表面平均粗さ(Ra)3.2μ
mのネオペンチルグリコール20モル%共重合ポリエチ
レンテレフタレート樹脂である変成ポエチレンテレフタ
レート板を使用した。支持体以外を実施例1と同様の接
着層を用いて実施例1と同様の方法で感光性樹脂積層体
を製造した。感光性樹脂積層体を1日放置した後、丸ノ
コ歯方式のカッターで所定のサイズにカットし、ネガを
のせて露光、現像、乾燥及び後露光処理を行い、標識板
のパターンを形成した。得られた標識板は透明性が低
く、外観の品位の上で好ましくなかった。
【0029】
【発明の効果】以上かかる構成よりなる本発明の標識板
用感光性樹脂積層体は、生産工程中および製版作業時の
取り扱い性が容易で、キズが付きにくくかつ支持体の厚
みや透明性に特徴を有する意匠性に優れた、標識板に適
した感光性樹脂積層体を提供し、産業界に寄与すること
大である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田口 祐二 滋賀県大津市堅田二丁目1番1号 東洋紡 績株式会社総合研究所内 Fターム(参考) 2H025 AA00 AB20 AD01 BC42 CB24 DA19 DA20 EA08 FA03 FA14 4F100 AK01B AK25 AK42 AK42J AK48 AK48J AK51G AL01 AL06 BA02 CB02 DD07A GB90 HB00 JB14B JK16 JL05 JN01A JN17B YY00A

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも支持体上に、直接または接着層
    を介して感光性樹脂層を積層することにより得られる感
    光性樹脂積層体であって、前記支持体の少なくとも片側
    表面に微細な凹凸を有することを特徴とする感光性樹脂
    積層体。
  2. 【請求項2】前記支持体の厚みが1mm以上である請求
    項1記載の感光性樹脂積層体。
  3. 【請求項3】前記支持体の全光線透過率が70%以上で
    ある請求項1記載の感光性樹脂積層体。
  4. 【請求項4】前記支持体の少なくとも片側表面の表面粗
    さ(Ra)が0.1μm以上、3.0μm以下である請
    求項1記載の感光性樹脂積層体。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載の感光性樹
    脂積層体からなる標識板用版材。
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