JP2002040153A - ケース収容物の有無検出装置 - Google Patents

ケース収容物の有無検出装置

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JP2002040153A
JP2002040153A JP2000223912A JP2000223912A JP2002040153A JP 2002040153 A JP2002040153 A JP 2002040153A JP 2000223912 A JP2000223912 A JP 2000223912A JP 2000223912 A JP2000223912 A JP 2000223912A JP 2002040153 A JP2002040153 A JP 2002040153A
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JP
Japan
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case
patrone
absence
detecting
metal
Prior art date
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JP2000223912A
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English (en)
Inventor
Takehiro Murase
雄大 村瀬
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成で、ケース内に収容物が収容されて
いるか否かを容易かつ確実に検出することを可能にす
る。 【解決手段】ケース20の有無を検出するケース検出手
段32と、金属部品を有する挿入パトローネ22の有無
を検出する金属検出手段34と、前記ケース20の存在
を確認し、かつ前記挿入パトローネ22の存在を確認し
た際に、該ケース20内に該挿入パトローネ22が収容
されていると判断する制御部36とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属部品を有する
収容物がケース内に収容されているか否かを検出するた
めのケース収容物の有無検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、写真感光用フイルムを加工して
包装する際には、フイルムの加工、加工された定寸フイ
ルムの巻き取り、巻き取られた定寸フイルムのパトロー
ネへの組み込み、および定寸フイルム入りパトローネの
ケースへの装填等の種々の処理が行われている。
【0003】この場合、各種処理を行うステーション
は、具体的には、フイルムロールを巻き戻して送り出さ
れる長尺な写真感光用フイルムを所定の長さ毎に切断
(トリミング)し定寸フイルムを得るフイルム供給部
と、スプールに前記定寸フイルムを巻き込んで巻回体を
形成するフイルム巻き込み部と、丸め成形された胴板の
一端にキャップをかしめて片開パトローネを製造するパ
トローネ製造部と、前記片開パトローネ内に前記巻回体
を挿入した後に該片開パトローネの開口する他端にキャ
ップをかしめて挿入パトローネを製造する組立部と、前
記挿入パトローネをケース内に収容した後に前記ケース
の開口端部にケースキャップを装着して包装品を得るケ
ース詰め部と、前記包装品を外箱(紙箱)内に収容する
外装部とを備えている。
【0004】上記のステーションでは、各種処理を自動
的に行うために、種々の検査工程が必要となっている。
例えば、ケース詰め部においてケース内に挿入パトロー
ネが収容されたか否かの検査が行われており、この挿入
パトローネが前記ケース内に収容されていることが確認
された後、包装品が外装部側に送られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ケース内に
挿入パトローネが存在しているか否かを検出する際に
は、通常、フォトセンサが用いられているが、このケー
スによっては半透明や茶色等の暗色を有する場合があ
り、前記フォトセンサによる検査では、前記ケース内の
挿入パトローネの有無を検出することができないおそれ
がある。そこで、例えば、特開平7−126375号公
報に開示されているように、重量検出を行うことにより
ケース内の挿入パトローネの有無を検出する方法が用い
られている。
【0006】しかしながら、この種の重量検出方法に使
用される重量チェッカーは、相当に大型でかつ高価なも
のとなっており、設備全体の小型化を図ることができな
いとともに、経済的ではないという問題が指摘されてい
る。
【0007】本発明はこの種の問題を解決するものであ
り、簡単な構成で、ケース内に収容物が収容されている
か否かを確実に検出するとともに、安価に製造すること
が可能なケース収容物の有無検出装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るケース収容
物の有無検出装置では、ケース検出手段を介してケース
の有無を検出するとともに、金属検出手段を介して金属
部品を有する収容物の有無が検出される。そして、ケー
ス検出手段によりケースの存在が確認され、かつ、金属
検出手段により金属部品の存在が確認された際に、制御
手段を介して前記ケース内に収容物が収容されていると
判断している。これにより、ケースの種類や色等に影響
されることがなく、このケース内に収容物が収容されて
いるか否かを、簡単な構成で確実に検出することが可能
になる。
【0009】また、ケース内に収容物が収容されていな
いと判断した際に、ケース供給停止手段を介して前記ケ
ースの供給が停止される。従って、収容物のない不良ケ
ースを迅速かつ確実に取り出すことができ、前記収容物
が収容されている良好なケースのみを効率的に供給する
ことが可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に係る
ケース収容物の有無検出装置10が組み込まれるフイル
ム製造システム12の概略斜視説明図であり、図2は、
前記フイルム製造システム12の平面説明図であり、図
3は、前記フイルム製造システム12の側面説明図であ
る。
【0011】フイルム製造システム12では、前段の工
程で製造された包装品14を一列に整列して搬送するた
めの搬送系16を備えている。この搬送系16の下流側
には、傾斜搬送系18が設けられるとともに、この傾斜
搬送系18に本実施形態に係る有無検出装置10が組み
込まれている。
【0012】包装品14は、図4に示すように、樹脂製
ケース20と、このケース20内に収容される挿入パト
ローネ(収容物)22と、前記ケース20の開口端部2
4に装着されるケースキャップ26とを備える。挿入パ
トローネ22は、フイルム28を巻回して挿入するパト
ローネ(金属部品)30を有している。ケース20とし
ては、透明、半透明、あるいは茶色等の暗色等、種々の
ものが使用されている。
【0013】図1〜図3に示すように、有無検出装置1
0は、包装品14を構成するケース20の有無を検出す
るケース検出手段32と、挿入パトローネ22を構成す
るパトローネ30の有無を検出する金属検出手段34
と、前記ケース検出手段32および前記金属検出手段3
4の検出結果に基づいて、ケース20内に挿入パトロー
ネ22が収容されているか否かを判断する制御部(制御
手段)36とを備える。
【0014】ケース検出手段32は、傾斜搬送系18の
途上に設けられ、この傾斜搬送系18に沿って搬送され
る包装品14の搬送路上を横切るように配置される透過
型フォトセンサ38を備える。傾斜搬送系18には、フ
ォトセンサ38に対応して検査光通過用の孔部39が形
成されている(図1参照)。
【0015】金属検出手段34は、包装品14を通過さ
せるリング状の近接センサ40を備えている。フォトセ
ンサ38および近接センサ40は、互いに接近して配置
されており、前記フォトセンサ38および前記近接セン
サ40の出力信号が制御部36に送られる。
【0016】傾斜搬送系18の下流側には、ケース20
内に挿入パトローネ22が収容されていないと判断した
際に、このケース20の供給を停止するケース供給停止
手段42が配置される。ケース供給停止手段42は、傾
斜搬送系18の下流側に固着される門型のフレーム44
を備え、このフレーム44の上部側に昇降シリンダ46
が固着される。昇降シリンダ46を介して昇降可能なロ
ッド48の下端部に昇降板50が固着されるとともに、
この昇降板50の下端に布製のストッパ部材52が固着
されている。
【0017】このように構成される本実施形態に係る有
無検出装置10の動作について、以下に説明する。
【0018】フイルム製造システム12では、挿入パト
ローネ22がケース20内に収容された後、このケース
20の開口端部24にケースキャップ26が装着されて
包装品14が製造されている。この包装品14は、搬送
系16を介して一列に整列された後、傾斜搬送系18に
送られる。傾斜搬送系18では、包装品14がこの傾斜
搬送系18の傾斜に沿って有無検出装置10側に搬送さ
れ、まず、ケース検出手段32を通過する。
【0019】ケース検出手段32では、フォトセンサ3
8が包装品14の搬送路上を横切るようにして配置され
ており、この包装品14が通過する際にON信号(検出
信号)を発生し、制御部36にこの検出信号が送られる
(図5参照)。
【0020】包装品14は、ケース検出手段32を通過
した直後に金属検出手段34を通過する。この金属検出
手段34では、近接センサ40を介して金属部品、すな
わち、パトローネ30の有無を検出し、このパトローネ
30の存在を検出した際に、ON信号(検出信号)が制
御部36に送られる(図5参照)。
【0021】このように、本実施形態では、ケース検出
手段32と金属検出手段34とが並設されており、前記
ケース検出手段32を介してケース20の有無を検出し
た直後に、前記金属検出手段34を介してパトローネ3
0の有無が検出される。このため、ケース検出手段32
でケース20の存在が確認され、かつ金属検出手段34
でパトローネ30の存在が確認されると、制御部36で
は、その検出信号に基づいて前記ケース20内に収容物
である挿入パトローネ22が収容されていると判断す
る。そして、包装品14は、次段の工程である外装部に
送られ、図示しない外箱(紙箱)内に収容される。
【0022】一方、図5に示すように、ケース検出手段
32でケース20が検出されてフォトセンサ38がON
された後、所定時間内に金属検出手段34を構成する近
接センサ40がONされない場合には、このケース20
内に挿入パトローネ22が収容されていない(すなわ
ち、不良)と判断される。従って、制御部36は、ケー
ス供給停止手段42を構成する昇降シリンダ46を駆動
し、ロッド48と一体的に昇降板50を下方向に変位さ
せる。
【0023】このため、昇降板50の下部に固着されて
いるストッパ部材52が包装品14の搬送路上に配置さ
れ、挿入パトローネ22が収容されていない空のケース
20が、前記ストッパ部材52により保持される(図3
参照)。そして、この空のケース20を自動的にまたは
手作業によって取り出すことにより、前記空のケース2
0が外装部に搬送されて外箱に収容されることがない。
【0024】このように、本実施形態では、ケース20
の有無を検出するためのフォトセンサ38と、金属部品
であるパトローネ30の有無を検出するための近接セン
サ40とを備えるだけでよく、従来の重量チェッカーを
用いるものに比べて構成の簡素化が図られるとともに、
経済的であるという効果が得られる。
【0025】しかも、ケース20が半透明や茶色等の暗
色を有する場合であっても、収容物である挿入パトロー
ネ22の有無を確実に検出することができ、前記挿入パ
トローネ22を収容しない空のケース20を外装部に搬
送することを確実に阻止することが可能になる。これに
より、簡単かつ安価な構成で、挿入パトローネ22が収
容された良品である包装品14のみを外装部に確実に送
り出すことができ、フイルム製造工程全体の効率化が容
易に図られる。
【0026】なお、本実施形態では、挿入パトローネ2
2がケース20内に収容されているか否かを検出する場
合について説明したが、これに限定されるものではな
く、例えば、外装工程で箱詰めされた包装品14内に挿
入パトローネ22が収容されているか否かを検出する作
業にも使用することができる。さらに、フイルム製造シ
ステム12に限定されるものではなく、ケース内に収容
される収容物の少なくとも一部に金属部品が設けられて
いるケース収容物であればよく、種々のケース収容物に
容易に対応することが可能である。
【0027】また、本実施形態では、ケース供給停止手
段42として昇降シリンダ46により昇降可能なストッ
パ部材52を用いて説明したが、これに限定されるもの
ではなく、例えば、良品用搬送路と不良品用搬送路とを
切り換え制御し、良品である包装品14を外装部に搬送
する一方、挿入パトローネ22が収容されていない空の
ケース20を回収部に搬送するように切り換え制御する
ようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明に係るケース収容物の有無検出装
置では、ケースの存在を確認し、かつ収容物に設けられ
ている金属部品の存在を確認した際に、前記ケース内に
前記収容物が収容されていると判断することにより、簡
単かつ安価な構成で、前記ケース内の前記収容物の有無
を確実かつ効率的に検出することができる。
【0029】しかも、ケース内の収容物が視認不能であ
っても、金属検出手段を介して金属部品の有無を正確に
検出することができ、色や材質の異なる種々のケース内
の収容物の有無検出作業に適用され、汎用性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るケース収容物の有無検
出装置が組み込まれるフイルム製造システムの概略斜視
説明図である。
【図2】前記フイルム製造システムの平面説明図であ
る。
【図3】前記フイルム製造システムの側面説明図であ
る。
【図4】前記有無検出装置が適用される包装品の分解斜
視説明図である。
【図5】前記有無検出装置による検出信号の説明図であ
る。
【符号の説明】
10…有無検出装置 12…フイルム製造
システム 14…包装品 16…搬送系 18…傾斜搬送系 20…ケース 22…挿入パトローネ 28…フイルム 30…パトローネ 32…ケース検出手
段 34…金属検出手段 36…制御部 38…フォトセンサ 40…近接センサ 42…ケース供給停止手段 44…フレーム 46…昇降シリンダ 52…ストッパ部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属部品を有する収容物がケース内に収容
    されているか否かを検出するためのケース収容物の有無
    検出装置であって、 前記ケースの有無を検出するケース検出手段と、 前記金属部品の有無を検出する金属検出手段と、 前記ケース検出手段により前記ケースの存在を確認し、
    かつ前記金属検出手段により前記金属部品の存在を確認
    した際に、該ケース内に前記収容物が収容されていると
    判断する制御手段と、 を備えることを特徴とするケース収容物の有無検出装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の有無検出装置において、前
    記ケース内に前記収容物が収容されていないと判断した
    際に、該ケースの供給を停止するケース供給停止手段を
    備えることを特徴とするケース収容物の有無検出装置。
JP2000223912A 2000-07-25 2000-07-25 ケース収容物の有無検出装置 Pending JP2002040153A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8074515B2 (en) 2005-10-06 2011-12-13 Technological Resources Pty. Ltd. Gravity gradiometer

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8074515B2 (en) 2005-10-06 2011-12-13 Technological Resources Pty. Ltd. Gravity gradiometer

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