JPH10212028A - 樹脂部品の搬送方法および装置 - Google Patents

樹脂部品の搬送方法および装置

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JPH10212028A
JPH10212028A JP1295997A JP1295997A JPH10212028A JP H10212028 A JPH10212028 A JP H10212028A JP 1295997 A JP1295997 A JP 1295997A JP 1295997 A JP1295997 A JP 1295997A JP H10212028 A JPH10212028 A JP H10212028A
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case
resin component
carrying
conveying
air
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JP1295997A
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Tomoaki Suzuki
智明 鈴木
Yoshinobu Misumi
嘉信 三隅
Hideyuki Karaki
英行 唐木
Takayuki Kanbara
隆之 神原
Susumu Sato
佐藤  進
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】樹脂部品を湾曲する搬送路に沿って円滑に搬送
するとともに、この樹脂部品の損耗を確実に阻止するこ
とを可能にする。 【解決手段】搬送装置10は、貯留された複数のケース
38を順次送り出す整列フィーダ64と、この整列フィ
ーダ64とケース詰め部42とを繋ぐ搬送路66とを備
える。搬送路66の高架水平搬送部72には、ケース3
8を直線状のベルト78で搬送するコンベア搬送手段8
0が設けられる一方、前記搬送路66の湾曲搬送部74
には、前記ケース38をエア圧で搬送するエアブロー搬
送手段82が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂部品を所定の
供給位置に順次搬送するための樹脂部品の搬送方法およ
び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、写真感光用フイルムを加工して
包装する際には、フイルムの加工、加工された定寸フイ
ルムの巻き取り、巻き取られた定寸フイルムのパトロー
ネへの組み込み、および定寸フイルム入りパトローネの
ケースへの装填等の種々の処理が行われている。
【0003】この場合、各種処理を行うステーションと
して、具体的には、フイルムロールを巻き戻して所定の
長さ毎に切断し定寸フイルムを得るフイルム供給部と、
スプールに前記定寸フイルムを巻き込んで巻回体を形成
するフイルム巻込部と、丸め成形された胴板の一端にキ
ャップをかしめて片開パトローネを製造するパトローネ
製造部と、前記片開パトローネ内に前記巻回体を挿入し
た後に該片開パトローネの開口する他端にキャップをか
しめて巻込パトローネを製造する組立部と、前記巻込パ
トローネをケース内に収容した後に前記ケースの開口端
部にケースキャップを装着して包装品を得るケース詰め
部とを備えている。
【0004】ところで、上記各作業を効率的に行うため
には、各ステーションにそれぞれ所定の部品を効率的に
搬送する必要がある。そこで、例えば、有底の円筒体
(ケース)をケース詰め部に円滑に供給するために、特
開平4−217511号公報に開示されているシステム
が知られている。このシステムでは、成形機から開放容
器に至る搬送路全長を長尺な輸送パイプで連結するとと
もに、この輸送パイプ内で円筒体を吸引搬送するように
構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術では、相当に長尺な輸送パイプ全長にわたって
円筒体がエア圧によりエア搬送されるため、この円筒体
が前記輸送パイプの内壁に摺接し易い。ここで、輸送パ
イプは、通常、ステンレスまたは塩化ビニルやアクリル
樹脂等で形成される一方、円筒体であるケースは、前記
輸送パイプよりも軟質な高密度ポリエチレンやポリエチ
レンで形成されている。
【0006】従って、ケースと輸送パイプの内壁とが摺
接する際に、このケースから磨耗屑が発生し易く、長時
間の稼動により前記輸送パイプの屈曲部や終端部等に前
記磨耗屑が集積してしまう。この磨耗屑は、ケース内に
混入してこのケースに付着する場合が多く、この状態で
前記ケース内に片開パトローネが挿入されると、前記片
開パトローネから外部に露呈しているフイルム端部、所
謂、ベロ部に前記磨耗屑が付着するおそれがある。
【0007】これにより、上記の片開パトローネをカメ
ラに装填して使用した場合に、ベロ部に付着した磨耗屑
がフイルム撮影画面に移動し、前記磨耗屑が撮影画像に
悪影響を与えてしまい、写真感光用フイルムにとって重
大な問題が発生するという欠点が指摘されている。
【0008】本発明は、この種の問題を解決するもので
あり、樹脂部品を湾曲部を有する搬送路に沿って円滑に
搬送するとともに、この樹脂部品の損耗を有効に阻止す
ることが可能な樹脂部品の搬送方法および装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明では、樹脂部品が、直線水平部をコンベア
で水平搬送される一方、前記コンベアで搬送不適応な湾
曲部をエアブローでエア搬送される。さらに、エアブロ
ーされた樹脂部品が、その自重で直線鉛直部を落下搬送
される。従って、樹脂部品は、搬送路中の必要最小限の
部分でのみエア搬送されるとともに、弱いエア圧で対応
できるため、この樹脂部品の損耗を可及的に低減するこ
とが可能になる。
【0010】また、直線鉛直部に所定量の樹脂部品が存
在するか否かを検出し、この直線鉛直部に所定量の前記
樹脂部品が存在する際に、コンベアによる前記樹脂部品
の水平搬送が停止される。これにより、コンベア上で樹
脂部品が滞留することを阻止することが可能になり、前
記樹脂部品が前記コンベアに摺動して損耗することがな
い。
【0011】さらにまた、エアブロー搬送手段は、湾曲
部から鉛直下方向に延在する直線鉛直部を一体的に有す
る管体と、この管体内に傾斜する方向からエアを供給す
るエアブロー管路とを備えている。このため、特に一端
が閉塞された筒状ケースである樹脂部品を、簡単な構成
で、効率的かつ円滑にエア搬送することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に係る
樹脂部品の搬送装置10を組み込むフイルム加工包装シ
ステム12の概略説明図であり、図2は、前記フイルム
加工包装システム12により包装品14を製造する際の
概略斜視説明図である。
【0013】フイルム加工包装システム12は、長尺な
写真感光用フイルムFが巻回されたフイルムロール15
を巻き戻して所定の長さに切断することにより定寸フイ
ルム16を供給するフイルム供給部18と、スプール2
0と前記定寸フイルム16とを互いに位置決めして前記
スプール20に該定寸フイルム16を巻き込むフイルム
巻込部22と、胴板24を丸めるとともに、その一方の
端部にキャップ26aをかしめて片開パトローネ28を
製造するパトローネ製造部30と、このパトローネ製造
部30で製造された前記片開パトローネ28内に前記ス
プール20に前記定寸フイルム16が巻き込まれた巻回
体32を挿入した後、該片開パトローネ28の開口する
他方の端部にキャップ26bをかしめて巻込パトローネ
34を形成する組立部36と、この巻込パトローネ34
をケース(樹脂部品)38内に収納し、このケース38
の開口端部にケースキャップ40を装着して包装品14
を得るケース詰め部42とを備える。フイルム供給部1
8、フイルム巻込部22および組立部36は、一体的に
暗室44内に収容される一方、その他の設備は、明室4
6に配置されている。
【0014】フイルム加工包装工程下流側には、スプー
ル20をフイルム巻込部22に供給するためのスプール
供給部50と、キャップ26bを組立部36に供給する
ためのキャップ供給部52と、ケースキャップ40をケ
ース詰め部42に供給するためのケースキャップ供給部
54と、ケース38を前記ケース詰め部42に供給する
ためのケース供給部56とが集中的に配設される。
【0015】図4に示すように、ケース供給部56は、
複数のケース38が充填されるホッパー58を有し、こ
のホッパー58に部品リフタ60が配置される。部品リ
フタ60は、昇降バケット62を備え、この昇降バケッ
ト62は、ホッパー58から所定量ずつ供給されるケー
ス38を本実施形態に係る搬送装置10を構成する整列
フィーダ(送り出し手段)64に供給する。
【0016】搬送装置10は、図3および図4に示すよ
うに、貯留された複数のケース38を順次送り出す整列
フィーダ64と、この整列フィーダ64と前記ケース3
8の供給位置であるケース詰め部42とを繋ぐ搬送路6
6とを備える。整列フィーダ64は、床面68上に設置
された所定の高さを有する支持台70に載置されてい
る。
【0017】搬送路66は、床面68の上方に配設され
る高架水平搬送部(直線搬送部)72と、この高架水平
搬送部72の端部から鉛直下方向に湾曲する湾曲搬送部
(湾曲部)74と、前記湾曲搬送部74の端部から鉛直
下方向に延在する鉛直搬送部(直線鉛直部)76とを有
する。
【0018】高架水平搬送部72には、ケース38を直
線状のベルト78で搬送するコンベア搬送手段80が設
けられる一方、前記ベルト78で搬送することができな
い湾曲搬送部74には、前記ケース38をエア圧で搬送
するエアブロー搬送手段82が設けられる。高架水平搬
送部72には、ベルト78を覆って防塵用カバー部材8
3が離脱自在に装着されている。
【0019】エアブロー搬送手段82は、ケース38を
搬送するための湾曲搬送部74および鉛直搬送部76を
一体的に有した管体84を備える。この管体84は、塩
化ビニルやアクリル樹脂からなる透明樹脂パイプであ
り、前記管体84の端部とベルト78の端部とに連結ブ
ロック86が連結される。
【0020】図4に示すように、連結ブロック86の中
央部には、ケース38をその閉塞された一端38aを前
方にして整列搬送するための通路88が形成される。通
路88には、連結ブロック86の外周から前記通路88
に向かって所定の角度θ°、好適には30°傾斜してエ
アブロー孔部90が連通し、このエアブロー孔部90
に、図示しないエア供給源に接続されたエアブロー管路
92が装着される。
【0021】図5に示すように、鉛直搬送部76には、
この鉛直搬送部76に所定量のケース38が存在するか
否かを検出する検出手段94が設けられる。検出手段9
4は、鉛直搬送部76に沿って上下に所定距離だけ離間
して配設される第1および第2センサ96、98を備え
る。第1および第2センサ96、98は、透明体検出用
の光電センサであり、第1および第2投光部100a、
100bと第1および第2受光部102a、102bと
を備える。鉛直搬送部76には、第1および第2センサ
96、98のそれぞれの光軸上に対応して第1および第
2貫通孔76a、76bが形成されている。
【0022】なお、スプール供給部50、キャップ供給
部52およびケースキャップ供給部54は、ケース供給
部56と同様に構成されており、それぞれ所定のパーツ
フィーダ104a〜104cを備えた搬送装置(図示せ
ず)を介してフイルム巻込部22、組立部36およびケ
ース詰め部42に繋がっている(図1参照)。
【0023】このように構成される搬送装置10の動作
について、これを組み込むフイルム加工包装システム1
2との関連で以下に説明する。
【0024】図2に示すように、例えば、35mm幅に
裁断済みのフイルムロール15がフイルム供給部18に
装着され、このフイルム供給部18で所定の長さに切断
されて定寸フイルム16が形成される。この定寸フイル
ム16は、スプール20にその先端16aが係止されて
巻き込まれ、巻回体32が得られる。巻回体32は、定
寸フイルム16の後端16cが所定の長さだけ引き出さ
れた状態で組立部36に搬送され、この組立部36で立
位姿勢に支持された片開パトローネ28内に挿入され
る。
【0025】片開パトローネ28内に巻回体32が挿入
された後、この片開パトローネ28の開口する他方の端
部にキャップ26bがかしめられて巻込パトローネ34
が得られる。巻込パトローネ34は、ケース詰め部42
に送られる一方、このケース詰め部42には、本実施形
態に係る搬送装置10を介してケース供給部56からケ
ース38が供給される。次いで、このケース38内に巻
込パトローネ34が挿入された後、前記ケース38の開
口端部にケースキャップ40が装着されて包装品14が
得られる。
【0026】この場合、ケース供給部56では、複数の
ケース38がホッパー58に充填されている。このホッ
パー58内のケース38は、所定量だけ昇降バケット6
2に供給された後、前記昇降バケット62が部品リフタ
60に沿って上昇して整列フィーダ64に供給される。
さらに、整列フィーダ64の駆動作用下に、ケース38
が搬送路66に順次送り出される。
【0027】図3および図4に示すように、搬送路66
では、先ず、ケース38が高架水平搬送部72に移送さ
れてコンベア搬送手段80を構成するベルト78に載置
され、このベルト78が周回走行することによって前記
ケース38が矢印A方向に搬送される。ケース38は、
高架水平搬送部72の端部に至ると、コンベア搬送手段
80からエアブロー搬送手段82に移送され、図4に示
すように、前記エアブロー搬送手段82を構成する連結
ブロック86の通路88に導入される。
【0028】連結ブロック86では、通路88に所定の
角度θ°(30°)だけ傾斜してエアブロー孔部90が
連通しており、図示しないエア供給源に接続されたエア
ブロー管路92および前記エアブロー孔部90を介して
前記通路88にエアが供給される。このため、ケース3
8は、エア圧により連結ブロック86に連結された管体
84の湾曲搬送部74に搬送され、さらに自重により鉛
直搬送部76を落下搬送されてケース詰め部42に順次
送られる。
【0029】ここで、鉛直搬送部76では、検出手段9
4を構成する第1および第2センサ96、98がこの鉛
直搬送部76の所定の高さ位置にケース38が存在する
か否かを検出している(図5参照)。
【0030】そして、図6Aに示すように、第1センサ
96がケース38を検出すると、鉛直搬送部76に十分
な量の前記ケース38が供給されていると判断され、ベ
ルト78による該ケース38の搬送作業が停止される。
具体的には、整列フィーダ64の駆動を停止させる制
御、またはベルト78の駆動を停止させる制御が行われ
る。
【0031】一方、図6Bに示すように、第1および第
2センサ96、98が、共にケース38を検出しない場
合には、鉛直搬送部76に必要な量のケース38が存在
しないと判断される。このため、整列フィーダ64また
はベルト78の駆動が再開されて前記ケース38の供給
作業が行われる。
【0032】従って、本実施形態では、ケース詰め部4
2にケース38が確実に供給されるとともに、ベルト7
8上で前記ケース38が滞留することがなく、前記ケー
ス38が前記ベルト78に摺接して損耗することを有効
に阻止することができる。
【0033】さらに、本実施形態では、高架水平搬送部
72、湾曲搬送部74および鉛直搬送部76を有する搬
送路66において、前記高架水平搬送部72にベルト7
8を備えたコンベア搬送手段80が設けられている。一
方、コンベア搬送手段80によるケース38の搬送が不
適応な部分、すなわち、湾曲搬送部74には、前記ケー
ス38をエア圧で搬送するエアブロー搬送手段82が設
けられている。そして、このエア圧でケース38を鉛直
搬送部76に搬送することにより、前記ケース38が前
記鉛直搬送部76に沿って自重落下する。
【0034】これにより、コンベア搬送手段80とエア
ブロー搬送手段82とを併用することにより、形状の複
雑な搬送路66であっても、この搬送路66に沿ってケ
ース38を円滑かつ効率的に搬送することができるとい
う効果が得られる。
【0035】また、ケース38は、コンベア搬送手段8
0で搬送することができない部分、すなわち、湾曲搬送
部74でのみエア圧により搬送されている。このため、
例えば、搬送路66全体にエアブロー搬送手段82を採
用して長尺な管体を設けるものに比べ、特に損耗の著し
い樹脂製品であるケース38が管体84の内壁面に摺接
して損耗屑が発生することを一挙に低減することが可能
になる。
【0036】しかも、湾曲搬送部74に連設する鉛直搬
送部76を備えており、エアブロー搬送手段82を介し
て相当に弱いエア圧を供給するだけで、ケース38が前
記湾曲搬送部74から前記鉛直搬送部76に移送され、
さらに該鉛直搬送部76を自重により落下搬送される。
これにより、ケース38の損耗が、一層低減されるとい
う利点もある。
【0037】ケース38の損耗が回避されるため、長期
間の稼働によっても搬送路66にケース38の損耗屑が
集積することがない。従って、ケース38に挿入される
片開パトローネ38から外部に露呈する定寸フイルム1
6の後端16cに前記ケース38の損耗屑が付着してカ
メラ撮影時に不具合が発生することを確実に回避するこ
とができるという効果が得られる。
【0038】また、搬送路66全体に長尺な管体を設け
ると、この管体内でケース38が詰まった際に、このケ
ース38の取り出し作業等が相当に煩雑化する。これに
対して、本実施形態では、比較的長尺な高架水平搬送部
72にベルト78を設け、このベルト78をカバー部材
83で覆っている。このため、ベルト78上でケース3
8が詰まったときには、カバー部材83を取り外すだけ
で容易に対応することが可能になる。
【0039】さらに、エアブロー搬送手段82は、湾曲
搬送部74を有した管体84とこの管体84内に傾斜す
る方向からエアを供給するエアブロー管路92とを備え
ている。これにより、特にケース38をその閉塞された
一端38aを前方にして整列させることによって、簡単
な構成で、前記ケース38を迅速かつ効率的に搬送する
ことができるという利点がある。
【0040】なお、本実施形態では、検出手段94が光
電センサである第1および第2センサ96、98を備え
ているが、これに限定されるものではなく、例えば、透
過型超音波センサや近接センサ等を採用してもよい。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る樹脂部品の
搬送方法および装置では、樹脂部品が、直線水平部をコ
ンベアで水平搬送される一方、前記コンベアで搬送不適
応な湾曲部をエアブローでエア搬送される。さらに、エ
アブローされた樹脂部品が、その自重で直線鉛直部を落
下搬送される。
【0042】従って、樹脂部品は、コンベアで搬送する
ことができない部分でのみエア圧により搬送され、湾曲
状を有する複雑な搬送路であっても、簡単な構成で、前
記樹脂部品が損耗することを確実に阻止できるととも
に、前記樹脂部品を円滑に搬送することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る樹脂部品の搬送装置を
組み込むフイルム加工包装システムの概略説明図であ
る。
【図2】前記フイルム加工包装システムにより包装品を
製造する際の概略斜視説明図である。
【図3】前記搬送装置の斜視説明図である。
【図4】前記搬送装置の側面説明図である。
【図5】前記搬送装置を構成するエアブロー搬送手段の
鉛直搬送部の側面説明図である。
【図6】図6Aは、前記エアブロー搬送手段を構成する
第1および第2センサがケースを検出する際の動作説明
図であり、図6Bは、前記第1および第2センサがケー
スを検出しない場合の動作説明図である。
【符号の説明】
10…搬送装置 12…フイルム
加工包装システム 38…ケース 42…ケース詰
め部 56…ケース供給部 64…整列フィ
ーダ 66…搬送路 72…高架水平
搬送部 74…湾曲搬送部 76…鉛直搬送
部 78…ベルト 80…コンベア
搬送手段 82…エアブロー搬送手段 84…管体 86…連結ブロック 88…通路 90…エアブロー孔部 92…エアブロ
ー管路 94…検出手段 96、98…セ
ンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神原 隆之 神奈川県南足柄市中沼210番地 富士写真 フイルム株式会社内 (72)発明者 佐藤 進 神奈川県南足柄市中沼210番地 富士写真 フイルム株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直線水平部、湾曲部および直線鉛直部を有
    する搬送路に沿って、樹脂部品を搬送するための樹脂部
    品の搬送方法であって、 前記直線水平部をコンベアで水平搬送する工程と、 前記湾曲部をエアブローでエア搬送する工程と、 前記エアブローされた前記樹脂部品を、その自重で前記
    直線鉛直部を落下搬送する工程と、 を有することを特徴とする樹脂部品の搬送方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の搬送方法において、前記直
    線鉛直部に所定量の前記樹脂部品が存在するか否かを検
    出する工程と、 前記直線鉛直部に所定量の前記樹脂部品が存在する際
    に、前記コンベアによる前記樹脂部品の水平搬送を停止
    する工程と、 を有することを特徴とする樹脂部品の搬送方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の搬送方法において、前記樹
    脂部品は、一端が閉塞された筒状ケースであることを特
    徴とする樹脂部品の搬送方法。
  4. 【請求項4】貯留されている複数の樹脂部品を順次送り
    出す送り出し手段と、 前記送り出し手段と前記樹脂部品の供給位置とを繋ぐ搬
    送路と、 を備え、 前記搬送路は、直線水平部に沿って前記樹脂部品をコン
    ベアで水平搬送するコンベア搬送手段と、 湾曲部に沿って前記樹脂部品をエア圧で搬送するエアブ
    ロー搬送手段と、 を有することを特徴とする樹脂部品の搬送装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の搬送装置において、前記エ
    アブロー搬送手段は、前記湾曲部および該湾曲部から鉛
    直下方向に延在する直線鉛直部を一体的に有する管体
    と、 前記管体内にエアを供給し、該管体の前記湾曲部に沿っ
    て前記樹脂部品をエア搬送するためのエアブロー管路
    と、 を備えることを特徴とする樹脂部品の搬送装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の搬送装置において、前記管
    体の直線鉛直部に対応して配設され、前記直線鉛直部に
    所定量の前記樹脂部品が存在するか否かを検出する検出
    手段を備えることを特徴とする樹脂部品の搬送装置。
  7. 【請求項7】請求項4記載の搬送装置において、前記樹
    脂部品は、一端が閉塞された筒状ケースであることを特
    徴とする樹脂部品の搬送装置。
JP1295997A 1996-12-27 1997-01-27 樹脂部品の搬送方法および装置 Pending JPH10212028A (ja)

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JP1295997A JPH10212028A (ja) 1997-01-27 1997-01-27 樹脂部品の搬送方法および装置
US08/997,369 US6018929A (en) 1996-12-27 1997-12-23 Apparatus for processing and packaging photographic film, mechanism for and method of feeding resin components
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