JP2002039269A - ダンパー装置 - Google Patents

ダンパー装置

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JP2002039269A
JP2002039269A JP2000228848A JP2000228848A JP2002039269A JP 2002039269 A JP2002039269 A JP 2002039269A JP 2000228848 A JP2000228848 A JP 2000228848A JP 2000228848 A JP2000228848 A JP 2000228848A JP 2002039269 A JP2002039269 A JP 2002039269A
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    • F16F1/42Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers characterised by the mode of stressing
    • F16F1/50Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers characterised by the mode of stressing loaded mainly in shear
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16F1/00Springs
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16F1/36Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers
    • F16F1/38Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers with a sleeve of elastic material between a rigid outer sleeve and a rigid inner sleeve or pin, i.e. bushing-type
    • F16F1/3863Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers with a sleeve of elastic material between a rigid outer sleeve and a rigid inner sleeve or pin, i.e. bushing-type characterised by the rigid sleeves or pin, e.g. of non-circular cross-section

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、極めて商品価値の高い画期的なダ
ンパー装置を提供することを目的とするものである。 【解決手段】 軸受け部1に設けた軸孔1aに相対回動
自在に嵌挿される軸2を設け、この軸2の外周面と前記
軸孔1aの内面とのいずれか一方若しくは双方にウレタ
ンやゴムなどの高弾性樹脂部3を設け、この高弾性樹脂
部3が接触し、且つ、軸受け部1に対する軸2の相対回
動によって前記高弾性樹脂部3が食い込む凹部4を軸孔
1aの内面と軸2の外周面とのいずれか一方若しくは双
方に設けて、この軸2と軸受け部1との相対回動に際し
て接触抵抗による緩衝作用が生じるように構成したもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダンパー装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、衝撃または振動や音の振幅を軽減させるために緩衝
作用を発揮させるダンパー装置としては、通称エアーダ
ンパーやオイルダンパーなどが一般的である。
【0003】ところが、この従来から提案されているダ
ンパー装置は、その構造上、エアーやオイルなどの流体
が漏れるのを防止する為にシーリングが必要となるなど
精密(機密)な構造及び高度な技術が要求されてしま
い、よって、量産性が悪く且つ非常にコスト高であり、
しかも、メンテナンスが困難でランニングコストも掛か
ってしまうという問題点がある。
【0004】本出願人は、このダンパー装置に着目し、
セールスポイントのある極めて商品価値の高い画期的な
ダンパー装置を発明した。
【0005】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0006】軸受け部1に設けた軸孔1aに相対回動自
在に嵌挿される軸2を設け、この軸2の外周面と前記軸
孔1aの内面とのいずれか一方若しくは双方にウレタン
やゴムなどの高弾性樹脂部3を設け、この高弾性樹脂部
3が接触し、且つ、軸受け部1に対する軸2の相対回動
によって前記高弾性樹脂部3が食い込む凹部4を軸孔1
aの内面と軸2の外周面とのいずれか一方若しくは双方
に設けて、この軸2と軸受け部1との相対回動に際して
接触抵抗による緩衝作用が生じるように構成したことを
特徴とするダンパー装置に係るものである。
【0007】また、前記凹部4を、軸孔1aの内面と軸
2の外周面とのいずれか一方若しくは双方に凹溝5を軸
方向に形成して構成したことを特徴とする請求項1記載
のダンパー装置に係るものである。
【0008】また、前記凹部4の形状設定により前記高
弾性樹脂部3の食い込み度合いを調整することで前記緩
衝力を調整し得るように構成し、軸2と軸受け部1との
一方向への相対回動に際して生じる緩衝力と他方向への
相対回動に際して生じる緩衝力とを異ならせたことを特
徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のダンパー
装置に係るものである。
【0009】また、前記高弾性樹脂部3を適度な柔軟性
を備えた筒状柔軟体6で構成し、この筒状柔軟体6を被
嵌した軸2を前記軸受け部1に設けた軸孔1aに相対回
動自在に嵌挿し、この軸2と軸受け部1との相対回動に
際して軸2と筒状柔軟体6との間及び軸受け部1と筒状
柔軟体6との間に接触抵抗による緩衝作用が生じるよう
に構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1
項に記載のダンパー装置に係るものである。
【0010】
【発明の実施の形態】好適と考える本発明の実施の形態
(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてそ
の作用効果を示して簡単に説明する。
【0011】本発明に係るダンパー装置は、軸2と軸受
け部1とを相対回動させた際、軸2の外周面と軸孔1a
の内面とのいずれか一方若しくは双方に設けた高弾性樹
脂部3が、軸孔1aの内面と軸2の外周面とのいずれか
一方若しくは双方に接触し、且つ、この軸孔1aの内面
と軸2の外周面とのいずれか一方若しくは双方に設けた
凹部4に食い込むことになり、この際生じる接触抵抗に
より緩衝作用を得ることになる。
【0012】従って、従来のように緩衝作用をエアーや
オイルなどの流体から得ていたダンパー装置であれば、
前述のように、精密(機密)な構造及び高度な技術が要
求されてしまい、よって、量産性が悪く且つ非常にコス
ト高であり、しかも、メンテナンスが困難でランニング
コストも掛かってしまうという問題点があったが、本発
明によれば、前述したように、軸孔1aと軸2とのいず
れか一方若しくは双方に設けた凹部4に高弾性樹脂部3
が食い込む際生じる接触抵抗により良好な緩衝作用が得
られることになり、そして、ダンパー装置を構成する構
成部材やその組み立てなど、従来にない構成から従来か
ら提案されるダンパー装置に比して極めて簡易構造とな
り、よって、量産性に秀れ且つコスト安となり、しか
も、万一修理や取り替え作業が必要となったとしても簡
易構造故にランニングコストも少なくて済むことにな
る。
【0013】また、請求項2記載の発明のように構成し
た場合には、凹部4を軸孔1aの内面と軸2の外周面と
のいずれか一方若しくは双方に凹溝5を軸方向に形成し
て構成したから、つまり、軸2と軸受け部1との相対回
動方向と直交する方向に形成される凹溝5によって凹部
4は構成されているから、単に接触抵抗となり得る突起
を設けるような構成と異なり、この凹部4が軸2と軸受
け部1との相対回動に支障を来すことはなく、スムーズ
な相対回動を可能にしながらも確実に凹部4に高弾性樹
脂部3を食い込ませて良好な緩衝機能を発揮する構造が
得られてダンパー装置として秀れた性能を具備すること
になり、しかも、凹部4の形成が簡易故にコスト安にし
て量産性にも秀れることになる。
【0014】また、請求項3記載の発明のように構成し
た場合には、緩衝力を簡易に設定することができること
になる。即ち、従来から提案されるダンパー装置であっ
た場合、緩衝力の調整が、エアーやオイルの比重や装置
自体の大きさなど種々の細かい設定が必要である故に高
精度な技術が必須となってしまうが、本発明によれば、
単に凹部4の形状設定により高弾性樹脂3の凹部4に対
する食い込み度合いを調整することで緩衝力を簡易に調
整することができ、しかも、軸2と軸受け部1との一方
向への相対回動に際して生じる緩衝力と他方向への相対
回動に際して生じる緩衝力とを異ならせることで、例え
ば一方向へは強い緩衝力が必要であり、他方向へは強い
緩衝力は必要ではない蓋の開閉構造などに最適となるな
ど、凹部4の形状設定を行うだけで簡易且つ確実に所望
の緩衝力が得られることになる。
【0015】また、請求項4記載の発明のように構成し
た場合には、軸2と高弾性樹脂部3としての筒状柔軟体
6との接触抵抗による緩衝作用の他にも、軸受け部1と
筒状柔軟体6との接触抵抗による緩衝作用も同時に得ら
れることになるから、従来にない構造からより良好な緩
衝作用が得られることになる。
【0016】
【実施例】図面は本発明の一実施例を図示したものであ
り、以下に説明する。
【0017】本実施例は、軸受け部1に設けた軸孔1a
に相対回動自在に嵌挿される軸2を設け、この軸孔1a
の内面にウレタンやゴムなどの高弾性樹脂部3を設け、
この高弾性樹脂部3が接触し、且つ、軸受け部1に対す
る軸2の相対回動によって前記高弾性樹脂部3が食い込
む凹部4を軸2の外周面に設けて、この軸2と軸受け部
1との相対回動に際して接触抵抗による緩衝作用が生じ
るように構成したものである。尚、本実施例で言う相対
回動とは、軸受け部1に対する軸2の回動及び軸2に対
する軸受け部1の回動の意味である。
【0018】以下、本実施例の構成各部について詳細な
説明をする。
【0019】軸受け部1は、図1,2に図示したように
適宜な合成樹脂製の部材を管状に形成したものであり、
この軸受け部1には後述する軸2を嵌挿する軸孔1aが
設けられている。
【0020】この軸孔1aの径は、軸2を嵌挿させて軸
孔1に対して軸2を相対回動させた際、軸2の外周面と
の接触部位に所定の緩衝作用が生じるように適宜設定さ
れている。
【0021】軸2は、図1,2に図示したように適宜な
合成樹脂製の部材を筒状に形成したものであり、その一
端部に杆部7が突設されている。
【0022】この杆部7は、その断面を略方形状となる
ように形成されており、本実施例に係るダンパー装置a
を取り付ける緩衝作用を得たい被取付体13に回り止め状
態で連結する為の連結部として構成されている。
【0023】また、軸2は、その中央部に径小部2aが
形成されている。
【0024】この径小部2aは、後述する高弾性樹脂部
3としての筒状柔軟体6が被嵌装着され、この筒状柔軟
体6を被嵌させた際、この径小部2aの左右の径大部2
bにより抜け止め状態で装着されるように構成されてい
る。
【0025】また、軸2は、その外周面に複数の凹部4
が形成されている。
【0026】この凹部4は、径小部2aの外周面に所定
間隔をおいて複数の凹溝5を軸方向に形成して構成さ
れ、この各凹溝5は、軸2と軸受け部1との相対回動に
際して、径小部2aに被嵌される高弾性樹脂部3を食い
込ませて接触抵抗による緩衝作用を生じさせるための構
成である。
【0027】また、軸2は、その各凹部4の形状設定に
より高弾性樹脂部3の食い込み度合いを調整することで
緩衝力を調整し得るように構成され、本実施例では、軸
2と軸受け部1との一方向への相対回動に際して生じる
緩衝力と他方向への相対回動に際して生じる緩衝力とを
異ならせている。
【0028】具体的には、この各凹部4は、図3に図示
したようにその開口縁を形成する角部のうち一方の角部
5aを直角とし、他方の角部5bを鈍角としており、こ
れは、凹部4へ食い込む高弾性樹脂部3の当たり(引っ
掛かり)を変える構成であり、軸2を一方向(図3中a
方向)に回動させることで高弾性樹脂部3に対して凹部
4の直角の角部5aを当てることで接触抵抗を大きくし
て強い緩衝力が得られようにし、一方、軸2を他方向
(図3中b方向)に回動させることで高弾性樹脂部3に
対して凹部4の鈍角の角部5bを当てることで接触抵抗
を小さくして軸2を図3中a方向に回動させた場合に比
して弱い緩衝力が得られるように構成されている。
【0029】つまり、軸2の外周面と高弾性樹脂部3の
内面との接触抵抗による緩衝作用の他、凹部4の形状
を、角部を鋭角に形成することで強い緩衝力を生じさせ
ることができ、反対に、角部を鈍角(若しくはなだらか
な湾曲面)に形成することでより小さな緩衝力を生じさ
せることができることになる。
【0030】また、図5に図示したように軸2の外周面
(径小部2a)に細かく凹部4(凹溝5)を歯車のよう
に形成したタイプのものでも良く、このタイプによれば
ダンパーとしての効果(回転速度とトルクの関係)が高
くなることを確認している。
【0031】尚、本実施例では、前述にもしたように凹
部4を凹溝5を形成して構成しているが、この他にも円
形の凹部4であったり、或いは、一対の凸条を並設して
凹部4を形成するなど本実施例の特性を発揮する構成で
あれば適宜作用するものであり、そして、凹部4は軸孔
1aの内面に設けても良い。
【0032】高弾性樹脂部3は、図1,2に図示したよ
うにウレタンやゴムなどの適度な柔軟性を備えた筒状柔
軟体6で構成され、前述した軸2の径小部2aに被嵌装
着し得るように構成されている。
【0033】この筒状柔軟体6は、図1に図示したよう
に一つの筒状体で構成し、この筒状柔軟体6の長さ及び
硬度を適宜変更することで接触抵抗(食い込み度合い)
を変えて緩衝力を可変し得るものである。
【0034】また、筒状柔軟体6としては、一つの筒状
体で構成する場合の他、複数のリング部材6aを組み合
わせて形成する構成としても良く、このタイプによれば
リング部材6aの本数を変更するだけで接触抵抗を変え
て所望の緩衝力が得られることになる(尚、このタイプ
の筒状柔軟体6は、より一層ダンパーに求められる回転
速度が増加するに従って高い緩衝力が得られることを確
認している。)。
【0035】尚、本実施例では、高弾性樹脂部3を軸2
及び軸孔1aとは別体の筒状柔軟体6で構成したが、軸
孔1aの内面を高弾性樹脂で一体的に構成しても良く、
反対に、軸2の外周面を高弾性樹脂で一体的に構成し且
つ軸孔1aの内面に凹部4を設ける構成でも良い。
【0036】以上の構成からなるダンパー装置aは、軸
受け部1の軸孔1aに軸2を嵌挿して組み立てられる
が、本実施例に係る軸2には戻り付勢機能が具備せしめ
られている。具体的には、図1,2に図示したように軸
2を軸受け部1に連結するに際し、軸2の孔2cに発条
(トーションバネ)8を嵌挿し、この発条8の一端を孔
2c内で回り止め状態で止着し、他端を軸受け部1の軸
孔1a内に嵌入され係止部9aで係止固定される固定部
材9に回り止め状態で止着している。
【0037】従って、軸2は軸受け部1内で発条8の付
勢力に抗して回動自在となり、軸2を軸受け部1に対し
て一方向(図4中a方向)に回動させると、発条8の付
勢力に抗して回動することになり、その後、軸2は発条
8の戻り付勢力により軸受け部1に対して他方向(図4
中b方向)に戻り付勢回動することになる。
【0038】そして、本実施例では、この軸2の一方向
(図4中a方向)への回動に際しては軸2と高弾性樹脂
部3との間で強い接触抵抗による緩衝作用が生じ、軸2
の他方向(図4中b方向)への回動に際しては軸2と高
弾性樹脂部3との間で弱い緩衝力が生じるように凹部4
の形状や高弾性樹脂部3の材質など適宜設定しており、
更に、本実施例は、軸2と高弾性樹脂部3との接触抵抗
による緩衝作用の他にも、軸受け部1と高弾性樹脂3と
の接触抵抗による緩衝作用が同時に(二重に)得られる
ものであり、この軸受け部1と高弾性樹脂3との間の緩
衝力を軸2と高弾性樹脂部3との緩衝力も強くなるよう
に設定され、軸2と軸受け部1との相対回動に際して軸
2と高弾性樹脂部3との緩衝力が優先的に発揮されるよ
うに構成されている。
【0039】以上の構成から成るダンパー装置aの具体
的な使用方法(使用場面)としては、例えば図6に図示
したように緩衝作用を得たい被取付体13としての洋式ト
イレの便器10に擺動自在に取り付けられる便座11及び開
閉蓋12に取り付けられる。
【0040】即ち、ダンパー装置aは、図6中左側の便
器10と開閉蓋12との枢着部位、及び、図6中右側の便器
10と便座11との枢着部部位夫々に一個ずつ配設され、軸
2(軸杆部7)を便座11及び開閉蓋12の所定部分(枢着
部11a,12a)に止着し、一方、軸受け部1を便器10の
取付部10aに止着する。この状態で、便座11及び開閉蓋
12夫々を起こした状態から倒した際、軸2(径小部2
a)の外周面は高弾性樹脂部3(筒状柔軟体6)の内面
と接触抵抗による緩衝作用を生じながら回動することで
(この際、軸2は発条8の付勢に抗して回動する)、良
好な緩衝作用が発揮され、よって、便座11及び開閉蓋12
は勢いよく閉まることはなく良好なダンパー効果が得ら
れて徐々に閉じることになり、その後、便座11及び開閉
蓋12夫々を開く際には発条8の戻り付勢力が働き、便座
11及び開閉蓋12は軽い力で楽に開くことになる。
【0041】尚、本実施例に係るダンパー装置aは、緩
衝作用を得たい被取付体13としてトイレの便座11及び開
閉蓋12に設置しているが、本実施例の特性を十分発揮し
得るものであればその対象範囲は広く及ぶものである。
【0042】よって、本実施例によれば、従来のように
緩衝作用をエアーやオイルなどの流体から得ていたダン
パー装置であれば、前述のように、精密(機密)な構造
及び高度な技術が要求されてしまい、よって、量産性が
悪く且つ非常にコスト高であり、しかも、メンテナンス
が困難でランニングコストも掛かってしまうという問題
点があったが、本実施例によれば、前述したように、軸
孔1aと軸2とのいずれか一方若しくは双方に設けた凹
部4に高弾性樹脂部3が食い込む際生じる接触抵抗によ
り良好な緩衝作用が得られることになり、そして、ダン
パー装置を構成する構成部材やその組み立てなど、従来
にない構成から従来から提案されるダンパー装置に比し
て極めて簡易構造となり、よって、量産性に秀れ且つコ
スト安となり、しかも、万一修理や取り替え作業が必要
となったとしても簡易構造故にランニングコストも少な
くて済むことになる。
【0043】また、本実施例は、凹部4を軸2の外周面
に凹溝5を軸方向に形成して構成したから、つまり、軸
2と軸受け部1との相対回動方向と直交する方向に形成
される凹溝5によって凹部4は構成されているから、単
に接触抵抗となり得る突起を設けるような構成と異な
り、この凹部4が軸2と軸受け部1との相対回動に支障
を来すことはなく、スムーズな相対回動を可能にしなが
らも確実に凹部4に高弾性樹脂部3を食い込ませて良好
な緩衝機能を発揮する構造が得られてダンパー装置とし
て秀れた性能を具備することになり、しかも、凹部4の
形成が簡易故にコスト安にして量産性にも秀れることに
なる。
【0044】また、本実施例は、緩衝力を簡易に設定す
ることができることになる。即ち、従来から提案される
ダンパー装置であった場合、緩衝力の調整が、エアーや
オイルの比重や装置自体の大きさなど種々の細かい設定
が必要である故に高精度な技術が必須となってしまう
が、本実施例によれば、凹部4の形状設定及び高弾性樹
脂部3の硬度設定により高弾性樹脂部3の凹部4に対す
る食い込み度合いを調整することで緩衝力を簡易に調整
することができ、しかも、軸2と軸受け部1との一方向
への相対回動に際して生じる緩衝力と他方向への相対回
動に際して生じる緩衝力とを異ならせることで、例えば
一方向へは強い緩衝力が必要であり、他方向へは強い緩
衝力は必要ではない蓋の開閉構造などに最適となるな
ど、凹部4の形状設定及び高弾性樹脂部3の硬度設定を
行うだけで簡易且つ確実に所望の緩衝力が得られること
になる。
【0045】また、本実施例は、軸2と高弾性樹脂部3
としての筒状柔軟体6との接触抵抗による緩衝作用の他
にも、軸受け部1と筒状柔軟体6との接触抵抗による緩
衝作用も同時に(二重に)得られることになるから、従
来にない構造からより良好な緩衝作用が得られることに
なる。
【0046】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、軸
孔と軸とのいずれか一方若しくは双方に設けた凹部に高
弾性樹脂部が食い込む際生じる接触抵抗により良好な緩
衝作用が得られることになり、そして、ダンパー装置を
構成する構成部材やその組み立てなど、従来にない構成
から従来から提案されるダンパー装置に比して極めて簡
易構造となり、よって、量産性に秀れ且つコスト安とな
り、しかも、万一修理や取り替え作業が必要となったと
しても簡易構造故にランニングコストも少なくて済むこ
とになるなど極めて商品価値の高い画期的なダンパー装
置となる。
【0047】また、請求項2記載の発明においては、前
記請求項1記載の発明の作用効果に加え、軸と軸受け部
との相対回動方向と直交する方向に形成される凹溝によ
って凹部は構成されているから、単に接触抵抗となり得
る突起を設けるような構成と異なり、この凹部が軸と軸
受け部との相対回動に支障を来すことはなく、スムーズ
な相対回動を可能にしながらも確実に凹部に高弾性樹脂
部を食い込ませて良好な緩衝機能を発揮する構造が得ら
れてダンパー装置として秀れた性能を具備することにな
り、しかも、凹部の形成が簡易故にコスト安にして量産
性にも秀れることになるなど極めて商品価値の高い画期
的なダンパー装置となる。
【0048】また、請求項3記載の発明においては、前
記請求項1,2記載の発明の作用効果に加え、凹部の形
状設定により高弾性樹脂部の凹部に対する食い込み度合
いを調整することで緩衝力を簡易に調整することがで
き、しかも、軸と軸受け部との一方向への相対回動に際
して生じる緩衝力と他方向への相対回動に際して生じる
緩衝力とを異ならせることで、例えば一方向へは強い緩
衝力が必要であり、他方向へは強い緩衝力は必要ではな
い蓋の開閉構造などに最適となるなど、凹部4の形状設
定を行うだけで簡易且つ確実に所望の緩衝力が得られる
ことになるなど極めて商品価値の高い画期的なダンパー
装置となる。
【0049】また、請求項4記載の発明においては、前
記請求項1〜3記載の発明の作用効果に加え、軸と高弾
性樹脂部としての筒状柔軟体との接触抵抗による緩衝作
用の他にも、軸受け部と筒状柔軟体との接触抵抗による
緩衝作用も同時に得られることになるから、従来にない
構造からより良好な緩衝作用が得られることになるなど
極めて商品価値の高い画期的なダンパー装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例を示す分解斜視図である。
【図2】本実施例を示す説明図である。
【図3】本実施例に係る要部の断面図である。
【図4】本実施例を示す断面図である。
【図5】本実施例に係る軸の別タイプを示す斜視図であ
る。
【図6】本実施例の使用状態説明図である。
【符号の説明】
1 軸受け部 1a 軸孔 2 軸 3 高弾性樹脂部 4 凹部 5 凹溝 6 筒状柔軟体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸受け部に設けた軸孔に相対回動自在に
    嵌挿される軸を設け、この軸の外周面と前記軸孔の内面
    とのいずれか一方若しくは双方にウレタンやゴムなどの
    高弾性樹脂部を設け、この高弾性樹脂部が接触し、且
    つ、軸受け部に対する軸の相対回動によって前記高弾性
    樹脂部が食い込む凹部を軸孔の内面と軸の外周面とのい
    ずれか一方若しくは双方に設けて、この軸と軸受け部と
    の相対回動に際して接触抵抗による緩衝作用が生じるよ
    うに構成したことを特徴とするダンパー装置。
  2. 【請求項2】 前記凹部を、軸孔の内面と軸の外周面と
    のいずれか一方若しくは双方に凹溝を軸方向に形成して
    構成したことを特徴とする請求項1記載のダンパー装
    置。
  3. 【請求項3】 前記凹部の形状設定により前記高弾性樹
    脂部の食い込み度合いを調整することで前記緩衝力を調
    整し得るように構成し、軸と軸受け部との一方向への相
    対回動に際して生じる緩衝力と他方向への相対回動に際
    して生じる緩衝力とを異ならせたことを特徴とする請求
    項1,2のいずれか1項に記載のダンパー装置。
  4. 【請求項4】 前記高弾性樹脂部を適度な柔軟性を備え
    た筒状柔軟体で構成し、この筒状柔軟体を被嵌した軸を
    前記軸受け部に設けた軸孔に相対回動自在に嵌挿し、こ
    の軸と軸受け部との相対回動に際して軸と筒状柔軟体と
    の間及び軸受け部と筒状柔軟体との間に接触抵抗による
    緩衝作用が生じるように構成したことを特徴とする請求
    項1〜3のいずれか1項に記載のダンパー装置。
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