JP2002039155A - ラッチ機構 - Google Patents

ラッチ機構

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JP2002039155A
JP2002039155A JP2000227322A JP2000227322A JP2002039155A JP 2002039155 A JP2002039155 A JP 2002039155A JP 2000227322 A JP2000227322 A JP 2000227322A JP 2000227322 A JP2000227322 A JP 2000227322A JP 2002039155 A JP2002039155 A JP 2002039155A
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JP
Japan
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latch
shaft
latch shaft
shaft holding
holding member
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JP2000227322A
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English (en)
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Ryutaro Suzuki
龍太郎 鈴木
Shoichi Iikura
省一 飯倉
Makoto Jinno
誠 神野
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Toshiba Corp
National Institute of Information and Communications Technology
Original Assignee
Toshiba Corp
Telecommunications Advancement Organization
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、高剛性なラッチを実現したうえ
で、確実にして高精度なラッチ動作を実現し得るように
することにある。 【解決手段】ラッチ軸10が、ラッチ軸保持部材13の
軸保持部131の第1のラッチ位置に移動されると、ラ
ッチ部材14のラッチ爪141によりいわゆる仮ラッチ
され、その後、回転駆動され、その回転に連動して、そ
のガイドローラ12がラッチ部材14のガイド部142
に沿って移動案内されることにより、そのガイドローラ
12がラッチ部材14のガイド部142に押圧されてラ
ッチ軸保持部材13の軸保持部131内に、いわゆる引
き込まれてラッチ完了の第2のラッチ位置に移動されて
ラッチ動作が完了されるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば人工衛星
等の宇宙航行体に搭載される展開型アンテナ等の展開構
造物の折畳み展開自在に組合せられた展開構造体間を展
開位置において位置決めするのに用いられるラッチ機構
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のラッチ機構において
は、例えば図21に示すように折畳み自在に組合された
図示しない展開構造体の一方にラッチ軸1を設け、他方
の展開構造体(図示せず)にラッチ軸保持部材2をラッ
チ軸1に対応して設ける。そして、このラッチ軸保持部
材2には、ラッチ部材3がばね部材4を介して保持方向
(ラッチ方向)に付勢力が付与されており、これら対の
展開構造物(図示せず)が展開されると、一方の展開構
造体(図示せず)のラッチ軸1が、そのばね部材4の付
勢力に抗してラッチ部材3を押し広げて侵入されてラッ
チされる。ここで、展開構造体(図示せず)は、そのラ
ッチ軸1がラッチ軸保持部材2に対してラッチ部材3に
よりラッチされて、所定の形状に位置決めされる。
【0003】ところが、上記ラッチ機構では、展開構造
体(図示せず)が熱変形等により、変形誤差が生じる
と、その展開構造物(図示せず)の展開動作完了時にお
いて、ラッチ軸1がラッチ軸保持部材2のラッチ位置ま
で侵入しない状態で、ラッチ動作が終了してしまい、展
開構造体(図示せず)の剛性を低下させてしまうという
問題を有する。
【0004】そこで、展開構造物(図示せず)の展開ト
ルクを大きく設定して、ラッチ軸1を強制的にラッチ軸
保持部材2のラッチ位置まで侵入させるように構成する
ことも考えられる。
【0005】しかしながら、これによると、展開駆動モ
ータを、展開構造体(図示せず)の展開に必要とする展
開トルクより大きな出力トルクを有するものを備えなけ
ればならないという問題を有する。
【0006】係る変形誤差の発生した構造体間のラッチ
に関する問題は、温度環境の厳しい宇宙開発の分野に限
ることなく、地上環境に構築される構造体間を所望の形
状にラッチするラッチ機構においても同様である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来のラッチ機構では、展開構造体に変形誤差が生じる
と、確実なラッチが困難となるという問題を有する。
【0008】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、高剛性なラッチを実現したうえで、確実にして高
精度なラッチ動作を実現し得るようにしたラッチ機構を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、略平行に変
位された軸回りに回転自在なガイドローラが設けられた
ラッチ軸と、このラッチ軸がラッチ初期に司る第1のラ
ッチ位置、及びラッチ完了時に司る第2のラッチ位置間
に移動自在に収容される軸保持部を有したラッチ軸保持
部材と、このラッチ軸保持部材に対して回動自在に支持
されるものであって、前記第1のラッチ位置に移動され
たラッチ軸をラッチするラッチ爪及び該ラッチ軸が前記
第1のラッチ位置から第2のラッチ位置への移動時に前
記ガイドローラを移動案内するガイド部が設けられたラ
ッチ部材と、このラッチ部材を前記ラッチ軸に圧接する
方向に回動付勢する付勢手段と、前記ラッチ軸の第1の
ラッチ位置において、該ラッチ軸を回転駆動して、前記
ガイドローラをラッチ部材のガイド部に沿って移動案内
して前記ラッチ軸を前記第2のラッチ位置に案内する回
転駆動手段とを備えて構成した。
【0010】上記構成によれば、ラッチ軸は、ラッチ軸
保持部材の軸保持部の第1のラッチ位置に移動される
と、ラッチ部材のラッチ爪によりいわゆる仮ラッチさ
れ、その後、回転駆動手段が駆動されると、これに連動
して、そのガイドローラがラッチ部材のガイド部に沿っ
て移動案内されることにより、そのガイドローラがラッ
チ部材のガイド部に押圧されてラッチ軸保持部材の軸保
持部内、いわゆる引き込まれてラッチ完了の第2のラッ
チ位置に移動される。これにより、ラッチ軸は、所望の
ラッチ完了位置に確実にラッチされて、ガタの無い高剛
性で、高精度なラッチが可能となる。
【0011】また、この発明は、略直交する第1及び第
2の軸回りに展開自在に組合せられた一対の展開構造体
の一方に設けられ、略平行に変位された軸回りに回転自
在なガイドローラが設けられたラッチ軸と、前記一対の
展開構造体の他方に前記ラッチ軸に対応して設けられる
ものであって、前記一対の展開構造体の第1の軸回りの
回動に連動して、前記ラッチ軸が第1のラッチ位置にラ
ッチされ、該一対の展開構造体の第2の軸回りの回動に
連動して該ラッチ軸が回転されて第2のラッチ位置に移
動される軸保持部を有したラッチ軸保持部材と、このラ
ッチ軸保持部材に対して回動自在に支持されるものであ
って、前記第1のラッチ位置に移動されたラッチ軸をラ
ッチするラッチ爪及び該ラッチ軸が前記第1のラッチ位
置から第2のラッチ位置への回転移動時に前記ガイドロ
ーラを移動案内するガイド部が設けられたラッチ部材
と、このラッチ部材を前記ラッチ軸に圧接する方向に回
動付勢する付勢手段とを備えてラッチ機構を構成した。
【0012】上記構成によれば、ラッチ軸は、展開構造
体が第1の軸回りに回動されると、ラッチ軸保持部材の
軸保持部の第1のラッチ位置に移動されて、ラッチ部材
のラッチ爪によりいわゆる仮ラッチされ、その後、展開
構造体が、第2の軸回りに回動されると、これに連動し
て、そのガイドローラがラッチ部材のガイド部に沿って
移動案内されることにより、そのガイドローラがラッチ
部材のガイド部に押圧されてラッチ軸保持部材の軸保持
部内、いわゆる引き込まれてラッチ完了の第2のラッチ
位置に移動される。これにより、ラッチ軸は、所望のラ
ッチ完了位置に確実にラッチされて、ガタの無い高剛性
で、高精度なラッチが可能となる。
【0013】また、この発明は、さらに、前記ラッチ軸
が前記ラッチ軸保持部材の軸保持部における第2のラッ
チ位置に回動案内された状態で、該ラッチ軸を前記軸保
持部に圧接する第2のラッチ部材を前記ラッチ軸保持部
材に設けて構成した。
【0014】上記構成によれば、ラッチ軸は、第2のラ
ッチ位置において、第2のラッチ部材によりラッチ軸保
持部材の軸保持部に直接的に圧接されて位置規制される
ことにより、さらに、ガタの無い高剛性で、高精度なラ
ッチが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1及び図2は、この発明の一実施の形態
に係るラッチ機構を示すもので、図1は正面を示し、図
2は断面を示す。
【0017】即ち、この発明の特徴とするラッチ軸10
は、例えばアンテナを構成する展開構造体、例えば図3
に示すように第1及び第2のヒンジ機構40,41を介
して二軸方向(矢印A方向及び矢印B方向)に折畳み展
開自在に組合された第1乃至第4の展開パネル42〜4
5のうち二軸回りに回動される第2の展開パネル43に
第4の展開パネル45に対応して突設される。このラッ
チ軸10には、ラッチアーム11の一端が取付けられ
(図1及び図2参照)、このラッチアーム11の他端に
は、ガイドローラ12がラッチ軸10と略平行に変位し
た軸回りに回転自在に取付けられる。
【0018】他方、第1乃至第4の展開パネル42〜4
5のうち第4の展開パネル45には、略凹状の軸保持部
131を有したラッチ軸保持部材13が上記第2の展開
パネル43のラッチ軸10に対応して設けられる。この
ラッチ軸保持部材13には、ラッチ部材14が軸15を
介して回動自在に取付けられる。このラッチ部材14に
は、ラッチ爪141がラッチ軸10に対応して形成され
ると共に、ガイド部142が上記ガイドローラ12に対
応して形成される。
【0019】また、上記ラッチ軸保持部材13とラッチ
部材14との間には、ばね部材16がラッチ部材14に
対して図中反時計方向(ラッチ軸10と圧接する方向)
に付勢力を付与するように係着される。
【0020】上記構成において、第1乃至第4の展開パ
ネル42〜45は、図示しない宇宙航行体に図4に示す
ように折畳み収容されて搭載され、宇宙空間に到達した
状態で、先ず第1のヒンジ機構40が駆動されて(図5
参照)、第2及び第4の展開パネル43,45が第1及
び第3の展開パネル42,44に対して矢印A方向に回
動されて図6に示すように展開される。ここで、ラッチ
軸10は、そのガイドローラ側から図7に示すように第
4の展開パネル45のラッチ軸保持部材13の軸保持部
131に侵入される。この際、ラッチ軸10は、そのガ
イドローラ12で図8に示すようにラッチ部材14のラ
ッチ爪141をばね部材16の付勢力に抗して押圧しな
がらラッチ軸保持部材13の軸保持部131に侵入し
て、所定の位置に侵入された状態で、ラッチ部材14の
ラッチ爪141に係止されて第1のラッチ位置に、いわ
ゆる仮ラッチされる(図9参照)。この第1のラッチ位
置は、各部の熱変形等の変形誤差を推定して設定され
る。
【0021】ここで、第2のヒンジ機構41が駆動され
る。すると、第1及び第2の展開パネル42,43は、
第3及び第4の展開パネル44,45に対して矢印B方
向に同時に回転され、その回転動作に連動して、ラッチ
軸10が図10に示すように、その軸回りに回転させ
る。この際、ラッチ軸10は、そのガイドローラ12が
ラッチ部材14のガイド部142に沿って案内されるこ
とにより、このラッチ部材14により、矢印方向に移動
付勢され(図11参照)、第2のヒンジ機構41の駆動
停止に連動して図12に示すようにラッチ軸保持部材1
3の軸保持部131の底部に移動された第2のラッチ位
置に移動され、ここにラッチ動作が完了される。
【0022】なお、ラッチ部材14のラッチ爪141に
よるラッチ軸10の仮ラッチ状態である第1のラッチ位
置は、各部の変形誤差が無い状態では、ラッチ軸保持部
材13の軸保持部13の底部に移動される第2のラッチ
位置となる。従って、第1のラッチ位置は、第1及び第
2のヒンジ機構40,41や第1乃至第4の展開パネル
42〜45の変形誤差に応じて決定されることとなる。
【0023】このように、上記ラッチ機構は、ラッチ軸
10が、ラッチ軸保持部材13の軸保持部131の第1
のラッチ位置に移動されると、ラッチ部材14のラッチ
爪141によりいわゆる仮ラッチされ、その後、回転駆
動され、その回転に連動して、そのガイドローラ12が
ラッチ部材14のガイド部142に沿って移動案内され
ることにより、そのガイドローラ12がラッチ部材14
のガイド部142に押圧されてラッチ軸保持部材13の
軸保持部131内に、いわゆる引き込まれてラッチ完了
の第2のラッチ位置に移動されてラッチ動作が完了され
るように構成した。
【0024】これによれば、ラッチ軸10は、例えば第
1乃至第4の展開パネル42〜45が熱の影響等により
変形誤差が生じた場合においても、展開動作に連動し
て、ラッチ軸保持部材の軸保持部131の所定のラッチ
完了位置に確実に引き込まれてラッチされて、ガタの無
い高剛性で、高精度なラッチが実現される。
【0025】また、この発明は、上記実施の形態に限る
ことなく、図13乃至図20に示すように構成すること
により、さらに、ラッチ完了時における信頼性の向上を
図ることが可能となる。但し、図13乃至図20におい
ては、前記図1乃至図12と同一部分について、同一符
号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0026】即ち、この実施の形態においては、図13
及び図14に示すように前記ラッチ軸保持部材13に対
して前記ラッチ部材14と共に、第2のラッチ部材17
を前記軸15を介して互いに逆方向に回動可能に取付け
る。この第2のラッチ部材17には、ラッチ軸10のラ
ッチ完了位置に対応してラッチ爪171が形成され、ラ
ッチ部材14のラッチ爪141がガイドローラ12を係
止した状態で、そのラッチ爪171でラッチ軸10をラ
ッチする。
【0027】そして、上記ラッチ軸保持部材13と第2
のラッチ部材17との間には、ばね部材18がラッチ軸
保持部材13に対して図中時計方向(ラッチ軸10と圧
接する方向)に付勢力を付与するように係着される。
【0028】上記構成において、前記第1乃至第4の展
開パネル42〜45が前記図4に示すように折畳み収容
された状態で、先ず第1のヒンジ機構40が駆動されて
(図5参照)、第2及び第4の展開パネル42,43が
第1及び第3の展開パネル44,45に対して回動され
て図6に示すように展開される。ここで、ラッチ軸10
は、そのガイドローラ側から先ず図15に示すように第
4の展開パネル45のラッチ軸保持部材13の軸保持部
131に侵入される。この際、ラッチ軸10は、そのガ
イドローラ12で、図16に示すようにラッチ部材14
のラッチ爪141をばね部材16の付勢力に抗して押圧
すると共に、第2のラッチ部材17のラッチ爪171を
ばね部材18の付勢力に抗して押圧しながらラッチ軸保
持部材13の軸保持部131に侵入して、所定の位置に
侵入された状態で、ラッチ部材14のラッチ爪141に
係止される(図17参照)。
【0029】ここで、第2のヒンジ機構41が駆動され
る。すると、第1及び第2の展開パネル42,43は、
第3及び第4の展開パネル42〜45に対して同時に回
転され、その回転動作に連動して、ラッチ軸10が図1
8に示すように、その軸回りに回転させる。この際、ラ
ッチ軸10は、そのガイドローラ12がラッチ部材14
のガイド部142に沿って案内されることにより、この
ラッチ部材14により、矢印方向に移動付勢され(図1
9参照)、第2のヒンジ機構41の駆動停止に連動して
図20に示すようにラッチ軸保持部材13の軸保持部1
31の底部に移動される。同時に、第2のラッチ部材1
7は、ばね部材18の付勢力により反転されて、そのラ
ッチ爪171がラッチ軸10を係止し、該ラッチ軸10
を位置規制し、ここに、ラッチ動作が完了される。
【0030】なお、上記図13乃至図20に示す実施の
形態においては、ラッチ部材14と第2のラッチ部材1
7を軸15を介して同一軸上に配置して、互いに逆方向
に回動可能に組合せ構成した場合で説明したが、これに
限ることなく、その他、これらラッチ部材14及び第2
のラッチ部材17を同一軸上に組合せることなく異なる
軸にそれぞれ別体に回動自在に配設するように構成可能
である。また、これらラッチ部材14及び第2のラッチ
部材17を同一方向に回動可能に構成することも可能で
ある。
【0031】さらに、上記各実施の形態では、宇宙航行
体に塔載する展開構造物のラッチに適用するように構成
した場合で説明したが、これに限ることなく、各種の展
開構造体のラッチに適用することが可能である。
【0032】また、上記各実施の形態では、第1のラッ
チ位置にラッチされたラッチ軸10を回転駆動するの
に、第1乃至第4の展開パネル42〜45の展開力を利
用して行なうように構成した場合で説明したが、これに
限ることなく、回転駆動モータ等の回転駆動手段を備え
てラッチ軸10が第1のラッチ位置にラッチされた状態
でラッチ軸10を、この回転駆動手段で回転駆動するよ
うに構成することも可能である。
【0033】よって、この発明は、上記実施の形態に限
ることなく、その他、実施段階ではその要旨を逸脱いな
い範囲で種々の変形を実施し得ることが可能である。さ
らに、上記実施形態には、種々の段階の発明が含まれて
おり、開示される複数の構成要件における適宜な組合せ
により種々の発明が抽出され得る。
【0034】例えば実施形態に示される全構成要件から
幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようと
する課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果で述
べられている効果が得られる場合には、この構成要件が
削除された構成が発明として抽出され得る。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、高剛性なラッチを実現したうえで、確実にして高精
度なラッチ動作を実現し得るようにしたラッチ機構を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係るラッチ機構を示
した正面図である。
【図2】図1の一部を断面した断面図である。
【図3】図1の展開パネルへの取付状態を示した斜視図
である。
【図4】図3の展開パネルの折畳み状態を示した側面図
である。
【図5】図4の展開パネルの一軸回りの展開途中を示し
た側面図である。
【図6】図4の展開パネルの一軸回りの展開完了状態を
示した側面図である。
【図7】図1のラッチ動作を説明するために示した正面
図である。
【図8】図1のラッチ動作を説明するために示した正面
図である。
【図9】図1のラッチ動作を説明するために示した正面
図である。
【図10】図1のラッチ動作を説明するために示した正
面図である。
【図11】図1のラッチ動作を説明するために示した正
面図である。
【図12】図1のラッチ動作を説明するために示した正
面図である。
【図13】この発明の他の実施の形態に係るラッチ機構
を示した正面図である。
【図14】図13の一部を断面した断面図である。
【図15】図13のラッチ動作を説明するために示した
正面図である。
【図16】図13のラッチ動作を説明するために示した
正面図である。
【図17】図13のラッチ動作を説明するために示した
正面図である。
【図18】図13のラッチ動作を説明するために示した
正面図である。
【図19】図13のラッチ動作を説明するために示した
正面図である。
【図20】図13のラッチ動作を説明するために示した
正面図である。
【図21】従来のラッチ機構を示した正面図である。
【符号の説明】
10 … ラッチ軸。 11 … ラッチアーム。 12 … ガイドローラ。 13 … ラッチ軸保持部材。 131 … 軸保持部。 14 … ラッチ部材。 141 … ラッチ爪。 142 … ガイド部。 15 … 軸。 16 … ばね部材。 17 … 第2のラッチ部材。 171 … ラッチ爪。 18 … ばね部材。 40 … 第1のヒンジ機構。 41 … 第2のヒンジ機構。 42 … 第1の展開パネル。 43 … 第2の展開パネル。 44 … 第3の展開パネル。 45 … 第4の展開パネル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01Q 1/08 H01Q 1/08 1/28 1/28 (72)発明者 飯倉 省一 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝小向工場内 (72)発明者 神野 誠 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 Fターム(参考) 3J105 AA02 AA03 AA12 AB14 AC01 DA15 DA22 DA34 5J046 AA02 AA05 AB05 DA00 KA03 KA04 KA05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略平行に変位された軸回りに回転自在な
    ガイドローラが設けられたラッチ軸と、 このラッチ軸がラッチ初期に司る第1のラッチ位置、及
    びラッチ完了時に司る第2のラッチ位置間に移動自在に
    収容される軸保持部を有したラッチ軸保持部材と、 このラッチ軸保持部材に対して回動自在に支持されるも
    のであって、前記第1のラッチ位置に移動されたラッチ
    軸をラッチするラッチ爪及び該ラッチ軸が前記第1のラ
    ッチ位置から第2のラッチ位置への移動時に前記ガイド
    ローラを移動案内するガイド部が設けられたラッチ部材
    と、 このラッチ部材を前記ラッチ軸に圧接する方向に回動付
    勢する付勢手段と、 前記ラッチ軸の第1のラッチ位置において、該ラッチ軸
    を回転駆動して、前記ガイドローラをラッチ部材のガイ
    ド部に沿って移動案内して前記ラッチ軸を前記第2のラ
    ッチ位置に案内する回転駆動手段とを具備したことを特
    徴とするラッチ機構。
  2. 【請求項2】 略直交する第1及び第2の軸回りに展開
    自在に組合せられた一対の展開構造体の一方に設けら
    れ、略平行に変位された軸回りに回転自在なガイドロー
    ラが設けられたラッチ軸と、 前記一対の展開構造体の他方に前記ラッチ軸に対応して
    設けられるものであって、前記一対の展開構造体の第1
    の軸回りの回動に連動して、前記ラッチ軸が第1のラッ
    チ位置にラッチされ、該一対の展開構造体の第2の軸回
    りの回動に連動して該ラッチ軸が回転されて第2のラッ
    チ位置に移動される軸保持部を有したラッチ軸保持部材
    と、 このラッチ軸保持部材に対して回動自在に支持されるも
    のであって、前記第1のラッチ位置に移動されたラッチ
    軸をラッチするラッチ爪及び該ラッチ軸が前記第1のラ
    ッチ位置から第2のラッチ位置への回転移動時に前記ガ
    イドローラを移動案内するガイド部が設けられたラッチ
    部材と、 このラッチ部材を前記ラッチ軸に圧接する方向に回動付
    勢する付勢手段とを具備したことを特徴とするラッチ機
    構。
  3. 【請求項3】 さらに、前記ラッチ軸が前記ラッチ軸保
    持部材の軸保持部における第2のラッチ位置に回動案内
    された状態で、該ラッチ軸を前記軸保持部に圧接する第
    2のラッチ部材を前記ラッチ軸保持部材に設けたことを
    特徴とする請求項1又は2記載のラッチ機構。
JP2000227322A 2000-07-27 2000-07-27 ラッチ機構 Pending JP2002039155A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012131492A (ja) * 2010-12-23 2012-07-12 Thales 大型かつ堅牢な展開可能構造物およびそのような構造物の展開および係止方法

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