JP2513810B2 - 展開構造物 - Google Patents

展開構造物

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JP2513810B2
JP2513810B2 JP63251263A JP25126388A JP2513810B2 JP 2513810 B2 JP2513810 B2 JP 2513810B2 JP 63251263 A JP63251263 A JP 63251263A JP 25126388 A JP25126388 A JP 25126388A JP 2513810 B2 JP2513810 B2 JP 2513810B2
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功一 古川
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えば、宇宙空間にアンテナ装置を構築
するのに用いる展開構造物に関する。
(従来の技術) この種の展開構造物としては、第5図に示すようなボ
ックス状のトラス構造体1を第6図に示すように適宜組
合せたものが考えられている。このような展開構造物
は、地上において、複数のトラス構造体1を第6図
(a)に示すように、折畳み収容して人工衛星等の宇宙
航行体に搭載し、宇宙空間に到達した状態で、トラス構
造体1の伸長部材2に設けられた駆動モータ3を駆動し
て同図(b)に示すように、展開される。
ところが、上記展開構造物にあっては、その構造上、
トラス構造体1を極限位置まで折畳むと、展開時に非常
に大きな展開力を必要とするという問題を有していた。
これによれば、トラス構造体1を極限位置まで折畳む
と、その駆動モータ3の負荷力が大きくなるため、駆動
モータ3が大形となるという問題を有する。そこで、展
開時における展開力の低減を図ると、トラス構造体1を
極限位置まで折畳まず、若干余裕を持たせて折畳み収容
しなければならないために、折畳み収容容積が非常に大
きくなるという問題を有することとなる。
なお、かかる事情はボックス状のトラス構造体1に限
るものではなく、リブ型等の他の展開型トラス構造体に
おいても同様である。
(発明が解決しようとする課題) 以上述べたように、従来のトラス構造体を複数組合せ
た展開構造物では、折畳み容積を極限まで小さくする
と、駆動モータの大形化を招き、その展開力の軽減を図
ると、折畳み収容容積が大きくなるという問題を有して
いた。
この発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、駆
動モータの大形化を招くことなく、可及的に折畳み収容
容積の小形化を実現し得るようにした展開構造物を提供
することを目的とする。
[発明の構成] (発明が解決しようとする問題点) この発明の展開構造物は、複数個の骨組部材の端部を
相互に回動可能に連結して骨組構造に組合わされ、前記
複数の骨組部材の回動により、折畳み及び展開可能に設
けられた骨組構造体と、この骨組構造体の折畳み状態に
おいて、前記骨組部材間に跨って圧縮状態に保持される
ばね部材とを備え、前記骨組構造体の折畳み状態が解除
されることにより、前記ばね部材の伸張作用により前記
骨組部材間を拡張させ、前記骨組構造体に対して折畳み
状態から展開状態へ展開力を付与し得るように構成した
ものである。
(作用) 上記構成によれば、骨組構造体は付勢手段の付勢力に
より展開初期における負荷力が軽減された状態に折畳み
収容される。従って、骨組構造体を極限位置まで折畳ん
でも展開駆動用の駆動モータの負荷が軽減される。これ
により、駆動モータを大形にすることなく、骨組構造体
を極限位置まで折畳むことが可能となり、可及的に折畳
み収容容積を小さくすることができる。
(実施例) 以下、この発明の実施例について、図面を参照して詳
細に説明する。
第1図はこの発明の一実施例に係る展開構造物に適用
されるボックス状トラス構造体10を示すもので、例えば
複数個が適宜組合わされて前記第5図に示す如く形成さ
れる。すなわち、第1図(a)は折畳み極限位置から若
干展開された状態を示し、同図(b)は展開完了状態を
示すもので、4本の支柱部材11が所定の間隔に立設さ
れ、各相互間には梁部材12が架設されてそれぞれが回動
自在に連結され、ボックス状の骨組構造が形成される。
そして、この支柱部材11と梁部材12で形成するボックス
状の対角線上には伸長部材13及び折曲部材14がそれぞれ
架設されてそれぞれが回動自在に連結される。このうち
伸長部材13には、それぞれ展開駆動用の駆動モータ15が
配設されている。
また、上記支柱部材11相互間には展開初期付勢用のば
ね部材16が係着される。このばね部材16は、例えば、そ
れぞれ略同様に第2図に示すように、上記支柱部材11に
支持される第1及び第2の固定部16a,16bが形成されて
おり、その一方の第2の固定部16bには圧縮ばね16cの一
端が係着される。そして、この圧縮ばね16cの他端は第
1の固定部16aに離脱自在に係合される。
上記構成において、トラス構造体10は第1図(a)に
示すように、折畳み収容されると、ばね部材16の圧縮ば
ね16cの他端が第1の固定部16aに係合され、支柱部材1
1,11間を展開方向に付勢した状態で折畳み収容される。
そして、上述したように駆動モータ15が駆動されて展開
されると(第1図(b)参照)、支柱部材11は、展開初
期において、ばね部材16の圧縮ばね16cの付勢力が付加
される。これにより、トラス構造体10は滑らかな初期の
展開動作が実現される。この際、ばね部材16は、トラス
構造体10の展開途中において、その圧宿ばね16cの他端
が第1の固定部16aから離間されて、支柱部材11への付
勢力の付与を解除する。
このように、上記展開構造物は、トラス構造体10に対
して折畳み収容位置で、展開方向に付勢力を付与するば
ね部材16を配設して、このばね部材16の付勢力により展
開初期の折畳み収容による展開負荷を軽減するように構
成した。これによれば、トラス構造体10を極限位置まで
折畳んでも展開駆動用の駆動モータの負荷が軽減される
ため、駆動モータ15を大形にすることなく、極限位置ま
て折畳むことが可能となるので、可及的に折畳み収容容
積を小さくすることができる。
なお、上記実施例では、展開初期付勢用のばね部材16
を圧縮ばね16cを用いて構成したが、これに限ることな
く、例えば第3図に示すような、ぜんまいばね17を用い
て構成することも可能である。
また、上記実施例では、付勢手段として支柱部材11間
にばね部材16あるいはぜんまいばね17を配設して構成し
た場合で説明したが、これに限ることなく、例えば第4
図に示すように、支柱部材11と伸長部材13との間に捩り
ばね18を配設するように構成することも可能である。こ
の場合は、捩りばね18に代えて板ばね等を配設して構成
することも可能である。
さらに、上記実施例では、ボックス状のトラス構造体
10に適用した場合で説明したが、これに限ることなく、
リブ型等の他の展開型トラス構造を有する各種の骨組構
造体で形成した展開構造物に適用可能である。よって、
この発明は、上記実施例に限ることなく、その他、この
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得る
ことは勿論のことである。
[発明の効果] 以上詳述したように、この発明によれば、駆動モータ
の大形化を招くことなく、可及的に折畳み収容容積の小
形化を実現し得るようにした展開構造物を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る展開構造物に適用さ
れるボックス状トライ構造体を取出して示す図、第2図
は第1図のボックス状トラス構造体に配設される展開初
期付勢用のばね部材を取出して示す図、第3図及び第4
図はこの発明の他の実施例を示す図、第5図は従来のボ
ックス状トラス構造体を取出して示す図、第6図はこの
発明の適用される展開構造物を示す図である。 10……ボックス状トラス構造体、11……支柱部材、12…
…梁部材、13……伸長部材、14……折曲部材、15……駆
動モータ、16……ばね部材、16a,16b……第1及び第2
の固定部、16c……圧縮ばね、17……ぜんまいばね。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑尾 文博 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社東芝小向工場内 (56)参考文献 実開 昭63−180500(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個の骨組部材の端部を相互に回動可能
    に連結して骨組構造に組合わされ、前記複数の骨組部材
    の回動により、折畳み及び展開可能に設けられた骨組構
    造体と、 この骨組構造体の折畳み状態において、前記骨組部材間
    に跨って圧縮状態に保持されるばね部材と を具備し、前記骨組構造体の折畳み状態が解除されるこ
    とにより、前記ばね部材の伸張作用により前記骨組部材
    間を拡張させ、前記骨組構造体に対して折畳み状態から
    展開状態へ展開力を付与し得るようにしたことを特徴と
    する展開構造物。
JP63251263A 1988-10-05 1988-10-05 展開構造物 Expired - Lifetime JP2513810B2 (ja)

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