JP2002038886A - 可撓性シール材およびその取付方法 - Google Patents

可撓性シール材およびその取付方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジャッキ推力受け材および止水材の機能をシ
ールドトンネル施工の流れの中で同時に発揮しつつ、セ
グメントリングの変位に対して優れた吸収性を発揮する
可撓性シール材と、その取付け方法とを提供する。 【解決手段】 シールドトンネルの一対のセグメントリ
ング間に挟持、固定される可撓性シール材であって、可
撓性の止水リング12と、剛性のジャッキ推力伝達部1
3とを備え、ジャッキ推力伝達部13は一対の支持材1
4と、ジャッキ推力が伝達しなくなった後に除去される
スペーサとを含み、一対の支持材14は、セグメントリ
ングの側面11aに設けられた収納孔内に遊挿されかつ
前記一対のセグメントリング間に架設された荷重支持部
材19によって保持されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は可撓性シール材とそ
の取付方法に関し、より詳しくは、シールドトンネル掘
進時にも推力伝達機能と優れた止水機能とを発揮し、し
かもセグメントリング間の伸縮や地盤の不同沈下に伴う
変位に対して優れた吸収性を示す可撓性シール材と、そ
の取付方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】シールド工法によるトンネルの構築にお
いては、トンネルの断面の大きさに応じた鋼製の筒(シ
ールド掘削機)によって切羽を掘削し、掘進後、直ちに
セグメントと称する覆工材をトンネルの周方向に複数個
組み立ててセグメントリングを形成するとともに、油圧
ジャッキでセグメントリングの側面を押して、掘削機を
推進させる工法が採られている。また、この工法により
得られるシールドトンネルには、セグメントリング間の
伸縮や地盤の不同沈下に伴う変位に対応すべく、セグメ
ントリング間の所定箇所に可撓性セグメント(あるい
は、可撓性継手)と称する部材が配置される。
【0003】図13および図14は、それぞれ従来の可
撓性セグメントを用いたシールドトンネルの代表的な例
(実公昭62−27594号公報、特開平10−541
99号公報参照)を簡略化して示す断面図である。図1
3に示す従来例において、一対のセグメントリング80
間にはトンネルの軸方向xに伸縮可能な止水ゴム81が
張設されており、止水ゴム81の内方には、掘削機のジ
ャッキ推力を受けるための楔材83と枠84とからなる
推力受け材82がトンネルの周方向yに沿って所定間隔
毎に設けられている。
【0004】一方、図14に示す従来例において、一対
のセグメントリング90間には止水部材91と、止水ゴ
ム内に嵌装される連結棒92とが配置されており、この
止水部材91は、連結棒92の固定に必要な作業スペー
スを区画する一対の鋼製セグメント体93に挟持された
状態でセグメントリング90間に設置されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図13に示す可撓性セ
グメントにおいて推力受け材82が用いられるのは、止
水ゴム81だけではジャッキ推力に対抗できず、掘進時
に変形を生じてしまうからである。なお、この推力受け
材82はセグメントリング間の伸縮や地盤の不同沈下に
伴う変位に対して不利に作用する。このため、掘削機の
ジャッキ推力が伝達しなくなった後で、少なくとも楔材
83を取り除く作業が必要となる。
【0006】また、図13に示す可撓性セグメントで
は、止水ゴム81をボルト85で碇着部材86に固定す
る必要があり、その取付け作業が面倒である。さらに、
止水ゴム81は、地山側からの漏水、土砂の流入等によ
る荷重に対して十分に対抗できないという問題がある。
このほかにも、図13に示す可撓性セグメントでは、推
力受け材82の取付け個数や取付け位置によって、ジャ
ッキ推力の負荷後に偏心が生じ易くなるという問題もあ
る。
【0007】一方、図14に示す可撓性セグメントで
は、鋼製セグメント体93を設置することによってセグ
メントリング90間のスペースが大きくなり、これに伴
って地山側からの荷重が極めて大きくなるという問題が
ある。そこで、本発明の主たる目的は、従来の可撓性セ
グメントまたは可撓性継手に代わる部材を提供すること
であって、より詳しくは、構造が簡易かつ小規模であっ
て、ジャッキ推力受け材としての機能と可撓性継手とし
ての機能とをシールドトンネル施工の流れの中に適合さ
せつつ同時に発揮することができ、しかもセグメントリ
ング間の伸縮や地盤の不同沈下に伴う変位に対して優れ
た吸収性を発揮することのできる可撓性シール材と、そ
の取付け方法とを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記課
題を解決するための本発明に係る第1の可撓性シール材
は、シールドトンネルの一対のセグメントリング間に配
置されて、シールド掘削機のジャッキ推力を受ける際に
は止水材およびジャッキ推力受け材として作用し、シー
ルド掘削機のジャッキ推力が伝達しなくなった後には止
水材およびそのバックアップ材として作用するものであ
って、(A) 一対のセグメントリング間にて圧縮、挟持さ
れて、主として止水材として作用する可撓性の止水リン
グと、(B) 当該止水リングよりもセグメントリングの内
周部側に配置されて、主としてジャッキ推力受け材およ
び前記止水リングのバックアップ材として作用する剛性
のジャッキ推力伝達部と、を備え、前記(B) のジャッキ
推力伝達部は、一対の支持材と、当該一対の支持材間に
配置されるスペーサと、を含み、前記支持材の一方はセ
グメントリングの側面に固定されており、前記スペーサ
は、ジャッキ推力が伝達しなくなった後に一対の支持材
間から除去可能なものであって、さらに、前記一対の支
持材は、セグメントリングの側面に設けられた収納孔内
に遊挿されかつ前記一対のセグメントリング間に架設さ
れた荷重支持部材によって保持されている、ことを特徴
とする。
【0009】また、上記課題を解決するための本発明に
係る第2の可撓性シール材は、シールドトンネルの一対
のセグメントリング間に配置されて、シールド掘削機の
ジャッキ推力を受ける際には止水材およびジャッキ推力
受け材として作用し、シールド掘削機のジャッキ推力が
伝達しなくなった後には止水材およびそのバックアップ
材として作用するものであって、(I) 一対のセグメント
リング間にて圧縮、挟持されて、主として止水材または
その接続部もしくは接触部として作用する頂部、当該頂
部の両端からセグメントリングの内周面側に伸びて、主
としてジャッキ推力受け材および前記頂部のバックアッ
プ材として作用する一対の脚部、ならびに前記頂部と前
記一対の脚部によって区画された溝を有するジャッキ推
力伝達部本体と、(II)前記溝内に保持されて、主として
ジャッキ推力受け材として作用するスペーサと、を含む
ジャッキ推力伝達部を備え、前記脚部の一方はセグメン
トリングの側面に固定されており、前記スペーサは、ジ
ャッキ推力が伝達しなくなった後に一対の支持材間から
除去可能なものであって、さらに、前記一対の脚部は、
セグメントリングの側面に設けられた収納孔内に遊挿さ
れかつ前記一対のセグメントリング間に架設された荷重
支持部材によって保持されている、ことを特徴とする。
【0010】上記本発明に係る第1および第2の可撓性
シール材は、構造が簡易かつ小規模であって、安価に製
造することができ、取扱性も良好である。また、上記本
発明の可撓性シール材を用いた場合には、可撓性セグメ
ントや可撓性継手の装脱着に伴う作業の手戻りが生じな
いこと、可撓性シール材が小規模であるため土圧・水圧
等の地山荷重を軽減できること、可撓性シール材をセグ
メントリングの側面に直接、取付け可能であること、セ
グメントリングの設置直後から止水機能を発揮できるこ
と、といった利点が得られる。
【0011】従って、本発明の可撓性シール材を用いる
ことによって、従来の、重厚で構造の複雑な可撓性セグ
メントまたは可撓性継手を用いる場合に比べて、シール
ドトンネル施工時の作業が簡易なものとなり、経済性に
優れたシールドトンネルの施工を実現することができ
る。さらに、上記本発明の可撓性シール材によれば、ジ
ャッキ推力受け材としての機能と可撓性継手としての機
能とをシールドトンネル施工の流れの中に適合させつつ
同時に発揮することができる。
【0012】しかも、上記本発明の可撓性シール材によ
れば、一対のセグメント間に架設された荷重支持棒の作
用によって、地山側からの荷重を十分に支えることがで
き、さらにセグメントリング間の伸縮や地盤の不同沈下
に伴う変位に対して優れた吸収性を発揮することができ
る。本発明の第1の可撓性シール材は、止水リングが、
セグメントリングの側面に当接する一対のフランジ部
と、頂部とからなる断面略U字状の部材であって、前記
頂部は一対のセグメントリング間にて圧縮、挟持され、
かつ、前記フランジ部はセグメントリングの側面と前記
ジャッキ推力伝達部の支持板との間に挟持されるもので
あってもよい。この場合、止水リングをしっかりと固定
させることができる。また、新たなセグメントリングを
構築する際およびシールド掘削機でジャッキ推力を負荷
する際に、止水リングの位置ズレが生じるおそれを未然
に防止することができる。
【0013】本発明の第2の可撓性シール材は、ジャッ
キ推力伝達部本体よりもセグメントリングの外周部側
に、さらに可撓性の止水リングを配置したものであるが
好ましい。この場合、可撓性シール材の止水機能をより
一層向上させることができる。本発明の可撓性シール材
の取付け方法は、本発明に係る第1の可撓性シール材の
ジャッキ推力伝達部における支持材の一方、または本発
明に係る第2の可撓性シール材のジャッキ推力伝達部本
体における脚部の一方を固定することによって、セグメ
ントリングの側面に前記可撓性シール材を設置した後、
当該可撓性シール材に設けられた挿通孔と前記セグメン
トリングの側面に設けられた収納孔とに荷重支持部材を
嵌装し、さらに、前記可撓性シール材を介して新たなセ
グメントリングを構築し、次いで、シールド掘削機の掘
進を行うことによって前記可撓性シール材を圧縮し、シ
ールド掘削機のジャッキ推力が伝達しなくなった後で前
記可撓性シール材のジャッキ推力伝達部におけるスペー
サを一対の脚部間から取り除く、ことを特徴とする。
【0014】セグメントリングを構成するセグメントに
は、一般に図12(a) に示す平板型のセグメントと、同
図(b) に示す箱型のセグメントとが知られている。この
うち、図12(b) の箱型セグメント73は、セグメント
の内面に空間を有することから、セグメントリングと可
撓性シール材(または可撓性セグメント等)とを固定す
るためのビスや荷重支持棒72を孔71に挿入して固定
する作業を、セグメント内面側の空間を利用して行うこ
とができる。
【0015】これに対し、図12(a) に示す平板型のセ
グメント70は、例えばRCセグメントのように、内部
に鉄筋かごの枠組を配したコンクリート製のものが一般
的である。この平板型セグメント70は、セグメントリ
ング構築後の二次覆工が不要であり、シールドトンネル
の大型化に対応可能であるという利点を有する。平板型
セグメント70を用いる場合には、セグメントにビスや
荷重支持棒72を孔71に挿入し、それらを固定する作
業を、セグメントの裏面から行うことはできない。しか
しながら、本発明の可撓性シール材およびその取付け方
法によれば、セグメントリング間に架設される荷重支持
棒72は、平板型セグメント70内で固定させる必要が
なく、平板型セグメント70に設けられた孔(収納孔)
71内に遊挿させた状態、すなわち滑動自在に装着させ
た状態で十分である。荷重支持棒72が単に遊挿された
状態であっても、可撓性シール材のジャッキ推力伝達部
における支持材を十分に保持する作用を示し、地山側か
らの荷重に対しても十分に対抗することができる。ま
た、荷重支持棒72の収納孔71は、可撓性シール材を
固定するためにセグメントの側面にあらかじめ設けられ
ているビス用の孔を用いることができる。
【0016】従って、上記本発明の可撓性シール材の取
付け方法に従うことにより、簡易な方法で可撓性シール
材をセグメントリング間に取付けることができ、しかも
当該可撓性シール材に対して、セグメントリング間の伸
縮や地盤の不同沈下に伴う変位に対する優れた吸収性を
付与することもできる。本発明に係る第1の可撓性シー
ル材のうち、止水リングとして、セグメントリングの側
面に当接する一対のフランジ部と、頂部とからなる断面
略U字状のリングを使用する場合にあっては、可撓性シ
ール材の取付け方法として、ジャッキ推力伝達部におけ
る支持材の一方を緩やかに固定することによって、セグ
メントリングの側面に前記可撓性シール材を設置し、当
該可撓性シール材に設けられた挿通孔と前記セグメント
リングの側面に設けられた収納孔とへの荷重支持部材の
嵌装と、可撓性シール材よりもセグメントリング外周部
側への止水リングの設置とを行った後、前記支持材の一
方とセグメントリングの側面との締着を強固にし、次い
で、前記可撓性シール材を介して新たなセグメントリン
グを構築し、さらに、シールド掘削機の掘進を行うこと
によって前記可撓性シール材と前記止水リングとを圧縮
し、シールド掘削機のジャッキ推力が伝達しなくなった
後で前記可撓性シール材のジャッキ推力伝達部における
スペーサを一対の支持材間から取り除く、方法を採用す
ることができる。
【0017】この場合、止水リングは、その頂部が一対
のセグメントリング間にて圧縮、挟持され、フランジ部
がセグメントリングの側面と前記ジャッキ推力伝達部の
支持板との間に挟持される。従って、止水リングをセグ
メントリングにしっかりと固定させることができる。ま
た、新たなセグメントリングを構築する際およびシール
ド掘削機でジャッキ推力を負荷する際に、止水リングの
位置ズレが生じるおそれを未然に防止することができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の可撓性シール材お
よびその取付方法について、図面を参照しつつ詳細に説
明する。 〔第1の可撓性シール材〕図1は、本発明の可撓性シー
ル材に係る一実施形態を示す斜視図であって、本発明の
第1の可撓性シール材10を既設のセグメントリング1
1の側面に配置した状態を示すものである。
【0019】第1の可撓性シール材10におけるジャッ
キ推力伝達部13は、例えば図1に示すように、セグメ
ントリング11の周方向yにおいて複数箇所に分割され
た部材であって、シールドトンネルの施工時において、
既設のセグメントリング11の側面11aに取り付けら
れることにより、円環状の部材となるものである。ジャ
ッキ推力伝達部13は、セグメントリング11を構成す
るセグメントに対応させて分割されたものであってもよ
く、セグメントとは無関係に分割されたものであっても
よい。ジャッキ推力伝達部13をセグメントに対応させ
て分割した場合には、ジャッキ推力伝達部13をあらか
じめセグメントの側面に取り付けておいた上で、セグメ
ントリング11の組み立てを行うことができる。従っ
て、シールド掘削機のテール部内での作業時間を短縮化
することができ、ひいてはシールドトンネル全体の施工
作業を短縮化することができる。
【0020】第1の可撓性シール材における止水リング
12は、セグメントリング11の周方向yに沿って連続
した部材であるのが好ましい。止水リング12はゴム等
の弾性体からなる部材であるため、折り畳むなどして可
撓性シール材の施工現場に搬入することができるが、止
水リングが折り畳んで搬入不可能な程度に大型化した場
合には、セグメントリング11の周方向yにおいて1ヶ
所または複数箇所に分割してもよい。この場合、止水リ
ングの施工後に、現場で接着処理や加硫接着処理を施し
たり、その継ぎ目部分に例えば水膨張ゴム等を用いて止
水処理を施したりしておく必要がある。
【0021】図2(a) 〜(c) は、第1の可撓性シール材
に係る一実施形態の取付け工程を示す斜視図である。ま
た、図3は図2のA断面において、その矢印側からみた
取付け工程を示す断面図であって、図4は図2のB断面
において、その矢印側からみた取付け工程を示す断面図
である。本発明に係る第1の可撓性シール材10の取付
け工程においては、まず、ジャッキ推力伝達部13を構
成する一対の支持材14a,14bの一方(図では、符
号14aが付された支持材)を既設のセグメントリング
の側面11aに設置する。この際、支持材14aは、図
3(a) に示すように、ビス16aをビス孔16に挿入し
て締着することによって、セグメントリングの側面11
aに固定される。また、支持材14a,14bとスペー
サ15とは、互いに離れてしまわないように、ジャッキ
推力伝達部13の外周部および内周部の双方に固定部材
20a,20bを取り付けておけばよい。
【0022】支持材14aをセグメントリングの側面1
1aに固定した後、図4(a) に示すように、ジャッキ推
力伝達部13の挿通孔17およびセグメントリングの側
面11aにあらかじめ設けておいた収納孔18へ荷重支
持棒19を挿入する。これによって、他方の支持材14
bとスペーサ15とを含むジャッキ推力伝達部13全体
をセグメントリングの側面11aに保持させることがで
き、固定部材20a,20bは取り外し可能となる。
【0023】セグメントリング11を構成するセグメン
トの側面に設けられている収納孔18は、セグメントの
製造時にあらかじめ設けられたものであってもよく、あ
るいは施工現場にてセグメントの側面に直接形成された
ものであってもよい。また、収納孔18は、可撓性シー
ル材10を固定するためのビス孔17と併用されるもの
であってもよい。収納孔18およびビス孔17の設置間
隔は特に限定されるものではなく、セグメントリングの
大きさ、止水リングにかかる地山荷重の程度等に応じて
適宜設定すればよい。
【0024】荷重支持棒19の長さLは、ジャッキ推力
伝達部13の幅Wといずれか一方の収納孔18の長さと
の和よりも長く、かつ、両セグメント11,11’の収
納孔18,18’の長さの合計とジャッキ推力伝達部1
3の幅Wとの和Laよりも短く設計されるほかは特に限
定されるものではない。また、荷重支持棒19の太さに
ついても特に限定されるものではない。前記長さLおよ
び太さは、セグメントリング間の伸縮や地盤の不同沈下
に伴うズレ変位に対応可能な範囲で、それぞれ適宜設定
すればよい。
【0025】次に、図3(b) および図4(b) に示すよう
に、ジャッキ推力伝達部13の外周面側に止水リング1
2を設置し、新たなセグメントリング11’を構築す
る。新たなセグメントリング11’を構築後、シールド
掘削機をさらに推進させると、そのジャッキ推力によっ
て止水リング12が圧縮を受けて、図3(c) に示すよう
に変形する。止水リング12に生じた圧縮変形は、可撓
性シール材10の止水性能やセグメントリングの変位に
対する追随性能を維持する上で重要である。そこで、止
水リング12の反発力によって、特にセグメントリング
11がその内周部側にずれないように、セグメントリン
グ11,11’間を仮止め材21で固定しておくのが好
ましい。
【0026】図3(d) および図4(c) は、可撓性シール
材10にジャッキ推力が伝達しなくなった後に、一対の
支持材14a,14b間からスペーサ15を取り除いた
状態を示すものであって、可撓性シール材10の施工が
完了した状態を示したものである。支持材14a,14
bの性状は特に限定されるものではないが、可撓性シー
ル材にジャッキ推力がかかる際にはその受け材として作
用し、ジャッキ推力がかからなくなった後には、荷重支
持棒19とともに地山からの荷重に対抗して、止水リン
グ12のバックアップ材として作用するものであること
から、十分な剛性を有する部材であるのが好ましい。
【0027】スペーサ15の性状は、ジャッキ推力に対
して十分な耐力を示すものであるほかは特に限定される
ものではないが、ジャッキ推力が伝達しなくなった後で
一対の支持板14a,14b間から容易に除去可能な素
材であるのが好ましい。スペーサ15を熱可塑性樹脂に
て形成したときには、スペーサ15自体を加熱し、軟化
または溶融させることによって、支持板14a,14b
間から除去することができる。
【0028】スペーサを機械的方法によって支持板14
a,14b間から引抜いて除去する場合には、例えば図
5に示すように、ジャッキ推力伝達部13の挿通孔17
やセグメントリングの収納孔18の部分において、スペ
ーサ15’自体を分割しておくのが好ましい。また、ス
ペーサ15’の断面形状をセグメントリング11の外周
部側が狭い楔状とすることにより、より一層引抜き易く
することができる。ジャッキ推力伝達部内に配置するス
ペーサは、図2〜図5に示す板状のスペーサ15,1
5’であるほか、図6および図7に示すフレーム状のス
ペーサ22であってもよい。
【0029】図6および図7に示すジャッキ推力伝達部
23において、一対の支持板24a,24bには、それ
ぞれフランジ25a,25bがあらかじめ取付けられ
る。ジャッキ推力伝達部23にジャッキ推力がかかると
きには、一対のフランジ25a,25b間にはスペーサ
22が設置される(図7(a) 参照)。一方、止水リング
12を設置し(図7(b) 参照)、さらに新たなセグメン
トリング11’を構築してシールド掘削機を推進させ、
可撓性シール材にジャッキ推力がかからなくなった後に
おいては、スペーサ22が取り外されて(図7(c) 参
照)、これにより、可撓性シール材23に、セグメント
リング間の伸縮変位や地盤の不同沈下に伴うズレ変位に
対する追随性が付与される。
【0030】図8はジャッキ推力伝達部のさらに他の実
施形態を示す斜視図であって、図9は図8に示すジャッ
キ推力伝達部26と組み合わせて用いられる止水リング
30を示す斜視図である。図8に示すジャッキ推力伝達
部26においては、図6に示すジャッキ推力伝達部23
と同様に、一対の支持板27a,27bにあらかじめフ
ランジ28a,28bが取付けられており、ジャッキ推
力がかかるときには一対のフランジ28a,28b間に
スペーサ22が配置される。
【0031】このジャッキ推力伝達部26における一対
の支持板27a,27bには、それぞれセグメントリン
グおよび止水リング30(図9参照)に接する部分に切
欠部27cが設けられている。一方、このジャッキ推力
伝達部26と組み合わせて用いられる止水リング30
は、図9に示すように、セグメントリングの側面に当接
する一対のフランジ31a,31bと、頂部32とから
なる断面略U字状の部材である。この止水リング30の
頂部32は一対のセグメントリング11,11’間にて
圧縮、挟持され、一対のフランジ31a,31bはセグ
メントリングの側面とジャッキ推力伝達部26の支持板
27a,27bとの間に挟持される。
【0032】図8および図9に示す実施形態に係る可撓
性シール材の取付けるには、例えば図10に示すように
して行われる。すなわち、まずジャッキ推力伝達部26
の一方の支持板27aをセグメントリング11の側面に
緩やかに固定し、荷重支持部材をジャッキ推力伝達部2
6の挿通孔およびセグメントリング11の収納孔に嵌装
して、ジャッキ推力伝達部26全体をセグメントリング
11の側面に保持させる(図10(a) 参照)。
【0033】次いで、セグメントリング11の側面と支
持板27との隙間(図10では、支持板27aの切欠部
27c)に止水リング30の一方のフランジ31aを引
っ掛け、さらに支持板27aとセグメントリング11の
側面との締着を強固にしてし水リング30を固定させる
(図10(b) 参照)。さらに新たなセグメントリング1
1’を構築してシールド掘削機を推進させ、可撓性シー
ル材にジャッキ推力がかからなくなってから支持板27
bをセグメントリング11’の側面に緩やかに固定し、
スペーサ22を取り外す(図10(c)参照)。その後、
支持板27bをセグメントリング11’の側面に強固に
固定する。こうして、セグメントリング11,11’間
の伸縮変位や地盤の不同沈下に伴うズレ変位に対する追
随性を有する可撓性シール材が得られる。
【0034】〔第2の可撓性シール材〕図11は、本発
明の可撓性シール材に係る他の実施形態を示す斜視図で
あって、本発明の第2の可撓性シール材40を既設のセ
グメントリング11の側面に配置した状態を示すもので
ある。第2の可撓性シール材40におけるジャッキ推力
伝達部41は、図11に示すように、頂部43、一対の
脚部44a,44bおよび一対の脚部44a,44bに
よって区画される溝45を有するジャッキ推力伝達部本
体42と、前記溝45内に保持されるスペーサ46とか
らなる。
【0035】ジャッキ推力伝達部41を構成するジャッ
キ推力伝達部本体42は、ゴム等の弾性体からなる可撓
性の部材である。なお、ジャッキ推力を受ける際の耐力
を高める上で、脚部44a,44bの表面には、剛性の
補強板を取り付けてもよい。ジャッキ推力伝達部本体4
2は、本来セグメントリングの周方向yにおいて連続し
た部材であるのが好ましいものの、セグメントリングが
大型である場合などは連続部材として搬送するのが困難
であるため、通常、複数箇所に分割される。分割された
各部材の間は、止水ゴムなどによって十分なシールが施
される必要がある。
【0036】ジャッキ推力伝達部本体42をセグメント
リング11の側面に取り付ける作業は、ビス孔47およ
び挿通孔48からそれぞれビスおよび荷重支持棒を装着
して一方の脚部44aをセグメントリング11の側面に
固定するほかは、第1の可撓性シール材を固定する方法
と同様にして行われる。また、溝45内に配置されるス
ペーサとしては、溝の形状に応じたものを用いるほか
は、第1の可撓性シール材におけるスペーサと同様のも
のを用いることができる。なお、スペーサとして、図6
に示すようなフレーム状のものを用いる場合、脚部の表
面に剛性の補強板を取り付けることができ、脚部の安定
性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の可撓性シール材に係る一実施形態を示す
斜視図である。
【図2】図1に示す一実施形態の取付け工程を示す斜視
図である。
【図3】図1の取付け工程をA断面の矢印側から示した
断面図である。
【図4】図1の取付け工程をB断面の矢印側から示した
断面図である。
【図5】ジャッキ推力伝達部の他の実施形態を示す斜視
図である。
【図6】ジャッキ推力伝達部のさらに他の実施形態を示
す斜視図である。
【図7】図6に示すジャッキ推力伝達部を用いた可撓性
シール材の取り付け工程を示す斜視図である。
【図8】ジャッキ推力伝達部のさらに他の実施形態を示
す斜視図である。
【図9】図8に示すジャッキ推力伝達部26と組み合わ
せて用いられる止水リングを示す斜視図である。
【図10】図8に示すジャッキ推力伝達部26と図9に
示す止水リング30とを用いた可撓性シール材の取付け
工程を示す斜視図である。
【図11】第2の可撓性シール材に係る一実施形態を示
す斜視図である。
【図12】一般的なセグメントの形状を示す斜視図であ
る。
【図13】従来の可撓性セグメントを用いたシールドト
ンネルを示す要部断面図である。
【図14】従来の可撓性セグメントを用いたシールドト
ンネルを示す要部断面図である。
【符号の説明】
10 可撓性シール材, 11 セグメントリング,
11’ セグメントリング, 12 止水リング, 1
3 ジャッキ推力伝達部, 14a 支持材,14b
支持材, 15 スペーサ, 18 収納孔, 18’
収納孔, 19 荷重支持棒,22 スペーサ, 2
3 ジャッキ推力伝達部, 24a 支持材, 24b
支持材, 25a フランジ, 25b フランジ,2
6 ジャッキ推力伝達部, 27a 支持材, 27b
支持材, 28aフランジ, 28b フランジ,
29 挿通孔, 30 止水リング, 31a フラン
ジ, 31b フランジ, 32 頂部,40 可撓性
シール材, 41 ジャッキ推力伝達部, 42 ジャ
ッキ推力伝達部本体, 43 頂部, 44a 脚部,
44b 脚部, 45 溝,46 スペーサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩崎 和資 兵庫県神戸市中央区脇浜町3丁目6番9号 住友ゴム工業株式会社内 (72)発明者 山本 稔 東京都町田市玉川学園1−15−2 (72)発明者 澁谷 欽也 東京都大田区上池台1−47−15 Fターム(参考) 2D055 BA01 BB01 GD02 GD03 LA18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シールドトンネルの一対のセグメントリン
    グ間に配置されて、シールド掘削機のジャッキ推力を受
    ける際には止水材およびジャッキ推力受け材として作用
    し、シールド掘削機のジャッキ推力が伝達しなくなった
    後には止水材およびそのバックアップ材として作用する
    可撓性シール材であって、 (A) 一対のセグメントリング間にて圧縮、挟持されて、
    主として止水材として作用する可撓性の止水リングと、 (B) 当該止水リングよりもセグメントリングの内周部側
    に配置されて、主としてジャッキ推力受け材および前記
    止水リングのバックアップ材として作用する剛性のジャ
    ッキ推力伝達部と、を備え、 前記(B) のジャッキ推力伝達部は、一対の支持材と、当
    該一対の支持材間に配置されるスペーサと、を含み、 前記支持材の一方はセグメントリングの側面に固定され
    ており、 前記スペーサは、ジャッキ推力が伝達しなくなった後に
    一対の支持材間から除去可能なものであって、さらに、 前記一対の支持材は、セグメントリングの側面に設けら
    れた収納孔内に遊挿されかつ前記一対のセグメントリン
    グ間に架設された荷重支持部材によって保持されてい
    る、ことを特徴とする可撓性シール材。
  2. 【請求項2】前記止水リングは、セグメントリングの側
    面に当接する一対のフランジ部と、頂部とからなる断面
    略U字状の部材であって、 前記頂部は一対のセグメントリング間にて圧縮、挟持さ
    れ、かつ、前記フランジ部はセグメントリングの側面と
    前記ジャッキ推力伝達部の支持板との間に挟持される請
    求項1記載の可撓性シール材。
  3. 【請求項3】シールドトンネルの一対のセグメントリン
    グ間に配置されて、シールド掘削機のジャッキ推力を受
    ける際には止水材およびジャッキ推力受け材として作用
    し、シールド掘削機のジャッキ推力が伝達しなくなった
    後には止水材およびそのバックアップ材として作用する
    可撓性シール材であって、 (I) 一対のセグメントリング間にて圧縮、挟持されて、
    主として止水材またはその接続部もしくは接触部として
    作用する頂部、当該頂部の両端からセグメントリングの
    内周面側に伸びて、主としてジャッキ推力受け材および
    前記頂部のバックアップ材として作用する一対の脚部、
    ならびに前記頂部と前記一対の脚部によって区画された
    溝を有するジャッキ推力伝達部本体と、 (II)前記溝内に保持されて、主としてジャッキ推力受け
    材として作用するスペーサと、を含むジャッキ推力伝達
    部を備え、 前記脚部の一方はセグメントリングの側面に固定されて
    おり、 前記スペーサは、ジャッキ推力が伝達しなくなった後に
    一対の支持材間から除去可能なものであって、さらに、 前記一対の脚部は、セグメントリングの側面に設けられ
    た収納孔内に遊挿されかつ前記一対のセグメントリング
    間に架設された荷重支持部材によって保持されている、
    ことを特徴とする可撓性シール材。
  4. 【請求項4】前記ジャッキ推力伝達部本体よりもセグメ
    ントリングの外周部側に、さらに可撓性の止水リングを
    配置した請求項3記載の可撓性シール材。
  5. 【請求項5】請求項1もしくは2記載の可撓性シール材
    のジャッキ推力伝達部における支持材の一方、または請
    求項3もしくは4記載の可撓性シール材のジャッキ推力
    伝達部本体における脚部の一方を固定することによっ
    て、セグメントリングの側面に前記可撓性シール材を設
    置した後、 当該可撓性シール材に設けられた挿通孔と前記セグメン
    トリングの側面に設けられた収納孔とに荷重支持部材を
    嵌装し、 さらに、前記可撓性シール材を介して新たなセグメント
    リングを構築し、 次いで、シールド掘削機の掘進を行うことによって前記
    可撓性シール材を圧縮し、シールド掘削機のジャッキ推
    力が伝達しなくなった後で前記可撓性シール材のジャッ
    キ推力伝達部におけるスペーサを一対の脚部間から取り
    除く、ことを特徴とする可撓性シール材の取付方法。
  6. 【請求項6】請求項2記載の可撓性シール材のジャッキ
    推力伝達部における支持材の一方を緩やかに固定するこ
    とによって、セグメントリングの側面に前記可撓性シー
    ル材を設置し、 当該可撓性シール材に設けられた挿通孔と前記セグメン
    トリングの側面に設けられた収納孔とへの荷重支持部材
    の嵌装と、可撓性シール材よりもセグメントリング外周
    部側への止水リングの設置とを行った後、 前記支持材の一方とセグメントリングの側面との締着を
    強固にし、 次いで、前記可撓性シール材を介して新たなセグメント
    リングを構築し、 さらに、シールド掘削機の掘進を行うことによって前記
    可撓性シール材と前記止水リングとを圧縮し、シールド
    掘削機のジャッキ推力が伝達しなくなった後で前記可撓
    性シール材のジャッキ推力伝達部におけるスペーサを一
    対の支持材間から取り除く、ことを特徴とする可撓性シ
    ール材の取付方法。
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