JP2002038617A - コーナー用断熱材及び出隅構造 - Google Patents

コーナー用断熱材及び出隅構造

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JP2002038617A
JP2002038617A JP2000225695A JP2000225695A JP2002038617A JP 2002038617 A JP2002038617 A JP 2002038617A JP 2000225695 A JP2000225695 A JP 2000225695A JP 2000225695 A JP2000225695 A JP 2000225695A JP 2002038617 A JP2002038617 A JP 2002038617A
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JP
Japan
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corner
insulating material
heat insulating
sizing
piece
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JP2000225695A
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Kazuo Asano
一生 浅野
Koji Koura
孝次 小浦
Osamu Suzuki
修 鈴木
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IWAKURA KAGAKU KOGYO KK
Uchiyama Manufacturing Corp
Mitsubishi Chemical Foam Plastic Corp
Kanayama Kasei Co Ltd
Yuka Sansho KK
Original Assignee
IWAKURA KAGAKU KOGYO KK
Uchiyama Manufacturing Corp
Mitsubishi Chemical Foam Plastic Corp
Kanayama Kasei Co Ltd
Yuka Sansho KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 壁用断熱材の大小に関わらず、コーナー用サ
イジングを堅固に施工することができるコーナー用断熱
材と出隈構造を提供する。 【解決手段】 コーナー用断熱材10は、長手方向と直
交方向の断面形状がL字形であり、その外面の長手方向
の途中には溝11が設けられている。溝11に釘又はビ
スが効く材料よりなるピース12が係合され、接着剤に
よって堅固に固定されている。コーナー用断熱材10の
長手方向の両端面は、相じゃくり形状となっている。コ
ーナー用断熱材10の外面に対し幅狭の縦胴縁14と幅
広の縦胴縁15が重ね合わされ、それぞれ釘16によっ
てコーナー用断熱材10に固定されている。この縦胴縁
14,15に対しコーナー用サイジング7が釘17で固
定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、木造住宅などの建
物の出隅に配置されるコーナー用断熱材と、このコーナ
ー用断熱材を用いてコーナー用サイジングを施工した出
隅構造とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】木造住宅の出隅構造の従来例の一例につ
いて図6を参照して説明する。
【0003】この住宅の出隅の柱1の外面に下地合板2
が釘又はビス(図示略)によって取り付けられ、この下
地合板2上に複数枚の平板状の断熱材3が相互に突き付
けながら配置され、釘留めされる。断熱材3上に縦胴縁
4が釘5で固定され、この縦胴縁4にサイジング6,7
が釘又はビスによって固定される。サイジング6は平板
状であり、サイジング7はL字形断面形状のコーナー用
のものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】断熱材3の厚さが比較
的小さい場合には、図6の従来構造に短所は無いが、断
熱材3の厚さが大きくなると、図7の如く縦胴縁4を柱
1に固定しにくくなる。
【0005】即ち、縦胴縁4はコーナー用サイジング7
と一般サイジング6との突き合わせ部の裏側に配置され
る必要があるが、コーナー用サイジング7の幅は規格寸
法となっているところから、断熱材3の厚さが大きくな
ると、縦胴縁4の位置が柱1から外れてくる。このよう
に柱1とズレた位置の縦胴縁4を釘5によって柱1に固
定するには、釘5を斜めに打たなければならず、作業が
難しい。また、図7の5aで示す釘のように柱1に打ち
込まれないものが生じるおそれもある。
【0006】本発明は、壁用断熱材の厚さが大きい場合
でもサイジングを確実に固定することができるコーナー
用断熱材と、このコーナー用断熱材を用いた出隅構造を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のコーナー用断熱
材は、建物の出隅に配置されるL字形断面形状の発泡樹
脂よりなるコーナー用断熱材において、建物の外方を向
く外面の一部に釘又はビスが効く材料よりなるピースが
装着されていることを特徴とするものである。
【0008】かかるコーナー用断熱材にあっては、その
外面に設けられた釘又はビスが効く材料(例えば、木
材、合成木材、木質材料含有成形体など)よりなるピー
スに対し釘又はビスを打つことができるので、このピー
スを利用してサイジングを固定することができる。
【0009】このコーナー用断熱材にあっては、その外
面にコーナー用断熱材の長手方向と直交方向に延在する
溝が該外面の一辺から他辺まで延設されており、前記ピ
ースが該溝に嵌合され、該ピースの外面が該コーナー用
断熱材の外面と面一状となっていることが好ましい。ま
た、該コーナー用断熱材の長手方向の両端面が相じゃく
り形状となっていることが好ましい。
【0010】本発明(請求項4)の出隅構造は、このよ
うな本発明のコーナー用断熱材がその長手方向を上下方
向として建物の出隅に配置され、このコーナー用断熱材
が該出隅の柱に固定され、このコーナー用断熱材の外面
に縦胴縁が重ね合わされ、釘又はビスによって該縦胴縁
が前記ピースに取り付けられ、この縦胴縁にコーナー用
サイジングが取り付けられていることを特徴とするもの
である。
【0011】本発明(請求項5)の出隅構造は、このよ
うな本発明のコーナー用断熱材がその長手方向を上下方
向として建物の出隅に配置され、このコーナー用断熱材
が該出隅の柱に固定され、このコーナー用断熱材の外面
にコーナー用サイジングが重ね合わされ、釘又はビスに
よって前記ピースに取り付けられていることを特徴とす
るものである。
【0012】かかる出隅構造にあっては、コーナー用断
熱材が柱に堅固に固定され、このコーナー用断熱材に対
しコーナー用サイジングが堅固に固定される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して実施の形態
について説明する。図1(a)は実施の形態に係るコー
ナー用断熱材の斜視図、図1(b)は該コーナー用断熱
材の分解斜視図、図2(a)は該コーナー用断熱材の後
方からの斜視図、図2(b)は該コーナー用断熱材の側
面図、図3は該コーナー用断熱材の平面図である。
【0014】このコーナー用断熱材10は、長手方向と
直交方向の断面形状がL字形であり、その外面の長手方
向の途中には溝11が設けられている。この溝11は、
コーナー用断熱材10の長手方向の一辺から他方の一辺
にまで達している。なお、外面とは、このコーナー用断
熱材を建物の出隅に配置した状態において建物の外方を
向く面をいう。
【0015】この実施の形態では、コーナー用断熱材の
長手方向に間隔をおいて2条の溝11が設けられている
が、この溝11の数や間隔はコーナー用断熱材の長さや
サイジングの寸法に応じて適宜選定すればよい。
【0016】この溝11に釘又はビスが効く材料よりな
るピース12が係合され、接着剤によって堅固に固定さ
れている。このピース12は直方体形状であり、1条の
溝11に2個のピース12が用いられているが、L字形
の1本のピースを用いても良い。
【0017】このコーナー用断熱材10の長手方向の両
端面は、図示の通り相じゃくり形状となっている。
【0018】図4,5はそれぞれこのコーナー用断熱材
を用いた出隅構造を示す水平断面図である。
【0019】図4にあっては、柱1に下地合板2が釘又
はビスで固定され、壁用断熱材3が釘又はビスによって
該下地合板2に固定されている。この壁用断熱材は出隅
から若干離隔しており、この出隅部分にあっては、上記
コーナー用断熱材10が配置され、釘13によって柱1
に固定されている。
【0020】このコーナー用断熱材10の外面に対し幅
狭の縦胴縁14と幅広の縦胴縁15が重ね合わされ、そ
れぞれ釘16によってコーナー用断熱材10に固定され
ている。この縦胴縁14,15に対しコーナー用サイジ
ング7が釘17で固定されている。この釘17は、該縦
胴縁14,15に打ち込まれている。
【0021】なお、サイジング6は従来と同様に縦胴縁
4に釘固定されている。
【0022】図5にあっては、コーナー用断熱材10に
対しコーナー用サイジング7が釘18によって直に固定
されている。釘18は、コーナー用断熱材10のピース
12に打ち込まれている。図5のその他の構成は図4と
同一である。
【0023】図4,5のいずれにおいても、コーナー用
断熱材10は柱1に釘13によって堅固に固定され、コ
ーナー用サイジング7が該コーナー用断熱材10に堅固
に固定される。
【0024】図4,5のいずれにおいても、壁用断熱材
3の厚みが大きくてもコーナー用断熱材10を柱1に堅
固に固定することができ、従ってコーナー用サイジング
7の固定も堅固なものとなる。
【0025】
【発明の効果】以上の通り、本発明によると、壁用断熱
材の大小に関わらず、コーナー用サイジングを堅固に施
工することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は実施の形態に係るコーナー用断熱
材の斜視図、図1(b)は該コーナー用断熱材の分解斜
視図である。
【図2】図2(a)は図1のコーナー用断熱材の後方か
らの斜視図、図2(b)は該コーナー用断熱材の側面図
である。
【図3】図1のコーナー用断熱材の平面図である。
【図4】実施の形態に係る出隅構造を示す水平断面図で
ある。
【図5】別の実施の形態に係る出隅構造を示す水平断面
図である。
【図6】従来例に係る出隅構造を示す水平断面図であ
る。
【図7】別の従来例に係る出隅構造を示す水平断面図で
ある。
【符号の説明】
1 柱 2 下地合板 3 壁用断熱材 4 縦胴縁 6 サイジング 7 コーナー用サイジング 10 コーナー用断熱材 11 溝 12 ピース 15,17 縦胴縁
フロントページの続き (71)出願人 000225359 内山工業株式会社 岡山県岡山市江並338番地 (71)出願人 000163899 金山化成株式会社 愛知県西尾市宮町260番地 (72)発明者 浅野 一生 三重県四日市市大字六呂見653−2 三菱 化学フォームプラスティック株式会社四日 市工場内 (72)発明者 小浦 孝次 東京都千代田区有楽町1−10−1 三菱化 学フォームプラスティック株式会社本社内 (72)発明者 鈴木 修 茨城県稲敷郡阿見町中央8−3−1 三菱 化学株式会社筑波研究所内 Fターム(参考) 2E001 DD01 EA09 FA03 GA53 HD01 LA01 LA12 2E002 EB12 MA33

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の出隅に配置されるL字形断面形状
    の発泡樹脂よりなるコーナー用断熱材において、 建物の外方を向く外面の一部に釘又はビスが効く材料よ
    りなるピースが装着されていることを特徴とするコーナ
    ー用断熱材。
  2. 【請求項2】 請求項1において、該コーナー用断熱材
    の該外面にコーナー用断熱材の長手方向と直交方向に延
    在する溝が該外面の一辺から他辺まで延設されており、
    前記ピースが該溝に嵌合され、該ピースの外面が該コー
    ナー用断熱材の外面と面一状となっていることを特徴と
    するコーナー用断熱材。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、該コーナー用
    断熱材の長手方向の両端面が相じゃくり形状となってい
    ることを特徴とするコーナー用断熱材。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項のコー
    ナー用断熱材がその長手方向を上下方向として建物の出
    隅に配置され、このコーナー用断熱材が該出隅の柱に固
    定され、 このコーナー用断熱材の外面に縦胴縁が重ね合わされ、
    釘又はビスによって該縦胴縁が前記ピースに取り付けら
    れ、この縦胴縁にコーナー用サイジングが取り付けられ
    ていることを特徴とする出隅構造。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3のいずれか1項のコー
    ナー用断熱材がその長手方向を上下方向として建物の出
    隅に配置され、このコーナー用断熱材が該出隅の柱に固
    定され、 このコーナー用断熱材の外面にコーナー用サイジングが
    重ね合わされ、釘又はビスによって前記ピースに取り付
    けられていることを特徴とする出隅構造。
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