JP2002038119A - 感圧性接着剤およびその用途 - Google Patents

感圧性接着剤およびその用途

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JP2002038119A
JP2002038119A JP2000230511A JP2000230511A JP2002038119A JP 2002038119 A JP2002038119 A JP 2002038119A JP 2000230511 A JP2000230511 A JP 2000230511A JP 2000230511 A JP2000230511 A JP 2000230511A JP 2002038119 A JP2002038119 A JP 2002038119A
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urethane
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JP2000230511A
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Kazunori Shigemori
一範 重森
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Toyo Ink Mfg Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ブリスターを生じることなく、透明で、安定し
て長時間使用可能な樹脂組成物、感圧性接着剤、またそ
の製造方法及びそれらを用いた感圧接着性シート、積層
体また、偏光板接着用に適した感圧性接着剤を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】ポリオール(a)とポリイソシアネート
(b)とを触媒(c)の存在下に反応させてなるウレタ
ンプレポリマー(B)を、ポリアミン(d)と不飽和二
重結合を有する化合物(e)とをマイケル付加反応させ
た化合物(f)で鎖延長してなる末端にイソシアナト基
を有するウレタン樹脂に、さらにイソシアナト基と反応
可能な活性水素を有する化合物(g)を反応させてなる
ウレタン樹脂であって、かつ、ウレタン樹脂全体に占め
るウレタン及びウレア結合の重量が10〜40重量%で
あるウレタン樹脂を含む感圧性接着剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種プラスチック
成形品の表面に貼付した場合、ふくれやめくれなどのブ
リスターの発生を防止しうる、感圧性接着剤、偏光板接
着用に適した感圧性接着剤及びその製造方法と感圧性接
着剤シート、積層体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プラスチックを被着体とする粘着
シートは、耐光性、価格、透明性、粘着物性のコントロ
ールの容易性などの点から、アクリル重合体を主成分と
した感圧性接着剤が使用されている。しかし、ガスバリ
ア性の高いポリエステルなどを基材に用いた場合、被着
体プラスチックからのアウトガスによる発泡(ブリスタ
ー)が、外観を悪化するため問題となっている。この現
象は、基材のプラスチックフィルムが被着体からのアウ
トガスのバリアとなるため、逃げ場のなくなったガスの
圧力によりブリスターが発生するものと思われる。
【0003】特開平2-51577号公報には、粘着層に充填
剤を添加し、アウトガスの逃げ道形成と、吸着を行わせ
ることでこの問題を解決している。しかし、このような
充填剤によるガスの逃げ道形成法は、フィルムの透明性
を犠牲にするため、透明ラベルとして使用できないなど
の問題が生じた。
【0004】特公平7-98923号公報ではアクリル系単量
体と、片末端に共重合可能な不飽和二重結合を有するマ
クロモノマーを共重合せしめた重量平均分子量(Mw)
15万〜200万のグラフトポリマーを粘着成分とする
ことで、このブリスターが減少できると記載されてい
る。しかし、この方法では、マクロモノマーの共重合性
が悪いため、一部未反応のマクロモノマーが残り、物性
に悪影響を与えることや、アクリル系単量体とマクロモ
ノマーの相溶性の点で、そのアクリル系単量体種やマク
ロモノマー種、及びその共重合部数に限界があり、粘着
層に濁りを生ずる場合があった。また、マクロモノマー
はコストが高いという問題もあった。
【0005】特開平11-12553号公報では、特定のスチレ
ン系もしくはα−メチルスチレン系の粘着付与剤を、M
wが80万以上のアクリル系共重合体に添加すること
で、透明性に問題のなく、また上記ブリスターの問題を
クリアした透明粘着フィルムを記載している。しかし、
この粘着付与剤は、耐光性、耐熱性が悪く、紫外線下や
高温の環境下で長期間放置すると、褐色に着色し、非常
に外観が悪くなるという問題があった。
【0006】特開平6-49425号公報や特開平8-3521号公
報では、特定のモノマー組成を有するアクリル重合体
に、それぞれ金属キレート系、アジリジン系架橋剤を配
合することにより、耐ブリスター性が発現できると記載
されている。しかし、これら特定の架橋剤に限定された
場合、一般に用いられるイソシアネート系架橋剤を用い
た場合と比べ、比較的架橋速度が高くなるため、基材に
対する投錨性が低いこと、また形成された粘着層が応力
緩和能に乏しいため、長期間の使用に際しては、浮きや
はがれが生ずる問題があり、適用範囲が限定された。
【0007】また、液晶素子は、電極の配置された2枚
の基板間に存在しておりこの2枚の基板の外側にさらに
偏光板がまたは、偏光板と位相差板との積層板からなっ
ている。
【0008】しかし、この偏光板を接着させるために
は、高い、ブリスター抑制能力が要求されるし、その製
造工程から再剥離性も要求される。
【0009】
【本発明が解決しようとする課題】本発明は、ブリスタ
ーを生じることなく、透明で、安定して長時間使用可能
な樹脂組成物、感圧性接着剤、またその製造方法及びそ
れらを用いた感圧接着性シート、積層体また、偏光板接
着用に適した感圧性接着剤を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、研究を重
ねた結果、ウレタン樹脂が、耐ブリスター性を有するこ
とを見いだし、本発明を完成させた。
【0011】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はポリ
オール(a)とポリイソシアネート(b)とを触媒
(c)の存在下に反応させてなるウレタンプレポリマー
(B)を、ポリアミン(d)と不飽和二重結合を有する
化合物(e)とをマイケル付加反応させた化合物(f)
で鎖延長してなる末端にイソシアナト基を有するウレタ
ン樹脂に、さらにイソシアナト基と反応可能な活性水素
を有する化合物(g)を反応させてなるウレタン樹脂で
あって、かつ、ウレタン樹脂全体に占めるウレタン及び
ウレア結合の重量が10〜40重量%であるウレタン樹
脂を含む感圧性接着剤に関する。
【0012】また、本発明は、さらに、硬化剤(E)を
配合することを特徴とする上記感圧性接着剤に関する。
【0013】また、本発明は、ウレタン樹脂組成物を含
む感圧性接着剤であって、ウレタン樹脂100重量部に
対してヘキサメチレンジイソシアネートトリメチロール
プロパンアダクト体2重量部添加した樹脂組成物20g
/m2をポリエチレンテレフタレート上に塗布し、ポリ
カーボネート板と張り合わせ、100℃のオーブン中で
30日間放置したとき、ブリスターを発生しないことを
特徴とする感圧性接着剤に関する。
【0014】また、本発明は、ウレタン樹脂が、ポリオ
ール(a)とポリイソシアネート(b)とを触媒(c)
の存在下に反応させてなるウレタンプレポリマー(B)
を、ポリアミン(d)と不飽和二重結合を有する化合物
(e)とをマイケル付加反応させた化合物(f)で鎖延
長してなる末端にイソシアナト基を有するウレタン樹脂
に、さらにイソシアナト基と反応可能な活性水素を有す
る化合物(g)を反応させてなるウレタン樹脂である上
記感圧性接着剤に関する。
【0015】また、本発明は、ウレタン樹脂全体に占め
るウレタン及びウレア結合の重量が10〜40重量%で
あるウレタン樹脂を含む感圧性接着剤の製造方法であっ
て、ポリオール(a)とポリイソシアネート(b)とを
触媒(c)の存在下に反応させてウレタンプレポリマー
(B)を合成する第1の工程、前記ウレタンプレポリマ
ー(B)を、ポリアミン(d)と不飽和二重結合を有す
る化合物(e)とをマイケル付加反応させた化合物
(f)で鎖延長して末端にイソシアナト基を有するウレ
タン樹脂(C)を合成する第2の工程、前記末端にイソ
シアナト基を有するウレタン樹脂(C)と、イソシアナ
ト基と反応可能な活性水素を有する化合物(g)とを反
応させてウレタン樹脂粘着剤(D)を合成する第3の工
程、前記ウレタン樹脂粘着剤(D)に硬化剤(E)を配
合する第4の工程からなることを特徴とする感圧性接着
剤の製造方法に関する。
【0016】また、本発明は、基材上に、上記感圧性接
着剤を塗布してなる粘着テープまたはシートに関する。
【0017】また、本発明は、プラスチック成型品、上
記感圧性接着剤、およびプラスチック成型品またはガラ
スを積層してなる積層体に関する。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明に用いるウレタンプレポリ
マー(B)は、ポリオール(a)とポリイソシアネート
(b)とのウレタン化反応により得られたものを用い
る。
【0019】本発明に用いられるポリオール(a)とし
ては、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオー
ル、ポリエステルポリオールおよび/またはポリエーテ
ルポリオールとジイソシアネートの反応物であるポリウ
レタンポリオール、多価アルコールのポリエーテル付加
物等を用いる。
【0020】本発明に用いるポリエステルポリオールと
しては、公知のポリエステルポリオールを用いることが
できる。酸成分としてテレフタル酸、アジピン酸、アゼ
ライン酸、セバチン酸、無水フタル酸、イソフタル酸、
トリメリット酸等が挙げられ、グリコール成分としてエ
チレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレン
グリコール、ブチレングリコール、1,6−ヘキサング
リコール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、
3,3'−ジメチロールヘプタン、ポリオキシエチレン
グリコール、ポリオキシプロピレングリコール、1,4
−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、ブチルエ
チルペンタンジオール、ポリオール成分としてグリセリ
ン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等
が挙げられる。その他、ポリカプロラクトン、ポリ(β
−メチル−γ−バレロラクトン)、ポリバレロラクトン
等のラクトン類を開環重合して得られるポリエステルポ
リオール等も挙げられる。ポリエステルポリオールの分
子量は低分子量から高分子量まで使用可能であるが、好
ましくは分子量が500〜5,000で2官能以上のポ
リエステルポリオール、更に好ましくは分子量500〜
2,000の2官能以上のポリエステルポリオールを用
いる。
【0021】本発明に用いるポリエーテルポリオールと
しては、公知のポリエーテルポリオールを用いることが
できる。例えば、水、プロピレングリコール、エチレン
グリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン等の
低分子量ポリオールを開始剤として用いて、エチレンオ
キシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、テト
ラヒドロフラン等のオキシラン化合物を重合させること
により得られるポリエーテルポリオール、具体的にはポ
リプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポ
リテトラメチレングリコール等の官能基数が2以上のも
のを用いることができる。ポリエーテルポリオールの分
子量は低分子量から高分子量まで使用可能であるが、好
ましくは分子量が500〜5,000で2官能以上のポ
リエーテルポリオール、更に好ましくは分子量が500
〜2,000の2官能以上のポリエーテルポリオールを
用いる。
【0022】本発明に用いるポリエステルポリオールお
よび/またはポリエーテルポリオールとポリイソシアネ
ート(b)の反応物であるポリウレタンポリオールとし
ては、ポリエステルポリオールとポリイソシアネート
(b)のウレタン化反応物、ポリエーテルポリオールと
ポリイソシアネート(b)のウレタン化反応物、ポリエ
ステルポリオールおよびポリエーテルポリオールとポリ
イソシアネート(b)のウレタン化反応物が含まれる。
本発明のポリウレタンポリオールは、両末端成分がポリ
エステルポリオールまたはポリエーテルポリオールから
なり、両末端は水酸基である。ここで使用されるポリエ
ステルポリオールおよびポリエーテルポリオールは先に
記載の化合物である。ポリイソシアネート(b)は後に
記載するポリイソシアネート(b)である。ポリウレタ
ンポリオールの分子量は、低分子量から高分子量まで使
用可能であるが、好ましくは分子量が500〜5,00
0で2官能以上のポリウレタンポリオール、更に好まし
くは分子量が500〜2,000の2官能以上のポリウ
レタンポリオールを用いる。
【0023】本発明に用いる多価アルコールのポリエー
テル付加物とは、グリセリン、ソルビトール、トリメチ
ロールプロパン、トリメチロールブタン、1,2,6−
ヘキサントリオール、ペンタエリスリトール等の多価ア
ルコールにポリエーテルポリオールを付加したものであ
る。部分エステル化した多価アルコールとポリエーテル
ポリオールの付加物も利用できる。この場合、ポリエー
テル部分はブロックポリマーであってもランダムポリマ
ーであってもよい。ポリエーテルポリオールを付加した
末端は水酸基であるが、部分的にアルキル基や芳香族炭
化水素基で封鎖されていてもよい。
【0024】また、本発明では必要に応じて一部エチレ
ングリコール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチル
グリコール、ブチルエチルペンタンジオール、グリセリ
ン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等
のグリコール類、エチレンジアミン、N−アミノエチル
エタノールアミン、イソホロンジアミン、キシリレンジ
アミン等の多価アミン類も併用することができる。
【0025】本発明に用いられるポリイソシアネート
(b)としては、芳香族ポリイソシアネート、脂肪族ポ
リイソシアネート、芳香脂肪族ポリイソシアネート、脂
環族ポリイソシアネート等が挙げられる。
【0026】芳香族ポリイソシアネートとしては、1,
3−フェニレンジイソシアネート、4,4'−ジフェニ
ルジイソシアネート、1,4−フェニレンジイソシアネ
ート、4,4'−ジフェニルメタンジイソシアネート、
2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレン
ジイソシアネート、4,4'−トルイジンジイソシアネ
ート、2,4,6−トリイソシアネートトルエン、1,
3,5−トリイソシアネートベンゼン、ジアニシジンジ
イソシアネート、4,4'−ジフェニルエーテルジイソ
シアネート、4,4',4"−トリフェニルメタントリイ
ソシアネート等を挙げることができる。
【0027】脂肪族ポリイソシアネートとしては、トリ
メチレンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシア
ネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、ペンタメチ
レンジイソシアネート、1,2−プロピレンジイソシア
ネート、2,3−ブチレンジイソシアネート、1,3−
ブチレンジイソシアネート、ドデカメチレンジイソシア
ネート、2,4,4−トリメチルヘキサメチレンジイソ
シアネート等を挙げることができる。
【0028】芳香脂肪族ポリイソシアネートとしては、
ω,ω'−ジイソシアネート−1,3−ジメチルベンゼ
ン、ω,ω'−ジイソシアネート−1,4−ジメチルベ
ンゼン、ω,ω'−ジイソシアネート−1,4−ジエチ
ルベンゼン、1,4−テトラメチルキシリレンジイソシ
アネート、1,3−テトラメチルキシリレンジイソシア
ネート等を挙げることができる。
【0029】脂環族ポリイソシアネートとしては、3−
イソシアネートメチル−3,5,5−トリメチルシクロ
ヘキシルイソシアネート、1,3−シクロペンタンジイ
ソシアネート、1,3−シクロヘキサンジイソシアネー
ト、1,4−シクロヘキサンジイソシアネート、メチル
−2,4−シクロヘキサンジイソシアネート、メチル−
2,6−シクロヘキサンジイソシアネート、4,4'−
メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネート)、1,
4−ビス(イソシアネートメチル)シクロヘキサン、
1,4−ビス(イソシアネートメチル)シクロヘキサン
等を挙げることができる。
【0030】また一部上記ポリイソシアネート(b)の
トリメチロールプロパンアダクト体、水と反応したビュ
ウレット体、イソシアヌレート環を有する3量体等も併
用することができる。前述の多価アルコールポリエーテ
ル付加物とジイソシアネートの反応物もポリイソシアネ
ート(b)として使用することができる。
【0031】本発明に用いられるポリイソシアネート
(b)としては、4,4'−ジフェニルメタンジイソシ
アネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、3−イソ
シアネートメチル−3,5,5−トリメチルシクロヘキ
シルイソシアネート(イソホロンジイソシアネート)等
が好ましい。
【0032】本発明に用いられるポリアミン(d)と少
なくとも1つの不飽和二重結合を有する化合物(e)と
をマイケル付加反応させた化合物(f)としては、公知
のポリアミン(d)と少なくとも1つの不飽和二重結合
を有する化合物(e)とをマイケル付加反応させたアミ
ン化合物を使用することができる。ポリアミン(d)と
少なくとも1つの不飽和二重結合を有する化合物(e)
とをマイケル付加反応させたポリアミン化合物を使用す
ると、ポリアミン(d)単独の場合と比較すると、鎖延
長が穏やかな反応になり、制御が格段に容易になって好
ましい。
【0033】本発明に用いる公知のポリアミン(d)と
しては、エチレンジアミン、イソホロンジアミン、リシ
ン、フェニレンジアミン、2,2,4−トリメチルヘキ
サメチレンジアミン、トリレンジアミン、ヒドラジン、
ピペラジン、ヘキサメチレンジアミン、プロピレンジア
ミン、ジシクロヘキシルメタン−4,4−ジアミン、2
−ヒドロキシエチルエチレンジアミン、ジ−2−ヒドロ
キシエチルエチレンジアミン、ジ−2−ヒドロキシエチ
ルプロピレンジアミン、2−ヒドロキシプロピルエチレ
ンジアミン、ジ−2−ヒドロキシプロピルエチレンジア
ミン等のジアミンを挙げることができる。イソホロンジ
アミン、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジアミ
ンは、反応の制御が容易で衛生性に優れていることから
好ましい。
【0034】本発明に用いる少なくとも不飽和二重結合
を有する化合物(e)としては、アミンとマイケル付加
できる不飽和二重結合を含む官能基を2つ以上有する物
質であれば特に制限されるものではない。その具体的な
例としては、(メタ)アクリレートモノマー、ビニル
基、エチニル基を有する化合物等が挙げられる。本発明
に用いる(メタ)アクリレートモノマーとしては、ブチ
ル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)
アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ
ート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、3
−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、テトラエ
チレングリコール(メタ)アクリレート、テトラプロピ
レングリコール(メタ)アクリレート、ポリエチレング
リコール(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリ
レート、(メタ)アクリレートモノマーが挙げられる。
これらは単独もしくは2種類以上を併用して使用するこ
ともできる。
【0035】アクリレートモノマーとメタクリレートモ
ノマーを比較すると、アクリレートモノマーの方がマイ
ケル付加反応の効率がよく好ましい。2−ヒドロキシエ
チル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メ
タ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)ア
クリレート等の水酸基を有する(メタ)アクリレートモ
ノマーを用いるとマイケル付加反応を促進し好ましい。
ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メ
タ)アクリレート等の長鎖アルキル基を有する(メタ)
アクリレートモノマーを用いると粘着力が向上し好まし
く、マイケル付加反応後の生成物は、アミノ基の活性水
素の平均1個が(メタ)アクリレートと反応したもので
ある。
【0036】ポリアミン(d)と(メタ)アクリレート
モノマーのマイケル付加反応は、ポリアミン(d)のア
ミノ基の活性水素1モルと(メタ)アクリレートモノマ
ーの二重結合基1モルが反応し、常温、無触媒でも反応
は進むが、窒素雰囲気下で加熱しながら60〜100℃
で反応させると適度な反応速度になり好ましい。ポリア
ミン(d)と(メタ)アクリレートは実質的に等モルで
反応させることが好ましい。
【0037】本発明に用いるビニル基またはエチニル基
を有する化合物としては、酢酸ビニル、酪酸ビニル、プ
ロピオン酸ビニル、ヘキサン酸ビニル、カプリル酸ビニ
ル、ラウリル酸ビニル、パルミチン酸ビニル、ステアリ
ン酸ビニル等の脂肪酸ビニル化合物、ブチルビニルエー
テル、エチルビニルエーテル等のアルキルビニルエーテ
ル化合物、1−ヘキセン、1−オクテン、1−デセン、
1−ドデセン、1−テトラデセン、1−ヘキサデセン等
のα−オレフィン化合物、酢酸アリル、アリルアルコー
ル、アリルベンゼン、シアン化アリル等のアリル化合
物、スチレン、シアン化ビニル、ビニルシクロヘキサ
ン、ビニルメチルケトンなどのビニル化合物、アセチレ
ン、エチニルベンゼン、エチニルトルエン、1−エチニ
ル−1−シクロヘキサノール、ジアルキルエーテル、ジ
ビニルベンゼン、ジアリルテレフタレート、ジアリルフ
タレート等のエチニル化合物等が挙げられる。これらは
単独もしくは2種類以上を併用して使用することもでき
る。
【0038】ポリアミン(d)とビニル基またはエチニ
ル基を有する化合物とのマイケル付加反応は、ポリアミ
ン(d)のアミノ基の活性水素1モルとビニル基または
エチニル基1モルが反応する。ポリアミン(d)は電子
吸引性の基を持つ化合物のビニル基またはエチニル基に
容易にマイケル付加をするため、シアン化ビニルがビニ
ル基またはエチニル基を有する化合物として好ましい。
電子吸引性基を持たない化合物でも金属触媒の存在で反
応が可能になる。触媒存在下で加熱しながら60〜10
0℃で反応させると適度な反応速度になり好ましい。ポ
リアミン(d)とビニル基またはエチニル基を有する化
合物は実質的に等モルで反応させることが好ましい。
【0039】本発明に用いるウレタン樹脂のウレタン・
ウレア結合含有率はウレタン樹脂全体の10〜40重量
%が好ましい、ウレタン・ウレア結合含有率が10重量
%より下であると、樹脂の凝集力が不足し、ブリスター
抑制能力が悪く、40重量%を超えるとウレタン樹脂が
感圧性接着剤としての物性を示さなくなる。なお本発明
でいうウレタン・ウレア結合含有率は以下の様にして算
出した。
【0040】ポリオール(a)の末端の水酸基は全てウ
レタン結合に、ポリアミン(d)の末端のアミン基はす
べてウレア結合に、活性水素を有する化合物(g)のイ
ソシアナト基との反応部位がアミノ基であるときはウレ
ア結合に、水酸基であるときはウレタン結合に、それぞ
れ変換するとして、これらの合計の全量に対する重量%
をウレタン・ウレア結合含有率とする。ウレタン結合の
重量は59(−NHCOO−)ウレア結合の重量は58
(−NHCONH−)とすると、ウレタン・ウレア結合
含有率は以下の式において算出できる。なおここで反応
するイソシアナト基は全てポリイソシアナート(b)に
由来する。ウレタン・ウレア結合含有率(%)={(加
えたポリオール(a)のモル数×水酸基末端の数×5
9)+(加えたポリアミン(d)のモル数×アミン基末
端の数×58)+(加えた活性水素を有する化合物
(g)のモル数×58または59)}/固形分の重量×
100本発明に用いる活性水素を有する化合物(g)と
しては、水酸基を有するモノアミン化合物、アルコール
が好ましく、モノアミン化合物としては、2−アミノ−
2−メチル−プロパノール、2−アミノプロパノール、
3−アミノプロパノール等が挙げられる、アルコールと
しては、公知のアルコールを用いることができる。好ま
しくはメタノール、エタノール、イソプロピルアルコー
ル等が挙げられる。
【0041】鎖延長反応で作製したウレタン樹脂(C)
は、末端がイソシアナト基であるウレタンプレポリマー
(B)と、ポリアミン(d)と少なくとも1つの不飽和
二重結合を有する化合物(e)とをマイケル付加反応さ
せた化合物(f)とを配合してなるが、活性水素を有す
る化合物(g)は、ウレタン樹脂(C)末端の未反応で
残るイソシアナト基と反応して樹脂の反応活性を安定化
させる。活性水素を有する化合物(g)が、2−アミノ
−2−メチル−プロパノールの場合、アミノ基と水酸基
両方が、ウレタン樹脂(C)の末端イソシアナト基と反
応可能であるが、アミノ基の反応性の方が高く、優先的
にイソシアナト基と反応する。
【0042】本発明に用いられる触媒(c)としては公
知の触媒を使用することができる。例えば3級アミン系
化合物、有機金属系化合物等が挙げられる。
【0043】3級アミン系化合物としてはトリエチルア
ミン、トリエチレンジアミン、N,N−ジメチルベンジ
ルアミン、N−メチルモルホリン、DBU等が挙げられ
る。
【0044】有機金属系化合物としては錫系化合物、非
錫系化合物を挙げることができる。錫系化合物としては
ジブチル錫ジクロライド、ジブチル錫オキサイド、ジブ
チル錫ジブロマイド、ジブチル錫ジマレエート、ジブチ
ル錫ジラウレート(DBTDL)、ジブチル錫ジアセテ
ート、ジブチル錫スルファイド、トリブチル錫スルファ
イド、トリブチル錫オキサイド、トリブチル錫アセテー
ト、トリエチル錫エトキサイド、トリブチル錫エトキサ
イド、ジオクチル錫オキサイド、トリブチル錫クロライ
ド、トリブチル錫トリクロロアセテート、2−エチルヘ
キサン酸錫等が挙げられる。
【0045】非錫系化合物としては、例えばジブチルチ
タニウムジクロライド、テトラブチルチタネート、ブト
キシチタニウムトリクロライドなどのチタン系、オレイ
ン酸鉛、2−エチルヘキサン酸鉛、安息香酸鉛、ナフテ
ン酸鉛などの鉛系、2−エチルヘキサン酸鉄、鉄アセチ
ルアセトネートなどの鉄系、安息香酸コバルト、2−エ
チルヘキサン酸コバルトなどのコバルト系、ナフテン酸
亜鉛、2−エチルヘキサン酸亜鉛などの亜鉛系、ナフテ
ン酸ジルコニウムなどが挙げられる。
【0046】本発明に用いられる触媒(c)としては、
ジブチル錫ジラウレート(DBTDL)、2−エチルヘ
キサン酸錫等が好ましく、場合によっては単独、もしく
は併用することもできる。
【0047】本発明のウレタンプレポリマー(B)の合
成等で使用される溶剤としては、公知のものを使用でき
る。例えば、メチルエチルケトン、酢酸エチル、トルエ
ン、キシレン、アセトン等が挙げられる。ポリウレタン
ウレア樹脂の溶解性、溶剤の沸点等の点から特に酢酸エ
チル、トルエンが好ましい。
【0048】ポリオール(a)とポリイソシアネート
(b)を反応させてウレタンプレポリマー(B)をつく
るウレタン化反応は、種々の方法が可能である。1)全
量仕込みで反応する場合と、2)ポリオール(a)、触
媒(c)をフラスコに仕込み、ポリイソシアネート
(b)を滴下する方法に大別されるが、反応を精密に制
御する場合は2)が好ましい。ウレタンプレポリマー
(B)を得る反応の温度は120℃以下が好ましい。更
に好ましくは70〜110℃である。120℃を越える
と、アロハネート反応が進行し所定の分子量と構造を有
するウレタンプレポリマー(B)が得られなくなる。ま
た、反応速度の制御が困難になる。ウレタン化反応は、
触媒(c)の存在下、70〜110℃で2〜20時間行
うのが好ましい。
【0049】ポリオール(a)とポリイソシアネート
(b)の配合比は、末端にイソシアナト基が残るよう
に、ポリオール(a)の水酸基モル当量1に対してポリ
イソシアネート(b)のイソシアノ基モル当量が1より
大きくなることが必要である。適切な配合比は、化合物
の反応性、3価以上の化合物の存在比などで大きく左右
される。
【0050】ウレタンプレポリマー(B)とポリアミン
(d)と少なくとも1つの不飽和二重結合を有する化合
物(e)とをマイケル付加反応させた化合物(f)より
ウレタン樹脂(C)を得る鎖延長反応は、1)ウレタン
プレポリマー(B)溶液をフラスコに仕込み、ポリアミ
ン(d)と不飽和二重結合を有する化合物(e)とをマ
イケル付加反応させた化合物(f)を滴下する方法、
2)ポリアミン(d)と少なくとも1つの不飽和二重結
合を有する化合物(e)とをマイケル付加反応させた化
合物(f)溶液をフラスコに仕込み、ウレタンプレポリ
マー(B)溶液を滴下する方法に大別される。安定した
反応になる方で合成を行うが、反応に問題がなければ、
操作が容易な1)の方法が好ましい。本発明の鎖延長反
応の温度は、100℃以下が好ましい。100℃を越え
ると、所定の分子量と構造を有するウレタンプレポリマ
ー(B)が得られなくなる。更に好ましくは70℃以下
である。70℃でも反応速度は大きく、制御できない場
合は、50℃以下が更に好ましい。
【0051】活性水素を有する化合物(g)を加える場
合は、鎖延長反応終了後、70℃以下で加熱する。70
℃を越えると、所定の分子量と構造を有するウレタンプ
レポリマー(B)が得られなくなる。反応の終点は、イ
ソシアネート%測定、IR測定によるイソシアネートピ
ークの消失により判断する。
【0052】ウレタン樹脂(C)の重量平均分子量は、
GPCによる標準ポリスチレン換算分子量で1万以上が
好ましい。更に好ましくは、3万以上である。重量平均
分子量1万未満になると、粘着特性、特に保持力の低下
が著しく、好ましくない。
【0053】本発明に関わるウレタン樹脂粘着剤には、
必要に応じて、他の樹脂、例えばアクリル樹脂、ポリエ
ステル樹脂、アミノ樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン
樹脂を併用することもできる。また、用途に応じて、粘
着付与剤、タルク、炭酸カルシウム、酸化チタン等の充
填剤、着色剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、消泡剤、光
安定剤等の添加剤を配合しても良い。
【0054】本発明に用いる硬化剤(E)としては、多
官能イソシアネート化合物が挙げられる。多官能イソシ
アネート化合物としては、前述のポリイソシアネート化
合物及びそれらのトリメチロールプロパンアダクト体、
水と反応したビュウレット体、またはイソシアヌレート
環を有する3量化体等が用いられる。
【0055】本発明の感圧性接着シートは、前記の感圧
性接着剤を、従来より慣用されている塗工方法によっ
て、基材表面に塗工することにより製造することができ
る。
【0056】本発明に用いられる基材シートとしては、
例えば、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、ポリウレタンなどのプラスチックシ
ートやフィルム、合成紙、あるいはセルロース系シート
やフィルム、さらには不織布などが挙げられる。このう
ち、透明なシートまたはフィルムに使用されるのが好ま
しい。これら基材となるシートには、用途により適当な
図柄、文字などの印刷を施しておいてもかまわない。
【0057】本発明の積層体は、上記感圧性接着シート
をプラスチック成型品に積層したもの、または、上記感
圧性接着剤を用いて、プラスチック成型品とプラスチッ
ク成型品を積層したものである。積層の方法に特に制限
はなく、公知の方法を使用することができる。
【0058】本発明に用いられるプラスチック成型品と
しては、例えば、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリ
プロピレン、ポリエチレン、ポリウレタン、ポリスチレ
ン、ポリメタクリル酸メチルなどのアクリル系ポリマ
ー、及びこれらの複合体などのプラスチックより成型加
工により製造されたフィルム、シート、成型品などを挙
げることができる。
【0059】使用するプラスチック成型品にも特に制限
はない。長期間の間にアウトガスを発生して積層シート
との間にブリスターを形成しやすいガス放散性プラスチ
ックより成型された成型品の表面には、本発明の感圧性
接着剤が好適に用いられる。
【0060】当該感圧性接着剤は、下記試験方法でブリ
スターを発生しないウレタン樹脂からなる感圧性接着剤
である。
【0061】すなわち、前記ウレタン樹脂を、トルエン
または酢酸エチルで希釈し、約5000mPsの粘度と
したものに、前記ウレタン樹脂100部に対してトリレ
ンジイソシアネートのトリメチロールプロパンアダクト
2部を必要量加え、良く混合した樹脂組成物溶液とした
後、厚さ38μmのポリエチレンテレフタレート離型フ
ィルム表面に、ドクターブレードで乾燥重量が20g/
2となるように塗工し、その直後、100℃のオーブ
ンで2分間乾燥し、粘着面に25μmポリエチレンテレ
フタレートフィルムを積層し、粘着シートを作製する。
これを室温で一週間熟成させたものから離型フィルムを
剥がし、リップロールで、厚さ2mmの透明ポリカーボ
ネート板に張り付け、積層体を作製する。これを100
℃のオーブンに放置したとき、1時間後、及び30日後
にブリスターの有無を判定する。
【0062】ここで「ブリスターを発生しない」とは、
積層体作製時に混入した気泡以外の新たな気泡が目視で
観察されないことと定義する。
【0063】以上の感圧性接着剤を用いれば、ガス放散
性プラスチックに対する感圧性接着剤、感圧性接着シー
ト、及びガス放散性プラスチックを用いた積層体に用い
てもブリスターを抑制できる。
【0064】本発明の感圧性接着剤、感圧性接着シート
および積層体は、具体的には以下の用途に使用すること
ができる。
【0065】例えば、建築物の窓、自動車、電車、航空
機の窓などの日照調節フィルム、飛散防止フィルム、表
面保護フィルムや、プラスチック成型品や金属などの表
面保護フィルム、およびその積層体、また自動車、看板
などに貼られるマーキングシートなどに用いることがで
きる。
【0066】また、シートに光学フィルムを用いること
で光学フィルム粘着シートとすることができ、液晶表示
装置の偏光板、反射型偏光板、楕円偏光板、位相差板な
どに使用することができる。
【0067】また、防曇フィルム、ハードコートプラス
チック、撥水シート、親水シートなどを用いることによ
りそれら特徴をもつ粘着シート、および積層体を形成す
ることができ、具体的にはスキーや水泳などのゴーグ
ル、オートバイや自動車レースに使用されるヘルメット
のシールド、自動車や建築物に使用される鏡、窓などに
使用できる。
【0068】また、コンパクトディスク、DVD、フロ
ッピー(登録商標)ディスク、カセットテープ、ビデオ
テープなどのプラスチック成型品使用メディアやそのケ
ースに使用されるラベルに使用することができる。
【0069】以下に合成例を示す。
【0070】合成例1 撹拌機、還流冷却管、窒素導入管、温度計、滴下ロート
を備えた4口フラスコにイソホロンジアミン300g、
トルエン300gを仕込み、2−ヒドロキシエチルアク
リレート184g、2−エチルヘキシルアクリレート3
24gを室温で滴下する。滴下終了後、80℃で1時間
反応させた後、トルエン508gを加えたものを化合物
(1)とする。
【0071】合成例2 撹拌機、還流冷却管、窒素導入管、温度計、滴下ロート
を備えた4口フラスコにイソホロンジアミン300g、
トルエン300gを仕込み、2−ヒドロキシエチルアク
リレート184g、エチルアクリレート176gを室温
で滴下する。滴下終了後、80℃で1時間反応させた
後、トルエン360gを加えたものを化合物(2)とす
る。 合成例3 撹拌機、還流冷却管、窒素導入管、温度計、滴下ロート
を備えた4口フラスコにイソホロンジアミン300g、
トルエン300gを仕込み、4−ヒドロキシブチルアク
リレート254g、ブチルアクリレート224gを室温
で滴下する。滴下終了後、80℃で1時間反応させた
後、トルエン478gを加えたものを化合物(3)とす
る。 合成例4 撹拌機、還流冷却管、窒素導入管、温度計、滴下ロート
を備えた4口フラスコに2,2,4−トリメチルヘキサ
メチレンジアミン300g、トルエン300gを仕込
み、2−ヒドロキシエチルアクリレート198g、エチ
ルアクリレート190gを室温で滴下する。滴下終了
後、80℃で1時間反応させた後、トルエン388gを
加えたものを化合物(4)とする。 合成例5 撹拌機、還流冷却管、窒素導入管、温度計、滴下ロート
を備えた4口フラスコにイソホロンジアミン300g、
トルエン300g、酢酸銅0.2gを仕込み、1−エチ
ニル−1−ヘキサノール438gを滴下する。滴下終了
後、80℃で1時間反応させた後、トルエン438gを
加えたものを化合物(4)とする。 合成例6 撹拌機、還流冷却管、窒素導入管、温度計、滴下ロート
を備えた4口フラスコにポリエーテルポリオールPP−
1000(2官能ポリエーテルポリオール、OH価11
2、三洋化成工業株式会社製)225g、イソホロンジ
イソシアネート(ヒュルスジャパン株式会社製)75
g、トルエン75g、触媒としてジブチル錫ジラウレー
ト0.05gを仕込み、100℃まで徐々に昇温して、
2時間反応を行う。滴定でイソシアネート基残量を確認
した後、40℃まで冷却し、酢酸エチル400gを加え
た後、化合物(1)85gを1時間で滴下し、さらに1
時間熟成した後、2−アミノ−2−メチル−プロパノー
ル(長瀬産業株式会社製)2.1gを加えて反応を終了
する。この反応溶液は無色透明で固形分40%、粘度
4,200cps、数平均分子量MN23,000、重
量平均分子量MW96,000であった。 合成例7 撹拌機、還流冷却管、窒素導入管、温度計、滴下ロート
を備えた4口フラスコにポリエーテルポリオールPP−
1000(2官能ポリエーテルポリオール、OH価11
2、三洋化成工業株式会社製)225g、イソホロンジ
イソシアネート(ヒュルスジャパン株式会社製)75
g、トルエン75g、触媒としてジブチル錫ジラウレー
ト0.05gを仕込み、100℃まで徐々に昇温して、
2時間反応を行う。滴定でイソシアネート基残量を確認
した後、40℃まで冷却し、酢酸エチル396gを加え
た後、化合物(2)69gを1時間で滴下し、さらに1
時間熟成した後、2−アミノ−2−メチル−プロパノー
ル(長瀬産業株式会社製)2.1gを加えて反応を終了
する。この反応溶液は無色透明で固形分40%、粘度
4,500cps、数平均分子量MN25,000、重
量平均分子量MW105,000であった。 合成例8 撹拌機、還流冷却管、窒素導入管、温度計、滴下ロート
を備えた4口フラスコにポリエーテルポリオールPP−
1000(2官能ポリエーテルポリオール、OH価11
2、三洋化成工業株式会社製)225g、イソホロンジ
イソシアネート(ヒュルスジャパン株式会社製)75
g、トルエン75g、触媒としてジブチル錫ジラウレー
ト0.05gを仕込み、100℃まで徐々に昇温して、
2時間反応を行う。滴定でイソシアネート基残量を確認
した後、40℃まで冷却し、酢酸エチル398gを加え
た後、化合物(3)79gを1時間で滴下し、さらに1
時間熟成した後、2−アミノ−2−メチル−プロパノー
ル(長瀬産業株式会社製)2.1gを加えて反応を終了
する。この反応溶液は無色透明で固形分40%、粘度
4,400cps、数平均分子量MN24,000、重
量平均分子量MW100,000であった。 合成例9 撹拌機、還流冷却管、窒素導入管、温度計、滴下ロート
を備えた4口フラスコにポリエーテルポリオールPP−
1000(2官能ポリエーテルポリオール、OH価11
2、三洋化成工業株式会社製)225g、イソホロンジ
イソシアネート(ヒュルスジャパン株式会社製)75
g、トルエン75g、触媒としてジブチル錫ジラウレー
ト0.05gを仕込み、100℃まで徐々に昇温して、
2時間反応を行う。滴定でイソシアネート基残量を確認
した後、40℃まで冷却し、酢酸エチル395gを加え
た後、化合物(4)67gを1時間で滴下し、さらに1
時間熟成した後、2−アミノ−2−メチル−プロパノー
ル(長瀬産業株式会社製)2.1gを加えて反応を終了
する。この反応溶液は無色透明で固形分40%、粘度
4,600cps、数平均分子量MN26,000、重
量平均分子量MW108,000であった。 合成例10 撹拌機、還流冷却管、窒素導入管、温度計、滴下ロート
を備えた4口フラスコにポリエーテルポリオールPP−
1000(2官能ポリエーテルポリオール、OH価11
2、三洋化成工業株式会社製)225g、イソホロンジ
イソシアネート(ヒュルスジャパン株式会社製)75
g、トルエン75g、触媒としてジブチル錫ジラウレー
ト0.05gを仕込み、100℃まで徐々に昇温して、
2時間反応を行う。滴定でイソシアネート基残量を確認
した後、40℃まで冷却し、酢酸エチル397gを加え
た後、化合物(5)75gを1時間で滴下し、さらに1
時間熟成した後、2−アミノ−2−メチル−プロパノー
ル(長瀬産業株式会社製)2.1gを加えて反応を終了
する。この反応溶液は無色透明で固形分40%、粘度
4,400cps、数平均分子量MN24,000、重
量平均分子量MW102,000であった。 合成例11 撹拌機、還流冷却管、窒素導入管、温度計、滴下ロート
を備えた4口フラスコにPLACCEL210(2官能カ
プロラクトンポリオール、OH価114、ダイセル化学
工業株式会社製)224g、イソホロンジイソシアネー
ト(ヒュルスジャパン株式会社製)76g、トルエン7
5g、触媒としてジブチル錫ジラウレート0.05gを
仕込み、100℃まで徐々に昇温して、2時間反応を行
う。滴定でイソシアネート基残量を確認した後、40℃
まで冷却し、酢酸エチル396gを加えた後、化合物
(2)70gを1時間で滴下し、さらに1時間熟成した
後、2−アミノ−2−メチル−プロパノール(長瀬産業
株式会社製)2.1gを加えて反応を終了する。この反
応溶液は無色透明で固形分40%、粘度5,400cp
s、数平均分子量MN24,000、重量平均分子量M
W102,000であった。 合成例12 撹拌機、還流冷却管、窒素導入管、温度計、滴下ロート
を備えた4口フラスコにクラレポリオールP−1010
(2官能ポリエステルポリオール、OH価112、株式
会社クラレ製)225g、イソホロンジイソシアネート
(ヒュルスジャパン株式会社製)75g、トルエン75
g、触媒としてジブチル錫ジラウレート0.05gを仕
込み、100℃まで徐々に昇温して、2時間反応を行
う。滴定でイソシアネート基残量を確認した後、40℃
まで冷却し、酢酸エチル386gを加えた後、化合物
(2)69gを1時間で滴下し、さらに1時間熟成した
後、2−アミノ−2−メチル−プロパノール(長瀬産業
株式会社製)2.1gを加えて反応を終了する。この反
応溶液は無色透明で固形分40%、粘度5,500cp
s、数平均分子量MN21,000、重量平均分子量M
W90,000であった。 合成例13 撹拌機、還流冷却管、窒素導入管、温度計、滴下ロート
を備えた4口フラスコにポリエーテルポリオールPP−
2000(2官能ポリエーテルポリオール、OH価11
2、三洋化成工業株式会社製)246g、イソホロンジ
イソシアネート(ヒュルスジャパン株式会社製)53
g、トルエン75g、触媒としてジブチル錫ジラウレー
ト0.05gを仕込み、100℃まで徐々に昇温して、
2時間反応を行う。滴定でイソシアネート基残量を確認
した後、40℃まで冷却し、酢酸エチル227gを加え
た後、化合物(2)74gを1時間で滴下し、さらに1
時間熟成した後、2−アミノ−2−メチル−プロパノー
ル(長瀬産業株式会社製)2.1gを加えて反応を終了
する。この反応溶液は無色透明で固形分40%、粘度
3,500cps、数平均分子量MN23,000、重
量平均分子量MW95,000であった。 合成例14 撹拌機、還流冷却管、窒素導入管、温度計、滴下ロート
を備えた4口フラスコにポリエーテルポリオールPP−
1000(2官能ポリエーテルポリオール、OH価11
2、三洋化成工業株式会社製)208g、イソホロンジ
イソシアネート(ヒュルスジャパン株式会社製)92
g、トルエン75g、触媒としてジブチル錫ジラウレー
ト0.05gを仕込み、100℃まで徐々に昇温して、
2時間反応を行う。滴定でイソシアネート基残量を確認
した後、40℃まで冷却し、酢酸エチル410gを加え
た後、化合物(2)128gを1時間で滴下し、さらに
1時間熟成した後、2−アミノ−2−メチル−プロパノ
ール(長瀬産業株式会社製)2.1gを加えて反応を終
了する。この反応溶液は無色透明で固形分40%、粘度
3,000cps、数平均分子量MN20,000、重
量平均分子量MW60,000であった。 合成例15 撹拌機、還流冷却管、窒素導入管、温度計、滴下ロート
を備えた4口フラスコにポリエーテルポリオールPP−
2000(2官能ポリエーテルポリオール、OH価11
2、三洋化成工業株式会社製)257g、イソホロンジ
イソシアネート(ヒュルスジャパン株式会社製)43
g、トルエン75g、触媒としてジブチル錫ジラウレー
ト0.05gを仕込み、100℃まで徐々に昇温して、
2時間反応を行う。滴定でイソシアネート基残量を確認
した後、40℃まで冷却し、酢酸エチル220gを加え
た後、化合物(2)39gを1時間で滴下し、さらに1
時間熟成した後、2−アミノ−2−メチル−プロパノー
ル(長瀬産業株式会社製)2.1gを加えて反応を終了
する。この反応溶液は無色透明で固形分50%、粘度
3,500cps、数平均分子量MN23,000、重
量平均分子量MW93,000であった。
【0072】
【実施例】実施例1 合成例6で合成したウレタン樹脂溶液100gに対して
硬化剤(E)を2gを配合し、さらに酸化防止剤(i)
を0.5g、紫外線吸収剤(j)を0.5g、光安定剤
(k)を0.5gを配合した。硬化剤(E)は、ヘキサ
メチレンジイソシアネートトリメチロールプロパンアダ
クト体75%酢酸エチル溶液を用いた。酸化防止剤
(i)は、IRGANOX L 135(チバ・スペシ
ャル・ケミカルズ株式会社)を用いた。紫外線吸収剤
(j)はTINUVIN 571(チバ・スペシャリテ
ィ・ケミカルズ株式会社)を用いた。光安定剤(k)は
TINUVIN 765(チバ・スペシャリティ・ケミ
カルズ株式会社)を用いた。
【0073】試験方法は次の通りである。 <塗工方法>上記ウレタン樹脂溶液を剥離紙にアプリケ
ータで乾燥塗膜25μmになるように塗工し、100℃
−2分乾燥し、塗工物を作成した。室温で1週間経過し
たものを以下の測定に用いた。 <粘着力>剥離紙にウレタン樹脂溶液を塗工した粘着シ
ートを、ポリエチレンテレフタレートフィルム(膜厚2
5μm)に転写し、厚さ0.4mmのステンレス板(S
US304)に23℃−65%RHにて貼着し、JIS
に準じてロール圧着し20分後、ショッパー型剥離試験
器にて剥離強度(180度ピール、引っ張り速度300
mm/分;単位g/25mm幅)を測定した。粘着力の
測定においては、基材の強度を確保するために、シート
基材としてポリエチレンテレフタレートフィルム(膜厚
25μm)を使用した。 <偏光板とガラス基盤との粘着性>剥離紙にウレタン樹
脂溶液を塗工した粘着シートを、厚さ0.20mmの偏
光板場に転写し、温度23℃湿度65%の条件下で7日
間熟成させた後、この偏光板とガラス基板とを温度50
℃、圧力5kg/cm2の条件下で20分間保持して接
着させ、JISに準じてショッパー型剥離試験器にて剥
離強度(180度ピール、引っ張り速度300mm/
分;単位g/25mm幅)を測定した。 <ブリスター抑制試験>試験片をリップロールで厚さ2
mmの透明ポリカーボネート板(日本テストパネル社
製)に張り付け、積層体を作製した。この積層体形成時
に混入した気泡にはマジックインキ(登録商標)で目印
を付けた。張り付け1日後、100℃のオーブンに入
れ、1時間後および30日後の様子を目視で観察した。 ◎・・・張り付け時に観察された以上の気泡が観察され
ない。 ○・・・部分的に新たな気泡、フクレがある。 ×・・・全体に新たな気泡、フクレがある。
【0074】実施例2〜9 比較例1 ウレタン樹脂を表1に示したものに変え、実施例1と同
様の操作を行い実施例2〜9,比較例1とした。
【0075】表1に実施例1〜9、比較例1の粘着力、
偏光板とガラス基板との粘着力、ウレタン・ウレア結合
の含有率、ブリスター抑制試験の結果を合わせて示す。
【0076】
【表1】
【0077】
【発明の効果】以上のように、本発明の感圧性接着剤、
感圧性接着剤シート、積層体は、各種プラスチック成形
品の表面に貼付した場合のふくれやめくれなどのブリス
ターの抑制が必要な用途に適する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08G 18/32 C08G 18/32 Z C09J 7/02 C09J 7/02 Z Fターム(参考) 4F100 AG00B AH03G AK01A AK01B AK03 AK12 AK15 AK25 AK41 AK51G BA02 CA02 CA06 CA07 CB05 JK06 JL04 JL13G YY00G 4J004 AA14 AB01 CA06 CC02 FA01 FA04 4J034 AA04 BA03 CA02 CA13 CA15 CB01 CB03 CB07 CB08 CC03 CC12 CC15 CC23 CC26 CC33 CC45 CC52 CC61 CC62 CC67 DA01 DB04 DB05 DB07 DC02 DC50 DF01 DF12 DF16 DF20 DF21 DF22 DG03 DG04 DG05 DG06 DG14 FA01 FA02 HA01 HA02 HA07 HA08 HA11 HB08 HC03 HC12 HC17 HC22 HC45 HC46 HC52 HC61 HC64 HC67 HC70 HC71 HC73 JA42 KA01 KB02 KC08 KC16 KC17 KC18 KC35 KD02 KD12 KE02 QA05 QC05 RA08 SA01 SA05 4J040 EF061 EF101 EF111 EF131 EF221 EF291 EF301 JA09 KA16 LA01 MA05 MA10 MB03 NA17 PA23 QA02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリオール(a)とポリイソシアネート
    (b)とを触媒(c)の存在下に反応させてなるウレタ
    ンプレポリマー(B)を、ポリアミン(d)と不飽和二
    重結合を有する化合物(e)とをマイケル付加反応させ
    た化合物(f)で鎖延長してなる末端にイソシアナト基
    を有するウレタン樹脂に、さらにイソシアナト基と反応
    可能な活性水素を有する化合物(g)を反応させてなる
    ウレタン樹脂であって、かつ、ウレタン樹脂全体に占め
    るウレタン及びウレア結合の重量が10〜40重量%で
    あるウレタン樹脂を含む感圧性接着剤。
  2. 【請求項2】さらに、硬化剤(E)を配合することを特
    徴とする請求項1記載の感圧性接着剤。
  3. 【請求項3】ウレタン樹脂組成物を含む感圧性接着剤で
    あって、ウレタン樹脂100重量部に対してヘキサメチ
    レンジイソシアネートトリメチロールプロパンアダクト
    体2重量部添加した樹脂組成物20g/m2をポリエチ
    レンテレフタレート上に塗布し、ポリカーボネート板と
    張り合わせ、100℃のオーブン中で30日間放置した
    とき、ブリスターを発生しないことを特徴とする感圧性
    接着剤。
  4. 【請求項4】ウレタン樹脂が、ポリオール(a)とポリ
    イソシアネート(b)とを触媒(c)の存在下に反応さ
    せてなるウレタンプレポリマー(B)を、ポリアミン
    (d)と不飽和二重結合を有する化合物(e)とをマイ
    ケル付加反応させた化合物(f)で鎖延長してなる末端
    にイソシアナト基を有するウレタン樹脂に、さらにイソ
    シアナト基と反応可能な活性水素を有する化合物(g)
    を反応させてなるウレタン樹脂である請求項3記載の感
    圧性接着剤。
  5. 【請求項5】ウレタン樹脂全体に占めるウレタン及びウ
    レア結合の重量が10〜40重量%であるウレタン樹脂
    を含む感圧性接着剤の製造方法であって、ポリオール
    (a)とポリイソシアネート(b)とを触媒(c)の存
    在下に反応させてウレタンプレポリマー(B)を合成す
    る第1の工程、前記ウレタンプレポリマー(B)を、ポ
    リアミン(d)と不飽和二重結合を有する化合物(e)
    とをマイケル付加反応させた化合物(f)で鎖延長して
    末端にイソシアナト基を有するウレタン樹脂(C)を合
    成する第2の工程、前記末端にイソシアナト基を有する
    ウレタン樹脂(C)と、イソシアナト基と反応可能な活
    性水素を有する化合物(g)とを反応させてウレタン樹
    脂粘着剤(D)を合成する第3の工程、前記ウレタン樹
    脂粘着剤(D)に硬化剤(E)を配合する第4の工程か
    らなることを特徴とする感圧性接着剤の製造方法。
  6. 【請求項6】基材上に、請求項1〜4のいずれか記載の
    感圧性接着剤を塗布してなる粘着テープまたはシート。
  7. 【請求項7】プラスチック成型品、請求項1〜4のいず
    れか記載の感圧性接着剤、およびプラスチック成型品ま
    たはガラスを積層してなる積層体。
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