JP2002037393A - 給水装置 - Google Patents
給水装置Info
- Publication number
- JP2002037393A JP2002037393A JP2000228621A JP2000228621A JP2002037393A JP 2002037393 A JP2002037393 A JP 2002037393A JP 2000228621 A JP2000228621 A JP 2000228621A JP 2000228621 A JP2000228621 A JP 2000228621A JP 2002037393 A JP2002037393 A JP 2002037393A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- tank
- water supply
- hollow cylindrical
- impeller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
- Cookers (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
- Devices For Dispensing Beverages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 タンク内の水を、タンク内に配置された給水
ポンプを運転することで浄水する。 【解決手段】 水を貯水するタンク112内に、外周が
浄水フィルター118に覆われた中空円筒部117と、
その中空円筒部117内に配置された羽根車119と、
中空円筒部117の側壁に設けられた吸込口120と、
中空円筒部に設けられた吐出口121と、一端が吐出口
121に接続され他端がタンク112の外部へ突出した
吐出管115とで構成された給水ポンプ113を配置
し、羽根車119を水が吐出される回転とは反対方向へ
回転させることで、タンク112内の水が浄水フィルタ
ー118内とタンク112内を循環し浄水が行われる。
ポンプを運転することで浄水する。 【解決手段】 水を貯水するタンク112内に、外周が
浄水フィルター118に覆われた中空円筒部117と、
その中空円筒部117内に配置された羽根車119と、
中空円筒部117の側壁に設けられた吸込口120と、
中空円筒部に設けられた吐出口121と、一端が吐出口
121に接続され他端がタンク112の外部へ突出した
吐出管115とで構成された給水ポンプ113を配置
し、羽根車119を水が吐出される回転とは反対方向へ
回転させることで、タンク112内の水が浄水フィルタ
ー118内とタンク112内を循環し浄水が行われる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主に家庭用冷蔵庫や
電気ジャーポット等に搭載され、水が貯留されたタンク
から一定の目的をもってタンク外の所定置へポンプで水
を供給する給水装置に関するものである。
電気ジャーポット等に搭載され、水が貯留されたタンク
から一定の目的をもってタンク外の所定置へポンプで水
を供給する給水装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の給水装置で、特開平9−1
13084号公報に開示されているように、家庭用冷蔵
庫に搭載された図5,図6に示すものが知られている。
以下図面を用いて従来の給水装置について説明する。
13084号公報に開示されているように、家庭用冷蔵
庫に搭載された図5,図6に示すものが知られている。
以下図面を用いて従来の給水装置について説明する。
【0003】冷蔵庫本体1内に設置された貯水タンク2
には、給水ポンプ3が設けられている。給水ポンプ3
は、貯水タンク2の外側に設け、磁石4を回転するモー
タ5と、貯水タンク2内に設け、水の吸入口6、吐出口
7を有するケーシング8内の磁石9付インペラ10から
構成されている。
には、給水ポンプ3が設けられている。給水ポンプ3
は、貯水タンク2の外側に設け、磁石4を回転するモー
タ5と、貯水タンク2内に設け、水の吸入口6、吐出口
7を有するケーシング8内の磁石9付インペラ10から
構成されている。
【0004】そして、前記モータ5は磁石4を、インペ
ラ10の磁石9に近接させて非接触によりインペラ10
を回転させる。11は給水ポンプ3の吸入口6に外側よ
り設置したフィルター、12は給水ポンプ3より給水管
13,給水路14を経て貯水タンク2内の水を供給され
る製氷皿で、冷凍室内にあって前記水を凍結させて氷を
作るものである。
ラ10の磁石9に近接させて非接触によりインペラ10
を回転させる。11は給水ポンプ3の吸入口6に外側よ
り設置したフィルター、12は給水ポンプ3より給水管
13,給水路14を経て貯水タンク2内の水を供給され
る製氷皿で、冷凍室内にあって前記水を凍結させて氷を
作るものである。
【0005】上記構成において、モータ5を駆動して磁
石4を回転させると、これに相対向した磁石9も回転し
てインペラ10が回転する。
石4を回転させると、これに相対向した磁石9も回転し
てインペラ10が回転する。
【0006】そして、給水ポンプ3はインペラ10の回
転で吸入口6から貯水タンク2内の水を吸引し、吐出口
7から吐出して給水管13、給水路14を経て製氷皿1
2へ供給する。
転で吸入口6から貯水タンク2内の水を吸引し、吐出口
7から吐出して給水管13、給水路14を経て製氷皿1
2へ供給する。
【0007】また、貯水タンク2内の水に含まれる大き
な異物は、給水ポンプ3の吸入口6より水が吸込まれる
際にフィルター11により除去されインペラ10の回転
を妨げないようにしている。
な異物は、給水ポンプ3の吸入口6より水が吸込まれる
際にフィルター11により除去されインペラ10の回転
を妨げないようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】近年、消費者は水道水
を飲料に供する時に浄化する傾向が強まっており、従っ
て上記した家庭用冷蔵庫の自動製氷装置における給水装
置で、異物を単に除去するフィルター11では消費者の
前記志向に応えられなくなっている。
を飲料に供する時に浄化する傾向が強まっており、従っ
て上記した家庭用冷蔵庫の自動製氷装置における給水装
置で、異物を単に除去するフィルター11では消費者の
前記志向に応えられなくなっている。
【0009】そこで、これを解決するための浄水フィル
ターを吸入口6に接続することが考えられるが、給水ポ
ンプ3の周辺が大型化し、一般消費者が貯水タンク2を
洗浄する際の取扱いが面倒となるため、小型化が必要で
ある。
ターを吸入口6に接続することが考えられるが、給水ポ
ンプ3の周辺が大型化し、一般消費者が貯水タンク2を
洗浄する際の取扱いが面倒となるため、小型化が必要で
ある。
【0010】また、通常、貯水タンク2内の水は対流が
少なく澱んでいるので、浄水フィルターの機能を十分に
発揮させるためには、貯水タンク2内の水を頻繁に対流
させる必要がある。
少なく澱んでいるので、浄水フィルターの機能を十分に
発揮させるためには、貯水タンク2内の水を頻繁に対流
させる必要がある。
【0011】本発明は上記課題を解決する給水装置で、
小型で浄水機能を充分に発揮できるようにするものであ
る。
小型で浄水機能を充分に発揮できるようにするものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の給水装置は、水を貯水するタンクと、前記タ
ンク内に設置される給水ポンプと、前記給水ポンプに吸
い込まれる水を浄水する浄水フィルターと、前記給水ポ
ンプを駆動する駆動部とで構成された給水装置におい
て、前記給水ポンプと水が吸い込まれる吸込口を浄水フ
ィルター内に設けたものである。
に本発明の給水装置は、水を貯水するタンクと、前記タ
ンク内に設置される給水ポンプと、前記給水ポンプに吸
い込まれる水を浄水する浄水フィルターと、前記給水ポ
ンプを駆動する駆動部とで構成された給水装置におい
て、前記給水ポンプと水が吸い込まれる吸込口を浄水フ
ィルター内に設けたものである。
【0013】上記の手段により、給水ポンプは浄水フィ
ルター内に収まっているので、浄水フィルターの外形状
の自由度が増し、貯水タンク内の形状に合わせることが
できる。
ルター内に収まっているので、浄水フィルターの外形状
の自由度が増し、貯水タンク内の形状に合わせることが
できる。
【0014】また、浄水フィルター内で給水ポンプを回
転させれば、例えば水が吐出される回転とは反対方向へ
回転させることにより、タンク内の水は浄水フィルター
内を通過して浄水されてタンクへ戻っていく。
転させれば、例えば水が吐出される回転とは反対方向へ
回転させることにより、タンク内の水は浄水フィルター
内を通過して浄水されてタンクへ戻っていく。
【0015】
【発明の実施形態】本発明の請求項1記載の発明は、水
を貯水するタンクと、前記タンク内に設置される給水ポ
ンプと、前記給水ポンプに吸い込まれる水を浄水する浄
水フィルターと、前記給水ポンプを駆動する駆動部とで
構成された給水装置において、前記給水ポンプと水が吸
い込まれる吸込口を浄水フィルター内に設けたものであ
る。
を貯水するタンクと、前記タンク内に設置される給水ポ
ンプと、前記給水ポンプに吸い込まれる水を浄水する浄
水フィルターと、前記給水ポンプを駆動する駆動部とで
構成された給水装置において、前記給水ポンプと水が吸
い込まれる吸込口を浄水フィルター内に設けたものであ
る。
【0016】これによって、浄水フィルターの内部に給
水ポンプが形成されることになり、浄水フィルター外形
状の自由度が増し、従来一般に給水ポンプの吸入口に接
続されタンク中央にまで張り出していた浄水フィルター
を、タンク内形状に沿わせたコンパクトな形状を実現す
ることが出来るので小型化が図れ、一般消費者がタンク
内を洗浄する際の取扱いが容易となる。
水ポンプが形成されることになり、浄水フィルター外形
状の自由度が増し、従来一般に給水ポンプの吸入口に接
続されタンク中央にまで張り出していた浄水フィルター
を、タンク内形状に沿わせたコンパクトな形状を実現す
ることが出来るので小型化が図れ、一般消費者がタンク
内を洗浄する際の取扱いが容易となる。
【0017】次に、本発明の請求項2記載の発明は、水
を貯水するタンクと、通過する水を浄水する浄水フィル
ターと、前記タンク内に設置され外周が前記浄水フィル
ターに覆われた中空円筒部と、前記中空円筒部内に一定
の隙間をもって配置された羽根車と、前記中空円筒部の
側壁に1つ以上設けられた吸込口と、前記中空円筒部に
設けられた吐出口と、前記羽根車の回転軸端に接続され
た動力伝達板と、一端が前記吐出口に接続され他端が前
記タンクの外部へ突出した吐出管と、前記タンク外に配
置され前記動力伝達板に回転トルクを与える駆動部とで
構成されたものである。
を貯水するタンクと、通過する水を浄水する浄水フィル
ターと、前記タンク内に設置され外周が前記浄水フィル
ターに覆われた中空円筒部と、前記中空円筒部内に一定
の隙間をもって配置された羽根車と、前記中空円筒部の
側壁に1つ以上設けられた吸込口と、前記中空円筒部に
設けられた吐出口と、前記羽根車の回転軸端に接続され
た動力伝達板と、一端が前記吐出口に接続され他端が前
記タンクの外部へ突出した吐出管と、前記タンク外に配
置され前記動力伝達板に回転トルクを与える駆動部とで
構成されたものである。
【0018】これによって、中空円筒部内で羽根車が水
を吐出させる方向へ回転すると、中空円筒部内に水は吐
出口側へ押し出され、中空円筒部内の圧力が低下するの
で、中空円筒部の外周を覆う浄水フィルターに浸透した
水が、中空円筒部の側壁に設けられた吸込口から中空円
筒部内へ進入し、羽根車の回転中はその作用が継続さ
れ、タンク内の水は吐出口、吐出管を経てタンク外へ送
水される。
を吐出させる方向へ回転すると、中空円筒部内に水は吐
出口側へ押し出され、中空円筒部内の圧力が低下するの
で、中空円筒部の外周を覆う浄水フィルターに浸透した
水が、中空円筒部の側壁に設けられた吸込口から中空円
筒部内へ進入し、羽根車の回転中はその作用が継続さ
れ、タンク内の水は吐出口、吐出管を経てタンク外へ送
水される。
【0019】一方、羽根車が水を吐出させるための回転
方向とは逆の方向へ回転すると、中空円筒部内の水は圧
縮され中空円筒部外周の吸入口から浄水フィルターを通
過してタンクへ押し出され、羽根車の回転中はその作用
が継続されるので、タンク内の水をタンク外へ送水する
ときを除く所定時期に、その作用を所定時間実施するこ
とにより、タンク内の水は繰り返し浄水される。
方向とは逆の方向へ回転すると、中空円筒部内の水は圧
縮され中空円筒部外周の吸入口から浄水フィルターを通
過してタンクへ押し出され、羽根車の回転中はその作用
が継続されるので、タンク内の水をタンク外へ送水する
ときを除く所定時期に、その作用を所定時間実施するこ
とにより、タンク内の水は繰り返し浄水される。
【0020】以上のように、通常の給水ポンプの機能以
外にタンク内の水を浄水し循環させることができる。
外にタンク内の水を浄水し循環させることができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の給水装置の実施例1について
図面を用いて説明する。図1は実施例1の給水装置が搭
載された冷蔵庫の部分縦断面図であり、図2は実施例1
における給水装置の断面図である。
図面を用いて説明する。図1は実施例1の給水装置が搭
載された冷蔵庫の部分縦断面図であり、図2は実施例1
における給水装置の断面図である。
【0022】図1、図2において、101は複数の貯蔵
室を有する冷蔵庫であり、102は前記貯蔵室の1つで
ある冷蔵室で、扉103と断熱壁104によって囲ま
れ、外気と断熱されている。
室を有する冷蔵庫であり、102は前記貯蔵室の1つで
ある冷蔵室で、扉103と断熱壁104によって囲ま
れ、外気と断熱されている。
【0023】105は前記貯蔵室の1つである製氷室で
あり、断熱壁104と扉106によって囲まれ、外気と
断熱されている。
あり、断熱壁104と扉106によって囲まれ、外気と
断熱されている。
【0024】製氷室105内には製氷装置107が設置
されており、製氷装置107は製氷皿108と、その製
氷皿108を回転駆動する駆動部109からなり、その
駆動部109を制御する制御部110は冷蔵庫101の
背面に設置されている。
されており、製氷装置107は製氷皿108と、その製
氷皿108を回転駆動する駆動部109からなり、その
駆動部109を制御する制御部110は冷蔵庫101の
背面に設置されている。
【0025】冷蔵室102内には給水装置111が設置
されており、給水装置111は透明なプラスチック容器
からなるタンク112と、タンク112内に設置された
給水ポンプ113と、給水ポンプ113を駆動する駆動
部114と、給水ポンプ113に接続された吐出管11
5とで構成され、その駆動部114を制御する制御部1
16は冷蔵庫101の背面に設置されている。
されており、給水装置111は透明なプラスチック容器
からなるタンク112と、タンク112内に設置された
給水ポンプ113と、給水ポンプ113を駆動する駆動
部114と、給水ポンプ113に接続された吐出管11
5とで構成され、その駆動部114を制御する制御部1
16は冷蔵庫101の背面に設置されている。
【0026】給水ポンプ113は、直径の異なる2つの
円筒(小円筒117aと大円筒117b)を有する中空
円筒部117と、中空円筒部117の内周面に隙間を保
って配置された羽根車119とで構成されている。
円筒(小円筒117aと大円筒117b)を有する中空
円筒部117と、中空円筒部117の内周面に隙間を保
って配置された羽根車119とで構成されている。
【0027】中空円筒部117の小円筒117aの側壁
には吸込口120が設けられ、中空円筒部117の径の
大きい大円筒117bの側壁には吐出口121が設けら
れている。
には吸込口120が設けられ、中空円筒部117の径の
大きい大円筒117bの側壁には吐出口121が設けら
れている。
【0028】中空円筒部117は小円筒117aをタン
ク112底面側に向け、大円筒117bをタンク112
のタンクカバー112a側に向けて配置されており、小
円筒117aと大円筒117bとは円錐状の筒で一体的
につながっている。
ク112底面側に向け、大円筒117bをタンク112
のタンクカバー112a側に向けて配置されており、小
円筒117aと大円筒117bとは円錐状の筒で一体的
につながっている。
【0029】浄水フィルター118は中空円筒部117
の径の小さい小円筒117aの外周を覆うように巻か
れ、浄水フィルター118自体はケース118aとカバ
ー118bで囲まれている。またカバー118bは羽根
車119の回転軸先端の支持も兼ねている。
の径の小さい小円筒117aの外周を覆うように巻か
れ、浄水フィルター118自体はケース118aとカバ
ー118bで囲まれている。またカバー118bは羽根
車119の回転軸先端の支持も兼ねている。
【0030】羽根車119は、中空円筒部117の小円
筒117a内に収納される小羽根車119aと、中空円
筒部117の大円筒117b内に収納される大羽根車1
19bからなる。
筒117a内に収納される小羽根車119aと、中空円
筒部117の大円筒117b内に収納される大羽根車1
19bからなる。
【0031】羽根車119の大羽根車119bには、羽
根車119と同軸で回転するシャフト122の一端が接
続されている。シャフト122はタンクカバー112a
側へ延び他端に円盤状の磁石板122aが固定されてい
る。シャフト122と磁石板122aとの固定は、樹脂
成形金型内に予めシャフト122と磁石板122aをセ
ットした後に樹脂成形することで達成できる。
根車119と同軸で回転するシャフト122の一端が接
続されている。シャフト122はタンクカバー112a
側へ延び他端に円盤状の磁石板122aが固定されてい
る。シャフト122と磁石板122aとの固定は、樹脂
成形金型内に予めシャフト122と磁石板122aをセ
ットした後に樹脂成形することで達成できる。
【0032】シャフト122の磁石板122aは、タン
クカバー112aに設けられた空間112bに収まるよ
うに設定されている。また空間112bに収まった磁石
板122aを保護するように保護カバー112cも設け
られている。
クカバー112aに設けられた空間112bに収まるよ
うに設定されている。また空間112bに収まった磁石
板122aを保護するように保護カバー112cも設け
られている。
【0033】羽根車119とシャフト122の接続は、
大羽根車119bに設けられた勘合穴119cにシャフ
ト122を挿入することで達成される。
大羽根車119bに設けられた勘合穴119cにシャフ
ト122を挿入することで達成される。
【0034】また、シャフト122を保護しケース11
8aとタンクカバー112aとを連結する目的でシャフ
トカバー118cが設けられている。したがって、浄水
フィルター118のケース118aをもって軸方向に外
すと、ケース118aとシャフトカバー118cが分離
でき、同時に羽根車119とシャフト122とを分離で
きる。
8aとタンクカバー112aとを連結する目的でシャフ
トカバー118cが設けられている。したがって、浄水
フィルター118のケース118aをもって軸方向に外
すと、ケース118aとシャフトカバー118cが分離
でき、同時に羽根車119とシャフト122とを分離で
きる。
【0035】駆動部114は、タンク112のタンクカ
バー112a外側にあって磁石板122aと向かい合う
位置に配置される磁石板123と、磁石板123を回転
させるモータ124からなる。磁石板123とモータ1
24の軸は同軸で回転するように圧入接続されている。
バー112a外側にあって磁石板122aと向かい合う
位置に配置される磁石板123と、磁石板123を回転
させるモータ124からなる。磁石板123とモータ1
24の軸は同軸で回転するように圧入接続されている。
【0036】そして、モータ124によって磁石板12
3を回転させることで、磁石板123と磁力によって引
き合った磁石板122aが回転するので、磁石板122
aの回転がシャフト122を介して給水ポンプ113の
羽根車119に伝達されるのである。
3を回転させることで、磁石板123と磁力によって引
き合った磁石板122aが回転するので、磁石板122
aの回転がシャフト122を介して給水ポンプ113の
羽根車119に伝達されるのである。
【0037】給水装置111の吐出管115はタンクカ
バー112aに向かって延び、タンク112とタンクカ
バー112aの合わせ面を越えたところで冷蔵庫101
の奥方向に向かってL字に曲がり、タンク112の外側
壁に接続された第1水路125に進入している。
バー112aに向かって延び、タンク112とタンクカ
バー112aの合わせ面を越えたところで冷蔵庫101
の奥方向に向かってL字に曲がり、タンク112の外側
壁に接続された第1水路125に進入している。
【0038】水路125は、吐出管115の開口部から
吐出される水を確実に受け取るために上方は広口状で、
タンク112の外側壁に沿って製氷室105の方向へ進
むほど径がしぼむように成形されており、断熱壁104
に設けられた第2水路126に接続されている。第2水
路126は断熱壁104を貫通し、その先端開口部は製
氷室105に進入し、製氷皿108に臨んでいる。
吐出される水を確実に受け取るために上方は広口状で、
タンク112の外側壁に沿って製氷室105の方向へ進
むほど径がしぼむように成形されており、断熱壁104
に設けられた第2水路126に接続されている。第2水
路126は断熱壁104を貫通し、その先端開口部は製
氷室105に進入し、製氷皿108に臨んでいる。
【0039】以上のように構成された給水装置につい
て、その動作を説明する。図3は本実施例の給水装置を
搭載した冷蔵庫の給水動作を示すフローチャートであ
る。
て、その動作を説明する。図3は本実施例の給水装置を
搭載した冷蔵庫の給水動作を示すフローチャートであ
る。
【0040】図3において、冷蔵庫101に電源を投入
すると、製氷装置107の制御部110、給水装置11
1の制御部116が始動する。
すると、製氷装置107の制御部110、給水装置11
1の制御部116が始動する。
【0041】ステップ1では製氷装置107の初期動作
が開始される。これは製氷皿108を水平状態で待機さ
せるための動作であり、製氷皿108が水平であっても
電源を投入した際は必ず実行される。したがって、停電
等で電源が遮断された後電源が復旧した場合にはステッ
プ1の初期動作が実行される。
が開始される。これは製氷皿108を水平状態で待機さ
せるための動作であり、製氷皿108が水平であっても
電源を投入した際は必ず実行される。したがって、停電
等で電源が遮断された後電源が復旧した場合にはステッ
プ1の初期動作が実行される。
【0042】ステップ2では初期動作が終了したか否か
を確認し、終了している場合はステップ3へ進み、初期
動作が終了していない場合は確認を継続する。
を確認し、終了している場合はステップ3へ進み、初期
動作が終了していない場合は確認を継続する。
【0043】ステップ3では製氷時間待機となる。これ
は製氷皿108内に入っている水が氷になるのに充分な
時間で待機するものであり、初期動作終了後は製氷皿1
08内に水が無い状態で製氷待機となる。待機時間は通
常1時間程度である。
は製氷皿108内に入っている水が氷になるのに充分な
時間で待機するものであり、初期動作終了後は製氷皿1
08内に水が無い状態で製氷待機となる。待機時間は通
常1時間程度である。
【0044】ステップ4ではタンク112内の浄水が開
始され、まずステップ5において給水ポンプ113が逆
転し、ステップ6では給水ポンプ113の逆転時間Tを
計測する。
始され、まずステップ5において給水ポンプ113が逆
転し、ステップ6では給水ポンプ113の逆転時間Tを
計測する。
【0045】ここで給水ポンプ113の逆転とは羽根車
119が水を吐出させる回転とは反対方向に回転するこ
とである。給水ポンプ113の逆回転により中空円筒部
117内の水は、羽根車119によって吐出口121と
反対方向に向かって押し出される。
119が水を吐出させる回転とは反対方向に回転するこ
とである。給水ポンプ113の逆回転により中空円筒部
117内の水は、羽根車119によって吐出口121と
反対方向に向かって押し出される。
【0046】中空円筒部117の吐出口121と反対方
向には水に逃げ道がないので、水は圧縮され吐出口12
1側より水圧が若干高くなり、行き場を失った水は吸水
口120から浄水フィルター118を通過してタンク1
12へ戻る。
向には水に逃げ道がないので、水は圧縮され吐出口12
1側より水圧が若干高くなり、行き場を失った水は吸水
口120から浄水フィルター118を通過してタンク1
12へ戻る。
【0047】そして、中空円筒部117の吐出口121
側の水圧は若干低くなり、結局、吐出口121側に近い
吸入口からタンク112内の水が浄水フィルター118
通過して中空円筒部117の小円筒117b内へ進入し
てくる。
側の水圧は若干低くなり、結局、吐出口121側に近い
吸入口からタンク112内の水が浄水フィルター118
通過して中空円筒部117の小円筒117b内へ進入し
てくる。
【0048】このように給水ポンプ113が逆転してい
る間は、タンク112内の水は浄水フィルター118を
通過して中空円筒部117に進入した後、再び浄水フィ
ルター118を通過してタンク112内へ戻ってくる。
る間は、タンク112内の水は浄水フィルター118を
通過して中空円筒部117に進入した後、再び浄水フィ
ルター118を通過してタンク112内へ戻ってくる。
【0049】ステップ7では給水ポンプ113の逆転時
間Tが1分に到達したか否かを確認し、到達していれば
ステップ8へ進み、到達していなければ確認を継続す
る。
間Tが1分に到達したか否かを確認し、到達していれば
ステップ8へ進み、到達していなければ確認を継続す
る。
【0050】逆転時間Tを1分と設定したのは、タンク
112内の全ての水が浄水フィルター118を通過して
循環するのに十分な時間を確保するためである。
112内の全ての水が浄水フィルター118を通過して
循環するのに十分な時間を確保するためである。
【0051】ステップ8では給水ポンプ113の逆転を
停止し、ステップ9へ進み、ステップ9では給水ポンプ
113の停止時間Sの計時を行う。
停止し、ステップ9へ進み、ステップ9では給水ポンプ
113の停止時間Sの計時を行う。
【0052】ステップ10では給水ポンプ113の停止
時間Sが20分に到達したか否かを確認し、到達してい
ればステップ11へ進み、到達していなければ確認を継
続する。
時間Sが20分に到達したか否かを確認し、到達してい
ればステップ11へ進み、到達していなければ確認を継
続する。
【0053】ステップ11では製氷が完了した否かを確
認し、製氷が完了していればステップ12へ進み、製氷
が完了していなければステップ4へ戻りタンク112内
の水の浄水を開始する。なお、製氷が完了したか否かの
判定は、製氷皿108の底面に密着設置された温度検知
センサー128によって行い、製氷皿108内の水が氷
となっていれば温度検知センサー128は0℃以下を示
すので、本実施例では温度検知センサーが−5℃を示し
たときに製氷が完了したと判断している。
認し、製氷が完了していればステップ12へ進み、製氷
が完了していなければステップ4へ戻りタンク112内
の水の浄水を開始する。なお、製氷が完了したか否かの
判定は、製氷皿108の底面に密着設置された温度検知
センサー128によって行い、製氷皿108内の水が氷
となっていれば温度検知センサー128は0℃以下を示
すので、本実施例では温度検知センサーが−5℃を示し
たときに製氷が完了したと判断している。
【0054】ステップ12では離氷動作を開始する。離
氷動作とは製氷皿108を駆動部109によって回転さ
せ、製氷皿108が開口部を下方に向けた時点で捻りを
与えて氷を放出させ、氷放出後再び製氷皿108を水平
状態へ復帰させる一連のどうさである。この離氷動作は
制御部110が駆動部109を制御することによって実
行される。
氷動作とは製氷皿108を駆動部109によって回転さ
せ、製氷皿108が開口部を下方に向けた時点で捻りを
与えて氷を放出させ、氷放出後再び製氷皿108を水平
状態へ復帰させる一連のどうさである。この離氷動作は
制御部110が駆動部109を制御することによって実
行される。
【0055】ステップ13では上記の離氷動作が終了し
たか否かを確認し、終了していればステップ14へ進
む。離氷動作が終了したか否かの判定は、駆動部109
内に内蔵された検知スイッチ(図示せず)により製氷皿
108の回転位置を検出することによって判定する。前
記検知スイッチは製氷皿108が水平位置と離氷位置で
信号を発するように設置すればよい。
たか否かを確認し、終了していればステップ14へ進
む。離氷動作が終了したか否かの判定は、駆動部109
内に内蔵された検知スイッチ(図示せず)により製氷皿
108の回転位置を検出することによって判定する。前
記検知スイッチは製氷皿108が水平位置と離氷位置で
信号を発するように設置すればよい。
【0056】ステップ14では貯氷箱127内の氷が不
足しているか否かを確認し、不足していればステップ1
5へ進み、不足していなければステップ4へ戻り、タン
ク112内の浄水を開始する。
足しているか否かを確認し、不足していればステップ1
5へ進み、不足していなければステップ4へ戻り、タン
ク112内の浄水を開始する。
【0057】ステップ15では製氷皿108へ給水す
る。給水ポンプ113を正転させることで、すなわち羽
根車119を正転させることで中空円筒部117内の水
に揚力が与えられ、その水は吐出口121を経て吐出管
115内を上昇し第1水路125へ吐出される。第1水
路125へ出た水は第2水路を経て断熱壁104を通過
し製氷皿108へ給水される。
る。給水ポンプ113を正転させることで、すなわち羽
根車119を正転させることで中空円筒部117内の水
に揚力が与えられ、その水は吐出口121を経て吐出管
115内を上昇し第1水路125へ吐出される。第1水
路125へ出た水は第2水路を経て断熱壁104を通過
し製氷皿108へ給水される。
【0058】中空円筒部117内は羽根車119の正転
によりタンク112より水圧が低下するため吸入口12
0より水が中空円筒部117内へ流入する。羽根車11
9が正転している間は上記作用が繰り返されて水は吐出
され続ける。
によりタンク112より水圧が低下するため吸入口12
0より水が中空円筒部117内へ流入する。羽根車11
9が正転している間は上記作用が繰り返されて水は吐出
され続ける。
【0059】本実施例では、給水ポンプ113を5秒間
正転させることで、製氷皿108に適量の水が注水され
るので、給水ポンプ113の正転開始から5秒後に給水
ポンプ113を停止させることで製氷皿108への給水
を完了する。
正転させることで、製氷皿108に適量の水が注水され
るので、給水ポンプ113の正転開始から5秒後に給水
ポンプ113を停止させることで製氷皿108への給水
を完了する。
【0060】製氷皿108への給水が完了すると、再び
ステップ3へ戻り製氷時間待機となる。なお、ステップ
1からステップ15までの一連の動作は製氷装置107
の制御部110と給水装置111の制御部116によっ
て実行されている。
ステップ3へ戻り製氷時間待機となる。なお、ステップ
1からステップ15までの一連の動作は製氷装置107
の制御部110と給水装置111の制御部116によっ
て実行されている。
【0061】次に本発明の給水装置の実施例2につい
て、図4を用いて説明する。尚、実施例1と同じ構成の
部分は同一符号を用い、説明は省略する。
て、図4を用いて説明する。尚、実施例1と同じ構成の
部分は同一符号を用い、説明は省略する。
【0062】給水ポンプ213は、糸巻形状の中空円筒
部217と、中空円筒部217の内周面に隙間を保って
配置された羽根車219とで構成され、中空円筒部21
7の側壁には吸込口220が設けられ、中空円筒部21
7の軸方向開口部には吐出口221が設けられている。
部217と、中空円筒部217の内周面に隙間を保って
配置された羽根車219とで構成され、中空円筒部21
7の側壁には吸込口220が設けられ、中空円筒部21
7の軸方向開口部には吐出口221が設けられている。
【0063】中空円筒部217の吐出口221側の開口
部には、羽根車219の回転軸を支持し羽根車219が
吐出口221側へ飛び出さないよう支持するための軸受
217aが固定されている。また軸受217aは羽根車
219の回転方向に飛び出した水を軸方向に向ける静翼
の機能も備えている。
部には、羽根車219の回転軸を支持し羽根車219が
吐出口221側へ飛び出さないよう支持するための軸受
217aが固定されている。また軸受217aは羽根車
219の回転方向に飛び出した水を軸方向に向ける静翼
の機能も備えている。
【0064】218は中空円筒部217の円筒外周を覆
うように巻かれた浄水フィルターであり、浄水フィルタ
ー218自体はケース218aとカバー218bで覆わ
れており、カバー218bは羽根車219の回転軸先端
の支持も兼ねている。
うように巻かれた浄水フィルターであり、浄水フィルタ
ー218自体はケース218aとカバー218bで覆わ
れており、カバー218bは羽根車219の回転軸先端
の支持も兼ねている。
【0065】羽根車219には、羽根車219と同軸で
回転するシャフト222の一端が接続されている。シャ
フト222はタンクカバー212a側へ延び、他端に円
盤状の磁石板222aが固定されている。シャフト22
2と磁石板222aとの固定は、予め金型内にシャフト
222と磁石板222aをセットした後樹脂成形するこ
とで達成できる。
回転するシャフト222の一端が接続されている。シャ
フト222はタンクカバー212a側へ延び、他端に円
盤状の磁石板222aが固定されている。シャフト22
2と磁石板222aとの固定は、予め金型内にシャフト
222と磁石板222aをセットした後樹脂成形するこ
とで達成できる。
【0066】タンクカバー212aには磁石板222a
が収まる空間212bがもうけられており、空間212
bに収まった磁石板222aを保護するように保護カバ
ー212cも設けられている。
が収まる空間212bがもうけられており、空間212
bに収まった磁石板222aを保護するように保護カバ
ー212cも設けられている。
【0067】羽根車219とシャフト222の接続は、
羽根車219に設けられた勘合穴219aにシャフト2
22を挿入することで達成される。
羽根車219に設けられた勘合穴219aにシャフト2
22を挿入することで達成される。
【0068】したがって、浄水フィルター218のケー
ス218aをもって軸方向に外せば、ケース218aと
吐出管215が分離でき、同時に羽根車219とシャフ
ト222とを分離できる。
ス218aをもって軸方向に外せば、ケース218aと
吐出管215が分離でき、同時に羽根車219とシャフ
ト222とを分離できる。
【0069】給水装置211の吐出管215は吐出口2
21と接続され、タンク212のタンクカバー側212
aに向かってまっすぐ延び、タンク212とタンクカバ
ー212aとの合わせ面を出たところで冷蔵庫101の
奥方向に向かってL字に曲がり、タンク212の外側壁
に設けられた第1水路125に進入している。
21と接続され、タンク212のタンクカバー側212
aに向かってまっすぐ延び、タンク212とタンクカバ
ー212aとの合わせ面を出たところで冷蔵庫101の
奥方向に向かってL字に曲がり、タンク212の外側壁
に設けられた第1水路125に進入している。
【0070】羽根車219に接続されるシャフト222
は吐出管215内を貫いており、吐出管215はシャフ
ト222の保護カバーとなっている。
は吐出管215内を貫いており、吐出管215はシャフ
ト222の保護カバーとなっている。
【0071】駆動部114は、タンク212の外側にあ
って動力伝達板である磁石板222aと向かい合う位置
に配置される磁石板123と、磁石板123を回転させ
るモータ124からなる。
って動力伝達板である磁石板222aと向かい合う位置
に配置される磁石板123と、磁石板123を回転させ
るモータ124からなる。
【0072】上記のように構成された給水装置の実施例
2の動作は、実施例1の動作と同様に制御され、給水ポ
ンプ213を逆転させることで、タンク212内の水を
浄水することができる。実施例2は羽根車219と接続
されたシャフト222を吐出管215内に配置すること
ができるので、実施例1と比較してより小型化が図れ
る。
2の動作は、実施例1の動作と同様に制御され、給水ポ
ンプ213を逆転させることで、タンク212内の水を
浄水することができる。実施例2は羽根車219と接続
されたシャフト222を吐出管215内に配置すること
ができるので、実施例1と比較してより小型化が図れ
る。
【0073】以上のように、水を貯水するタンク112
内に、外周が浄水フィルター118に覆われた中空円筒
部117と、その中空円筒部117内に配置された羽根
車119と、中空円筒部117の外周に設けられた吸込
口120と、中空円筒部の一方の開口部側に設けられた
吐出口121と、一端が吐出口121に接続され他端が
タンク112の外部へ突出した吐出管115とで構成さ
れた給水ポンプ113を配置し、タンク112外に配置
された駆動部114の磁石板123回転によって、タン
ク112内の羽根車119に回転トルクを与えるように
したので、給水ポンプ113は浄水フィルター117内
に収まっているので、浄水フィルター117の外形状の
自由度が増し、タンク112内の形状に合わせることが
できコンパクト化がはかれる。
内に、外周が浄水フィルター118に覆われた中空円筒
部117と、その中空円筒部117内に配置された羽根
車119と、中空円筒部117の外周に設けられた吸込
口120と、中空円筒部の一方の開口部側に設けられた
吐出口121と、一端が吐出口121に接続され他端が
タンク112の外部へ突出した吐出管115とで構成さ
れた給水ポンプ113を配置し、タンク112外に配置
された駆動部114の磁石板123回転によって、タン
ク112内の羽根車119に回転トルクを与えるように
したので、給水ポンプ113は浄水フィルター117内
に収まっているので、浄水フィルター117の外形状の
自由度が増し、タンク112内の形状に合わせることが
できコンパクト化がはかれる。
【0074】また、浄水フィルター118内で給水ポン
プ113を回転させれば、例えば水が吐出される回転と
は反対方向へ回転させることにより、タンク112内の
水は浄水フィルター118内を通過してタンクへ戻って
いくのでタンク112内の浄水ができる。
プ113を回転させれば、例えば水が吐出される回転と
は反対方向へ回転させることにより、タンク112内の
水は浄水フィルター118内を通過してタンクへ戻って
いくのでタンク112内の浄水ができる。
【0075】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1記載の
発明は、水を貯水するタンクと、前記タンク内に設置さ
れる給水ポンプと、前記給水ポンプに吸い込まれる水を
浄水する浄水フィルターと、前記給水ポンプを駆動する
駆動部とで構成された給水装置において、前記給水ポン
プと水の吸込口及び水の吐出口を浄水フィルター内に設
けたものである。
発明は、水を貯水するタンクと、前記タンク内に設置さ
れる給水ポンプと、前記給水ポンプに吸い込まれる水を
浄水する浄水フィルターと、前記給水ポンプを駆動する
駆動部とで構成された給水装置において、前記給水ポン
プと水の吸込口及び水の吐出口を浄水フィルター内に設
けたものである。
【0076】これによって、浄水フィルターの内部に給
水ポンプが形成されることになり、浄水フィルター外形
状の自由度が増し、従来一般に給水ポンプの吸入口に接
続されタンク中央にまで出していた浄水フィルターを、
タンクの内壁面側へ寄せてタンク内形状に沿わせたフィ
ルター形状を実現することが出来るので小型化が図れ、
一般消費者がタンク内を洗浄するの取扱いが容易とな
る。
水ポンプが形成されることになり、浄水フィルター外形
状の自由度が増し、従来一般に給水ポンプの吸入口に接
続されタンク中央にまで出していた浄水フィルターを、
タンクの内壁面側へ寄せてタンク内形状に沿わせたフィ
ルター形状を実現することが出来るので小型化が図れ、
一般消費者がタンク内を洗浄するの取扱いが容易とな
る。
【0077】さらに、本発明の請求項2記載の発明は、
水を貯水するタンクと、通過する水を浄水する浄水フィ
ルターと、前記タンク内に設置され外周が浄水フィルタ
ーに覆われた中空円筒部と、前記中空円筒部内に内周と
隙間をもって配置された羽根車と、前記中空円筒部の側
壁に1つ以上設けられた吸込口と、前記中空円筒部に設
けられた吐出口と、前記空間に配置され前記羽根車の回
転軸端に接続された動力伝達板と、一端が前記吐出口に
接続され他端が前記タンクの外部へ突出した吐出管と、
前記タンク外に配置され前記動力伝達板に回転トルクを
与える駆動部とで構成されたものである。
水を貯水するタンクと、通過する水を浄水する浄水フィ
ルターと、前記タンク内に設置され外周が浄水フィルタ
ーに覆われた中空円筒部と、前記中空円筒部内に内周と
隙間をもって配置された羽根車と、前記中空円筒部の側
壁に1つ以上設けられた吸込口と、前記中空円筒部に設
けられた吐出口と、前記空間に配置され前記羽根車の回
転軸端に接続された動力伝達板と、一端が前記吐出口に
接続され他端が前記タンクの外部へ突出した吐出管と、
前記タンク外に配置され前記動力伝達板に回転トルクを
与える駆動部とで構成されたものである。
【0078】これによって、中空円筒部内で羽根車が水
を吐出させる方向へ回転すると、中空円筒部内に水は吐
出口側へ押し出され、中空円筒部内の圧力が低下するの
で、中空円筒部の外周を覆う浄水フィルターに浸透した
水が、中空円筒部の外周に設けられた吸込口から中空円
筒部内へ進入し、羽根車の回転中はその作用が継続さ
れ、タンク内の水は吐出口、吐出管を経てタンク外へ送
水される。
を吐出させる方向へ回転すると、中空円筒部内に水は吐
出口側へ押し出され、中空円筒部内の圧力が低下するの
で、中空円筒部の外周を覆う浄水フィルターに浸透した
水が、中空円筒部の外周に設けられた吸込口から中空円
筒部内へ進入し、羽根車の回転中はその作用が継続さ
れ、タンク内の水は吐出口、吐出管を経てタンク外へ送
水される。
【0079】一方、羽根車が水を吐出させる方向とは逆
の方向へ回転させると、中空円筒部内の水は圧縮され中
空円筒部側壁の吸入口から浄水フィルターを通過してタ
ンクへ押し出され、羽根車の回転中はその作用が継続さ
れるので、タンク内の水をタンク外へ送水するときを除
く所定時期に、その作用を所定時間実施することによ
り、タンク内の水は繰り返し浄水される。
の方向へ回転させると、中空円筒部内の水は圧縮され中
空円筒部側壁の吸入口から浄水フィルターを通過してタ
ンクへ押し出され、羽根車の回転中はその作用が継続さ
れるので、タンク内の水をタンク外へ送水するときを除
く所定時期に、その作用を所定時間実施することによ
り、タンク内の水は繰り返し浄水される。
【0080】以上のように、通常の給水ポンプの機能以
外にタンク内の水を浄水し循環させることができる。
外にタンク内の水を浄水し循環させることができる。
【図1】本発明の給水装置の実施例1が搭載された冷蔵
庫の部分縦断面図
庫の部分縦断面図
【図2】同実施例1における給水装置を示す断面図
【図3】同実施例1おける給水装置の動作を示すフロー
チャート
チャート
【図4】同実施例2における給水装置を示す断面図
【図5】従来の給水装置が搭載された冷蔵庫の部分縦断
面図
面図
【図6】同給水装置を示す断面図
111、211 給水装置 112、212 タンク 113、213 給水ポンプ 114、214 駆動部 115、215 吐出管 117、217 中空円筒部 118、218 浄水フィルター 119、219 羽根車 120、220 吸入口 121、221 吐出口 122a、222a 磁石板(動力伝達板)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F25C 1/24 309 B67D 1/08 Z // C02F 1/00 B01D 35/02 B Fターム(参考) 3E082 AA02 BB01 CC01 DD01 DD20 EE05 3H071 AA01 BB03 CC33 CC41 CC47 DD32 DD61 DD72 4B055 AA34 BA51 BA56 CA90 CB09 CC43 4D064 AA03 BB01
Claims (2)
- 【請求項1】 水を貯水するタンクと、前記タンク内に
設置される給水ポンプと、前記給水ポンプに吸い込まれ
る水を浄水する浄水フィルターと、前記給水ポンプを駆
動する駆動部とで構成された給水装置において、前記給
水ポンプと水を吸い込むための吸込口を前記浄水フィル
ター内に設けたことを特徴とする給水装置。 - 【請求項2】 水を貯水するタンクと、通過する水を浄
水する浄水フィルターと、前記タンク内に設置され外周
が前記浄水フィルターによって覆われた中空円筒部と、
前記中空円筒部内に所定の隙間をもって配置された羽根
車と、前記中空円筒部の側壁に1つ以上設けられた水を
吸い込むための吸込口と、前記中空円筒部に設けられた
水を吐出すための吐出口と、前記羽根車の回転軸端に接
続された動力伝達板と、一端が前記吐出口に接続され他
端が前記タンクの外部へ突出した吐出管と、前記タンク
外に配置され前記動力伝達板に回転トルクを与える駆動
部とで構成されたことを特徴とする給水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000228621A JP2002037393A (ja) | 2000-07-28 | 2000-07-28 | 給水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000228621A JP2002037393A (ja) | 2000-07-28 | 2000-07-28 | 給水装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002037393A true JP2002037393A (ja) | 2002-02-06 |
Family
ID=18721871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000228621A Pending JP2002037393A (ja) | 2000-07-28 | 2000-07-28 | 給水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002037393A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004061021A (ja) * | 2002-07-30 | 2004-02-26 | Sharp Corp | 冷蔵庫 |
CN109959213A (zh) * | 2018-12-25 | 2019-07-02 | 合肥华凌股份有限公司 | 供水系统、冰箱及净水器 |
-
2000
- 2000-07-28 JP JP2000228621A patent/JP2002037393A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004061021A (ja) * | 2002-07-30 | 2004-02-26 | Sharp Corp | 冷蔵庫 |
CN109959213A (zh) * | 2018-12-25 | 2019-07-02 | 合肥华凌股份有限公司 | 供水系统、冰箱及净水器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH09229531A (ja) | 冷蔵庫用自動飲料補充装置 | |
CA2048101C (en) | Storage container with an electrically operable circulating pump | |
US6918380B2 (en) | Fuel injection apparatus for marine engine | |
JPH04260764A (ja) | 自動製氷装置 | |
JP2002037393A (ja) | 給水装置 | |
JPH1099592A (ja) | 洗濯機等のポンプ装置 | |
JP3672167B2 (ja) | ポンプ装置の取り付け構造およびポット装置ならびにポンプ装置 | |
JPH11151931A (ja) | 加熱循環装置 | |
JPH09222273A (ja) | 冷蔵庫用自動製氷機の給水装置及び給水制御方法 | |
JPS6132305Y2 (ja) | ||
KR200160598Y1 (ko) | 자동 판매기의 냉수조 자동 급 배수 장치 | |
JP2002039653A (ja) | 給水装置 | |
JP2002267303A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2001295799A (ja) | 給水装置およびその給水装置を備えた冷蔵庫と電気ジャーポット | |
JP2931493B2 (ja) | 飲料供給装置 | |
JPH11257811A (ja) | 自動製氷装置 | |
JP2002162138A (ja) | 給水装置 | |
AU2011313610B2 (en) | Pump and method for delivering and degassing a liquid by means of a nozzle in the pump inlet | |
JP4477792B2 (ja) | カーボネータ付き蓄氷冷水機 | |
JP2002084982A (ja) | 冷菓供給装置 | |
CN113776124A (zh) | 空调室内机、空调器及空调室内机的控制方法 | |
JP3130197B2 (ja) | 製氷装置 | |
JP2002243329A (ja) | 給水装置 | |
JP3307376B2 (ja) | 冷蔵庫の給水装置 | |
JP2000329434A (ja) | 自動製氷装置 |