JP2002084982A - 冷菓供給装置 - Google Patents

冷菓供給装置

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JP2002084982A
JP2002084982A JP2000274965A JP2000274965A JP2002084982A JP 2002084982 A JP2002084982 A JP 2002084982A JP 2000274965 A JP2000274965 A JP 2000274965A JP 2000274965 A JP2000274965 A JP 2000274965A JP 2002084982 A JP2002084982 A JP 2002084982A
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Japan
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brine
tank
cylinder
float switch
sensor
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JP2000274965A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Iwata
務 岩田
Michiharu Ishihara
道治 石原
Yoshiaki Kato
由秋 嘉藤
Hironori Chikaraishi
宏則 力石
Shinji Nozu
慎次 野津
Ryoichi Onda
良一 恩田
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Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、注出用ポンプの空運転を防止す
ることができる冷菓供給装置を提供することを課題とす
る。 【解決手段】 シリンダ底部フロートスイッチがオン状
態(S1)で且つタンク内下部フロートスイッチがオン
状態(S2)でさらにタンク内上部フロートスイッチが
オフ状態(S3)のときには、ブラインが不足している
と判断し、ブライン不足ランプを点灯し(S12)、ポ
ンプモータへの通電を強制的に遮断してポンプモータを
停止したままとする(S11)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冷菓供給装置に
係り、特に注出用ポンプの空運転を防止する装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の冷菓供給装置の全体構造を図4に
示す。冷凍室1内の天井部分に冷却器2と庫内ファン3
が配置される一方、機械室4内には冷却器2に接続され
た冷凍機5が配置されている。冷凍室1の奥面に設けら
れたダクト6を介して吸引された庫内空気が冷却器2で
冷却されて庫内ファン3によって冷凍室1内に循環供給
され、これにより冷凍室1内はアイスクリーム等の冷菓
が注出可能な状態で保存されるような温度に維持されて
いる。
【0003】コック7を開操作すると、弁体8が上昇し
て連通口9が開放されると共に注出口スイッチ10がオ
ンして機械室4内のポンプ11が正方向に駆動され、実
線矢印で示されるように、ブラインタンク12からブラ
イン13が注出シリンダ14下部の圧力室15に供給さ
れる。これにより、ピストン16が上昇して注出シリン
ダ14上部に収容されたパック17が圧縮され、パック
17の取出口18から冷菓19が流出して連通口9を通
り、注出口20から注出される。コック7を閉操作する
と、注出口スイッチ10がオフとなってポンプ11が停
止すると共に弁体8が下降して連通口9が閉鎖され、冷
菓19の注出が停止される。パック17内の冷菓19が
全て注出されると、操作パネル21の操作によりポンプ
11が逆方向に駆動され、破線矢印で示されるように、
注出シリンダ14の圧力室15からブライン13がブラ
インタンク12に戻されてピストン16が下降する。こ
の状態で注出シリンダ14の蓋22を開けてパック17
が交換される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この冷菓供
給装置を初めて稼働する場合や長期間の休業後に稼働す
る場合には、規定量のブライン13をブラインタンク1
2に収容してから装置の運転を開始する必要があるが、
従来の冷菓供給装置では、ブラインタンク12内にブラ
イン13が入っていなくても、注出口スイッチ10をオ
ンすると図示しないポンプモータに通電されてポンプ1
1が駆動されていた。このようにしてポンプ11が空運
転されると、異常音が発生したり、ポンプヘッド内のメ
カニカルシール部等が損傷して規定の吐出圧力が得られ
なくなるために冷菓を注出することができなくなる怖れ
があった。
【0005】この発明はこのような問題点を解消するた
めになされたもので、注出用ポンプの空運転を防止する
ことができる冷菓供給装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る冷菓供給
装置は、注出口スイッチが投入されるとポンプによりブ
ラインタンクからシリンダへブラインを供給してシリン
ダ内の冷菓を注出する冷菓供給装置において、シリンダ
内のブラインの水位を検出するシリンダ内センサと、ブ
ラインタンク内のブラインの水位を検出するブラインタ
ンク内センサと、シリンダ内センサ及びブラインタンク
内センサが共に所定値以下の水位を検出した場合には注
出口スイッチが投入されてもポンプを駆動するポンプモ
ータへの通電を強制的に遮断する制御部とを備えたもの
である。ブライン不足ランプをさらに備え、シリンダ内
センサ及びブラインタンク内センサが共に所定値以下の
水位を検出した場合に制御部がブライン不足ランプを点
灯させるようにすることもできる。なお、シリンダ内セ
ンサとしてシリンダ内底部に設けられたシリンダ底部フ
ロートスイッチを用い、ブラインタンク内センサとして
ブラインタンク内下部及び上部にそれぞれ設けられたタ
ンク内下部フロートスイッチ及びタンク内上部フロート
スイッチを用いることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。図1にこの発明の実施の形
態に係る冷菓供給装置の全体構造を示す。この冷菓供給
装置は、図4に示した従来の冷菓供給装置において、注
出シリンダ14内の底部にシリンダ底部フロートスイッ
チ23を設け、ブラインタンク12内の下部及び上部に
それぞれタンク内下部フロートスイッチ24及びタンク
内上部フロートスイッチ25を設けたものである。これ
らのシリンダ底部フロートスイッチ23、タンク内下部
フロートスイッチ24及びタンク内上部フロートスイッ
チ25は、図2に示されるように、制御部26に電気的
に接続されている。
【0008】シリンダ底部フロートスイッチ23は、こ
の発明のシリンダ内センサを構成するもので、注出シリ
ンダ14内のブラインの水位がごく小さい所定値W1以
下になったときにオンし、所定値W1より大きい場合に
はオフ状態となる。タンク内下部フロートスイッチ24
及びタンク内上部フロートスイッチ25は、この発明の
ブラインタンク内センサを構成するもので、タンク内下
部フロートスイッチ24はブラインタンク12内のブラ
インの水位がごく小さい所定値W2以下になったときに
オンすると共に所定値W2より大きい場合にはオフ状態
となる。一方、タンク内上部フロートスイッチ25は、
ブラインタンク12内のブラインの水位が上限に近い所
定値W3以上になったときにオンし、所定値W3より小
さい場合にオフする。
【0009】さらに、操作パネル21にはブライン不足
ランプ27が設けられており、制御部26に電気的に接
続されている。また、制御部26には、ポンプモータ2
8を介してポンプ11が接続されている。なお、制御部
26には、ポンプモータ28を逆転させる際に作動され
るタイマ29が内蔵されている。
【0010】次に、図3のフローチャートを参照して、
この実施の形態に係る冷菓供給装置の動作について説明
する。まず、冷菓供給装置の電源が投入されると、制御
部26はステップS1でシリンダ底部フロートスイッチ
23のオン/オフ状態を、ステップS2でタンク内下部
フロートスイッチ24のオン/オフ状態を、ステップS
3でタンク内上部フロートスイッチ25のオン/オフ状
態をそれぞれ確認する。そして、シリンダ底部フロート
スイッチ23がオフ状態またはタンク内下部フロートス
イッチ24がオフ状態またはタンク内上部フロートスイ
ッチ25がオン状態のときには、注出シリンダ14内あ
るいはブラインタンク12内に所要量のブライン13が
存在すると判断して冷菓の注出が行われる。
【0011】すなわち、コック7を開操作すると、ステ
ップS4で注出口スイッチ10のオン状態が判定され、
制御部26はステップS5でポンプモータ28を正転し
てポンプ11を正方向に駆動し、実線矢印で示されるよ
うに、ブラインタンク12からブライン13を注出シリ
ンダ14下部の圧力室15に供給する。これにより、ピ
ストン16が上昇して注出シリンダ14上部に収容され
たパック17が圧縮される。このとき、コック7の開操
作に伴って弁体8が上昇し、連通口9が開放されている
ので、パック17の取出口18から冷菓19が流出して
連通口9を通り、注出口20から注出される。
【0012】コック7を閉操作することにより、ステッ
プS6で注出口スイッチ10がオフになったことが確認
されると、制御部26はステップS7でポンプモータ2
8を停止する。さらに、制御部26は、ステップS8で
内蔵タイマ29を始動してステップS9でポンプモータ
28を逆転させてポンプ11を逆方向に駆動し、ステッ
プS10でタイマ29がタイムアップすると、ステップ
S11でポンプモータ28を停止する。タイマ29には
短い時間Tが設定されており、この時間Tのポンプモー
タ28の逆転により、破線矢印で示されるように、注出
シリンダ14下部の圧力室15から少量のブライン13
がブラインタンク12に戻ってその分だけピストン16
が下降し、注出シリンダ14内部の残圧が除去される。
また、コック7の閉操作に伴って弁体8が下降して連通
口9が閉鎖され、冷菓19の注出が停止される。
【0013】なお、ステップS1〜S3のいずれにおい
ても所要量のブライン13の存在が確認されなかった場
合、すなわち、シリンダ底部フロートスイッチ23がオ
ン状態で且つタンク内下部フロートスイッチ24がオン
状態でさらにタンク内上部フロートスイッチ25がオフ
状態のときには、制御部26はブライン13が不足して
いると判断し、ステップS12に進んでブライン不足ラ
ンプ27を点灯し、ステップS11でポンプモータ28
への通電を強制的に遮断してポンプモータ28を停止し
たままとする。
【0014】このように、注出シリンダ14内あるいは
ブラインタンク12内に所要量のブライン13が存在し
ない場合に、ポンプモータ28への通電を強制的に遮断
するようにしたので、ポンプの空運転が防止される。従
って、ポンプ11の空運転に起因する異常音の発生やポ
ンプヘッド内のメカニカルシール部等の損傷を回避する
ことができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、シリンダ内センサ及びブラインタンク内センサが共
に所定値以下の水位を検出した場合に注出口スイッチが
投入されてもポンプを駆動するポンプモータへの通電を
強制的に遮断するようにしたので、ブライン不足時に注
出用ポンプの空運転を防止することが可能となる。その
結果、異常音の発生やポンプヘッド内のメカニカルシー
ル部等の損傷が回避され、正規の吐出圧力を維持するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態に係る冷菓供給装置の
全体構造を示す断面図である。
【図2】 実施の形態に係る冷菓供給装置の主要部を示
す機能ブロック図である。
【図3】 実施の形態の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】 従来の冷菓供給装置の全体構造を示す断面図
である。
【符号の説明】
10 注出口スイッチ、11 ポンプ、12 ブライン
タンク、13 ブライン、14 注出シリンダ、23
シリンダ底部フロートスイッチ、24 タンク内下部フ
ロートスイッチ、25 タンク内上部フロートスイッ
チ、26 制御部、27 ブライン不足ランプ、28
ポンプモータ、29 タイマ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 嘉藤 由秋 愛知県豊明市栄町南館3番の16 ホシザキ 電機株式会社内 (72)発明者 力石 宏則 愛知県豊明市栄町南館3番の16 ホシザキ 電機株式会社内 (72)発明者 野津 慎次 愛知県豊明市栄町南館3番の16 ホシザキ 電機株式会社内 (72)発明者 恩田 良一 愛知県豊明市栄町南館3番の16 ホシザキ 電機株式会社内 Fターム(参考) 4B014 GB18 GB21 GB22 GT20 GU24

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 注出口スイッチが投入されるとポンプに
    よりブラインタンクからシリンダへブラインを供給して
    シリンダ内の冷菓を注出する冷菓供給装置において、 シリンダ内のブラインの水位を検出するシリンダ内セン
    サと、 ブラインタンク内のブラインの水位を検出するブライン
    タンク内センサと、 前記シリンダ内センサ及びブラインタンク内センサが共
    に所定値以下の水位を検出した場合には注出口スイッチ
    が投入されてもポンプを駆動するポンプモータへの通電
    を強制的に遮断する制御部とを備えたことを特徴とする
    冷菓供給装置。
  2. 【請求項2】 ブライン不足ランプをさらに備え、前記
    制御部は前記シリンダ内センサ及びブラインタンク内セ
    ンサが共に所定値以下の水位を検出した場合にブライン
    不足ランプを点灯させる請求項1に記載の冷菓供給装
    置。
  3. 【請求項3】 前記シリンダ内センサはシリンダ内底部
    に設けられたシリンダ底部フロートスイッチからなり、
    前記ブラインタンク内センサはブラインタンク内下部及
    び上部にそれぞれ設けられたタンク内下部フロートスイ
    ッチ及びタンク内上部フロートスイッチからなる請求項
    1または2に記載の冷菓供給装置。
JP2000274965A 2000-09-11 2000-09-11 冷菓供給装置 Withdrawn JP2002084982A (ja)

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