JP2002037153A - 乗用型作業車のクローラ走行装置 - Google Patents
乗用型作業車のクローラ走行装置Info
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Abstract
と共に、走行装置の組立性および耐久性を向上させるこ
とを課題とする。 【解決手段】 エンジン20もしくは変速機22等の駆
動機構の最低位置より上方にクローラ駆動輪7を配設
し、該クローラ駆動輪7をクローラ走行装置1の中心よ
り偏心して配設した。
Description
装置に関する。特に、クローラ走行装置を有する小型の
乗用作業車の走行装置に関するものである。
後部に耕耘機を配設する構成のものが用いられている。
しかし、家庭菜園や小規模の農場において大型の耕耘機
を用いて作業することはコスト的に合わないばかりでな
く、小規模の農場においては大型の耕耘機により農場の
隅々まで作業を行うことは困難である。その為に、管理
機が用いられている。このような場合に用いられる管理
機には乗用型管理機と歩行型管理機があり、乗用型管理
機は4輪型でステアリングハンドルを回動することによ
り操向できるもの、歩行型管理機はハンドルに設けたサ
イドクラッチを切ることにより操向できるものがある。
の耕耘機は、圃場内を作業しながら歩き回らなければな
らず、回行時にはハンドルを持ち上げなければならな
い。最近の農作業者は高齢化しており、圃場内を歩き回
るのは大変な作業となる。そして、乗用型管理機は歩き
回ることがないので楽に作業はできるが、4輪タイプの
ものでは、旋回半径が大きくなるものである。
く、本発明は次のような手段を用いる。請求項1に記載
のごとく、トラックフレーム両側にクローラ走行装置を
配置し、該クローラ走行装置の前後にクローラに従動す
る転輪を配置し、その前後従動輪間の上方に駆動輪を配
置した乗用型作業車のクローラ走行装置において、エン
ジンもしくは変速機等の駆動機構の最低位置より上方に
クローラ駆動輪を配設する。
ム両側にクローラ走行装置を配置し、該クローラ走行装
置の前後にクローラに従動する転輪を配置し、その前後
従動輪間の上方に駆動輪を配置した乗用型作業車のクロ
ーラ走行装置において、クローラ駆動輪をクローラ走行
装置の中心より偏心して配設した。
て図を用いて説明する。図1は作業車の全体側面図、図
2は同じく平面図、図3は作業車の駆動機構を示す平面
図、図4は走行装置の構成を示す側面図、図5はトラッ
クフレームの構成を示す平面図、図6はイコライザの構
成を示す側面図、図7は同じくA−A階段線断面図、図
8は駆動機構の配置構成を示す側面図である。
に用いる作業車の全体構成について説明する。作業車は
トラックフレーム8の両側にクローラ走行装置1を配置
し、該クローラ走行装置1の前後に従動転輪5・6を配
置し、その前後従動転輪5・6間の上方に駆動輪7を配
置し、側面視略三角形状に構成したものである。作業車
はクローラ2を巻架した走行装置1を有し、該走行装置
により前後進および方向転換を行うものである。走行装
置1はクローラ2、前転輪5、後転輪6、イコライザ4
・4および駆動輪7により構成されている。クローラ2
は前転輪5、後転輪6および駆動輪7に巻架されてお
り、駆動輪7の回転により駆動されるものである。イコ
ライザ4・4は前転輪5および後転輪6の間に配設され
ており、クローラ2の内側に当接する構成となってい
る。
よび駆動輪7はトラックフレーム8に支持されており、
該トラックフレーム8上にはサイドフレーム12が配設
されている。トラックフレーム8に接続した変速装置お
よびエンジンはサイドフレーム12の内側に配設され、
サイドフレーム12上にはフロントコラム9、シート1
1、ボンネット14および安全フレーム13が配設され
るものである。フロントコラム9上にはハンドル10が
配設されており、該ハンドル10により、作業車の方向
転換を行うものである。フロントコラム9の後方にはシ
ート11が配設されており、該シート11の近傍には変
速レバー等の操作レバーが配設されるものである。シー
ト11の後方には、サイドフレーム12上に可倒式に構
成された安全フレーム13が配設されるものである。シ
ート11の後方にはさらにボンネット14が配設されて
おり、該ボンネット14によりエンジンが被装されるも
のである。
ついて説明する。エンジン20よりの出力は、ユニバー
サルジョイント23を介して、変速機22に伝達され
る。変速機22を介した駆動力は走行用HST27およ
び旋回用HST26に伝達される。走行用HST27を
介して変速された駆動力は、左出力軸28および右出力
軸に伝達されるものである。なお、右出力軸は走行用H
ST27の下方に配設されているものである。左右の出
力軸に伝達された駆動力は後方に延出された駆動伝達軸
29・29に伝達される。駆動伝達軸29はアクスルケ
ース30に接続されており、アクスルケース30には駆
動輪7が配設されているものである。これにより、エン
ジン20の駆動力が変速された後に、駆動輪7に伝達さ
れるものである。
前PTO伝達ケース32および後PTO伝達軸31が接
続されている。そして、変速機22に入力された駆動力
の一部が前PTO伝達ケース32を介して、前PTO軸
24に伝達されるものである。後PTO伝達軸25は後
PTO伝達ケース33に接続しており、後PTO伝達ケ
ース33を介して後PTO軸25に駆動力が伝達される
ものである。なお、前記旋回用HST26により左右の
駆動輪7の回転比率を変化させ、作業車の方向転換を行
うものである。
用いて説明する。走行装置1の前転輪5はトラックフレ
ーム8の前部において回動自在に支持されており、後転
輪6は後部において回動自在に支持されるものである。
前転輪5と後転輪6の間にはイコライザ4・4が配設さ
れており、該イコライザ4の上部はトラックフレーム8
の下部に固設されているものである。駆動輪7はトラッ
クフレーム8の上部において、回動自在に支持されてい
るものである。
1の中心位置より変位させて配置するものである。駆動
輪7は前転輪5と後転輪6間であって、走行装置1の中
間より後方で、該前転輪5および後転輪6より上方に配
設されている。駆動輪7を中心より後方に変位させるこ
とにより、走行装置1の前部上方に運転席11を配設す
る空間を構成することができ、該運転席11の配設高さ
を低くすることができる。さらに、走行装置1の前上部
クローラ2の立ちあがり角度が緩やかなため、運転者が
作業車に容易に搭乗することができる。駆動輪7と後転
輪6の間隔を短くすることにより、駆動輪7と後転輪6
の間のたるみを少なく構成でき、駆動輪7による駆動効
率を向上することができる。さらに、駆動輪7および前
転輪5にクローラ2が巻き付いている角度を増すことが
できる。これにより、クローラの駆動輪に対する乗り越
し(飛び)を防止することができ、クローラの滑らかな
駆動を行うことができる。
側部支持フレーム31・31、左右接続フレーム33・
33、前後支持フレーム34・34、前部支持フレーム
32および後部支持フレーム35により構成されるもの
である。左右に配設された側部支持フレーム31・31
は左右接続フレーム33・33に固設されており、該左
右接続フレーム33・33は前後方向に延出された前後
接続フレーム34・34に接続されるものである。さら
に、側部接続フレーム32の前部には機体内側斜め前方
に延出された前部支持フレーム32が接続されるもので
あり、後側の左右接続フレーム33の中央には後部支持
フレーム35が固設されるものである。
が回動自在に支持されており、後端には後転輪6が回動
自在に支持されているものである。そして、側部支持フ
レーム31の中央の下面にはイコライザ4・4が固設さ
れるものである。前側の左右接続フレーム33上には前
述の変速機22、旋回用HST22および走行用HST
27が配設されるものである。そして、前後接続フレー
ム34・34上にはエンジン20が配設される構成とな
っている。さらに、前部支持フレーム32および後部支
持フレーム35にはサイドフレーム12が接続されるも
のである。
4の構成について説明する。イコライザ4はアーム4
2、トラックローラ43・43およびクローラガイド4
4により構成されている。アーム42はブラケット41
の下部において、イコライザ支持ピン45により回動自
在に枢支されている。ブラケット41はトラックフレー
ム8の側部支持フレーム31の下部に固設されているも
のである。アーム42の前後部にはトラックローラ43
が回動自在に枢支されており、該トラックローラ43の
枢軸とアーム42とブラケット41を接続するイコライ
ザ支持ピン45の軸芯方向が平行になるように構成され
ている。トラックローラ43は中央部の径が端部の径よ
り小さく構成されており、該ローラ43の中央部下方に
クローラ2の内側の突起が位置するものである。そし
て、クローラ2の内側に突出した2つの突起部の間に、
クローラガイド44が配設されるものである。
て説明する。駆動輪7はトラックフレーム8の後上部に
固設されるものであり、イコライザ4を固設する側部支
持フレーム31より上方に配設されている。トラックフ
レーム8上には前述のごとく、駆動機構が配設されるも
のである。図8に示すごとく、トラックフレーム8の前
部には変速機22が配設され、該変速機22の後方には
クラッチ21が配設されている。クラッチ21の後方に
はエンジン20が配設され、該エンジン20の後方には
ファン51およびラジエータ52が配設されている。そ
して、変速機22には駆動伝達軸29が接続されてお
り、該駆動伝達軸29は駆動輪7の機体内側に配設され
たアクスルケース30に接続しているものである。
部略後方に配設されており、該エンジン20の下面は側
部支持フレーム31の上面に達している。他の駆動機構
である。変速機22およびクラッチ21においても下面
が側部支持フレーム31の上面より上に配設されている
ものである。さらに、駆動輪7がエンジン20の下面よ
り上方に配設されるので、作業車の最低地上高Hを高く
することができる。これにより、深い湿田においても走
破性を確保することができ、湿田や畑作の管理作業を行
うことができる。エンジン20等の駆動機構の下面が、
走行装置1の上端より下に位置するため、作業車の重心
を低くすることができる。これにより、走行時の安定性
を確保できると共に、作業機を装着した場合の操作性が
向上する。
ーム両側にクローラ走行装置を配置し、該クローラ走行
装置の前後にクローラに従動する転輪を配置し、その前
後従動輪間の上方に駆動輪を配置した乗用型作業車のク
ローラ走行装置において、エンジンもしくは変速機等の
駆動機構の最低位置より上方にクローラ駆動輪を配設す
るので、走破性が向上し、湿田や畑作の管理作業におけ
る作業性が向上する。作業車の重心を低くすることがで
きる。
ム両側にクローラ走行装置を配置し、該クローラ走行装
置の前後にクローラに従動する転輪を配置し、その前後
従動輪間の上方に駆動輪を配置した乗用型作業車のクロ
ーラ走行装置において、クローラ駆動輪をクローラ走行
装置の中心より偏心して配設したので、駆動輪へのクロ
ーラ巻き付き量をますことができ、クローラの円滑な駆
動を行うことができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 トラックフレーム両側にクローラ走行装
置を配置し、該クローラ走行装置の前後にクローラに従
動する転輪を配置し、その前後従動輪間の上方に駆動輪
を配置した乗用型作業車のクローラ走行装置において、
エンジンもしくは変速機等の駆動機構の最低位置より上
方にクローラ駆動輪を配設することを特徴とする乗用型
作業車のクローラ走行装置。 - 【請求項2】 トラックフレーム両側にクローラ走行装
置を配置し、該クローラ走行装置の前後にクローラに従
動する転輪を配置し、その前後従動輪間の上方に駆動輪
を配置した乗用型作業車のクローラ走行装置において、
クローラ駆動輪をクローラ走行装置の中心より偏心して
配設したことを特徴とする乗用型作業車のクローラ走行
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000228357A JP2002037153A (ja) | 2000-07-28 | 2000-07-28 | 乗用型作業車のクローラ走行装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000228357A JP2002037153A (ja) | 2000-07-28 | 2000-07-28 | 乗用型作業車のクローラ走行装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002037153A true JP2002037153A (ja) | 2002-02-06 |
Family
ID=18721655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000228357A Ceased JP2002037153A (ja) | 2000-07-28 | 2000-07-28 | 乗用型作業車のクローラ走行装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002037153A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004098895A (ja) * | 2002-09-10 | 2004-04-02 | Seirei Ind Co Ltd | 走行車両 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000153788A (ja) * | 1998-11-20 | 2000-06-06 | Seirei Ind Co Ltd | 作業車 |
-
2000
- 2000-07-28 JP JP2000228357A patent/JP2002037153A/ja not_active Ceased
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000153788A (ja) * | 1998-11-20 | 2000-06-06 | Seirei Ind Co Ltd | 作業車 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2004098895A (ja) * | 2002-09-10 | 2004-04-02 | Seirei Ind Co Ltd | 走行車両 |
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