JP3104155U - 管理作業機 - Google Patents

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JP3104155U
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wheel
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JP2004001480U
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Inventor
昇 細田
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マメトラ農機株式会社
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Abstract

【課題】1輪の小型管理作業機の足回りの特性を保ったまま旋回性能を向上させ、不慣れな作業者にも扱いやすい管理作業機を提供する。
【解決手段】エンジンの動力を伝える伝動ケース7の一側に車軸を設け、これにラグを有する2本の車輪4を、そのラグの位置をずらして装着して、両車輪の中間を機体の中央に位置させると共に、これら車輪の前方または後方のいずれかに回転爪23を配備して管理作業機を形成した。
【選択図】図1

Description

本考案は、旋回時の安定性が向上した管理作業機に関するものである。
近年、都市近郊の農家から畑などの農地やその一部を購入したり借りたりして、老後の趣味としてや週末に土いじりや野菜作りを楽しむための家庭菜園が多くなっている。一方で、趣味の範囲を越えない程度のものであるし、広大な土地面積を扱うわけではないため大型の機械を用いることはなく、手作業による意外な重労働のために足や腰などの身体を痛めたりして、楽しいはずの家庭菜園が苦痛となることも多い。
このような場合には、小型の1輪の管理作業機を用いるのが便利である。1輪の管理作業機の多くは、機体に駆動車輪とロータリを前後方向に並べて配置して、ハンドルによって操作するもので、ハンドルの位置を前方向または後方向に変えて機体の前後を入換ることができる。ハンドルの取付け向きの前後を入れ換えることで、作業の種類に応じて駆動車輪とロータリの前後位置の入替えが可能になっている。また、補助具などを取付けることによって、多くの作業に対応することが出来る。小型で小回りが利くため、狭い畑や畝間などでの作業に適していて、管理作業機1台で畑の耕起、中耕除草、畝立て、土寄せなどの多くの作業が労力を要せず、効率的に行える。
センタードライブ方式の2輪の管理作業機ではセンタードライブケースがあるため車輪間隔が広くなってしまい、畝間などの狭い場所で作業をすることができない。また、旋回するために片方の車輪の回転を止める必要があり、そのためにサイドクラッチを用いて、一方の車輪への動力の供給を遮断する必要がある。しかし、1輪の管理作業機では車輪幅は狭く、畝間などを走行することもできるし、旋回するためにサイドクラッチを用いる必要が無く、その分、簡素な装備で足りるため価格も安くなり、購入しやすい。
しかし、1輪の管理作業機は不安定で操縦に慣れる必要があり、また機体のバランスをとるために労力を要する。特に機体を旋回するときには後部を持上げて機体を傾けるため、重心がずれてバランスを崩しやすく慣れと労力が必要で、扱いにくいという問題があった。
耕耘や中耕などの作業時には、幅広のタイヤを用いることで操縦性を向上させることはできる。しかし旋回時に、機体の後部を持上げて左右の曲がりたい方向に傾けると、タイヤが滑るなどして不安定になってしまっていた。
1輪の小型管理作業機の足回りの特性を保ったまま旋回性能を向上させ、不慣れな作業者にも扱いやすい管理作業機を提供する。
課題を解決するために、請求項1記載のごとく、エンジンの動力を伝える伝動ケースの一側に車軸を設け、これにラグを有する2本の車輪を装着して、両車輪の中間を機体の中央に位置させると共に、これら車輪の前方または後方のいずれかに回転爪を配備した管理作業機を提供する。
請求項2記載のごとく、前記車軸に、前記車輪のラグの位置をずらして接続した管理作業機を提供する。
請求項3記載のごとく、前記両車輪間の最大幅が15cm以下である管理作業機を提供する。
請求項1記載のごとく、伝動ケースの一側に設けた車軸に2本の車輪を装着して車輪の中間を機体の中央に位置させたことにより、2輪間の幅を狭くして狭い場所でも作業が可能で作業時の操縦性能を保ち、機体を傾けた際に車輪が滑らずに安定するため旋回性能が向上した管理作業機を得ることができる。
請求項2記載のごとく、2本の車輪のそれぞれに設けたラグの位相をずらして連結して走行輪を形成したことにより、車輪の最大幅を狭くして狭い場所でも作業が可能にするとともに牽引力を保ち、旋回性能が向上した管理作業機を得ることができる。
請求項3記載のごとく2本の車輪の最大幅を15cm以下としたことで、畝間を不便無く走行することができ、作業を効率的に行うことができる。
以下、図面を参照して本発明に係る管理作業機について詳細に説明する。
第1図は本発明に係る管理作業機の全体側面図、第2図は同管理作業機の全体正面図、第3図は走行機構の要部拡大正面図、第4図は走行輪の取付け斜視図、第5図は管理作業機の側面作用図、第6図は管理作業機の正面作用図である。
本発明に係る管理作業機の構成について第1図および第2図を参照して説明する。
管理作業機1はエンジン3を搭載した機体2の下部に、走行輪4とロータリ作業装置5を機体2の前後方向に並べて配置して、機体2に取付けたハンドル6によって操縦する。機体2にはサイドケース10が設けられており、このサイドケース10の一端が略への字型に折れ曲ったミッションケース7の折れ曲り部分に取付けられている。このミッションケース7の一端側にはサイドドライブケース9の一端が取付けられ、さらに走行輪4が連結されている。さらに、ミッションケース7の他端側にはロータリ作業装置5のロータリ駆動軸22が接続されている。また、前記ハンドル6は取付け向きを前方向または後方向に変更でき、走行輪4とロータリ作業装置5の前後方向を入れ換え可能に構成している。
エンジン3からの動力はサイドケース10からミッションケース7を介して走行輪4とロータリ作業装置5に分配される。ミッションケース7においてミッションギヤ8によって変速された動力は、走行輪4にはサイドドライブケース9を介してサイドドライブ方式により伝達され、ロータリ作業装置5にはセンタードライブ方式により伝達されて作業爪23が回転する。
次に走行輪4に関して第3図及び第4図を参照して説明する。
走行輪4は第1車輪12および第2車輪13の2輪で構成されている。第1車輪12の車軸管15は内側にスプライン溝(図示せず)を有しており、サイドドライブケース9の駆動軸11にスプライン嵌め合いされてボルト(図示せず)などで固定される。第2車輪13は、第1車輪12の車軸管15に第2車輪13の車軸16を挿嵌し、車軸管15に設けた第1挿通孔17と車軸16に設けた第2挿通孔18に差込棒19を挿通して、止めピン21を差込棒19に設けたピン孔20に差込んで固定する。また、第1車輪12および第2車輪13にはそれぞれにラグ14が設けられており、前記車輪はそれぞれのラグ14がずれた位置をとるように連結される。
管理作業機1を旋回させるときは、まず第5図に示すようにハンドル6を上方に回動させてロータリ作業装置5を持上げ、次にロータリ作業装置5を持上げた状態で左右どちらかの旋回したい方向に機体2を傾ける。第6図は作業者からみて左へ旋回する場合に機体2を傾けた正面図を示している。機体2を傾けると2輪に形成した走行輪4の第1車輪が浮上って、もう第2車輪のみで接地する。この接地部分を支点として管理作業機1を回転させる。
機体を左右方向に傾斜させた際に、左右いずれかの車輪で接地するために滑ったり、バランスを崩したりすることなく、楽に旋回することができる。また、走行機構がサイドドライブ方式であるため、2つの車輪を連結した際に、それらの車輪間隔を容易に狭くすることができ、狭い場所での作業が行える。また、2輪に形成した走行輪4は1輪の場合と異なり、2点で接地するために耕耘や畝立てなどの作業時の操行安定性が向上し、不慣れな作業者にも操縦しやすい。
さらに、それぞれに設けられたラグ14をずらして連結することで、車輪間隔をさらに狭くすることができ、牽引力も保てる。また、狭い畑に畝を形成する場合、畝の条間も狭くなりがちである。近年は条間を90cmとすることが多く、畝幅が60cmの場合、畝間は30cmしかとれない。そのため、畝間を支障なく通行するためには、2輪に形成した走行輪4の最大車輪幅は15cm以下であることが望ましい。
管理作業機の全体側面図 管理作業機の正面図 走行機構の要部拡大正面図 走行輪の取付け斜視図 管理作業機の側面作用図 管理作業機の正面作用図
符号の説明
1 管理作業機
2 機体
3 エンジン
4 走行輪
5 ロータリ作業装置
6 ハンドル
7 ミッションケース
8 ミッションギヤ
9 サイドドライブケース
10 サイドケース
11 駆動軸
12 第1車輪
13 第2車輪
14 ラグ
15 車軸管
16 車軸
17 第1挿通孔
18 第2挿通孔
19 差込棒
20 ピン孔
21 止めピン
22 ロータリ駆動軸
23 作業爪

Claims (3)

  1. エンジンの動力を伝える伝動ケースの一側に車軸を設け、これにラグを有する2本の車輪を装着して、両車輪の中間を機体の中央に位置させると共に、これら車輪の前方または後方のいずれかに回転爪を配備して成る管理作業機。
  2. 前記車軸に、前記車輪のラグの位置をずらして接続したことを特徴とする請求項1記載の管理作業機。
  3. 前記両車輪間の最大幅が15cm以下であることを特徴とする請求項1記載の管理作業機。
JP2004001480U 2004-03-23 2004-03-23 管理作業機 Expired - Lifetime JP3104155U (ja)

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