JP2002036880A - 自動車のドアサッシュ構造 - Google Patents

自動車のドアサッシュ構造

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JP2002036880A
JP2002036880A JP2000227395A JP2000227395A JP2002036880A JP 2002036880 A JP2002036880 A JP 2002036880A JP 2000227395 A JP2000227395 A JP 2000227395A JP 2000227395 A JP2000227395 A JP 2000227395A JP 2002036880 A JP2002036880 A JP 2002036880A
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JP
Japan
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door
outer frame
mirror
sash structure
glass
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Pending
Application number
JP2000227395A
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English (en)
Inventor
Masanori Kono
昌典 河野
Masaru Hoshina
勝 星名
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ドアミラー装置が取り付けられるミラーブラケ
ットを含むドアサッシュ側の取り付け面に対して仕上げ
加工を行わなくても、ドアミラー装置の取り付け面に形
成されたシール突起を破損させることが無いような構造
を有するドアサッシュ構造を実現する。 【解決手段】ミラーブラケットのシール突起がミラーブ
ラケットと面のみと圧接して取り付けられるドアサッシ
ュ構造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、安価な自動車用ド
ア(サイドドア)の作製を可能にするドアミラー取り付
け用のブラケットとガラスガイドを有する自動車用のド
アサッシュ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動車用ドア構造として
は、特開平11−342745号に示されるものが知ら
れている。このドアの構造は、ドアパネルの上部にドア
外枠およびガラスガイドからなるドアサッシュが取り付
けられ、更に、ドア外枠の前端角隅部にはドアミラーを
取り付けるためのブラケットが取り付けられている。ミ
ラーブラケットの後端側には上下に延びる長い溝を有し
断面がU字形状のガラスガイドがガラスの一辺を摺動的
に支持できるように取り付けられている。ガラスガイド
の断面U字形状の溝内には、室内側への雨水の浸入を妨
げるとともにガラスの摺動部材となるガラスランが取り
付けられてガラスをガイドする構成となっている。図6
には一般的な車両のドアの概観を示している。上記のよ
うな従来のドア構造では、図6のA−A部分の断面で、
図7に示されるようにミラーブラケット51とドア外枠
52、およびミラーブラケット51とガラスガイド53
がそれぞれa個所およびb個所で突き合わせ接合されて
構成される。このため、このa個所及びb個所の接合部
には上下に長く延びる溝が形成されている。さらにミラ
ーブラケット51の車外側には、図7に2点鎖線でその
外観が示されるようなドアミラー装置54が取り付けら
れている。
【0003】上記の先行技術の例では記載が省略されて
いるが、一般的にドアミラー装置54の取り付け面の縁
部にはドアミラー装置54の構造体内へ雨水が浸入する
のを防ぐために、閉じた輪を描くようにしてシール突起
部54aが形成されていて、ドアミラー装置54の取り
付け荷重によってミラーブラケット51およびガラスガ
イド53側の面に圧接されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術によ
るサッシュ構造では、a個所およびb個所の溝部は、車
両の走行中に車体表面を高速で流れる空気によって笛の
ように作用して大きな風切り音を発生させる可能性があ
る。このために、この溝は溶接によって埋めるように処
理されるのが一般的である。一方、ドアミラー装置54
の取り付け面は十分剛性を有するようにできる限り大き
い面積部分を確保するように構成する。このため、取り
付け面上に形成されたシール突起54aの輪は、例えば
図7に示されるようにその一部がガラスガイド53上で
当接するようになる。このような配置では必然的にb個
所の溶接部はシール突起54aと交叉してしまい、溶接
ビードによってシール突起5が破損させられないように
平坦に仕上げ加工する必要があった。特に車両のこの部
位はデザイン上の曲面に形成されているため、仕上げは
手作業に頼らざるを得なく高い加工コストを余儀なくさ
れていた。
【0005】本発明は、上記したような部品の接合部分
での溝が無く、さらに溶接ビードの手作業による仕上げ
を必要としない構造にして安価に製造できる自動車用ド
ア構造を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、本発明において講じた技術的手段は、ドア外
枠と、該ドア外枠とともにガラスの昇降を案内するよう
に設けられたガラスガイド部分と、前記ガラスガイド部
分の前方に位置し前記ドア外枠と前記ガラスガイド部分
との間の部分を占めるように設置されたドアミラー装置
取り付け用のミラーブラケットを有する自動車用ドアサ
ッシュ構造において、前記ドアミラー装置の取り付け面
上に形成された輪形状のシール突起は前記ミラーブラケ
ットの面上のみに圧接して取り付けられるように構成し
たことである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照しながら詳細に説明する。
【0008】図6には、ガラス6の部位の前方にドアミ
ラー装置2が取り付けられている自動車用の一般的なド
ア1の外観を示し、以下の説明ではこの図6の中に記載
されるように図の左方を前方に、その図の手前側を車外
側に、奥側を車内側とする。図1は本発明に関るドアサ
ッシュ構造10とドア1のアウタパネル4(図6)及び
インナパネル5(図6)が組み付けられた状態で、ドア
ミラー装置2が装着される前の状態を示している。図1
に示されるように、ドアサッシュ構造10は、湾曲して
延びて前方及び上方部分を構成する外枠部分3bと後方
部分で上下に延びる縦外枠部分3aとが互いにその上方
部分で溶接されて構成されるドア外枠3と、ドアサッシ
ュ構造10の前方部分に縦外枠部分3aと平行に上下に
延びるガラスガイド部分82(図3)を有している。ガ
ラスガイド部分82、縦外枠部分3a及び外枠部分3b
の下方部分はアウタパネル4とインナパネル5の間に差
し込まれて、それぞれドア1の内側でインナパネル5に
固定的に取り付けされている。外枠部分3bと縦外枠部
分3aは通常、ロール成形工法により一定断面を有する
長いレール形状を有している。
【0009】図2にはドアアウタパネル4の上部で、且
つドア1の前方に位置する外枠部分3bを拡大して示
す。さらに図2のB−B部分での断面を示す図3、及び
C−Cの部分での断面を示す図4およびD−Dの部分で
の断面を示す図5に示されるように、ドアミラー装置2
を取り付けるためのミラーブラケット7がその縁の部分
で外枠部分3bの外側表面部分31の内側に重なるよう
に配置され、外枠部分3bの外側表面部分31の縁のc
部分でミラーブラケット7と溶接されている。ミラーブ
ラケット7はそのほぼ中央部分がその一般面部分7cか
ら室内方向へ窪むように窪部7aが成形されている。こ
のミラーブラケット7の窪み部7aの後側の上下方向に
延びる縦壁部分7bの外側面には、断面L字型をして上
下方向に延びるガイド部材8が、その一辺でスポット溶
接で固着されている。さらにガイド部材8の断面L字型
の他の一辺はミラーブラケット7の一般面部分7cの後
端部と上下方向に一定間隔をもって対向して延び、ガイ
ド部材8とミラーブラケット7によって断面がU字型と
なる溝部分でガラスガイド部分82を形成している。こ
のガラスガイド部分82内にはゴム等弾性部材のガラス
ラン部材(図示せず)が装着され、ガラスガイド部分8
2に対向して上下に伸びている縦外枠部分3aとともに
ガラス6の上下昇降の際にその前後の端で摺動支持する
構成となっている。なおミラーブラケット7の下方へ寸
法はガラスの前昇降行程を支える程は大きくなく、この
ため図2に示されるようにレール部材9が不足のガイド
行程分を補うように取り付けられて全行程分のガラスガ
イド部分82を構成している。
【0010】上記のように構成されたドアサッシュ構造
10において、ドアミラー装置2がミラーブラケット7
に設けられた取り付け穴71にネジ手段(図示せず)を
用いて取り付けられる。図2、図3、図4及び図5上に
2点鎖線示されるように、ドアミラー装置2の外形はミ
ラーブラケット7のドア外枠3との溶接部分cを覆う大
きさとなっている。またドアミラー装置2のミラーブラ
ケット7との取り付け面上の縁近傍にはドアミラー装置
2内への雨水浸入を防ぐシール機能をもつ突起2aが閉
じた輪を描くようにして形成されているが、前述で引例
した従来技術に記載される構成とは異なり、ミラーブラ
ケット7の後部には溶接個所が無く、溶接部を平坦にす
る仕上げが必要なくなるとともに、シール突起2aをド
アミラー装置2の取り付け面積を十分に大きく採れるよ
うに縁方向に配置することを可能にしている。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、ドアミラー装置のシー
ル突起と交差する溶接部分をなくし、作製時間の短縮と
コストの削減が図られるドアサッシュ構造の実現が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るドアサッシュ構造を示す側面図
である。
【図2】 図1の一部拡大図である。
【図3】 図2のB−B断面図である。
【図4】 図2のC−C断面図である。
【図5】 図2のD−D断面図である。
【図6】 一般的なドア外観を示す斜視図である。
【図7】 図6のA−A断面図で従来技術によるドアサ
ッシュ構造を示す。
【符号の説明】
2 ドアミラー装置 2a シール突起 3 ドア外枠 6 ガラス 7 ミラーブラケット 10 ドアサッシュ構造 82 ガラスガイド部分

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドア外枠と、該ドア外枠とともにガラスの
    昇降を案内するように設けられたガラスガイド部分と、
    前記ガラスガイド部分の前方に位置し前記ドア外枠と前
    記ガラスガイド部分との間の部分を占めるように設置さ
    れたドアミラー装置取り付け用のミラーブラケットを有
    する自動車用ドアサッシュ構造において、前記ドアミラ
    ー装置の取り付け面上に形成された輪形状のシール突起
    は前記ミラーブラケットの面上のみに圧接して取り付け
    られるように構成したことを特徴とするドアサッシュ構
    造。
  2. 【請求項2】前記ガラスガイド部分は前記ミラーブラケ
    ットとガイド部材とを組み合わせて構成していることを
    特長とする請求項1に記載のドアサッシュ構造。
  3. 【請求項3】前記ドア外枠と前記ミラーブラケットの溶
    接部は前記ドアミラー装置の前記シール突起の輪形状の
    外に位置するように前記ドアミラー装置は前記ミラーブ
    ラケット上に取り付けられるように構成したことを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載のドアサッシュ構
    造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007106299A (ja) * 2005-10-14 2007-04-26 Shiroki Corp ドア組み立て体
JP2010221970A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Fuji Heavy Ind Ltd 車両用ドア構造
WO2013176004A1 (ja) * 2012-05-23 2013-11-28 シロキ工業株式会社 ドアフレーム及びその製造方法

Cited By (4)

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