JP2002036736A - 熱転写用リボン - Google Patents

熱転写用リボン

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JP2002036736A
JP2002036736A JP2000225141A JP2000225141A JP2002036736A JP 2002036736 A JP2002036736 A JP 2002036736A JP 2000225141 A JP2000225141 A JP 2000225141A JP 2000225141 A JP2000225141 A JP 2000225141A JP 2002036736 A JP2002036736 A JP 2002036736A
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JP
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film
thermal transfer
heat
ribbon
thermal
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JP2000225141A
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Masahiro Hasegawa
正大 長谷川
Takashi Sumiya
隆 角谷
Toshihiko Hiraoka
俊彦 平岡
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】加工時のオーブン内で加工シワがなく加工性に
優れ、かつ、プリンター走行系内で削れ粉の発生しない
印字性に優れた感熱転写用リボンを提供する。 【解決手段】厚さ1〜10μmの二軸配向ポリエステル
フィルムの片面に熱転写インキ層が設けられて成り、該
フィルムを150℃で30分間熱処理したときの縦方向
熱収縮率が1.5〜2.5%、幅方向熱収縮率が0. 0
〜1. 0%であり、該フィルムを200℃で10分間熱
処理したときの縦方向熱収縮率が5.5〜7.0%、幅
方向熱収縮率が2. 0〜4. 0%であって、該フィルム
表面上の突起高さX(nm)が600+50N(ただ
し、Nは0、1、2または3)である突起の数YN(個
/mm2)が下記の式1を満足することを特徴とする熱
転写用リボン。 【数1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱転写プリンター
用転写材に用いられる加工特性に優れかつ印字性能に優
れた熱転写用リボンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱転写プリンター用転写材のベースには
二軸配向ポリエステルフィルムが、高結晶性、高融点、
耐熱性、強度、弾性率、耐薬品性等の優れた性質を持つ
ことから利用されている。従来の技術としてこのポリエ
ステルフィルムとしては、表面粗さを規定したもの(特
開昭62−299389号公報)や二軸配向ポリエステ
ルフィルムの横方向の温度寸法変化について規定したも
の(特開平10−24665号公報)が知られている。
【0003】これらは、フィルムの滑り性やリボンとし
て用いる際の熱シワを改良させるものであり、リボン加
工時のオーブン内での加工シワや、プリンターの走行系
での耐削れ性については考慮されていなかった。
【0004】近年、リボンの加工速度の高速化に伴い、
オーブン乾燥温度の高温化により加工時のシワが発生し
たり、プリンターの印刷速度、特にバーコード印刷の印
刷速度の高速化に伴い、プリンター内での感熱転写リボ
ンの送り速度が増大し、プリンター内の部品と感熱転写
リボンが接触して削れ粉が発生し印刷トラブルが発生す
る問題が目立ってきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、かか
る問題点を改善し加工性に優れかつ耐削れ性に優れた熱
転写用リボンを提供することにある。さらに詳しくは、
加工時のオーブン内で加工シワがなく加工性に優れ、か
つ、プリンター走行系内で削れ粉の発生しない印字性に
優れた感熱転写用リボンを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、厚さ1〜10
μmの二軸配向ポリエステルフィルムの片面に熱転写イ
ンキ層が設けられて成り、該フィルムを150℃で30
分間熱処理したときの縦方向熱収縮率が1.5〜2.5
%、幅方向熱収縮率が0.0〜1.0%であり、該フィ
ルムを200℃で10分間熱処理したときの縦方向熱収
縮率が5.5〜7.0%、幅方向熱収縮率が2.0〜
4. 0%であって、該フィルム表面上の突起高さX(n
m)が600+50N(ただし、Nは0、1、2または
3)である突起の数YNが下記の式1
【0007】
【数2】 を満足することを特徴とする熱転写リボンである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明において、ポリエステルと
は、ジカルボン酸成分とジオール成分とから縮合法によ
って得られるエステル基を含む縮重合体である。ジカル
ボン酸成分としては、テレフタル酸、イソフタル酸、フ
タル酸、2,6-ナフタレンジカルボン酸、アジピン酸、
セバシン酸、などを例示することができ、ジオール成分
としては、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、ブタンジオール、ヘキサンジオール、ネオペンチル
グリコール、p-キシレングリコール、1,4-シクロヘ
キサンジメタノール 、平均分子量150〜20000
のポリアルキレングリコールなどを例示することができ
る。
【0009】本発明に用いられるポリエステルは、必要
に応じて安定剤、着色剤、酸化防止剤、その他の添加剤
等を含有しても良い。
【0010】また、本発明に用いられるポリエステルに
は、コロイダルシリカ、凝集シリカ、アルミナ、炭酸カ
ルシウム、カオリン、フッ素樹脂粒子、シリコーン粒子
などの無機または有機滑剤を添加してもよく、また滑剤
は2種以上添加してもよい。主として添加する粒子の平
均径は0.1〜5μmが好ましく、更には0.3〜3μm
が好ましい。平均径の異なるものを添加してもよい。添
加する無機または有機滑剤の粒径が0.1μmより大き
いと、十分な滑り性が得られるためリボンを巻取ること
が容易となる。しかしながら、5μmより大きいと、フ
ィルムの延伸工程で破れが発生し生産性が低下する。
【0011】本発明において用いられるポリエステルフ
ィルムは、150℃で30分間熱処理したときの縦方向
熱収縮率が1.5〜2.5%、幅方向熱収縮率が0.0
〜1.0%あり、かつ、200℃で10分間熱処理した
ときの縦方向熱収縮率が5.5〜7.0%、幅方向熱収
縮率が2.0〜4. 0%のものである。好ましくは15
0℃で30分間熱処理したときの縦方向熱収が2.0〜
2.5%、幅方向熱収縮率が0.4〜1.0%であり、
かつ、200℃で10分間熱処理したときの縦方向熱収
縮率が6.0〜7.0%、幅方向熱収縮率が3.0〜
4.0%のものである。
【0012】熱収縮率が上記範囲外であると、ベースフ
ィルムに背面処理層やインク層を塗布し乾燥させる際に
通過する、100℃以上の温度からなるオーブンより受
ける熱による縦方向のフィルムの収縮と幅方向のフィル
ムとの収縮とのバランスと塗工工程条件とのバランスが
崩れ、フィルムがたるみ、塗布すじや塗布むらが発生
し、良好なリボンを加工することが困難となる。 本発
明に用いる二軸配向ポリエステルフィルムの厚さは1〜
10μmであり、好ましくは1.5〜7.0μmである。
厚さが10μmを越えると、熱伝達に時間がかかり、高
速印字に好適ではない。逆に、厚さが1μm未満である
と、強度が低くなり加工適性に劣る。
【0013】また、本発明に用いるポリエステルフィル
ムの表面上の突起高さX(nm)が600+50N(た
だし、Nは0、1、2または3)である突起の数Y
Nは、前記の式1を満足する必要がある。上記式を満足
しない場合、脱落する高い突起数が多くなり、脱落した
粒子が削れ粉となってしまい、ひどい場合は印字不良と
なってしまう。
【0014】次に、本発明に用いる二軸配向ポリエステ
ルフィルムの製造方法について述べる。ただし、本発明
は以下に述べる製造方法に限定されるものではない。
【0015】まず、ポリエステルを溶融し、スリット状
のダイによりフィルム状に成形する。このフィルムを、
表面温度20〜70℃のキャスティングドラムに巻き付
けて冷却固化し未延伸フィルムとする。その未延伸フィ
ルムを80〜130℃に加熱し、ロール間の周速差によ
り合計倍率が4〜7倍になるように1段階もしくは多段
階で長手方向に延伸した後、90〜120℃で3〜6倍
に幅方向に延伸する。次いで、210℃から240℃に
て1〜20秒間熱処理を行った後、熱処理温度より0〜
150℃低い温度で幅方向に0〜10%収縮させながら
再熱処理を行い二軸配向ポリエステルフィルムを得る。
【0016】本発明において、熱転写インク層は、特に
限定されるものではなく、公知のものを用いることがで
きる。すなわち、バインダー成分、着色成分などを主成
分とし、必要に応じて柔軟剤、可塑剤、分散剤などを適
量添加して構成される。上記主成分の具体例としては、
バインダー成分として、カルナバワックス、パラフィン
ワックスなど公知のワックス類や低融点の各種高分子物
質が用いられ、着色剤としては、カーボンブラック主体
とし、その他各種の染料、あるいは有機、無機の顔料が
用いられる。また、熱転写インキ層は昇華性の染料を含
んでいても良い。
【0017】熱転写インキ層を基材層の片面に設ける方
法としては、公知の方法、例えばホットメルト塗工、溶
剤を添加した状態でグラビア、リバース、スリットダイ
方式などの溶液塗工方法などを用いることができる。な
お、サーマルヘッド部のスティッキングを防ぐために、
熱転写インキ層を設けていない側に、シリコーン樹脂、
メラミン樹脂、フッ素樹脂、シリコーンオイル、鉱物オ
イル等の融着防止層を設けるのがよい。
【0018】本発明で規定する特性値の測定方法と評価
方法を以下に述べる。
【0019】(1)熱収縮率 測定試料に約30cmの間隔で標線を入れ、加熱オーブ
ン中で無張力下で一定時間加熱処理(150℃×30分
および200℃×10分)後の試料長変化から次式
【0020】
【数3】 により求める。
【0021】(2)突起分布測定法 小坂研究所製三次元粗さ計(ET−30HK)を用い
て、針径2μmR,針圧10mg,測定長500μm,
サンプリングピッチ5μm,カットオフ0.25mm,
縦方向拡大倍率2万倍,横方向拡大倍率200倍,走査
本数80本の条件でフィルム表面の突起のプロファイル
を三次元的にイメージさせる。
【0022】そのプロファイルをフィルムの厚さと直角
方向の平面でカットした場合に、各突起のプロファイル
の断面積の合計が、フィルムの測定領域の面積の70%
となる平面を基準レベル(0レベル)とし、その標準レ
ベルの平面と平行に突起の高さ方向に距離Xだけ離れた
平面でカットしたときにカットされる突起の数をYとす
る。Xを順次増加又は減少させ、そのときのYの数を読
みとり、グラフにプロットすることにより、突起分布曲
線を描くことができる。上記距離Xを「突起高さ
(X)」と、そして上記Yを「突起数(Y)」と定義す
る。
【0023】(3)印字性 オークス社製のバーコードプリンター(BC−8)で黒
ベタを連続50m印字して、次の基準により、印字性を
評価した。 ○:削れ粉によるスジ状の印字不良が発生することがな
く鮮明に印字できかつサーマルヘッドに削れ粉の析出が
ない。 △ :削れ粉によるスジ状の印字不良が発生することはな
いがサーマルヘッドに削れ粉がつく。 ×:削れ粉によるスジ状の印字不良が発生し、良好な印
字ができない。
【0024】(4)加工性 耐熱・易滑層処理および転写インク層を塗工して乾燥さ
せた時、次の基準により加工性を評価した。 ○:塗工乾燥工程でシワが入ることなく良好なリボンが
作成できる。 △:弱いシワが入るものの実用上問題ない。 ×:塗工乾燥工程でシワが入り転写インク層および耐熱・
易滑層が均一に塗布できない。
【0025】
【実施例】以下、本発明を実施例、比較例を用いて説明
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。
【0026】実施例1 平均粒径が0.7μmのカオリンを0.3重量%含有
し、固有粘度が0.61のポリエチレンテレフタレート
を、押出機とTダイでシート状に溶融押出し、水冷ドラ
ムに密着させて冷却固化し、非晶質シートを得た。この
未延伸フィルムを125℃にて長手に6.1倍にロール
延伸法により延伸し、さらにステンターに導き110℃
にて3.7倍幅方向に延伸した。次いでそのまま熱処理
ゾーンへ導き、205℃で3.0秒間緊張熱固定し、さ
らに200℃で幅方向に1.8%弛緩を行い、そのまま
180℃の中間冷却室へ導きここで中間冷却を行った
後、幅方向に原長の1.3%分の弛緩を与え、そのまま
徐冷させて巻取ることにより厚さが4.5μmの二軸配
向ポリエステルフィルムを得た。
【0027】次に、このフィルムの片面に耐熱・易滑層
として下記組成の塗剤を乾燥後の塗膜厚みが0.1μm
になるようにグラビアコーターで塗工し、乾燥温度12
0℃のオーブンで乾燥させた。 (塗剤の組成) アクリル酸エステル 14.0 重量% アミノ変性シリコン 5.9 重量% イソシアネート 0.1 重量% 水 80.0 重量%。
【0028】続いて下記組成の転写インクを、塗膜厚み
が3.5μmになるようにホットメルトコーターで耐熱
・易滑層とは反対面に塗工し、熱転写リボンを作製し
た。 (転写インクの組成) カルナバワックス 60.6 重量% マイクロクリスタリンワックス 18.2 重量% 酢酸ビニル・エチレン共重合体 0.1 重量% カーボンブラック 21.1 重量% 作製した熱転写用リボンについて印字性を評価した。評
価結果を表1に示す。
【0029】実施例2 固有粘度が0.61で、平均粒径が2.0μmの二酸化
ケイ素を0.15重量%含有するポリエチレンテレフタ
レートを、押出機とTダイでシート状に溶融押出し、水
冷ドラムに密着させて冷却固化し、非晶質シートを得
た。この未延伸フィルムを125℃にて長手に6.1倍
にロール延伸法により延伸し、さらにステンターに導き
110℃にて3.7倍幅方向に延伸した。次いでそのま
ま熱処理ゾーンへ導き、215℃で3.0秒間緊張熱固
定し、さらに200℃で幅方向に1.8%弛緩を行い、
そのまま180℃の中間冷却室へ導きここで中間冷却を
行った後、幅方向に原長の1.3%分の弛緩を与え、そ
のまま徐冷させて巻取ることにより厚さが4.5μmの
二軸配向ポリエステルフィルムを得た。
【0030】次に、得られた二軸配向ポリエステルフィ
ルムに実施例1と同様に耐熱・易滑層、転写インク層を
塗工し熱転写リボンを作製した。作製した熱転写用リボ
ンについて印字性を評価した。評価結果を表1に示す。
【0031】実施例3 固有粘度が0.61で、平均粒径が1.8μmの炭酸カ
ルシウムを0.3重量%および平均粒径が2.0μmの
二酸化ケイ素を0.04重量%含有するポリエチレンテ
レフタレートを、押出機とTダイでシート状に溶融押出
し、水冷ドラムに密着させて冷却固化し、非晶質シート
を得た。この未延伸フィルムを125℃にて長手に6.
1倍にロール延伸法により延伸し、さらにステンターに
導き110℃にて3.7倍幅方向に延伸した。次いでそ
のまま熱処理ゾーンへ導き、217℃で3.0秒間緊張
熱固定し、さらに200℃で幅方向に1.8%弛緩を行
い、そのまま180℃の中間冷却室へ導きここで中間冷
却を行った後、幅方向に原長の1.3%分の弛緩を与
え、そのまま徐冷させて巻取ることにより厚さが4.5
μmの二軸配向ポリエステルフィルムを得た。
【0032】次に、得られた二軸配向ポリエステルフィ
ルムに実施例1と同様に耐熱・易滑層、転写インク層を
塗工し熱転写リボンを作製した。作製した熱転写用リボ
ンについて印字性を評価した。評価結果を表1に示す。
【0033】比較例1 平均粒径が2.0μmの二酸化ケイ素を0.25重量%
含有し、固有粘度が0.61のポリエチレンテレフタレ
ートを、押出機とTダイでシート状に溶融押出し、水冷
ドラムに密着させて冷却固化し、非晶質シートを得た。
この未延伸フィルムを実施例1と同様に延伸して厚み
4.5μmの二軸配向ポリエステルフィルムを得た。実
施例1と同じ方法で熱転写リボンを作製し評価した。評
価結果を表1に示す。
【0034】比較例2 平均粒径が2.0μmの二酸化ケイ素を0.3重量%含
有し、固有粘度が0.61のポリエチレンテレフタレー
トを、押出機とTダイでシート状に溶融押出し、水冷ド
ラムに密着させて冷却固化し、非晶質シートを得た。こ
の未延伸フィルムを実施例1と同様に延伸して縦延伸と
横延伸を行った後、230℃で2秒間緊張熱固定し、2
20℃で2.9%、続いて200℃で2.9%弛緩し、
厚み4.5μmの二軸配向ポリエステルフィルムを得
た。さらにこのあと実施例1と同じ方法で熱転写リボン
を作製し評価した。評価結果を表1に示す。
【0035】比較例3 比較例1と同じ方法で非晶質シートを得、縦延伸と横延
伸を行った後、230℃で3秒間緊張熱固定し、220
℃で2.5%、続いて200℃で1.5%弛緩し、さら
にこのあと実施例1と同じ方法で熱転写リボンを作製し
評価した。評価結果を表1に示す。
【0036】実施例1〜3については熱収縮率が本発明
の範囲を満足するため、加工時のシワが発生することな
く、塗工ムラがなく良好なリボンを得ることができた。
また、印字性においては、突起個数と突起高さの関係が
本発明の範囲にあるため、削れ粉の発生がなくスジ状の
印字不良もなく良好な印字結果であった。
【0037】比較例1については熱収縮率が本発明の範
囲内にあり、加工性は問題なかったものの、突起個数と
突起高さの関係が本発明の範囲外にあるため削れ粉が発
生し、スジ状の印字不良が発生した。
【0038】比較例2〜3については熱収縮率が本発明
の範囲外であり加工時のシワが発生し塗工ムラが発生し
た。また、突起個数と突起高さの関係が本発明の範囲外
にあるため、削れ粉が発生し、スジ状の印字不良が発生
した。
【0039】
【表1】
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、加工特性に優れ、か
つ、印字性能に優れた熱転写用リボンを提供することが
できる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】厚さ1〜10μmの二軸配向ポリエステル
    フィルムの片面に熱転写インキ層が設けられて成り、該
    フィルムを150℃で30分間熱処理したときの縦方向
    熱収縮率が1.5〜2.5%、幅方向熱収縮率が0.0
    〜1.0%であり、該フィルムを200℃で10分間熱
    処理したときの縦方向熱収縮率が5.5〜7.0%、幅
    方向熱収縮率が2.0〜4. 0%であって、該フィルム
    表面上の突起高さX(nm)が600+50N(ただ
    し、Nは0、1、2または3)である突起の数YN(個
    /mm2)が下記の式1を満足することを特徴とする熱
    転写用リボン。 【数1】
JP2000225141A 2000-07-26 2000-07-26 熱転写用リボン Withdrawn JP2002036736A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005186350A (ja) * 2003-12-24 2005-07-14 Toyobo Co Ltd 離型用二軸延伸ポリエステルフィルム

Cited By (2)

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