JP2002034781A - 電磁調理用桶 - Google Patents

電磁調理用桶

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JP2002034781A
JP2002034781A JP2000220549A JP2000220549A JP2002034781A JP 2002034781 A JP2002034781 A JP 2002034781A JP 2000220549 A JP2000220549 A JP 2000220549A JP 2000220549 A JP2000220549 A JP 2000220549A JP 2002034781 A JP2002034781 A JP 2002034781A
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JP
Japan
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pot
electromagnetic
food
tub
cooking
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Pending
Application number
JP2000220549A
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English (en)
Inventor
Hideki Mori
秀樹 森
Masakatsu Hayakawa
昌克 早川
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SANKI SHOJI CO Ltd
Chubu Electric Power Co Inc
Miki Trading Co Ltd
Original Assignee
SANKI SHOJI CO Ltd
Chubu Electric Power Co Inc
Miki Trading Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】豆腐料理、釜揚うどん、ユバ料理、揚げ物、煮
もの等種々の料理を本来の味、風味、香りを保った状態
で食することを可能にすること。 【解決手段】電磁調理用桶1は、中空筒状の外釜2と、
電磁誘導加熱用内釜3とからなり、外釜2と内釜3との
間に断熱層としての空間4が形成され、豆腐料理、釜揚
うどん、ユバ料理、揚げ物、煮もの等種々の料理の調理
用桶として利用されるとともに、電磁調理器を用いて内
釜3に入れられた食材を電磁誘導加熱する電磁調理用鍋
としても利用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁調理用桶、詳
しくは、豆腐料理、釜揚うどん、湯葉料理等の桶とし
て、また、電磁調理用鍋として利用可能な電磁調理用桶
に関する。
【0002】
【従来の技術】調理容器としての桶は、豆腐料理、釜揚
うどん、ユバ料理等の日本料理に広く使用されてきた。
これらの料理は、予め調理場で料理した調理物を桶に入
れて、客席に運んで客に提供する形態をとっているもの
がほとんどで、調理物は自然放熱によりきわめて短時間
にさめるため、料理を味わう客は、その料理の本来の味
と風味、香りを十分に楽しむことが難しかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の点に
着目し、豆腐料理、釜揚うどん、ユバ料理、揚げ物、煮
もの等種々の料理を本来の味、風味、香りを保った状態
で食することができる電磁調理用桶を提供することを目
的としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の電磁調理用桶
は、中空筒状の外釜と、電磁誘導加熱用内釜とからな
り、前記外釜と前記内釜との間に断熱層としての空間が
形成され、調理用の桶として利用されるとともに、電磁
調理器を用いて前記内釜に入れられた食材を電磁誘導加
熱する電磁調理用鍋としても利用されることを特徴とす
る。
【0005】ここで、前記内釜の底部の下面と前記外釜
の下面とが略同じ高さ位置をもつことを特徴とする。
【0006】また、前記内釜は前記外釜に対して着脱可
能とされることを特徴とする。
【0007】また、前記内釜の内面にフッ素樹脂系塗料
がコーティングされているとともに、前記外釜の外面に
漆器用塗料が塗装されていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0009】図1は、一実施形態に係る電磁調理用桶の
半断面図を示す。
【0010】図1において、電磁調理用桶1は、中空筒
状の外釜2と電磁誘導加熱用の内釜3とからなり、豆腐
料理、釜揚うどん、ユバ料理、揚げ物、煮ものなど種々
の料理の調理用桶として利用されるとともに、電磁調理
器(図示せず)を用いて内釜3に入れられた食材を電磁
誘導加熱する電磁調理用鍋としても利用されるものであ
る。
【0011】外釜2の材料は、プラスチック、陶磁器、
ガラス、木材、紙など桶としての所望の外観を呈するも
ので構成される。プラスチックの場合には、例えば、食
品衛生法に適合し、耐熱性(170℃)、耐久性(高強
度)、加工性に優れたフェノール樹脂が好ましい。
【0012】内釜3の材料は、電磁誘導加熱するもので
あればよい。透磁性が高く加工性、耐食性に優れた特性
を発揮し、電磁調理用鍋の材料として最も一般的なステ
ンレス鋼SUS−430を用いることができる。
【0013】外釜2と内釜3との間には、断熱層として
の空間4が形成されている。この断熱層4の厚さは例え
ば約5mmである。断熱層4により調理中の内釜3の熱
は直接外釜2に伝導することはなく、外釜2の熱変形を
防止することができる。
【0014】内釜3の底部31の下面31aと外釜2の
下面21とは略同じ高さ位置をもつようにされている。
このため、内釜3の底部31は電磁調理器のトッププレ
ート上面に密着するようになる。また、不注意によって
内釜3の空焚きが生じても、内釜3の過熱をセンサ(図
示せず)で検知してトッププレートに内蔵された安全装
置を作動させることにより電磁調理用桶1の損傷を防止
することができる。
【0015】また、外釜2の上端部22の内側には、幅
約5mm、深さ約2mmの受け溝23が形成されてい
る。この受け溝23の上面には内釜3の上端部(フラン
ジ部)32が乗り、外釜2によって内釜3が支持され、
内釜3は外釜2に対して着脱可能である。
【0016】内釜3の内面にはフッ素樹脂系塗料がコー
ティングされ、また、外釜2の外面には漆器用塗料が塗
装されており、日本の伝統工芸品である漆器の雰囲気を
出すようにしてある。
【0017】以上説明したように、本実施形態の電磁調
理用桶1は、中空筒状の外釜2と、電磁誘導加熱用内釜
3とからなり、外釜2と内釜3との間に断熱層としての
空間4が形成され、豆腐料理、釜揚うどん、ユバ料理、
揚げ物、煮もの等種々の料理の調理用桶として利用され
るとともに、電磁調理器を用いて内釜3に入れられた食
材を電磁誘導加熱する電磁調理用鍋としても利用される
ことを特徴とする。
【0018】このため、当該電磁調理用桶1を調理場の
電磁調理器を用いて調理する場合、次のような利点が生
じる。
【0019】食材を直接当該電磁調理用桶1に入れて
調理し、他の容器に移し替えることなくそのまま客に提
供できるので、調理時間の短縮と調理人の労力を軽減さ
せることができる。
【0020】釜揚うどんなど冷凍食材を使用して調理
をする場合は、直接当該電磁調理用桶1で解凍、加熱調
理することができるので、さらに時間短縮と労力の軽減
が図れる。
【0021】また、当該電磁調理用桶1を調理場の電磁
調理器と客席に設置する卓上型電磁調理器を組み合わせ
て調理することにより、次のような利点が生じる。
【0022】予め調理場で半調理された食材を、客自
らが引き続き調理することにより、食材の新鮮な風味を
保つとともに、調理の楽しさを味わうことができる。
【0023】調理場で完全に調理した料理であって
も、客席の電磁調理器により料理の温度を自在に調節す
ることができるので、料理を冷めないようにすることが
可能になる。
【0024】また、断熱層4を設けたことにより調理中
の内釜3の熱は直接外釜2に伝導することはなく、外釜
2の熱変形を防止することができる。
【0025】また、本実施形態によると、内釜3の底部
31の下面31aと外釜2の下面21とが略同じ高さ位
置をもつため、内釜3の底部31は電磁調理器のトップ
プレート上面に密着するようになる。また、不注意によ
って内釜3の空焚きが生じても、内釜3の過熱をセンサ
(図示せず)で検知してトッププレートに内蔵された安
全装置を作動させることにより電磁調理用桶1の損傷を
防止することができる。
【0026】また、内釜3は外釜2に対して着脱可能で
あるため、調理するときには外釜2に内釜3を取り付
け、また、調理後には内釜3を外釜2から取り外して洗
浄することができる。
【0027】また、内釜3の内面にフッ素樹脂系塗料が
コーティングされているとともに、外釜2の外面に漆器
用塗料が塗装されているため日本の伝統工芸品である漆
器の雰囲気を出すことができる。
【0028】
【発明の効果】本発明によると、豆腐料理、釜揚うど
ん、ユバ料理、揚げ物、煮もの等種々の料理を本来の
味、風味、香りを保った状態で食することができるなど
格別の効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電磁調理用桶の半断
面図である。
【符号の説明】
1 電磁調理用桶 2 外釜 21 下面 3 内釜 31 底部 31a 下面 4 断熱層(空間)
フロントページの続き (72)発明者 早川 昌克 愛知県名古屋市瑞穂区河岸一丁目1番49号 株式会社三輝商事内 Fターム(参考) 3K051 AB05 AD34 AD40 CD43 4B055 AA09 BA13 BA38 BA57 BA62 CA02 CA10 CB17 FB23 FB36 FB45 FB54 FC12 FC20 FD03 FE01 FE10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空筒状の外釜と、電磁誘導加熱用内釜
    とからなり、前記外釜と前記内釜との間に断熱層として
    の空間が形成され、調理用の桶として利用されるととも
    に、電磁調理器を用いて前記内釜に入れられた食材を電
    磁誘導加熱する電磁調理用鍋としても利用されることを
    特徴とする電磁調理用桶。
  2. 【請求項2】 前記内釜の底部の下面と前記外釜の下面
    とが略同じ高さ位置をもつことを特徴とする請求項1記
    載の電磁調理用桶。
  3. 【請求項3】 前記内釜は前記外釜に対して着脱可能と
    されることを特徴とする請求項1又は2記載の電磁調理
    用桶。
  4. 【請求項4】 前記内釜の内面にフッ素樹脂系塗料がコ
    ーティングされているとともに、前記外釜の外面に漆器
    用塗料が塗装されていることを特徴とする請求項1、2
    又は3記載の電磁調理用桶。
JP2000220549A 2000-07-21 2000-07-21 電磁調理用桶 Pending JP2002034781A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009106719A (ja) * 2007-10-10 2009-05-21 Nagatani Seito Kk 電磁調理器用器物の保温壁部材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009106719A (ja) * 2007-10-10 2009-05-21 Nagatani Seito Kk 電磁調理器用器物の保温壁部材

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Effective date: 20030408