JP2002034325A - 穀粒排出オ−ガの搬送筒点検装置 - Google Patents

穀粒排出オ−ガの搬送筒点検装置

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JP2002034325A
JP2002034325A JP2000217490A JP2000217490A JP2002034325A JP 2002034325 A JP2002034325 A JP 2002034325A JP 2000217490 A JP2000217490 A JP 2000217490A JP 2000217490 A JP2000217490 A JP 2000217490A JP 2002034325 A JP2002034325 A JP 2002034325A
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Kenji Kono
健治 河野
Hidenori Okazaki
秀範 岡崎
Hiroya Uchida
博也 内田
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Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来から穀粒排出オ−ガは、搬送筒内の清掃
や、搬送螺旋のメンテナンスを、各搬送筒を分解して取
外し搬送螺旋を筒外に取り出して行なっていた。そのた
め、これらの点検作業は、煩雑で手数を要し、圃場で作
業を中断して簡単に行なうことができず課題となってい
た。 【解決手段】 本発明は、上記課題を解決するために、
グレンタンク1の穀粒を機外に排出する穀粒排出オ−ガ
2において、搬送螺旋3を内装軸架した搬送筒4の周壁
5に、前記搬送筒4の長手方向に沿って点検窓6を開口
して設けた。そして、点検窓6には、開閉自由の点検カ
バ−7を装備して構成した穀粒排出オ−ガの搬送筒点検
装置としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、穀粒排出オ−ガの
搬送筒点検装置に関するもので、農業機械の技術分野に
属する。
【0002】
【従来の技術】従来からコンバインは、刈取穀稈を脱穀
する脱穀装置と、脱穀後の穀粒を収納貯溜するためのグ
レンタンクとを併設して刈取脱穀作業を連続的に行うこ
とができる構成としている。そして、グレンタンクは、
作業の進行にともなって順次貯溜される穀粒が満杯に達
すると、内装している排出螺旋から、揚穀装置、穀粒排
出オ−ガを利用して、貯溜穀粒を待機中のトラックのタ
ンクに搬出する構成としている。
【0003】そして、前記穀粒排出オ−ガは、基部側の
固定搬送筒に、穀粒排出口を有する先端側の伸縮移動搬
送筒を伸縮自由に挿入嵌合して、搬送端部の穀粒排出口
を遠近方向に伸縮移動できる伸縮オ−ガに構成してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来からコンバインの
グレンタンクに貯留された穀粒を機外に搬出する穀粒排
出オ−ガは、搬送筒内に穀粒が詰まって清掃をする場合
や、筒内に設けている搬送螺旋のメンテナンスを行なう
場合には、各搬送筒を分解して取外し、搬送螺旋を筒外
に取り出して行なっていた。したがって、上記の如き点
検作業は、煩雑で手数を要するために、圃場で作業を中
断して、簡単に行なうことができず課題となっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するために、次の如き技術手段を講ずるものであ
る。まず、請求項1の発明は、グレンタンク1の穀粒を
機外に排出する穀粒排出オ−ガ2において、搬送螺旋3
を内装軸架した搬送筒4の周壁5に、前記搬送筒4の長
手方向に沿って点検窓6を開口して設け、該点検窓6に
は、開閉自由の点検カバ−7を装備して構成した穀粒排
出オ−ガの搬送筒点検装置としている。
【0006】つぎに、請求項2の発明は、基部側の固定
搬送筒8に、先端側から伸縮移動搬送筒9を連結して伸
縮自在の伸縮オ−ガ10を構成した穀粒排出オ−ガ2に
おいて、前記伸縮移動搬送筒9に、開閉自由の点検カバ
−7を装備した点検窓6を構成した穀粒排出オ−ガの搬
送筒点検装置としている。
【0007】つぎに、請求項3の発明は、基部側の固定
搬送筒8に、先端側から伸縮移動搬送筒9を連結して伸
縮自在の伸縮オ−ガ10を構成した穀粒排出オ−ガ2に
おいて、前記固定搬送筒8に、開閉自由の点検カバ−7
を装備した点検窓6を構成した穀粒排出オ−ガの搬送筒
点検装置としたものである。
【0008】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したから、
穀粒排出オ−ガの搬送筒内の清掃や内装している搬送螺
旋の点検、整備を簡単に行なうことができる特徴があ
る。特に、本発明の構成に係る穀粒排出オ−ガの点検
は、コンバインを整備工場に搬入する必要がなく、圃場
において、作業を中断して簡単に行なうことができる優
れた効果がある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。まず、グレンタンク1は、図1に示すように、コ
ンバイン車体11上に搭載し、脱穀装置12から一番揚
穀装置13を介して搬送されてきた脱穀・選別後の穀粒
を貯溜できる構成としている。そして、排出螺旋14
は、図2に示すように、上記グレンタンク1の底部に軸
装して設け、始端側を機外の伝動軸15に連結してクラ
ッチ装置16を介して回転動力が入力される構成とし、
終端側を揚穀筒17の下部まで延長して、内装している
揚穀螺旋18の下端部に接続して構成している。
【0010】そして、穀粒排出オ−ガ2は、図2に示す
ように、前記揚穀筒17の上部に上下方向へ回動自由に
接続する固定搬送筒8と、これに接続する伸縮移動搬送
筒9とからなる伸縮オ−ガ10によって構成している
が、以下、その構成を具体的に説明する。
【0011】まず、固定搬送筒8は、図1および図2に
示すように、基部を前記揚穀筒17の上部に連結し、先
端部を外方に延長して設け、その筒内には、始端部を前
記揚穀螺旋18に接続した搬送螺旋3を内装して、揚穀
筒17から受け継いだ穀粒を搬送する構成としている。
【0012】そして、伸縮移動搬送筒9は、先端部に穀
粒排出口19を開口して設け、基部側を、前記固定搬送
筒8の先端側から摺動自由に挿入嵌合して連結してい
る。つぎに、伸縮螺旋20は、図4(縮小状態)と図5
(伸長状態)に示すように、伸縮移動搬送筒9内におい
て、先端部を穀粒排出口19の上方位置に軸受して後部
を固定搬送筒8側に延長して前記搬送螺旋3の軸内に摺
動自由に挿入した六角の駆動軸21を軸架して設け、こ
の駆動軸21に多数の螺旋単体20a、20b、20c
……を摺動自由に嵌合して構成している。そして、伸縮
螺旋20は、各螺旋単体20a、20b、20cが前記
駆動軸21に対して、軸方向には摺動自由で重合状態
(図4参照)になったり、伸びて連結状態(図5参照)
になって伸縮可能であるが、回転方向には六角形状に係
合されて回転駆動されながら穀粒の搬送を行う構成とし
ている。
【0013】以上述べたように、伸縮螺旋20は、後述
する伸縮駆動装置22によって機械的に伸縮する構造の
伸縮移動搬送筒9に内装軸架して伸縮しながら搬送する
構成としているが、この伸縮螺旋20を前述した揚穀螺
旋18や搬送螺旋3に代えて利用することができる。こ
のように、伸縮螺旋20は、揚穀筒17内の揚穀螺旋1
8や固定搬送筒8内の搬送螺旋3として利用すると、揚
穀螺旋18や搬送螺旋3の製造が不要となり、全体とし
て部品点数を削減でき、コストダウンができる利点があ
る。これらの場合、伸縮螺旋20は、常に伸長状態で使
用できるように装置するから、使用する螺旋単体20a
の数を少なくできる。
【0014】つぎに、伸縮駆動装置22は、図2に示す
ように、揚穀筒17の上部位置に装備した伸縮制御モ−
タ23に減速装置を介して螺旋軸24の基端部を連結し
て強制駆動する構成としている。そして、移動装置25
は、上記螺旋軸24の螺旋溝に係合して強制的に軸方向
に移動するように設け、前記伸縮移動搬送筒9の基部側
に一体的に連結して構成している。
【0015】そして、伸縮駆動装置22は、図2に示す
ように、縮小側と伸長側とにそれぞれリミットセンサS
1、S2を設けて前記移動装置25が到達して接触する
と、前記伸縮制御モ−タ23に入力して自動停止する構
成としている。なお、伸縮制御モ−タ23は、具体的に
図示はしていないが、操縦席の操作パネル上に設けた伸
長スイッチと縮小スイッチのON操作に基づいて、駆動
され螺旋軸24を正転又は逆転方向に回転する構成とし
ている。そして、伸縮移動搬送筒9は、螺旋軸24が正
転すれば係合している移動装置25を介して伸長し、逆
転すれば縮小方向に強制的に移動する構成としている。
【0016】このようにして、伸縮移動搬送筒9は、固
定搬送筒8に嵌合した状態で筒に沿って伸び縮みして、
先端部の穀粒排出口19の位置を、基部の揚穀筒17に
対して、遠ざけたり、近ずけたり調節して穀粒の落下位
置を選択できる構成としている。そして、伸縮オ−ガ1
0は、図1に示すように、機体への収納時には脱穀装置
12上の支持装置26に受け止められて収納される構成
としている。
【0017】そして、伸縮オ−ガ10は、図2に示すよ
うに、旋回制御モ−タ27と昇降制御シリンダ28とが
設けられ、前者によって駆動ギヤ29と旋回ギヤ30を
介して揚穀筒17を回動支点にして上空で旋回制御さ
れ、後者によって揚穀筒17の上部(枢着部)を支点に
先端側(穀粒排出口19側)が上下に昇降制御される構
成としている。
【0018】そして、点検窓6は、図1および図2に示
す実施例の場合は、伸縮移動搬送筒9の周壁5に搬送筒
4の長手方向に沿って開口して設け、開閉自由の点検カ
バ−7を装備して構成している。この場合、点検カバ−
7は、図1および図3に示すように、上縁に蝶番31を
介して搬送筒4に枢着し、下側にロック部材32を設け
て固定、解除ができる構成としている。
【0019】そして、点検窓6と点検カバ−7は、図面
に示す実施例の場合、伸縮移動搬送筒9に設けた構成に
ついて説明したが、同様の構成を固定搬送筒8に設けて
も同じの作用、効果を奏することができる。更に、本発
明の場合、点検窓6と点検カバ−7は、搬送筒4の長手
方向に沿わせて比較的長い範囲に渡って広く開放できる
構成としている点に特徴がある。
【0020】以上のように構成された上記実施例におい
て、グレンタンク1は、脱穀作業が進んで穀粒が順次貯
溜され、一定量に達すると、タンク1内部に装備されて
いる満杯センサの検出によって警報が発せられる。する
と、オペレ−タ−は、コンバイン車体11を畦際まで移
動して農道に待機しているトラックに近ずける。
【0021】そして、伸縮オ−ガ10は、昇降制御シリ
ンダ28と旋回制御モ−タ27とを操作して上下方向に
昇降操作し、更に、旋回しながら穀粒排出口19を排出
位置(トラックのタンク)に近づけることになる。そし
て、伸縮駆動装置22は、操縦席から伸長スイッチを操
作して、伸縮制御モ−タ23を正転側に駆動して伸縮移
動搬送筒9を固定搬送筒8に対して伸長し、穀粒排出口
19をトラクタのタンク上に合せる作業を行なう。この
ように、伸縮移動搬送筒9は、伸縮駆動装置22によっ
て伸長されて目標の位置に達するが、そのとき、伸縮制
御モ−タ23は、移動装置25が伸長側の限界位置(図
5参照)に達してリミットスイッチS1を押圧すると自
動停止し、安全が確保できる。
【0022】そして、伸縮オ−ガ10は、伸縮移動搬送
筒9の先端部の穀粒排出口19をトラックのタンクに合
わせると、図外の排出クラッチレバ−を入りに操作す
る。すると、一連の籾排出装置は、図2に示すように、
回転動力がクラッチ装置16、伝動軸15を経てグレン
タンク1の底部にある排出螺旋14に達し、更に、揚穀
筒17内の揚穀螺旋18、固定搬送筒8内の搬送螺旋
3、そして、伸縮移動搬送筒9内の伸縮螺旋20に伝動
され、搬出可能な状態になる。
【0023】このようにして、グレンタンク1内の穀粒
は、揚穀筒17から固定搬送筒8に送られ、更に、伸縮
移動搬送筒9に受け継がれて穀粒排出口19から機外に
放出され、トラックのタンクに順次搬出されるものであ
る。つぎに、穀粒排出オ−ガ2の点検作業について述べ
る。
【0024】実施例の場合、点検作業は、刈取脱穀作業
後、又は、作業中に搬送筒4の詰まりが発生したときに
は、圃場で作業を中断して行なうことができる。まず、
伸縮移動搬送筒9は、図1または図5に示すように、伸
長してロック部材32を解除して点検カバ−7を上方に
開放(図1の仮想線参照)して点検窓6を開放する。す
ると、伸縮移動搬送筒9は、点検窓6から内部の詰まっ
た穀粒や藁屑を取り除いたり、螺旋や軸受部材の点検、
整備が自由にできる。実施例の場合、点検窓6は、図面
で解るように、筒に沿って長く形成されているから、筒
内の広い範囲に渡って点検ができる。
【0025】以上述べたように、本発明に係る穀粒排出
オ−ガの点検は、コンバインを整備工場に搬入する必要
がなく、圃場において、作業を中断して簡単に行なうこ
とができる点で実用的効果がある。 別実施例1 つぎに、図6乃至図8に基づいて別実施例1を説明す
る。
【0026】別実施例1は、既に、図2において説明し
た伸縮駆動装置22に関し、伸縮制御モ−タ23に代え
て、搬送螺旋(揚穀螺旋18側)から回転動力を取り出
して利用する構成にしたものである。まず、動力取出軸
35は、図6において、入力側を螺旋伝動中間軸36の
傘歯車37に入力傘歯車38を歯合して回転動力を分岐
して取り出す構成としている。そして、動力取出軸35
は、出力側にテンションベルト39を巻回したプ−リ4
0と出力歯車41とを軸着している。そして、伸縮駆動
軸42は、上記動力取出軸35と平行に軸架し、入力側
に上記テンションベルト39から伝動される伝動プ−リ
43と出力歯車41から、図8に示すように、逆転歯車
44、45を介して伝動される入力歯車46とを軸着し
ている。そして、伸縮駆動軸42は、出力側に設けた傘
歯車47から傘歯車48を介して螺旋軸24を駆動する
構成としている。
【0027】そして、上記テンションベルト39は、図
7に示すように、テンションプ−リ49によってテンシ
ョンクラッチが働く構成としている。50はワンウエ−
クラッチである。別実施例1は、以上の構成であるか
ら、伸縮駆動軸42は、テンションプ−リ49を伝動側
(緊張側)に操作して、動力取出軸35からテンション
ベルト39を介して伝動するときには正転動力が伝動さ
れ(そのときには、入力歯車46は、伝動されている
が、ワンウエ−クラッチ50が機能している)、テンシ
ョンプ−リ49を切り側に操作すると、入力歯車46に
伝動されている逆転動力が伝動される。このように、伸
縮駆動軸42は、正転と逆転との回転動力を螺旋伝動中
間軸36から選択的に取り出して、伸縮移動搬送筒9を
伸縮することができる。
【0028】以上のように、別実施例1は、伸縮制御モ
−タに代えて搬送螺旋の回転動力を利用するから比較的
低コストの伸縮駆動装置22を提供することができる。 別実施例2。 別実施例2は、図9および図10に示すように、伸縮制
御モ−タに代えて旋回制御モ−タ27(図2参照)の回
転動力を伸縮駆動装置22の動力として利用する構成と
したものである。
【0029】まず、旋回制御モ−タ27は、図2および
図9に示すように、通常は、駆動ギヤ29を旋回ギヤ3
0に歯合して、揚穀筒17を旋回する構成としている。
そして、本実施例の旋回制御モ−タ27は、図10に示
すように、駆動ギヤ29を軸方向に引き出し自由に移動
できる構成とし、引き出して伸縮駆動ギヤ55に歯合で
きる構成としている。
【0030】そして、伝動軸56は、フレキシブル軸か
ら構成し、一端を上記伸縮駆動ギヤ55に伝動可能に連
結し、他端を伸縮駆動装置22の螺旋軸24に連結して
伝動可能に構成している。別実施例2は、以上述べたよ
うに、旋回制御モ−タ27を本来の旋回作用と、更に、
伸縮制御モ−タ23としても利用できる構成としたか
ら、図2で説明した伸縮制御モ−タをなくし、製造コス
トを低減できる特徴がある。
【0031】別実施例3 つぎに、別実施例3は、図4および図5に示すように、
伸縮する伸縮螺旋20を構成している螺旋単体20aの
改良に関する発明で、上記図面を参照にして、図11乃
至図13に基づいて説明する。
【0032】まず、別実施例3の螺旋単体20aは、図
11および図12に示すように、中心に六角軸孔の軸受
ボス60を配置し、その左右両側に所定間隔を隔てて丸
孔の軸受ボス61、61’を配置して、接続プレ−ト6
2、62’とで連結して一体に構成し、その外側に2ピ
ッチの螺旋63を巻き付け固着して構成している。そし
て、上記図12に示す実施例の2枚の接続プレ−ト62
は、一方を丸孔の前部軸受ボス61と六角軸孔の軸受ボ
ス60とを連結し、他方を丸孔の後部軸受ボス61’と
六角軸孔の軸受ボス60とを連結して構成している。
【0033】そして、図13に示す実施例の螺旋単体2
0aは、一側に設けた1枚の接続プレ−ト62によって
前部軸受ボス61と軸受ボス60と後部軸受ボス61’
との三部材を一体的に接続して構成している。以上のよ
うに構成した螺旋単体20aは、図4および図5に示す
ように、六角の駆動軸21に一方から挿通して摺動自由
に構成するが、そのとき、軸受ボス60と後部軸受ボス
61’との間に後続の螺旋単体20aの前部軸受ボス6
1を介在させて一連の伸縮螺旋20を組み立てて構成す
る。したがって、伸縮螺旋20は、伸長状態では、前側
の螺旋単体20aの後部軸受ボス61’の前側に後続の
螺旋単体20aの前部軸受ボス61が係合して前後に引
き合う状態に一連となり、縮小時には、後続する螺旋単
体20aの前部軸受ボス61が、前側の螺旋単体20a
の軸受ボス60の背後から押し合う状態まで接近するこ
とになる。
【0034】別実施例3は、以上のように構成している
から、螺旋単体20aが前後で引き合うとき(伸長時)
には軸心に近い軸受ボス61’と軸受ボス61とが係合
して引き合うため、螺旋単体20aが軸に対して傾くこ
とが少なく、安定した伸縮作動をしながら適確に穀粒の
搬送ができる特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であって、作用側面図である。
【図2】本発明の実施例であって、一部を破断した側面
図である。
【図3】本発明の実施例であって、作用正面図である。
【図4】本発明の実施例であって、切断側面図である。
【図5】本発明の実施例であって、切断側面図である。
【図6】本発明の別実施例1であって、断面図である。
【図7】本発明の別実施例1であって、平面図である。
【図8】本発明の別実施例1であって、平面図である。
【図9】本発明の別実施例2であって、側面図である。
【図10】本発明の別実施例2であって、側面図であ
る。
【図11】本発明の別実施例3であって、側面図であ
る。
【図12】本発明の別実施例3であって、正面図であ
る。
【図13】本発明の別実施例3であって、正面図であ
る。
【符号の説明】
1 グレンタンク 2 穀粒排出オ−ガ 3
搬送螺旋 4 搬送筒 5 周壁 6
点検窓 7 点検カバ− 8 伸縮移動搬送筒 9
伸縮オ−ガ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B396 JA04 JC07 KE03 LA03 LA23 LA24 LC07 LE04 LE18 LR02 LR08 LR13 MA07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グレンタンク1の穀粒を機外に排出する
    穀粒排出オ−ガ2において、搬送螺旋3を内装軸架した
    搬送筒4の周壁5に、前記搬送筒4の長手方向に沿って
    点検窓6を開口して設け、該点検窓6には、開閉自由の
    点検カバ−7を装備して構成した穀粒排出オ−ガの搬送
    筒点検装置。
  2. 【請求項2】 基部側の固定搬送筒8に、先端側から伸
    縮移動搬送筒9を連結して伸縮自在の伸縮オ−ガ10を
    構成した穀粒排出オ−ガ2において、前記伸縮移動搬送
    筒9に、開閉自由の点検カバ−7を装備した点検窓6を
    構成した穀粒排出オ−ガの搬送筒点検装置。
  3. 【請求項3】 基部側の固定搬送筒8に、先端側から伸
    縮移動搬送筒9を連結して伸縮自在の伸縮オ−ガ10を
    構成した穀粒排出オ−ガ2において、前記固定搬送筒8
    に、開閉自由の点検カバ−7を装備した点検窓6を構成
    した穀粒排出オ−ガの搬送筒点検装置。
JP2000217490A 2000-07-18 2000-07-18 穀粒排出オ−ガの搬送筒点検装置 Pending JP2002034325A (ja)

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