JP2002031811A - 表示装置および表示装置の断線修復方法 - Google Patents

表示装置および表示装置の断線修復方法

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JP2002031811A
JP2002031811A JP2000217428A JP2000217428A JP2002031811A JP 2002031811 A JP2002031811 A JP 2002031811A JP 2000217428 A JP2000217428 A JP 2000217428A JP 2000217428 A JP2000217428 A JP 2000217428A JP 2002031811 A JP2002031811 A JP 2002031811A
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conductive
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thin film
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Takesuke Murakami
雄亮 村上
Satoshi Kamitaka
智 神鷹
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示装置における走査線、信号線の断線を表
示品質を劣化させることなく修復し、製造歩留まりを向
上させる。 【解決手段】 絶縁性基板上に形成された導電膜(たと
えば蓄積容量線2)と、該導電膜上に絶縁膜を介して配
設された導電性薄膜(たとえば画素電極)とを備えた表
示装置において、前記導電膜と前記導電性薄膜との重な
り部において、該導電膜の断線部をまたぐ該導電膜上の
2箇所で、前記導電性薄膜の堆積前に前記絶縁膜の一部
に開口部10を形成し、該開口部を介して前記導電膜と
前記導電性薄膜とが電気的に接続されて、該導電膜の断
線を修復する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置の配線の
断線修復方法および配線の断線修復を施した表示装置に
関するものであり、とくに液晶表示装置に適用して好適
なものである。
【0002】
【従来の技術】従来のアクティブマトリクス型液晶表示
装置などの表示装置において、配線の断線を修正する方
法として、たとえば特開平9−113930号公報が開
示されている。図7、図8は従来技術を説明する図であ
り、図7はアクティブマトリクス型液晶表示装置におけ
る1画素部分の構成図、図8は図7におけるゲート信号
配線上の断線部分における断面図である。図7および図
8において、1はゲート信号配線(ゲート線、走査
線)、2はCs信号配線(蓄積容量線)、4はソース信
号配線(ソース線、信号線)、11は基板、12はゲー
ト絶縁膜、15は画素電極、20は断線部分、21は薄
膜トランジスタ、22は溶融した金属を示している。
【0003】図7において、たとえばゲート線1の一部
に断線部分20がある場合について説明する。断線部分
20の断面図は図8(a)のように、ゲート線1上にゲ
ート絶縁膜12を介して画素電極15が存在するような
構造となる。画素電極15とゲート線1が重なっている
位置で、かつ断線部分20をまたいだ2個所(図7の×
で示す部分)に、YAGレーザーを画素電極15側から
照射する。図8(b)に示すように、画素電極15とゲ
ート線1間に、レーザー照射により発生する溶融した金
属22により、電気的に接続することができる。このこ
とにより、断線したゲート線は溶融金属22→画素電極
15→溶融金属22というバイパスラインを通して、駆
動信号が印加されない状態にあるゲート線に駆動信号を
印加することができる。ソース信号配線4、Cs信号配
線2の場合の断線修正についても同様である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術においては、断線部分をまたぐ2箇所に画
素電極上からレーザー照射し、金属を溶融させることに
よって、たとえばゲート線の断線修正を行なっている。
このため、断線接続部の抵抗が高抵抗となり、配線負荷
の増大による線欠陥不良などのため歩留まりが低下する
という問題があった。さらに、レーザー照射周辺への溶
融金属の飛散のために、対向基板との貼り合わせ工程に
おいて、対向基板と前記ゲート線などが形成された基板
(以下、アレイ基板と称する)との間隙(ギャップ)が
不均一となり、表示不良を発生させるなどの問題もあっ
た。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであって、線欠陥、表示不良を防止し、歩留まりを低
下させることなく、アレイ基板上の配線の断線を確実に
修復することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の表示装置
は、絶縁性基板上に形成された導電膜と、該導電膜上に
絶縁膜を介して配設された導電性薄膜とを備えた表示装
置であって、前記導電膜と前記導電性薄膜との重なり部
において、該導電膜の断線部をまたぐ該導電膜上で、前
記導電性薄膜の堆積前に前記絶縁膜の一部が開口され、
該開口部を介して前記導電膜と前記導電性薄膜とが電気
的に接続されていることを特徴とするものである。
【0007】本発明の第2の表示装置は、上記第1の表
示装置において、前記開口部は、前記絶縁膜にレーザー
照射することにより形成されることを特徴とするもので
ある。
【0008】本発明の第3の表示装置は、上記第1の表
示装置において、前記開口部は、前記絶縁膜上に感光性
樹脂膜を塗布した状態において、該感光性樹脂膜をレー
ザー照射により除去し、形成されること特徴とするもの
である。
【0009】本発明の第4の表示装置は、上記第1ない
し3のいずれかの表示装置において、前記導電膜は走査
線であることを特徴とするものである。
【0010】本発明の第5の表示装置は、上記第1ない
し3のいずれかの表示装置において、前記導電膜は走査
線と並行なに配設された蓄積容量線であることを特徴と
するものである。
【0011】本発明の第6の表示装置は、上記第1ない
し5のいずれかの表示装置において、前記導電性薄膜は
画素電極と同一の層であることを特徴とするものであ
る。
【0012】本発明の第1の表示装置の断線修復方法
は、絶縁性基板上に形成された導電膜と、該導電膜上に
絶縁膜を介して配設された導電性薄膜とを備えた表示装
置の断線修復方法であって、前記導電膜と前記導電性薄
膜との重なり部において、該導電膜の断線部をまたぐ該
導電膜上で、前記導電性薄膜の堆積前に前記絶縁膜の一
部に開口部を形成する工程と、前記導電性薄膜を堆積
し、前記開口部を介して前記導電膜と該導電性薄膜とが
電気的に接続されるようパターニングし、該導電膜の断
線を修復する工程とを含むことを特徴とするものであ
る。
【0013】本発明の第2の表示装置の断線修復方法
は、上記第1の表示装置の断線修復方法において、前記
開口部を形成する工程は、前記絶縁膜にレーザー照射す
る工程を備えることを特徴とするものである。
【0014】本発明の第3の表示装置の断線修復方法
は、上記第1の表示装置の断線修復方法において、前記
開口部を形成する工程は、前記絶縁膜上に感光性樹脂膜
を塗布した状態において、該感光性樹脂膜をレーザー照
射により除去する工程を備えることを特徴とするもので
ある。
【0015】本発明の第4の表示装置の断線修復方法
は、上記第1ないし3のいずれかの表示装置の断線修復
方法において、前記導電膜は走査線であることを特徴と
するものである。
【0016】本発明の第5の表示装置の断線修復方法
は、上記第1ないし3のいずれかの表示装置の断線修復
方法において、前記導電膜は走査線と並行なに配設され
た蓄積容量線であることを特徴とするものである。
【0017】本発明の第6の表示装置の断線修復方法
は、上記第1ないし5のいずれかの表示装置の断線修復
方法において、前記導電性薄膜は画素電極と同一の層で
あることを特徴とするものである。
【0018】
【発明の実施の形態】実施の形態1 本発明の第1の実施の形態を図1〜4により説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における薄膜トランジ
スタ(以下、TFTと称する)を用いたアクティブマト
リクス型液晶表示装置の画素電極形成前の走査線と信号
線との交差部近傍を表わす平面図であり、図2(a)、
(b)はそれぞれ図1におけるA−A断面図、図3は画
素電極形成後の走査線と信号線との交差部近傍を表わす
平面図、図4は図3におけるB−B断面図である。
【0019】図1〜図4において、1はTFTのゲート
を駆動する走査線(ゲート線)、2は蓄積容量線、3は
蓄積容量線の枝配線部、4は表示信号を画素電極にTF
Tを介して供給する信号線(ソース線)、5はソース電
極、6はドレイン電極、7はコンタクトホール、8は半
導体膜、9は蓄積容量線の断線部、10は蓄積容量線上
に形成された絶縁膜の開口部、11はたとえばガラス、
プラスチックスなどの絶縁性基板、12はゲート絶縁
膜、13は保護絶縁膜、14は感光性樹脂膜(以下、フ
ォトレジストと称する)、15はたとえばITO(Indiu
m Tin Oxide)、SnO2などの透明電極からなる導電性
薄膜である画素電極、16は蓄積容量形成のための蓄積
容量線と画素電極との重なり部を示している。
【0020】図1は蓄積容量を画素電極と蓄積容量線と
の重なり部で形成する方式(共通Cs方式)を用いた表
示装置について、画素電極形成前の走査線と信号線との
交差部近傍を表わす平面図を示しているが、まずその製
造工程について説明する。絶縁性基板11上に、走査線
および蓄積容量線となる第1層の導電膜を成膜する。第
1層の導電膜としては、たとえばAl、Cr、Cu、T
a、Moや、これらに他の物質を添加した合金などから
なる薄膜が用いられる。つぎに写真製版工程により第1
層の導電膜をパターニングすることにより走査線および
蓄積容量線を形成する。
【0021】そののち、プラズマCVDなどの成膜装置
により、ゲート絶縁膜12、半導体膜8、オーミックコ
ンタクト膜(図示せず)を連続形成する。ゲート絶縁膜
としては、SiNx,SiOx、SiOxNyやこれら
の積層膜が用いられる。半導体膜は、アモルファスシリ
コン(a−Si)、ポリシリコン(p−Si)などが用
いられる。さらにオーミックコンタクト膜にはa−Si
膜やp−Si膜にリン(P)などを微量にドーピングし
たn−a−Si、n−p−Siが用いられる。そして写
真製版工程により半導体膜およびオーミックコンタクト
膜をドライエッチングなどによりパターニングする。
【0022】つぎに、信号線となる第2層の導電膜を成
膜する。第2層の導電膜としては、たとえばAl、C
r、Cu、Ta、Moや、これらに他の物質を添加した
合金などからなる薄膜、または異種の金属膜を積層した
もの、あるいは膜厚方向に組成の異なるものを用いるこ
とができる。そして写真製版工程により第2層の導電膜
をパターニングする。
【0023】つぎに、プラズマCVDなどの成膜装置に
より、保護絶縁膜を形成する。そして写真製版工程によ
り保護絶縁膜をパターニングする。保護絶縁膜として
は、ゲート絶縁膜と同様にSiNx,SiOx、SiO
xNyやこれらの積層膜が用いられる。この保護絶縁膜
のパターニングにより、コンタクトホールが形成され、
上記第1層の導電膜と第2層の導電膜とが後述する導電
性薄膜を介して電気的に導通可能となる。
【0024】以上のようなアレイ基板製造工程中、第1
層の導電膜の成膜またはパターニング中の異物などの発
生により、図1のように蓄積容量線の断線9が生じる場
合がある。該断線は、アレイ基板の各製造工程中におけ
る画像検査装置などによる検査によって発見される。通
常蓄積容量線は、表示領域外において該蓄積容量線両端
それぞれを集合蓄積容量線と接続されており、表示領域
内の蓄積容量線に断線が生じた場合、断線部直前まで両
側から当該電位は供給されるものの、その両側からの負
荷の相違により、当該電位にズレが生じてしまう。結果
として、のちのアレイ基板と対向基板との貼り合わせ工
程後に実施される点灯検査において、線欠陥不良品とな
り歩留まりの低下をもたらしていた。
【0025】よって、上記断線を修復するために、図2
(a)に示すように、上記保護絶縁膜のパターニング
後、導電性薄膜である画素電極の堆積前に、断線部をま
たぐ蓄積容量線上の絶縁膜の一部にレーザー照射によっ
てたとえば2箇所の開口部を形成する。このレーザー光
は、YAGレーザーまたはエキシマレーザーであるこ
と、さらに該レーザー光の波長は0.1〜1.06μm
であることが好ましい。また、該レーザー光の照射強度
は、図2(a)のように絶縁膜に直接照射する場合、出
力密度1×102〜1×103J/m2程度に弱く照射す
ることが好ましいが、出力密度1×102〜1×104
/m2の範囲であれば適用可能である。
【0026】図2(b)は、導電性薄膜である画素電極
の堆積前に、断線部をまたぐ蓄積容量線上の絶縁膜の一
部にレーザー照射によって開口部を形成する別の方法を
示したものである。図2(b)において、保護絶縁膜1
3、ゲート絶縁膜12のパターニングのために塗布され
たフォトレジスト14に、レーザー照射によりたとえば
2箇所の開口部を設け、そののち絶縁膜をエッチングす
ることで、除去されたフォトレジスト部分下の絶縁膜1
2、13が除去されている。このレーザー光は、YAG
レーザーまたはエキシマレーザーであること、該レーザ
ー光の波長は0.1〜1.06μmであること、さらに
照射強度は出力密度1×102〜1×104J/m2の範
囲が好ましい。そののち、フォトレジストを除去するこ
とで図2(a)と同様の構成を得ることができる。また
図2(b)のように、フォトレジストに開口部を形成し
て除去されたフォトレジスト部分下の絶縁膜をエッチン
グすることで、図2(a)の絶縁膜に直接レーザー照射
して開口部を形成する場合と比較して、絶縁膜の開口部
の形状および第1層の導電膜(本実施の形態の場合蓄積
容量線)の絶縁膜エッチング後の表面形状が滑らかとな
り、のちの画素電極堆積時の密着性が向上し、より確実
に電気的に接続可能となる。
【0027】図2(a)、(b)のように、レーザー照
射を用いることで、断線修復用のマスクの追加を必要と
せず、絶縁膜の一部に開口部を形成することができる。
【0028】以上のように導電性薄膜である画素電極の
堆積前に、断線部をまたぐ蓄積容量線上の絶縁膜の一部
にレーザー照射によって開口部を形成したのち、上記保
護絶縁膜上に画素電極となるたとえばITO、SnO2
などの透明金属である導電性薄膜を成膜し、写真製版工
程により該導電性薄膜をパターニングする。画素電極形
成後の走査線と信号線との交差部近傍を表わす平面図で
ある図3および図3におけるB−B断面図である図4か
ら確認されるように、断線部をまたぐ蓄積容量線上の絶
縁膜の一部に形成された開口部10に導電性薄膜が侵入
し、該導電性薄膜を介して蓄積容量線の断線を修復する
ことができる。
【0029】なお、本実施の形態においては、導電性薄
膜は画素電極と同一の層である場合を示しているが、そ
れに限定されることなく、別々の層で形成されてもよ
い。導電性薄膜と画素電極とを本実施の形態のように同
一の層で形成する場合、断線修復用マスクのさらなる追
加を必要とせず、さらには蓄積容量形成部である蓄積容
量線と画素電極との重なり部で断線を修復することで、
断線修復用パターンをも必要とせず、通常の画素形成パ
ターンによって断線修復可能となる。
【0030】本実施の形態においては、蓄積容量線の断
線による線欠陥不良を、該断線を1画素を形成する画素
電極を介して修復することで点欠陥不良にすることが可
能となる。また本実施の形態では、修復に用いた1画素
を形成する画素電極電位が蓄積容量線電位となるため、
対向電極とは理論上同電位であるから電位差は無くな
り、ノーマリーホワイトモードの液晶表示装置において
は、輝点欠陥となる。以上のように、本実施の形態によ
れば、蓄積容量線の断線によって生じる致命的な線欠陥
不良を、軽微な点欠陥不良に変更することができ、表示
装置の製造歩留まりの向上が可能となる。
【0031】また、本実施の形態においては、蓄積容量
線上に2箇所の開口部を設けた場合について示している
が、配線負荷をさらに低減させるためなどの目的で、断
線部をまたいで蓄積容量線上それぞれに複数個ずつ形成
されてもよく、さらには断線部をまたぐ蓄積容量線の両
端と該断線部をも含む1箇所の開口部によって、断線が
修復されてもよい。
【0032】さらに、本実施の形態においては、蓄積容
量線と走査線とが同一の層(第1層の導電膜)で形成さ
れる場合について示しているが、それぞれ別の層で形成
されていても同様の効果を奏するのは言うまでもない。
【0033】実施の形態2 本発明の第2の実施の形態を図5、図6により説明す
る。図5はTFTを用いたアクティブマトリクス型液晶
表示装置の画素電極形成前の走査線と信号線との交差部
近傍を表わす平面図、図6は画素電極形成後の走査線と
信号線との交差部近傍を表わす平面図である。図5、図
6において、図1〜図4と同じ構成部分については同一
符号を付しており、差異について説明する。図5、図6
において17は走査線の断線部、18は走査線上に形成
された絶縁膜の開口部、19は蓄積容量形成のための走
査線と画素電極との重なり部である。図5は、第1の実
施の形態のような共通Cs方式とは異なり、蓄積容量を
画素電極と隣接する画素の走査線との重なり部で形成す
る方式(Csオンゲート方式)において、走査線が断線
した場合の、画素電極形成前の走査線と信号線との交差
部近傍を表わす平面図を示している。図6は、図5と同
様にCsオンゲート方式において、走査線が断線した場
合の、画素電極形成後の走査線と信号線との交差部近傍
を表わす平面図を示している。図5および図6の製造工
程については、第1の実施の形態と同様であるので、説
明を省略する。
【0034】アレイ基板の製造工程中、走査線の成膜ま
たはパターニング中の異物などの発生により、図5のよ
うに走査線の断線17が生じる場合がある。該断線は、
アレイ基板の各製造工程中における画像検査装置などに
よる検査によって発見される。通常走査線は、表示領域
外の片側から駆動信号が入力されており、もし断線が生
じるとその断線部から駆動側に対して遠い部分について
は駆動信号が入力されず、断線部から駆動側に対して遠
い部分に接続されたTFTは駆動されなくなってしま
う。結果として、のちのアレイ基板と対向基板との貼り
合わせ工程後に実施される点灯検査において、線欠陥不
良品となり歩留まりの低下をもたらしていた。
【0035】よって、上記断線を修復するために、図2
(a)の場合と同様に、保護絶縁膜のパターニング後、
導電性薄膜である画素電極の堆積前に、断線部をまたぐ
走査線上の絶縁膜の一部にレーザー照射によってたとえ
ば2箇所の開口部18を形成する。このレーザー光は、
YAGレーザーまたはエキシマレーザーであること、さ
らに該レーザー光の波長は0.1〜1.06μmである
ことが好ましい。また、該レーザー光の照射強度は、絶
縁膜に直接照射する場合、出力密度1×102〜1×1
3J/m2程度に弱く照射することが好ましいが、出力
密度1×102〜1×104J/m2の範囲であれば適用
可能である。
【0036】または、導電性薄膜である画素電極の堆積
前に、断線部をまたぐ走査線上の絶縁膜の一部にレーザ
ー照射によって開口部を形成する別の方法として、図2
(b)の場合と同様に、保護絶縁膜13、ゲート絶縁膜
12のパターニングのために塗布されたフォトレジスト
14に、レーザー照射によりたとえば2箇所の開口部を
設け、そののち絶縁膜をエッチングすることで、除去さ
れたフォトレジスト部分下の絶縁膜12、13を除去す
る。このレーザー光は、YAGレーザーまたはエキシマ
レーザーであること、該レーザー光の波長は0.1〜
1.06μmであること、さらに照射強度は出力密度1
×102〜1×104J/m2の範囲が好ましい。そのの
ち、フォトレジストを除去することで、図2(a)と同
様の構成を得ることができる。また、フォトレジストに
開口部を形成して、除去されたフォトレジスト部分下の
絶縁膜をエッチングすることで、絶縁膜に直接レーザー
照射して開口部を形成する場合と比較して、絶縁膜の開
口部の形状および第1層の導電膜(本実施の形態の場合
走査線)の絶縁膜エッチング後の表面形状が滑らかとな
り、のちの画素電極堆積時の密着性が向上し、より確実
に電気的に接続可能となる。
【0037】上述したように、第1の実施の形態と同様
に、レーザー照射を用いることで、断線修復用のマスク
の追加を必要とせず、絶縁膜の一部に開口部を形成する
ことができる。
【0038】以上のように導電性薄膜である画素電極の
堆積前に、断線部をまたぐ走査線上の絶縁膜の一部にレ
ーザー照射によって開口部を形成したのち、第1の実施
の形態と同様に、上記保護絶縁膜上に画素電極となるた
とえばITO、SnO2などの透明金属である導電性薄
膜を成膜し、写真製版工程により該導電性薄膜をパター
ニングする。導電性薄膜形成後の走査線と信号線の交差
部近傍の平面図である図6より、本実施の形態において
も、第1の実施の形態の図4と同様に、断線部をまたぐ
走査線上の絶縁膜に形成された開口部18に導電性薄膜
が侵入し、該導電性薄膜を介して走査線の断線を修復す
ることができる。
【0039】なお、本実施の形態においては、導電性薄
膜は画素電極と同一の層である場合を示しているが、そ
れに限定されることなく、別々の層で形成されてもよ
い。導電性薄膜と画素電極とを本実施の形態のように同
一の層で形成する場合、第1の実施の形態と同様に、断
線修復用マスクのさらなる追加を必要とせず、さらには
蓄積容量形成部である走査線と画素電極との重なり部で
断線を修復することで、断線修復用パターンをも必要と
せず、通常の画素形成パターンによって断線修復可能と
なる。
【0040】本実施の形態においては、走査線の断線に
よる線欠陥不良を、該断線を1画素を形成する画素電極
を介して修復することで点欠陥不良にすることが可能と
なる。また本実施の形態では、修復に用いた1画素を形
成する画素電極電位が走査線電位となるため、対向電極
との電位差は拡大し、ノーマリーホワイトモードの液晶
表示装置においては、黒点欠陥となり、より視認困難と
することができる。以上のように、本実施の形態によれ
ば、走査線の断線によって生じる致命的な線欠陥不良
を、より軽微な点欠陥不良に変更することができ、表示
装置の製造歩留まりの向上が可能となる。
【0041】また、本実施の形態においては、走査線上
に2箇所の開口部を設けた場合について示しているが、
配線負荷をさらに低減させるためなどの目的で、断線部
をまたいで走査線上それぞれに複数個ずつ形成されても
よく、さらには断線部をまたぐ走査線の両端と該断線部
をも含む1箇所の開口部によって、断線が修復されても
よい。
【0042】さらに、上記第1の実施の形態においては
共通Cs方式における蓄積容量線の断線を修復する方法
について示しているが、共通Cs方式においても、第2
の実施の形態と同様に走査線の断線を修復可能である。
【0043】以上、上記第1、第2の実施の形態におい
ては、走査線または蓄積容量線の断線を導電性薄膜によ
って修復する場合について示しているが、第2層の導電
膜である信号線についても、信号線と導電性薄膜との重
なり部を設けることによって、同様に断線を修復可能で
ある。
【0044】また、第1、第2の実施の形態において
は、導電性薄膜によって走査線または蓄積容量線である
導電膜の断線を修復する場合について示しているが、た
とえば信号線である導電膜によって走査線または蓄積容
量線である導電膜の断線を修復してもよく、さらにはそ
の逆も可能である。走査線または蓄積容量線よりも信号
線が上層にあるとき、信号線と同一の層を用いて走査線
または蓄積容量線と重なり部を形成し、該信号線と同一
の層により走査線または蓄積容量線の断線を修復するこ
とも可能であり、信号線よりも走査線または蓄積容量線
が上層にあるとき、走査線または蓄積容量線と同一の層
を用いて信号線と重なり部を形成し、該走査線または蓄
積容量線と同一の層により信号線の断線を修復可能であ
る。
【0045】また、第1、第2の実施の形態において
は、走査線および蓄積容量線と導電性薄膜とのあいだに
ゲート絶縁膜および保護絶縁膜の2層の絶縁膜が存在す
る層構成について示しているが、この層構成に限定され
ることなく、たとえばゲート絶縁膜または保護絶縁膜の
どちらか1層であっても何ら差し支えないことは勿論で
ある。
【0046】さらに、第1、第2の実施の形態において
は、液晶を用いた表示装置についての説明を行なってい
るが、液晶を用いた表示装置に限定されることなく、エ
レクトロルミネセンス素子、フィールドシーケンシャル
などを用いたものであっても、導電膜と、該導電膜上に
絶縁膜を介して形成された導電性薄膜を具備したあらゆ
る表示装置に適用可能である。
【0047】
【発明の効果】本発明の第1の表示装置は、絶縁性基板
上に形成された導電膜と、該導電膜上に絶縁膜を介して
配設された導電性薄膜とを備えた表示装置であって、前
記導電膜と前記導電性薄膜との重なり部において、該導
電膜の断線部をまたぐ該導電膜上で、前記導電性薄膜の
堆積前に前記絶縁膜の一部が開口され、該開口部を介し
て前記導電膜と前記導電性薄膜とが電気的に接続されて
いるので、アレイ基板上の配線の断線を修復することが
可能となる。
【0048】本発明の第2の表示装置は、上記第1の表
示装置において、前記開口部は、前記絶縁膜にレーザー
照射することにより形成されているので、断線修復用マ
スクの追加を必要とせず、アレイ基板上の配線の断線を
修復することが可能となる。
【0049】本発明の第3の表示装置は、上記第1の表
示装置において、前記開口部は、前記絶縁膜上に感光性
樹脂膜を塗布した状態において、該感光性樹脂膜をレー
ザー照射により除去し、形成されているので、断線修復
用マスクの追加を必要とせず、さらに前記導電膜と前記
導電性薄膜との電気的接続をより確実に行なうことで、
アレイ基板上の配線の断線を修復することが可能とな
る。
【0050】本発明の第4の表示装置は、上記第1ない
し3のいずれかの表示装置において、前記導電膜は走査
線であることを特徴としているので、アレイ基板上の走
査線の断線を修復することが可能となる。
【0051】本発明の第5の表示装置は、上記第1ない
し3のいずれかの表示装置において、前記導電膜は走査
線と並行に配設された蓄積容量線であることを特徴とし
ているので、アレイ基板上の蓄積容量線の断線を修復す
ることが可能となる。
【0052】本発明の第6の表示装置は、上記第1ない
し5のいずれかの表示装置において、前記導電性薄膜は
画素電極と同一の層であることを特徴としているので、
断線修復用マスクおよび断線修復用パターンの追加を必
要とせず、アレイ基板上の配線の断線を修復することが
可能となる。
【0053】本発明の第1の表示装置の断線修復方法
は、絶縁性基板上に形成された導電膜と、該導電膜上に
絶縁膜を介して配設された導電性薄膜とを備えた表示装
置の断線修復方法であって、前記導電膜と前記導電性薄
膜との重なり部において、該導電膜の断線部をまたぐ該
導電膜上で、前記導電性薄膜の堆積前に前記絶縁膜の一
部に開口部を形成する工程と、前記導電性薄膜を堆積
し、前記開口部を介して前記導電膜と該導電性薄膜とが
電気的に接続されるようパターニングし、該導電膜の断
線を修復する工程とを含んでいるので、アレイ基板上の
配線の断線を修復可能な表示装置を得ることができる。
【0054】本発明の第2の表示装置の断線修復方法
は、上記第1の表示装置の断線修復方法において、前記
開口部を形成する工程は、前記絶縁膜にレーザー照射す
る工程を備えているので、断線修復用マスクの追加を必
要とせず、アレイ基板上の配線の断線を修復可能な表示
装置を得ることができる。
【0055】本発明の第3の表示装置の断線修復方法
は、上記第1の表示装置の断線修復方法において、前記
開口部を形成する工程は、前記絶縁膜上に感光性樹脂膜
を塗布した状態において、該感光性樹脂膜をレーザー照
射により除去する工程を備えているので、断線修復用マ
スクの追加を必要とせず、さらに前記導電膜と前記導電
性薄膜との電気的接続をより確実に行なうことで、アレ
イ基板上の配線の断線を修復可能な表示装置を得ること
ができる。
【0056】本発明の第4の表示装置の断線修復方法
は、上記第1ないし3のいずれかの表示装置の断線修復
方法において、前記導電膜は走査線であることを特徴と
しているので、アレイ基板上の走査線の断線を修復可能
な表示装置を得ることができる。
【0057】本発明の第5の表示装置の断線修復方法
は、上記第1ないし3のいずれかの表示装置の断線修復
方法において、前記導電膜は走査線と並行に配設された
蓄積容量線であることを特徴としているので、アレイ基
板上の蓄積容量線の断線を修復可能な表示装置を得るこ
とができる。
【0058】本発明の第6の表示装置の断線修復方法
は、上記第1ないし5のいずれかの表示装置の断線修復
方法において、前記導電性薄膜は画素電極と同一の層で
あることを特徴としているので、断線修復用マスクおよ
び断線修復用パターンの追加を必要とせず、アレイ基板
上の配線の断線を修復可能な表示装置を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるアクティブ
マトリクス型液晶表示装置の画素電極形成前の走査線と
信号線との交差部近傍を表わす平面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における図1のA−
A断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるアクティブ
マトリクス型液晶表示装置の画素電極形成後の走査線と
信号線との交差部近傍を表わす平面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における図3のB−
B断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態におけるアクティブ
マトリクス型液晶表示装置の画素電極形成前の走査線と
信号線との交差部近傍を表わす平面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態におけるアクティブ
マトリクス型液晶表示装置の画素電極形成後の走査線と
信号線との交差部近傍を表わす平面図である。
【図7】従来のアクティブマトリクス型液晶表示装置に
おける1画素部分の平面図である。
【図8】図7におけるゲート信号線上の断線部分におけ
る断面図である。
【符号の説明】
1 走査線(ゲート信号配線、ゲート線) 2 蓄積容量線(Cs信号配線) 3 蓄積容量線の枝配線部 4 信号線(ソース信号配線、ソース線) 5 ソース電極 6 ドレイン電極 7 コンタクトホール 8 半導体膜 9 蓄積容量線の断線部 10 蓄積容量線上の絶縁膜に設けられた開口部 11 絶縁性基板 12 ゲート絶縁膜 13 保護絶縁膜 14 感光性樹脂膜 15 画素電極 16 蓄積容量線と画素電極との重なり部における蓄積
容量形成部 17 走査線の断線部 18 走査線上の絶縁膜に設けられた開口部 19 走査線と画素電極との重なり部における蓄積容量
形成部 20 断線部分 21 薄膜トランジスタ 22 溶融した金属
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H092 JA26 JA29 JA38 JA42 JB13 JB23 JB32 JB63 JB69 JB73 KA05 KA07 KA16 KA18 MA05 MA08 MA13 MA17 MA27 MA47 NA13 NA25 NA27 PA06 QA07 5G435 AA19 BB12 EE41

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性基板上に形成された導電膜と、該
    導電膜上に絶縁膜を介して配設された導電性薄膜と、を
    備えた表示装置であって、前記導電膜と前記導電性薄膜
    との重なり部において、該導電膜の断線部をまたぐ該導
    電膜上で、前記導電性薄膜の堆積前に前記絶縁膜の一部
    が開口され、該開口部を介して前記導電膜と前記導電性
    薄膜とが電気的に接続されていることを特徴とする表示
    装置。
  2. 【請求項2】 前記開口部は、前記絶縁膜にレーザー照
    射することにより形成されることを特徴とする請求項1
    記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記開口部は、前記絶縁膜上に感光性樹
    脂膜を塗布した状態において、該感光性樹脂膜をレーザ
    ー照射により除去し、形成されることを特徴とする請求
    項1記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記導電膜は走査線であることを特徴と
    する請求項1、2または3記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 前記導電膜は走査線と並行に配設された
    蓄積容量線であることを特徴とする請求項1、2または
    3記載の表示装置。
  6. 【請求項6】 前記導電性薄膜は画素電極と同一の層で
    あることを特徴とする請求項1、2、3、4または5記
    載の表示装置。
  7. 【請求項7】 絶縁性基板上に形成された導電膜と、該
    導電膜上に絶縁膜を介して配設された導電性薄膜と、を
    備えた表示装置の断線修復方法であって、前記導電膜と
    前記導電性薄膜との重なり部において、該導電膜の断線
    部をまたぐ該導電膜上で、前記導電性薄膜の堆積前に前
    記絶縁膜の一部に開口部を形成する工程と、前記導電性
    薄膜を堆積し、前記開口部を介して前記導電膜と該導電
    性薄膜とが電気的に接続されるようパターニングし、該
    導電膜の断線を修復する工程と、を含むことを特徴とす
    る表示装置の断線修復方法。
  8. 【請求項8】 前記開口部を形成する工程は、前記絶縁
    膜にレーザー照射する工程を備えることを特徴とする請
    求項7記載の表示装置の断線修復方法。
  9. 【請求項9】 前記開口部を形成する工程は、前記絶縁
    膜上に感光性樹脂膜を塗布した状態において、該感光性
    樹脂膜をレーザー照射により除去する工程を備えること
    を特徴とする請求項7記載の表示装置の断線修復方法。
  10. 【請求項10】 前記導電膜は走査線であることを特徴
    とする請求項7、8または9記載の表示装置の断線修復
    方法。
  11. 【請求項11】 前記導電膜は走査線と並行に配設され
    た蓄積容量線であることを特徴とする請求項7、8また
    は9記載の表示装置の断線修復方法。
  12. 【請求項12】 前記導電性薄膜は画素電極と同一の層
    であることを特徴とする請求項7、8、9、10または
    11記載の表示装置の断線修復方法。
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