JP2002031327A - カセットガスボンベの器具装着装置 - Google Patents

カセットガスボンベの器具装着装置

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JP2002031327A JP2000214948A JP2000214948A JP2002031327A JP 2002031327 A JP2002031327 A JP 2002031327A JP 2000214948 A JP2000214948 A JP 2000214948A JP 2000214948 A JP2000214948 A JP 2000214948A JP 2002031327 A JP2002031327 A JP 2002031327A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】カセットガスボンベ1と器具との装着を簡単且
つ確実に行うようにすること。 【解決手段】 カセットガスボンベ1の頭部凹部2の器
具装着用段部10に着脱自在に嵌め入れられる爪部材2
5の内側に、カセットガスボンベ1の開栓バルブ3に被
せられる開栓筒21を、カセットガスボンベ1の頭部凹
部2の内外にスライド自在に収容し、上記爪部材25
を、カセットガスボンベ1の頭部凹部2の器具装着用段
部10に嵌め入れ、開栓筒21を頭部凹部2内にスライ
ドさせた状態で、開栓筒21のスライドを阻止するロッ
ク手段を設けた構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液化ブタン等が
充填されたカセットボンベを燃料とするバーナーやコン
ロなどの器具に、上記カセットボンベを装着するため
に、器具側に設けられるカセットボンベ装着装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】液化ブタン等が充填されたカ
セットボンベ1は、頭部に、図26に示すように、中央
に開栓バルブ3を設けた頭部凹部2が形成されている。
カセットボンベ1の頭部凹部2には、上端内周面に器具
装着用段部10が設けられ、端面外周に器具位置決め用
の切り欠き部4aを有するリング4が設けられている。
【0003】そして、バーナーやコンロなどの器具側に
は、上記カセットボンベ1を装着するために、カセット
ボンベ装着装置が設けられている。
【0004】ところで、従来、カセットボンベ装着装置
は、図25及び図26に示すような構造になっている。
【0005】即ち、このカセットボンベ装着装置は、カ
セットボンベ1の頭部凹部2に嵌める開栓筒5と、この
開栓筒5に回転可能にねじ合わされ、カセットボンベ1
の頭部のリング4外面に被せるキャップ本体6とからな
る。
【0006】キャップ本体6は、開栓筒5の上部外面に
形成されたネジ部7に、回転可能にねじ合わされる小径
筒部8と、カセットボンベ1の頭部のリング4に被せら
れる大径筒部9と、この大径筒部9の内側に形成され、
カセットボンベ1の頭部凹部2に形成された器具装着用
段部10に引っ掛かる割り爪形状の爪部材11とからな
る。
【0007】上記装着キャップ6の開栓筒5の内部に
は、カセットボンベ1の頭部凹部2の中央に設けられた
開栓バルブ3の周囲に密着するパッキン12が設けられ
ている。
【0008】上記カセットボンベ装着装置の使用方法
は、次の通りである。
【0009】まず、キャップ本体6の爪部材11を、カ
セットボンベ1の頭部凹部2に差込んで嵌め、頭部凹部
2の内周面の器具装着用段部10に爪部材11を引っ掛
ける。そして、カセットボンベ1の頭部凹部2の端面に
設けられたリング4に、キャップ本体6の大径筒部9を
被せる。この状態で、互いにねじ結合されたキャップ本
体6の小径部8と開栓筒5とを、開栓筒5がキャップ本
体6に対して下降するように、キャップ本体6を回転さ
せて締め付けていくと、開栓筒5が、頭部凹部2に差込
まれた爪部材11の内側に位置し、これにより、爪部材
11の内側への屈曲が阻止されるので、爪部材11が頭
部凹部2の器具装着用段部10に引っ掛かった状態に保
持される。
【0010】ところで、上記のように、従来、バーナー
やコンロなどの器具に設けられるカセットボンベ装着装
置は、ねじ結合されたキャップ本体6を回転させること
により、開栓筒5を、頭部凹部2に差込まれた爪部材1
1の内側に位置させ、開栓筒5をカセットボンベ1の開
栓バルブ3に密着させるようにしているので、キャップ
本体6の締め付け具合の確認が行いにくく、キャップ本
体6を必要以上に締め付けたり、キャップ本体6の締め
付けが緩かったりするという問題がある。
【0011】また、キャップ本体6と開栓筒5とがねじ
結合され、キャップ本体6を回転させることにより、開
栓筒5をカセットボンベ1の開栓バルブ3に密着させて
いくため、カセットボンベの装着に時間がかかるという
問題がある。
【0012】そこで、この発明は、カセットボンベと器
具との装着を簡単、確実にしようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、頭部凹部の
中央に開栓バルブを有し、頭部凹部の上端内周面に器具
装着用段部を有する、液化ブタン等が充填されたカセッ
トガスボンベと、バーナーやコンロなどの器具とを装着
するカセットガスボンベ装着装置において、カセットガ
スボンベの頭部凹部の器具装着用段部に着脱自在に嵌め
入れられる爪部材の内側に、上記カセットガスボンベの
頭部凹部内の開栓バルブに被せられる開栓筒を、上記カ
セットガスボンベの頭部凹部の内外にスライド自在に収
容し、上記爪部材をカセットガスボンベの頭部凹部の器
具装着用段部に嵌め、かつ開栓筒を上記爪部材の先端側
にスライドさせて、開栓筒を上記カセットガスボンベの
頭部凹部内に位置させた状態で、上記爪部材内での開栓
筒の後方側へのスライドを阻止するロック手段を設ける
という手段を採用したことにより、カセットガスボンベ
と器具との装着を簡単、確実に行える。
【0014】
【発明の実施の形態】図1〜図13は、この発明に係る
カセットガスボンベ装着装置の第1の実施形態と、その
使用例を示している。
【0015】この第1の実施形態のカセットガスボンベ
装着装置には、カセットガスボンベ1の開栓バルブ3に
被せる開栓筒21と、カセットガスボンベ1の頭部凹部
2の器具装着用段部10に、着脱自在に嵌め入れられる
爪部材25とを有する。
【0016】上記開栓筒21には、その内周にパッキン
40が装着されている。開栓筒21の外周面は、平行な
垂直面部21aと、円弧面部21bとからなる。
【0017】上記爪部材25は、開栓筒21の平面形状
と同形状の底部25aと、この底部25aから起立する
一対の固定壁25bとからなる。この一対の固定壁25
bの対向する面は、円弧面に形成され、この一対の固定
壁25bの内側に、上記開栓筒21が、軸方向にスライ
ド可能に収容されている。この爪部材25の固定壁25
bの先端外面には、上記カセットガスボンベ1の頭部凹
部2の内周面に形成された器具装着用段部10に引っ掛
かる爪部27が形成されている。
【0018】上記爪部材25の外面には、図2に示すよ
うに、爪部材25の底部25aに重なる底部24aと、
一対の固定壁25bの半分に重なる起立壁24bとから
なるアーム部材24が、爪部材25に対して回動可能に
組み合わされている。
【0019】上記爪部材25の外面側方には、図3
(a)に示すように、開栓筒21が爪部材25内の後方
の凹んだ位置にある状態で、一直線状に揃い、図3
(b)に示すように、開栓筒21を爪部材25の先端側
にスライドさせ、図3(c)に示すように、アーム部材
24を爪部材25に対して回転させることにより、爪部
材25内での開栓筒21の後方側へのスライドを阻止し
た状態で、上記アーム部材24のアーム24cに対して
十字形になるアーム23を形成している。爪部材25の
外面に突出するアーム23の先端には、カセットガスボ
ンベ1のリング4の外周面に引っ掛かる爪部26が形成
されている。また、アーム部材24のアーム24cに
は、一端に、カセットガスボンベ1のリング4の外周面
に引っ掛かる爪部29、他端にカセットガスボンベ1の
頭部凹部2端面に設けられたリング4に形成した位置決
め用の切り欠き部4aに嵌まる回り止め部30を形成し
ている。
【0020】爪部材25の底部25aとアーム部材24
の底部24aの中央部分には、バーナーやコンロなどの
器具本体50に接続される接続筒32を貫通させる貫通
孔33が形成されており、この貫通孔33を通して、器
具本体50の接続筒32と開栓筒21とがビス34によ
って固定されるようになっている。
【0021】上記接続筒32の先端左右には、ロック部
35が形成され、爪部材25の底部25aとアーム部材
24の底部24aとに、ロック部35が通過する通過孔
36と貫通孔33を連続して形成し、開栓筒21を図3
(b)に示すように、爪部材25の先端側にスライドさ
せた状態で、ロック部35が、通過孔36及び貫通孔3
3を通過して、アーム部材24が爪部材25に対して回
転可能となり、図3(c)に示すように、開栓筒21の
後方側へのスライドが阻止されるようになっている。
【0022】この第1の実施形態に係るカセットガスボ
ンベ装着装置20によるカッセットガスボンベ1の装着
は、次のようにして行われる。
【0023】まず、爪部材25のアーム23とアーム部
材24のアーム24cを、カセットガスボンベ1を装着
する前の状態において、図3(a)、図4に示すよう
に、一直線状に揃え、開栓筒21を爪部材25の底部2
5a側にスライドさせて凹ませた状態にする。この状態
で、アーム部材24に形成した回り止め部30を、上記
カセットボンベ1の頭部のリング4に形成した位置決め
用の切り欠き部4aに嵌め、器具本体50をカセットガ
スボンベ1に押し付けて、図4に示すように、カセット
ガスボンベ1の頭部凹部2に、爪部材25の爪部27を
嵌め入れ、器具装着用段部10に爪部27を引っ掛け
る。
【0024】そして、さらに、器具本体50をカセット
ガスボンベ1に押し付けて、器具本体50の接続筒32
のロック部35を、爪部材25とアーム部材24の中央
部分に形成した通過孔36を通過させ、図5に示すよう
に、開栓筒21を、爪部材25の先端まで押し下げた状
態で、カセットガスボンベ1又は器具本体50を持っ
て、図6に示すように、アーム部材24を爪部材25に
対して回転させ、アーム23、24cを十字形になるよ
うに開くと、図5に示すように、開栓筒21が爪部材2
5の先端位置に保持される。これにより、爪部材25の
爪部27がカセットガスボンベ1の頭部凹部2の器具装
着用段部10に引っ掛かって抜け出なくなり、器具本体
50とカセットガスボンベ1との装着が完了する。
【0025】カセットガスボンベ1を外す場合には、爪
部材25のアーム23とアーム部材24のアーム24c
とが、一直線の状態になるように、アーム部材24を爪
部材25に対して回転させ、開栓筒21を爪部材25の
底部25a側にスライドさせて凹ませると、爪部材25
の爪部27が内側に屈曲可能になるため、この状態でカ
セットガスボンベ1の頭部凹部2から爪部材25を引き
抜くことが可能となる。
【0026】上記のように、この発明に係る第1の実施
形態のカセットガスボンベ装着装置20は、爪部材25
とアーム部材24のアーム25c、24cがカセットガ
スボンベ1に装着する前には、一直線状に揃えておくこ
とができるので、嵩張らずに収容することができる。
【0027】図7〜図13は、この第1の実施形態のカ
セットガスボンベ装着装置20を、携帯用ガスコンロに
使用した例を示しており、爪部材25のアーム23とア
ーム部材24のアーム24cを一直線状に揃えることに
より、コンロ本体を収容する収容ケースを、非常に薄く
形成することができる。
【0028】即ち、この携帯用ガスコンロは、ヒンジ5
2によってV字形に開く左右一対の箱体51a、51b
からなる矩形の金属製の収容ケース51と、この収容ケ
ース51内に収容されるコンロ本体53とからなる。
【0029】箱体51a、51bには、V字形の箱体5
1a、51bを間にしてM字形を形成するように開かれ
る脚部54を、左右一対の箱体51a、51bに設けて
いる。上記左右一対の箱体51a、51bの端面壁の上
端には、上記脚部54の開きを止める当り部55を設け
ている。
【0030】V字形に開かれた左右の箱体51a、51
bの端壁の下方よりには、コンロ本体53を着脱可能に
固定する固定部57を設けている。この固定部57は、
板バネによって形成されている。そして、コンロ本体5
3には、燃焼部56と、カセットガスボンベ装着装置と
の間に、固定部57に挿し込む固定板58を設けてい
る。
【0031】上記収容ケース51の箱体51a、51b
の上辺には、爪形の五徳部59が設けられている。ま
た、図8に示すように、五徳部59に、補助五徳63を
着脱可能に設けるようにしてもよい。
【0032】上記コンロ本体53の燃焼部56の側方に
は、遮熱板60を、燃焼部56に重なる位置に閉じ、カ
セットガスボンベ1側に開くように設けられている。
【0033】上記コンロ本体53には、バルブの開閉ハ
ンドル61が、折り畳み可能に設けられている。
【0034】また、コンロ本体53には、着火用の圧電
ユニット62が設置されている。
【0035】次に、図14の(a)、(b)、(c)
は、この発明に係るカセットガスボンベ装着装置の第2
の実施形態を示している。
【0036】第1の実施形態では、一対の爪部材25の
固定壁25bにそれぞれ二つの爪部27を形成している
が、この第2の実施形態では、二つの爪部27の内、1
つをアーム部材24側に形成するようにしたものであ
る。このように、爪部27を爪部材25とアーム部材2
4にそれぞれ分けて形成することにより、爪部材25の
アーム23とアーム部材24のアーム24cを、図14
(c)に示すように、十字形に開くと、それに応じて爪
部27もアーム23、24cと共に開くため、カセット
ガスボンベ1の頭部凹部2の器具装着用段部10に、爪
部27が均一に引っ掛かり易くなる。
【0037】次に、図15〜図20は、この発明に係る
カセットガスボンベ装着装置の第3の実施形態を示して
いる。この第3の実施形態のカセットガスボンベ装着装
置は、カセットガスボンベ1の頭部に被せるキャップ本
体71と、このキャップ本体71に対して軸方向にスラ
イド自在に設けられる開栓筒72とからなる。
【0038】キャップ本体71は、カセットガスボンベ
1の頭部のリング4に被せられる大径筒部73と、この
大径筒部73の内側に形成され、カセットボンベ1の頭
部凹部2に形成された器具装着用段部10に引っ掛かる
爪部材74と、この爪部材74内に、開栓筒72の上部
に形成した連結筒部75を、スライド自在に収容する小
径筒部76とからなる。
【0039】上記キャップ本体71の小径筒部76と、
開栓筒72の連結筒部75には、連結筒部75が小径筒
部76内で回転しないように、連結筒部75の外面に突
壁77を形成し、この突壁77が嵌まる溝部78を小径
筒部76内面に形成している。
【0040】上記連結筒部75の外面の突壁77とキャ
ップ本体71の小径筒部76とには、上記爪部材74内
の開栓筒72を、爪部材74の先端側に位置させた状態
と、爪部材74の先端から凹んだ状態にそれぞれロック
するロック手段を設けている。
【0041】即ち、上記連結筒部75の外面の突壁77
には、軸方向に2箇所の切り欠き部79a、79bを形
成し、この切り欠き部79a、79bに差込むロック棒
80を、キャップ本体71の小径筒部76に、直交する
ように設けている。このロック棒80の端部は、ばね8
1によって、キャップ本体71の小径筒部76の外面に
突出するように設けられている。そして、このロック棒
80には、押し込んだ状態で、連結筒部75の外面の突
壁77が通過する凹所82を形成しており、ばね81に
よってロック棒80を戻すと、ロック棒80が、連結筒
部75の外面の突壁77に形成された軸方向に2箇所の
切り欠き部79a又は79bに引っ掛かって、上記爪部
材74内の開栓筒72が、爪部材74の先端側に位置さ
せた状態と、爪部材74の先端から凹んだ状態にそれぞ
れロックされるようになっている。
【0042】即ち、図16に実線で示すように、開栓筒
72が、爪部材74の先端から凹んだ状態にある場合
は、ロック棒80は、図17(a)、(b)に示すよう
に、連結筒部75の突壁77に形成された開栓筒72側
の切り欠き部79bに引っ掛かっている。そして、この
位置から、図16に破線で示すように、開栓筒72を、
爪部材74の先端に位置させてロックするには、まず、
ロック棒80を、図18(a)、(b)に示す位置から
押し込んで、図19(a)、(b)に示す位置にし、こ
の状態で、開栓筒72を、爪部材74の先端側に押し込
んで、ロック棒80を戻すようにする。
【0043】次に、図21〜図24は、この発明に係る
カセットガスボンベ装着装置の第4の実施形態を示して
いる。
【0044】この第4の実施形態のカセットボンベ装着
装置は、カセットガスボンベ1の頭部に被せるキャップ
本体83と、このキャップ本体83に対して軸方向にス
ライド自在に設けられる開栓筒84とからなる。
【0045】キャップ本体83は、カセットガスボンベ
1の頭部のリング4に被せられる大径筒部85と、この
大径筒部85の内側に形成され、カセットガスボンベ1
の頭部凹部2に形成された器具装着用段部10に引っ掛
かる爪部材86とからなる。
【0046】上記キャップ本体83の中央部には、上記
開栓筒84にボルト87によって固定した連結筒部88
が貫通する貫通孔89を形成している。
【0047】キャップ本体83の貫通孔89から突出す
る、開栓筒84の連結筒部88の中程には、細長い枠体
90が、キャップ本体83の上面と平行に固定されてい
る。そして、キャップ本体83の上面には、上記枠体9
0内に挿入される一対のロック摘み91が起立状態に設
けられ、このロック摘み91の外面には、開栓筒84を
爪部材86の先端側に押し込んだ際に引っ掛かるロック
爪92が形成され、上記爪部材86内の開栓筒84が、
爪部材86の先端側に位置させた状態と、爪部材86の
先端から凹んだ状態にそれぞれロックされるようになっ
ている。
【0048】即ち、図24(a)に示すように、開栓筒
84が、爪部材86の先端から凹んだ状態にある場合
は、ロック爪92の上方に枠体90が載り、開栓筒84
が爪部材86の先端側に移動するのを防止している。そ
して、この位置から、図24(c)に示すように、開栓
筒84を、爪部材86の先端に位置させてロックするに
は、まず、図24(b)に示すように、ロック摘み91
を摘んで、ロック摘み91を内側に倒し、この状態で、
開栓筒84を、爪部材86の先端側に押し込んで、ロッ
ク爪92、枠体90の上面側に引っ掛けるようにする。
【0049】
【発明の効果】以上のように、この発明に係るカセット
ガスボンベの器具装着装置は、カセットガスボンベの頭
部凹部に、爪部材の爪部を嵌め入れ、器具装着用段部に
爪部を引っ掛け、開栓筒をカセットガスボンベの頭部凹
部の内にスライドさせた状態で、開栓筒のスライドをロ
ックするだけで、カセットガスボンベと器具との装着を
簡単且つ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るカセットガスボンベの器具装着
装置の第1の実施形態の分解斜視図
【図2】(a)は、爪部材の一方を示す斜視図、(b)
は、アーム部材の他方を示す斜視図
【図3】(a)、(b)、(c)は、第1の実施形態の
組み立て状態を示す斜視図
【図4】第1の実施形態の固定前の状態を示す一部切欠
平面図図
【図5】第1の実施形態の固定後の状態を示す一部切欠
平面図
【図6】第1の実施形態の固定後の状態を示す側面図
【図7】第1の実施形態を使用する携帯用ガスコンロの
分解斜視図
【図8】第1の実施形態を使用する携帯用ガスコンロの
使用状態を示す斜視図
【図9】上記携帯用ガスコンロの収納ケースの一部を示
す平面図
【図10】カセットガスボンベを取り外した状態の上記
携帯用ガスコンロの斜視図
【図11】上記携帯用ガスコンロの収納ケースに収容し
た状態を示す斜視図
【図12】上記携帯用ガスコンロの収納ケースに収容し
た状態を示す断面図
【図13】上記携帯用ガスコンロの収納ケースを開いた
状態を示す部分断面図
【図14】(a)、(b)、(c)は、第2の実施形態
の組み立て状態を示す斜視図
【図15】第3の実施形態の一部切欠斜視図
【図16】第3の実施形態の一部切欠縦断面図
【図17】(a)は、第3の実施形態における連結筒部
の突壁に形成された開栓筒側の切り欠き部にロック棒が
引っ掛かった状態を示す横断面図、(b)は、その斜視
【図18】(a)は、図17の状態からロック棒を押し
込む状態を示す横断面図、(b)は、その斜視図
【図19】(a)は、図18の状態からロック棒をさら
に押し込んで開栓筒側の切り欠き部からロック棒の引っ
掛かりを解除した状態を示す横断面図、(b)は、その
斜視図
【図20】第3の実施形態の分解斜視図
【図21】第4の実施形態の一部切欠斜視図
【図22】第4の実施形態の一部切欠縦断面図
【図23】第4の実施形態の分解斜視図
【図24】(a)、(b)、(c)は、第4の実施形態
におけるロック状態を示す縦断面図
【図25】従来のカセットガスボンベの器具装着装置の
斜視図
【図26】従来のカセットガスボンベの器具装着装置の
装着状態を示す一部切欠縦断面図
【符号の説明】
1 カセットガスボンベ 2 凹部 3 開栓バルブ 4 リング 4a 位置決め用の切り欠き部 10 器具装着用段部 20 カセットボンベ装着装置 21 開栓筒 21a 垂直面部 21b 円弧面部 23 アーム 24 アーム部材 24c アーム 25 爪部材 25a 底部 25b 固定壁 27 爪部 29 爪部 30 回り止め部 32 接続筒 33 貫通孔 34 ビス 35 ロック部 36 通過孔 40 パッキン 50 器具本体 51a、51b 箱体 51 収容ケース 53 コンロ本体 54 脚部 55 当り部 56 燃焼部 57 固定部 58 固定板 59 五徳部 60 遮熱板 61 開閉ハンドル 62 圧電ユニット 63 補助五徳 71 キャップ本体 72 開栓筒 73 大径筒部 74 爪部材 75 連結筒部 76 小径筒部 77 突壁 78 溝部 79a、79b 切り欠き部 80 ロック棒 81 ばね 82 凹所 83 キャップ本体 84 開栓筒 85 大径筒部 86 爪部材 87 ボルト 88 連結筒部 89 貫通孔 90 枠体 91 ロック摘み 92 ロック爪 52 ヒンジ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭部凹部の中央に開栓バルブを有し、頭
    部凹部の上端内周面に器具装着用段部を有する、液化ブ
    タン等が充填されたカセットガスボンベと、バーナーや
    コンロなどの器具とを装着するカセットガスボンベ装着
    装置において、カセットガスボンベの頭部凹部の器具装
    着用段部に着脱自在に嵌め入れられる爪部材の内側に、
    上記カセットガスボンベの頭部凹部内の開栓バルブに被
    せられる開栓筒を、上記カセットガスボンベの頭部凹部
    の内外にスライド自在に収容し、上記爪部材をカセット
    ガスボンベの頭部凹部の器具装着用段部に嵌め、かつ開
    栓筒を上記爪部材の先端側にスライドさせて、開栓筒を
    上記カセットガスボンベの頭部凹部内に位置させた状態
    で、上記爪部材内での開栓筒の後方側へのスライドを阻
    止するロック手段を設けたことを特徴とするカセットボ
    ンベの器具装着装置。
  2. 【請求項2】 上記爪部材をカセットガスボンベの頭部
    凹部の器具装着用段部に嵌め、かつ開栓筒を上記爪部材
    の先端側にスライドさせて、開栓筒をカセットボンベの
    頭部凹部内に位置させた状態で、上記爪部材に対して回
    転するアーム部材を、上記爪部材の後方に設け、このア
    ーム部材の爪部材に対する回転により、上記爪部材内で
    の開栓筒の後方側へのスライドを阻止するようにした請
    求項1記載のカセットボンベの器具装着装置。
  3. 【請求項3】 上記アーム部材を爪部材に対して回転さ
    せることにより、上記爪部材内での開栓筒の後方側への
    スライドを阻止した状態で、上記アーム部材に対して十
    字形になるアームを、爪部材の側方に形成したことを特
    徴とする請求項2記載のカセットボンベの器具装着装
    置。
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