JP2002031149A - ピボットアッシー - Google Patents
ピボットアッシーInfo
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- sleeve
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/54—Systems consisting of a plurality of bearings with rolling friction
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C35/00—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
- F16C35/04—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of ball or roller bearings
- F16C35/06—Mounting or dismounting of ball or roller bearings; Fixing them onto shaft or in housing
- F16C35/067—Fixing them in a housing
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/4806—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed specially adapted for disk drive assemblies, e.g. assembly prior to operation, hard or flexible disk drives
- G11B5/4813—Mounting or aligning of arm assemblies, e.g. actuator arm supported by bearings, multiple arm assemblies, arm stacks or multiple heads on single arm
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C11/00—Pivots; Pivotal connections
- F16C11/04—Pivotal connections
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2370/00—Apparatus relating to physics, e.g. instruments
- F16C2370/12—Hard disk drives or the like
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moving Of Heads (AREA)
- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
- Rotational Drive Of Disk (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 回転精度を向上させて、且つ製造コストを削
減することができる磁気ディスク記憶装置用ピボットア
ッシーを提供する。 【解決手段】 一対の玉軸受２の外輪２ａをアクチュエ
ータブロック３の軸孔３ａに直接嵌入するようにして、
ピボットアッシー１を構成した。このように構成するこ
とで、一対の玉軸受２とアクチュエータブロック３とに
介在させるスリーブが不要となり、ピボットアッシー１
の製造コストを削減することができる。また、スリーブ
を介在させないので、玉軸受２の外輪２ａの厚みを厚く
して玉軸受２の剛性を向上させることができ、ピボット
アッシー１の回転精度を向上させることができる。
減することができる磁気ディスク記憶装置用ピボットア
ッシーを提供する。 【解決手段】 一対の玉軸受２の外輪２ａをアクチュエ
ータブロック３の軸孔３ａに直接嵌入するようにして、
ピボットアッシー１を構成した。このように構成するこ
とで、一対の玉軸受２とアクチュエータブロック３とに
介在させるスリーブが不要となり、ピボットアッシー１
の製造コストを削減することができる。また、スリーブ
を介在させないので、玉軸受２の外輪２ａの厚みを厚く
して玉軸受２の剛性を向上させることができ、ピボット
アッシー１の回転精度を向上させることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、スピンドルモータ
用のピボットアッシーに関するもので、特に、製造コス
トを改善させたピボットアッシーに関する。
用のピボットアッシーに関するもので、特に、製造コス
トを改善させたピボットアッシーに関する。
【０００２】
【従来の技術】ハードディスク駆動装置（以下、ＨＤＤ
と称す）等に使用されるスピンドルモータには高い回転
精度及び低振動が要求されており、図３に示すような一
対の玉軸受を備えたピボットアッシー５１により、スイ
ングアームのアクチュエータブロック３を支持する構造
が従来から知られていた。このようなピボットアッシー
５１は、固定軸４、一対の玉軸受５２及びスリーブ５３
を具備しており、該スリーブ５３の外周面にアクチュエ
ータブロック３の軸孔３ａが嵌合されている。また、図
３に示すように、スリーブ５３内周面の両側には、軸受
突当て面５４を有して一対の玉軸受５２の外輪５２ａが
それぞれ嵌入される軸受嵌合部５５がスリーブ５３軸線
と同芯に形成されている。そして、このスリーブ５３の
精度、特に、一対の軸受嵌入部５５とスリーブ５３外周
面との同芯度は、アクチュエータブロック３、即ちスイ
ングアームアクチュエータの性能（回転精度及び振動）
を決定付ける要因となるので、高精度の加工が要求され
る部分である。
と称す）等に使用されるスピンドルモータには高い回転
精度及び低振動が要求されており、図３に示すような一
対の玉軸受を備えたピボットアッシー５１により、スイ
ングアームのアクチュエータブロック３を支持する構造
が従来から知られていた。このようなピボットアッシー
５１は、固定軸４、一対の玉軸受５２及びスリーブ５３
を具備しており、該スリーブ５３の外周面にアクチュエ
ータブロック３の軸孔３ａが嵌合されている。また、図
３に示すように、スリーブ５３内周面の両側には、軸受
突当て面５４を有して一対の玉軸受５２の外輪５２ａが
それぞれ嵌入される軸受嵌合部５５がスリーブ５３軸線
と同芯に形成されている。そして、このスリーブ５３の
精度、特に、一対の軸受嵌入部５５とスリーブ５３外周
面との同芯度は、アクチュエータブロック３、即ちスイ
ングアームアクチュエータの性能（回転精度及び振動）
を決定付ける要因となるので、高精度の加工が要求され
る部分である。
【０００３】しかしながら、従来のピボットアッシー５
１では、スリーブ５３外周面の回転精度は、軸受外輪５
２ａの精度とスリーブ５３内周面の加工精度並びにスリ
ーブ５３外周面の加工精度との合成和で左右され、ま
た、スリーブ５３内周面に形成される一対の軸受嵌入部
５５がスリーブの両側からそれぞれに加工されるため、
一対の軸受嵌入部５５の同芯度、さらには該一対の軸受
嵌入部５５とスリーブ５３外周面との同芯度を高精度で
加工するのが困難であり、その加工に多くの手間と時間
を要してピボットアッシー５１の製造コストを増大させ
ると同時に、合成精度向上のための余計な工程と時間と
を要していた。
１では、スリーブ５３外周面の回転精度は、軸受外輪５
２ａの精度とスリーブ５３内周面の加工精度並びにスリ
ーブ５３外周面の加工精度との合成和で左右され、ま
た、スリーブ５３内周面に形成される一対の軸受嵌入部
５５がスリーブの両側からそれぞれに加工されるため、
一対の軸受嵌入部５５の同芯度、さらには該一対の軸受
嵌入部５５とスリーブ５３外周面との同芯度を高精度で
加工するのが困難であり、その加工に多くの手間と時間
を要してピボットアッシー５１の製造コストを増大させ
ると同時に、合成精度向上のための余計な工程と時間と
を要していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上記
事情に鑑みてなされたもので、スリーブを省略した構造
とすることにより、製造コストが改善されたスイングア
ームアクチュエータ用ピボットアッシーを提供すること
を目的とする。
事情に鑑みてなされたもので、スリーブを省略した構造
とすることにより、製造コストが改善されたスイングア
ームアクチュエータ用ピボットアッシーを提供すること
を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項１に記載の発明は、固定軸に設
置された一対の玉軸受によりアクチュエータブロックを
支持するスイングアームアクチュエータ用のピボットア
ッシーであって、一対の玉軸受をアクチュエータブロッ
クの軸孔に嵌合したことを特徴とする。
に、本発明のうち請求項１に記載の発明は、固定軸に設
置された一対の玉軸受によりアクチュエータブロックを
支持するスイングアームアクチュエータ用のピボットア
ッシーであって、一対の玉軸受をアクチュエータブロッ
クの軸孔に嵌合したことを特徴とする。
【０００６】このように構成することで、一対の玉軸受
とアクチュエータブロックとに介在させるスリーブが不
要となり、ピボットアッシーのコストを大幅に削減する
ことができる。また、スリーブが不要となることで、玉
軸受のラジアル方向の厚みをスリーブの厚み分だけ厚く
して、玉軸受の剛性を向上させることができる。
とアクチュエータブロックとに介在させるスリーブが不
要となり、ピボットアッシーのコストを大幅に削減する
ことができる。また、スリーブが不要となることで、玉
軸受のラジアル方向の厚みをスリーブの厚み分だけ厚く
して、玉軸受の剛性を向上させることができる。
【０００７】また、本発明のうち請求項２に記載の発明
は、一対の玉軸受にスペーサを介在させたことを特徴と
する。
は、一対の玉軸受にスペーサを介在させたことを特徴と
する。
【０００８】このように構成することで、スリーブを用
いなくても、一対の玉軸受を所定間隔で固定軸に設置す
ることができる。
いなくても、一対の玉軸受を所定間隔で固定軸に設置す
ることができる。
【０００９】また、本発明のうち請求項３に記載の発明
は、一対の玉軸受を、外輪の一側に形成した延出部を互
いに当接させて固定軸に設置したことを特徴とする。
は、一対の玉軸受を、外輪の一側に形成した延出部を互
いに当接させて固定軸に設置したことを特徴とする。
【００１０】このように構成することで、スリーブ及び
スペーサを用いなくても、一対の玉軸受を固定軸に設置
することができる。
スペーサを用いなくても、一対の玉軸受を固定軸に設置
することができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態のピボット
アッシーを図１に基づいて説明する。まず、本実施の形
態のピボットアッシーの概略を説明する。本実施の形態
のピボットアッシー１は、一対の玉軸受２の外輪２ａの
厚み（図１中のＴa）を、従来のピボットアッシー５１
の玉軸受５２の外輪５２ａの厚み（図３中のＴ1）より
もスリーブ５３の厚み（図３中のＴ2）だけ厚く形成
し、該一対の玉軸受２の外輪２ａに、スイングアームの
アクチュエータブロック３を直接嵌入した。これによ
り、従来のピボットアッシー５１のアクチュエータブロ
ック３（図３参照）と一対の玉軸受５２とに介在させる
スリーブ５３が不要となり、ピボットアッシー１の製造
コストを大幅に削減させる構造になっている。また、ア
クチュエータブロック３が玉軸受２に直接嵌合されると
共に、外輪２ａの厚みが増して玉軸受２の剛性が向上す
ることにより、アクチュエータブロック３とピボットア
ッシー１との振れ精度（同芯度）が得易くなり、高い回
転（揺動）精度のスイングアームアクチュエータが容易
に実現できる構造になっている。また、図３中のＴ２厚
みを外輪５２ａ・内輪５２ｂに振り分けた、或いはＴ２
厚み増分を考慮した大きい軸受としてもよい。
アッシーを図１に基づいて説明する。まず、本実施の形
態のピボットアッシーの概略を説明する。本実施の形態
のピボットアッシー１は、一対の玉軸受２の外輪２ａの
厚み（図１中のＴa）を、従来のピボットアッシー５１
の玉軸受５２の外輪５２ａの厚み（図３中のＴ1）より
もスリーブ５３の厚み（図３中のＴ2）だけ厚く形成
し、該一対の玉軸受２の外輪２ａに、スイングアームの
アクチュエータブロック３を直接嵌入した。これによ
り、従来のピボットアッシー５１のアクチュエータブロ
ック３（図３参照）と一対の玉軸受５２とに介在させる
スリーブ５３が不要となり、ピボットアッシー１の製造
コストを大幅に削減させる構造になっている。また、ア
クチュエータブロック３が玉軸受２に直接嵌合されると
共に、外輪２ａの厚みが増して玉軸受２の剛性が向上す
ることにより、アクチュエータブロック３とピボットア
ッシー１との振れ精度（同芯度）が得易くなり、高い回
転（揺動）精度のスイングアームアクチュエータが容易
に実現できる構造になっている。また、図３中のＴ２厚
みを外輪５２ａ・内輪５２ｂに振り分けた、或いはＴ２
厚み増分を考慮した大きい軸受としてもよい。
【００１２】次に、本実施の形態のピボットアッシー１
を詳細に説明する。図１に示すように、本実施の形態の
ピボットアッシー１は、図示しない磁気ディスク記憶装
置のベースプレートに立設させる固定軸４と、該固定軸
４に一対で設置される玉軸受２と、該一対の玉軸受２に
介在させるリング状のスペーサ５とを具備している。各
々の玉軸受２は、外輪２ａの内周面２ｃの両側縁に環状
溝部７を備えており、該環状溝部７には、外輪２ａと内
輪２ｂとの間に封入されたグリースの漏れを防ぐと共に
転動面への異物の侵入を防止するシールド６が取付けら
れている。また、図１に示すように、スペーサ５の両側
面の内側には、スペーサ５の厚み方向に突出させた環状
の凸部５ａが形成されており、該両側の凸部５ａが一対
の玉軸受２の対向する環状溝部７に係合する構造になっ
ている。なお、スペーサ５の外径は、玉軸受２の外径よ
りも若干小さく形成されている。また、下側に位置する
玉軸受２の内輪２ｂの一側を固定軸４のフランジ部４ａ
に当接させて一対の玉軸受２を固定軸４の軸線方向に位
置決めする。そして、該一対の玉軸受２をアクチュエー
タブロック３の軸孔３ａに嵌入することにより、ピボッ
トアッシー１でアクチュエータブロック３を支持する構
造になっている。
を詳細に説明する。図１に示すように、本実施の形態の
ピボットアッシー１は、図示しない磁気ディスク記憶装
置のベースプレートに立設させる固定軸４と、該固定軸
４に一対で設置される玉軸受２と、該一対の玉軸受２に
介在させるリング状のスペーサ５とを具備している。各
々の玉軸受２は、外輪２ａの内周面２ｃの両側縁に環状
溝部７を備えており、該環状溝部７には、外輪２ａと内
輪２ｂとの間に封入されたグリースの漏れを防ぐと共に
転動面への異物の侵入を防止するシールド６が取付けら
れている。また、図１に示すように、スペーサ５の両側
面の内側には、スペーサ５の厚み方向に突出させた環状
の凸部５ａが形成されており、該両側の凸部５ａが一対
の玉軸受２の対向する環状溝部７に係合する構造になっ
ている。なお、スペーサ５の外径は、玉軸受２の外径よ
りも若干小さく形成されている。また、下側に位置する
玉軸受２の内輪２ｂの一側を固定軸４のフランジ部４ａ
に当接させて一対の玉軸受２を固定軸４の軸線方向に位
置決めする。そして、該一対の玉軸受２をアクチュエー
タブロック３の軸孔３ａに嵌入することにより、ピボッ
トアッシー１でアクチュエータブロック３を支持する構
造になっている。
【００１３】このような構成において、本実施の形態の
ピボットアッシーの作用を説明する。本実施の形態のピ
ボットアッシー１は、一対の玉軸受２の外輪２ａの厚み
（図１中のＴa）を、従来のピボットアッシー５１の玉
軸受５２の外輪５２ａの厚み（図３中のＴ1）よりもス
リーブ５３の厚み（図３中のＴ2）だけ厚く形成し、該
一対の玉軸受２の外輪２ａに、スピンドルモータのアク
チュエータブロック３を直接嵌入した。これにより、従
来のピボットアッシー５１で用いていたスリーブ５３
（図３参照）が不要となり、ピボットアッシー１の製造
コストを大幅に削減することができる。
ピボットアッシーの作用を説明する。本実施の形態のピ
ボットアッシー１は、一対の玉軸受２の外輪２ａの厚み
（図１中のＴa）を、従来のピボットアッシー５１の玉
軸受５２の外輪５２ａの厚み（図３中のＴ1）よりもス
リーブ５３の厚み（図３中のＴ2）だけ厚く形成し、該
一対の玉軸受２の外輪２ａに、スピンドルモータのアク
チュエータブロック３を直接嵌入した。これにより、従
来のピボットアッシー５１で用いていたスリーブ５３
（図３参照）が不要となり、ピボットアッシー１の製造
コストを大幅に削減することができる。
【００１４】また、アクチュエータブロック３と玉軸受
２とに介在するスリーブ５３がなくなることにより、該
スリーブ５３と玉軸受２の外輪２ａとの嵌合い精度及び
接触面の摩耗等の問題がなくなり、さらに、外輪２ａの
厚みが増すと共にスペーサ５の凸部５ａが、各々の玉軸
受２の外輪２ａの一側に設けられた環状溝部７に係合さ
れることでアライメントが保たれて、ピボットアッシー
１の剛性が確保されることにより、アクチュエータブロ
ック３とピボットアッシー１との振れ精度（同芯度）が
得易くなり、図示しないスイングアームアクチュエータ
の回転（揺動）精度を向上させることができる。
２とに介在するスリーブ５３がなくなることにより、該
スリーブ５３と玉軸受２の外輪２ａとの嵌合い精度及び
接触面の摩耗等の問題がなくなり、さらに、外輪２ａの
厚みが増すと共にスペーサ５の凸部５ａが、各々の玉軸
受２の外輪２ａの一側に設けられた環状溝部７に係合さ
れることでアライメントが保たれて、ピボットアッシー
１の剛性が確保されることにより、アクチュエータブロ
ック３とピボットアッシー１との振れ精度（同芯度）が
得易くなり、図示しないスイングアームアクチュエータ
の回転（揺動）精度を向上させることができる。
【００１５】次に、他の実施の形態のピボットアッシー
を図２に基づいて説明する。なお、前述したピボットア
ッシー１（図１参照）と構成が同じ部分については同じ
名称及び同じ符合を付与する。まず、他の実施の形態の
ピボットアッシー３１の概略を説明する。他の実施の形
態のピボットアッシー３１は、一対の玉軸受３２の外輪
３２ａの厚み（図２中のＴb）を、従来のピボットアッ
シー５１の玉軸受５２の外輪５２ａの厚み（図３中のＴ
1）よりもスリーブ５３の厚み（図３中のＴ2）だけ厚く
形成し、該一対の玉軸受３２の外輪３２ａに、スイング
アームアクチュエータのアクチュエータブロック３を直
接嵌合した。また、図２に示すように、一対の玉軸受３
２の外輪３２ａの一側に延出部３３を設けておいて、一
対の玉軸受３２を、該延出部３３を互いに当接させるよ
うにして固定軸４に設置した。これにより、従来のピボ
ットアッシー５１に用いられていたスリーブ５３（図３
参照）及び前述したピボットアッシー１に用いられるス
ペーサ５（図１参照）が不要となると共に、シールド６
及び該シールド６を取付するための環状溝部７の数が減
少して、ピボットアッシー３１の構造が簡素化されるこ
とにより製造コストを削減する構造になっている。ま
た、アクチュエータブロック３が玉軸受３２に直接嵌合
されると共に、外輪３２ａの厚みが増して玉軸受３２の
剛性が向上することにより、アクチュエータブロック３
とピボットアッシー３１との振れ精度（同芯度）が得易
くなり、ピボットアッシー３１、即ちスイングアームの
回転（揺動）精度を向上させる構造になっている。
を図２に基づいて説明する。なお、前述したピボットア
ッシー１（図１参照）と構成が同じ部分については同じ
名称及び同じ符合を付与する。まず、他の実施の形態の
ピボットアッシー３１の概略を説明する。他の実施の形
態のピボットアッシー３１は、一対の玉軸受３２の外輪
３２ａの厚み（図２中のＴb）を、従来のピボットアッ
シー５１の玉軸受５２の外輪５２ａの厚み（図３中のＴ
1）よりもスリーブ５３の厚み（図３中のＴ2）だけ厚く
形成し、該一対の玉軸受３２の外輪３２ａに、スイング
アームアクチュエータのアクチュエータブロック３を直
接嵌合した。また、図２に示すように、一対の玉軸受３
２の外輪３２ａの一側に延出部３３を設けておいて、一
対の玉軸受３２を、該延出部３３を互いに当接させるよ
うにして固定軸４に設置した。これにより、従来のピボ
ットアッシー５１に用いられていたスリーブ５３（図３
参照）及び前述したピボットアッシー１に用いられるス
ペーサ５（図１参照）が不要となると共に、シールド６
及び該シールド６を取付するための環状溝部７の数が減
少して、ピボットアッシー３１の構造が簡素化されるこ
とにより製造コストを削減する構造になっている。ま
た、アクチュエータブロック３が玉軸受３２に直接嵌合
されると共に、外輪３２ａの厚みが増して玉軸受３２の
剛性が向上することにより、アクチュエータブロック３
とピボットアッシー３１との振れ精度（同芯度）が得易
くなり、ピボットアッシー３１、即ちスイングアームの
回転（揺動）精度を向上させる構造になっている。
【００１６】次に、他の実施の形態のピボットアッシー
３１を詳細に説明する。図２に示すように、他の実施の
形態のピボットアッシー３１は、図示しない磁気ディス
ク記憶装置のベースプレートに立設される固定軸４と、
該固定軸４に一対で固定される玉軸受３２とを具備して
いる。各々の玉軸受３２は、外輪３２ａの内周面３２ｃ
の一側縁に環状溝部７を備えており、該環状溝部７に
は、封入されたグリースの外部への漏れを防ぐと共に転
動面への異物の侵入を防止するシールド６が設けられて
いる。また、図２に示すように、一対の玉軸受３２の各
々の外輪３２ａの他側には、軸線方向に延出させた延出
部３３が形成されており、一対の玉軸受３２は、該延出
部３３を互いに当接させると共に、下側に位置する玉軸
受３２の内輪３２ｂの一側を固定軸４に形成されたフラ
ンジ部４ａに当接させることにより、位置決めされて固
定軸４に設置されている。そして、該一対の玉軸受３２
をアクチュエータブロック３の軸孔３ａに嵌入すること
により、ピボットアッシー３２でアクチュエータブロッ
ク３を支持する構造になっている。
３１を詳細に説明する。図２に示すように、他の実施の
形態のピボットアッシー３１は、図示しない磁気ディス
ク記憶装置のベースプレートに立設される固定軸４と、
該固定軸４に一対で固定される玉軸受３２とを具備して
いる。各々の玉軸受３２は、外輪３２ａの内周面３２ｃ
の一側縁に環状溝部７を備えており、該環状溝部７に
は、封入されたグリースの外部への漏れを防ぐと共に転
動面への異物の侵入を防止するシールド６が設けられて
いる。また、図２に示すように、一対の玉軸受３２の各
々の外輪３２ａの他側には、軸線方向に延出させた延出
部３３が形成されており、一対の玉軸受３２は、該延出
部３３を互いに当接させると共に、下側に位置する玉軸
受３２の内輪３２ｂの一側を固定軸４に形成されたフラ
ンジ部４ａに当接させることにより、位置決めされて固
定軸４に設置されている。そして、該一対の玉軸受３２
をアクチュエータブロック３の軸孔３ａに嵌入すること
により、ピボットアッシー３２でアクチュエータブロッ
ク３を支持する構造になっている。
【００１７】このような構成において、他の実施の形態
のピボットアッシーの作用を説明する。他の実施の形態
のピボットアッシー３１は、一対の玉軸受３２の外輪３
２ａの厚み（図２中のＴb）を、従来のピボットアッシ
ー５１の玉軸受５２の外輪５２ａの厚み（図３中のＴ
1）よりもスリーブ５３の厚み（図３中のＴ2）だけ厚く
形成して、該一対の玉軸受３２の外輪３２ａにスイング
アームアクチュエータのアクチュエータブロック３を直
接嵌入した。また、一対の玉軸受３２の各々の外輪３２
ａの一側に延出部３３を設けておいて、一対の玉軸受３
２を、互いの延出部３３を当接させるようにしてピボッ
トアッシー３１に設置した。したがって、従来のピボッ
トアッシー５１に用いられていたスリーブ５３（図３参
照）及び前述したピボットアッシー１に用いられるスペ
ーサ５（図１参照）が不要となると共に、シールド６及
び該シールド６を取付するための環状溝部７の数が減少
して、ピボットアッシー３１の構造が簡素化されること
により、製造コストを大幅に削減することができる。
のピボットアッシーの作用を説明する。他の実施の形態
のピボットアッシー３１は、一対の玉軸受３２の外輪３
２ａの厚み（図２中のＴb）を、従来のピボットアッシ
ー５１の玉軸受５２の外輪５２ａの厚み（図３中のＴ
1）よりもスリーブ５３の厚み（図３中のＴ2）だけ厚く
形成して、該一対の玉軸受３２の外輪３２ａにスイング
アームアクチュエータのアクチュエータブロック３を直
接嵌入した。また、一対の玉軸受３２の各々の外輪３２
ａの一側に延出部３３を設けておいて、一対の玉軸受３
２を、互いの延出部３３を当接させるようにしてピボッ
トアッシー３１に設置した。したがって、従来のピボッ
トアッシー５１に用いられていたスリーブ５３（図３参
照）及び前述したピボットアッシー１に用いられるスペ
ーサ５（図１参照）が不要となると共に、シールド６及
び該シールド６を取付するための環状溝部７の数が減少
して、ピボットアッシー３１の構造が簡素化されること
により、製造コストを大幅に削減することができる。
【００１８】また、アクチュエータブロック３が玉軸受
３２に直接嵌合されると共に、外輪３２ａの厚みが増し
て玉軸受３２の剛性が向上することにより、アクチュエ
ータブロック３とピボットアッシー３１との振れ精度
（同芯度）が得易くなり、ピボットアッシー３１、即ち
スイングアームアクチュエータの回転（揺動）精度を向
上させることができる。
３２に直接嵌合されると共に、外輪３２ａの厚みが増し
て玉軸受３２の剛性が向上することにより、アクチュエ
ータブロック３とピボットアッシー３１との振れ精度
（同芯度）が得易くなり、ピボットアッシー３１、即ち
スイングアームアクチュエータの回転（揺動）精度を向
上させることができる。
【００１９】
【発明の効果】本発明のうち請求項１に記載の発明によ
れば、ピボットアッシーの一対の玉軸受の外輪をアクチ
ュエータブロックの軸孔に直接嵌入させたので、従来の
ピボットアッシーにおいて一対の玉軸受とアクチュエー
タブロックとに介在させていたスリーブが不要となり、
ピボットアッシーの製造コストを大幅に削減することが
できる。また、スリーブを介在させないので、該スリー
ブと玉軸受の外輪との嵌合い精度及び接触面の摩耗等の
問題がなくなると共に、一対の玉軸受の外輪の厚みを従
来のピボットアッシーの玉軸受の外輪の厚みよりもスリ
ーブの厚みだけ厚く形成して玉軸受の剛性を向上させる
ことができ、外輪の厚みを大きくすることでアクチュエ
ータブロックに圧入組込み等による変形も起きにくく、
アクチュエータブロックとピボットアッシーとの振れ精
度（同芯度）が得易くなり、スイングアームアクチュエ
ータの回転（揺動）精度を向上させることができる。
れば、ピボットアッシーの一対の玉軸受の外輪をアクチ
ュエータブロックの軸孔に直接嵌入させたので、従来の
ピボットアッシーにおいて一対の玉軸受とアクチュエー
タブロックとに介在させていたスリーブが不要となり、
ピボットアッシーの製造コストを大幅に削減することが
できる。また、スリーブを介在させないので、該スリー
ブと玉軸受の外輪との嵌合い精度及び接触面の摩耗等の
問題がなくなると共に、一対の玉軸受の外輪の厚みを従
来のピボットアッシーの玉軸受の外輪の厚みよりもスリ
ーブの厚みだけ厚く形成して玉軸受の剛性を向上させる
ことができ、外輪の厚みを大きくすることでアクチュエ
ータブロックに圧入組込み等による変形も起きにくく、
アクチュエータブロックとピボットアッシーとの振れ精
度（同芯度）が得易くなり、スイングアームアクチュエ
ータの回転（揺動）精度を向上させることができる。
【００２０】また、本発明のうち請求項２に記載の発明
によれば、一対の玉軸受にスペーサを介在させると共
に、該スペーサに形成した環状の凸部を各々の玉軸受の
外輪の一側に設けられた環状溝部に係合させたので、両
軸受のアライメントが保たれスリーブを省くことができ
る共に、ピボットアッシーに高い剛性を持たせることが
でき、ピボットアッシーの製造コストを削減しながら、
ピボットアッシーの振れ精度を向上させてスイングアー
ムアクチュエータの回転（揺動）精度を向上させること
ができる。
によれば、一対の玉軸受にスペーサを介在させると共
に、該スペーサに形成した環状の凸部を各々の玉軸受の
外輪の一側に設けられた環状溝部に係合させたので、両
軸受のアライメントが保たれスリーブを省くことができ
る共に、ピボットアッシーに高い剛性を持たせることが
でき、ピボットアッシーの製造コストを削減しながら、
ピボットアッシーの振れ精度を向上させてスイングアー
ムアクチュエータの回転（揺動）精度を向上させること
ができる。
【００２１】また、本発明のうち請求項３に記載の発明
によれば、一対の玉軸受の各々の外輪の一側に延出部を
設け、該延出部を互いに当接させて一対の玉軸受を固定
軸に設置したので、スリーブ及び一対の玉軸受に介在さ
せるスペーサが不要となると共に、シールド及び環状溝
部の数が減少して玉軸受の構造が簡素化されて、ピボッ
トアッシーの製造コストを大幅に削減することができ
る。
によれば、一対の玉軸受の各々の外輪の一側に延出部を
設け、該延出部を互いに当接させて一対の玉軸受を固定
軸に設置したので、スリーブ及び一対の玉軸受に介在さ
せるスペーサが不要となると共に、シールド及び環状溝
部の数が減少して玉軸受の構造が簡素化されて、ピボッ
トアッシーの製造コストを大幅に削減することができ
る。
【図１】本実施の形態のピボットアッシーの説明図であ
る。
る。
【図２】他の実施の形態のピボットアッシーの説明図で
ある。
ある。
【図３】従来のピボットアッシーの説明図である。
１ ピボットアッシー ２ 玉軸受 ３ アクチュエータブロック ３ａ 軸孔 ４ 固定軸 ５ スペーサ ３１ ピボットアッシー（他の実施の形態） ３２ 玉軸受（他の実施の形態） ３２ａ 外輪（他の実施の形態） ３３ 延出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 3J017 AA03 BA10 CA01 CA06 DA01 DB03 3J101 AA02 AA54 AA62 AA81 BA54 BA77 FA44 GA53 5D109 BB03 BB13 BB16 BB21
Claims (3)
- 【請求項１】 固定軸に設置された一対の玉軸受により
アクチュエータブロックを支持する磁気ディスク記憶装
置のピボットアッシーであって、 前記一対の玉軸受を前記アクチュエータブロックの軸孔
に嵌合したことを特徴とするピボットアッシー。 - 【請求項２】 前記一対の玉軸受にスペーサを介在させ
たことを特徴とする請求項１に記載のピボットアッシ
ー。 - 【請求項３】 前記一対の玉軸受を、外輪の一側に形成
した延出部を互いに当接させて前記固定軸に設置したこ
とを特徴とする請求項１又は２に記載のピボットアッシ
ー。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000215807A JP2002031149A (ja) | 2000-07-17 | 2000-07-17 | ピボットアッシー |
| US09/902,272 US20020006015A1 (en) | 2000-07-17 | 2001-07-11 | Pivot assembly |
| US11/073,843 US20050146810A1 (en) | 2000-07-17 | 2005-03-08 | Pivot assembly |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000215807A JP2002031149A (ja) | 2000-07-17 | 2000-07-17 | ピボットアッシー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002031149A true JP2002031149A (ja) | 2002-01-31 |
Family
ID=18711171
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000215807A Pending JP2002031149A (ja) | 2000-07-17 | 2000-07-17 | ピボットアッシー |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US20020006015A1 (ja) |
| JP (1) | JP2002031149A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012233509A (ja) * | 2011-04-28 | 2012-11-29 | Minebea Co Ltd | ピボットアッシー軸受 |
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| JP2019164851A (ja) * | 2018-03-19 | 2019-09-26 | 株式会社東芝 | ディスク装置 |
| CN111022490A (zh) * | 2019-11-25 | 2020-04-17 | 天津津航技术物理研究所 | 一种基于高精度转台的增加轴系刚性的轴承 |
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| US4056291A (en) * | 1975-08-04 | 1977-11-01 | Aspro, Inc. | Clutch housing and bearing assembly and method of making the same |
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2000
- 2000-07-17 JP JP2000215807A patent/JP2002031149A/ja active Pending
-
2001
- 2001-07-11 US US09/902,272 patent/US20020006015A1/en not_active Abandoned
-
2005
- 2005-03-08 US US11/073,843 patent/US20050146810A1/en not_active Abandoned
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US20050146810A1 (en) | 2005-07-07 |
| US20020006015A1 (en) | 2002-01-17 |
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