JP2002029592A - パレットのドアロック装置 - Google Patents

パレットのドアロック装置

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JP2002029592A
JP2002029592A JP2000214428A JP2000214428A JP2002029592A JP 2002029592 A JP2002029592 A JP 2002029592A JP 2000214428 A JP2000214428 A JP 2000214428A JP 2000214428 A JP2000214428 A JP 2000214428A JP 2002029592 A JP2002029592 A JP 2002029592A
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JP
Japan
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pallet
door
rope
lever
lock lever
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JP2000214428A
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Atsuo Suehiro
篤夫 末廣
Takayasu Sakakibara
高保 榊原
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Koyo Seiko Co Ltd
Kowa Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
Kowa Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性に優れたパレットのドアロック装置を
提供すること。 【解決手段】 パレット1の下面にはフロントドア40
およびリアドア41が回動可能に装着されており、ロッ
クレバー20が垂直なロック状態に回動しているときに
はフロントドア40およびリアドア41が閉鎖され、ロ
ックレバー20が矢印C方向へ傾倒したアンロック状態
に回動したときにはフロントドア40およびリアドア4
1が自重で開放状態に回動する。この場合、ロックレバ
ー20にロープ52が連結されており、ロープ52の操
作時にはロックレバー20がロック状態からアンロック
状態に回動する。従って、パレット1から離れた場所に
居るままでロックレバー20を操作できるので、操作性
が高まる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パレットのドアを
閉鎖状態にロックするロックレバーを備えたパレットの
ドアロック装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】上記パレットのドアロ
ック装置には、特開平7−304598号公報に開示さ
れているように、ロックレバーのアンロックバーを押圧
することに基づいてロックレバーをロック状態からアン
ロック状態に操作する構成のものがある。この構成の場
合、作業者がわざわざパレットに近付いてアンロックバ
ーを操作する手間が必要になるので、操作性の点で改善
の余地が残されている。本発明は上記事情に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、操作性に優れたパレット
のドアロック装置を提供することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のパレット
のドアロック装置は、パレットのドアを閉鎖状態にロッ
クするロックレバーと、前記ロックレバーに連結され前
記ロックレバーをロック状態からアンロック状態に操作
するロープとを備えたところに特徴を有している。上記
手段によれば、作業者がロープを操作することに基づい
てロックレバーがロック状態からアンロック状態に操作
される。このため、作業者がロックレバーの操作時にパ
レットに近付く必要がなくなり、パレットから離れた場
所に居るままでロックレバーを操作できるので、操作性
が高まる。
【0004】請求項2記載のパレットのドアロック装置
は、パレットに設けられた2個のパレットローラと、ロ
ックレバーに設けられた1個のレバーローラとを備え、
ロープが一方のパレットローラからレバーローラを介し
て他方のパレットローラに掛渡されているところに特徴
を有している。上記手段によれば、ロックレバー側のレ
バーローラが動滑車として機能し、ロープの小さい操作
力でロックレバーが動作するようになるので、操作性が
一層高まる。
【0005】請求項3記載のパレットのドアロック装置
は、ロープのうち2個のパレットローラおよび1個のレ
バーローラ間に位置する部分にカバーが被せられている
ところに特徴を有している。上記手段によれば、ロープ
の交差部分に異物が当ることが防止される。このため、
ロープ相互間が絡まったり、ロープの動きが不安定にな
ることが防止されるので、信頼性が高まる。
【0006】請求項4記載のパレットのドアロック装置
は、ロックレバーの下端部がパレットに回動可能に連結
され、ロックレバーの上端部にロープが連結されている
ところに特徴を有している。上記手段によれば、ロープ
を操作すると、ロックレバーが下端部を中心に傾倒した
アンロック状態に回動する。このため、ロープから手を
離してもロックレバーが自重で傾倒したアンロック状態
に保持されるので、ロックレバーをアンロック状態に保
持する専用部品が不要になり、構成が簡単化される。
【0007】請求項5記載のパレットのドアロック装置
は、ロックレバーがロープに対する連結部分とパレット
に対する連結部分とを結ぶ直線に対して残りの部分が出
張る「く」字状をなし、ロックレバーの出張り部分にロ
ックレバーを手動でアンロック状態に操作するためのア
ンロックバーが連結されているところに特徴を有してい
る。上記手段によれば、ロックレバーにロープおよびア
ンロックバーが連結されているので、ロックレバーを遠
方および近傍の双方で操作することができる。しかも、
アンロックバーがロックレバーのうち「く」字状の出張
り部分に連結されているので、アンロックバーを操作し
易くなる。
【0008】請求項6記載のパレットのドアロック装置
は、パレットに引掛具が設けられ、ロープが引掛具に巻
付けられることに基づいて非操作状態に保持されるとこ
ろに特徴を有している。上記手段によれば、ロープを引
掛具に巻付けておくことに基づいて非操作状態に保持で
きる。このため、ロープが不用意に操作されることがな
くなるので、ドアの不用意な開放が防止される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。パレット1は、図3に示すように、
上下面が開口する四角筒状をなすものであり、パレット
1の各辺部にはL字状のアングル2が固定されている。
【0010】パレット1の下面には、図3の(b)に示
すように、左右両側部に位置してリフター3が固定され
ている。これら各リフター3は、図3の(a)に示すよ
うに、前後方向へ延びる四角筒状をなすものであり、パ
レット1の運搬時には、図6に示すように、両リフター
3内にフォークリフトAのフォークBが挿入され、パレ
ット1がフォークBにより持上げれられる。
【0011】パレット1の前端部には、図1の(a)お
よび(b)に示すように、左右両側部に位置してL字状
をなすアンロックアーム4が軸5を中心に回動可能に装
着されている。これら各アンロックアーム4の重心は軸
5の上方に設定されており、各アンロックアーム4は重
心の偏りで図1の(a)の矢印A方向へ付勢されてい
る。また、両アンロックアーム4の下端部には、図1の
(c)に示すように、プッシャ6が固定されており、両
アンロックアーム4間はプッシャ6を介して連結されて
いる。
【0012】各アンロックアーム4の上端部には、図1
の(a)に示すように、連結アーム7の前端部が軸8を
中心に回動可能に装着されており、各連結アーム7の後
端部には長手方向に沿って延びる長孔9が形成されてい
る。これら各長孔9内にはボルト10が挿入されてお
り、各ボルト10はパレット1に固定されている。
【0013】各連結アーム7の後端部にはロックプレー
ト11の前端部が軸12を中心に回動可能に装着されて
いる。これら各ロックプレート11は切欠状をなす3個
のロック溝13を有するものであり、アンロックアーム
4の重心の偏りおよび連結アーム7の荷重で矢印B方向
へ付勢されている。
【0014】パレット1の後面には、図3の(a)およ
び(b)に示すように、左右両側部に位置してレバーブ
ラケット14が固定されており、各レバーブラケット1
4には、図1の(a)に示すように、レバーベース15
が軸16を中心に回動可能に装着されている。これら各
レバーベース15の上端部にはアンロックバー17が固
定されており、両レバーベース15間はアンロックバー
17を介して連結されている。
【0015】一方のレバーベース15には、図4の
(b)に示すように、連結プレート18を介してレバー
プレート19が固定されている。これら連結プレート1
8およびレバープレート19は一方のレバーベース15
と共に「く」字状のロックレバー20を構成するもので
あり、ロックレバー20は重心の偏りで図1の(a)の
矢印C方向へ付勢されている。
【0016】パレット1の左右両側部にはレバーベース
15の下方に位置してプレート21が固定されている。
これら各プレート21は前方へ向うに従って下降する直
線状の傾斜面22を有するものであり、両プレート21
の傾斜面22上にはロックバー23が乗せられている。
また、各レバーベース15の下端部には、図4の(a)
に示すように、切欠状のバー溝24が形成されており、
ロックバー23は両バー溝24内に挿入されている。
【0017】各レバーベース15には軸16の上方に位
置してロックピン25が固定されており、各ロックピン
25は、図1の(a)に示すように、ロックプレート1
1の中央のロック溝13内に係合されている。これら各
レバーベース15の矢印C方向への付勢力はロックプレ
ート11の矢印B方向への付勢力より小さく設定されて
おり、各ロックプレート11はレバーベース15を矢印
B方向へ押圧することに基づいてレバーベース15の下
端部をパレット1の後面に接触した状態に拘束してい
る。
【0018】パレット1の左右両側板にはドアアーム2
6の前端部が軸27を中心に回動可能に装着されてお
り、各ドアアーム26の後端部には傾斜面28が形成さ
れている。これら各ドアアーム26の後端部は傾斜面2
8と反対側の下面がロックバー23上に乗せられてお
り、ドアアーム26はロックバー23により支えられる
ことに基づいて前下がりの傾斜状態に保持されている。
【0019】各ドアアーム26にはロングアーム29お
よびショートアーム30が共通の軸31を中心に回動可
能に装着されており、各ロングアーム29の下端部に
は、図7に示すように、フロントブラケット32が軸3
3を中心に回動可能に装着され、各フロントブラケット
32にはフロントローラ34が軸35を中心に回動可能
に装着されている。また、各ショートアーム30の下端
部にはリアブラケット36が軸37を中心に回動可能に
装着されており、各リアブラケット37にはリアローラ
38が軸39を中心に回動可能に装着されている。
【0020】両フロントブラケット32間にはフロント
ドア40の後端部が固定されている。このフロントドア
40の前端部はパレット1に回動可能に装着されてお
り、ドアアーム26の傾斜状態では、図1の(a)に示
すように、フロントドア40が水平な閉鎖状態になり、
両リフター3と協働してパレット1の下面のうち前半部
を塞いでいる。
【0021】両リアブラケット36間には、図7に示す
ように、リアドア41の前端部が固定されている。この
リアドア41の後端部はパレット1に回動可能に装着さ
れており、ドアアーム26の傾斜状態では、図1の
(a)に示すように、リアドア41が水平な閉鎖状態に
なり、両リフター3と協働してパレット1の下面のうち
後半部を塞いでいる。
【0022】次にパレット1の使用方法について説明す
る。フロントドア40およびリアドア41の閉鎖状態で
パレット1内に上面から飼料等の運搬物を投入する。そ
して、両リフター3内にフォークリフトAのフォークB
を挿入し、図6に示すように、パレット1をフォークリ
フトAによりトラックCの荷台D上に搬送する。
【0023】パレット1をトラックCの荷台D上に搬送
したら、フォークリフトAを後退させる。すると、プッ
シャ6がトラックCの荷台Dに当り、アンロックアーム
4が反矢印A方向へ回動する。そして、両連結アーム7
が両ボルト10により案内されながら反矢印B方向へス
ライドするので、両ロックプレート11が両連結アーム
7と一体的に反矢印B方向へスライドする。
【0024】両ロックプレート11が反矢印B方向へス
ライドすると、両レバーベース15が両ロックプレート
11により引張られ、起立したロック状態から矢印C方
向へ傾倒したアンロック状態に回動する。すると、ロッ
クバー23が両プレート21の傾斜面22に沿って矢印
D方向へスライドするので、両ドアアーム26を支える
部材がなくなり、両ドアアーム26がロングアーム2
9,ショートアーム30,フロントドア40,リアドア
41等の荷重で矢印E方向へ回動する。
【0025】両ドアアーム26が矢印E方向へ回動する
と、フロントドア40およびリアドア41が矢印F方向
および矢印G方向へ回動する。そして、図7に示すよう
に、パレット1の下面が開放され、パレット1内の運搬
物がパレット1の下面を通してトラックCの荷台D上に
排出される。
【0026】尚、アンロックバー17は両レバーベース
15を手動でアンロック状態に操作するためのものであ
り、パレット1のリフトアップ状態でアンロックバー1
7が反矢印B方向へ操作されたときには両レバーベース
15が起立したロック状態から矢印C方向へ傾倒したア
ンロック状態に回動し、上述したように、フロントドア
40およびリアドア41が開放される。
【0027】パレット1内の運搬物をトラックCの荷台
D上に排出したら、パレット1をフォークリフトAによ
りトラックCの荷台D上から搬出する。すると、トラッ
クCの荷台Dからプッシャ6に作用していた押圧力が消
滅し、両ロックプレート11が矢印B方向へスライドす
る。すると、両レバーベース15が両ロックプレート1
1により押圧されることに基づいて反矢印C方向へ回動
し、パレット1に接触したロック状態に復帰する。この
とき、ロックバー23が両プレート21の傾斜面22に
沿って反矢印D方向へスライドし、原位置に復帰する。
【0028】パレット1がトラックCの荷台Dから床面
に降ろされると、両フロントローラ34が両リアローラ
38に先立って床面に接触する。すると、フロントドア
40が両フロントローラ34と一体的に反矢印F方向へ
回動し、両ドアアーム26が反矢印E方向へ回動する。
次に、両リアローラ38が床面に接触すると、リアドア
41が両リアローラ38と一体的に反矢印G方向へ回動
し、両ドアアーム26が両ロングアーム29からの運動
力および両ショートアーム30からの運動力で反矢印E
方向へ回動する。
【0029】両ドアアーム26の傾斜面28が回動途中
でロックバー23に接触すると、ロックバー23が両レ
バーベース15のバー溝24に沿って上方へ持上げられ
る。そして、ロックバー23が両傾斜面28の回動軌跡
から外れ、両傾斜面28の先端部から両バー溝24に沿
って落下すると、両ドアアーム26の下方に入り込み、
両ドアアーム26を下方から支える原位置に復帰する。
【0030】尚、符号42はドアアーム26,ロングア
ーム29,ショートアーム30,フロントブラケット3
2,フロントローラ34,リアブラケット36,リアロ
ーラ38を有するドア開閉機構を示すものである。ま
た、符号43はアンロックアーム4,プッシャ6,連結
アーム7,ロックプレート11,レバーベース15,ア
ンロックバー17,連結プレート18,レバープレート
19,プレート21,ロックバー23,ロックピン25
を有するドアロック機構を示すものである。
【0031】ロックレバー20のレバープレート19に
は、図4の(b)に示すように、上端部に位置してコ字
状のリアローラブラケット44が固定されている。この
リアローラブラケット44内には、図4の(c)に示す
ように、上端部に位置してボルト45が固定され、ボル
ト45の下方に位置してレバーローラ46が軸47を中
心に回動可能に装着されている。
【0032】パレット1の前面には、図1の(c)に示
すように、リアローラブラケット44の前方に位置して
フロントローラブラケット48が固定されている。この
フロントローラブラケット48内には、図5の(c)に
示すように、シャフト49が固定されており、シャフト
49の外周面には第1のパレットローラ50および第2
のパレットローラ51が回転可能に装着されている。
【0033】リアローラブラケット44のボルト45に
は、図2に示すように、ロープ52の一端部が固定され
ている。このロープ52の他端部はボルト45の前方に
位置する第1のパレットローラ50,ボルト45側のレ
バーローラ46,レバーローラ46の前方に位置する第
2のパレットローラ51の順序で掛渡され、図1の
(a)に示すように、パレット1の前方に引出されてい
る。
【0034】ロープ52の他端部にはロープ52より径
大な把持部53が固定されており、パレット1のリフト
アップ状態で把持部53が下方へ引張られると、両レバ
ーベース15が起立したロック状態から矢印C方向へ傾
倒したアンロック状態に回動し、上述したように、フロ
ントドア40およびリアドア41が開放される。
【0035】パレット1の前面にはフロントローラブラ
ケット48の下方に位置して引掛具54が固定されてお
り、ロープ52の非使用時にはロープ52の他端部が引
掛具54に巻付けられる。また、パレット1の上端部に
はカバー55が固定されている。このカバー55は断面
コ字状をなすものであり、ロープ52のうちリアローラ
ブラケット44およびフロントローラブラケット48間
に位置する部分をカバーしている。
【0036】上記実施例によれば、ロックレバー20に
ロープ52を連結した。このため、ロックレバー20の
操作時に作業者がパレット1に近付く必要がなくなり、
パレット1から離れた場所に居るままでロックレバー2
0を操作できるので、操作性が高まる。また、ロープ5
2を第1のパレットローラ50からレバーローラ46を
介して第2のパレットローラ51に掛渡した。このた
め、レバーローラ46が動滑車として機能し、ロープ5
2の小さい操作力でロックレバー20がアンロック状態
に動作するようになるので、操作性が一層高まる。
【0037】また、ロープ52のうち第1のパレットロ
ーラ50,第2のパレットローラ51とレバーローラ4
6との間に位置する部分にカバー55を被せたので、ロ
ープ52の交差部分に異物が当ることが防止される。こ
のため、ロープ52が絡まったり、ロープ52の動きが
不安定になることがなくなり、ロープ52の操作力がロ
ックレバー20に安定的に伝達されるようになるので、
信頼性が高まる。
【0038】また、ロックレバー20の下端部をパレッ
ト1に回動可能に連結し、ロックレバー20の上端部に
ロープ52を連結したので、ロープ52を操作すると、
ロックレバー20が起立したロック状態から下端部を中
心に傾倒したアンロック状態に回動する。このため、ロ
ープ52から手を離してもロックレバー20が自重で傾
倒したアンロック状態に保持されるので、ロックレバー
20をアンロック状態に保持する専用部品が不要にな
り、構成が簡単化される。
【0039】また、ロックレバー20にロープ52およ
びアンロックバー17を連結したので、ロックレバー2
0をロープ52により遠方で操作したり、アンロックバ
ー17により近傍で操作することができる。しかも、ア
ンロックバー17をロックレバー20のうち「く」字状
の出張り部分に連結したので、アンロックバー17を操
作し易くなる。
【0040】また、パレット1に引掛具54を設けた。
このため、ロープ52の非使用時にはロープ52を引掛
具54に巻付けることに基づいて非操作状態に保持して
おくことができる。従って、ロープ52の把持部53が
不用意に操作されることがなくなるので、フロントドア
40およびリアドア41が不用意に開放されることが防
止される。
【0041】尚、上記実施例においては、アンロックア
ーム4にプッシャ6を設けたが、これに限定されるもの
ではなく、例えばプッシャ6を廃止し、ロックレバー2
0をアンロックバー17またはロープ52によりロック
状態からアンロック状態に回動操作するようにしても良
い。
【0042】また、上記実施例においては、ロングアー
ム29およびショートアーム30にフロントローラ34
およびリアローラ38を装着したが、これに限定される
ものではなく、例えばフロントローラ34およびリアロ
ーラ38を廃止し、作業者がフロントドア40およびリ
アドア41を開放状態から閉鎖状態に押上げることに基
づいてフロントドア40およびリアドア41を閉鎖状態
にロックするようにしても良い。
【0043】また、上記実施例においては、パレット1
に観音開き方式のフロントドア40およびリアドア41
を装着したが、これに限定されるものではなく、例えば
パレット1の下面を1枚のドアにより開閉しても良い。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のパレットのドアロック装置は次の効果を奏する。請求
項1記載の手段によれば、ロックレバーにロープを連結
した。このため、パレットから離れた場所に居るままで
ロックレバーを操作することができるので、操作性が高
まる。請求項2記載の手段によれば、ロープを一方のパ
レットローラからレバーローラを介して他方のパレット
ローラに掛渡した。このため、ロープの小さな操作力で
ロックレバーがロック状態からアンロック状態に動作す
るようになるので、操作性が一層高まる。
【0045】請求項3記載の手段によれば、ロープのう
ち2個のパレットローラおよび1個のレバーローラ間に
位置する部分にカバーを被せた。このため、ロープに異
物が当ってロープが絡まったり、ロープの動きが不安定
になることがなくなるので、信頼性が高まる。請求項4
記載の手段によれば、ロックレバーの下端部をパレット
に回動可能に連結し、ロックレバーの上端部にロープを
連結した。このため、ロープの操作後にロープから手を
離してもロックレバーが自重で傾倒したアンロック状態
に保持されるので、ロックレバーをアンロック状態に保
持する専用部品が不要になり、構成が簡単化される。
【0046】請求項5記載の手段によれば、ロックレバ
ーにロープおよびアンロックバーを連結したので、ロッ
クレバーを遠方および近傍の双方で操作することができ
る。しかも、アンロックバーをロックレバーのうち
「く」字状の出張り部分に連結したので、アンロックバ
ーを操作し易くなる。請求項6記載の手段によれば、パ
レットに引掛具を設け、ロープを引掛具に巻付けること
に基づいて非操作状態に保持した。このため、ロープが
不用意に操作されることがなくなるので、ドアの不用意
な開放が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図(aは全体構成を示
す矢印Xa視図,bは矢印Xb視図,cは矢印Xc視
図)
【図2】ロープの掛渡し状態を示す図(aは矢印Xa視
図,bは矢印Xb視図)
【図3】パレットを示す図(aは矢印Xa視図,bは矢
印Xb視図,cは矢印Xc視図)
【図4】ロックレバーを示す図(a矢印Xa視図,bは
矢印Xb視図,cは矢印Xc視図)
【図5】フロントローラブラケットを示す図(a矢印X
a視図,bは矢印Xb視図,cは矢印Xc視図)
【図6】パレットがトラックの荷台に搬入された様子を
ドアの閉鎖状態で示す図
【図7】パレットがトラックの荷台に搬入された様子を
ドアの開放状態で示す図
【符号の説明】
1はパレット、17はアンロックバー、20はロックレ
バー、40はフロントドア(ドア)、41はリアドア
(ドア)、46はレバーローラ、50は第1のパレット
ローラ(パレットローラ)、51は第2のパレットロー
ラ(パレットローラ)、52はロープ、55はカバーを
示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E063 AA06 BA01 BB01 CA06 FF20 3E070 AA25 GA10 HA07 HB08 HC02 HE04 WJ06 3F333 AA02 AB13 AE02 AE05 FG07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パレットのドアを閉鎖状態にロックする
    ロックレバーと、 前記ロックレバーに連結され、前記ロックレバーをロッ
    ク状態からアンロック状態に操作するロープとを備えた
    ことを特徴とするパレットのドアロック装置。
  2. 【請求項2】 パレットに設けられた2個のパレットロ
    ーラと、 ロックレバーに設けられた1個のレバーローラとを備
    え、 ロープは、一方のパレットローラからレバーローラを介
    して他方のパレットローラに掛渡されていることを特徴
    とする請求項1記載のパレットのドアロック装置。
  3. 【請求項3】 ロープのうち2個のパレットローラおよ
    び1個のレバーローラ間に位置する部分には、カバーが
    被せられていることを特徴とする請求項2記載のパレッ
    トのドアロック装置。
  4. 【請求項4】 ロックレバーの下端部は、パレットに回
    動可能に連結され、 ロックレバーの上端部には、ロープが連結されているこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のパ
    レットのドアロック装置。
  5. 【請求項5】 ロックレバーは、ロープに対する連結部
    分とパレットに対する連結部分とを結ぶ直線に対して残
    りの部分が出張る「く」字状をなし、 ロックレバーの出張り部分には、ロックレバーを手動で
    アンロック状態に操作するためのアンロックバーが連結
    されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれ
    かに記載のパレットのドアロック装置。
  6. 【請求項6】 パレットには、引掛具が設けられ、 ロープは、引掛具に巻付けられることに基づいて非操作
    状態に保持されることを特徴とする請求項1ないし5の
    いずれかに記載のパレットのドアロック装置。
JP2000214428A 2000-07-14 2000-07-14 パレットのドアロック装置 Pending JP2002029592A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008213899A (ja) * 2007-03-06 2008-09-18 Nishihara Shoji:Kk 排出装置
CN106672483A (zh) * 2013-09-17 2017-05-17 南通中集特种运输设备制造有限公司 集装箱的开锁装置、具有开锁装置的锁具结构及集装箱

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JP2008213899A (ja) * 2007-03-06 2008-09-18 Nishihara Shoji:Kk 排出装置
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