JP2002029392A - ウォッシャーノズルの取付構造 - Google Patents
ウォッシャーノズルの取付構造Info
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Abstract
ウォッシャーノズルを配置することのできるウォッシャ
ーノズルの取付構造の提供を図る。 【解決手段】 ハイマウントストップランプ1を車室内
に設け、そのケース4内にウインドウウォッシャーの管
部15を配管して、ハイマウントストップランプ1をリ
ヤウインドウ6の上縁部に配置して、後方視界を充分に
確保することができる。しかも、前記ウォッシャーノズ
ル10の本体14を前記ハイマウントストップランプ1
のバルブ2の間に配管してあるため、該本体14と前記
管部15との接続部分の直下にバルブ2と図外の電気配
線とのコネクタ16が存在しないので、万が一これら本
体14と管部15との接続部分からウォッシャー液が漏
れたとしても、この電気接続部分にウォッシャー液がか
かってしまうようなことがなく、バルブ2のコネクタ1
6等、電気接続部分を確実に保護することができる。
Description
ウォッシャー液を噴射するためのウォッシャーノズルの
取付構造に関する。
しては、ウォッシャーノズルをリヤウインドウの上部の
ボディ部分に配置したものが知られている。
リヤゲートを有する車両の場合には、該リヤゲートの上
端部に突設配置したものが一般的であった(実用新案登
録2526082号公報参照)。
造のようにリヤウインドウ上部のルーフ後端部やリヤゲ
ート上端部のボディ部分にウォッシャーノズルを突設し
た場合、突起感があり、外観上に影響を与えてしまうと
いう問題があった。
ように設けられているノズルカバーが通常は安価な黒色
樹脂で形成されているので、この突起感がより強調さ
れ、外観上に与える影響が大きく、見栄えが悪くなって
しまうという問題があった。
に、ノズルカバーをボディ部分と同色の車体色に塗装す
るなどして、突起感を感じさせないようにしたものもあ
るが、この方法ではノズルカバーを車体色に塗装してい
るために、コスト的に不利となってしまうのは否めな
い。
部やリヤゲート上端部にノズルを突設してあると、同じ
くリヤウインドウ上部のボディ部分に設定されるリヤス
ポイラー等の装着時に、これら周辺部品と干渉してしま
い、これを回避するために、周辺部品のデザイン等、設
計自由度に影響を与えてしまうという問題もあった。
ストップランプとを併設した場合には、ウォッシャーノ
ズルと干渉しないように、ハイマウントストップランプ
の設定位置にも制限がでてしまうという問題もあった。
マウントストップランプはなるべくルーフに近いリヤウ
インドウ上部に設けたいという要求があるが、特にハイ
マウントストップランプを車内に設定した場合には、そ
の設定位置がルーフ近傍に設定できず、後方視界確保と
いう面で不利となってしまう恐れがあった。
を与えずに、ウォッシャーノズルををリヤウインドウ上
部に配置することのできるウォッシャーノズルの取付構
造を提供するものである。
は、自動車のリヤウインドウの上部に、ハイマウントス
トップランプストップランプと、ウインドウウォッシャ
ーとを備え、複数個のバルブとリフレクタとをケースに
収容して成る前記ハイマウントストップランプを車室内
に設け、前記ケース内に前記ウインドウウォッシャーの
管部を配管し、ウォッシャーノズルを前記バルブ間に配
置すると共に、ノズル部を有するウォッシャーノズルの
上端部を前記リヤウインドウに車室外に向けて突設した
ことを特徴としている。
載の管部は、前記ケースとリフレクタとリヤウインドウ
とで囲まれた前記リフレクタの裏面側に配管したことを
特徴としている。
請求項2に記載のバルブを車幅方向に偶数個配置し、前
記ウォッシャーノズルをハイマウントストップランプの
略中央部に設けたことを特徴としている。
の何れか一項に記載のウォッシャーノズルをリヤウイン
ドウ上縁部に設定したことを特徴としている。
ウントストップランプを車室内に設け、該ハイマウント
ストップランプのケース内にウインドウウォッシャーの
管部を配管してあるため、従来のようにハイマウントス
トップランプとウォッシャーノズルとを別体に形成し、
それぞれ車室内に配置する必要がないので、ハイマウン
トストップランプの設定位置に与える影響を最低限に抑
えることができ、該ハイマウントストップランプをリヤ
ウインドウの上縁部に配置することができるので、ハイ
マウントストップランプの下端位置を上方に設定でき、
後方視界を充分に確保することができる。
イマウントストップランプのバルブ間に配置してあるた
め、該ウォッシャーノズルと前記管部との接続部直下に
バルブと電気配線とを連結するコネクタ部分等の電気接
続部分が存在しないので、万が一このウォッシャーノズ
ルと管部との接続部分からウォッシャー液が漏れたとし
ても、バルブの電気接続部分にウォッシャー液がかかっ
てしまうようなことがなく、バルブのコネクタ部分等、
電気接続部分を確実に保護することができる。
ルの上端部を前記リヤウインドウに車室外に突設して設
けてあるため、前記従来の構造のようにルーフ後端部や
リヤゲート上端部のボディ部分に設けた場合と違って、
これらボディ部分に設定されるリヤスポイラー等の周辺
部品との干渉を回避でき、従って、周辺部品のデザイン
等、設計自由度を高めることができる。
の効果に加えて、前記管部は、前記ケースとリフレクタ
とリヤウインドウとで囲まれた前記リフレクタの裏面側
に配管してあるため、前記管部が車室外からリヤウイン
ドウを通して見えないように前記ケースに特別な遮閉構
造を設ける必要がなく、簡単な構造で、見栄えを損なう
ことなくウォッシャーノズルの管部をケース内に配管す
ることができる。
又は請求項2の効果に加えて、前記バルブを車幅方向に
偶数個配置し、前記ウォッシャーノズルをハイマウント
ストップランプの略中央部に設けてあるため、左右対称
のデザインを成立させることができ、外観上の違和感を
与えることがなく、より見栄えを向上することができ
る。
〜3の何れかの効果に加えて、前記ウォッシャーノズル
をリヤウインドウ上縁部に設定してあるため、一般的に
リヤウインドウの上縁部を含む周縁部に、該リヤウイン
ドウとボディとの接続部が外側からウインドウを通して
見えないように施してある黒色プリント等の隠蔽部に、
ウォッシャーノズルを設定することができるので、前記
ノズルカバーに安価な黒色樹脂材を用いることができ
て、コスト的に有利に得ることができる。
の処理部分に黒色樹脂材によるノズルを設ければ、突起
感をより軽減することもできる。
面と共に詳述する。
ォッシャーノズルの取付構造を示しており、ここでは、
リヤゲートを有する車両に適用したものを示している。
イマウントストップランプ1は、車幅方向に複数個のバ
ルブ2を取り付けたリフレクタ3をケース4内に収容し
て形成してある。
ーフ後端部に配されるリヤゲート5を構成するインナパ
ネル5Aとアウタパネル5Bによって形成される、リヤ
ゲート5上部閉断面のインナパネル5Aの下面近傍に取
り付けて、車室内側に配置してある。
タ3を取り付けるアッパケース4Aと、その下面を覆い
ハイマウントストップランプ1の内部を車室内側から隠
すロアケース4Bとから構成されている。
設けたウォッシャーノズルを示しており、該ウォッシャ
ーノズル10は、その上端部に後方に向けてウォッシャ
ー液をリヤウインドウ6へ吹き出すノズル部11と、そ
の下面に突設され図外のウォッシャーユニットから延び
る管部15と接続してウォッシャー液をノズル部11へ
導入するコネクタ部12を有する本体13、及びリヤウ
インドウ6から車室外に突出したノズル部11を有する
上端部を覆う黒色樹脂製のノズルカバー14とから構成
されている。
ウントストップランプ1のケース4内に管部15を配管
し、前記本体14を前記バルブ2の間に配置してある。
に前記管部15は、前記ケース4とリフレクタ3とリヤ
ウインドウ6とで囲まれた前記リフレクタ3の裏面側に
配管して、管部15が車室外からリヤウインドウ6を通
して見えないようにしてある。
置され、前記ウォッシャーノズル10をハイマウントス
トップランプ1の略中央部に設けてある。
4は前記リヤウインドウ6の上縁部に取り付けられ、ノ
ズル部11の形成された上端部を該リヤウインドウ6の
車室外側に突設してある。
の継ぎ目を隠す隠蔽部(黒色プリント部)で、一般的に
本実施形態のように黒色プリント等の処理を施したり、
モール材を設けてある。
ーノズル10をリヤウインドウ6の上縁部に取り付ける
際、この隠蔽部(黒色プリント部)7にノズル部11を
有するウォッシャーノズル10の上端部を突設してい
る。
6との接合部に設けたシール部材を示している。
略)とを連結するコネクタ部である。
ントストップランプ1を車室内に設け、該ハイマウント
ストップランプ1のケース4内にウインドウウォッシャ
ーの管部15を配管してあるため、従来のようにハイマ
ウントストップランプ1とウォッシャーノズル10とを
別体に形成し、それぞれ車室内に配置する必要がないの
で、これらハイマウントストップランプ1とウォッシャ
ーノズル10とを併設した場合にハイマウントストップ
ランプ1の設定位置に与える影響を最低限に抑えること
ができ、該ハイマウントストップランプ1をリヤゲート
5上部の近傍であるリヤウインドウ6の上縁部に配置す
ることができるので、ハイマウントストップランプ1の
下端位置を上方に設定でき、後方視界を充分に確保する
ことができる。
体14を前記ハイマウントストップランプ1のバルブ2
の間に配管してあるため、該本体14と前記管部15と
の接続部分の直下にバルブ2と図外の電気配線とを連結
するコネクタ16部分等の電気接続部分が存在しないの
で、万が一これら本体14と管部15との接続部分から
ウォッシャー液が漏れたとしても、この電気接続部分に
ウォッシャー液がかかってしまうようなことがなく、バ
ルブ2のコネクタ16部分等、電気接続部分を確実に保
護することができる。
果に加えて、前記管部15は、前記ケース4とリフレク
タ3とリヤウインドウ6とで囲まれた前記リフレクタ3
の裏面側に配管してあるため、前記管部15が車室外か
らリヤウインドウ6を通して見えないように前記ケース
4に特別な遮閉構造を設ける必要がなく、簡単な構造
で、見栄えを損なうことなく、ウォッシャーノズル10
の管部15をケース4内に配管することができる。
置し、前記ウォッシャーノズル10をハイマウントスト
ップランプ1の略中央部に設けてあるため、左右対称の
デザインを成立させることができ、外観上の違和感を与
えることがなく、より見栄えを向上することができる。
ヤウインドウ6の上縁部に設定してあるため、一般的に
リヤウインドウ6の上縁部を含む周縁部に、該リヤウイ
ンドウ6とリヤゲート5との接続部が車外からリヤウイ
ンドウ6を通して見えて見栄えを損なうことのないよう
に施してある隠蔽部(黒色プリント部)7に、ウォッシ
ャーノズル10を設定することができるので、ノズルカ
バー14に安価な黒色樹脂材を用いることができて、コ
スト的に有利に得ることができる。
に黒色樹脂材によるノズルカバー14を設けているの
で、突起感をより軽減する効果もある。
説明する。
号を付し重複する説明は省略する。
ゲート上部端部にリヤスポイラー22を設けたものであ
る。
を側方から見た端面図で、17はルーフパネル、18,
19はルーフ部を構成するインナパネル、20はこれら
ルーフを構成するインナパネル19の裏面側(車室内
側)を乗員から隠すトリム材を示している。
ム材20の後端部を包むように車室外と車室内とをシー
ルするシール部材21が設けられている。このシール部
材21は、リヤゲート5を閉めた状態で、該リヤゲート
5のインナパネル5Aと接して潰れ、車室外と車室内と
をシールしている。
ヤウインドウ6との接続部近傍に設けてある。
方側にブラケット23を設けると共に、後部にクリップ
24を設定し、リヤゲート5を構成するアウタパネル5
Bに孔部26,27を設け、前記ブラケット23と孔部
26とをクリップ25を介して接続すると共に、クリッ
プ24を孔部27に係合して、リヤスポイラー22を取
り付けている。
ーノズル10の配設相当部分(もしくは車幅方向全域)
に凹部22Aを形成して、ウォッシャーノズル10とリ
ヤスポイラー22との干渉を回避するようにしてある。
色プリント部)7は図示を省略している。
の第1実施形態の効果に加えて、ウォッシャーノズル1
0を前記リヤウインドウ1に車室外に突設して設けてあ
るため、前記従来の構造のようにルーフ後端部のボディ
パネル5に設定されるリヤスポイラー等の周辺部品との
干渉を回避でき、従って、周辺部品のデザイン等、設計
自由度を高めることができる。
ポイラー22に、ウォッシャーノズル10の配設相当部
分(もしくは車幅方向全域)にウォッシャーノズル10
とリヤスポイラー22との干渉を回避するように凹部2
2Aを設定してはいるが、リヤスポイラー22の設定位
置や外形のデザイン等、設計上にはウォッシャーノズル
10は何ら影響を与えてはいない。
面においても、該リヤスポイラー22の上面とルーフ後
端部であるリヤゲート5の上面とが従来とは異なって略
面一に形成することができることからも、格段に周辺部
品のデザイン等、設計自由度を高めている。
では、本発明を適用した自動車のウォッシャーノズルの
取付構造をリヤゲートを有する車両に適用した例を示し
たが、適用される車両タイプはこれに限るものではもち
ろんなく、リヤゲートを有さずルーフ後端部に連続して
リヤウインドウが設定されるような一般的なセダンやク
ーペ等の車両に適用した場合にも同様の効果を奏するこ
とができることは言うまでもない。
の取付構造を示す斜視図である。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 自動車のリヤウインドウの上部に、ハイ
マウントストップランプストップランプと、ウインドウ
ウォッシャーとを備え、 複数個のバルブとリフレクタとをケースに収容して成る
前記ハイマウントストップランプを車室内に設け、 前記ケース内に前記ウインドウウォッシャーの管部を配
管し、ウォッシャーノズルを前記バルブ間に配置すると
共に、ノズル部を有するウォッシャーノズルの上端部を
前記リヤウインドウに車室外に向けて突設したことを特
徴とするウォッシャーノズルの取付構造。 - 【請求項2】 前記管部は、前記ケースとリフレクタと
リヤウインドウとで囲まれた前記リフレクタの裏面側に
配管したことを特徴とする請求項1に記載のウォッシャ
ーノズルの取付構造。 - 【請求項3】 前記バルブを車幅方向に偶数個配置し、
前記ウォッシャーノズルをハイマウントストップランプ
の略中央部に設けたことを特徴とする請求項1又は請求
項2に記載のウォッシャーノズルの取付構造。 - 【請求項4】 前記ウォッシャーノズルをリヤウインド
ウ上縁部に設定したことを特徴とする請求項1〜3の何
れか一項に記載のウォッシャーノズルの取付構造。
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