JP3701453B2 - 自動車のフード - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基端部がボデーに開閉自在に支持されると共に、エンジンルームをカバーするようになった自動車のフードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
フードがその上面の先端部で下方へ曲げられてバンパ近辺に達するフード前面を備えている場合、ヘッドランプ及びラジエータグリルを上方から側方までを包囲するのが通常であり、これらの全域は包囲していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような点に鑑みて、ヘッドランプ及びラジエータグリルの全周を包囲して自動車前部の見栄えを向上させる自動車のフードを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
基端部がボデーに開閉自在に支持されると共に、上面(1a)とその先端部で下方へ曲げられた前面(1b)とでエンジンルームをカバーするようになった自動車のフード(1)において、ボデー前部に取付けられたヘッドランプ(30)の全周をフード閉鎖時に包囲するヘッドランプ用開口部(2)と、ラジエータをフード閉鎖時にカバーするラジエータグリルの全周が装着されるラジエータ用開口部(3)とをフード前面(1b)に形成すると共に、ヘッドランプ用開口部(2)にヘッドランプ(30)の周囲を囲む細片状外装部材(10)を装着したことを特徴とする。
【0005】
フードのヘッドランプ用開口部には外装部材が装着され、ラジエータ用開口部にはラジエータグリルが装着される。エンジンルームをカバーするようにフードを閉鎖すると、ヘッドランプはフード前面で包囲されると共に、外装部材で囲まれ、ラジエータはフード前面で包囲されたラジエータグリルでカバーされる。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1及び図2を基に本発明の実施の形態の一例による自動車のフードを説明する。基端部がボデーに開閉自在に支持されたフード1のフード上面1aの先端部で曲面状コーナ部1cを経由して下方へほぼ垂直に曲げられたフード前面1bには、ヘッドランプ用の円形状の開口部2とラジエータグリルが装着されるラジエータ用開口部3とが形成されている。
【0007】
10は開口部2に装着されるリング形状の細片状外装部材であり、フード1を構成するアウタパネル1d及びインナパネル1eとの接合部であるフランジ部1Aをカバーする外装前面11及び内部へ侵入する外装周面12とで断面L字形に形成されている。その後端には、間隔を置いて外装前面11と対面してコの字形に延長して曲げられた3個のプレート状爪13が形成されている。この外装部材は鋳物製であり、銀色にメッキされている。
【0008】
20は外装部材10をフード1に取付けるための合成樹脂製の取付け板であり、開口部2よりも大きめの円形状開口部21を有し、その開口部中心に向けて爪13の内側へ重なる対応形状の3個の爪23が形成されている。取付け板20は開口部2の周面に内側から当接すると共に、その上部には、曲面状コーナ部1cに沿って延長して曲げられることにより、フード裏面の写り込みを遮蔽する遮蔽部20aが形成されている。また、取付け板20は灰色に塗装されると共に、5個所には取付け孔24が穿孔されている。
【0009】
ボデー前部の両側に取付けられるヘッドランプ30は、図2に示すように、ハウジング32の前部に前面レンズ31を備えると共に、リフレクタ33を収納している。前面レンズ31は開口部2にフード1の開閉時に干渉しないように僅かに侵入する曲面形状に形成されると共に、そのレンズ上部31aはコーナ部1cに沿って斜め上方へわん曲している。遮蔽部20aは、フード裏面の着色がレンズ上部31aを透光して上方側よりも前方へ延びた底面側のリフレクタ33に写るのを遮蔽する。
【0010】
開口部2へ外装部材10を組付ける際には、図3に示すように、グロメット27をインナパネル1eの5個所の取付け孔1fにセットし、車室外側から爪13を開口部2に対する外装周面12の僅かに小さな外径による余裕を利用して挿入する。次いで、取付け板20を車室内側から開口部2の周辺にセットし、その爪23を相対回転により爪13の前面に係入する。続いて、位置調整により取付け孔24を固定具としてのグロメット27に揃えてねじ28をねじ込む。外装部材10は、この状態で爪13が爪23の曲げ弾性の復元力で後方へ引張られることにより外装前面11はフランジ部1Aに圧接して取付け板20に保持される。即ち、外装部材10は、取付け板20を用いてフード前面1bに簡単な方法で確実に組付けられる。ラジエータ用開口部3にはラジエータグリルを取付ける。
【0011】
エンジンルームを閉鎖するようにフード1を閉鎖すると、フード前面1bがヘッドランプ30の全周を包囲すると共に、その周囲を外周部材10でカバーし、ラジエータは全周をフード前面1bで包囲されたラジエータグリルでカバーされる。この状態で、ヘッドランプ30の前面レンズ31は開口部2よりも大きいためにその周縁は外部から見えず、またレンズ上部31aが遮蔽部20aでカバーされることにより、フード1のインナパネル1eの塗装色がリフレクタ33へ投影されて見栄えが損なわれるのが回避される。ラジエータグリルの全周をフード前面1bで囲まれることにより、一体感が得られる。
【0012】
本発明は、ヘッドランプ用開口部がヘッドランプのレンズ前部の形状に対応して真円状でない場合にも適用される。
【0013】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、ヘッドランプ及びラジエータグリルの全周がフード前面部でカバーされ、ランプ周囲が外装部材で包囲されることにより、見栄えが良く、高級感が演出される。請求項2の発明によれば、フード開口部の全域をヘッドランプのレンズ部で閉鎖すると共に、そのレンズ部を通してフード裏面がリフレクタに写る現象が、ヘッドランプ用開口部を通して細片状外装部材が取付けられる取付け板の遮蔽部で回避され、一層見栄えが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による自動車のフードの要部分解斜視図である。
【図2】同フードの組立て状態での図1のA−A線断面図である。
【図3】同フードの図1の組立て状態でのB−B線に相当する部分の断面図である。
【符号の説明】
1 フード
1a フード上面
1b フード前面
1c コーナ部
2 ヘッドランプ用開口部
3 ラジエータ用開口部
10 外装部材
11 外装前面
12 外装周面
20 取付け板
20a 遮蔽部

Claims (2)

  1. 基端部がボデーに開閉自在に支持されると共に、上面とその先端部で下方へ曲げられた前面とでエンジンルームをカバーするようになった自動車のフードにおいて、
    ボデー前部に取付けられたヘッドランプの全周をフード閉鎖時に包囲するヘッドランプ用開口部と、ラジエータを前記フード閉鎖時にカバーするラジエータグリルの全周が装着されるラジエータ用開口部とをフード前面に形成すると共に、前記ヘッドランプ用開口部に前記ヘッドランプの周囲を囲む細片状外装部材を装着したことを特徴とする自動車のフード。
  2. ヘッドランプの前面レンズがヘッドランプ用開口部よりも大きく形成されると共に、前記前面レンズの上部がフード前面からフード上面に至る曲面状コーナ部に沿って曲げられ、
    前記ヘッドランプ用開口部に対応する開口部を有し、かつ前記フード前面に車室内側から固定具で固定された取付け板に、前記ヘッドランプ用開口部を通して細片状外装部材が取付けられ、
    前記取付け板の上部に、前記曲面状コーナ部に沿って延長して曲げられ、かつフード裏面の着色が前記ヘッドランプのリフレクタに前記前面レンズの前記上部を透光して写るのを遮蔽する遮蔽部が形成されたことを特徴とする請求項1の自動車フード。
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