JP2002029387A - 車両用防犯監視システム - Google Patents

車両用防犯監視システム

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JP2002029387A
JP2002029387A JP2000218225A JP2000218225A JP2002029387A JP 2002029387 A JP2002029387 A JP 2002029387A JP 2000218225 A JP2000218225 A JP 2000218225A JP 2000218225 A JP2000218225 A JP 2000218225A JP 2002029387 A JP2002029387 A JP 2002029387A
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JP
Japan
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vehicle
base station
taxi
monitoring system
security monitoring
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Application number
JP2000218225A
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English (en)
Inventor
Tadashi Takayanagi
正 高柳
Keisuke Nonaka
恵介 野中
Shigetaka Aramaki
成孝 荒巻
Takahito Hashigami
尊仁 橋上
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車内情報を確実に基地局に送信する。 【解決手段】 CCDカメラ・マイクユニット1で撮影
された乗客の画像は画像圧縮LSI212で圧縮されタ
クシー無線機4を介して基地局に送信される。マイク1
3を介して得られた乗客の音声は音声認識回路部23で
音声認識され、犯罪性の高い言語群であればその情報も
基地局に送信される。基地局ではタクシーからの画像が
受信されるとともに、乗客の音声が犯罪性の高い言語群
であればパソコンのディスプレイにアラーム表示がなさ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用防犯監視シス
テムに関し、特にタクシーにおける犯罪を防止するため
の車両用防犯監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の技術のうち、タクシー車内の画
像を撮影する技術の一例が特開平04−224433号
公報(以下、文献1という)及び特開平10−2308
20号公報(以下、文献2という)に記載されている。
文献1に記載された技術は、賃金メータに連動してタク
シ−車内の画像を撮影し、撮影画像を車内の記録装置に
格納するというものである。又、文献2に記載された技
術は、車内に搭載されたショックセンサに連動したもの
で、撮影画像を自動車電話にて自宅及び警察に転送する
というものである。
【0003】一方、この種の技術のうち、タクシー車内
の音声を録音する技術の一例が特開平03−12014
1号公報(以下、文献3という)に記載されている。文
献3に記載された技術は、乗客の音声を録音しタクシー
無線を介して送信するシステムであり、録音タイミング
等の動作をスイッチのオン、オフによって行い、音声の
録音をDSP(Digital Signal Pro
cessor)とメモリによって記録し、繰り返し送信
をタイマ回路によって行うというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、文献1記載の
発明では、車内に撮影画像が保存されているだけなの
で、装置の存在に気づいた被疑者が装置の破壊行為をす
る可能性がある為、撮影画像の安全性が十分ではないと
いう欠点がある。
【0005】又、文献2記載の発明では、相手先の電話
が一時不通又は通話中の場合、画像転送不能あるいは送
信した画像デ−タに転送エラ−が発生する場合があると
いう欠点がある。
【0006】又、文献3記載の発明では、システムの動
作行為は手動であるため、乗務員の身動きが取れない状
況になった場合、システムの働きができない恐れがあ
り、又無線通話状態によって、基地局側に録音音声を送
信できない恐れがある。
【0007】又、文献1及び2記載の発明では、乗客の
画像を取得した場合、プライバシーの観点から乗客に乗
車を敬遠される場合があるという欠点がある。
【0008】さらに、文献1及び2記載の発明では、画
像取得の場合、乗客の動作による画像のぶれや周囲の明
暗による画像品質の低下により、識別が困難になる場合
があるという欠点がある。
【0009】そこで本発明の目的は、車内情報を確実に
基地局に送信することが可能な車両用防犯監視システム
及びその監視方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、車両及び基地局とから構成される車両用防
犯監視システムであって、そのシステムは前記車両は乗
客が乗車したことを検知する乗車検知手段と、前記乗車
検知手段により乗客の乗車が検知された場合に車内の状
況を示す車内情報を圧縮して基地局に送信する車内情報
送信手段とを有し、前記基地局は前記車内情報送信手段
により送信された前記車内情報を受信する車内情報受信
手段を有することを特徴とする。
【0011】本発明によれば、車両から車内情報を圧縮
して基地局に送信し、基地局ではこの車内情報を受信す
る構成であるため、車内情報を確実に基地局に送信する
ことが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照しながら説明する。まず、第1の実施
の形態について説明する。第1の実施の形態は車両から
基地局に対し画像を送信するシステムに関するものであ
る。第1の実施の形態を概説すると次のとおりである。
【0013】第1の実施の形態は、CCD(Charg
e Coupled Device)カメラのシャッタ
ースピードとカメラ信号の増幅制御により昼間及び夜間
でも乗客を撮影できる機能と、乗客が搭乗したことを検
知するセンサ−回路と、パーソナルコンピュータ(以
下、PCという)上や電子配信上で容易にやり取り出来
るように撮影画像をJPEG(Joint Photo
graphic Expert Group)方式等の
フォーマットに変換する機能と、通信状態を判定する機
能と、撮影画像の送信失敗時の再送信機能と、乗客が犯
罪性の高い言語を発した時に画像を撮影し送信する音声
認識機能を有する。
【0014】これらの機能を有することにより、以下に
示す効果を奏する。 (1)CCDカメラのシャッタースピードの制御とカメ
ラ信号の増幅により夜間の暗環境においても乗客を撮影
することができる。 (2)乗客が搭乗したしたことを検知するセンサ−を有
することにより、確実に乗客の画像を撮影することがで
きる。 (3)撮影画像データをJPEG方式等に画像圧縮する
ことにより、画像デ−タを電子配信(Eメール等)した
りフレキシブルディスク(以下をFDという)に格納し
て携帯することができる。 (4)通信状態を判定する機能により、確実に撮影画像
を基地局に送信すること、即ち、空中線上の雑音の影響
により撮影画像の送信が失敗しても、エラ−検出機能と
再送信機能とにより確実に撮影画像を送受信することが
できる。 (5)音声認識機能を有することにより、犯罪の発生を
検知することができ、又、その時の被疑者の画像を再度
撮影し無線送信することで、犯人を特定する手段を得る
ことができる。
【0015】次に、第1の実施の形態の詳細について説
明する。図1は第1の実施の形態における車両側装置の
構成図、図2は同形態における基地局側装置の構成図で
ある。第1の実施の形態では車両の一例としてタクシー
の場合を挙げている。
【0016】図1を参照すると、車両側装置はCCDカ
メラ・マイクユニット1と、制御ユニット2と、タクシ
ー賃金メータ3と、タクシー無線機4と、人検知センサ
5と、タクシー側アンテナ6と、タクシー左後席ドア開
閉検出センサ31とから構成される。
【0017】CCDカメラ・マイクユニット1は、CC
Dカメラレンズ11と、露出検出用フォトダイオード1
2と、音声認識用マイク13と、CCDエリアセンサ1
4と、相関二重サンプリング(CDS)及びオートゲイ
ンコトロール(AGC)内蔵IC15と、タイミングジ
ェネレータ16と、シンクロジェネレータ17とから構
成される。
【0018】制御ユニット2は、画像処理部21と、制
御回路部22と、音声認識回路部23と、電源回路部2
4と、タクシー側モデム部(MODEM)25とから構
成される。
【0019】画像処理部21は、アナログ/ディジタル
変換器(A/D)211と、画像圧縮LSI(Larg
e Scale Integration)212と、
撮影画像格納用DRAM(Dynamic Rando
m Access Memory)213とから構成さ
れる。
【0020】制御回路部22は、制御用MPU(Mic
ro Processor Unit)221と、圧縮
画像格納用拡張メモリ222と、画像圧縮LSI用タイ
ミングジェネレータ(シンクロジェネレータ)223
と、画像圧縮LSI用水平・垂直同期信号遅延回路22
4とから構成される。
【0021】音声認識回路部223は、アンプ231
と、A/D232と、音声認識LSI233と、音声認
識LSI用RAM(Random Access Me
mory)(辞書RAM)234と、音声認識LSI用
ROM(辞書ROM)とから構成される。
【0022】図2を参照すると、基地局側装置は基地局
側アンテナ7と、基地局側タクシー無線機8と、基地局
側制御ユニット9と、パーソナル・コンピュータ(P
C)10とから構成される。
【0023】基地局側制御ユニット9は、基地局側モデ
ム(MODEM)91と、基地局側制御部92とから構
成される。
【0024】基地局側制御部92は、送受信切り替えス
イッチ921と、受信用アンプ922と、比較器923
と、方形波整形器924と、RS−232C(Reco
mmended Standard 232C)トラン
シ−バ925とから構成される。
【0025】次に、第1の実施の形態の動作について説
明する。以下、車両を「タクシー」という。図1を参照
すると、タクシ−側において、タクシーのイグニッショ
ン・オン等をトリガ−として、各構成回路の電源がオン
され、画像処理部21、制御回路部22及び音声認識回
路部23が初期設定される。各初期設定後、画像処理部
21が撮影画像取り込み設定に設定される。次に、フォ
トダイオード12の電位が読み込まれ、制御用MPU2
21からタイミングジェネレータ16へシャッタスピー
ドの設定がなされる。
【0026】次に、マイク13からアンプ231、A/
D232を介して音声認識LSI233へ入力された音
声が、犯罪性の高い言語群であると音声認識LSI23
3にて判断された場合と、人検知センサ5(この人検知
センサは、左後部座席ドアの部分に透過型又は、反射型
センサを設置し乗客がタクシーに乗り込もうとする時に
反応するセンサや、乗客が後部座席に座った時の衝撃に
反応するショックセンサや、乗客の体温に反応する温度
センサや、左後部座席側ドアの開閉を検知するセンサな
ど乗客がタクシーに乗車したことを確認できるセンサを
示す。)が反応した場合又は、賃金メ−タを空車から賃
走にセットした場合、CCDエリアセンサ14からCD
S/AGC15、A/D211及び画像圧縮LSI21
2を介して撮影画像格納用DRAM213へ撮影画像が
格納される。
【0027】次に、画像圧縮LSI212が画像圧縮に
設定され、撮影画像格納用DRAM213に格納されて
いる撮影画像がJPEG方式等に画像圧縮されて圧縮画
像格納用拡張メモリ222に格納される。その後、撮影
画像格納用DRAM213に格納された撮影画像は消去
される。次に、制御用MPU221、タクシー側モデム
部25、タクシー無線機4、タクシー側アンテナ6を介
してタクシーIDデータが基地局側に送信される。
【0028】次に、図2を参照すると、送信されたタク
シーIDデータは基地局側アンテナ7、基地局側タクシ
ー無線機8、基地局側制御ユニット9、PC10の経路
にて基地局側で受信される。PC10でタクシーIDデ
ータが受信された後、受信されたタクシーIDデータに
付加されたパリティ−ビットのチェックが行われデータ
が正常な場合、タクシーIDデータがPC10のメモリ
に格納され、ACK信号がタクシーIDデータ送信経路
の逆順にて基地局側装置からタクシ−側装置の制御用M
PU221に送信される。
【0029】一方、タクシーIDデータが正常でない場
合は、タクシーIDデータ10はPC10のメモリに格
納されず、次のタクシーIDデータの受信待ちとなり、
タクシー側装置では、ACK信号が受信できないため、
再度タクシーIDデータを送信する。
【0030】次に、タクシー側装置の制御用MPU22
1がACK信号を受信した後、圧縮画像格納用拡張メモ
リ222に格納されていた圧縮画像デ−タがタクシーI
Dデータ送信経路と同経路にて基地局側装置のPC10
に送信される。PC10がこの圧縮画像を正常に受信し
た場合、PC10から正常受信確認信号がACK信号送
信経路と同経路にてタクシー側装置の制御用MPU22
1に送信される。その後、タクシーID及び各信号の読
み込み回数が消去されし、次のタクシーIDデータ受信
待ちになる。
【0031】又、犯罪に関連のある特定言語の音声認識
をトリガ−として撮影された画像デ−タが基地局側装置
にて受信されたときは、PC10にアラーム(ALM)
を表示し犯罪発生の可能性を通知する。正常受信確認信
号を受信したタクシー側装置の制御用MPU221は、
圧縮画像格納用拡張メモリ222に格納されていた画像
圧縮デ−タ及びリトライ(RETRY)カウンタのメモ
リを消去し、フォトダイオード12の電位の読み込み待
ちとなる。
【0032】一方、圧縮画像デ−タがタクシー側装置か
ら正常に送信されない場合、基地局側装置では、タクシ
ーIDと各信号の読み込み回数が消去され、次のタクシ
ーIDデータの受信待ちになる。そして、タクシー側装
置では再度タクシーIDの送信から開始し圧縮画像デ−
タが正常に送信できるまで動作を繰り返す。
【0033】次に、第2の実施の形態の詳細について説
明する。第2の実施の形態は車両から基地局に対し音声
を送信するシステムに関するものである。第2の実施の
形態を概説すると次のとおりである。
【0034】第2の実施の形態は、乗客が搭乗したこと
を検知するセンサ−回路と、乗客の音声を録音し音声圧
縮する機能と、基地局に録音音声をタクシー無線を介し
て即座に送信する機能と、乗客が犯罪性の高い言語群を
発声した時にタクシー無線を通話状態にする機能と、音
声データの送信失敗時に再送信する機能とを有する。
【0035】これらの機能を有することにより、以下に
示す効果を奏する。 (1)タクシーに乗車した乗客の音声を録音し、音声圧
縮してタクシー無線を介して基地局に即座に送信するこ
とにより、事件発生時に犯人を特定する手段を得ること
ができる。 (2)乗客が搭乗したことを検知するセンサを有するこ
とにより、確実に乗客の音声を録音することができる。 (3)音声データをMP(Motion Pictur
e)3方式、MPEG(Motion Picture
Expert Group)4方式、ADPCM(A
daptive Different Pulse C
ode Modulation)方式、CELP(Co
de Excited Liner Predicti
on)方式等の既知音声圧縮技術を用いて音声圧縮する
ことにより、基地局側にて音声データを電子配信(例え
ば、Eメール等)したり、FDに格納して携帯すること
ができる。又、音声データを音声圧縮することで送信中
のデータは、容易に第三者がその内容を知ることができ
ず、アナログデータに比べ送信時間が短い。 (4)通信状態を判定する機能により、確実に録音音声
を基地局に送信することができる。即ち、空中線上の雑
音の影響により録音音声の送信が失敗しても、この機能
を用いることにより確実に録音音声を送信することがで
きる。 (5)公知のHMN(隠れマルコフモデル)による単語
音声認識技術を用いているLSIを使用した音声認識機
能を有することにより、乗客が発声した言語が予め登録
されている犯罪性の高い特定言語であるか否かを判断し
て検知することができる。そして、犯罪性の高い特定言
語を検知しタクシー無線を通話状態に設定することによ
り、事件の概要を知りその内容を録音することができ
る。
【0036】次に、第2の実施の形態の詳細について説
明する。図7は第2の実施の形態における車両側装置の
構成図、図8は同形態における基地局側装置の構成図で
ある。第2の実施の形態でも車両の一例としてタクシー
の場合を挙げている。
【0037】図7を参照すると、車両側装置はマイク3
01と、制御ユニット302と、タクシー賃金メータ3
03と、タクシー左後席ドア開閉検出センサ304と、
タクシー無線機305と、タクシー側アンテナ306
と、人検知センサ307と、タクシー無線機用マイク3
08とから構成される。
【0038】制御ユニット302は、制御用MPU32
1と、音声圧縮回路部322と、音声認識回路部323
と、制御MPU用拡張メモリ324と、タクシー側モデ
ム部(MODEM)325とから構成される。
【0039】音声圧縮回路部322は、音声圧縮回路部
用増幅器(アンプ)421と、音声圧縮回路部用A/D
422と、音声圧縮LSI423と、音声圧縮LSI用
RAM424と、音声圧縮LSI用ROM425と、比
較器426とから構成される。
【0040】音声認識回路部323は、音声認識回路部
用増幅器(AGCアンプ)431と、音声認識回路部用
A/D432と、音声認識LSI433と、音声認識L
SI用RAM(辞書RAM)434と、音声認識LSI
用ROM435とから構成される。
【0041】図8を参照すると、基地局側装置は、基地
局側アンテナ509と、基地局側タクシー無線機510
と、基地局側制御ユニット511と、パーソナル・コン
ピュータ(PC)512と、モニタ用スピ−カ513と
から構成される。
【0042】基地局側制御ユニット511は、基地局側
モデム(MODEM)611と、基地局側制御部620
とから構成される。
【0043】基地局側制御部620は、送受信切り替え
スイッチ612と、受信用信号増幅器(アンプ)613
と、正方向パルス検出用比較器614と、方形波整形器
615と、RS−232トランシ−バ616とから構成
される。
【0044】次に、第2の実施の形態の動作について説
明する。以下、車両を「タクシー」という。図7を参照
すると、タクシ−側装置において、タクシーのイグニッ
ション・オン等をトリガ−として、制御ユニット302
の電源がオンされ、制御用MPU321と、音声圧縮L
SI423と、音声認識回路部323との初期設定が行
われる。ここから一連の動作となる。
【0045】人検知センサ307(この人検知センサ
は、左後部座席ドアの部分に透過型又は、反射型センサ
を設置し乗客がタクシーに乗り込もうとする時に反応す
るセンサや、乗客が後部座席に座った時の衝撃に反応す
るショックセンサや、乗客の体温に反応する温度センサ
や、マイク301、アンプ421、比較器426を通っ
てきた乗客の音声に反応するセンサや、左後部座席側ド
アの開閉を検知するセンサなど乗客がタクシーに乗車し
たことを確認できるセンサを示す。)が反応した場合、
あるいは左後部座席ドアを閉めた場合、あるいは賃金メ
−タを空車から賃走にセットした場合、乗客の音声をマ
イク301から設定された任意の時間の間受信し、アン
プ421、A/D422、音声圧縮LSI423の順で
音声圧縮し、制御用MPU321、拡張メモリ324の
順で一時音声を格納する。
【0046】次に、制御用MPU321の内部ROMに
格納されているタクシーIDデ−タは制御用MPU32
1、モデム325、タクシー無線機305、タクシー側
アンテナ306を介して基地局側装置に送信される。
【0047】次に、図8を参照すると、送信されたタク
シーIDデータは基地局側アンテナ509、基地局側タ
クシー無線機510、基地局側制御ユニット511、P
C512の経路にて基地局側装置で受信される。
【0048】そして、タクシーIDデータがPC512
にて受信されると、ACK信号がタクシーIDデータ送
信経路の逆順にて基地局側装置からタクシ−側装置の制
御用MPU321に送信される。
【0049】次に、制御用MPU321にてACK信号
が受信されると、拡張メモリ324に格納されている音
声情報が制御用MPU321に移動され、その音声情報
が制御用MPU321からのタクシーIDデータの送信
と同一の経路にて基地局側装置のPC512に送信され
る。
【0050】そして、この音声情報が正常にPC512
に送信された場合、PC512から正常受信確認信号が
ACKの送信と同一の経路にてタクシ−側装置の制御用
MPU321に送信される。
【0051】一方、マイク301で乗客が発した犯罪性
の高い言語類が受信された場合、マイク301、AGC
アンプ431、A/D432、音声認識LSI433の
順で音声認識され、その音声認識結果に基づいて制御用
MPU321はタクシ−無線機305のプレスト−クボ
タンをオンにしてタクシ−車内の会話をマイク301を
介して送信する。この時の音声は基地局側装置にてモニ
タ用スピ−カ513を介して聴取することが可能であ
る。
【0052】次に、制御用MPU321はマイク30
1、アンプ421、比較器426を介して現在車内で音
声が発せられているか否かを判断し、音声が発せられて
いれば音声を送信し続け、発せられていない場合はタク
シ−無線機305のプレスト−クボタンをオフにする。
その後、制御用MPU321に格納されていた録音音声
等の一時記憶情報は消去される。
【0053】これが一連の動作となり、一つの一連の動
作が終了すると、一連の動作の始めに戻る。なお、PC
512から送信されたACK及び正常受信確認信号が制
御用MPU321で受信できなかった場合、上記記載の
一連の動作におけるタクシーIDデータの送信動作に戻
り、録音音声が確実に基地局側装置に送信されるまでタ
クシーIDデータの送信及び録音音声の送信を繰り返
す。
【0054】
【実施例】次に、第1及び第2の実施の形態の実施例に
ついて説明する。まず、第1の実施の形態の実施例(以
下、第1実施例という)について説明する。図3及び図
4は第1実施例におけるタクシー側装置の動作を示すフ
ローチャート、図5及び図6は第1実施例における基地
局側装置の動作を示すフローチャートである。
【0055】図3、図4並びに図1を参照すると、まず
タクシー側装置では、タクシーのイグニッションがオン
になると(電源ON)、制御用MPU221の初期設定
が行われ(TxT01)、その後画像圧縮LSI21と
音声認識LSI23の各初期設定(TxT02とTxT
03)が行われ、タクシー側装置のループプログラムの
始めとなる画像圧縮LSIの画像取り込み設定モードが
設定される(TxT04)。その後フォトダイオ−ド1
2の電位が読み込まれ(TxT05)、その電位に基づ
き制御用MPU221はタイミングジェネレ−タ16へ
カメラのシャッタースピードを設定する(TxT0
6)。ここまでがタクシ−側装置の初期設定動作であ
る。
【0056】一方、図5、図6並びに図2を参照する
と、基地局側装置では、PC10の電源がオンされた
後、通信制御初期設定(RxB01)が行われ、基地局
側のループプログラムの始めとなるタクシーID及び画
像データ受信準備設定(RxB02)が行われる。ここ
までが基地局側装置の初期設定動作である。
【0057】初期設定動作を終えたタクシー側装置で
は、車内において、乗客が発生した音声がマイク11を
通して受信され、発声した単語の中に犯罪性の高い言語
があるかどうかの確認がなされ(TxT07)、あると
認識された場合に(TxT07にてYの場合)車内に設
置されたCCDカメラで乗客が撮影される(TxT0
8)。
【0058】又、乗客を撮影する別ルートとして(Tx
T07にてNの場合)、乗客がタクシーに乗り込もうと
タクシーの左後席ドアを開いた時に、タクシーの左後席
ドア前後に設置してある透過型センサ(このセンサは信
号送信部と受信部の2つで1つのセンサとなり、送信
部、受信部の間に障害物がない場合、送信部から受信部
へ信号が流れるが、障害物がある場合送信部から受信部
へ信号が流れないので受信部に信号が来たか否かで検知
するセンサ)又はタクシーの左後席ドア前か後ろに設置
してある反射型センサ(このセンサは信号送信部と受信
部が一体となっているセンサで送信部から放射された信
号が障害物に当り戻ってきた反射信号を受信部で受け、
受信部に信号が来たか否かで検知するセンサ)又は座席
の下にある圧力センサが反応してかつタクシーの左後席
ドアを閉めたかあるいは賃金メータがONしたか(Tx
T09)によって乗客が乗車したと判断し(TxT24
にてYの場合)、賃金メータがON又はセンサに反応し
てから設定された時間後に乗客が撮影される(TxT0
8)。
【0059】一方、上記2ルートでの条件を満たさない
場合(TxT24にてNの場合)、TxT04に戻り、
TxT04、TxT05、TxT06、TxT07のル
ートを再度通って上記記載の乗客を撮影する条件を満た
す迄、このルートを繰り返し通る。
【0060】次に、乗客の撮影を開始した後(TxT0
8)、撮影画像を圧縮する為、一時DRAM213に撮
影画像が格納される(TxT10)。その後、画像圧縮
LSI212が画像圧縮に設定され一時DRAM213
に格納されてある撮影画像が画像圧縮LSI212によ
り圧縮される(TxT11)。そして、圧縮された画像
データは、拡張メモリ222に保存され、撮影画像が全
て圧縮された後にDRAM213のデータは消去される
(TxT12)。データ消去後、画像データの容量が計
算され、その計算結果に基づき送信回数が決定される
(TxT13)。ここまでの処理を終了した時点で、タ
クシー側装置は、撮影圧縮画像を送信する迄の準備が完
了する。
【0061】送信準備完了後、タクシーIDが送信され
る(TxT14)。タクシーID送信後、一例として3
0秒間中10秒間隔にて基地局からのACK信号の受信
を確認して(TxT15)、ACK信号が受信されたか
否かを確認する(TxT16)。そして、ACK信号が
受信された場合(TxT16にてYの場合)、圧縮画像
データが送信される(TxT17)。次に、圧縮画像デ
ータが送信された後、基地局からの正常確認信号の受信
をしたか否かが確認される(TxT19,TxT2
0)。
【0062】そして、正常確認信号の受信がなされた場
合(TxT20にてYの場合)、次に圧縮画像データを
全て送信したか否かの確認がなされる(TxT21)。
そして、圧縮画像データが全て送信された場合(TxT
21にてYの場合)、拡張メモリに格納されているデー
タと送信回数等を保存しているカウントデータとの全て
が消去される(TxT22)。そして、それらのデータ
の消去後、TxT04の処理に戻り次の画像送信に備え
る。
【0063】一方、TxT16にて基地局からのACK
信号が受信されない場合(TxT16にてNの場合)、
送信リトライ(送信RETRY;再送信)の回数が10
回になったか否かが確認される(TxT18)。そし
て、RETRYカウントが10回未満の場合(TxT1
8にてNの場合)、RETRYカウントが1加算され
(TxT26)、TxT15に戻りACK信号の受信を
待つ。RETRYカウントが10回になった場合は(T
xT18にてYの場合)、RETRYカウントは消去さ
れて(TxT25)、TxT14に戻り、再度タクシー
IDデータの送信がなされ基地局からのACK信号の受
信を待つ。
【0064】又、TxT20にて正常確認信号が受信さ
れない場合(TxT20にてNの場合)、上記のACK
の未受信時の動作と同様にRETRYが10回か否かが
確認され(TxT27)、RETRYカウントが10回
未満の場合(TxT27にてNの場合)、RETRYカ
ウントが1加算され(TxT28)、TxT19に戻り
正常確認信号の受信を待つ。一方、RETRYカウント
が10回になった場合は(TxT27にてYの場合)、
RETRYカウントは消去され(TxT29)、TxT
14に戻り、再度タクシーIDデータが送信され基地局
からの正常確認信号の受信がなされる迄の動作が繰り返
される。
【0065】又、TxT21にて全ての圧縮画像データ
の送信が完了していない場合(TxT21にてNの場
合)、総送信回数が1差分され(TxT23)、TxT
14に戻る。圧縮画像データが全て送信されるまでこの
TxT23の処理が繰り返される。
【0066】一方、初期設定動作を終えた基地局側装置
では、タクシーIDデータ読み込み間隔時間の再設定が
あるか否かの確認がなされる(RxB03)。そして、
再設定がある場合(RxB03にてYの場合)、タクシ
ーIDデータ読み込み間隔時間の再設定がなされる(R
xB04)。その後、タクシーIDを受信したか否かの
確認がなされる(RxB05)。そして、タクシーID
が受信された場合(RxB05にてYの場合)、タクシ
ーIDデータのパリティーチェックが行われ、これによ
りタクシーIDデータに誤りがあるか否かが確認される
(RxB06)。そして、タクシーIDデータに誤りが
ない場合(RxB06にてYの場合)、タクシーIDデ
ータがPC10内のメモリに格納される(RxB0
7)。次に、タクシー無線通話状況の試験が行われる
(RxB08)。次に、ACK信号を送信する(RxB
09)。
【0067】ACK信号を送信後、30秒間中10秒間
間隔にて圧縮画像データの受信読み込みが行われ(Rx
B10)、圧縮画像データの受信動作を行ってから(R
xB11)、圧縮画像データが受信されたか否かが確認
される(RxB12)。そして、圧縮画像データが受信
された場合(RxB12にてYの場合)、受信データに
誤りがあるか否かが確認される(RxB13)。そし
て、圧縮画像データに誤りがない場合(RxB13にて
Yの場合)、登録タクシーIDの2回目以降の受信デー
タか否かが確認される(RxB14)。そして、登録タ
クシーIDの1回目の受信データである場合(RxB1
4にてNの場合)、登録タクシーIDデータからキーワ
ードにおけるデータ送信か否かが確認される(RxB1
9)。そして、キーワードにおけるデータ送信である場
合(RxB19にてYの場合)、PC10のディスプレ
イにアラーム(ALM)表示が行われる(RxB2
0)。
【0068】その後、PC10のハードディスクに受信
圧縮画像データがタクシーIDと受信時間をファイル名
にして格納される(RxB21)。受信圧縮画像データ
を格納後、正常確認信号が送信され(RxB22)、R
xB01に戻りタクシーIDデータ内に格納されてある
送信回数データの回数分を全て受信するまで、繰り返し
動作が行われる。
【0069】一方、RxB03にて再設定がない場合
(RxB03にてNの場合)、RxB05に飛び、タク
シーIDデータの受信確認以降の一連の動作が行われ
る。
【0070】又、RxB05にてタクシーIDが受信さ
れていない場合(RxB05にてNの場合)、RxB0
2に戻りタクシーIDが受信されるまで、動作が繰り返
し行われる。
【0071】又、RxB06にてデータに誤りがある場
合(RxB06にてNの場合)、RxB01に戻りタク
シーIDデータに誤りがないと判断するまで、動作が繰
り返し行われる。
【0072】又、RxB12にて圧縮画像データが受信
されていない場合(RxB12にてNの場合)、圧縮画
像データの読み込み回数が10回であるか否かが確認さ
れる(RxB23)。そして、RxB23にて圧縮画像
データの読み込み回数が10回未満である場合(RxB
23にてNの場合)、読み込み回数のカウントが1加算
され(RxB24)、RxB10に戻り、圧縮画像デー
タが受信される迄動作が繰り返される。一方、RxB2
3にて圧縮画像データの読み込み回数が10回である場
合(RxB23にてYの場合)、タクシーID及び読み
込み回数のカウントが消去され(RxB25)、RxB
01に戻る。
【0073】又、RxB13にて圧縮画像データに誤り
がある場合(RxB23にてNの場合)、RxB25に
飛び、タクシーID及び読み込み回数のカウントが消去
され、RxB01に戻る。
【0074】又、RxB14にて登録タクシーIDの2
回目の受信データである場合(RxB14にてYの場
合)、PC10のハードディスクに既に格納されている
同一タクシーIDを持つファイルの続きのファイルとし
てその受信データが格納される(RxB15)。その受
信データが格納された後、正常確認信号が送信され(R
xB16)、次にタクシーからの画像圧縮データが全て
受信されたか否かが確認される(RxB17)。
【0075】そして、画像圧縮データが全て受信された
場合(RxB17にてYの場合)、タクシーID及び読
み込み回数のカウントが消去され(RxB18)、Rx
B01に戻る。又、画像圧縮データの全てがまだ受信さ
れていない場合(RxB17にてNの場合)、RxB0
1に戻り圧縮画像データの全てが受信される迄動作が繰
り返される。又、RxB19にてキーワードにおけるデ
ータ送信でない場合(RxB19にてNの場合)、Rx
B21に飛び、タクシーID+受信時間をファイル名に
して圧縮画像データがPC10のハードディスクに格納
される。
【0076】次に、第2の実施の形態の実施例(以下、
第2実施例という)について説明する。図9及び図10
は第2実施例におけるタクシー側装置の動作を示すフロ
ーチャート、図11及び図12は第2実施例における基
地局側装置の動作を示すフローチャートである。
【0077】図9、図10並びに図7を参照しながら、
まずタクシー側装置の動作について説明する。電源がオ
ンされてから音声圧縮LSI音声取り込みモード設定ま
で(TxT51からTxT54まで)の動作は第1実施
例のTxT01からTxT04までと同様なので省略す
る。同様に、タクシーIDデータ送信から拡張メモリク
リア・リトライカウンタクリアまで(TxT63からT
xT71まで及びTxT76からTxT82まで)の動
作は第1実施例のTxT14からTxT29までと同様
なので省略する。第1実施例では画像の送信が行われる
のに対し、第2実施例では音声の送信が行われるという
点だけが相違し、送信処理及び受信処理の工程に相違は
見られないためである。
【0078】まず、図9を参照すると、乗客がタクシー
に乗車し、乗客が音声を発した場合(TxT55にてY
の場合)は、その音声情報は音声圧縮された後、拡張メ
モリ324に格納され(TxT56からTxT60ま
で)、IDデータの送信(TxT63)を待つ。一方、
乗客が音声を発しない場合(TxT55にてNの場合)
はタクシー内に設けられたセンサにより乗客がタクシー
に乗車したことを検出し(TxT61,TxT62にて
Yの場合)、以後の音声情報は音声圧縮された後、拡張
メモリ324に格納され(TxT56からTxT60ま
で)、IDデータの送信(TxT63)を待つ。
【0079】次に、図10を参照すると、タクシーID
の送信(TxT63)に続き、音声圧縮データの送信
(TxT66)が終了すると、次に乗客が発した音声が
犯罪性の高い言語群であるか否かが調べられ(TxT7
2)、犯罪性の高い言語群である場合(TxT72にて
Yの場合)は、タクシー無線機305のプレスト−クボ
タンがオンされ(TxT73)、1分間の会話の音声圧
縮処理がなされ(TxT74)、1分間音声の送信がな
される(TxT75)。そして、1分間経過しても会話
が終了しない場合は(TxT83にてYの場合)、さら
に1分間音声の送信がなされ(TxT74,TxT7
5)、会話が終了すると(TxT83にてYの場合)、
プレスト−クボタンがオフされ(TxT84)、システ
ムループ終了信号が送信される(TxT85)。
【0080】次に、図11、図12並びに図8を参照し
ながら、基地局側装置の動作について説明する。電源が
オンされてからタクシーIDデータ消去・音声圧縮デー
タ読み込みスタッククリア(RxB51からRxB71
まで)の動作は第1実施例のRxB01からRxB22
までと同様なので省略する。理由は第1実施例で述べた
ものと同様である。
【0081】図12を参照すると、基地局側装置におい
てタクシー側装置から送信された犯罪性の高い言語群の
音声を受信すると(RxB76,RxB77)、その音
声は基地局側装置において録音される(RxB78)。
例えば、PC512内のハ−ドディスクに記録される。
【0082】即ち、第2実施例では第1実施例と同様
に、タクシー内部の情報(第2実施例では音声データ、
第1実施例では画像データ)がタクシー側装置から基地
局側装置に送信されるが、第2実施例では乗客の発した
音声が犯罪性の高い言語群である場合は、タクシー内部
の会話をその会話が終了するまで基地局側装置に送信し
続ける点(TxT72からTxT85まで)が第1実施
例と相違する。
【0083】
【発明の効果】本発明によれば、車両及び基地局とから
構成される車両用防犯監視システムであって、そのシス
テムは前記車両は乗客が乗車したことを検知する乗車検
知手段と、前記乗車検知手段により乗客の乗車が検知さ
れた場合に車内の状況を示す車内情報を圧縮して基地局
に送信する車内情報送信手段とを有し、前記基地局は前
記車内情報送信手段により送信された前記車内情報を受
信する車内情報受信手段を有するため、車内情報を確実
に基地局に送信することが可能となる。
【0084】より具体的には、第1の効果は、撮影した
画像を圧縮して即座にタクシ−無線で基地局に送信する
ため、画像デ−タの安全性が確保され、タクシ−犯罪発
生時、事件解決の重要な証拠となる。
【0085】第2の効果は、犯罪に関連する特定言語の
音声認識により搭乗者を撮影し、撮影した画像を圧縮し
て即座にタクシ−無線で基地局に送信するとともにアラ
ームを表示するため、事件発生を即座に知ることができ
ることで早期解決を図ることができる。
【0086】第3の効果は、本発明の車両用防犯監視シ
ステムを装備していることで、犯罪を未然に防止する抑
止力としての効果がある。
【0087】第4の効果は、録音した音声を圧縮して即
座にタクシー無線で基地局に送信するため、音声データ
の安全性が確保され、タクシー犯罪発生時に事件解決の
重要な証拠となる。
【0088】第5の効果は、犯罪に関連する特定言語の
音声認識により、タクシー無線を通話状態にすることに
より、事件発生を即座に知ることができ、事件の早期解
決を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態における車両側装置の構成図
である。
【図2】第1の実施の形態における基地局側装置の構成
図である。
【図3】第1実施例におけるタクシー側装置の動作を示
すフローチャートである。
【図4】第1実施例におけるタクシー側装置の動作を示
すフローチャートである。
【図5】第1実施例における基地局側装置の動作を示す
フローチャートである。
【図6】第1実施例における基地局側装置の動作を示す
フローチャートである。
【図7】第2の実施の形態における車両側装置の構成図
である。
【図8】第2の実施の形態における基地局側装置の構成
図である。
【図9】第2実施例におけるタクシー側装置の動作を示
すフローチャートである。
【図10】第2実施例におけるタクシー側装置の動作を
示すフローチャートである。
【図11】第2実施例における基地局側装置の動作を示
すフローチャートである。
【図12】第2実施例における基地局側装置の動作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 CCDカメラ・マイクユニット 2,302 制御ユニット 3,303 タクシー賃金メータ 4,305 タクシー無線機 5,304 人検知センサ 6,306 タクシー側アンテナ 7,509 基地局側アンテナ 8,510 基地局側タクシー無線機 9,511 基地局側制御ユニット 10,512 パーソナル・コンピュータ 301 マイク 304 タクシー左後席ドア 308 タクシー無線機用マイク 513 モニタ用スピ−カ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒巻 成孝 東京都港区芝浦三丁目18番21号 日本電気 エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 橋上 尊仁 東京都港区芝浦三丁目18番21号 日本電気 エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 5C054 AA02 CA04 CC02 CD04 CH02 CH03 CH04 DA07 EA01 FC11 FC12 FE12 FE21 FF02 FF06 HA18 5H180 AA14 BB05 CC04 CC27 EE08 FF13 FF25

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両及び基地局とから構成される車両用
    防犯監視システムであって、 前記車両は乗客が乗車したことを検知する乗車検知手段
    と、前記乗車検知手段により乗客の乗車が検知された場
    合に車内の状況を示す車内情報を圧縮して基地局に送信
    する車内情報送信手段とを有し、 前記基地局は前記車内情報送信手段により送信された前
    記車内情報を受信する車内情報受信手段を有することを
    特徴とする車両用防犯監視システム。
  2. 【請求項2】 前記車両の乗車検知手段は乗客の音声を
    検出することにより乗車検知することを特徴とする請求
    項1記載の車両用防犯監視システム。
  3. 【請求項3】 前記車両の乗車検知手段は透過型セン
    サ、反射型センサ、ショックセンサ、温度センサのいず
    れかにより乗車検知することを特徴とする請求項1記載
    の車両用防犯監視システム。
  4. 【請求項4】 前記車両の乗車検知手段は賃金メ−タを
    空車から賃走にセットすることにより乗車検知すること
    を特徴とする請求項1記載の車両用防犯監視システム。
  5. 【請求項5】 前記車両の乗車検知手段は車両のドアの
    開閉により乗車検知することを特徴とする請求項1記載
    の車両用防犯監視システム。
  6. 【請求項6】 前記車両の車内情報送信手段は車両ID
    を送信した後に前記車内情報を送信することを特徴とす
    る請求項1から5のいずれかに記載の車両用防犯監視シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記車両の車内情報送信手段は前記車両
    IDが前記基地局にて受信されたか否かを判定する判定
    手段と、前記判定手段にて前記車両IDが前記基地局に
    て受信されていないと判定された場合に前記車両IDを
    再送する再送手段とを含むことを特徴とする請求項6記
    載の車両用防犯監視システム。
  8. 【請求項8】 前記車両の車内情報送信手段は前記車内
    情報が前記基地局にて受信されたか否かを判定する第2
    判定手段と、前記第2判定手段にて前記車内情報が前記
    基地局にて受信されていないと判定された場合に前記車
    内情報を再送する第2再送手段とを含むことを特徴とす
    る請求項6又は7記載の車両用防犯監視システム。
  9. 【請求項9】 前記車両の車内情報送信手段は前記車内
    情報を格納する車内情報格納手段を含むことを特徴とす
    る請求項1から8のいずれかに記載の車両用防犯監視シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 前記車両の車内情報送信手段は乗客が
    犯罪性の高い言語群の音声を発したか否かを判定する第
    3判定手段と、前記第3判定手段での判定結果を前記基
    地局に通知する判定結果通知手段とを含むことを特徴と
    する請求項1から9のいずれかに記載の車両用防犯監視
    システム。
  11. 【請求項11】 前記車両の車内情報送信手段が送信す
    る前記車内情報は画像情報であることを特徴とする請求
    項1から10のいずれかに記載の車両用防犯監視システ
    ム。
  12. 【請求項12】 前記車両の車内情報送信手段が送信す
    る前記車内情報は音声情報であることを特徴とする請求
    項1から10のいずれかに記載の車両用防犯監視システ
    ム。
  13. 【請求項13】 前記車両の車内情報送信手段は前記第
    3判定手段にて乗客が犯罪性の高い言語群の音声を発し
    たと判定された場合に、車内の音声を継続して前記基地
    局に送信する音声送信手段を含むことを特徴とする請求
    項10又は12記載の車両用防犯監視システム。
  14. 【請求項14】 前記基地局の車内情報受信手段は前記
    音声送信手段により送信された車内の音声を継続して再
    生する音声再生手段を含むことを特徴とする請求項13
    記載の車両用防犯監視システム。
  15. 【請求項15】 前記基地局の車内情報受信手段は前記
    判定結果通知手段から乗客が犯罪性の高い言語群の音声
    を発した旨の通知を受けた場合にアラーム表示するアラ
    ーム表示手段を含むことを特徴とする請求項10から1
    3のいずれかに記載の車両用防犯監視システム。
  16. 【請求項16】 前記車両の車内情報送信手段はシャッ
    タ速度制御機能及び撮影画像情報増幅機能を有する撮影
    手段を含むことを特徴とする請求項11記載の車両用防
    犯監視システム。
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