JPH04224433A - 車両用防犯監視装置 - Google Patents

車両用防犯監視装置

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JPH04224433A
JPH04224433A JP2413677A JP41367790A JPH04224433A JP H04224433 A JPH04224433 A JP H04224433A JP 2413677 A JP2413677 A JP 2413677A JP 41367790 A JP41367790 A JP 41367790A JP H04224433 A JPH04224433 A JP H04224433A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
volatile memory
passenger
video camera
power supply
Prior art date
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Pending
Application number
JP2413677A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Sasaki
佐々木 三智雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Shatai Co Ltd
Original Assignee
Nissan Shatai Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07BTICKET-ISSUING APPARATUS; FARE-REGISTERING APPARATUS; FRANKING APPARATUS
    • G07B13/00Taximeters
    • G07B13/02Details; Accessories

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、旅客車両、主としてタ
クシーや現金輸送車に用いられる車両用防犯監視装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金融機関や終夜営業の小売店舗に
おいては、犯罪が発生した際その解決を容易にするため
に、防犯監視システムが実用されている。該防犯監視シ
ステムにあっては、一般的に店内の天井等にビデオカメ
ラを設置し、該ビデオカメラにより来店者の画像を撮影
するとともに、この撮影した来店者の画像を警備室等に
設けられたビデオデッキにより記録するように構成され
ている。したがって、犯罪が発生した際には、前記ビデ
オデッキ内のビデオテープに記憶された画像を再生する
ことにより、犯罪者を容易に特定することができ、これ
により犯罪の早期解決を可能にするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、タクシ
ー等の旅客車両においては、前述した金融機関等におい
て採用されている防犯監視システムが無く、犯罪発生に
おいてその解決が遅延しているのが実情である。無論、
旅客車両においても、前記防犯システムを採用すれば犯
罪の早期解決が可能となるが、旅客車両独自の特殊性に
より前記防犯システムをそのまま採用することは好まし
くない。すなわち、旅客車両にあっては、車載空間が限
定されていることから、大型の記憶媒体であるビデオテ
ープを用いるビデオデッキを搭載することに困難性が生
ずるとともに、プライバシー保護の点から乗車した乗客
全ての画像を半永久的に記憶させておくことは好ましく
ない。また、タクシーにあっては乗客が乗車していない
空車時間が多分に存在することから、前記防犯監視シス
テムのように、常時ビデオデッキにて車室内の状態を記
録したのでは、無用な画像が記録されることとなり、犯
罪の解明に役立つ画像データを効率的に記憶させておく
ことも不可能となるものであった。
【0004】本発明は、このような旅客車両の特殊性に
鑑みてなされたものであり、車載を容易にするとともに
、プレイバシー保護、及び犯罪の解明に役立つ画像デー
タを効率的に記憶させるようにした車両用防犯監視装置
を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明にあっては、タクシー等の当該車両に乗車した
乗客の画像データを出力するカメラ装置が設けられ、該
カメラ装置に作動を指示する作動指示手段が設けられ、
該作動指示手段からの指示に応答して記憶領域を初期化
するとともに、この初期化した記憶領域に前記カメラ装
置から出力された画像データを記憶する揮発性メモリが
設けられている。また、前記画像データの記憶に必要と
なる所定電圧を前記揮発性メモリに供給する主電源と、
該主電源から前記揮発性メモリに供給される電圧の変化
を監視し、該電圧が前記所定電圧以下となったとき、よ
り具体的には前記主電源がオフにされ、あるいは主電源
自体の電圧降下により前記電圧が所定電圧以下となった
とき、前記主電源からバックアップ電源に切り替える切
替手段とが設けられる一方、特定の外部操作に応じてキ
ャンセル信号を出力する操作手段が設けられ、該操作手
段から前記キャンセル信号の出力がないとき、前記切替
手段の切り替え動作に伴って、前記揮発性メモリに記憶
されている前記画像データを記憶する不揮発性メモリが
設けられている。
【0006】
【作用】前記構成において、作動指示手段が動作すると
、該作動指示手段からの指示に応答してカメラ装置は、
当該タクシーに乗車した乗客の画像データを出力する。 一方、揮発性メモリは前記作動指示手段からの指示に応
答して、前の乗客の画像データが記憶されている記憶領
域を初期化した後、前記カメラ装置から出力された画像
データを記憶し、したがって、前の乗客の画像データは
前記初期化によって消去される。
【0007】他方、切替手段は、前記揮発性メモリに供
給している主電源の電圧の変化に応じて、例えば前記主
電源がオフとなって電圧が低下した場合には、バックア
ップ電源に切り替える。このとき、タクシーの乗務員が
前記操作手段を操作してキャンセル信号を出力させてお
けば、前記揮発性メモリに記憶された画像データは、不
揮発性メモリに記憶されることなく放置される。
【0008】しかし、前記乗務員が操作手段を操作する
ことなく前記主電源がオフとなった場合、あるいは主電
源自体の電圧が前記所定電圧以下となった場合には、前
記操作手段からキャンセル信号が出力されないことから
、前記主電源がオフにされて主電源からバックアップ電
源に切り替った際、これに伴って前記揮発性メモリに記
憶されていた画像データは不揮発性メモリに記憶される
【0009】ここで、前記乗務員が特定の外部操作を操
作手段に対して行わずに、主電源がオフとなったり、あ
るいは主電源自体の電圧が降下する場合とは、乗務員が
乗客であった犯罪者の暴力行為等により前記特性の外部
操作を行えなかった場合であって、犯罪行為が実行され
た場合であると想定することができる。したがって、か
かる場合には前記犯罪者となった乗客の画像データが前
記揮発性メモリから、不揮発性メモリに記憶され、よっ
て、この不揮発性メモリには、犯罪者となった乗客の画
像データのみが記憶されて、半永久的に残存することと
なる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面にしたがって
説明する。図1は、本発明の第1実施例を示す全体的な
ブロック図であり、主電源たる車載バッテリー1は、イ
グニッションキースイッチ2を介して防犯監視装置本体
16内に組み込まれた制御回路3に接続されている。該
制御回路3と前記イグニッションキースイッチ2間には
、切替手段としての電源監視切替回路5を介して、バッ
クアップ電源6が接続されている。
【0011】前記制御回路3には、カメラ装置たるビデ
オカメラ8が接続されており、該ビデオカメラ8は、図
2に示したように運転席9の側部に配置されたセンター
コンソール4の上部に取り付けられ、後席10に着座す
る乗客を撮影することが可能な撮影範囲を有している。 前記ビデオカメラ8から出力された前記乗客の画像デー
タは、制御回路3に与えられるとともに、該制御回路3
からはビデオカメラ8に作動を指示する撮影指示信号が
出力されるようになっている。
【0012】また、前記制御回路3には作動指示手段と
しての料金メータ11からメータON,OFF信号が入
力されるようになっているとともに、警報器12及び操
作手段としてのキャンセルコード入力器13が接続され
ている。さらに、前記制御回路3には揮発性メモリ7が
接続されており、該揮発性メモリ7は書き込み及び初期
化が可能な記憶領域を有しており、前記制御回路3から
の指示にしたがって前記書き込み及び初期化が実行され
る。この揮発性メモリ7には、不揮発性メモリ15が書
き込み消去制御回路14を介して接続されている。前記
不揮発性メモリ15は、例えばEEP−ROMからなり
前記制御回路3からの指示に応じて動作する前記書き込
み消去制御回路14により、書き込み及び消去がなされ
る。
【0013】なお、前記制御回路3の内部ROMには予
めキャンセルコードが記憶されており、また前記防犯監
視装置本体16はタクシー車両の車体サイドシル内等車
体の堅固な部位に収容配置されている。
【0014】以上の構成にかかる本実施例の動作を、図
3に示した前記制御回路3が実行するフローチャートに
したがって説明する。すなわち、このフローチャートは
前記イグニッションキースイッチ2のオンに伴って開始
され、イニシャライズ処理(ステップ101)によりこ
のフローチャートで用いられるフラグFがリセットされ
る。次に、前記不揮発性メモリ15が書き込み済みであ
るか否かが判別され(ステップ102)、この判別がY
ESであって不揮発性メモリ15が書き込み済みの状態
にあれば、前記警報器12が駆動され、警報音またはラ
ンプによる警告がなされる(ステップ103)。これに
より、当該タクシーの乗務員は不揮発性メモリ15が書
き込まれた状態にあることを知ることができ、そこで不
揮発性メモリ15内に書き込まれている画像データを消
去すべくキャンセルコード入力器13を操作して、キャ
ンセルコードを入力する。
【0015】すると、前記キャンセルコード入力器13
に入力されたキャンセルコードが前記制御回路3によっ
て読み込まれ(ステップ104)、この読み込まれたキ
ャンセルコードと前記予め記憶されているキャンセルコ
ードとが一致しているか否かのコードチェックが実行さ
れる(ステップ105)。このコードチェックの判別結
果がNOであって、正しいキャンセルコードの入力がな
ければステップ103にリターンする一方、前記判別結
果がYESであって正しいキャンセルコードが入力され
た場合には、不揮発性メモリ15に書き込まれていた画
像データは消去される(ステップ106)。
【0016】そして、ステップ106に続くステップ1
07では前記料金メータ11がオンに操作されたか否か
が判別され、この判別がNOであって料金メータ11が
オンに操作されることなく空車状態であれば、以下のス
テップに進むことなく、ステップ107にて待機状態が
維持される。よって、空車時には以降の判別処理におい
て実行される揮発性メモリ7への書き込みはなく、無用
な書き込みは回避される。
【0017】そして、タクシーに乗客が乗車した際、乗
務員が前記料金メータ11をオンに操作すると、ステッ
プ107の判別はYESとなり、次にフラグFがセット
されているか否かが判別される(ステップ108)。こ
の時点においては、前記イニシャライズ処理(ステップ
101)によりフラグFはリセット状態にあることから
、ステップ108の判別はNOとなり、揮発性メモリ7
は初期化される(ステップ109)。また、前記料金メ
ータ11のオンに伴って前記ビデオカメラ8が作動し、
該ビデオカメラ8から入力された乗客の画像データは、
前記揮発性メモリ7に書き込まれる(ステップ110)
。引き続き、前記フラグFがセットされた後(ステップ
111)、前記料金メータ11がオフに操作されたか否
か、つまり前記乗客が降車したか否かが判別される(ス
テップ112)。この判別がNOであって、料金メータ
11がオン状態に維持されていればステップ113の処
理を実行することなく、ステップ114に進み、該ステ
ップ114においては、電源がオフとなったか否かが判
別される。
【0018】ここで、このステップ114の電源Off
とは、前記イグニッションキースイッチ2がオフに操作
された場合と、前記車載バッテリー1自体の電圧が5[
V]以下に低下した場合の両者を意味している。したが
って、前記イグニッションキースイッチ2がオン状態に
維持されており、かつ、前記車載バッテリー1が5[V
]以上の電圧を維持している正常な状態にあれば、この
判別がNOとなり、ステップ107に戻る。また、ステ
ップ107〜114の判別処理が実行されている状態に
おいては、前記電源監視切替回路5はバックアップ電源
6をイグニッションキースイッチ2を介して車載バッテ
リー1に接続させた状態に維持し、これより前記バック
アップ電源6は充電される。
【0019】一方、前記ステップ114〜ステップ10
7に戻った状態において、前述のように料金メータはオ
ン状態(乗客が存在する実車状態)となっていることか
ら、ステップ107の判別はYESとなって、再度ステ
ップ108の判別が実行されるが、この時点では先に実
行されたステップ111の処理により、フラグFはセッ
ト状態に維持されている。したがって、ステップ108
の判別はYESとなり、前述したステップ109〜11
1までの処理が実行されることなく、ステップ112に
進む。このため、揮発性メモリ7には乗客が乗車した後
、乗務員が料金メータ11をオンにした際の乗客の画像
データのみ記憶されることとなり、少ない記憶容量であ
っても、必要な乗員の画像データを記憶しておくことが
できる。よって、ビデオテープのように大型の記憶媒体
を用いることなく、必要な乗員の画像データを確保する
ことができ、防犯監視装置本体16全体を小型して車載
の容易化を図ることができる。
【0020】そして、犯罪の発生がなく乗客が降車した
際、料金メータ11をオフにすると、ステップ112の
判別がYESとなり、ステップ114に進んでフラグF
がリセットされる(ステップ113)。引き続き、前述
したステップ114の判別がNOとなっている間は、ス
テップ107からの判別処理が繰り返される。また、前
の乗客が降車後、次の乗客が乗車して料金メータ11を
オンに操作すると、ステップ107の判別はYESとな
り、このときフラグFは既にステップ113の処理によ
りリセット状態となっていることから、ステップ108
の判別はNOとなる。
【0021】よって、揮発性メモリ7が初期化されて(
ステップ109)、前の乗客の画像データは消去される
。したがって、犯罪とは無関係な乗客の画像データが残
ってしまうようなことはなく、一般乗客のプライバシー
を保護することができる。
【0022】引き続き、ステップ110以降の前述した
処理により、この初期化された揮発性メモリ7に乗客の
画像データの書き込みがなされ、ステップ114におい
て電源Offが判別される。この判別がYESとなって
、例えば休憩あるいは勤務時間の終了、営業時間の終了
等により、乗務員がイグニッションスイッチ2をオフに
した場合には、前記バックアップ電源6がオンとなって
、車載バッテリー1からバックアップ電源6への切り替
えがなされ(ステップ115)、さらに、該バックアッ
プ電源6がオンとなった1分前以内に正しいキャンセル
コードが入力されたか否かが判別される(ステップ11
6)。この判別がYESであって、正しいキャンセルコ
ードが入力された場合には、前記揮発性メモリ7に記憶
されている画像データを不揮発性メモリ15へ書き込む
処理(ステップ117)を行うことなく、バックアップ
電源6はオフにされる(ステップ118)。
【0023】したがって、乗務員が犯罪に遭遇すること
なく、前記キャンセルコード入力器13に正しいキャン
セルコード入力してから1分以内にイグニッションキー
スイッチ2をオフする通常の手順を行った場合には、不
揮発性メモリ15に乗客の画像データが書き込まれるこ
とはない。
【0024】一方、前記ステップ114の判別がYES
となった場合、つまりイグニッションキースイッチ2が
オフに操作された場合、若しくは車載バッテリー1の電
圧が5[V]以下に低下した場合であって、しかも、バ
ックアップ電源7がONとなる1分前以内に正しいキャ
ンセルコードが入力されなかった場合には、ステップ1
16の判別はNOとなる。このように、キャンセルコー
ドを入力できなかった場合とは、乗務員が乗客であった
犯罪者の暴力行為により肉体的な障害を受け、あるいは
死亡する等により、前記キャンセルコード入力器13の
操作を行うことができなくなった場合であって、犯罪行
為が実行された場合であると想定することができる。し
たがって、かかる場合には、前記揮発性メモリ7に記憶
されている前記犯罪者となった乗客の画像データが不揮
発性メモリ15に書き込まれる(ステップ117)。よ
って、この不揮発性メモリ15には、犯罪者となった乗
客の画像データのみが記憶されていることから、事件発
覚後警察当局がこれを読み出して再生すれば、犯罪者の
特定を効率的に行うことができ、犯罪の早期解決が可能
となる。
【0025】しかも、防犯監視装置本体16は、前述の
ように車体サイドシル内に収容されいることから、犯罪
者において防犯監視装置本体16内に配置された不揮発
性メモリ15を破壊しようとしても不可能であって、犯
罪者の画像データを確実に保存することができる。また
、不揮発性メモリ15に記憶された画像データを消去す
るためには、前述のように正確なキャンセルコードが入
力されなければならないことから、キャンセルコードを
知らない犯罪者において、前記画像データを消去するこ
とも不可能であって、この点からも確実に犯罪者の画像
データを保存することができるのである。
【0026】図4は、本発明の第2実施例を示すもので
あり、ビデオカメラ8はルームミラー17を支持する台
座18内に収容されている。かかる実施例によれば、ビ
デオカメラ8により乗客の正面画像を捕えることができ
、より正確な犯罪者の画像データを得ることが可能とな
る。また、前記ビデオカメラ8をタクシー車両に設けら
れている日誌灯の近傍に配置してもよい。
【0027】図5は、本発明の第3実施例を示すもので
あり、前記制御回路3には更にルームランプ制御回路1
9と画像モニタ20とが接続されている。前記ルームラ
ンプ制御回路19は、前記ビデオカメラ8が動作する際
ルームランプを点灯させる制御を行うように構成されて
いる。したがって、夜間において乗客を乗せた場合であ
っても、十分な光量により撮影を行うことが可能となる
とともに、前記画像モニタ20が設けられていることか
ら、犯罪発覚後に迅速に前記不揮発性メモリ7に記憶さ
れている画像データを再生することができ、犯罪者の特
定を迅速に行うことが可能となる。
【0028】なお、作動指示手段は料金メータ11に限
らず、また、不揮発性メモリへの指示はキャンセルコー
ド入力器に限らず、専用のスイッチに代えてもよい。
【0029】第6図は、本発明の第4実施例を示すもの
であり、ステップ201から207までの判別処理は前
述した第1実施例のステップ101からステップ107
までの判別処理と同一であり、また、ステップ209か
らステップ213までの処理は前記第1実施例のステッ
プ114から118までと同一である。しかし、この実
施例においては、前記ステップ207の判別がYESと
なるごとに、揮発性メモリを初期化することなく、書き
込みを行っている(ステップ208)。つまり、この実
施例においては、上書き可能な揮発性メモリを用いてお
り、よって、料金メータがオンとなるごとに揮発性メモ
リに書き込みが行われれば、前の乗客の画像データはこ
の時点で消去されるのである。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、カメラ装
置に作動を指示する作動指示手段が設けられ、該作動指
示手段からの指示に応答してカメラ装置が動作した際、
揮発性メモリに乗客の画像データを記憶させるようにし
たことから、空車時等の乗員が存在しない状態の画像デ
ータの記憶が未然に防止され、有効となる画像データの
みを効率的に記憶させることができる。よって、ビデオ
テープのように大型の記憶媒体を用いることなく、必要
な乗員の画像データを確保することができ、防犯監視装
置全体を小型して車載の容易化を図ることができる。
【0031】また、揮発性メモリは順次初期化を行って
、最新の画像データのみを記憶することから、犯罪に無
関係な乗員の画像データが長期に亙って記憶されてしま
うようなことはなく、一般乗員のプライバシーを保護す
ることができる。
【0032】さらに、主電源から前記揮発性メモリに供
給される電圧の変化を監視し、該電圧が前記所定電圧以
下となったとき、前記主電源からバックアップ電源に切
り替えるとともに、キャンセル信号の出力がなかった場
合は異常事態と判断して、前記揮発性メモリに記憶され
ている前記画像データを不揮発性メモリに記憶するよう
にした。よって、異常事態を発生させた犯罪者の画像デ
ータのみが確実に半永久的に確保され、これにより、犯
罪者の特定を効率的に行うことができ、旅客車両におけ
る犯罪の早期解決が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すブロック図である。
【図2】同実施例のビデオカメラの配設状態を示す斜視
図である。
【図3】同実施例のフローチャートである。
【図4】本発明の第2実施例のビデオカメラの配設状態
を示す斜視図である。
【図5】本発明の第3実施例を示すブロック図である。
【図6】本発明の第4実施例を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1    車載バッテリー(主電源) 2    イグニッションキースイッチ3    制御
回路 5    電源監視切替回路(切替手段)6    バ
ックアップ電源 7    揮発性メモリ 8    ビデオカメラ(カメラ装置)11  料金メ
ータ(作動指示手段) 13  キャンセルコード入力器(操作手段)15  
不揮発性メモリ 16  防犯監視装置本体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  当該車両に乗車した乗客の画像データ
    を出力するカメラ装置が設けられ、該カメラ装置に作動
    を指示する作動指示手段が設けられ、該作動指示手段か
    らの指示に応答して記憶領域を初期化するとともに、こ
    の初期化した記憶領域に前記カメラ装置から出力された
    画像データを記憶する揮発性メモリが設けられ、前記画
    像データの記憶に必要となる所定電圧を前記揮発性メモ
    リに供給する主電源と、該主電源から前記揮発性メモリ
    に供給される電圧が前記所定電圧以下となったとき、前
    記主電源からバックアップ電源に切り替える切替手段と
    が設けられる一方、特定の外部操作に応じてキャンセル
    信号を出力する操作手段が設けられ、該操作手段から前
    記キャンセル信号の出力がないとき、前記切替手段の切
    り替え動作に伴って、前記揮発性メモリに記憶されてい
    る前記画像データを記憶する不揮発性メモリが設けられ
    たことを特徴とする車両用防犯監視装置。
JP2413677A 1990-12-25 1990-12-25 車両用防犯監視装置 Pending JPH04224433A (ja)

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