JP2019114267A - 自律走行車両 - Google Patents

自律走行車両 Download PDF

Info

Publication number
JP2019114267A
JP2019114267A JP2019001133A JP2019001133A JP2019114267A JP 2019114267 A JP2019114267 A JP 2019114267A JP 2019001133 A JP2019001133 A JP 2019001133A JP 2019001133 A JP2019001133 A JP 2019001133A JP 2019114267 A JP2019114267 A JP 2019114267A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
vehicle
occupant
autonomous traveling
traveling vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019001133A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6747528B2 (ja
Inventor
正永 中村
Masanaga Nakamura
正永 中村
井上 英也
Hideya Inoue
英也 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2019001133A priority Critical patent/JP6747528B2/ja
Publication of JP2019114267A publication Critical patent/JP2019114267A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6747528B2 publication Critical patent/JP6747528B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】自律走行車両において、乗車後の乗員による暴力や器物損壊などの違法行為に対
する対策は採られていなかった。
【解決手段】ステップS11では、CPU11は、画像と音の解析結果から、乗員の違法
行為となる特定行動があったかを判別する。例えば、暴力行為が行われ、且つ叫び声が発
せられた場合は違法行為となる特定行動があったと判別する。また、車内の器物を取り外
す行為が行われ、器物を取り外す音を検知した場合は器物損壊の違法行為があったと判別
する。乗員の違法行為となる特定行動が判別された場合には、目的地を変更して最寄りの
警察署へ走行する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、無人で走行する自律走行車両に関する。
エリア内の任意の乗降場で必要なときに自動車を呼出し、呼出し先まで自動車に自律走
行させるとともに、利用者が所望の乗降場まで移動したところで自動車を乗り捨てできる
自律走行車両が知られている。(特許文献1)
特開平11−184521号公報
しかし、従来の自律走行車両では、乗車後の乗員による暴力や器物損壊などの違法行為
に対する対策は採られていなかった。
請求項1に記載の自律走行車両は、予め設定された目的地までの経路を走行する自律走
行制御部と、乗車後の車内の乗員を撮影する撮影部と、撮影部で撮影した画像を解析して
、乗員の違法行為となる特定行動を判別する判別部と、判別部で乗員の特定行動が判別さ
れた場合に、撮影部で撮影された画像を外部へ送信する送信部とを備えたことを特徴とす
る。
本発明によれば、自律走行車両において、乗車後の乗員による乱暴、器物損壊などの違
法行為に対して適切に対応することができる。
自律走行車両のシステム構成図である。 自律走行車両の外観図である。 自律走行車両のフローチャートである。
図1は、本発明の実施の形態に係わる自律走行車両のシステム構成図である。
CPU11には、バスラインを介してメモリ12、表示部13、音声入出力部14、入
力部15、通信部16が接続される。
メモリ12には、後述するフローチャートで表したプログラムが記憶され、CPU11
は、このプログラムを読み出して後述する処理を実行する。
表示部13は、乗員に対するメッセージや乗車料金などを表示する。音声入出力部14
は、乗員に対するメッセージを音声で出力すると共に、乗員から発せられた目的地等の音
声入力を受け付ける。音声入出力部14は、更に、車内の衝撃音や乗員の叫び声などを検
知して、乗員の違法行為の判別要素とする。
入力部15は、タッチパネル等で構成され、乗員が非常時に操作する非常ボタンを含む
他、乗員が乗車料金の精算時等に各種の情報を入力する。通信部16は、車両の管理セン
ターと通信して車両の現在位置などを管理する。通信部16は、更に、乗員の違法行為が
判別された場合に、最寄りの警察署や車両の管理者へ情報を送信する。
CPU11は、バスラインを介して車両制御システム17と通信し、車両の走行開始や
車両の走行停止、車両のドアの開閉、シートベルトのロックなどのコマンドを送受信する
車両制御システム17には、バスラインを介してブレーキシステム18、加速システム
19、操舵システム20、センサ21、ドア開閉システム22、シートベルト装着システ
ム23が接続される。
車両制御システム17は、加速度計やジャイロスコープなどのセンサ21からの情報を
受けて、ブレーキシステム18、加速システム19、操舵システム20を動作させ、車両
の方向と速度をコントロールする。以上説明した車両制御システム17は自律走行制御部
として機能する。
ドア開閉システム22は、CPU11から車両制御システム17を介して、車両のドア
の開閉のコマンドを受けた場合に、車両のドアを開閉したり、ドアを閉めた状態にロック
する。ドア開閉システム22によってドアがロックされると、乗員はこれを解除操作でき
ない。
シートベルト装着システム23は、CPU11から車両制御システム17を介して、シ
ートベルトのロックのコマンドを受けた場合に、シートベルトが解除されないようにシー
トベルトをロックする。シートベルト装着システム23によってシートベルトがロックさ
れると、乗員はこれを解除操作できない。
更に、車両制御システム17には、バスラインを介してナビゲーションシステム24、
カメラシステム25、GPS26、レーザシステム27が接続される。
ナビゲーションシステム24は、地図データベースを備え、乗員が乗車待ちをしている
乗車地点や、乗員の目的地まで走行するための経路を探索する。そして、車両制御システ
ム17は、探索された経路に沿って車両を自動で自律走行させる。
カメラシステム25は、車外の周囲360°の画像を取得する複数台のカメラにより構
成され、信号や標識を読み取る。車両制御システム17は、読み取られた信号や標識に従
って車両を自動で自律走行させる。カメラシステム25は、更に、車内の乗員を常時撮影
するカメラを備え、乗員の姿勢や挙動を撮影する。CPU11は、乗員の姿勢や挙動が撮
影された画像を基に、車内の暴力行為や器物損壊など乗員の違法行為の判別要素とする。
GPS26は、車両制御システム17やナビゲーションシステム24に現在位置情報を
供給する。レーザシステム27は、車両の車外天井に取り付けられ、他の車両、路上の障
害物など車両の外部にある物体の位置および距離を特定する。車両制御システム17は、
特定された車外の物体を回避して車両を自動で自律走行させる。
図2は、自律走行車両の外観図である。
車両の車内天井の4隅には、計4個のカメラ25a〜25dが車外に向けて取り付けら
れている。カメラシステム25は、これらのカメラ25a〜25dにより、車外の周囲3
60°の範囲を撮像してその画像を取得する。更に、車両の車内天井の前部には、カメラ
25eが車内に向けて取り付けられている。カメラシステム25は、このカメラ25eに
より、車内の乗員を常時撮影する。なお、カメラの取り付け位置やカメラの設置台数は一
例であり、必要に応じて適宜変更できる。
また、車両の車外天井にはレーザ装置27aが回転自在に取り付けられている。レーザ
装置27aは、光源(レーザダイオード)と受光素子を内蔵し、光源から照射された光が
、車両の外部にある物体にあたると反射され、センサの受光素子で受光される。レーザシ
ステム27は、光が照射されてから受光されるまでのわずかな時間を測定し、その時間差
を距離に換算する。レーザ装置28aは常時360°回転しており、車両の外部にある物
体との距離を常時計測している。
以下、本発明の実施の形態に係わる自律走行車両の動作を、図3に示すフローチャート
を参照して説明する。図3のフローチャートで示すプログラムは、メモリ12に記憶され
、CPU11は、このプログラムを読み出して以下の処理を実行する。
無人で自律走行する自律走行車両は、待機地点に駐車している。待機地点は、自律走行
車両を管理している管理センターや予め定められている駐車場である。利用者である乗員
は任意の地点から自律走行車両を呼び出すことができる。自律走行車両を呼び出す際には
、GPS機能を搭載した携帯端末を用いることにより、乗車地点を管理センターへ知らせ
る。
図3のステップS1では、CPU11は、乗車地点を目的地として設定して自律走行車
両の走行を開始させる。具体的には、CPU11は、車両制御システム17に車両の走行
を指示する。車両制御システム17は、ブレーキシステム18、加速システム19、操舵
システム20を動作させ、車両の走行を開始する。乗車地点は利用者が携帯端末を用いて
自律走行車両を呼び出した地点である。
ステップS2では、CPU11は、乗車地点へ向けて車両の走行を継続させる。具体的
には、CPU11は、車両制御システム17へ乗車地点に向けて車両の走行を指示する。
車両制御システム17は、ナビゲーションシステム24によって探索された乗車地点まで
の経路に沿って車両を自動で自律走行させる。
ステップS3では、CPU11は、車両が乗車地点へ到達したかを判別する。車両制御
システム17は、ナビゲーションシステム24によって探索された乗車地点まで到達した
場合には、CPU11へ応答を返す。乗車地点へ到達していなければ、ステップS2へ戻
り、乗車地点へ向けて車両の走行を継続させる。乗車地点へ到達していれば、ステップS
4へ進む。
ステップS4では、CPU11は、車両を停止し、ドアを開く。具体的には、CPU1
1は、車両制御システム17へ車両の停止とドアの開放を指示する。車両制御システム1
7は、カメラシステム25、レーザシステム27により車両の周囲の安全を確認し、ブレ
ーキシステム18等をコントロールして安全な場所に車両を停止する。その後、車両制御
システム17は、ドア開閉システム22によりドアを開放する。
ステップS5では、CPU11は、乗員の乗車が完了したかを判別する。具体的には、
CPU11は、カメラシステム25による車外の画像と車内の画像を取得し、乗員全員が
車内の座席に着座したかを画像を解析することにより判別する。乗員全員の乗車が完了し
ていない場合は、完了するまで待機する。乗員の乗車が完了したと判別された場合はステ
ップS6へ進む。
ステップS6では、CPU11は、ドアを閉めてドアをロックし、目的地を設定する。
具体的には、CPU11は、車両制御システム17を介して、ドア開閉システム22にド
アの閉めとドアのロックを指示し、ドア開閉システム22はドアを閉めてドアをロックす
る。そして、CPU11は、音声入出力部14より、乗員に対して目的地を発声するよう
に促すメッセージ、例えば「どこまで行きますか」等と音声で出力し、これに応答して、
乗員から発せられた目的地の音声入力を受け付けて音声認識を行う。そして、CPU11
は、ナビゲーションシステム24に目的地を設定し、目的地まで走行するための経路を探
索する。
ステップS7では、CPU11は、目的地に向けて車両を走行させる。具体的には、C
PU11は、車両制御システム17に対して走行を指示し、車両制御システム17は、ブ
レーキシステム18、加速システム19、操舵システム20を動作させ、車両の走行を開
始する。
ステップS8では、CPU11は、カメラシステム25の車内に設置したカメラ25e
から車内の乗員を撮影し、その画像をメモリ12へ保存する。撮影は静止画であっても動
画であってもよい。
ステップS9では、CPU11は、車内の音を検知する。具体的には、音声入出力部1
4より、車内の衝撃音や乗員の叫び声などを検知してメモリ12へ保存する。
ステップS10では、CPU11は、メモリ12へ保存した画像と音を解析する。すな
わち、保存された画像を基に、乗員が通常の着座状態にあるか否か、乗員が通常の着座状
態を脱して異常な態勢になっていないか、暴力行為が行われていないか等を予め記憶され
ているテンプレート画像と比較して解析する。更に、保存された音を基に、車内の衝撃音
や乗員の叫び声などが発せられたかを解析する。
ステップS11では、CPU11は、画像と音の解析結果から、乗員の違法行為となる
特定行動があったかを判別する。例えば、暴力行為が行われ、且つ叫び声が発せられた場
合は違法行為となる特定行動があったと判別する。また、車内の器物を取り外す行為が行
われ、器物を取り外す音を検知した場合は器物損壊の違法行為があったと判別する。乗員
の違法行為がなかった場合は、次のステップS12へ進む。
ステップS12では、CPU11は、車両が目的地へ到達したかを判別する。車両制御
システム17は、ナビゲーションシステム24によって探索された目的地まで到達した場
合には、CPU11へ応答を返す。目的地へ到達していなければ、ステップS7へ戻り、
目的地へ向けて車両の走行を継続させ、車内の乗員の撮影や車内の音の検知を継続する。
目的地へ到達していれば、ステップS13へ進む。
ステップS13では、CPU11は、車両を停止する。具体的には、CPU11は、車
両制御システム17へ車両の停止を指示する。車両制御システム17は、カメラシステム
25、レーザシステム27により車両の周囲の安全を確認し、ブレーキシステム18等を
コントロールして安全な場所に車両を停止する。
ステップS14では、CPU11は、乗車料金の精算を行う。すなわち、表示部13に
乗車料金を表示し、音声入出力部14より乗員に対して乗車料金の精算を促すメッセージ
を音声で出力する。乗員は入力部15よりカード情報などを入力して乗車料金の精算を行
う。精算が完了するとステップS15へ進む。
ステップS15では、CPU11は、ドアを開く。具体的には、CPU11は、車両制
御システム17へドアの開放を指示する。車両制御システム17は、ドア開閉システム2
2によりドアを開放する。
ステップS16では、CPU11は、乗員の降車が完了したかを判別する。具体的には
、CPU11は、カメラシステム25による車外の画像と車内の画像を取得し、乗員全員
が車外に出たかを画像を解析することにより判別する。乗員全員の降車が完了していない
場合は、完了するまで待機する。乗員の降車が完了したと判別された場合はステップS1
7へ進む。
ステップS17では、CPU11は、ドアを閉め、待機地点を目的地として設定して自
律走行車両の走行を開始させる。具体的には、CPU11は、車両制御システム17にド
アを閉める指示を行い、更に車両の走行を指示する。待機地点は、自律走行車両を管理し
ている管理センターや予め定められている駐車場である。
ステップS11で、乗員の違法行為となる特定行動があった場合は、ステップS18へ
進む。ステップS18では、CPU11は、音声入出力部14より乗員に対して警告メッ
セージを音声で出力する。警告メッセージは、例えば、「止めないと警察へ通報します」
などである。
ステップS19では、CPU11は、違法行為が所定期間継続しているか判別する。所
定期間は例えば数分である。所定期間継続していなければステップS20へ進む。
ステップS20では、CPU11は、非常ボタンが押されたかを判別する。非常ボタン
は、入力部15に設けられており、乗員によって操作される。非常ボタンが押されていな
ければ、ステップS7へ戻り、目的地へ向けて車両の走行を継続させ、車内の乗員の撮影
や車内の音の検知を継続する。
ステップS19で、違法行為が所定期間継続していると判別された場合、若しくは、ス
テップS20で、非常ボタンが押されたと判別された場合、ステップS21へ進む。
ステップS21では、CPU11は、現在位置に近い警察署を目的地に設定する。具体
的には、CPU11は、ナビゲーションシステム24に目的地として現在位置に近い警察
署を検索して設定し、目的地である警察署まで走行するための経路を探索する。
ステップS22では、CPU11は、上記検索された警察署に、当該車両で違法行為が
あったこと、および現在位置を通報する。通報の形態は音声合成による電話、あるいは電
子メールなどであり、通信部16を介して行う。ステップS23では、CPU11は、違
法行為が行われた画像を上記検索された警察署に通信部16を介して送信する。画像を事
前に送信することにより、警察の対応を早くすることができる。
ステップS24では、CPU11は、シートベルトおよびドアをロックする。具体的に
は、CPU11は、車両制御システム17を介して、シートベルト装着システム23にシ
ートベルトのロックを指示し、シートベルト装着システム23はシートベルトをロックす
る。更に、CPU11は、車両制御システム17を介して、ドア開閉システム22にドア
のロックを指示し、ドア開閉システム22はドアをロックする。これにより、シートベル
トおよびドアのロックは、乗員の操作では解除されない。シートベルトおよびドアをロッ
クすることにより違法行為者の身柄を拘束することができる。
ステップS25では、CPU11は、目的地に向けて車両を走行させる。具体的には、
CPU11は、車両制御システム17に対して走行を指示し、車両制御システム17は、
ブレーキシステム18、加速システム19、操舵システム20を動作させ、警察署に向け
て車両を走行する。
ステップS26では、CPU11は、車両が目的地の警察署へ到達したかを判別する。
車両制御システム17は、ナビゲーションシステム24に設定された目的地まで到達した
場合には、CPU11へ応答を返す。目的地へ到達していなければ、ステップS25へ戻
り、目的地へ向けて車両の走行を継続させ、目的地へ到達していれば、ステップS27へ
進む。
ステップS27では、CPU11は、車両を停止する。具体的には、CPU11は、車
両制御システム17へ車両の停止を指示する。車両制御システム17は、カメラシステム
25、レーザシステム27により車両の周囲の安全を確認し、ブレーキシステム18等を
コントロールして警察署の安全な場所に車両を停止する。
ステップS28では、CPU11は、車両が警察署に到着したことを警察署に連絡する
。連絡の形態は音声合成による電話、あるいは電子メールなどであり、通信部16を介し
て行う。なお、シートベルトおよびドアのロックは、その後、適切な時期に管理センター
からの指示等により解除される。
(変形例)
本発明は、以上説明した実施の形態を次のように変形して実施することができる。
(1)音声入出力部14により車内の衝撃音や乗員の叫び声などを検知する例で説明した
。しかし、カメラシステム25による車内の乗員の撮影が動画であって音声を含む場合は
、この音声によって車内の衝撃音や乗員の叫び声などを検知してもよい。
(2)違法行為が行われた画像を現在位置に近い警察署に送信するようにした。しかし、
警察署のみならず、車両を管理している管理センターなど外部に画像を送信するようにし
てもよい。送信された画像を基に外部の警察署、管理センターなどで対応を行うことがで
きる。
(3)乗員の違法行為となる特定行動が判別された場合に、最寄りの警察署へ走行するよ
うにした。しかし、乗員の特定行動が判別された場合に、車両の走行を停止するようにし
てもよい。車両の走行を停止することにより、違法行為が行われた車両を早期に安全に退
避できる。更に、車両の走行を停止した上で、警察へ連絡して警察を呼ぶようにしてもよ
い。
以上説明した実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)自律走行車両は、予め設定された目的地までの経路を走行する車両制御システム1
7と、乗車後の車内の乗員を撮影するカメラシステム25と、カメラシステム25で撮影
した画像を解析して、乗員の違法行為となる特定行動を判別するCPU11と、CPU1
1で乗員の特定行動が判別された場合に、カメラシステム25で撮影された画像を外部へ
送信する通信部16とを備える。したがって、自律走行車両において、乗車後の乗員によ
る乱暴、器物損壊などの違法行為に対して適切に対応することができる。
本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の特徴を損なわない限
り、本発明の技術思想の範囲内で考えられるその他の形態についても、本発明の範囲内に
含まれる。また、上述の実施の形態と複数の変形例を組み合わせた構成としてもよい。
11 CPU
12 メモリ
13 表示部
14 音声入出力部
15 入力部
16 通信部
17 車両制御システム
18 ブレーキシステム
19 加速システム
20 操舵システム
21 センサ
22 ドア開閉システム
23 シートベルト装着システム
24 ナビゲーションシステム
25 カメラシステム
26 GPS
27 レーザシステム
本発明の一態様による自律走行車両は、予め設定された目的地までの経路を走行する自律走行制御部と、乗車後の車内の乗員を撮影する撮影部と、乗車後の車内の音を検知する検知部と、前記撮影部で撮影した画像と前記検知部で検知した音を解析して、前記乗員の違法行為となる特定行動を判別する判別部と、前記自律走行制御部は、前記判別部で前記乗員の前記特定行動が判別された場合に、前記目的地を最寄りの警察署に変更する、もしくは、車両の走行を停止する。

Claims (8)

  1. 予め設定された目的地までの経路を走行する自律走行制御部と、
    乗車後の車内の乗員を撮影する撮影部と、
    前記撮影部で撮影した画像を解析して、前記乗員の違法行為となる特定行動を判別する
    判別部と、
    前記判別部で前記乗員の前記特定行動が判別された場合に、前記撮影部で撮影された画
    像を外部へ送信する送信部とを備えたことを特徴とする自律走行車両。
  2. 請求項1に記載の自律走行車両において、
    乗車後の車内の音を検知する検知部を更に備え、
    前記判別部は、前記撮影部で撮影した画像と前記検知部で検知した音を解析して、前記
    乗員の違法行為となる特定行動を判別することを特徴とする自律走行車両。
  3. 請求項1または2に記載の自律走行車両において、
    前記送信部は、前記判別部で前記乗員の前記特定行動が判別された場合に、前記撮影部
    で撮影された画像を警察へ送信することを特徴とする自律走行車両。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の自律走行車両において、
    報知部を更に備え、
    前記報知部は、前記判別部で前記乗員の前記特定行動が判別された場合に、警告メッセ
    ージを出力することを特徴とする自律走行車両。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の自律走行車両において、
    ドア開閉部を更に備え、
    前記ドア開閉部は、前記判別部で前記乗員の前記特定行動が判別された場合に、ドアの
    開閉をロックすることを特徴とする自律走行車両。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の自律走行車両において、
    シートベルト装着部を更に備え、
    前記シートベルト装着部は、前記判別部で前記乗員の前記特定行動が判別された場合に
    、シートベルトの装着をロックすることを特徴とする自律走行車両。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の自律走行車両において、
    前記自律走行制御部は、前記判別部で前記乗員の前記特定行動が判別された場合に、目
    的地を最寄りの警察署に変更して走行することを特徴とする自律走行車両。
  8. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の自律走行車両において、
    前記自律走行制御部は、前記判別部で前記乗員の前記特定行動が判別された場合に、走
    行を停止することを特徴とする自律走行車両。
JP2019001133A 2019-01-08 2019-01-08 自律走行車両 Active JP6747528B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019001133A JP6747528B2 (ja) 2019-01-08 2019-01-08 自律走行車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019001133A JP6747528B2 (ja) 2019-01-08 2019-01-08 自律走行車両

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014053488A Division JP2015176444A (ja) 2014-03-17 2014-03-17 自律走行車両

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020124478A Division JP2020177700A (ja) 2020-07-21 2020-07-21 自律走行車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019114267A true JP2019114267A (ja) 2019-07-11
JP6747528B2 JP6747528B2 (ja) 2020-08-26

Family

ID=67221537

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019001133A Active JP6747528B2 (ja) 2019-01-08 2019-01-08 自律走行車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6747528B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020177700A (ja) * 2020-07-21 2020-10-29 株式会社ニコン 自律走行車両
US20220080978A1 (en) * 2020-09-11 2022-03-17 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Information processing device, information processing system, and information processing method

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002029387A (ja) * 2000-07-19 2002-01-29 Nec Eng Ltd 車両用防犯監視システム
JP2006276969A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Mitsubishi Electric Corp 暴れ検知装置
JP2007223691A (ja) * 2006-02-21 2007-09-06 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータシステム
JP2008037218A (ja) * 2006-08-03 2008-02-21 Aisin Aw Co Ltd 車両制御装置
JP2009265760A (ja) * 2008-04-22 2009-11-12 Toyota Motor Corp 車両用通報装置
JP2010128920A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Toyota Motor Corp 車両用安全装置
JP2011128782A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Information System Research Institute 車両用情報端末装置
WO2013099489A1 (ja) * 2011-12-28 2013-07-04 日産自動車株式会社 監視システム

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002029387A (ja) * 2000-07-19 2002-01-29 Nec Eng Ltd 車両用防犯監視システム
JP2006276969A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Mitsubishi Electric Corp 暴れ検知装置
JP2007223691A (ja) * 2006-02-21 2007-09-06 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータシステム
JP2008037218A (ja) * 2006-08-03 2008-02-21 Aisin Aw Co Ltd 車両制御装置
JP2009265760A (ja) * 2008-04-22 2009-11-12 Toyota Motor Corp 車両用通報装置
JP2010128920A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Toyota Motor Corp 車両用安全装置
JP2011128782A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Information System Research Institute 車両用情報端末装置
WO2013099489A1 (ja) * 2011-12-28 2013-07-04 日産自動車株式会社 監視システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020177700A (ja) * 2020-07-21 2020-10-29 株式会社ニコン 自律走行車両
US20220080978A1 (en) * 2020-09-11 2022-03-17 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Information processing device, information processing system, and information processing method

Also Published As

Publication number Publication date
JP6747528B2 (ja) 2020-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6713656B2 (ja) 自動運転車及び自動運転車の盗難防止プログラム
CN109690609B (zh) 乘客辅助装置、方法以及程序
JP6361220B2 (ja) 自律走行車両
JP2015200933A (ja) 自律走行車両
US11250708B2 (en) Moving object control apparatus, moving object control method, and moving object
JP2015176444A (ja) 自律走行車両
US8880291B2 (en) Methods and systems for preventing unauthorized vehicle operation using face recognition
US10814865B2 (en) Parking device
CN105894810B (zh) 用于监视在停车场上行驶的车辆的方法和设备
WO2018163459A1 (ja) 搭乗者支援装置、方法及びプログラム
JP2018152134A (ja) 自律走行車両
JP6747528B2 (ja) 自律走行車両
JP2008052341A (ja) 緊急車両接近通知システム
CN113436423A (zh) 通报装置
JP2020177700A (ja) 自律走行車両
JP2017182347A (ja) 車両用通信システム、車両周辺情報送信方法及び制御プログラム
CN113470417A (zh) 收容区域管理装置
JP2019040316A (ja) 駐車支援装置、駐車支援方法および駐車支援プログラム
TWI798001B (zh) 手勢控制行車紀錄器的方法及系統
CN111976594B (zh) 用于控制无人车的方法和装置
US20230188836A1 (en) Computer vision system used in vehicles
CN116771236A (zh) 门控制装置、存储介质以及方法
CN116974362A (zh) 手势控制行车记录仪的方法及系统
CN114842630A (zh) 信息通知系统和信息通知方法
CN115484571A (zh) 一种用于控制用户发起的车辆操作指令的方法和系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200707

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200720

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6747528

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250