JP2002029207A - 車両用軸受装置 - Google Patents

車両用軸受装置

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JP2002029207A JP2000215659A JP2000215659A JP2002029207A JP 2002029207 A JP2002029207 A JP 2002029207A JP 2000215659 A JP2000215659 A JP 2000215659A JP 2000215659 A JP2000215659 A JP 2000215659A JP 2002029207 A JP2002029207 A JP 2002029207A
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Koji Shima
孝爾 嶋
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Koyo Seiko Co Ltd
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    • B60BVEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
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    • B60B27/0078Hubs characterised by the fixation of bearings
    • B60B27/0084Hubs characterised by the fixation of bearings caulking to fix inner race
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車両用ハブユニットにおいて、ハブホイールと
等速ジョイントをがた無く結合できるようにする。 【解決手段】ハブホイール1の軸部12の外周に複列転
がり軸受2が外嵌装着され、また、ハブホイールを駆動
軸7に対して傾動可能に連結する等速ジョイント3とを
備え、等速ジョイントの外輪31の軸部36とハブホイ
ールの軸部との結合面間に車両アウタ側に開口した環状
隙間40を設け、前記開口からその環状隙間内にくさび
環体41を塑性変形させて食い込ませる形態で嵌入して
ハブホイールと等速ジョイントとをがた無く結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクブレーキ
装置のディスクロータおよび車輪が取り付けられる車両
用ハブユニット等の車両用軸受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】駆動輪用のハブユニットについて、車輪
が取り付けられるハブホイールの軸部外周に、ハブユニ
ットを支持する複列転がり軸受を装着する一方、このハ
ブホイールの軸部を中空構造とし、等速ジョイントの外
輪軸部をハブホイールの軸部内に挿入し、それら内外対
向周面における互いの結合面においてスプライン嵌合し
たものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本出願人
は、ハブホイールと等速ジョイントとを分離可能に結合
するために、例えば等速ジョイントの外輪軸部の車両ア
ウタ側に設けられる外周溝にC形止め輪を嵌め込むとと
もにハブホイールの軸部内周面において車両アウタ側に
僅かな大径部を設け、この大径部により生じる段差部分
に前記C形止め輪を引っかける構成にしたものを考えた
が、この結合形態ではC形止め輪と外周溝との間の軸方
向隙間によりハブホイールと等速ジョイントとの結合に
僅かではあるもののがたが発生しやすい。
【0004】したがって、本発明は、このような車両用
軸受装置において、ハブホイールと等速ジョイントをが
た無く結合できるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明第1の車両用軸受
装置は、等速ジョイントの外輪軸部とハブホイールの軸
部との結合面間に車両アウタ側に開口した隙間を設け、
前記開口から隙間内にくさび状部材を塑性変形させて食
い込ませる形態で嵌入することにより、ハブホイールと
等速ジョイントとを結合させるものである。
【0006】本発明第1によると、くさび状部材が塑性
変形されて前記隙間内に食い込ませられているから、ハ
ブホイールと等速ジョイントとをがた無く結合されてお
り、したがって、従来とは異なり、駆動軸からハブホイ
ールへの動力伝達の効率が低下するようなことがないハ
ブユニット構造となる。
【0007】本発明第2の車両用軸受装置は、等速ジョ
イントの外輪軸部の外周面ほぼ全長にスプラインが設け
られており、一方、ハブホイールの軸部の内周面におい
て車両インナ側から車両アウタ側の手前所要位置までの
領域に限定してスプラインが設けられているとともに、
当該ハブホイールの軸部の内周面における車両アウタ側
が大径に拡大されており、前記ハブホイールの軸部内周
面における大径部と等速ジョイントの軸部外周面におけ
るスプラインとの間に生じる環状隙間に対して、車両ア
ウタ側からくさび環体を塑性変形させて食い込ませる形
態で嵌入することにより、ハブホイールと等速ジョイン
トとが結合されている。
【0008】本発明第2によると、本発明第1のくさび
状部材と比較してくさび環体が環体構造であり、また、
このくさび環体は環状隙間内のスプラインで塑性変形さ
れて食い込ませられるから、より強固な形態でハブホイ
ールと等速ジョイントとをがた無く結合されており、し
たがって、従来とは異なり、駆動軸からハブホイールへ
の動力伝達の効率が低下するようなことがない信頼性に
優れたハブユニット構造となる。
【0009】本発明第2は、好ましくは前記くさび環体
が、テーパコーン形状とされていて、前記ハブホイール
の軸部内周面における大径部の車両アウタ側開口に、径
方向内向きに膨出する膨出部が設けられ、この膨出部の
内周面が、車両アウタ側から車両インナ側へ向けて縮径
するテーパ面とされているとともに、前記等速ジョイン
トの軸部外周面におけるスプラインの車両アウタ側端部
に、前記テーパ面に対して所要隙間を介して対向するテ
ーパ状面取りが形成されており、前記テーパ面とテーパ
状面取りとによって環状隙間の車両アウタ側がテーパ状
とされていて、この環状隙間のテーパ状部分が、前記テ
ーパコーン形状のくさび環体の拡径部分を嵌入するため
の案内部とされている。
【0010】こうした場合、くさび環体を環状隙間に嵌
入させる場合、そのくさび環体の拡径部分を環状隙間の
テーパ状案内部分で容易に案内させて嵌入させられるの
で、ハブホイールと等速ジョイントとの結合作業が容易
となって好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図面に示す
実施形態に基づいて説明する。本実施形態は、車両用ハ
ブユニットについて説明するが、本発明はこれに限定さ
れず、車両用の軸受装置に適用することができる。
【0012】図1ないし図5は、本発明の一実施形態を
示している。図1は、車両用ハブユニットの縦断側面
図、図2は、図1の(2)−(2)線矢視図、図3は、
図1の(3)−(3)線矢視図、図4は、くさび環体嵌
入前における図1の要部拡大図、図5は、くさび環体の
斜視図である。
【0013】図例の車両用ハブユニットは、自動車の駆
動輪側に使用されるタイプであって、ハブホイール1
と、複列転がり軸受2と、等速ジョイント3とを備えて
いる。
【0014】ハブホイール1は、不図示の車輪が取り付
けられる径方向外向きのフランジ11と、複列転がり軸
受2がその外周の軸受嵌合領域に固定される中空の軸部
12とを有する。
【0015】ハブホイール1の軸部12の外周面の車両
アウタ側寄りには複列転がり軸受2における片方列の玉
22群の軌道面22aが形成された構成となっている。
ハブホイール1の軸部12の軸端12aは、径方向外向
きに屈曲されて複列転がり軸受2の内輪25の外端面に
かしめつけられている。
【0016】複列転がり軸受2は、二列の軌道溝を有す
る単一の外輪21と、二列で配設される転動体としての
複数の玉22と、二つの冠形保持器23とから構成され
ており、本来必要な2つの内輪については、一方は上述
したようにハブホイール1の軌道面22aを利用し、他
方の内輪25のみを備えた構成となっている。なお、上
記外輪21には、車体6などにボルト止めされる径方向
外向きのフランジ24が形成されている。
【0017】等速ジョイント3は、周知のツェッパタイ
プ(バーフィールド型)等速ジョイントと呼ばれるもの
とされ、外輪31、内輪32、玉33および保持器34
などから構成されている。
【0018】外輪31は、内輪32、玉33および保持
器34などが収納配設される椀形部35と、この椀形部
35の小径側に一体に連接される軸部36とから構成さ
れている。
【0019】等速ジョイント3の内輪32には、シャフ
ト7の一端側がスプライン嵌合されるとともに止め輪
(符号省略)などで抜け止め固定され、このシャフト7
の他端側が、図示しない別の等速ジョイントを介して車
両のデファレンシャル装置に取り付けられる。
【0020】そして、上記ハブホイール1の外周面に複
列転がり軸受2を取り付けると共にハブホイール1に対
して複列転がり軸受2と近接した状態で等速ジョイント
3を取り付ける。
【0021】また、上記フランジ11の円周数箇所に
は、ディスクブレーキ装置のディスクロータ4および車
輪(図示省略)を固定するためのボルト13が貫通状態
で装着されている。
【0022】このような車両用ハブユニットでは、シャ
フト7の回転動力が、等速ジョイント3を介してハブホ
イール1に取り付けられてある車輪(図示省略)に対し
て伝達される。
【0023】次に、本実施形態において特徴とする構成
について説明する。
【0024】この実施形態は、等速ジョイント2の外輪
軸部36の内周面とハブホイール1の軸部12の内周面
との間に後述する環状隙間40を設け、この環状隙間4
0にくさび環体41を塑性変形させて食い込ませる形態
で嵌入することにより等速ジョイント2とハブホイール
1とを結合する形態としたことに特徴を有する。
【0025】この場合、環状隙間40は、要約して言う
と、等速ジョイント3の外輪軸部36とハブホイール1
の軸部12との結合面間に車両アウタ側に開口した隙間
であり、また、くさび環体41は、要約して言うと、環
状隙間40の車両アウタ側開口42から当該環状隙間4
0内に塑性変形させて食い込ませる形態で嵌入されるこ
とによってハブホイール1と等速ジョイント3とを結合
する環体である。
【0026】具体的に環状隙間40とくさび環体41に
よる結合構造について説明する。
【0027】等速ジョイント3の外輪軸部36の外周面
ほぼ全長に軸方向の雄スプライン36aが形成されてい
る。
【0028】ハブホイール1の軸部12の内周面におい
て車両インナ側から車両アウタ側の手前所要位置までの
領域に限定して軸方向の雌スプライン12bが形成され
ている。
【0029】ハブホイール1の軸部12の内周面におい
て前記手前所要位置から車両アウタ側までの領域は大径
に拡大された大径部12cとされている。
【0030】したがって、ハブホイール1の軸部12の
内周面における大径部12cと等速ジョイント3の外輪
軸部36の外周面における雄スプライン36aとの間に
前記環状隙間40が生じることになる。
【0031】環状隙間40の開口部分42に位置する前
記大径部12cの車両アウタ側は、径方向内向きに膨出
されている。この膨出部12c1の内周面は、車両アウ
タ側から車両インナ側へ向けて縮径するテーパ面とされ
ている。
【0032】また、環状隙間40の開口部分42に位置
する、等速ジョイント3の外輪軸部36の外周面におけ
る雌スプライン36aの車両アウタ側端部36a1にテ
ーパ状の面取りが形成されている。
【0033】そして、このテーパ状面取り形状を有する
車両アウタ側端部36a1は、前記テーパ面形状を有す
る膨出部12c1に対して所要隙間を介して対向してい
る。
【0034】この所要隙間により環状隙間40の開口部
分42は、テーパ状とされてくさび環体41を嵌入する
ための案内部とされる。
【0035】くさび環体40は、テーパコーン形状の拡
径部分41aと、中央に器具挿入穴41cを備えた円板
部分41bとから構成されていて、その拡径部分41a
の外周縁が環状隙間40のテーパ状開口部分42にあて
がわれた状態で、不図示のハンマなどの器具を用いて叩
き込みなどでその拡径部分41aが前記環状隙間40内
に図4の状態からさらに図1の状態に嵌入される。
【0036】この場合、くさび環体40の拡径部分41
aは、等速ジョイント3の外輪軸部36の外周面の雄ス
プライン36aで塑性変形されつつつこれに食い込ませ
られる形態で嵌入されることにより、ハブホイール1と
等速ジョイント3とを結合させる。
【0037】以上のことから本実施形態の場合、ハブホ
イール1と等速ジョイント3とを上述の形態で結合して
いるから従来例のような軸方向がたを無くすことができ
る。
【0038】くさび環体40の素材としては、熱間圧延
軟鋼板および鋼帯、冷間圧延軟鋼板および鋼帯、自動車
構造用熱間圧延軟鋼板および鋼帯、高強度樹脂、等があ
る。
【0039】また、ハブホイール1から等速ジョイント
3を分離する場合は、くさび環体40における円板部分
41bの器具挿入穴41cにこれを引き抜くための不図
示の器具を引っかけて引き抜くことで、くさび環体40
が引き抜かれる。これによって、等速ジョイント3はハ
ブホイール1から分離可能となる。
【0040】なお、本実施形態の上述した形態では、く
さび環体40は、取り外すことによって破損し再使用で
きない消耗品となるが、ハブホイール1と等速ジョイン
ト3は再使用できるので便利である。
【0041】本発明は上述の実施形態に限定されるもの
ではなく、種々の変形や応用が可能である。例えば上述
の実施形態では、ハブホイール1と等速ジョイント3と
を結合させるための隙間と、そのためのくさび状部材
は、共に、環体構造であったが、本発明は、このような
環体構造に限定されるものではなく、ハブホイール1の
軸部12の内周面と、等速ジョイント3の外輪軸部36
の外周面とに、軸方向の隙間を設け、この隙間に対して
車両インナ側に向けてくさびのように食い込ませられて
嵌入されるくさび状部材であれば、何でも含まれる。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明の場合、くさび状部
材を塑性変形させてハブホイールの軸部の内周面と等速
ジョイントの外輪軸部の外周面との間の隙間内に食い込
ませているから、ハブホイールと等速ジョイントとをが
た無く結合でき、駆動軸からハブホイールへの動力伝達
の効率向上に関して信頼性に優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかるハブユニットの縦断
側面図
【図2】図1の(2)−(2)線の矢視図
【図3】図1の(3)−(3)線矢視図
【図4】図1の要部拡大図
【図5】くさび環体の図1の要部拡大図
【符号の説明】
1 ハブホイール 2 複列転がり軸受 3 等速ジョイント 12 ハブホイールの軸部 12b ハブホイール軸部内周面の雌スプライン 36 等速ジョイントの外輪の軸部 36a 等速ジョイントの外輪軸部の雄スプライン 40 開口 41 環状隙間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハブホイールの中空の軸部の外周に複列転
    がり軸受が外嵌装着され、また、このハブホイールを駆
    動軸に対して傾動可能に連結する等速ジョイントを備え
    た車両用軸受装置であって、 等速ジョイントの外輪は、傾動案内用のボール群の軌道
    となる椀型の筒部とこれの小径部分にハブホイールに対
    してスプライン嵌合により結合するための軸部とを有し
    ており、 等速ジョイントの外輪軸部とハブホイールの軸部との結
    合面間に車両アウタ側に開口した隙間を設け、 前記開口から隙間内にくさび状部材を塑性変形させて食
    い込ませる形態で嵌入することにより、ハブホイールと
    等速ジョイントとを結合させている、ことを特徴とする
    車両用軸受装置。
  2. 【請求項2】ハブホイールの中空の軸部の外周に複列転
    がり軸受が外嵌装着され、また、このハブホイールを駆
    動軸に対して傾動可能に連結する等速ジョイントを備え
    た車両用軸受装置であって、 等速ジョイントの外輪は、傾動案内用のボール群の軌道
    となる椀型の筒部とこれの小径部分にハブホイールに対
    してスプライン嵌合により結合するための軸部とを有し
    ており、 前記等速ジョイントの外輪軸部の外周面ほぼ全長にスプ
    ラインが設けられており、一方、ハブホイールの軸部の
    内周面において車両インナ側から車両アウタ側の手前所
    要位置までの領域に限定してスプラインが設けられてい
    るとともに、当該ハブホイールの軸部の内周面における
    車両アウタ側が大径に拡大されており、 前記ハブホイールの軸部内周面における大径部と等速ジ
    ョイントの軸部外周面におけるスプラインとの間に生じ
    る環状隙間に対して、車両アウタ側からくさび環体を塑
    性変形させて食い込ませる形態で嵌入することにより、
    ハブホイールと等速ジョイントとが結合されている、こ
    とを特徴とする車両用軸受装置。
  3. 【請求項3】請求項2の車両用軸受装置において、 前記くさび環体が、テーパコーン形状とされていて、 前記ハブホイールの軸部内周面における大径部の車両ア
    ウタ側開口に、径方向内向きに膨出する膨出部が設けら
    れ、この膨出部の内周面が、車両アウタ側から車両イン
    ナ側へ向けて縮径するテーパ面とされているとともに、 前記等速ジョイントの軸部外周面におけるスプラインの
    車両アウタ側端部に、前記テーパ面に対して所要隙間を
    介して対向するテーパ状面取りが形成されており、 前記テーパ面とテーパ状面取りとによって環状隙間の車
    両アウタ側がテーパ状とされていて、この環状隙間のテ
    ーパ状部分が、前記テーパコーン形状のくさび環体の拡
    径部分を嵌入するための案内部とされている、ことを特
    徴とする車両用軸受装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007018001A1 (ja) * 2005-08-10 2007-02-15 Ntn Corporation 駆動車輪用軸受装置
JP2007298101A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Sumitomo Heavy Ind Ltd 揺動内接噛合型ギアドモータ
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KR100831838B1 (ko) 2007-05-15 2008-05-28 현대모비스 주식회사 드라이브 샤프트 당김 방식 압입 지그 장치용 액슬 허브구조

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