JP2002028076A - 炊飯器 - Google Patents
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Abstract
・組立を容易にでき、美味しいご飯を炊くことができる
炊飯器を得る。 【解決手段】 炊飯器の蒸気口ユニット10は、ヒンジ
機構38により上ケース25と下ケース11を開閉自在
に軸支し、ロック機構23により下ケース11と上ケー
ス25を係止し、下ケース11のロック機構23近傍に
蓋体2の貫通穴3bおよび連結穴4aに挿入する連結部
14を備え、蓋体2に着脱自在に装着される。
Description
部に関するものである。
を加熱手段により加熱し、内釜内の水を沸騰させて炊飯
を行う。ここで、炊飯中には内釜内に蒸気が充満し、こ
の蒸気圧が所定の圧力以上に上昇すると、これを外部に
放出する必要があるため、蒸気放出手段として蒸気放出
装置が蓋体に設けられている。
はその炊飯器の蒸気放出装置を示す縦断面図である。図
において、蒸気放出装置は、炊飯器本体41に開閉自在
に装着された蓋体42に形成された収容部43と、この
収容部43に蓋体42の上面側から着脱可能に収容され
た蒸気口ユニット50とからなる。
蒸気口カバー58で構成される。蒸気口ケース55は上
面が開口し、その上端にネジ部51が形成され、下部に
突部52が形成されて、その底部から内釜44内に連通
する案内筒53を有し、案内筒53上端部に内釜44内
の蒸気圧が所定の圧力以上に上昇したときにその圧力で
開放してその蒸気を吐出させる弁機能54を有する。蒸
気口カバー58はその上面に蒸気排出口57を有し、蒸
気口ケース55の上端に形成したネジ部51にパッキン
56を介して螺合している。
2内に溜まったおねば液を内釜44内に戻す逆止弁であ
り、60は蒸気口ユニット50の突部52が嵌入し、内
釜44からの蒸気漏れを防止するパッキンである。
0は、炊飯を繰り返すことにより内部におねばの残滓が
残留するため、時々取り外して蒸気口ユニット50を清
掃する。まず、蒸気口ユニット50の外周を指で押さえ
て、蓋体42の上方へ引き抜く。次に蒸気口カバー58
を反時計方向へ廻してネジ部51の螺合を外して蒸気口
ケース55と蒸気口カバー58に分解し、その後、内部
を清掃する。
気口ケース55のネジ部51に合わせて時計方向に廻
し、パッキン56を締め付けて螺合し、蒸気口ユニット
50を組み立てる。その後、蒸気口ユニット50の突部
52を蓋体42の収容部43内に挿入し、パッキン60
で密閉保持する。
飯器では、蒸気放出装置の蒸気口ユニット50の清掃後
において、蒸気口ケース55と蒸気口カバー58を螺合
し、組み立てた時にネジ部51の締め付けが緩い状態で
も収容部43内に取り付けることができ、この場合には
蒸気口ケース55と蒸気口カバー58がパッキン56に
より密閉されない不完全組立の状態で炊飯することにな
り、パッキン56部より蒸気漏れを発生して所定の圧力
を得られず、美味しいご飯を炊くことができなくなると
いう問題点があった。また、蒸気口ケース55と蒸気口
カバー58がネジ部51で螺合されるため、蒸気口ユニ
ット50の分解組立作業に手間を要するという問題点が
あった。
ためになされたもので、蒸気口ユニットの不完全組立を
防止し、分解・組立を容易にでき、美味しいご飯を炊く
ことができる炊飯器を得ることを目的とする。
おいては、内釜を収容する炊飯器本体と、この炊飯器本
体の開口部を開閉する蓋体と、前記炊飯器本体内に収容
される有底筒状の内釜と、前記内釜を加熱する加熱手段
と、前記蓋体に設けられた前記内釜と連通する連通穴
に、着脱自在に装着される蒸気口ユニットとを備え、前
記蒸気口ユニットは、下ケースと、この下ケースと嵌合
する上ケースと、この上ケースと前記下ケースを開閉自
在に軸支したヒンジ部と、このヒンジ部に対向して前記
下ケースと前記上ケースを係止するロック機構と、前記
下ケースの前記ロック機構近傍に前記蓋体の連通穴に挿
入する突出部とを備えたものである。
容する凹状の収容部を形成し、前記収容部に前記蒸気口
ユニットを収納した時に、前記ロック機構を前記収容部
の側壁に近接して配置すると共に、前記ヒンジ部を前記
収容部の側壁から所定の空隙を設けて配置するものであ
る。
実施の形態1を示す炊飯器の縦断面図、図2はその炊飯
器の平面図、図3はその炊飯器の蒸気口ユニットの縦断
面図、図4はその蒸気口ユニットの側面図、図5はその
蒸気口ユニットの開放状態を示す縦断面図、図6はその
蒸気口ユニットが蓋体にセットされた状態を示す要部縦
断面図であり、(a)は蒸気口ユニットが半閉状態で蓋
体にセットされた場合を示し、(b)は蒸気口ユニット
が完閉状態で蓋体にセットされた場合を示す。
飯器本体、2は上蓋3、下蓋4及び内蓋5からなり、炊
飯器本体1の上部開口部を開閉する蓋体であり、上蓋3
には平面形状が略楕円形の凹部からなる収容部3aが設
けられており、収容部3aには後述する蒸気口ユニット
10が着脱自在に収容される。この収容部3aの底部の
前部側(以下、図1の炊飯器の配置において、紙面に向
って左側を前部側、右側を後部側という)には、後述の
蒸気口ユニット10の連結部14が嵌入する貫通穴3b
が設けられている。
穴4aが設けられており、貫通穴3bと連結穴4aとの
間に環状のシール部材4bが配設され、シール部材4b
の下端部は内蓋5の内面に密接している。なお、貫通穴
3bおよび連結穴4aは連通穴を示す。さらに、連結穴
4aの直下には内蓋5の凹部5aが形成され、この凹部
5aには複数の蒸気孔5bが設けられている。また、内
蓋5の外周縁には、シールパッキン5cが設けられ、内
釜6の外周縁に密接している。蓋体2内と後述の内釜6
内は、シール部材4bとシールパッキン5cにより隔離
されている。
に収容される有底筒状の内釜、7は内釜6を発熱して炊
飯するための電磁誘導コイル、8は制御部、9は操作部
である。10は蓋体2に着脱自在に取り付けられた蒸気
口ユニットであり、以下、蒸気口ユニットについて図3
〜図5に基づいて詳細に説明する。
ス11と上ケース25から構成されている。下ケース1
1は底部12と周壁13により平面形状が円形でほぼ皿
状に形成されており、底部12の前部側には蓋体2の貫
通穴3b及び連結穴4aに挿入される円筒状の連結部1
4が突設されている。なお、連結部14は突出部を示
す。15は連結部14の底部の前部側に立設され、蒸気
口ユニット10の内部と内釜6とを連通し、内釜6から
のおねばを含む蒸気を蒸気口ユニット10内に導く案内
筒で、蒸気口ユニット10の空間部に突出形成されてい
る。16は案内筒15の下部に開口して内蓋5の凹部5
aに設けた蒸気孔5bを介して内釜6に連通する蒸気入
口である。
後部側に形成されたおねばが溜る溜り凹部である。な
お、下ケース11の底部12は溜り凹部17におねばが
溜り易いように、後部側から溜り凹部17に向って下降
する傾斜面となっている。18は溜り凹部17の底部に
設けた開口部で、その周縁部には蒸気口ユニット10内
と内蓋5の蒸気孔5bを介して内釜6と連通する複数の
おねば戻し穴19が設けられており、このおねば戻し穴
19は開口部18に上下動可能に設けられた開閉弁20
により開閉される。
基板20cからなり、柱部20bの外径は開口部18の
内径より小さく、かつ、溜り凹部17の底部の厚みより
長く形成されており、頭部20aの外径は開口部18の
内径より大きく、内釜6内の内圧が低いときは下降して
開口部18の上面周縁に係止して脱落を防止し、かつ、
おねば戻し穴19を開口状態に保持する。また、基板2
0cの外径は開口部18の内径より大きく、炊飯中、す
なわち、内釜6内の内圧が高いときは上昇してその上面
が開口部18の下面周縁に当接し、おねば戻し穴19を
閉塞する。なお、この開閉弁20は耐熱性を有し、経年
変化しにくい例えばシリコンゴムの如き材料からなり、
頭部20a側から開口部18に嵌入される。
ほぼ中間部において、蒸気の流れ方向(下ケース11の
前後方向)に対して直交して立設された下障壁で、その
中央部が後部側に突出した平面形状がほぼく字状に形成
され、また、その両側端部と周壁13との間に開口部
(図示せず)が形成されている。
方に突設した一対の下ケースヒンジ、この下ケースヒン
ジ22の下面は、下ケース11の外底面より所定の距離
(取り外す時、使用者が指を挿入できる程度)に設けて
ある。23はロック機構であり、下ケースヒンジ22と
対向する周壁13の前部側から前方に設けられ、上部に
係止突起23aを有する係止片23bと、この係止片2
3bを回転可能に支持する周壁13の凹部24に設けた
回転軸23cと、係止片23bの下部に設けたバネ23
dにより構成されており、係止突起23aはバネ23d
により常時周壁13側へ付勢されている。
平面形状が円形の逆皿状に形成されており、天板26の
後部側端部には円弧状の蒸気口28が設けられている。
なお、この蒸気口28の形状は、円弧状に限定するもの
ではない。29は天板26の前部側に設けられた円筒状
の環状障壁(以下、第1の上障壁という)で、下ケース
11と上ケース25を結合したときに案内筒15の上部
を囲撓し、その下端部には内釜6内の圧力が所定圧力以
上となると移動するボール30を保持する断面形状がフ
ロート状のボール受け31が着脱可能に取付けられてい
る。このボール受け31の底部には下ケース11の案内
筒15に連通する穴31aと、蒸気を排出する複数の排
出穴31bが設けられている。
ス11と上ケース25を結合したときに、下ケース11
の下障壁21の前部側で、かつ下障壁21に近接して天
板26に設けられた第2の上障壁で、その上端部は第1
の上障壁29の後部側の下端部とほぼ等しく形成されて
おり、また、天板26に沿って、下ケース11と上ケー
ス25を結合したときに、その下端部が下ケース11の
下障壁21の上端部より上方に位置する開口部33が形
成されている。なお、この開口部33の開口面積は、案
内筒15の開口面積より大きく形成されている。
の上障壁32と蒸気口28との間において天板26に設
けた第3の上障壁で、その下端部は、第2の上障壁32
に設けた開口部33の上端部より下方に位置するように
形成されている。35は第1の上障壁29と第2の上障
壁32の間に天板26に設けた第4の上障壁である。3
6は周壁27の内側に設けられた凹溝で、弾性を有する
中空の環状パッキン37が装着される。なお、上ケース
25の天板26は、蒸気口28に向って下方傾斜に形成
することが望ましい。
周壁27より後部側から後方に突設した上ケースヒンジ
38aと、下ケース11の下ケースヒンジ22とにより
下ケース11と上ケース25を回転可能に支持した回転
軸38bにより構成されている。39は周壁27の前部
側に設けた凹状に形成したロック機構23の係止突起2
3aと係合する凹状の係合部である。
に示すように、蓋体2の収容部3a内に収容してその連
結部14を上蓋3に設けた貫通穴3bから下蓋4の連結
穴4aにシール部材4bを介して挿入し、取り付ける。
このとき、連結部14はシール部材4bにより気密に保
持され、連結部14の下面は内蓋5に設けた凹部5aと
対向する。この時、蒸気口ユニット10のヒンジ機構3
8の下ケースヒンジ22の底部は、前記蓋体2の収容部
3a面と間に指が入るような所定の間隙を保持して取付
けられる。
脱について、図3、図5、図6に基づいて説明する。図
3において蓋体2にセットされている蒸気口ユニット1
0は、使用者が蓋体2の収容部3aの後部側から、指を
蒸気口ユニット10のヒンジ機構38と収容部3aの間
に入れ、ヒンジ機構38側を押し上げると、蒸気口ユニ
ット10の前部側のロック機構23の係止片23bが収
容部3aの前部側の壁に当接する。さらにヒンジ機構3
8側を押し上げると、収容部3aの前部側の壁に当接し
た係止片23bを支点として回動し、連結部14がシー
ル部材4bから抜けて蒸気口ユニット10は蓋体2から
取り外される。
前部側へ引くと、係止突起23aは上ケース25の係合
部39からはずれ、上ケース25は図5の様に開放する
ことができる。開放された上ケース25に取付けられて
いるボール受け31を第1の上障壁29から取りはずし
ボール30、ボール受け31を分解し、分解された蒸気
口ユニット10内及びボール30、ボール受け31を清
掃する。清掃後、ボール30、ボール受け31を上ケー
ス25の第1の上障壁29に取付けて、上ケース25を
ヒンジ機構38の回転軸38bを中心として回動し、ロ
ック機構23部近傍を押圧すると上ケース25の係合部
39は係止片23bの係止突起23aに係止されて蒸気
口ユニット10が組立てられる。この蒸気口ユニット1
0を蓋体2の収容部3a内に収容し、上部より押圧する
と、連結部14はシール部材4b内に嵌入される。
なわち、上ケース25の係合部39がロック機構23の
係止片23bの係止突起23aに係合していない状態
で、蒸気口ユニット10を蓋体2へセットする場合につ
いて説明する。図6(a)の状態において、蒸気口ユニ
ット10の連結部14をシール部材4bの開口部にセッ
トして矢印方向より押圧すると、連結部14がシール部
材4bに嵌入され、下ケース11の底面が収容部3a面
に当接し、さらに押圧すると、上ケース25の係合部3
9は係止片23bの係止突起23aに係合して蒸気口ユ
ニット10の蓋体2へのセットが完了する。これによ
り、上ケース25が半閉状態であっても蓋体2へセット
することにより、上ケース25を確実に全閉状態にする
ことができる。
取付けた炊飯器により炊飯する場合の蒸気口ユニット1
0の作用について説明する。水と米を入れた内釜6を炊
飯器本体1内に収容して蓋体2を閉じ、操作部9に設け
た電源スイッチをONすると、電磁誘導コイル7の作用
によって内釜6が加熱され、内釜6内の水が沸騰すると
おねばを含んだ蒸気が発生する。このとき、内釜6の内
圧が上昇しているため、蒸気口ユニット10の開閉弁2
0は、押上げられておねば戻し穴19を閉塞しており、
このため、おねばを含む蒸気は蒸気入口16から案内筒
15を通って蒸気口ユニット10内に導かれる。
6内の圧力によってボール30を押し上げ移動すると蒸
気は排出穴31bを通過し、蒸気口ユニット10内を蒸
気口28に向かって拡散していき、この間におねばと蒸
気が分離されて蒸気は蒸気口28から外部に放出され、
おねばは溜り凹部17に溜る。
15から蒸気口28に至る空間内で蒸気とおねばが分離
するため、案内筒15と蒸気口28間の距離は長い方が
分離し易い。本発明においては、おねばを含む蒸気は、
案内筒15を出てから第1の上障壁29、第4の上障壁
35、第2の上障壁32、下障壁21及び第3の上障壁
34に衝突し、蛇行しながら流れるため案内筒15と蒸
気口28間の距離がさらに長くなり、より確実に分離さ
れる。この場合、下障壁21より後部側に落下したおね
ばは、下ケース11の底部12が溜り凹部17に向って
低くなるように傾斜しており、かつ、下障壁21は中央
部が後部側に突出するほほく字状に形成されているの
で、下障壁21の両側端面に沿って流動し、両側の開口
部を通って溜り凹部17に流入する。
下すると、開閉弁20は、自重及びおねばの重量によっ
て下降し、おねば戻し穴19を開口する。これにより、
溜り凹部17内に溜ったおねばは、おねば戻し穴19か
ら内蓋5の凹部5aに設けた蒸気孔5bを介して内釜6
内に落下する。おねばが内釜6内のご飯に戻ることによ
り、おねばに含まれるおいしさの成分がご飯に与えられ
て、つやや粘りのあるおいしいご飯を炊くことができ
る。
れているので、以下に示すような効果を奏する。
ースと嵌合する上ケースと、この上ケースと下ケースを
開閉自在に軸支したヒンジ部と、このヒンジ部に対向し
て下ケースと上ケースを係止するロック機構と、下ケー
スのロック機構近傍に前記蓋体の連通穴に挿入する突出
部とを備えたので、蒸気口ユニットを蓋体に装着する時
には、蒸気口ユニットの上ケースが半開き状態でもロッ
ク機構近傍への押圧により、上ケースと下ケースが確実
に係止されるので、蒸気口ユニットからの蒸気漏れの発
生が無く、美味しいご飯を炊くことができるとともに、
蒸気口ユニットの分解・組立が容易に行える。
状の収容部を形成し、収容部に蒸気口ユニットを収納し
た時に、ロック機構を収容部の側壁に近接して配置する
と共に、ヒンジ部を前記収容部の側壁から所定の空隙を
設けて配置するので、蓋体からの蒸気口ユニットの取り
はずしも容易に行える。
面図である。
図である。
口ユニットの縦断面図である。
口ユニットの側面図である。
口ユニットの縦断面図である
口ユニットが蓋体にセットされた状態を示す要部縦断面
図である。
である。
容部、 3b 貫通穴4 下蓋、 4a 連結穴、 4
b シール部材、 5 内蓋、 5a 凹部、 5b
蒸気孔、 5c シールパッキン、 6 内釜、 7
電磁誘導コイル、 8 制御部、 9 操作部、 10
蒸気口ユニット、 11 下ケース、 12 底部、
14 連結部、 15 案内筒、 16 蒸気入口、
17溜り凹部、 18 開口部、 19 おねば戻し
穴、 20 開閉弁、 20a 頭部、 20b 柱
部、 20c 基板、 21 下障壁、 22 下ケー
スヒンジ、 23 ロック機構、 23a 係止突起、
23b 係止片、 23c 回転軸、 23d バ
ネ、 24 凹部、 25 上ケース、 26 天板、
27 周壁、 28 蒸気口、 29 円筒状の環状
障壁(第1の上障壁)、 30 ボール、 31 ボー
ル受け、31a 穴、 31b 排出穴、32 第2の
上障壁、 33 開口部、 34 第3の上障壁、 3
5 第4の上障壁、 36 凹溝、 37 環状パッキ
ン、 38 ヒンジ機構、 38a上ケースヒンジ、
38b 回転軸、 39 係合部。
Claims (2)
- 【請求項1】内釜を収容する炊飯器本体と、 この炊飯器本体の開口部を開閉する蓋体と、 前記炊飯器本体内に収容される有底筒状の内釜と、 前記内釜を加熱する加熱手段と、 前記蓋体に設けられた前記内釜と連通する連通穴に、着
脱自在に装着される蒸気口ユニットとを備えた炊飯器に
おいて、 前記蒸気口ユニットは、 下ケースと、 この下ケースと嵌合する上ケースと、 この上ケースと前記下ケースを開閉自在に軸支したヒン
ジ部と、 このヒンジ部に対向して前記下ケースと前記上ケースを
係止するロック機構と、 前記下ケースの前記ロック機構近傍に前記蓋体の連通穴
に挿入する突出部とを備えたことを特徴とする炊飯器。 - 【請求項2】前記蓋体に前記蒸気口ユニットを収容する
凹状の収容部を形成し、前記収容部に前記蒸気口ユニッ
トを収納した時に、前記ロック機構を前記収容部の側壁
に近接して配置すると共に、前記ヒンジ部を前記収容部
の側壁から所定の空隙を設けて配置することを特徴とす
る請求項1記載の炊飯器。
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