JP2002028076A - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

Info

Publication number
JP2002028076A
JP2002028076A JP2000214323A JP2000214323A JP2002028076A JP 2002028076 A JP2002028076 A JP 2002028076A JP 2000214323 A JP2000214323 A JP 2000214323A JP 2000214323 A JP2000214323 A JP 2000214323A JP 2002028076 A JP2002028076 A JP 2002028076A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steam port
rice cooker
lid
port unit
steam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000214323A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3820541B2 (ja
Inventor
Eiji Kogure
栄治 小暮
Tadashi Fukushima
忠史 福島
Kazuhiko Takagi
和彦 高木
Yoshitoshi Kawamura
佳敬 川村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Priority to JP2000214323A priority Critical patent/JP3820541B2/ja
Priority to TW090104489A priority patent/TWI221088B/zh
Priority to KR10-2001-0030697A priority patent/KR100384984B1/ko
Priority to CN01121021A priority patent/CN1334059A/zh
Publication of JP2002028076A publication Critical patent/JP2002028076A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3820541B2 publication Critical patent/JP3820541B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J27/00Cooking-vessels
    • A47J27/08Pressure-cookers; Lids or locking devices specially adapted therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J27/00Cooking-vessels
    • A47J27/004Cooking-vessels with integral electrical heating means
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J36/00Parts, details or accessories of cooking-vessels
    • A47J36/06Lids or covers for cooking-vessels

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Cookers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 蒸気口ユニットの不完全組立を防止し、分解
・組立を容易にでき、美味しいご飯を炊くことができる
炊飯器を得る。 【解決手段】 炊飯器の蒸気口ユニット10は、ヒンジ
機構38により上ケース25と下ケース11を開閉自在
に軸支し、ロック機構23により下ケース11と上ケー
ス25を係止し、下ケース11のロック機構23近傍に
蓋体2の貫通穴3bおよび連結穴4aに挿入する連結部
14を備え、蓋体2に着脱自在に装着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は炊飯器の蒸気放出
部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】炊飯器は内釜内に収容された水、米など
を加熱手段により加熱し、内釜内の水を沸騰させて炊飯
を行う。ここで、炊飯中には内釜内に蒸気が充満し、こ
の蒸気圧が所定の圧力以上に上昇すると、これを外部に
放出する必要があるため、蒸気放出手段として蒸気放出
装置が蓋体に設けられている。
【0003】図7は従来の炊飯器を示す縦断面図、図8
はその炊飯器の蒸気放出装置を示す縦断面図である。図
において、蒸気放出装置は、炊飯器本体41に開閉自在
に装着された蓋体42に形成された収容部43と、この
収容部43に蓋体42の上面側から着脱可能に収容され
た蒸気口ユニット50とからなる。
【0004】蒸気口ユニット50は蒸気口ケース55と
蒸気口カバー58で構成される。蒸気口ケース55は上
面が開口し、その上端にネジ部51が形成され、下部に
突部52が形成されて、その底部から内釜44内に連通
する案内筒53を有し、案内筒53上端部に内釜44内
の蒸気圧が所定の圧力以上に上昇したときにその圧力で
開放してその蒸気を吐出させる弁機能54を有する。蒸
気口カバー58はその上面に蒸気排出口57を有し、蒸
気口ケース55の上端に形成したネジ部51にパッキン
56を介して螺合している。
【0005】59は突部52の底部に設けられ、突部5
2内に溜まったおねば液を内釜44内に戻す逆止弁であ
り、60は蒸気口ユニット50の突部52が嵌入し、内
釜44からの蒸気漏れを防止するパッキンである。
【0006】以上のように構成された蒸気口ユニット5
0は、炊飯を繰り返すことにより内部におねばの残滓が
残留するため、時々取り外して蒸気口ユニット50を清
掃する。まず、蒸気口ユニット50の外周を指で押さえ
て、蓋体42の上方へ引き抜く。次に蒸気口カバー58
を反時計方向へ廻してネジ部51の螺合を外して蒸気口
ケース55と蒸気口カバー58に分解し、その後、内部
を清掃する。
【0007】清掃が終了すると、蒸気口カバー58を蒸
気口ケース55のネジ部51に合わせて時計方向に廻
し、パッキン56を締め付けて螺合し、蒸気口ユニット
50を組み立てる。その後、蒸気口ユニット50の突部
52を蓋体42の収容部43内に挿入し、パッキン60
で密閉保持する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の炊
飯器では、蒸気放出装置の蒸気口ユニット50の清掃後
において、蒸気口ケース55と蒸気口カバー58を螺合
し、組み立てた時にネジ部51の締め付けが緩い状態で
も収容部43内に取り付けることができ、この場合には
蒸気口ケース55と蒸気口カバー58がパッキン56に
より密閉されない不完全組立の状態で炊飯することにな
り、パッキン56部より蒸気漏れを発生して所定の圧力
を得られず、美味しいご飯を炊くことができなくなると
いう問題点があった。また、蒸気口ケース55と蒸気口
カバー58がネジ部51で螺合されるため、蒸気口ユニ
ット50の分解組立作業に手間を要するという問題点が
あった。
【0009】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、蒸気口ユニットの不完全組立を
防止し、分解・組立を容易にでき、美味しいご飯を炊く
ことができる炊飯器を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る炊飯器に
おいては、内釜を収容する炊飯器本体と、この炊飯器本
体の開口部を開閉する蓋体と、前記炊飯器本体内に収容
される有底筒状の内釜と、前記内釜を加熱する加熱手段
と、前記蓋体に設けられた前記内釜と連通する連通穴
に、着脱自在に装着される蒸気口ユニットとを備え、前
記蒸気口ユニットは、下ケースと、この下ケースと嵌合
する上ケースと、この上ケースと前記下ケースを開閉自
在に軸支したヒンジ部と、このヒンジ部に対向して前記
下ケースと前記上ケースを係止するロック機構と、前記
下ケースの前記ロック機構近傍に前記蓋体の連通穴に挿
入する突出部とを備えたものである。
【0011】また、前記蓋体に前記蒸気口ユニットを収
容する凹状の収容部を形成し、前記収容部に前記蒸気口
ユニットを収納した時に、前記ロック機構を前記収容部
の側壁に近接して配置すると共に、前記ヒンジ部を前記
収容部の側壁から所定の空隙を設けて配置するものであ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1を示す炊飯器の縦断面図、図2はその炊飯
器の平面図、図3はその炊飯器の蒸気口ユニットの縦断
面図、図4はその蒸気口ユニットの側面図、図5はその
蒸気口ユニットの開放状態を示す縦断面図、図6はその
蒸気口ユニットが蓋体にセットされた状態を示す要部縦
断面図であり、(a)は蒸気口ユニットが半閉状態で蓋
体にセットされた場合を示し、(b)は蒸気口ユニット
が完閉状態で蓋体にセットされた場合を示す。
【0013】図において、1は上部に開口部を有する炊
飯器本体、2は上蓋3、下蓋4及び内蓋5からなり、炊
飯器本体1の上部開口部を開閉する蓋体であり、上蓋3
には平面形状が略楕円形の凹部からなる収容部3aが設
けられており、収容部3aには後述する蒸気口ユニット
10が着脱自在に収容される。この収容部3aの底部の
前部側(以下、図1の炊飯器の配置において、紙面に向
って左側を前部側、右側を後部側という)には、後述の
蒸気口ユニット10の連結部14が嵌入する貫通穴3b
が設けられている。
【0014】また、貫通穴3bの直下には下蓋4の連結
穴4aが設けられており、貫通穴3bと連結穴4aとの
間に環状のシール部材4bが配設され、シール部材4b
の下端部は内蓋5の内面に密接している。なお、貫通穴
3bおよび連結穴4aは連通穴を示す。さらに、連結穴
4aの直下には内蓋5の凹部5aが形成され、この凹部
5aには複数の蒸気孔5bが設けられている。また、内
蓋5の外周縁には、シールパッキン5cが設けられ、内
釜6の外周縁に密接している。蓋体2内と後述の内釜6
内は、シール部材4bとシールパッキン5cにより隔離
されている。
【0015】6は水、米などが収納され炊飯器本体1内
に収容される有底筒状の内釜、7は内釜6を発熱して炊
飯するための電磁誘導コイル、8は制御部、9は操作部
である。10は蓋体2に着脱自在に取り付けられた蒸気
口ユニットであり、以下、蒸気口ユニットについて図3
〜図5に基づいて詳細に説明する。
【0016】蒸気口ユニット10は、開閉自在な下ケー
ス11と上ケース25から構成されている。下ケース1
1は底部12と周壁13により平面形状が円形でほぼ皿
状に形成されており、底部12の前部側には蓋体2の貫
通穴3b及び連結穴4aに挿入される円筒状の連結部1
4が突設されている。なお、連結部14は突出部を示
す。15は連結部14の底部の前部側に立設され、蒸気
口ユニット10の内部と内釜6とを連通し、内釜6から
のおねばを含む蒸気を蒸気口ユニット10内に導く案内
筒で、蒸気口ユニット10の空間部に突出形成されてい
る。16は案内筒15の下部に開口して内蓋5の凹部5
aに設けた蒸気孔5bを介して内釜6に連通する蒸気入
口である。
【0017】17は連結部14内において案内筒15の
後部側に形成されたおねばが溜る溜り凹部である。な
お、下ケース11の底部12は溜り凹部17におねばが
溜り易いように、後部側から溜り凹部17に向って下降
する傾斜面となっている。18は溜り凹部17の底部に
設けた開口部で、その周縁部には蒸気口ユニット10内
と内蓋5の蒸気孔5bを介して内釜6と連通する複数の
おねば戻し穴19が設けられており、このおねば戻し穴
19は開口部18に上下動可能に設けられた開閉弁20
により開閉される。
【0018】開閉弁20は頭部20a、柱部20b及び
基板20cからなり、柱部20bの外径は開口部18の
内径より小さく、かつ、溜り凹部17の底部の厚みより
長く形成されており、頭部20aの外径は開口部18の
内径より大きく、内釜6内の内圧が低いときは下降して
開口部18の上面周縁に係止して脱落を防止し、かつ、
おねば戻し穴19を開口状態に保持する。また、基板2
0cの外径は開口部18の内径より大きく、炊飯中、す
なわち、内釜6内の内圧が高いときは上昇してその上面
が開口部18の下面周縁に当接し、おねば戻し穴19を
閉塞する。なお、この開閉弁20は耐熱性を有し、経年
変化しにくい例えばシリコンゴムの如き材料からなり、
頭部20a側から開口部18に嵌入される。
【0019】21は溜り凹部17と後部側周壁13との
ほぼ中間部において、蒸気の流れ方向(下ケース11の
前後方向)に対して直交して立設された下障壁で、その
中央部が後部側に突出した平面形状がほぼく字状に形成
され、また、その両側端部と周壁13との間に開口部
(図示せず)が形成されている。
【0020】22は周壁13の上端近傍の後部側から後
方に突設した一対の下ケースヒンジ、この下ケースヒン
ジ22の下面は、下ケース11の外底面より所定の距離
(取り外す時、使用者が指を挿入できる程度)に設けて
ある。23はロック機構であり、下ケースヒンジ22と
対向する周壁13の前部側から前方に設けられ、上部に
係止突起23aを有する係止片23bと、この係止片2
3bを回転可能に支持する周壁13の凹部24に設けた
回転軸23cと、係止片23bの下部に設けたバネ23
dにより構成されており、係止突起23aはバネ23d
により常時周壁13側へ付勢されている。
【0021】上ケース25は天板26と周壁27により
平面形状が円形の逆皿状に形成されており、天板26の
後部側端部には円弧状の蒸気口28が設けられている。
なお、この蒸気口28の形状は、円弧状に限定するもの
ではない。29は天板26の前部側に設けられた円筒状
の環状障壁(以下、第1の上障壁という)で、下ケース
11と上ケース25を結合したときに案内筒15の上部
を囲撓し、その下端部には内釜6内の圧力が所定圧力以
上となると移動するボール30を保持する断面形状がフ
ロート状のボール受け31が着脱可能に取付けられてい
る。このボール受け31の底部には下ケース11の案内
筒15に連通する穴31aと、蒸気を排出する複数の排
出穴31bが設けられている。
【0022】32は蒸気の流れ方向と直交して、下ケー
ス11と上ケース25を結合したときに、下ケース11
の下障壁21の前部側で、かつ下障壁21に近接して天
板26に設けられた第2の上障壁で、その上端部は第1
の上障壁29の後部側の下端部とほぼ等しく形成されて
おり、また、天板26に沿って、下ケース11と上ケー
ス25を結合したときに、その下端部が下ケース11の
下障壁21の上端部より上方に位置する開口部33が形
成されている。なお、この開口部33の開口面積は、案
内筒15の開口面積より大きく形成されている。
【0023】34は下障壁21の後部側において、第2
の上障壁32と蒸気口28との間において天板26に設
けた第3の上障壁で、その下端部は、第2の上障壁32
に設けた開口部33の上端部より下方に位置するように
形成されている。35は第1の上障壁29と第2の上障
壁32の間に天板26に設けた第4の上障壁である。3
6は周壁27の内側に設けられた凹溝で、弾性を有する
中空の環状パッキン37が装着される。なお、上ケース
25の天板26は、蒸気口28に向って下方傾斜に形成
することが望ましい。
【0024】38はヒンジ部を示すヒンジ機構であり、
周壁27より後部側から後方に突設した上ケースヒンジ
38aと、下ケース11の下ケースヒンジ22とにより
下ケース11と上ケース25を回転可能に支持した回転
軸38bにより構成されている。39は周壁27の前部
側に設けた凹状に形成したロック機構23の係止突起2
3aと係合する凹状の係合部である。
【0025】上記のような蒸気口ユニット10は、図1
に示すように、蓋体2の収容部3a内に収容してその連
結部14を上蓋3に設けた貫通穴3bから下蓋4の連結
穴4aにシール部材4bを介して挿入し、取り付ける。
このとき、連結部14はシール部材4bにより気密に保
持され、連結部14の下面は内蓋5に設けた凹部5aと
対向する。この時、蒸気口ユニット10のヒンジ機構3
8の下ケースヒンジ22の底部は、前記蓋体2の収容部
3a面と間に指が入るような所定の間隙を保持して取付
けられる。
【0026】次に、蒸気口ユニット10の蓋体3への着
脱について、図3、図5、図6に基づいて説明する。図
3において蓋体2にセットされている蒸気口ユニット1
0は、使用者が蓋体2の収容部3aの後部側から、指を
蒸気口ユニット10のヒンジ機構38と収容部3aの間
に入れ、ヒンジ機構38側を押し上げると、蒸気口ユニ
ット10の前部側のロック機構23の係止片23bが収
容部3aの前部側の壁に当接する。さらにヒンジ機構3
8側を押し上げると、収容部3aの前部側の壁に当接し
た係止片23bを支点として回動し、連結部14がシー
ル部材4bから抜けて蒸気口ユニット10は蓋体2から
取り外される。
【0027】その後、ロック機構23の係止片23bを
前部側へ引くと、係止突起23aは上ケース25の係合
部39からはずれ、上ケース25は図5の様に開放する
ことができる。開放された上ケース25に取付けられて
いるボール受け31を第1の上障壁29から取りはずし
ボール30、ボール受け31を分解し、分解された蒸気
口ユニット10内及びボール30、ボール受け31を清
掃する。清掃後、ボール30、ボール受け31を上ケー
ス25の第1の上障壁29に取付けて、上ケース25を
ヒンジ機構38の回転軸38bを中心として回動し、ロ
ック機構23部近傍を押圧すると上ケース25の係合部
39は係止片23bの係止突起23aに係止されて蒸気
口ユニット10が組立てられる。この蒸気口ユニット1
0を蓋体2の収容部3a内に収容し、上部より押圧する
と、連結部14はシール部材4b内に嵌入される。
【0028】次に、図6の上ケース25が半閉状態、す
なわち、上ケース25の係合部39がロック機構23の
係止片23bの係止突起23aに係合していない状態
で、蒸気口ユニット10を蓋体2へセットする場合につ
いて説明する。図6(a)の状態において、蒸気口ユニ
ット10の連結部14をシール部材4bの開口部にセッ
トして矢印方向より押圧すると、連結部14がシール部
材4bに嵌入され、下ケース11の底面が収容部3a面
に当接し、さらに押圧すると、上ケース25の係合部3
9は係止片23bの係止突起23aに係合して蒸気口ユ
ニット10の蓋体2へのセットが完了する。これによ
り、上ケース25が半閉状態であっても蓋体2へセット
することにより、上ケース25を確実に全閉状態にする
ことができる。
【0029】次に、上記のような蒸気口ユニット10を
取付けた炊飯器により炊飯する場合の蒸気口ユニット1
0の作用について説明する。水と米を入れた内釜6を炊
飯器本体1内に収容して蓋体2を閉じ、操作部9に設け
た電源スイッチをONすると、電磁誘導コイル7の作用
によって内釜6が加熱され、内釜6内の水が沸騰すると
おねばを含んだ蒸気が発生する。このとき、内釜6の内
圧が上昇しているため、蒸気口ユニット10の開閉弁2
0は、押上げられておねば戻し穴19を閉塞しており、
このため、おねばを含む蒸気は蒸気入口16から案内筒
15を通って蒸気口ユニット10内に導かれる。
【0030】案内筒15を出たおねばを含む蒸気は内釜
6内の圧力によってボール30を押し上げ移動すると蒸
気は排出穴31bを通過し、蒸気口ユニット10内を蒸
気口28に向かって拡散していき、この間におねばと蒸
気が分離されて蒸気は蒸気口28から外部に放出され、
おねばは溜り凹部17に溜る。
【0031】このように、おねばを含む蒸気は、案内筒
15から蒸気口28に至る空間内で蒸気とおねばが分離
するため、案内筒15と蒸気口28間の距離は長い方が
分離し易い。本発明においては、おねばを含む蒸気は、
案内筒15を出てから第1の上障壁29、第4の上障壁
35、第2の上障壁32、下障壁21及び第3の上障壁
34に衝突し、蛇行しながら流れるため案内筒15と蒸
気口28間の距離がさらに長くなり、より確実に分離さ
れる。この場合、下障壁21より後部側に落下したおね
ばは、下ケース11の底部12が溜り凹部17に向って
低くなるように傾斜しており、かつ、下障壁21は中央
部が後部側に突出するほほく字状に形成されているの
で、下障壁21の両側端面に沿って流動し、両側の開口
部を通って溜り凹部17に流入する。
【0032】その後、加熱が停止して内釜6の内圧が低
下すると、開閉弁20は、自重及びおねばの重量によっ
て下降し、おねば戻し穴19を開口する。これにより、
溜り凹部17内に溜ったおねばは、おねば戻し穴19か
ら内蓋5の凹部5aに設けた蒸気孔5bを介して内釜6
内に落下する。おねばが内釜6内のご飯に戻ることによ
り、おねばに含まれるおいしさの成分がご飯に与えられ
て、つやや粘りのあるおいしいご飯を炊くことができ
る。
【0033】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0034】蒸気口ユニットは、下ケースと、この下ケ
ースと嵌合する上ケースと、この上ケースと下ケースを
開閉自在に軸支したヒンジ部と、このヒンジ部に対向し
て下ケースと上ケースを係止するロック機構と、下ケー
スのロック機構近傍に前記蓋体の連通穴に挿入する突出
部とを備えたので、蒸気口ユニットを蓋体に装着する時
には、蒸気口ユニットの上ケースが半開き状態でもロッ
ク機構近傍への押圧により、上ケースと下ケースが確実
に係止されるので、蒸気口ユニットからの蒸気漏れの発
生が無く、美味しいご飯を炊くことができるとともに、
蒸気口ユニットの分解・組立が容易に行える。
【0035】また、蓋体に蒸気口ユニットを収容する凹
状の収容部を形成し、収容部に蒸気口ユニットを収納し
た時に、ロック機構を収容部の側壁に近接して配置する
と共に、ヒンジ部を前記収容部の側壁から所定の空隙を
設けて配置するので、蓋体からの蒸気口ユニットの取り
はずしも容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す炊飯器の縦断
面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1を示す炊飯器の平面
図である。
【図3】 この発明の実施の形態1を示す炊飯器の蒸気
口ユニットの縦断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態1を示す炊飯器の蒸気
口ユニットの側面図である。
【図5】 この発明の実施の形態1を示す炊飯器の蒸気
口ユニットの縦断面図である
【図6】 この発明の実施の形態1を示す炊飯器の蒸気
口ユニットが蓋体にセットされた状態を示す要部縦断面
図である。
【図7】 従来の炊飯器を示す縦断面図である。
【図8】 従来の炊飯器の蒸気放出装置を示す縦断面図
である。
【符号の名称】
1 炊飯器本体、 2 蓋体、 3 上蓋、 3a 収
容部、 3b 貫通穴4 下蓋、 4a 連結穴、 4
b シール部材、 5 内蓋、 5a 凹部、 5b
蒸気孔、 5c シールパッキン、 6 内釜、 7
電磁誘導コイル、 8 制御部、 9 操作部、 10
蒸気口ユニット、 11 下ケース、 12 底部、
14 連結部、 15 案内筒、 16 蒸気入口、
17溜り凹部、 18 開口部、 19 おねば戻し
穴、 20 開閉弁、 20a 頭部、 20b 柱
部、 20c 基板、 21 下障壁、 22 下ケー
スヒンジ、 23 ロック機構、 23a 係止突起、
23b 係止片、 23c 回転軸、 23d バ
ネ、 24 凹部、 25 上ケース、 26 天板、
27 周壁、 28 蒸気口、 29 円筒状の環状
障壁(第1の上障壁)、 30 ボール、 31 ボー
ル受け、31a 穴、 31b 排出穴、32 第2の
上障壁、 33 開口部、 34 第3の上障壁、 3
5 第4の上障壁、 36 凹溝、 37 環状パッキ
ン、 38 ヒンジ機構、 38a上ケースヒンジ、
38b 回転軸、 39 係合部。
フロントページの続き (72)発明者 福島 忠史 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (72)発明者 高木 和彦 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (72)発明者 川村 佳敬 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 Fターム(参考) 3K051 AB04 AB05 AD27 AD37 AD40 CD42 CD43 4B055 AA03 BA29 BA38 BA66 CA22 CA24 CA25 CA36 CA70 CA73 CA83 CB03 CB07 CB08 CC23 CC27 CC28 CC29 DA02 DB14 FA15 FB49 GB35

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内釜を収容する炊飯器本体と、 この炊飯器本体の開口部を開閉する蓋体と、 前記炊飯器本体内に収容される有底筒状の内釜と、 前記内釜を加熱する加熱手段と、 前記蓋体に設けられた前記内釜と連通する連通穴に、着
    脱自在に装着される蒸気口ユニットとを備えた炊飯器に
    おいて、 前記蒸気口ユニットは、 下ケースと、 この下ケースと嵌合する上ケースと、 この上ケースと前記下ケースを開閉自在に軸支したヒン
    ジ部と、 このヒンジ部に対向して前記下ケースと前記上ケースを
    係止するロック機構と、 前記下ケースの前記ロック機構近傍に前記蓋体の連通穴
    に挿入する突出部とを備えたことを特徴とする炊飯器。
  2. 【請求項2】前記蓋体に前記蒸気口ユニットを収容する
    凹状の収容部を形成し、前記収容部に前記蒸気口ユニッ
    トを収納した時に、前記ロック機構を前記収容部の側壁
    に近接して配置すると共に、前記ヒンジ部を前記収容部
    の側壁から所定の空隙を設けて配置することを特徴とす
    る請求項1記載の炊飯器。
JP2000214323A 2000-07-14 2000-07-14 炊飯器 Expired - Fee Related JP3820541B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000214323A JP3820541B2 (ja) 2000-07-14 2000-07-14 炊飯器
TW090104489A TWI221088B (en) 2000-07-14 2001-02-27 Rice cooker
KR10-2001-0030697A KR100384984B1 (ko) 2000-07-14 2001-06-01 취반기
CN01121021A CN1334059A (zh) 2000-07-14 2001-06-14 电饭锅

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000214323A JP3820541B2 (ja) 2000-07-14 2000-07-14 炊飯器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002028076A true JP2002028076A (ja) 2002-01-29
JP3820541B2 JP3820541B2 (ja) 2006-09-13

Family

ID=18709920

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000214323A Expired - Fee Related JP3820541B2 (ja) 2000-07-14 2000-07-14 炊飯器

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP3820541B2 (ja)
KR (1) KR100384984B1 (ja)
CN (1) CN1334059A (ja)
TW (1) TWI221088B (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012049009A (ja) * 2010-08-27 2012-03-08 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器
JP2013022284A (ja) * 2011-07-22 2013-02-04 Mitsubishi Electric Corp 炊飯器
JP2013022333A (ja) * 2011-07-25 2013-02-04 Hitachi Appliances Inc 炊飯器
JP2018153360A (ja) * 2017-03-16 2018-10-04 三菱電機株式会社 炊飯器
JP2018201552A (ja) * 2017-05-30 2018-12-27 タイガー魔法瓶株式会社 加熱調理器
JP2019187582A (ja) * 2018-04-20 2019-10-31 東芝ホームテクノ株式会社 炊飯器
JP2021083731A (ja) * 2019-11-28 2021-06-03 東芝ホームテクノ株式会社 炊飯器
JP7512031B2 (ja) 2019-11-28 2024-07-08 東芝ホームテクノ株式会社 炊飯器

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4649424B2 (ja) * 2006-05-17 2011-03-09 パナソニック株式会社 炊飯器
JP5538088B2 (ja) * 2010-06-23 2014-07-02 三菱電機株式会社 炊飯器
JP4999999B1 (ja) * 2011-09-05 2012-08-15 三菱電機株式会社 炊飯器
JP6116402B2 (ja) * 2013-06-27 2017-04-19 三菱電機株式会社 炊飯器
KR102436196B1 (ko) * 2016-03-31 2022-08-29 주식회사 위니아 전기압력밥솥

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012049009A (ja) * 2010-08-27 2012-03-08 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器
JP2013022284A (ja) * 2011-07-22 2013-02-04 Mitsubishi Electric Corp 炊飯器
JP2013022333A (ja) * 2011-07-25 2013-02-04 Hitachi Appliances Inc 炊飯器
JP2018153360A (ja) * 2017-03-16 2018-10-04 三菱電機株式会社 炊飯器
JP2018201552A (ja) * 2017-05-30 2018-12-27 タイガー魔法瓶株式会社 加熱調理器
JP2019187582A (ja) * 2018-04-20 2019-10-31 東芝ホームテクノ株式会社 炊飯器
JP7169764B2 (ja) 2018-04-20 2022-11-11 東芝ホームテクノ株式会社 炊飯器
JP2021083731A (ja) * 2019-11-28 2021-06-03 東芝ホームテクノ株式会社 炊飯器
JP7512031B2 (ja) 2019-11-28 2024-07-08 東芝ホームテクノ株式会社 炊飯器

Also Published As

Publication number Publication date
TWI221088B (en) 2004-09-21
CN1334059A (zh) 2002-02-06
JP3820541B2 (ja) 2006-09-13
KR100384984B1 (ko) 2003-05-23
KR20020007989A (ko) 2002-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6178290B1 (en) Water filter device having a collecting pot and a heating element
JP2002028076A (ja) 炊飯器
KR100845585B1 (ko) 조리용기 뚜껑
CN107468072B (zh) 一种限制开盖的烹饪器具及其控制方法
CN214258963U (zh) 盖板结构、盖体组件及烹饪器具
CN115736672A (zh) 一种烹调设备
JP3641827B2 (ja) 炊飯器
CN214180062U (zh) 智能烹饪装置
CN213464719U (zh) 烹饪装置
JP2000037287A (ja) 炊飯器
JP2007029403A (ja) 炊飯器
JP2001037625A (ja) 保温釜
CN218186449U (zh) 煎烤器具
CN216060168U (zh) 烹饪器具的进气装置和烹饪器具
CN216060218U (zh) 烹饪器具的进气装置和烹饪器具
JPH09201283A (ja) 電気湯沸かし器
JP3132410B2 (ja) ポンプ注液式液体容器
KR100221649B1 (ko) 취사기구의 수분수집장치
CN210582222U (zh) 烹饪器具
CN217523901U (zh) 烹饪设备
CN215738346U (zh) 一种可定量出料的家用调汤机
KR102370236B1 (ko) 기름배출구를 개폐할 수 있는 프라이팬
CN112220336A (zh) 智能烹饪装置
JPH114764A (ja) 電気湯沸器
KR100238570B1 (ko) 전기 압력밥솥겸용 조리기의 전원 온, 오프방법 및 장치

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20040806

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041221

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20041224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050209

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050308

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050607

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050715

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20050920

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060404

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060426

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060530

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060608

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3820541

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100630

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100630

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110630

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120630

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130630

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees