JP2001037625A - 保温釜 - Google Patents

保温釜

Info

Publication number
JP2001037625A
JP2001037625A JP11212746A JP21274699A JP2001037625A JP 2001037625 A JP2001037625 A JP 2001037625A JP 11212746 A JP11212746 A JP 11212746A JP 21274699 A JP21274699 A JP 21274699A JP 2001037625 A JP2001037625 A JP 2001037625A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steam
cap
steam port
port
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11212746A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Takeishi
浩之 竹石
Kazuya Miyake
一也 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Home Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Home Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Home Technology Corp filed Critical Toshiba Home Technology Corp
Priority to JP11212746A priority Critical patent/JP2001037625A/ja
Publication of JP2001037625A publication Critical patent/JP2001037625A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cookers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 蒸気口内部を効果的に清掃することができ、
分解性や組立性を向上する。 【解決手段】 蒸気弁37などの蒸気口11の機能部品を取
り付ける各部品(ケース部22,キャップ上部材31,キャ
ップ下部材32)まで分解できるようにする。これによ
り、効果的な清掃が行なえる。また、キャップ部21とケ
ース部22,キャップ上部材31とキャップ下部材32という
ように、一度に分解できる部品点数が2個に制限する。
こうすると、両手で蒸気口11を分解したときに、手に保
持できない部品がなく、部品が手に持てずに落ちてしま
うことがなく、分解性や組立性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鍋内に発生する蒸
気を外部に放出する蒸気口を備えた保温釜に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来この種の保温釜
は、炊飯を行なうに際して鍋内の被加熱物から発生する
蒸気を外部に放出するために、鍋の上部開口部を覆う蓋
体に鍋の内外を連通する蒸気口が設けられており、蒸気
口の内部には、蒸気を調圧する蒸気弁や、蒸気の発生を
検出する磁気センサ動作マグネットや、蒸気の発生を検
知して蒸気通路を開口する形状記憶バネなどが収容され
ている。しかし、澱粉を含んだ水分が溜まる蒸気口の内
部は各種の部品が邪魔になり、内部まで澱粉カスで汚れ
た部分が掃除しにくい場合が多い。また、蒸気口を分解
可能にして内部を掃除しやすくした場合、各種部品が紛
失したり、落として割れるなどの心配があり、分解性や
組立性に問題がある。蒸気口が鍋の上面に対向した蓋体
の内部に装着されたものでは、蒸気口の外面も蒸気や澱
粉を含んだ水分で汚れて清掃性がさらに悪くなるばかり
でなく、蒸気口を蓋体から外す毎に蓋体を開けなければ
ならない手間もある。
【0003】本発明は、上記問題点を解決しようとする
もので、蒸気口内部を効果的に清掃することができ、ま
た分解性や組立性を向上できる保温釜を提供することを
第1の目的とする。
【0004】また、本発明の第2の目的は、蒸気口の外
面が蒸気や澱粉を含んだ水分で汚れにくく、蓋体を閉じ
たままで蒸気口の着脱が可能な保温釜を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明における請求項1
の保温釜によれば、蓋体をいちいち開けなくても、蓋体
の外側より蒸気口の着脱を行なうことができる。また、
蒸気口を蓋体に装着したときには、蒸気口の外面が蓋体
の外側に向けられるので、この蒸気口の外面は蒸気や澱
粉を含んだ水分で汚れにくくなる。
【0006】蒸気口を分解するに際しては、蒸気口の上
部を形成するキャップ部と下部を形成するケース部とを
分割し、さらにキャップ部の上部を形成するキャップ上
部材と下部を形成するキャップ下部材とを分割する。こ
うすると、蒸気弁などの蒸気口の機能部品を取り付ける
各部品(ケース部,キャップ上部材,キャップ下部材)
まで分解できて、効果的な清掃が行なえる。また、キャ
ップ部とケース部,キャップ上部材とキャップ下部材と
いうように、一度に分解できる部品点数が2個に制限さ
れるので、両手で蒸気口を分解したときに、手に保持で
きない部品がなく、部品が手に持てずに落ちてしまうこ
とがない。したがって、部品が紛失したり、落として割
れるなどの心配がなく、分解性が向上する。また、分解
した蒸気口の各部品を組立てる場合にも、必ず両手で部
品を持って組立てることができるので、組立性も向上す
る。
【0007】本発明における請求項2の保温釜によれ
ば、キャップ下部材から蒸気弁を分割できるので、蒸気
弁のような機能部品も分解することができ、清掃性がさ
らに向上する。また、キャップ下部材と蒸気弁を分解し
たり組立てる際の部品点数も2点に制限されるので、分
解性や組立性の良さをそのまま維持できる。
【0008】本発明における請求項3の保温釜によれ
ば、蓋体から取り外した蒸気口は、一度に分解できる部
品点数が2個に制限されるので、両手で蒸気口を分解し
たときに、手に保持できない部品がなく、部品が手に持
てずに落ちてしまうことがない。したがって、部品が紛
失したり、落として割れるなどの心配がなく、分解性が
向上する。また、分解した蒸気口の各部品を組立てる場
合にも、必ず両手で部品を持って組立てることができる
ので、組立性も向上する。この場合、蒸気口を構成する
部品は3個以上で制限はなく、より複雑な形状を有する
蒸気口であっても、分解性や組立性の良さを維持でき
る。また、蒸気口内部の機能部品は必ずしも蒸気弁であ
る必要はない。
【0009】本発明における請求項4の保温釜によれ
ば、各部品を分解するための爪嵌合部を形成する場合、
凹凸のある形状にする必要があるので、その材質は金属
よりも射出成形で自在な形状を容易に得ることのできる
プラスチック材料が好ましい。しかし、プラスチックは
成形後に寸法が収縮する特性があり、特に蒸気口は蒸気
が当たって熱膨張と熱収縮を繰り返すので寸法が変化し
やすく、部品間の嵌合寸法が変化して、硬くなりすぎた
り弱くなりすぎたりする問題がある。しかし、爪嵌合部
のプラスチック材料を同一の材質にすれば、寸法変化率
は略同一になり、嵌合寸法の変化も極力少なくできる。
【0010】本発明における請求項5の保温釜によれ
ば、爪嵌合部のプラスチック材料をポリプロピレンとす
ることにより、食品衛生や耐蒸気性,耐熱性に問題がな
く、また米ぬかなどで変形しないものにすることができ
る。
【0011】本発明における請求項6の保温釜によれ
ば、蒸気口内部は複数の空間に分割されるため、この空
間を形成するための部品点数が増えて複雑な形状になる
が、各部品は個々に分離することが可能なので、各空間
の底部にオネバ戻し孔があっても、このオネバ戻し孔を
含む蒸気口の各構成部品を容易に清掃することができ
る。
【0012】本発明における請求項7の保温釜によれ
ば、各オネバ戻し孔は、蒸気口の内部に蒸気を導く蒸気
通路よりも開口断面積が小さく、抵抗が大きいので、蒸
気は開口断面積の大きい蒸気通路に導かれるようにな
る。したがって、オネバ戻し孔より蒸気が侵入して蒸気
が吹き上がり、吹き零れが生じる懸念を一掃できる。
【0013】本発明における請求項8の保温釜によれ
ば、蒸気口の内部において空間が垂直方向に二重以上重
なって形成されると、これが断熱層として作用し、蒸気
口から放出される熱を抑制することができる。
【0014】本発明における請求項9の保温釜によれ
ば、オネバ戻し孔を部品の装着部として兼用させること
により、蒸気口の内部構造の簡素化を図ることができ
る。
【0015】
【発明の実施形態】以下、本発明の一実施例について、
添付図面である図1〜図5を参照しながら説明する。
【0016】図1において、1は保温釜の外郭を構成す
る本体、2はこの本体1に着脱可能に収容される鍋であ
る。そして、ここには図示していないが、本体1には鍋
2内の被加熱物である水や米を加熱する加熱手段が設け
られ、炊飯や保温などの加熱制御を行なうようになって
いる。3は鍋2の上部開口部を覆うように備えた蓋体で
あり、これは本体1の後方部にあるヒンジ部(図示せ
ず)にて回動自在に軸支される。蓋体3は、鍋2に対向
しない蓋体3の上面を形成する外蓋4と、鍋2に対向す
る蓋体3の下面を形成する放熱板5とにより概ね構成さ
れる。また、放熱板5の下側には、蓋体3の下面に着脱
可能な内蓋6が設けられており、内蓋6の外周囲には、
蓋体3を閉じたときに本体1との隙間を塞ぐ蓋パッキン
7が円環状に設けられる。つまり、内蓋6を装着した状
態では、蓋体3を閉じたときに、内蓋6の下面が鍋2の
上面開口部に直接対向する。
【0017】内蓋6には、炊飯などの調理時に鍋2内か
ら発生する蒸気を放出する孔8が設けられている。ま
た、内蓋6の孔8に対向する外蓋4には、この外蓋4の
上面より鍋2側に陥没した凹部9が、操作パネル10の後
方に位置して設けられる。この凹部9には、孔8から侵
入した蒸気を蓋体3の外部に放出する蒸気口11が、蓋体
3の外面側より外蓋4に着脱可能に設けられる。凹部9
の底部には、前記内蓋6の孔8に臨んで中心孔12が開口
形成されるとともに、この中心孔12と略同一の位置に放
熱板5の孔13も形成されており、孔8から侵入した蒸気
が、放熱板5と内蓋6との間や、内蓋6と凹部9の底部
との間から漏出しないように、孔8と中心孔12とを連通
する円環状の蒸気口パッキン14が設けられる。蒸気口パ
ッキン14は、内蓋6の上面に当接し密着する舌片15と、
この舌片15の上部にあって、蒸気口11に対する嵌合部と
なる係合突起16と、係合突起16よりも外側にあって、凹
部9の底部と放熱板5との間に密着する円周壁部18とに
より構成される。また、前記凹部9の内周面は、蒸気口
11の外面に沿った形状を有しているが、蒸気口11を凹部
9から簡単に取り外せるように、外蓋4の上面側から指
を差し入れて蒸気口11に引っ掛けることができる程度の
大きさで、蓋体3の後方側には凹部9に連通する指挿入
口18が形成される。そして、蒸気口11を凹部9の上方か
ら押し込むと、蒸気口11の下端部にあるフランジ部19が
係合突起16に係合して、蒸気口11が凹部9に収容装着さ
れ、逆に指挿入口18から指を差し入れて蒸気口11を上方
に引き上げると、フランジ部19と係合突起16との係合が
解除され、蒸気口11を蓋体3の上面側より取り外せるよ
うになっている。
【0018】ここで、図2〜図5の各図をも参照しなが
ら、蒸気口11の構成をさらに詳しく説明する。蒸気口11
は、図3にも示すように、蒸気口11の上部を形成するキ
ャップ部21と、蒸気口11の下部を形成するケース部22と
からなり、椀状に形成したケース部22の上部開口部を塞
ぐようにして、後述する複数の部品からなるキャップ部
21が着脱可能に装着される。ケース部22の外周側面には
螺旋状凸部24が形成されており、この螺旋状凸部24にキ
ャップ部21の爪部25を引っ掛けて、キャップ部21を回転
させながら締め込むと、キャップ部21とケース部22が係
合し、これとは反対方向にキャップ部21を回転させる
と、キャップ部21とケース部22との係合が解除して、双
方が2つの部品として分割できるようになっている。ケ
ース部22はプラスチック材料好ましくはポリプロピレン
(PP)製で、下端部に形成したフランジ部19と、外側
周面に形成した螺旋状凸部24の他に、内蓋6の孔8に対
応して縦方向に蒸気筒26が一体形成される。そして、こ
の蒸気筒26の上端には、蒸気口11内に蒸気を放出する蒸
気放出孔28が形成される。
【0019】キャップ部21は、このキャップ部21の上部
を形成するキャップ上部材31と、キャップ部21の下部を
形成するキャップ下部材32とからなり、これらの各部品
はいずれもプラスチック材料好ましくはポリプロピレン
(PP)で形成される。キャップ下部材32は、その底部
中央に蒸気筒26を挿通する挿通孔33を形成しているが、
この部分を除いては概ねカップ状に形成される。そし
て、キャップ下部材32の内周側面には爪部34が形成され
ており、この爪部34にキャップ上部材31の凸部35を引っ
掛けて、キャップ上部材31を回転させながら締め込む
と、キャップ上部材31とキャップ下部材32が係合し、こ
れとは反対方向にキャップ上部材31を回転させると、キ
ャップ上部材31とキャップ下部材32との係合が解除し
て、双方が2つの部品として分割できる。なお、36はキ
ャップ下部材32の底面より垂下して形成された羽根片で
あり、キャップ上部材31を一方の手の指で支えながら、
他方の手の指で羽根片36を引っ掛けて回すことにより、
キャップ下部材31とキャップ下部材32との着脱を容易に
行なえるようになっている。
【0020】キャップ上部材31とキャップ下部材32との
間には、蒸気放出孔28を覆うプラスチック材料好ましく
はポリプロピレン製の蒸気弁37が設けられる。この蒸気
弁37は、蒸気放出口28から噴出する蒸気の量に応じて上
下に可動し、蒸気圧が高い場合には蒸気弁37が押し上げ
られて、蒸気弁37の下面と蒸気放出孔28との間隔が拡が
る一方、蒸気圧が低い場合には蒸気弁37の自重によって
蒸気弁37が下がり、蒸気弁37の下面と蒸気放出孔28との
間隔が狭まり、これにより鍋2内の圧力を調節するよう
になっている。蒸気弁37はステンレスなどの金属で形成
してもよく、また蒸気弁37以外の他の機能部品(例え
ば、磁気センサ動作マグネット,バネ,形状記憶合金な
ど)であってもよい。ドーム状に形成された蒸気弁37の
外周下端部の一側には、キャップ下部材32の孔39に係合
する係合突起40が形成されるとともに、この係合突起40
とは反対側にある蒸気弁37の外周下端部の他側には、キ
ャップ部材32の別の孔41に係合する係合爪42が形成され
る。これらの係合突起40および係合爪42はいずれも若干
の弾性を有しており、係合突起40と係合爪42を指で挟ん
で押圧すると、キャップ下部材32の孔39,41との係合が
解除され、蒸気弁37とキャップ下部材32とを別々に分割
できるようになっている。なお、孔39,41は同一の形状
を有しており、係合突起40および係合爪42のどちらも、
孔39,41に係合,離脱できるようになっている。
【0021】蒸気口11の各部品を組立てた状態では、図
1,図4および図5に示すように、キャップ上部材31と
蒸気弁37との間に区画された第1の空間51と、蒸気弁37
とキャップ下部材32との間に区画された第2の空間52
と、キャップ下部材32とケース部22との間に区画された
第3の空間53が蒸気口11の内部に各々独立して設けられ
る。つまり、これらの第1〜第3の空間51,52,53は、
蒸気口11内の垂直方向に重なって二重以上(本実施例で
は三重)存在し、且つキャップ部21とケース部22の各部
品を組み合わせて形成される。第1の空間51の底部に
は、前記蒸気弁37を着脱する孔39,41と兼用してオネバ
戻し孔が形成される。また、第2の空間52の底部にも、
前記キャップ下部材32の挿通孔33と蒸気筒26の外周面と
の間に、別のオネば戻し孔54が形成される。さらに、第
3の空間53の底部にも、蒸気筒28の付け根すなわち基部
側に位置して、別のオネバ戻し孔55が設けられる。これ
らの孔41およびオネバ戻し孔54,55は、炊飯中に第1〜
第3の空間51,52,53に溜まったオネバ(澱粉の煮汁)
を、炊飯後に鍋2内に回収するためのものであり、個々
の開口面積は、蒸気口11の内部に蒸気を導く蒸気通路と
しての蒸気筒26の開口面積(蒸気放出孔28の開口面積)
よりも小さく形成される。なお、57はキャップ上部材31
の上面部に形成された蒸気放出口である。
【0022】キャップ部21とケース部22は、螺旋状凸部
24と爪部25との爪嵌合部にて着脱可能に装着される。キ
ャップ部21をケース部22に取り付けた状態では、キャッ
プ部21を構成するキャップ下部材32や、蒸気口11の機能
部品である蒸気弁37は、いずれもキャップ部21とケース
部22の内部に収容され、キャップ上部材31に一体となっ
て取り付けられる。したがって、図5に示す蒸気口11単
体の状態からは、蒸気弁37付きのキャップ部21とケース
部22しか分解できず、また一度に分解できる部品点数も
蒸気弁37付きのキャップ部21とケース部22の2個に制限
される。
【0023】また、キャップ上部材31とキャップ下部材
32は、爪部34と凸部35との爪嵌合部にて着脱可能に装着
される。キャップ上部材31をキャップ下部材32に取り付
けた状態では、蒸気口11の機能部品である蒸気弁37がこ
のキャップ上部材31とキャップ下部材32の内部に収容さ
れ、キャップ上部材32に一体となって取り付けられる。
したがって、図3に示す蒸気口11付きのキャップ部21の
状態からは、キャップ上部材31と蒸気弁37付きのキャッ
プ下部材32しか分解できず、また一度に分解できる部品
点数もキャップ上部材31と蒸気弁37付きのキャップ下部
材32の2個に制限される。
【0024】さらに、キャップ下部材32と蒸気弁37は、
係合突起40および係合爪42と孔39,41との爪嵌合部にて
着脱可能に装着される。そして、前述したようにこの爪
嵌合を解除することによって、キャップ下部材32と蒸気
弁37の2個に分解される。
【0025】なお、本実施例では、図5に示す状態か
ら、蒸気弁37付きのキャップ部21とケース部22,キャッ
プ上部材31と蒸気弁37付きのキャップ下部材32,キャッ
プ下部材32と蒸気弁37の順で部品を分割することができ
るが、蒸気口11の各構成部品は実施例中のものに限定さ
れない。つまり、少なくとも3個以上の部品から蒸気口
11を構成したものにおいて、一方の部品若しくは他方の
部品のいずれかに、その他の部品が全て取り付けられて
いれば、一方の部品と他方の部品を分解するときに、分
解する部品点数が2個に制限され、それ以外の部品が手
で保持できずに落下することはなくなる。
【0026】次に、上記構成につきその作用を説明す
る。なお、図4において、矢印Aは鍋2内の蒸気圧が高
い場合の蒸気の経路を示している。炊飯時において鍋2
内の被加熱物を加熱するのに伴ない、鍋2から蒸気が発
生すると、内蓋6の孔8から侵入した蒸気が、ケース部
22の中央にある蒸気筒26を通って蒸気放出口28に達し、
そこから蒸気口11内に噴出する。炊飯開始時には鍋2内
の蒸気圧がさほど高くなく、蒸気放出孔28から第2の空
間52に侵入した蒸気量も少ないので、蒸気弁37が自重に
より下がって、蒸気弁37の外周部とケース下部材32との
間の隙間が、図5に示すように狭まった状態になる。
【0027】一方、炊飯が進行するのに伴ない鍋2内の
蒸気圧が高くなると、図4の矢印Aに示すように、蒸気
放出孔28から第2の空間52に侵入した蒸気が蒸気弁37の
下面に当たって蒸気弁37が持ち上げられるので、蒸気弁
37の外周部とケース下部材32との間の隙間が拡大し、こ
こから蒸気が通過しやすくなる。そして、第2の空間52
内の蒸気は、この隙間を通って第1の空間51に侵入し、
蒸気放出口57より蒸気口11ひいては蓋体3の外部に放出
される。また、内蓋6の孔8からは、蒸気のみならずオ
ネバも侵入するが、これはオネバ戻し孔55よりも開口断
面積が大きく抵抗の小さい蒸気筒26を通って蒸気放出口
28に達し、そこから重いオネバは蒸気口11の第3の空間
53から第2の空間52,第1の空間51へと充満し、蒸気と
分離されるようになる。
【0028】その後、鍋2内の蒸気圧が下がり、蒸気口
11内への蒸気の噴出が少なくなると、蒸気弁37は自重に
より再び下がって、図5に示す状態となる。これととも
に、蒸気口11内に溜まったオネバは孔39,41やオネバ戻
し孔54を通り、最終的には蒸気口11の下部にあるオネバ
戻し口55を通って、鍋2内に戻される。
【0029】しかし、オネバの一部は蒸気口11内に付着
したままになり、炊飯の回数を重ねるうちに、蒸気口11
内が次第に汚れてゆく。このように汚れた蒸気口11は、
蓋体3の上面から取り外した後、個々の部品に分解して
清掃できる。具体的には、蓋体3を閉めた状態で、指挿
入口18から指を入れてキャップ部21の下面に指を引っ掛
け、そこから指を持ち上げる。すると、蒸気口11のフラ
ンジ部19と蒸気口パッキン14の係合突起16との係合が解
除され、蒸気口11を凹部9から取り外せる。次に、図5
に示す状態から、ケース部22を一方の手で保持し、キャ
ップ部21の外周縁を他方の手で保持しながら、キャップ
部21を反時計方向に回転させると、ケース部22の螺旋状
凸部24とキャップ部21の爪部25との係合が解除され、ケ
ース部21とキャップ部22を簡単に分離できる。この際、
他の部品は全てキャップ部21側に取り付けられたままの
状態となっているので、キャップ部21とケース部22以外
に部品が分離することはない。
【0030】その後、キャップ部21の各部品をさらに分
解するには、キャップ上部材31の外周縁を一方の手で保
持し、キャップ下部材32の羽根片36を他方の手で保持し
ながら、キャップ下部材32を反時計方向に回転させる
と、キャップ上部材31の凸部35とキャップ下部材32の爪
部34との係合が解除され、キャップ上部材31とキャップ
下部材32とを簡単に分離できる。この際、キャップ下部
材32の回転方向に対し羽根片36が垂直に形成されている
ため、羽根片36を手で保持しながらキャップ下部材32を
簡単に回転させることが可能になり、分解作業がさらに
容易になる。キャップ下部材32には蒸気弁37が取り付け
られたままの状態になっているので、キャップ上部材31
とキャップ下部材32以外に部品が分離することはない。
【0031】キャップ下部材32から蒸気弁37を取り外す
には、蒸気弁37の係合爪42に指の力を加えて弾性変形さ
せ、係合爪42とキャップ下部材32の孔41との係合を解除
すればよい。係合爪42が孔41より抜け出すと、蒸気弁37
は比較的自由に動くことができるようになり、もう一方
の係合突起40と孔39との係合も比較的簡単に解除でき
る。このようにして、蒸気口11内の全ての部品を分解す
ることにより、各部品に付着した汚れを洗い流すなどし
て、きれいに洗浄できる。その後、蒸気口11を蓋体3に
装着するまでの手順は、上述の分解した手順を逆に行な
えばよい。
【0032】以上のように本実施例における保温釜は、
蓋体3の外側よりこの蓋体3へ着脱可能とした蒸気口11
を備え、蒸気口11は上部を形成するキャップ部21と下部
を形成するケース部22とを分割可能に設けてなり、キャ
ップ部21は上部を形成するキャップ上部材31と下部を形
成するキャップ下部材32とを分割可能に設けてなるとと
もに、キャップ上部材31とキャップ下部材32との間に、
ケース部22に設けた蒸気放出孔28を覆う蒸気弁37を配置
している。
【0033】こうすると、蓋体3をいちいち開けなくて
も、蓋体3の外側より蒸気口11の着脱を行なうことがで
きる。また、蒸気口11を蓋体3に装着したときには、蒸
気口11の外面が蓋体3の外側に向けられるので、この蒸
気口11の外面は蒸気や澱粉を含んだ水分で汚れにくくな
る。
【0034】蒸気口11を分解するに際しては、蒸気口11
の上部を形成するキャップ部21と下部を形成するケース
部22とを分割し、さらにキャップ部21の上部を形成する
キャップ上部材31と下部を形成するキャップ下部材32と
を分割する。こうすると、蒸気弁37などの蒸気口11の機
能部品を取り付ける各部品(ケース部22,キャップ上部
材31,キャップ下部材32)まで分解できて、効果的な清
掃が行なえる。また、キャップ部21とケース部22,キャ
ップ上部材31とキャップ下部材32というように、一度に
分解できる部品点数が2個に制限されるので、両手で蒸
気口11を分解したときに、手に保持できない部品がな
く、部品が手に持てずに落ちてしまうことがない。した
がって、部品が紛失したり、落として割れるなどの心配
がなく、分解性が向上する。また、分解した蒸気口11の
各部品を組立てる場合にも、必ず両手で部品を持って組
立てることができるので、組立性も向上する。
【0035】また、この場合、本実施例の蒸気弁37はキ
ャップ下部材32に着脱可能に設けられている。こうする
と、キャップ下部材32から蒸気弁37を分割できるので、
蒸気弁37のような機能部品も分解することができ、清掃
性がさらに向上する。また、キャップ下部材32と蒸気弁
37を分解したり組立てる際の部品点数も2点に制限され
るので、分解性や組立性の良さをそのまま維持できる。
【0036】また、本実施例では、3個以上の部品(ケ
ース部22,キャップ上部材31,キャップ下部材32,蒸気
弁37)を組み合わせてなる蒸気口11を蓋体3へ着脱可能
に備え、蒸気口11を各部品に分解する場合に、一度に分
解される部品点数を2個に制限するように構成してい
る。
【0037】こうすると、蓋体3から取り外した蒸気口
11は、一度に分解できる部品点数が2個に制限されるの
で、両手で蒸気口11を分解したときに、手に保持できな
い部品がなく、部品が手に持てずに落ちてしまうことが
ない。したがって、部品が紛失したり、落として割れる
などの心配がなく、分解性が向上する。また、分解した
蒸気口11の各部品を組立てる場合にも、必ず両手で部品
を持って組立てることができるので、組立性も向上す
る。この場合、蒸気口11を構成する部品は3個以上で制
限はなく、より複雑な形状を有する蒸気口11であって
も、分解性や組立性の良さを維持できる。また、蒸気口
11内部の機能部品は必ずしも蒸気弁37である必要はな
い。なお、分解方法は特に制約はないが、工具を使わず
に手だけで分解および組立ができる構成であることが好
ましい。
【0038】また、この場合、本実施例のように各部品
の爪嵌合部(螺旋状凸部24と爪部25,爪部34と凸部35,
係合突起40および係合爪42と孔39,41)を同一のプラス
チック材料で形成するのが好ましい。
【0039】各部品を分解するための爪嵌合部を形成す
る場合、凹凸のある形状にする必要があるので、その材
質は金属よりも射出成形で自在な形状を容易に得ること
のできるプラスチック材料が好ましい。しかし、プラス
チックは成形後に寸法が収縮する特性があり、特に蒸気
口11は蒸気が当たって熱膨張と熱収縮を繰り返すので寸
法が変化しやすく、部品間の嵌合寸法が変化して、硬く
なりすぎたり弱くなりすぎたりする問題がある。しか
し、爪嵌合部のプラスチック材料を同一の材質にすれ
ば、寸法変化率は略同一になり、嵌合寸法の変化も極力
少なくできる。
【0040】さらに、プラスチック材料がポリプロピレ
ンであれば、食品衛生や耐蒸気性,耐熱性に問題がな
く、また米ぬかなどで変形しないものにすることができ
る。
【0041】本実施例における保温釜は、蓋体3に着脱
可能に蒸気口11を備え、蒸気口11の内部を複数の空間
(第1〜第3の空間51〜53)に分割し、この第1〜第3
の空間51〜53は複数の部品(ケース部22,キャップ上部
材31,キャップ下部材32,蒸気弁37)を組み合わせて形
成し、これらの部品を各々分離可能にするとともに、第
1〜第3の空間51〜53の底部にオネバ戻し孔としての孔
39,41やオネバ戻し孔54,55を各々形成している。
【0042】こうすると、蒸気口11内部は複数の第1〜
第3の空間51〜53に分割されるため、この第1〜第3の
空間51〜53を形成するための部品点数が増えて複雑な形
状になるが、各部品は個々に分離することが可能なの
で、第1〜第3の空間51〜53の底部に孔39,41やオネバ
戻し孔54,55があっても、この孔39,41やオネバ戻し孔
54,55を含む蒸気口11の各構成部品を容易に清掃するこ
とができる。
【0043】また、本実施例における孔39,41やオネバ
戻し孔54,55は、その各々が蒸気口11の内部に蒸気を導
く蒸気通路としての蒸気筒26の開口断面積よりも小さい
開口断面積を有している。
【0044】こうすると、孔39,41やオネバ戻し孔54,
55は、蒸気口11の内部に蒸気を導く蒸気筒26よりも開口
断面積が小さく、抵抗が大きいので、蒸気は開口断面積
の大きい蒸気筒26に導かれるようになる。したがって、
オネバ戻し孔54,55より蒸気が侵入して蒸気が吹き上が
り、吹き零れが生じる懸念を一掃できる。
【0045】また、本実施例における第1〜第3の空間
51〜53は、垂直方向に二重以上重ねて配置される。この
ように、蒸気口11の内部において空間が垂直方向に二重
以上重なって形成されると、これが断熱層として作用
し、蒸気口11から放出される熱を抑制することができ
る。
【0046】さらに、本実施例では、オネバ戻し孔とし
ての孔39,41に空間を形成する部品(蒸気弁37)を装着
している。こうすると、孔39,41を蒸気弁37の装着部と
して兼用させることにより、蒸気口11の内部構造の簡素
化を図ることができる。
【0047】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、種々の変形実施が可能である。
【0048】
【発明の効果】本発明における請求項1の保温釜によ
り、蒸気口内部を効果的に清掃することができ、また分
解性や組立性を向上できる。さらに、蒸気口の外面が蒸
気や澱粉を含んだ水分で汚れにくく、蓋体を閉じたまま
で蒸気口の着脱が可能になる。
【0049】本発明における請求項2の保温釜により、
蒸気弁のような機能部品も分解することができ、清掃性
がさらに向上する。また、分解性や組立性の良さもその
まま維持できる。
【0050】本発明における請求項3の保温釜により、
蒸気口における分解性や組立性を向上できる。
【0051】本発明における請求項4の保温釜により、
嵌合部は自在な形状を容易に得ることができる。また、
嵌合寸法の変化も極力少なくできる。
【0052】本発明における請求項5の保温釜により、
食品衛生や耐蒸気性,耐熱性に問題がなく、また米ぬか
などで変形しないものにすることができる。
【0053】本発明における請求項6の保温釜により、
蒸気口内部を効果的に清掃することができる。
【0054】本発明における請求項7の保温釜により、
オネバ戻し孔より蒸気が侵入して蒸気が吹き上がり、吹
き零れが生じる懸念を一掃できる。
【0055】本発明における請求項8の保温釜により、
空間が断熱層として作用し、蒸気口から放出される熱を
抑制することができる。
【0056】本発明における請求項9の保温釜により、
蒸気口の内部構造の簡素化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す保温釜の蒸気口周辺の
断面図である。
【図2】同上各部を分解した状態を示す断面図である。
【図3】同上キャップ部とケース部とを分解した状態の
断面図である。
【図4】同上蒸気圧が高い状態の蒸気口の断面図であ
る。
【図5】同上蒸気圧が低い状態の蒸気口の断面図であ
る。
【符号の説明】
3 蓋体 11 蒸気口 21 キャップ部(蒸気口の部品) 22 ケース部(蒸気口の部品) 24 螺旋状凸部(爪嵌合部) 25 爪部(爪嵌合部) 26 蒸気筒(蒸気通路) 28 蒸気放出孔 31 キャップ上部材(蒸気口の部品) 32 キャップ下部材(蒸気口の部品) 34 爪部(爪嵌合部) 35 凸部(爪嵌合部) 37 蒸気弁(蒸気口の部品) 39 孔(爪嵌合部) 40 係合突起(爪嵌合部) 41 孔(爪嵌合部) 42 係合爪(爪嵌合部) 51 第1の空間(空間) 52 第2の空間(空間) 53 第3の空間(空間)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4B055 AA05 BA38 BA53 BA56 CA22 CA61 CA69 CA73 CB08 CB13 CB16 CB17 CB27 CC28 FA09 FA14 FB33 FB35

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓋体の外側よりこの蓋体へ着脱可能とし
    た蒸気口を備え、前記蒸気口は上部を形成するキャップ
    部と下部を形成するケース部とを分割可能に設けてな
    り、前記キャップ部は上部を形成するキャップ上部材と
    下部を形成するキャップ下部材とを分割可能に設けてな
    るとともに、前記キャップ上部材と前記キャップ下部材
    との間に、前記ケース部に設けた蒸気放出孔を覆う蒸気
    弁を配置したことを特徴とする保温釜。
  2. 【請求項2】 前記蒸気弁は前記キャップ下部材に着脱
    可能に設けられることを特徴とする請求項1記載の保温
    釜。
  3. 【請求項3】 3個以上の部品を組み合わせてなる蒸気
    口を蓋体へ着脱可能に備え、前記蒸気口を各部品に分解
    する場合に、一度に分解される部品点数を2個に制限す
    るように構成したことを特徴とする保温釜。
  4. 【請求項4】 前記各部品の爪嵌合部を同一のプラスチ
    ック材料で形成したことを特徴とする請求項3記載の保
    温釜。
  5. 【請求項5】 前記プラスチック材料はポリプロピレン
    であることを特徴とする請求項4記載の保温釜。
  6. 【請求項6】 蓋体に着脱可能に蒸気口を備え、前記蒸
    気口の内部を複数の空間に分割し、前記各空間は複数の
    部品を組み合わせて形成し、前記各空間を形成する部品
    を各々分離可能にし、前記各空間の底部にオネバ戻し孔
    を形成したことを特徴とする保温釜。
  7. 【請求項7】 前記オネバ戻し孔は、その各々が前記蒸
    気口の内部に蒸気を導く蒸気通路の開口断面積よりも小
    さい開口断面積を有するものであることを特徴とする請
    求項6記載の保温釜。
  8. 【請求項8】 前記各空間は垂直方向に二重以上重ねて
    配置されることを特徴とする請求項6または請求項7記
    載の保温釜。
  9. 【請求項9】 前記オネバ戻し孔に前記空間を形成する
    部品を装着したことを特徴とする請求項6〜請求項8の
    いずれか一つに記載の保温釜。
JP11212746A 1999-07-27 1999-07-27 保温釜 Pending JP2001037625A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11212746A JP2001037625A (ja) 1999-07-27 1999-07-27 保温釜

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11212746A JP2001037625A (ja) 1999-07-27 1999-07-27 保温釜

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001037625A true JP2001037625A (ja) 2001-02-13

Family

ID=16627748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11212746A Pending JP2001037625A (ja) 1999-07-27 1999-07-27 保温釜

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001037625A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010220750A (ja) * 2009-03-23 2010-10-07 Mitsubishi Electric Corp 炊飯器
JP2017153536A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 タイガー魔法瓶株式会社 炊飯器
JP2019047870A (ja) * 2017-09-08 2019-03-28 タイガー魔法瓶株式会社 炊飯器
JP2019509845A (ja) * 2016-08-18 2019-04-11 佛山市▲順▼▲徳▼区美的▲電▼▲熱▼▲電▼器制造有限公司Foshan Shunde Midea Electrical Heating Appliances Manufacturing Co.,Limited 蒸気弁及び調理器具
CN110613302A (zh) * 2018-06-19 2019-12-27 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 一种信息处理方法、装置和存储介质
CN112856471A (zh) * 2021-01-11 2021-05-28 重庆大学 一种电厂余热回收节能供热系统

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010220750A (ja) * 2009-03-23 2010-10-07 Mitsubishi Electric Corp 炊飯器
JP2017153536A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 タイガー魔法瓶株式会社 炊飯器
JP2019509845A (ja) * 2016-08-18 2019-04-11 佛山市▲順▼▲徳▼区美的▲電▼▲熱▼▲電▼器制造有限公司Foshan Shunde Midea Electrical Heating Appliances Manufacturing Co.,Limited 蒸気弁及び調理器具
JP2021058722A (ja) * 2016-08-18 2021-04-15 佛山市▲順▼▲徳▼区美的▲電▼▲熱▼▲電▼器制造有限公司Foshan Shunde Midea Electrical Heating Appliances Manufacturing Co., Ltd. 蒸気弁及び調理器具
JP7179100B2 (ja) 2016-08-18 2022-11-28 佛山市▲順▼▲徳▼区美的▲電▼▲熱▼▲電▼器制造有限公司 蒸気弁及び調理器具
JP2019047870A (ja) * 2017-09-08 2019-03-28 タイガー魔法瓶株式会社 炊飯器
CN110613302A (zh) * 2018-06-19 2019-12-27 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 一种信息处理方法、装置和存储介质
CN112856471A (zh) * 2021-01-11 2021-05-28 重庆大学 一种电厂余热回收节能供热系统
CN112856471B (zh) * 2021-01-11 2022-01-11 重庆大学 一种电厂余热回收节能供热系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5436536B2 (ja) スタンド式ミキサー構成の改良
US8567632B2 (en) Cover for a culinary article with silicone gasket
KR101965663B1 (ko) 전기 압력 밥솥용 증기 배출부 조립체
JP2006160372A (ja) 容器用の蓋
KR101086287B1 (ko) 전기 압력조리기
JP4574590B2 (ja) 蒸気口ケース
KR101118053B1 (ko) 내솥뚜껑 착탈형 전기압력조리기
US20070266684A1 (en) Fry pan for removing odor
KR100845585B1 (ko) 조리용기 뚜껑
CN107490029A (zh) 微波炉防溅罩
JP2001037625A (ja) 保温釜
KR100653394B1 (ko) 증기 발생 기구용 가열부
JP2002028076A (ja) 炊飯器
JP3641827B2 (ja) 炊飯器
KR20050094730A (ko) 넘침 방지 냄비뚜껑 손잡이
JP2009225926A (ja) 炊飯器
KR100399610B1 (ko) 증기 배출 장치
WO2006107132A1 (en) Cooking device with water film removing means
KR200199931Y1 (ko) 증기 배출 장치
JP3545044B2 (ja) 保温容器
KR20190001201U (ko) 슬로우 쿠킹이 가능한 이중구조 냄비
JP2002272597A (ja) 炊飯器
JP2005046619A (ja) 内釜式調理器およびその内釜に取り付ける内釜内装紙
JP2015188671A (ja) 炊飯器
JP2004097631A (ja) 二重包装食品の容器掛合機構

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040510