JP2018201552A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】調圧ユニットが半コック状態のまま取り付けられることを防止し得る調圧ユニット構造を提供すること。【解決手段】容器本体と、加熱手段と、前記容器本体の上部開口を開閉する蓋体と、発生する蒸気を調圧する調圧ユニットと、を有する加熱調理器であって、前記蓋体は、凹状の調圧ユニット取付部を有し、前記調圧ユニット取付部は、内部に突起部を有し、前記調圧ユニットは、内部空間を有する本体部と、前記本体部の上部開口を覆う蓋カバーとを有し、前記本体部は、第1係合手段を有し、前記蓋カバーは、前記第1係合手段と係合する第2係合手段を有し、前記調圧ユニットが半ロック状態での取り付け時、前記第2係合手段は前記突起部に当接し、前記第1係合手段に係合する方向に押されるか、または、前記第1係合手段は前記突起部に当接し、前記第2係合手段に係合する方向に押される構成【選択図】図8

Description

本願発明は、炊飯器等の加熱調理器の蓋体に設けられる調圧ユニットの半ロック防止構造に関する。
近時、加熱調理器の一種である炊飯器の需要が増え、それにつれて多くの機能が付加されるようになり、例えば、加熱手段としてワークコイルを用いた誘導加熱方式が採用され、緻密で効率的な炊飯制御並びにその後の長時間に渡る保温制御を行うことができる等、炊飯器は、使い勝手の良い製品の一つとして広く普及している。
そして、炊飯器には蓋体が設けられるとともに、この蓋体には、内鍋内に連通し、炊飯時に内鍋内で発生する過剰な蒸気を外部に逃がす蒸気通路を有し、内鍋内で発生する過剰な蒸気を蒸気通路を介して蓋体の上方部に設けられる蒸気排出口より外部に排出している。
ところで、近年、炊飯器の蓋体に蒸気の圧力を調整する本体部及び蓋カバーからなる調圧ユニットを取り付け、この調圧ユニットで内鍋内で発生する蒸気を調圧するとともに、蒸気と共に発生するおねばを回収して内鍋内に戻すことにより、炊飯機能を高めて美味しいご飯の炊き上げを可能にすることが行われている。
図12に調圧ユニットTの一例を示す。図に示すように、調圧ユニットTは、上部開口を有する容器状の本体部1と、上部開口を覆う蓋カバー2を有する。
前記本体部1は、内部に調圧機能を有する内部空間3を有し、内部空間3には筒状体4が立設する。そして、筒状体4の先端には、蒸気孔5が開口しており、この蒸気孔5の上流側は図示しない容器本体内の内鍋に連通しており、内鍋で発生する蒸気及びおねばを蒸気孔5を介して内部空間3に導入する。なお、筒状体4の根元部には、内部空間3内のおねばを内鍋に戻すおねば排出開口5aを有する。
前記蓋カバー2は、本体部1の上部開口を覆う平板状のもので、その内面外周には、本体部1の上部開口を覆うためのパッキン6と、筒状体4の蒸気孔5に対向し、蒸気を衝突させておねばを分離する蒸気当接板7と、蒸気を外部に排出するための細長の蒸気排出口8を有する。
また、本体部1と蓋カバー2との同じ側外面には、ヒンジ機構Hを有し、反対側の側外面には係合機構Kを有している。
前記ヒンジ機構Hは、本体部1側に形成される断面が直角に折れ曲がった鉤状で同形の2個の引っ掛け部と、蓋カバー2側に形成される平面視コ字状で中央に矩形状の開口を有する同形の2個の係合溝とからなり、2個の係合溝のそれぞれに、2個の引っ掛け部のそれぞれを引っ掛けることにより、本体部1に対し蓋カバー2を回動自在に連結する。図12はその状態を示す。
前記係合機構Kは、本体部1側に形成される断面略L字状で鉤状の1個の係合フック9、及び1個の押圧ボタン10と、蓋カバー2側に形成される断面略L字状で鉤状の1個の係止片11とからなり、蓋カバー2の上方より力を加えて係止片11を係合フック9に係合することにより、本体部1と蓋カバー2とを連結する。なお、本体部1と蓋カバー2との連結を解除するには、押圧ボタン10を押して係合フック9を後退させて、係合フック9と係止片11との係合を解除することになる。
上記のように、調圧ユニットTは、本体部1と蓋カバー2とのヒンジ機構Hを係合後に、蓋カバー2の上方から力を加えて、係合機構Kを係合するもの、即ち、蓋カバー2の係止片11を本体部1の係合フック9に係合して本体部1と蓋カバー2とを密閉状に連結しユニット化するものである。
ところで、上記係合は、パッキン6を押しつぶす形態で行われるため、加える力が弱いと、パッキン6の潰しが甘くなり係合フック9と係止片11との係合が十分でない状態(以下、半ロック状態という。)になり、本体部1と蓋カバー2とが半ロック状態のまま調圧ユニットTが蓋体に取り付けられると、本体部1と蓋カバー2との外周部から蒸気がもれたり、もれた蒸気により周辺部品が変形したり或いは破損したりする弊害が生じることになる。
特開2017−42475号公報
本願発明の目的は、上記課題を解決するものである。即ち、調圧ユニットが半ロック状態のまま取り付けられることを防止し得る調圧ユニット構造を提供することである。
上記目的を達成するため、本願発明は以下の構成を採用する。
請求項1に係る発明では、容器本体と、加熱手段と、前記容器本体の上部開口を開閉する蓋体と、発生する蒸気を調圧する調圧ユニットと、を有する加熱調理器であって、前記蓋体は、凹状の調圧ユニット取付部を有し、前記調圧ユニット取付部は、内部に突起部を有し、前記調圧ユニットは、内部空間を有する本体部と、前記本体部の上部開口を覆う蓋カバーとを有し、前記本体部は、第1係合手段を有し、前記蓋カバーは、前記第1係合手段と係合する第2係合手段を有し、前記調圧ユニットが半ロック状態での取り付け時、前記第2係合手段は前記突起部に当接し、前記第1係合手段に係合する方向に押されるか、または、前記第1係合手段は前記突起部に当接し、前記第2係合手段に係合する方向に押される構成。
なお、前記第1係合手段及び前記第2係合手段は、係合時にお互いが係合するものであればどのようなものでもよい。例えば、一方が鉤状の突起で他方が鉤状の突起で、お互い係合するもの、または、一方が凸状の突起で他方が凸状の突部で、一方の突起が他方の突起を乗り越えて係合するもの、または、上記従来例のような係合機構のもの、または、本願発明の実施例として記載したものでもよい。
また、前記突起部は、調圧ユニットの本体部と蓋カバーとが半ロック状態での調圧ユニットの取り付け時に、第2係合手段を第1係合手段の方向に押して第1係合手段と係合するか、または、第1係合手段を第2係合手段の方向に押して第2係合手段に係合することができればどのような形状のもの、例えば傾斜状の突起でも、単なる棒状の突起等でもよい。
請求項2に係る発明では、前記第1係合手段は、前記本体部に設けられる係止片であり、前記第2係合手段は、前記蓋カバーに設けられる係合フックであり、前記調圧ユニットが半ロック状態での取り付け時、前記係合フックは、前記突起部に当接し、前記係止片に係合する方向に押される構成。
請求項3に係る発明では、前記第1係合手段は、前記本体部に設けられる係合フックであり、前記第2係合手段は、前記蓋カバーに設けられる係止片であり、前記調圧ユニットが半ロック状態での取り付け時、前記係合フックは、前記突起部に当接し、前記係止片に係合する方向に押される構成。
なお、上記請求項2、3において、係合フックと係止片とは両部材で係合機構を形成するものであり、係合フックは、蓋カバーまたは本体部と一体の樹脂製部材とし、自身が有する弾性力により変形して相手の係止片に係合可能なものでもよく、または係合フックは蓋カバーまたは本体部と別体とし、軸に支持されて回動して相手の係止片に係合するようなものであればどのような形状のものでもよく、係止片は、自身が移動することなく(但し、係合時に変形してもよい)、相手の係合フックが係合する部材であればどのような形状のもの、例えば先端に1個または複数の突起を有するもの、先端が直角または鉤状に折れ曲がった等のものでもよい。
請求項4に係る発明では、前記突起部は、上方から下方にかけて徐々に突き出る傾斜状突起である構成。
本願発明では、調圧ユニットの調圧ユニット取付部への取り付け時、例え、本体部と蓋カバーとが半ロック状態であっても取り付け後には本体部と蓋カバーとは強制的に通常の密閉された係合状態(以下、ロック状態という。)にすることができるため、本体部と蓋カバーとの外周部からの蒸気漏れを防止することができるとともに、蒸気洩れに起因する周辺部品の変形及び破損を防止することができる。即ち、誤使用による製品の破損等の弊害を未然に防止することができる。
また、突起部を傾斜状突起にすることにより、突起部と係合フックとの当接部での引っかかりを低減し、係合フックの動きを滑らかにすることができる。その結果、係合フックと係止片との係合をより確実に行うことができる。
本願発明の炊飯器の全体を斜め上方から見た図 図1の中央部の断面図 調圧ユニットを取り外した状態の図1の平面図 調圧ユニットを本体部とパッキンと蓋カバーとに分解した状態を斜め上方から見た斜視図 組み立てた状態の調圧ユニットを斜め上方から見た斜視図、A部断面図は丸A部の拡大断面図 組み立てた状態の調圧ユニットを斜め下方から見た斜視図、B部断面図は丸B部の拡大断面図 調圧ユニットの本体部と係合フックとを斜め上方から見た斜視図 半ロック状態の調圧ユニットの取付時、係合フックが突起部に当接する直前の状態を示す部分拡大断面図 半ロック状態の調圧ユニットの取付時、係合フックが突起部に当接して後方側に押される状態を示す部分拡大断面図 (A)は半ロック状態の調圧ユニットの取付時、係合フックが突起部に押されて強制的に係止片にロック状態になった状態を示す部分拡大断面図、(B)乃至(D)は舌状突起と後方側係止部とが係合する状態を示す概略図 (A)は本体部に第1係合手段である係止片を有し、蓋カバーに第2係合手段であるコ字状の係合フックを有するものの部分拡大概略断面図、(B)は本体部に第1係合手段であるコ字状の係合フックを有し、蓋カバーに第2係合手段である係止片を有するものの部分拡大概略断面図、(C)は本体部に第1係合手段である係止片を有し、蓋カバーに第2係合手段である鉤状の係合フックを有するものの部分拡大概略断面図 本体部と蓋カバーとを開いた状態を示す従来の調圧ユニットの斜視図
以下、添付の図面を参照して、本願発明の好適な実施例について述べる。なお、以下においては炊飯器を用いて説明する。図1及び図2は炊飯器全体の斜視図及び断面図、図3は調圧ユニット取付部を示す平面図、図4乃至図11は調圧ユニットの斜視図及び取り付け図である。なお、図1において操作部及びプッシュボタンがある側を前方または前方側とし、その反対側の調圧ユニット及びヒンジ部がある側を後方または後方側とし、前後方向に直交する方向を左右方向とし、上側を上方とし、下側を下方とする。
炊飯器Sの略全体を図1及び図2に示す。炊飯器Sは、蓋体21及び容器本体30を有する。前記蓋体21は、その後方に図示しないスプリングを有するヒンジ部22を有し、その前方側に開閉用のプッシュボタン23を有しており、プッシュボタン23を押すと、蓋体21側の係止手段と容器本体30側の係止手段との係合が外れ、前記スプリングのばね力により蓋体21はヒンジ部22を中心に後方側に回動して容器本体30の上部開口を開放する。
また、蓋体21の上面後方には、平面視矩形状で全体が略直方体の後記で詳述する調圧ユニット50が着脱自在に嵌入しており、容器本体30内に収納される内鍋32内で発生する蒸気を調圧し、調圧後の蒸気を上面に設けられる左右方向に細長の蒸気排出口72より外部に排出する。
また、蓋体21の前方側の上面には、炊飯コース、炊飯時間などの各種情報を表示する表示部26と、白米コース及び玄米コースなどの複数の炊飯コースを選択したり、炊飯開始、取り消し、予約などを支持するための複数の操作ボタン27とを有し、ユーザーは、表示部26の表示内容を参照しつつ、操作ボタン27を押して炊飯を指示することになる。
前記容器本体30は、外ケース31及び内ケース33を有する。前記外ケース31は、外郭を形成する合成樹脂製の一体成形部材でその底部は側部と一体形成されており、全体で上方に開口を有する容器状を呈し、底部の後方側には複数の空気取入口39が開口し、底部の前方側には図示しない複数の空気排出口が開口する。なお、外ケース31の底部は側部と別体でもよい。
前記内ケース33は、例えばポリエチレンテレフタレート等の耐熱性の合成樹脂製で且つ内鍋32の保護枠として機能するもので、内鍋32に近似の形状を呈し、内部に金属鍋或いは土鍋などの内鍋32を着脱自在に収納する。また、その底部中央にはセンターセンサー34の先端部が突出するセンサー挿通口34aを有する。
前記内鍋32は、内部に誘起される渦電流が大となる高磁性材料からなる鉄製、磁性ステンレス等、或いは、軽量で且つ表皮抵抗の小さいアルミ製を用い、ワークコイルの磁束が当たる底部にのみ表皮抵抗の大きい磁性ステンレスを圧着または鉄を溶着して形成したものを用いることができる。
内鍋32の全体は、内ケース33と同様の断面略W字状であり、該内鍋32を内ケース33内に収納すると内鍋32の中央底面が、内ケース33の底部中央に形成されるセンサー挿通口34aから突出するセンターセンサー34の頂部を押圧し、炊飯器Sの加熱制御を可能にする。即ち、内鍋32を内ケース33内に収納しなければ、加熱制御が行われないように、内鍋32とセンターセンサー34とで、炊飯器Sの安全装置の機能を果たしている。センターセンサー34は、公知のもので内鍋32のセット状態を検知するリードスイッチ及び内鍋32の温度を検知するサーミスタを有する。
内ケース33の上端は、外ケース31の上端と肩部である肩部材35を介して一体に結合し、肩部材35の外周側部には、取手35aを有する。そして、該取手35aは、炊飯器Sを持ち運びする際には最上部まで約90度回動し、持ち運び後は再度後方側に約90度回動されて図で示す位置に収納される。
前記内ケース33の底部外面及び底部から側部にかけての湾曲部外面には、内鍋32を誘導加熱する加熱手段である底部ワークコイル36及び側部ワークコイル37を有し、これら底部ワークコイル36及び側部ワークコイル37は、内ケース33の底部及び湾曲部の各位置に、内ケース33の底部中央を中心として同心円状に配設される。
そして、これら底部ワークコイル36及び側部ワークコイル37の下方には合成樹脂製のコイル支持台38が設けられており、このコイル支持台38をネジ等で内ケース33に取り付けることにより、底部ワークコイル36及び側部ワークコイル37を図示する位置に固定している。
前記外ケース31と前記内ケース33との間には内部空間40を有し、内部空間40の後方側には、コード巻取器41、制御基板42及び冷却ファン43を有する。
前記コード巻取器41は、不使用時に電源コードを巻き取って容器本体30内に収納しておくものであり、外ケース31と制御基板42との間に立設する形態で設けられる。
また、前記制御基板42は、コード巻取器41の前方側に沿って立設する形態で取り付けられており、その前方側の面には、底部ワークコイル36、側部ワークコイル37等の加熱手段を制御するためのリレー、コイル等の各種電子部品44が搭載される。
前記蓋体21の後方側には、凹嵌部からなる調圧ユニット取付部24を有する(図3、8参照)。調圧ユニット取付部24は、平面視矩形状の凹部であり、表示部26の後方から後端部外周にかけて形成されている。なお、調圧ユニット取付部24の形状は矩形状以外であってもよく、また大きさも特に限定されない。
そして、調圧ユニット取付部24の底部の前方側には、平面視円形の蒸気開口25を有し、その前方側の側壁には、突起部28を有する(図3、8参照)。
前記蒸気開口25は、内鍋32内で発生する蒸気を調圧ユニット50内に導入するもので、その上端にはリング状パッキン25aが取り付けられており、調圧ユニット50が調圧ユニット取付部24に取り付けられると調圧ユニット50の外部筒状体55(図6、8参照)がリング状パッキン25aを押し広げる形態で蒸気開口25内に嵌入し、嵌入後においては蒸気開口25と外部筒状体55との間から蒸気が蓋体21内に漏れ出る弊害を防止する。
前記突起部28は、調圧ユニット取付部24の前方側の側壁に上方から下方にかけて徐々に突き出る形態で形成される傾斜状突起であり、調圧ユニット50を調圧ユニット取付部24に取り付ける際、調圧ユニット50が半ロック状態であると、例えば第1係合手段である係合フック80を第2係合手段である係止片60の方向に軸84を中心にして回動するように押して調圧ユニット50の半ロック状態、即ち、係合フック80と係止片60との半ロック状態を強制的にロック状態にする。
なお、突起部28の形状は、調圧ユニット50を調圧ユニット取付部24に取り付ける際、半ロック状態をロック状態にすることができるものであればどのような形状でもよく、その位置は係止片及び係合ロックと同じであればどの位置でもよい。
また、調圧ユニット取付部24は、前方側係止部291と後方側係止部292を有する(図3、8参照)。
前記前方側係止部291は、2個からなり、調圧ユニット取付部24の前方側の側壁に突起部28を挟んで左右方向に所定距離離れ且つ同じ高さに設けられるお互い同形で且つ側面視鼻状の突起であり、その下端の水平下面291a(図8参照)は、調圧ユニット50の引っ掛け片61(図4、5参照)に係合する。
前記後方側係止部292は、1個からなり、調圧ユニット取付部24の後方側底壁の中央に設けられる前方側の垂直部と後方側の傾斜部とを有する上方に突き出る側面視三角状の突起であり、前方側の垂直部には後方側に側面視コ字状に凹み、調圧ユニット50の舌状突起58が係合するコ字状係止部292a(図8参照)を有している。
調圧ユニット50は、平面視矩形状で直方体状の樹脂製部材であり、本体部51及び蓋カバー70を有する。なお、調圧ユニット50は、蒸気圧を調整することができるものであればどのような形状、大きさであってもよい。
前記本体部51は、上方が開口する平面視左右方向に長い矩形状の容器状部材であり、その底壁51aは前方側中央のリング状凹部52に向かって下方に傾斜し、内部に広い内部空間53を有する(図7参照)。
前記リング状凹部52の中央には、下方から上方に向かって張り出す筒状体54を有する(図7参照)。この筒状体54は、下端に下端開口54aを有し(図8参照)、上端が閉鎖し、上部の前方側の側面に上部開口54bを有する中空状の筒体である。
前記リング状凹部52の外殻は、底壁51aから下方に垂下する円形の外部筒状体55(図6、8参照)であり、その底部の中央に前記下端開口54aを有し、その下端開口54aの回りにリング状に複数の開口55aを有する(図8参照)。
前記複数の開口55aには、当該複数の開口55aを覆うように樹脂製のリング状弁56が下方から取り付けられている。このリング状弁56は、通常時は若干下方に位置して複数の開口55aを開放しているが、炊飯時は蒸気圧で上動して複数の開口55aを閉鎖し、リング状凹部52内に所定量のおねばが溜まるとその自重で下動し開放して溜まったおねばを内鍋32内に戻す。
即ち、前記筒状体54は、下端開口54aの外周端から上方に突出するものであり(図8参照)、内鍋32内で発生する蒸気を、蒸気に含まれるおねばとともに下端開口54aから筒状体54の内部に導入し、上部開口54bより内部空間53の前方側の側壁に向けて導入し、前方側の側壁に衝突させるとともに、更には後記する蓋カバー70の蒸気当接板71にも衝突させることで蒸気とおねばをより効率的に分離する。そして、分離されたおねばは、傾斜する底壁51aに沿って流下してリング状凹部52に溜まる。即ち、前記内部空間53は調圧機能及び貯留機能を有するものである。
本体部51の後方側の側壁には、ヒンジ機構の一部である本体側ヒンジ部57と、調圧ユニット50を調圧ユニット取付部24の後方側係止部292に取り付けるための舌状突起58とを有する(図7参照)。
前記本体側ヒンジ部57は、2個からなり、本体部51の後方側の側壁に左右方向に箱状凹部59を挟んで所定距離離れ且つ同じ高さに設けられるお互い同形で且つ平面視コ字状の突起であり、それぞれ中央に位置し左右方向に伸びる棒状部57aと、棒状部57aを支持し、且つ棒状部57a両側に位置して前後方向に伸びる棒状支持部57bとからなる。
ところで、前記2個の本体側ヒンジ部57、57間である本体部51の後方側中央部には、前方側に向かって箱状に切り掛かれた箱状凹部59が設けられており、前記舌状突起58は、この箱状凹部59内に取り付けられている(図6、7参照)。
前記舌状突起58は、平面視矩形状で、後方に向かって下がるように傾斜して配置される樹脂製の弾性体で、有する自身の弾性力により先端部に外力が加わると根元部を中心に円弧状に変形する。そのため、調圧ユニット50が調圧ユニット取付部24に取り付けられると、後記するように後方側係止部292のコ字状係止部292aに変形して嵌入し、嵌入後に元の形状に戻ろうとする結果コ字状係止部292aの上端部等に係止する。
本体部51の前方側には、係合機構の一部である係止片60と、調圧ユニット50を調圧ユニット取付部24の前方側係止部291に取り付けるための引っ掛け片61とを有する(図4参照)。
前記係止片60は、第1係合手段に相当するもので1個からなり、本体部51の前方側の側壁に左右方向に伸びる平面視細長矩形状の突起であり、その下端には下方に垂下する逆山状の係止突部60aを有しており、この係止片60には蓋カバー70の係合フック80が係合する。
前記引っ掛け片61は、2個からなり、本体部51の前方側の側壁に係止片60を挟んで左右方向に所定距離離れ且つ同じ高さに設けられるお互い同形で、且つ前記側面視鼻状の前方側係止部291を逆にしたような形状の突起であり(図4参照)、その上端には水平上面61aを有する。そして、この水平上面61aは調圧ユニット取付部24の前方側係止部291の下端の水平下面291aに下方から当接する。
前記蓋カバー70は、本体部51の上部開口を覆う円弧状で且つ平板状のもので、筒状体54の後方側には円弧状の蒸気当接板71(図8参照)及び蒸気排出口72を有する(図4参照)。
前記蒸気当接板71は、蓋カバー70の内壁面より垂下する形態で設けられており、蓋カバー70が本体部51に取り付けられると筒状体54の後方側に位置し、後方側に向かう蒸気を衝突させて蒸気に含まれるおねばを分離する。このように蒸気に含まれるおねばを本体部51の前方側の側壁部と蒸気当接板7とで2段に分離することにより効率的におねばを回収するとともに、外部への排出を防止している。
前記蒸気排出口72は、蒸気当接板71の後方において左右方向に伸びる細長で略矩形状の開口であり、蒸気当接板71を迂回して後方側に流れて蒸気排出口72に向かう蒸気を外部に排出する。
また、蓋カバー70の内周面には、略矩形状で且つ相似形の内側矩形状突起73と外側矩形状突起74とが若干の距離を有して設けられるとともに、両突起間に矩形状溝75を形成している(図8参照)。
この矩形状溝75は、本体部51の上部開口と同じ形状であり、内部には矩形状パッキン76(図4、8参照)が収納され、本体部51と蓋カバー70とが組み合わされると、矩形状パッキン76は本体部51の上部開口に押しつけられる形態で本体部51の上部開口からの蒸気の洩れを防止する。
蓋カバー70の後方側の側壁には、ヒンジ機構の一部である蓋側ヒンジ部78を有する(図6、8参照)。蓋側ヒンジ部78は、2個からなり、蓋カバー70の後方側の内壁に左右方向に所定距離離れ且つ垂下して設けられるお互い同形で且つ側面視J字状の突起であり、それぞれ本体部51の左右方向に伸びる2個の棒状部57a、57aに対向する位置に設けられる。なお、蓋側ヒンジ部78の形状は、J字状以外の形状、例えば図12に示す従来例のような鉤状であってもよい。
蓋カバー70の前方側には、後記する係合フック80を取り付けるための軸受部79を有する(図4、5参照)。前記軸受部79は、2個からなり、蓋カバー70の前方側の側壁に左右方向に所定距離離れて設けられる円筒状のもので、それぞれの中心部には対向する形態で軸穴79a(図5のA部断面図参照)を有しており、これら軸穴79a、79aには係合フック80に取り付けられる軸84が圧入される。
係合機構の一部であり第2係合手段に相当する係合フック80は、軸支持部81と係合本体部82とを有する一体の樹脂製部材であり、全体として略矩形状で中央に矩形状開口83を有する。
前記軸支持部81は、係合フック80の上方に水平に位置する棒状の部分で、その中心には、例えば金属製で棒状の軸84が挿入する軸穴84a(図7参照)を有する。なお、図7に示す係合フック80は、係合フック80のみを取り出して本体部51の前方側に置いた状態を示すものである。
前記係合本体部82は、軸支持部81の下方に位置する矩形状の平板部分であり、その中央部には矩形状開口83を有する。そして、矩形状開口83の下端部である左右方向に伸びる長辺上面の後方側には、長辺と同じ長さの山状突起85(図4、8参照)が左右方向に形成されており、山状突起85が係止片60の係止突部60aの下を潜って係止突部60aの後方側に位置すると係合機構がロック状態になる。
係合フック80は以下のように蓋カバー70に取り付けられる。即ち、係合フック80の軸支持部81を、蓋カバー70の2個の軸受部79、79間に2個の軸穴79a、79aと、1個の軸穴84aとが一致するように置き、一方の軸受部79から軸84を圧入して、蓋カバー70と係合フック80とを一体化する。
この場合、軸84は、2個の軸穴79a、79aに対しては圧入状態で挿入され、圧入後では軸84が回転しないようになり、軸支持部81の軸穴84aに対しては回動自在になる。そのため、係合フック80の取り付け後においては係合フック80は、軸84に対して回動自在に連結される。蓋カバー71に係合フック80を取り付けた状態を図4に示す。
なお、軸84と軸穴84aとの間を若干の抵抗が生じるような間隔にしてもよい。また、係合フック80は、軸84にばねを付加し、ばね力で閉鎖方向に力が加わるようにしてもよい。また、蓋カバー70に対して変形可能になる形態で一体形成するようなものでもよい。しかし、ばねを付加するとそれだけコストが嵩み、自身の弾性力により変形するものは信頼性が十分とは言えないことを踏まえると、上記するものは低コストで且つ信頼性が高いためより好ましい。
また、係合フック80の形状は、上記したものに限られず、係止片60と係合可能なものであればどのような形状、例えば、図11(C)に記載したような鉤状のものであってもよく、図12に記載した従来例のようなものでもよい。
上記実施例のものは、例えば図11(A)にも再度示すように、本体部51に第1係合手段である係止片60があり、蓋カバー70に第2係合手段である係合フック80があるものである(即ち、請求項1の「前記第2係合手段は前記突起部に当接し、前記第1係合手段に係合する方向に押される」と、請求項2とに相当する。)が、係合フック80が突起部28によって係止片60側に押されるものであれば、例えば、図11(B)に示すように、本体部51に係合フック80があり、蓋カバー70に係止片60があるものでもよい。但しこの場合は、係合フック80が第1係合手段に相当し、係止片60が第2係合手段に相当し、請求項1の「前記第1係合手段は前記突起部に当接し、前記第2係合手段に係合する方向に押される」と、請求項3に相当する。
本体部51と、蓋カバー70とは以下のように取り付けられる。即ち、まずは、本体部51の後方側の2個の本体側ヒンジ部57の棒状部57a、57aのそれぞれに、蓋カバー70の後方側の2個の蓋側ヒンジ部78のそれぞれのJ字状の先端部を引っ掛けてヒンジ機構を完成させる。その状態を図6のB部断面図に示す。
その後、ヒンジ機構を中心にして蓋カバー70を本体部51側に回動して、本体部51の上面開口と蓋カバー70に取り付けられる矩形状パッキン76とを密着させるとともに、蓋カバー70の係合フック80を本体部51の係止片60方向に回動する。その回動は、係合フック80の山状突起85が係止片60の係止突部60aの下を潜って係止突部60aの後方側に位置するまでである。そして、本体部51と蓋カバー70とが矩形状パッキン76が潰れ内部空間53が密閉されるロック状態になると調圧ユニット50が完成する。
調圧ユニット50は、以下のような係合手順により調圧ユニット取付部24に取り付けられる。即ち、まず、調圧ユニット50を、係合フック80側が下になり、本体側ヒンジ部57側が上になるように傾けて、調圧ユニット取付部24の後方側から前方側に向けて挿入する(図8参照)。
すると、調圧ユニット50の前方側に設けられる2個の引っ掛け片61上端の水平上面61aが、調圧ユニット取付部24の前方側に設けられる2個の前方側係止部291下端の水平下面291aの先端に当接する。
水平上面61aが水平下面291aの先端に当接すると、調圧ユニット50を傾斜したままの状態での前方移動ができなくなるので、その後は調圧ユニット50の後方側を前方側に押しつつ且つ下方側へ押すことになる。
すると、調圧ユニット50の水平上面61aは、調圧ユニット取付部24の水平下面291aに入り込むとともに、調圧ユニット50の後方側は回動しながら円弧状に下方に移動する。
すると、調圧ユニット50の後方側の箱状凹部59に設けられる舌状突起58が、後方側係止部292のコ字状係止部292aに係合する。そして、本体部51の下面から垂下する外部筒状体55はリング状パッキン25a内に入り込み調圧ユニット50の取り付けが完了することになる(図10(A)参照)。
舌状突起58とコ字状係止部292aとの係合手順を、図10(B)、(C)、(D)に示す。即ち、調圧ユニット50の後方側が下方に押圧されると図10(B)に示すように舌状突起58の先端が後方側係止部292の上端に当接する。
引き続き調圧ユニット50の後方側が下方に押されると、図10(B)、(C)で矢印でに示すように舌状突起58の先端が前方側に向かって変形しながら移動し、後方側係止部292のコ字状係止部292a内に入り込んでゆく。
そして、引き続き調圧ユニット50の後方側が下方に押されると、図10(D)で示すように舌状突起58の先端が完全にコ字状係止部292a内に入り込む。すると、図10(D)で矢印で示すように舌状突起58は、有する弾性力により元の状態に復帰しようとして後方側に向かって変形する。その結果、舌状突起58はコ字状係止部292aに係合して図10(A)、(D)のような状態になる。
係合を解除するには、上記係合手順とは逆の手順を実行する、即ち、調圧ユニット50の後端部に例えば指を掛けて当該後端部を上方に引き上げて舌状突起58をコ字状係止部292aから取り外し、調圧ユニット50を後方側に引き出すことにより解除することになる。
上記した調圧ユニット50の取り付けは、本体部51と蓋カバー70とがロック状態にあることを前提にしたものであるが、本体部51と蓋カバー70とが半ロック状態であっても基本的には同じである。
以下においては、発明の主要部である本体部51と蓋カバー70とが半ロック状態にある調圧ユニット50の調圧ユニット取付部24への取り付けを、図8乃至図10により説明する。なお、調圧ユニット50の調圧ユニット取付部24への詳細な取り付けは上記したとおりであるので省略し、調圧ユニット50の係合フック80と、調圧ユニット取付部24の突起部28との関係について主に述べる。
図8は、本体部51と蓋カバー70とが半ロック状態にある調圧ユニット50を、調圧ユニット取付部24に取り付ける最初の状態(即ち、上記した「調圧ユニット50を、係合フック80側が下になり、本体側ヒンジ部57側が上になるように傾けて、調圧ユニット取付部24の後方側から前方側に向けて挿入する」状態)を示す断面図であり、蓋カバー70の係合フック80は、調圧ユニット取付部24の突起部28に対向する。なお、図8のように蓋カバー70の係合フック80が本体部51の係止片60から離れている状態も半ロック状態に含む。
続いて図8の状態の後に図9の状態になる。なお、主要な符号のみを示すが、その他の符号は同じである。図9は、調圧ユニット50の前方側に設けられる2個の引っ掛け片61上端の水平上面61aの多くが、調圧ユニット取付部24の前方側に設けられる2個の前方側係止部291下端の水平下面291aに入り込んだ状態の断面図であり、係合フック80が突起部28に当接した後に矢印方向である後方側に回動しながら押され、係合フック80の山状突起85の上端部が係止片60の係止突部60aの下端部に当接した直後の状態、即ち、半ロック状態からロック状態に移行する直前の状態である。
続いて図9の状態の後に図10の状態になる。なお、同様に主要な符号のみを示す。図10は、調圧ユニット50の後方側を更に押すことにより、係合フック80が突起部28により更に後方側に押されて、係合フック80の山状突起85が係止片60の係止突部60aの下を潜って後方側に移動した直後の状態、即ち、ロック状態である。
上記のように、調圧ユニット50が半ロック状態にある場合、その調圧ユニット50を調圧ユニット取付部24に取り付けると、係合フック80は、突起部28により係止片60方向に押されて強制的に係止片60に係合する。そのため、ユーザーが調圧ユニット50のロック状態か半ロック状態かを気にすることなく、またはユーザーが調圧ユニット50の半ロック状態をロック状態として誤認していたとしても単に調圧ユニット50を調圧ユニット取付部24に取り付けるだけで済むため、蒸気漏れの発生を防止できる。更には炊飯器等の製品の取り扱いが容易になり、それだけ製品の信頼性が向上する。
本発明は、前記実施例の構成に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更可能である。例えば、調圧ユニット50の調圧ユニット取付部24への取り付けは、舌状突起58とコ字状係止部292aとの係合手段を前後方向または左右方向に2カ所設け、調圧ユニット50を上方から下方に押して押し込むようにしてもよい。即ち、本願発明は調圧ユニット50を少なくとも一方向から押し込むことにより調圧ユニット50の取り付けと同時に半ロック状態をロック状態にすることができる。
H ヒンジ機構 K 係合機構
S 炊飯器 21 蓋体
22 ヒンジ部 23 プッシュボタン
24 調圧ユニット取付部 25 蒸気開口
25a リング状パッキン 26 表示部
27 操作ボタン 28 突起部
291 前方側係止部 291a 水平下面
292 後方側係止部 292a コ字状係止部
30 容器本体 31 外ケース
32 内鍋 33 内ケース
34 センターセンサー 34a センサー挿通口
35 肩部材 35a 取手
36 底部ワークコイル 37 側部ワークコイル
38 コイル支持台 39 空気取入口
40 内部空間 41 コード巻取器
42 制御基板 43 冷却ファン
44 電子部品 50 調圧ユニット
51 本体部 51a 底壁
52 リング状凹部 53 内部空間
54 筒状体 54a 下端開口
54b 上部開口 55 外部筒状体
55a 複数の開口 56 リング状弁
57 本体側ヒンジ部 57a 棒状部
57b 棒状支持部 58 舌状突起
59 箱状凹部 60 係止片
60a 係止突部 61 引っ掛け片
61a 水平上面 70 蓋カバー
71 蒸気当接板 72 蒸気排出口
73 内側矩形状突起 74 外側矩形状突起
75 矩形状溝 76 矩形状パッキン
78 蓋側ヒンジ部 79 軸受部
79a 軸穴 80 係合フック
81 軸支持部 82 係合本体部
83 矩形状開口 84 軸
84a 軸穴 85 山状突起

Claims (4)

  1. 容器本体と、
    加熱手段と、
    前記容器本体の上部開口を開閉する蓋体と、
    発生する蒸気を調圧する調圧ユニットと、を有する加熱調理器であって、
    前記蓋体は、凹状の調圧ユニット取付部を有し、
    前記調圧ユニット取付部は、内部に突起部を有し、
    前記調圧ユニットは、内部空間を有する本体部と、前記本体部の上部開口を覆う蓋カバーとを有し、
    前記本体部は、第1係合手段を有し、
    前記蓋カバーは、前記第1係合手段と係合する第2係合手段を有し、
    前記調圧ユニットが半ロック状態での取り付け時、前記第2係合手段は前記突起部に当接し、前記第1係合手段に係合する方向に押されるか、または、前記第1係合手段は前記突起部に当接し、前記第2係合手段に係合する方向に押されることを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記第1係合手段は、前記本体部に設けられる係止片であり、
    前記第2係合手段は、前記蓋カバーに設けられる係合フックであり、
    前記調圧ユニットが半ロック状態での取り付け時、前記係合フックは、前記突起部に当接し、前記係止片に係合する方向に押されることを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記第1係合手段は、前記本体部に設けられる係合フックであり、
    前記第2係合手段は、前記蓋カバーに設けられる係止片であり、
    前記調圧ユニットが半ロック状態での取り付け時、前記係合フックは、前記突起部に当接し、前記係止片に係合する方向に押されることを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
  4. 前記突起部は、上方から下方にかけて徐々に突き出る傾斜状突起であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の加熱調理器。
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