JP2002027902A - 食品焼成板及び食品焼成機 - Google Patents

食品焼成板及び食品焼成機

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JP2002027902A
JP2002027902A JP2000216705A JP2000216705A JP2002027902A JP 2002027902 A JP2002027902 A JP 2002027902A JP 2000216705 A JP2000216705 A JP 2000216705A JP 2000216705 A JP2000216705 A JP 2000216705A JP 2002027902 A JP2002027902 A JP 2002027902A
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baking
food
plate
flat
outer periphery
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Isao Owada
勲 大和田
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OWADA SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 衛生的な作業環境と安全性を高め、焼成食品
の焼成性能、汎用性、生産性の向上をはかること。 【解決手段】 加熱用金属板1の中央部に相互間隔をお
き設けた多数の焼き凹部からなる焼成部2aを形成し、
焼成部内に複数の区画突条3を設けて焼成部を複数のブ
ロックに区画し、焼成部の周囲に囲い突条4を設けかつ
区画突条に連設し、囲い突条の周囲に平面部5を連設し
た食品焼成板10aを有し、平面部5の外周を傾斜側面
7に形成し、焼き凹部に平たい焼き面を並設した。食品
焼成板10aを加熱手段内臓の機枠上部に取り換え可能
に配置した食品焼成機に、機枠上部の外周に添い食材や
油分等の受け溝(取り外し可能)を設けて、食品焼成板
の外周の下縁部を受け溝の上側に配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の食品を調
理、即ち焼き成形する食品焼成板及び食品焼成機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の食品焼成機は、アルミ材や銅材又
は鉄材製の加熱用金属板に、相互間隔をおき多数の焼き
凹部(例えばたこやき用、太閤焼き用又は鯛焼き用)を
ほぼ前域にわたり設けて焼成部とし、必要に応じその焼
成部の周囲に囲い突条を設けて補強した食品焼成板を適
用し、加熱手段を内臓した機枠上部に前記の食品焼成板
を装着して、例えばたこやきや太鼓焼き、太閤焼き又は
鯛焼きなどの特定食品を焼成する専用の食品焼成機にな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の食品焼成機にお
いて、その食品焼成板は、加熱用金属板のほぼ全域に多
数の焼き凹部からなる焼成部を設け、必要に応じ周囲に
囲い突条を設けた構造になっているので、多数の焼き凹
部を設けて大型にすると加熱用金属板の耐力に限界があ
る。各焼き凹部内の食材や水分、油分等が飛散して焼成
食品の品質にバラツキが生じ易い、囲い突条のみによる
食材や水分、油分等の飛散防止機能に限界がある。囲い
突条の外側への飛散、転落の恐れがあり不衛生で作業環
境が悪化する。食品焼成板を機枠上に装着して使用する
と、囲い突条の側面に添つて落下する油分等が機枠内に
浸入して安全性に欠けるなどの課題がある。食品焼成機
は、加熱手段内臓の機枠上に特定の食品焼成板部を装着
して、特定食品のみを焼成する専用の構造になってお
り、汎用できないなどの課題がある。
【0004】本発明は、前記のような課題を解決するた
めに開発されたものであり、その目的とする処は、焼成
部に区画突条、囲い突条、平面部を付設し、また、傾斜
側面を付設し、平たい焼き面を並設した食品焼成板と
し、この食品焼成板を機枠上に取り換え可能に配置し、
受け溝を付設した食品焼成機として、作業環境や安全性
及び焼成食品の品質を高め多様化して焼成性能、汎用性
を高め、大型化を可能として生産性を高めた食品焼成板
及び食品焼成機を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、加熱用金属板
の中央部に相互間隔をおき配設した多数の焼き凹部から
なる焼成部を形成し、焼成部内に複数の区画突条を設け
て焼成部を複数のブロックに区画し、焼成部の周囲に囲
い突条を設けかつ区画突条に連設するとともに、囲い突
条の周囲に平面部を連設した食品焼成板に特徴を有し、
複数の区画突条により、焼成部を複数のブロックに区画
してブロック間の食材や水分、油分等の転移等を一次的
に防止し、それらのバラツキを低減して精度良く焼成で
き焼成食品の品質を高め、ブロックごとに異なる食品の
焼成を可能にするなど、基本的に優れた焼成加工性が得
られる。囲い突条により食材や水分、油分等の散逸、飛
散を二次的に防止し、その外周の平面部により散逸、飛
散した食材や水分、油分等を一時的に保持して焼減、付
着する三次の防止機能を有し、衛生的に作業環境を高め
焼成食品の品質を高めている。また、区画突条及び囲い
突条により、加熱用金属板の中央部で効果的に補強して
大型化を可能とし能率良く量産される。
【0006】さらに、前記の食品焼成板において、囲い
突条の周囲に連設した平面部の外周を傾斜側面に形成し
たことに特徴を有し、平面部の外周から流下する食材や
水分、油分等が加熱手段内臓の機枠内へ浸入するのを防
止し安全性を高めている。焼成部の焼き凹部に平たい焼
き面を並設したことに特徴を有し、さらに多様な形状の
食品に焼成可能とし、焼成食品を多様化して汎用性をさ
らに高めている。
【0007】前記の食品焼成板を、加熱手段内臓の機枠
上に取り換え可能に配置した食品焼成機に特徴を有し、
前記のように優れた高品質でさらに多様な焼成食品を良
好な作業環境で安全に能率良く焼成できるなど、焼成調
理性能を高めている。前記の食品焼成機において、機枠
上部の外周に添い食材や油分等の受け溝を設けて、受け
溝の上側に機枠上部の食品焼成板の外周下縁部を配置
し、好ましくはその受け溝を着脱可能に配置したことに
特徴を有し、食材や水分、油分等の周囲へのさらなる散
乱等を効果的に防止して、作業環境、安全性をさらに高
めている。
【0008】
【発明の実施の形態】図1〜図4に本願発明の第1実施
例〜第4実施例の各食品焼成板10a〜10d、図5に
食品焼成機20の一実施例、図6〜図9に各実施例の変
形例を示す食品焼成板10e〜10h及び食品焼成方法
を示している。図中1は加熱用金属板、2a〜2d、2
f〜2hは各種形状の焼き凹部、2eは平たい焼き面、
2a〜2hは各実施例及び各変形例の焼成部、3は焼成
部内の区画突条、4は焼成部の周囲の囲い突条、5は焼
成部の外周に連設した平面部、6は食品保温・載置部、
7は平面部の外周の傾斜側面、11は機体、12は加熱
手段、13は機体の上部外側に設けた着脱手段14付き
の受け溝、15は換気穴、16は取手17付きのカバ
ー、50a〜50hは各種の焼成食品である。
【0009】図1〜図4及び図6〜図9に示す各実施例
及び各変形例は、加熱用金属板1の中央部に相互間隔を
おき設けた多数の焼き凹部2a〜2d、2f〜2hから
なる焼成部2a〜2hを形成して、焼成部内に複数の区
画突条3を設けて焼成部を複数のブロックに区画しを付
設し、焼成部の周囲に囲い突条4を設けかつ区画突条に
連設するとともに、囲い突条の周囲に平面部5を連設し
たことを特徴とし、さらに、好ましくは平面部5の周囲
を傾斜側面7に形成し、また、焼き凹部に平たい焼き面
2eを並設したことを特徴とする食品焼成板10a〜1
0hになっている。
【0010】さらに詳述すると、図1に示す食品焼成板
10a(第1実施例)は、図示のように加熱用金属板
1、多数の焼き凹部2aからなる焼成部2a、複数の区
画突条3、囲い突条4、水平板部5、凹条付きの食品保
温・載置部6、及び傾斜側面7等からなる。加熱用金属
板1は、好ましくは適度の厚みを有するアルミ材、銅材
や鉄材等の金属材により大型に形成される。焼き凹部2
aは、加熱用金属板1の中央部に適度の相互間隔をおき
小さい半球状に凹設して、比較的に小さい球状食品を焼
き成形する焼成部になっている。区画突条3は、焼成部
2a内に相互間隔をおき適宜の高さに突設し、焼成部2
aを複数のブロック2a,2a・・に区画して焼成部内
を補強し、かつ各ブロック間の食材や水分、油分等の散
乱を一次的に防止する。囲い突条4は、焼成部2aの周
囲に比較的に高く突設しかつ各区画突条3の両端部に連
設して、加熱用金属板1の焼成部2a及び外周の食品保
温・載置部6付き平面部5を効果的にさらに補強し、焼
成部内の食材や水分、油分等が外側へ飛散、散逸するの
を二次的に防止する。平面部5は、囲い突条4の外周に
適度の広巾に連設して、例えば一部をさらに広巾として
凹条を設けた食品保温・載置部6とし、焼成した食品を
一時的に載置して保温し、囲い突条4から飛び出した食
材や水分、油分等を一時的に保持して焼減し、残査を付
着してさらなる外方への散溢を三次的に防止する。傾斜
側面7は、平面部5の外周に下部拡大の斜面として形成
し、平面部5の外周から落ちる食材や水分、油分等が加
熱手段12等を内蔵した機体11内に浸入するのを防止
して安全性を高める。食品保温・載置部6は、必要に応
じ平面部5の調理側や側部等に形成して1条、複数条の
凹条を付設する。各焼き凹部2aによつて比較的に小さ
い球状の焼成食品50a(図6D参照)を焼成する。
【0011】また、図6に示す第1実施例の変形例は、
第1実施例に比べ焼き凹部2aの1部に代えて、焼き凹
部2aの側部に、適宜の間隔をおき平面視で円形状の浅
い平底に形成した焼成凹部2f又は平らたな焼き面2e
を並設して、焼き凹部2aからなるブロック2a,2a
と、焼き凹部2aと焼き凹部2fからなるブロック2a
―2f、及び焼き凹部2aと焼き面2eからなるブロッ
ク2a―2eを備え、その他の構成は第1実施例と同様
に構成した食品焼成板10eになっている。基本的には
第1実施例とほぼ同様な作用、効果を有し、比較的に小
さい球状の焼成食品50aと平底付き半球状の焼成食品
50b(図6D,F参照)を焼成する。
【0012】図2に示す食品焼き成形板10b(第2実
施例)は、第1実施例に比べ各焼き凹部2aを平面視で
適度に長く形成した多数の焼き凹部2bを、加熱用金属
板1の中央部に相互間隔をおき設けた焼成部2bに形成
した構造に特徴を有し、加熱用金属板1や区画突条3、
囲い突条4、平面部5、食品保温・載置部6及び傾斜側
面7等は第1実施例とほぼ同様な構造とし、基本的には
第1実施例とほぼ同様な作用、効果を有する。各焼き凹
部2bより短い棒状の焼成食品50c(図7D,E参
照)を焼成する。
【0013】また、図7に示す第2実施例の変形例は、
第2実施例に比べ焼き凹部2bの1部に代えて、焼き凹
部2bの側部に、適宜の間隔をおき平面視で円形状の浅
い平底に形成した焼成凹部2g又は平らたな焼き面2e
を並設して、ブロック2b,2b(焼き凹部2b)と、
ブロック2b―2g(焼き凹部2bと焼き凹部2g)、
及びブロック2b―2e(焼き凹部2bと焼き面2e)
とを備え、その他の構成は第1実施例と同様に構成した
食品焼成板10fになっている。基本的には第1実施例
とほぼ同様な作用、効果を有し、比較的に小さく短い棒
状の焼成食品50cと平底付き棒状の焼成食品50d
(図7D,E,G,H参照)を焼成する。
【0014】図3に示す食品焼き成形板10c(第3実
施例)は、第1実施例に比べ平面視で比較的に大径円状
とし平底に形成した多数の焼き凹部2cを、加熱用金属
板1の中央部に相互間隔をおき凹設してなる焼成部2c
に形成した構造に特徴を有し、加熱用金属板1や区画突
条3、囲い突条4、平面部5、食品保温・載置部6及び
傾斜側面7等の構造は第1実施例とほぼ同様な構造と
し、基本的に第1実施例とほぼ同様な作用、効果を有す
る。各焼成凹部2cにより太鼓状の焼成食品(例えば太
閤焼き、図8D,E参照)を焼成する。
【0015】また、図8に示す第3実施例の変形例は、
前記の焼き凹部2cの1部に代えて、焼き凹部2cの側
部に、平面視で同様な形状とし浅い平底に形成した焼き
凹部2hと平たい焼き面2eを並設して、ブロック2
c,2c(焼き凹部2c)と、ブロック2c―2h(焼
き凹部2cと焼き凹部2h)、及びブロック2c―2e
(焼き凹部2aと平たい焼き面2e)を備え、その他の
構成は第1実施例と同様とした食品焼き成形板10gに
なっている。基本的には第1実施例と同様な作用、効果
を有し、比較的に厚い太鼓状の焼成食品50eと薄い太
鼓状の焼成食品50f(図8D, E,F参照)を焼成す
る。
【0016】図4に示す食品焼き成形板10d(第4実
施例)は、第3実施例に比べ平面視で同様な比較的に大
径円状としかつ比較的に浅い弧状底に形成した多数の焼
き凹部2dを、加熱用金属板1の中央部に相互間隔をお
き設けた焼成部2dとした構造に特徴を有し、加熱用金
属板1や区画突条3、囲い突条4、平面部5、食品保温
・載置部6及び傾斜側面7等は第1実施例とほぼ同様と
し、基本的に第1実施例と同様な作用、効果を有する。
例えばどら焼きなどの焼成食品50g(図9C, D参
照)を焼成する。
【0017】また、図9に示す第4実施例の変形例は、
前記の焼き凹部2dの1部に代えて、焼き凹部2dの側
部に、浅い底面の焼き凹部2h又は平たい焼き面2eを
並設して、ブロック2d,2d(焼き凹部2d)と、ブ
ロック2a―2h(焼き凹部2dと焼き凹部2h)、及
びブロック2d―2e(焼き凹部2dと焼き面2e)と
を備え、その他は第1実施例と同様に構成した食品焼成
板10hになっている。基本的には第1実施例とほぼ同
様な作用、効果を有し、例えば平底付きどら焼きなどの
焼成食品50h(図9C,D,E参照)を焼成する。
【0018】図5に示す食品焼成機(一実施例)は、図
示のように機体11の上部内に加熱手段12を内臓し、
好ましくは機体11上部の外周に着脱手段14付きの受
け溝13を着脱可能に配置して、加熱手段12内臓の機
体11の上部に食品焼成板10a〜10hを着脱可能に
配置し、必要に応じ取手17付きのカバー16を組み合
わせた食品焼き成形機20になつている。機体11は、
各種の機枠やパネル等で製造し側部に換気穴15を付設
している。加熱手段12は、各種の加熱手段(電熱やガ
ス熱等)を適用し、機体11の上部内に適宜の手段で配
置し、機体11に付設した適宜の温度センサーや温度制
御器、温度設定ダイヤル等により、食材を好適な所要温
度で加熱する自動制御手段になっている(図示省略)。
受け溝13は、好ましくは上縁部にフツク状の着脱手段
14を付設し、機体11の上縁部に掛け止め着脱可能に
付設して、溝内底を適度に傾斜せしめた構造とし、食材
や水分、油分等を受け止め低位置に集中して処理を容易
にしている。必要に応じ機体11上縁部の外周に他の適
宜の手段で着脱可能に配設したり又は機体上縁部に一体
に連設することも可能である(図示省略)。各食品焼成
板10a〜10hは、図示のように加熱用金属板1の下
面側に形成した全面的な凹底面及び適度の自重によつ
て、機体11上に安定した配置となり、必要に応じ適宜
の手段で着脱可能に固着する(図示省略)。焼成に際し
囲い突条4上に取手17付きカバー16を必要に応じ配
置して、焼成部2a〜2h上を高温域とし食品の焼成性
能をさらに高める。
【0019】図5に示すように少なくとも加熱手段12
内臓の機体11上部に、好ましくは着脱手段14付き受
け溝13を着脱可能に配置すると、機体上部の外側に沿
い受け溝が着脱可能に配置される。各食品焼成板10a
〜10h(図1〜図4、図6〜図9参照)を機体11上
に配置すると、その下面側の凹底面で機体11上に取り
換え可能にかつ容易に精度良く安定した固定の配置とな
り、その下縁部(図示例は傾斜側面7の下縁部)が受け
溝13内に精度良く配置され、図示省略した温度センサ
ーや温度制御器、温度設定ダイヤル等により、加熱手段
12が所要の温度に加熱制御される。加熱手段12は、
図示のように機体11の上部内に複数個を配置している
ので、食品焼成板の下面近くで各焼成部2a〜2hを全
域にわたり所要の加熱制御温度で均等に加熱し、周囲の
平面部5も適度に加温して各種の食材が効果的に焼成し
調理される。必要に応じ囲い突条4上にカバー16を随
時に配置して、焼成部2a〜2hの上部を適度の高温雰
囲気として焼成性能を効果的に高めることができる。各
食品焼成板によつて多様な焼成食品が量産される。
【0020】図6に示す食品焼成板10eを配置した場
合は、その加熱用金属板1の中央部の焼成部2eが下側
の加熱手段12で所要の焼成温度に加熱制御されて、各
焼き凹部2a,2f,平たい焼き面2eに油等を塗布し例
えば適量の練り小麦や各種の魚介類、野菜等の食材を入
れて随時に回転したり、反転して隣接の食材上に載せる
などして焼成する。ブロック2a,2a(焼き凹部2
a)では、第1実施例の各食品焼成板10aと同様にふ
つくらとした優れた食味の丸い球状の焼成食品50a
(例えば一口サイズのたこやき等、図6C、D参照)に
焼成される。ブロック2a−2f(焼き凹部2aと2
f)及びブロック2a−2e(焼き凹部2aと平たい焼
き面2e)では、ふつくらとした優れた食味で食べ易い
平底の半球状の焼成食品50b(例えば一口サイズのた
こやき状、図6E、F参照)に焼成される。前記の焼成
において、必要に応じ随時に囲い突条4上をカバー16
で覆い焼成部2e上を高温域にすると、食材を上側から
も加熱でき、食材の焼成をさらに助長して促進し食味を
さらに高めることができる。特に、ブロック2a―2f
又は2a−2eでは、その助長、促進がさらに効果的に
機能されて優れた焼成性能、量産性が得られる。この食
品焼成板10eは、異なる3種のブロックを備えた焼成
部2eになっているが、必要に応じブロック2a,2a
(食品焼成板10a参照)や、ブロック2a−2f又は
ブロック2a−2eのみ、又は異なる組み合わせ構造に
改変され、基本的には同様な作用、効果が得られる。
【0021】図7に示す食品焼成板10fの場合は、同
様に焼成板を所要の焼成温度に加熱制御して、各焼き凹
部2b,2g,平たい焼き面2eに油等を塗布し同様な食
材を入れて同様に焼成すると、ブロック2b,2bで
は、食品焼成板10bと同様にふっくらとした優れた食
味の適度に短い棒状の焼成食品50c(図7D,E参
照)に焼成される。ブロック2b−2g及びブロック2
b−2eでは、ふっくらとした優れた食味を有し食べ易
い平底の棒状の焼成食品50d(図7G、H参照)に焼
成される。必要に応じ随時に突条4上にカバー16を配
置して覆い、焼成部2f上を高温域として上側からも加
熱でき、焼成がさらに助長、促進されてさらに優れた食
味が高められる。特にブロック2b―2g又は2b―2
eでは、さらに効果的に機能されて優れた焼成食品が量
産される。この食品焼成板10fは、必要に応じブロッ
ク2b,2b(食品焼成板10b参照)や、ブロック2
b−2f又はブロック2b−2eのみ、又は異なる組み
合わせ構造に改変され、基本的には同様な作用、効果が
得られる。
【0022】図8に示す食品焼成板10gの場合は、同
様に所要の焼成温度に加熱制御され、各焼き凹部2c,
2h,平たい焼き面2eに油等を塗布し同様に所要の食
材を入れて焼成すると、ブロック2c,2cでは、各食
品焼成板10cと同様に適度に大径で厚みがありふっく
らとした優れた食味の太鼓状の焼成食品50e(図8
D,E参照)に焼成される。ブロック2c−2hとブロ
ック2c−2eでは、ふっくらとした優れた食味で比較
的に薄い焼成食品50f(図8D、F参照)に焼成され
る。必要に応じ随時に囲い突条4上をカバー16で覆い
焼成部2g上を高温域として、上側からも加熱でき同様
に焼成が助長、促進され、さらにふっくらとした優れた
食味の食品に焼成される。特にブロック2c―2hと2
c―2eでは、さらに効果的に機能されて優れた焼成性
能、量産性が得られる。この食品焼成板10gは、必要
に応じブロック2c,2c(食品焼成板10b参照)
や、ブロック2c−2h又はブロック2c−2eのみ
に、又は異なる組み合わせ構造に改変可能であり、基本
的には同様な作用、効果が得られる。
【0023】図9に示す食品焼成板10hの場合は、同
様に所要の焼成温度に加熱制御して、各焼き凹部2d,
2h,平たい焼き面2eに油等を塗布し食材を入れて同
様に焼成すると、ブロック2d,2dでは、第4実施例
の食品焼成板10dと同様に平面視で適度の大径、側視
でふつくらとした優れた食味の楕円状の焼成食品50g
(例えばどら焼き状、図9C,D参照)に焼成され、ブ
ロック2d−2hとブロック2d−2eでは、ふつくら
とした優れた食味の側視で平底の楕円状の焼成食品50
h(図9E、D参照)に焼成される。必要に応じ随時に
囲い突条4上をカバー16で覆い焼成部2e上を高温域
として、上側からも加熱してさらに焼成を助長、促進し
てさらに優れた食味に焼成される。特にブロック2d―
2hと2d―2eではさらに効果的に機能されて優れた
焼成性能、量産性が得られる。この食品焼成板10h
は、必要に応じブロック2d,2dc(食品焼成板10
d参照)や、ブロック2d−2h又はブロック2d−2
eのみ、又は異なる組み合わせ構造に改変され、基本的
には同様な作用、効果が得られる。前記の各焼成食品5
0a〜50hは、焼成後に食品保温・載置部6の凹部に
載置して一時的に保温する。
【0024】図5に示す食品焼成機20は、少なくとも
加熱手段12内蔵の機体11上縁部に各種の食品焼成板
2a〜2hを取り換え可能に配置して、優れた食味の各
種の焼成食品50a〜50hを能率よく大量に焼成して
調理できる。その焼成に際し、各焼成部2a〜2h内に
設けた複数条の区画突条3により、食材や水分、油分等
の散乱が一次的に防止され、ブロックごとに焼成される
食材の量や混合比率等のバラツキが効果的に低減され
て、各種の焼成食品を高品質に精度、能率良く量産でき
る。囲い突条4により、各焼成部2a〜2hにおける食
材や水分、油分等の飛散等が二次的に防止され、カバー
16でもさらに防止されて著しく低減される。囲い突条
4の外側に飛散した食材や水分、油分等は、周囲の水平
部5で一時的に保持されて焼滅され、残査が付着する。
さらに、水平部5の周囲に設けた傾斜側面7から落下し
ても下側の受け溝13で受けられて局部的に集中され、
さらなる外側への飛散、散乱や機体11内への浸入が皆
無になるなど、衛生的に優れた作業環境となり安全性が
高められる。複数の区画突条3及び囲い突条4により、
加熱用金属板1の中心部が効果的に補強されて、大型に
して多数の焼き凹部や平たい焼き面を形成でき大量に焼
成して調理される。
【0025】前記の各食品焼成板及び食品焼成機は、代
表例として示したものであつて、焼き凹部や平たい焼き
面の数や形状等をさらに自在に多様化でき、食材に対応
させて加熱温度も自在に自動制御されて、例えば鯛焼き
等にも適用されるなど、さらに多様な食材で多彩な食
品、各種の菓子等も焼成して調理される。また、受け溝
13は、必要に応じ使用され食品焼成板の取り外して受
け止めた食材や水分、油分等を随時に容易に除去でき
る。さらに、カバー16は、必要に応じ食材や水分、油
分等に対応させて所要時に使用し、焼成性能とともに省
エネ効果を高め、蒸気等の発散を防止する。
【0026】
【発明の効果】本発明は、前述のような構成からなり、
加熱用金属板の中央部に設けた焼成部内の複数の区画突
条により、焼成部を複数のブロックに区画してブロック
間の食材や水分、油分等の転移等を一次的に防止し、基
本的に食材のバラツキを低減して精度良く優れた食味の
食品として焼成され、ブロックごとに異なる食品の焼成
を可能にするなど、基本的に優れた焼成加工性が得られ
る。また、囲い突条により、焼成部内の食材や水分、油
分等が外側へ散逸、飛散するのを二次的に効果的に防止
し、外側へ散逸、飛散した食材や水分、油分等は平面部
で一時的に保持して焼減され残査が付着されるなど、衛
生的に作業環境を高め焼成食品の品質、食味を効果的に
高めている。また、区画突条及び囲い突条により、加熱
用金属板の中央部で効果的に補強して焼成部の大型化を
可能とし能率良く量産される。
【0027】また、前記の食品焼成板において、囲い突
条の周囲に連設した平面部の外周を傾斜側面に形成し
て、平面部の外周から流下する食材や水分、油分等が加
熱手段内臓の機枠内へ浸入するのを防止しさらに安全性
を高める。焼成部の焼き凹部に平たい焼き面を並設し
て、さらに多様な形状の食品に焼成可能とし、焼成食品
をさらに多様化して汎用性をさらに高める。
【0028】各種の食品焼成板を、加熱手段内臓の機枠
上に取り換え可能に配置して、前記のように優れた食味
で高品質さらに多様な焼成食品を良好な作業環境で安全
に能率良く焼成できるなど、焼成加工性を高めている。
また、機枠上部の外周に添い設けた受け溝により、食材
や水分、油分等を受け止めて周囲へのさらなる散乱等を
効果的に防止し、作業環境、安全性をさらに高めるな
ど、総合的に衛生的に優れた作業環境で安全に食品の焼
成、調理性能を高め、汎用性とともに生産性を向上して
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の食品焼成板の第1実施例を示す平面図
(A)と正面図(B)とX1−X1の断面図(C)及び
Y1-Y1の断面図(D)
【図2】食品焼成板の第2実施例を示す平面図(A)と
正面図(B)とX2−X2の断面図(C)及びY2-Y
2の断面図(D)
【図3】食品焼成板の第3実施例を示す平面図(A)及
びX3−X3の断面図(B)
【図4】食品焼成板の第4実施例を示す平面図(A)及
びX4−X4の断面図(B)
【図5】食品焼成機の一実施例を示す平面図(A)とX
5−X5部分の上部を欠如して示す正面図(B)及びY
3-Y3部分の上部を欠如して示す側視図(C)
【図6】食品焼成板(第1実施例)の変形例を示す平面
図(A)とY4-Y4の断面図(B)とX6−X6の断
面図(C)と焼成食品の側視図(D)とX7−X7の断
面図(E)及び焼成食品の側視図(F)
【図7】食品焼成板(第2実施例)の変形例を示す平面
図(A)とY5-Y5の断面図(B)とX8−X8の断
面図(C)と焼成食品の側視図(D)と端視図(E)と
X9−X9の断面図(F)と焼成食品の側視図(G)及
び端視図(H)
【図8】食品焼成板(第3実施例)の変形例を示す平面
図(A)とX10−X10の断面図(B)とX11−X
11の断面図(C)と焼成食品の平面視図(D)と側視
図(E)(F)
【図9】食品焼成板(第4実施例)の変形例を示す平面
図(A)とX12−X12の断面図(B)と焼成食品の
側視図(C)と焼成食品の平面視図(D)及び他の焼成
食品の側視図(E)である。
【符号の説明】
1 加熱用金属板 2a〜2d、2f〜2h 焼き凹部 2e 平たい焼き面 2a〜2h 焼成部 3 区画突条 4 囲い突条 5 平面部 7 傾斜側面 10a〜10h 食品焼成板 11 機体 12 加熱手段 13 受け溝 16 カバー 20 食品焼成機 50a〜50h 焼成食品

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱用金属板の中央部に相互間隔をおき配
    設した多数の焼き凹部からなる焼成部を形成し、焼成部
    内に複数の区画突条を設けて焼成部を複数のブロックに
    区画し、焼成部の周囲に囲い突条を設けかつ区画突条に
    連設するとともに、囲い突条の周囲に平面部を連設した
    ことを特徴とする食品焼成板。
  2. 【請求項2】請求項1記載の食品焼成板において、囲い
    突条の周囲に連設した平面部の外周を傾斜側面に形成し
    たことを特徴とする食品焼成板。
  3. 【請求項3】請求項1、請求項2記載の食品焼成板にお
    いて、加熱用金属板の中央部に設けた焼成部における焼
    き凹部に、平たい焼き面を並設したことを特徴とする食
    品焼成板。
  4. 【請求項4】請求項1、請求項2又は請求項3記載の食
    品焼成板において、前記の食品焼成板を加熱手段内臓の
    機枠の上部に取り換え可能に配置したことを特徴とする
    食品焼成機。
  5. 【請求項5】請求項4記載の食品焼成機において、機枠
    上部の外周に添い食材や水分、油分等の受け溝を設け
    て、機枠上部に配置した食品焼成板の外周の下縁部を受
    け溝の上側に配置したことを特徴とする食品焼成機。
  6. 【請求項6】請求項5記載の食品焼成機において、前記
    の受け溝を機枠上部の外周に着脱可能に取り付けたこと
    を特徴とする食品焼成機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101071634B1 (ko) 2009-05-20 2011-10-10 주식회사 주원정공 전기히터를 부분교체 가능한 전기식 철판조리장치
CN105310528A (zh) * 2015-10-29 2016-02-10 黄巧玲 烘焙装置
CN106037464A (zh) * 2016-07-07 2016-10-26 浙江金佰特机械有限公司 多功能蒸烤机

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