JP3406278B2 - 食品焼成器 - Google Patents

食品焼成器

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JP3406278B2
JP3406278B2 JP2000165745A JP2000165745A JP3406278B2 JP 3406278 B2 JP3406278 B2 JP 3406278B2 JP 2000165745 A JP2000165745 A JP 2000165745A JP 2000165745 A JP2000165745 A JP 2000165745A JP 3406278 B2 JP3406278 B2 JP 3406278B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たこ焼き、タイ焼
き、大判焼き等の食品焼成器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の食品成形器としては、表
面にフッ素樹脂(商標名、テフロン)加工を施した鉄板
あるいはアルミニウム板等に、多数の食品成形凹型を成
形したものが知られている。
【0003】そして、調理加工時には、食品材料を成形
凹型に入れ、底面からバーナー等で加熱し焼成した後、
ピック等を使って焼成食品を成形凹型から取り出すもの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来の食
品成形器では、成形凹型が浅底でないと焼成食品の取り
出しが難しく、深底の成形凹型を備えた食品焼成器は製
品化されていなかった。
【0005】しかるに、食品の種類により、例えば、焼
きダンゴ、焼きおにぎり、焼きトリ、ソーセージ等の場
合は、深底の成形凹型を備えた食品焼成器を使わないと
完全に焼成することは無理であった。
【0006】このような理由で、従来、深底の成形凹型
を備えた食品焼成器の出現が望まれているが、成形凹型
が深ければ深いほど、取り出しが難しいのはもちろんの
こと、凹型底部の掃除が面倒で手間と時間が掛かる問題
があった。
【0007】本発明は、上記した従来の技術が有するこ
のような問題点に鑑みなされたもので、焼成器本体の成
形凹型内へ焼成食品取出し具を出し入れ自在に設けるこ
とにより、深底の成形凹型内で焼成した焼成食品であっ
てもその取り出しが極めて容易であり、しかも成形凹型
内の掃除も簡単かつ短時間で行える食品焼成器を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る食品焼成器は、焼成板に多数の成形凹
型を形成した焼成器本体と、前記成形凹型内へ出し入れ
自在の底板の一側上面に取手を立設した焼成食品取出し
具とを具備してなることを特徴とする。
【0009】さらに、本発明に係る食品焼成器は、焼成
器本体の焼成板に多数の深底成形凹型を形成すると共
に、該成形凹型の底部に掃除用の孔を穿設したことを特
徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る食品焼成器の
一実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は、
本発明に係る食品成形器の焼成食品取り出し具を分離し
た状態を示す全体の概略斜視図であり、図2は、使用状
態を示す要部の拡大断面図であり、図3は、同上の焼成
食品を取り出した状態を示す拡大断面図である。
【0011】図1乃至図3において、1は焼成器本体で
ある。この焼成器本体1は、鉄板あるいはアルミニウム
板をプレスして矩形状の焼成板1aにて形成されてお
り、縦横に規則正しく多数個の円形孔2が上下に貫通し
て設けられている。
【0012】一方、図1乃至図3において、3は成形凹
型である。この成形凹型3は、焼成器本体1と同素材に
て、焼成器本体1の円形孔2へ嵌合内装可能な外径を有
する円筒状の周壁3aと、周壁3aの上端外側に突設さ
れた環状の係止突縁部3bと、周壁3aの下端内側に突
設された環状の底壁3cとを具備して形成されている。
【0013】そして、上記円筒状の周壁3aは、成形凹
型3が深底に形成されるよう、係止突縁部3bと底壁3
cまで寸法lを長くしてあり、かつ底壁3cの中央部に
円形の掃除用孔3dが開設されている。
【0014】さらに、図1乃至図3において、4は焼成
食品取出し具である。この焼成食品取出し具4は、前記
焼成器本体1および成形凹型3と同素材にて、成形凹型
3の円筒状の周壁3a内部へ擢動しつつ出し入れ自在と
なるよう、周壁内部と平面略同形、即ち円形の底板4a
と、該底板4aの一側上面に立設した前記成形凹型3の
深さlより長い棒状の取手4bにて形成されている。底
板4aは、平板状に形成されているが、杓子状に形成し
ても良い。
【0015】なお、図示の実施形態では、焼成器本体1
の円形孔2に対して、成形凹型3および焼成食品取出し
具4の底板4aの平面形状を円形に形成しているが、焼
成食品の形状は種々なため、同形状に限定されるもので
はなく、三角形、四角形その他の多角形、半円形、楕円
形等々何れの形状でも良い。
【0016】また、上記焼成形器本体1、成形凹型3お
よび焼成食品取出し具4は、いずれもその表面にフッ素
樹脂(商標名、テフロン)加工を施して焼成食品の剥離
を良くしてある。
【0017】使用に際しては、図2に示したように、焼
成器本体1の焼成板1aに形成された各成形凹型3内部
に食品材料aを充填し、焼成板1aの下部に位置したバ
ーナー(図示しない)により各成形凹型3を加熱して食
品材料aを焼成する。
【0018】このようにして焼き上げられた焼成食品A
は焼成食品取出し具4の底板4a上に載置されているた
め、取手4bをつかんで上方に持ち上げれば、図3に示
したように焼成食品Aは底板4a上に載置されたままの
状態で成形凹型3から取り出すことができる。
【0019】したがって、図示の如く成形凹型3が深底
に形成されていてピック等を使っても焼成食品Aの取り
出しが難しいときでも、焼成形食品取出し具4を使うこ
とで簡単に取り出しすことができる。また、長期間の使
用により成形凹型3の周壁3a内部や底壁3cの上面に
食品の焼きカス等が付着する等して汚れた場合、底壁3
cの掃除用孔3dから付着物を掻き落す等して汚れを除
去することもできる。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したように構成され
るものであるから、次に述べる効果を有する。 (1)成形凹型が深底であってもその内部に焼成食品取
出し具を内挿してあり、この取出し具の底板上面で焼成
するため、取手をつかんで持ち上げるだけで簡単かつ短
時間で、しかも型崩れすることなく焼成食品を取り出す
ことができる。 (2)成形凹型内底部が焼成食品取出し具の底板によっ
て覆われているため、掃除用の孔を設けることが可能で
ある。そして、食品材料aは粘性があり、かつ熱ですぐ
に固まるため、水分が掃除用の孔から漏れる心配はな
い。 (3)深底の成形凹型が使えるため、利用範囲が大幅に
拡大する。つまり、例えば、たこ焼きは大きさが一口大
のため豊富な食材を混入できないという欠点があり、お
好み焼きは豊富な食材を混入できるが、大きな焼き場面
積を必要とし、かつその形状や大きさから気軽な立ち食
いにはむいていないという欠点があるが、本発明によれ
ば、両者の欠点を解消した、お好み焼きのように多種の
食材を混入したたこ焼き食品が容易に得られる。この場
合、成形凹型の口径を一口大に設定しておくと、食べ易
さはたこ焼きと同じである。 (4)また、調理に手間の掛かるたまご焼きも、あらか
じめ串に差しておいたたこ、ソーセージ、チーズ等の食
材を成形凹型内に入れ、その上から溶いたたまごを流し
込んでから焼成することによって得られる。さらに、き
りたんぽ風に加工したおにぎりを使った焼きおにぎり、
焼きだんご、焼きとり等々の調理にも利用することがで
きる。 (5)焼きとり、焼きだんご、焼きおにぎり等を調理す
るとき、従来のように焼き具合を見ながら裏返えす等の
注意と手間を省くことができ、作業効率を大幅に向上す
ることができる。 (6)口径を一口大とし、深底の成形凹型に形成されて
いるため、一枚の焼成板に容量の大きな焼成食品用の成
形凹型を多数個作れる。したがって、設置スペースが小
さくて済み、経済効率の面でも有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る食品焼成器の焼成食品取出し具を
分離した状態を示す全体の概略斜視図である。
【図2】同上の使用状態を示す要部の拡大断面図であ
る。
【図3】同上の焼成食品を取り出した状態を示す拡大断
面図である。
【符号の説明】
1 焼成器本体 1a 焼成板 3 成形凹型 4 焼成食品取出し具 4a 底板 4b 取手
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 37/06 A21B 3/18 A21B 5/00 A47J 43/20 A47J 43/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】焼成板に多数の成形凹型を形成した焼成器
    本体と、前記成形凹型内へ出し入れ自在の底板の一側上
    面に取手を立設した焼成食品取出し具とを具備してなる
    ことを特徴とする食品焼成器。
  2. 【請求項2】焼成器本体の焼成板に多数の深底成形凹型
    を形成すると共に、該成形凹型の底部に掃除用の孔を穿
    設したことを特徴とする請求項1記載の食品焼成器。
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