JP2002026606A - デュアルモード・バンドパスフィルタ - Google Patents
デュアルモード・バンドパスフィルタInfo
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Abstract
デュアルモード・バンドパスフィルタを提供する。 【解決手段】 誘電体基板2の一方面または内部に形成
された矩形リング状金属膜3を有し、矩形リング状金属
膜3一対の入出力結合回路5,6が結合されており、矩
形リング状金属膜3の平面形状及び線幅が、発生する2
つのモードの共振を結合し得るように構成されているデ
ュアルモード・バンドパスフィルタ1。
Description
〜ミリ波帯の通信機において帯域フィルタとして用いら
れるデュアルモード・バンドパスフィルタの帯域幅調整
方法及び該デュアルモード・バンドパスフィルタに関す
る。
スフィルタとして、デュアルモード・バンドパスフィル
タが種々提案されている(MINIATURE DUAL MODE MICROS
TRIP FILTERS, J.A. Curtis and S.J. Fiedziuszko, 19
91 IEEE MTT-S Digestなど)。
ド・バンドパスフィルタを説明するための各模式的平面
図である。図13に示すバンドパスフィルタ200で
は、誘電体基板(図示せず)上に円形の導電膜201が
形成されている。この導電膜201に、互いに90°の
角度をなすように、入出力結合回路202及び入出力結
合回路203が結合されている。そして、上記入出力結
合回路203が配置されている部分に対して中心角45
°の角度をなす位置に、先端開放スタブ204が形成さ
れている。これによって共振周波数が異なる2つの共振
モードが結合され、バンドパスフィルタ200は、デュ
アルモード・バンドパスフィルタとして動作するように
構成されている。
ドパスフィルタ210では、誘電体基板上に略正方形の
導電膜211が形成されている。この導電膜211に、
互いに90°の角度をなすように、入出力結合回路21
2,213が結合されている。また、入出力結合回路2
13に対して135°の位置のコーナー部が欠落されて
いる。欠落部分211aを設けることにより、2つの共
振モードの共振周波数が異ならされており、該2つのモ
ードの共振が結合されて、バンドパスフィルタ210
は、デュアルモード・バンドパスフィルタとして動作す
る。
電膜を用いたデュアルモードフィルタも提案されている
(特開平9−139612号公報、特開平9−1626
10号公報など)。すなわち、円環状のリング伝送路を
用い、図13に示したデュアルモード・バンドパスフィ
ルタと同様に、中心角90°の角度をなすように入出力
結合回路を配置し、かつリング状伝送路の一部に先端開
放スタブを設けてなるデュアルモードフィルタが開示さ
れている。
した従来のデュアルモード・バンドパスフィルタでは、
1つの導電膜パターンを形成することにより2段のバン
ドパスフィルタを構成することができ、従ってバンドパ
スフィルタの小型化を図り得る。
ーンにおいて、上記特定の角度を隔てて入出力結合回路
を結合する構成を有するため、結合度を大きくすること
ができず、広い通過帯域を得ることができないという欠
点があった。
ィルタでは、導電膜201が円形であり、図14に示す
バンドパスフィルタでは、導電膜211がほぼ正方形と
形状が限定されている。従って、設計の自由度が低いと
いう問題もあった。
や正方形の導電膜の寸法などにより周波数帯域が決定さ
れ、帯域を調整することが困難であった。本発明の目的
は、上述した従来技術の欠点を解消し、小型化を図るこ
とができ、小型化・広帯域化を図ることができ、設計の
自由度に優れたデュアルモード・バンドパスフィルタの
帯域幅調整方法及び該デュアルモード・バンドパスフィ
ルタを提供することにある。
電体基板と、前記誘電体基板の一方主面または誘電体基
板内のある高さ位置に形成されており、2つの共振モー
ドが結合されるように、線幅及び形状が設定されてい
る、矩形リング状金属膜と、前記矩形リング状金属膜と
誘電体基板層を介して対向するように、前記誘電体基板
内部または誘電体基板の主面に形成されたグラウンド電
極と、前記矩形リング状金属膜に結合されている入出力
結合回路とを備えることを特徴とする、デュアルモード
・バンドパスフィルタである。
基板の一方主面または誘電体基板内のある高さ位置に形
成されており、2つの共振モードが結合されるように、
線幅及び形状が設定されている、菱形リング状金属膜
と、前記菱形リング状金属膜と誘電体基板層を介して対
向するように、前記誘電体基板内部または誘電体基板の
主面に形成されたグラウンド電極と、前記菱形リング状
金属膜に結合されている入出力結合回路とを備えること
を特徴とする、デュアルモード・バンドパスフィルタで
ある。
に係るデュアルモード・バンドパスフィルタの具体的な
実施例を説明することにより、本発明を明らかにする。
アルモード・バンドパスフィルタを説明するための斜視
図であり、図2はその要部を模式的に示す平面図であ
る。デュアルモード・バンドパスフィルタ1は、矩形板
状の誘電体基板2を有する。誘電体基板2は、本実施例
では、非誘電率Εr=6.27のBa,Al,Siの酸
化物を主成分とするセラミック材により構成されてい
る。もっとも、本実施例及び以下の実施例において、誘
電体基板2を構成する誘電体材料については、フッ素樹
脂のような合成樹脂やBAS材等の適宜の誘電体材料を
用いることができる。
が、本実施例では、300μmとされている。誘電体基
板2の上面2aには、共振器を構成するために、矩形リ
ング状金属膜3が形成されている。矩形リング状金属膜
3は、誘電体基板2の上面2aにおいて部分的に形成さ
れており、かつ本実施例では、外形が2.0×2.0m
mの正方形の形状を有し、金属膜の線幅が、一対の対向
する2辺3a,3bと互いに対向し合っている他の対の
2辺3c,3dとで異なっている。すなわち、辺3a、
3bにおける線幅は、200μmとされており、辺3
c,3dに沿う部分の線幅は、100μmとされてい
る。なお、線幅とは、矩形リング状の金属膜3における
各辺に沿う金属膜部分の幅方向寸法をいうものとする。
が200μm、辺3c,3dに沿う部分における線幅が
100μmとされているが、これは、これらの辺3a,
3bと、3c,3dの線幅を変えることにより、金属膜
3に生じる2つの共振モードを結合させるためである。
言い換えれば、共振器を構成するための矩形リング状金
属膜3に生じる2つの共振モードが結合して、バンドパ
スフィルタを構成するように、上記辺3a,3bに沿う
部分における線幅と、辺3c,3dに沿う部分における
線幅とが選択されている。この点については、具体的な
実験データに基づき後述する。
ラウンド電極4が形成されている。上記金属膜3には、
所定のギャップを隔てて、入出力結合回路5,6が配置
されている。本実施例では、入出力結合回路5,6は、
特に詳細は図示しないが、誘電体基板2の上面におい
て、金属膜3の一対の辺3c,3dと所定のギャップを
隔てて配置された金属膜により構成されている。すなわ
ち、入出力結合回路5,6は、金属膜3に容量結合され
ている。なお入出力結合回路5,6の結合点は、辺3
c,3dの辺3a他端部から50μmの位置にある。
方とグラウンド電極4との間に入力電圧を印可すること
により、入出力結合回路5,6の他方とグラウンド電極
4との間で出力が取り出される。この場合、矩形リング
状金属膜3が上記の形状を有するため、共振器を構成し
ている矩形リング状金属膜3において発生する2つのモ
ードの共振が結合されてデュアルモード・バンドパスフ
ィルタとして動作する。
ドパスフィルタ1の周波数特性を示す図である。図3に
おいて、実線Aは反射特性を、破線Bは通過特性を示
す。図3から明らかなように、本実施例によれば、矢印
Cで示す帯域が通過帯域であるバンドパスフィルタの構
成されていることがわかる。
ように構成されているので、2つのモードの共振が結合
されて、デュアルモード・バンドパスフィルタとしての
特性を得ることができる。これは、入力電圧が印可され
た場合、矩形リング状金属膜3において、辺3a,3b
を結ぶ方向に伝搬するモードと、辺3c、3dを結ぶ方
向に伝搬するモードの共振が生じるが、本実施例では、
上記辺3a,3bに沿う部分の線幅と、辺3c,3dに
沿う部分の線幅とが、これら2つのモードの共振を結合
するように選択されている。言い換えれば、矩形リング
状金属膜3の辺3a,3bに沿う方向において、インダ
クタンスLが装荷され、上記2つのモードの共振のう
ち、一方のモードの共振電流の流れる部分が狭くなり、
該モードの共振周波数が2つのモードの共振が結合する
ように移動されていることによる。従って、帯域幅C
は、上記インダクタンスLの装荷量により調整すること
ができる。
・バンドパスフィルタでは、矩形リング状金属膜3の線
幅を、辺3a,3bに沿う部分と辺3c,3dに沿う部
分とで2つのモードの共振が結合するように調整するこ
とにより、容易にバンドパスフィルタとしての特性を得
ることができる。しかも、上記線幅の寸法の調整によ
り、帯域幅Cを容易に調整することがきる。
パスフィルタでは、図3に示した周波数特性における減
衰極Dを移動させるには、入出力結合回路5,6の結合
位置を変化させればよい。図4は、入出力結合回路5,
6の結合位置を変化させた場合の周波数特性を示す。図
4において、一点鎖線E及び実線Fが、入出力結合回路
の結合点を上記実施例から辺3c,3d上において、辺
3c,3dに沿う方向に400μm上の方に移動させた
場合の反射特性及び通過特性を示す。比較のために、二
点鎖線G及び破線Hで図3に示した反射特性及び通過特
性を表す。
5,6の結合点の位置を変化させることにより、帯域幅
及び中心周波数を容易に調整し得ることがわかる。ま
た、図5は、辺3a,3bに沿う部分の線幅は、上記実
施例と同様とし、辺3c,3dに沿う部分の線幅を80
μm、100μm(図3実施例に同じ)及び120μm
とした場合の反射特性及び通過特性をそれぞれ示す。
ことにより、帯域幅を容易に調整し得ることがわかる。
図6は、第1の実施例のデュアルモード・バンドパスフ
ィルタの矩形リング状金属膜3の縦横比を変化させた場
合の周波数特性の変化を示す。図6には、金属膜3にお
いて、辺3a,3bの長さを2mmに固定し、辺3c,
3dの長さを1.4mm、1.7mm及び2.0mmと
した場合の反射特性及び通過特性が示されている。な
お、辺3a,3bに沿う部分の線幅は200μm、辺3
c,3dに沿う部分の線幅は200μmとされている。
属膜の縦横比を近づけた場合、すなわち第1の実施例の
ように正方形のリング状金属膜を用いた場合、2つのモ
ードの共振周波数が徐々に近づくことがわかる。言い換
えれば、第1の実施例のように、線幅及び形状を変化さ
せることにより、インダクタンス装荷作用を利用して、
デュアルモード・バンドパスフィルタの構成されている
ことが、図6に示す特性の変化により裏付けられること
がわかる。
・バンドパスフィルタ1では、矩形リング状金属膜3に
おいて、線幅の寸法を調整することにより、帯域幅を容
易に調整でき、かつ入出力結合点の位置を変更すること
により、減衰極の周波数を容易に調整することができ
る。
フィルタを構成することができる。加えて、入出力結合
回路5,6の金属膜3に対する結合点の位置は、必ずし
も金属膜3の中心に対して90°の角度をなすように配
置される必要はない。
アルモード・バンドパスフィルタの要部を示す模式的平
面図である。第2の実施例では、矩形リング状金属膜の
形状が異なることを除いては、第1のデュアルモード・
バンドパスフィルタ1と同様に構成されている。すなわ
ち、第2の実施例では、矩形リング状金属膜13の一対
の辺13a,13bと直交している他の組の辺13c,
13dにおいて、相対的に線幅の太い部分13c1 ,1
3d1 と、相対的に線幅の細い部分13c2 ,13d2
とが設けられている。より具体的には、辺13a〜13
dの長さは2.0mmとされており、辺13a,13b
に沿う部分の線幅は200μmとされており、辺13
c,13dに沿う部分においては、相対的に線幅の太い
部分13c 1 ,13d1 の線幅が200μm、線幅の細
い部分13c2 ,13d2 における線幅が50μmとさ
れている。また、相対的に幅の狭い部分13c1 ,13
d1の長さは600μm、線幅の細い部分13c2 ,1
3d2 の長さは1000μmとされている。
ィルタ11の周波数特性を図8に示す。図8において、
破線は反射特性を、実線は通過特性を示す。第2の実施
例から明らかなように、本発明において矩形リング状金
属膜の線幅を変化させる場合、辺の1部を部分的に細く
し、相対的に線幅の太い部分13c 1 ,13d1 と、相
対的に線幅の細い部分13c2 ,13d2 とを形成する
ことによっても、バンドパスフィルタとしての特性を得
ることができる。言い換えれば、本発明において矩形リ
ング状金属膜に生じる2つのモードの共振を結合させ得
る限り、矩形リング状金属膜における線幅及び形状は、
様々な形態で変形することができる。
アルモード・バンドパスフィルタの要部を示す模式的平
面図である。第3の実施例では、矩形リング状金属膜2
3の辺23c,23dの一部に、凹部23e,23fが
形成されている。辺23a,23bに沿う部分の線幅
と、辺23c,23dに沿う部分の線幅は等しく、20
0μmとされている。
ることにより、辺23c,23dを結ぶ方向に伝搬する
共振の共振電流が制限され、それによって2つのモード
の共振が結合されて、バンドパスフィルタとしての特性
が得られる。図10は、第3の実施例のデュアルモード
・バンドパスフィルタの周波数特性を示す図である。破
線は反射特性を、実線は通過特性を示す。特性は、凹部
23e,23fの幅X(図10参照)を400μm、深
さY700μmとした場合の特性である。
においても、2つのモードの共振が結合され、バンドパ
スフィルタとしての特性の得られていることがわかる。
図11は、本発明の第4の実施例に係るデュアルモード
・バンドパスフィルタの要部を示す模式的平面図であ
る。
タ31では、矩形リング状金属膜にかえて、外形が菱形
の形状を有する金属膜33が設けられている。その他の
構成については、第1の実施例でのデュアルモード・バ
ンドパスフィルタ1と同様とされている。
辺33a,33bの一部に、入出力結合回路5,6が所
定のギャップを隔てて容量結合されている。また、辺3
3a,33b,33c,33dの線幅は、図11におい
て横方向両端に位置する頂点33e,33fに向かうに
つれ細くなるように傾斜されている。このように、辺3
3a〜33dに沿う部分の線幅を傾斜させることによ
り、2つのモードの共振が結合されて、バンドパスフィ
ルタとしての特性が得られる。
伝搬する方向のモードの共振と、他の2つの頂点33
g,33hを結ぶ方向に伝搬する共振とを結合するよう
に選ばれている。
ード・バンドパスフィルタの周波数特性を示す図であ
り、破線は反射特性を、実線は通過特性を示す。なお、
図12に示した特性は、菱形リング状金属膜33とし
て、頂点33e,33fを結ぶ方向の寸法が2.4m
m、頂点を33g,33hを結ぶ方向の寸法が2.4m
mであって、頂点33e,33fにおいて線幅が100
μm 、頂点33g,33hにおいて、線幅が200μm
となるように構成されている場合の特性を示す。
ても、2つのモードの共振が結合されて、バンドパスフ
ィルタとしての特性の得られることがわかる。また、第
1の実施例と同様に、第4の実施例においても、上記菱
形リング状金属膜33の線幅及び形状を変化させて、2
つのモードの共振を結合させるものであるため、入出力
結合回路5,6の結合点の位置をずらせることにより減
衰極の周波数を調整することができ、かつ線幅や形状を
変化させることにより帯域幅を容易に調整することがで
きる。また、入出力結合回路5,6は、必ずしも、金属
膜33の中心に対して中心角90°をなすように配置さ
れる必要はない。したがって、第1の実施例と同様にデ
ュアルモード・バンドパスフィルタの設計の自由度を大
幅に高め得る。
スフィルタでは、共振子を構成している矩形リング状金
属膜において生じる2つの共振モードが結合されるよう
に、矩形リング状金属膜の線幅及び形状が選ばれている
ため、入出力結合回路から入力電圧を印可した場合、矩
形リング状金属膜に生じた2つの共振モードが結合され
て、バンドパスフィルタとしての特性を得ることができ
る。この場合、入出力結合回路の結合点の位置を調整す
ることにより減衰極を容易に調整することができ、かつ
矩形リング状金属膜における線幅や形状を調整すること
により、帯域幅を容易に調整することができる。また、
入出力結合回路の金属膜に対する結合点の位置が、特定
の位置に限定されない。
特性を容易に実現でき、かつデュアルモード・バンドパ
スフィルタの設計の自由度を大幅に高めることができ
る。第2の発明に係るデュアルモード・バンドパスフィ
ルタでは、共振子を構成している菱形リング状金属膜に
おいて生じる2つの共振モードが結合されるように、菱
形リング状金属膜の線幅及び形状が選ばれているため、
入出力結合回路から入力電圧を印可した場合、菱形リン
グ状金属膜に生じた2つの共振モードが結合されて、バ
ンドパスフィルタとしての特性を得ることができる。こ
の場合、入出力結合回路の結合点の位置を調整すること
により減衰極を容易に調整することができ、かつ菱形リ
ング状金属膜における線幅や形状を調整することによ
り、帯域幅を容易に調整することができる。また、入出
力結合回路の金属膜に対する結合点の位置が、特定の位
置に限定されない。
バンドパスフィルタの外観を示す斜視図。
ィルタの要部を示す模式的平面図。
ィルタの周波数特性を示す図。
ィルタにおいて、入出力結合回路の結合点を変更した場
合の周波数特性の変化を示す図。
ィルタにおいて、矩形リング状金属膜の線幅を変化させ
た場合の周波数特性の変化を示す図。
ィルタにおいて、一対の辺に沿う部分の線幅を変更した
場合の周波数特性の変化を示す図。
ィルタの要部を示す模式的平面図。
ィルタの周波数特性を示す図。
ィルタの要部を示す模式的平面図。
フィルタの周波数特性を示す図。
パスフィルタの要部を示す模式的平面図。
パスフィルタの周波数特性を示す図。
の一例を説明するための模式的平面図。
の他の例を説明するための模式的平面図。
Claims (2)
- 【請求項1】 誘電体基板と、 前記誘電体基板の一方主面または誘電体基板内のある高
さ位置に形成されており、2つの共振モードが結合され
るように、線幅及び形状が設定されている、矩形リング
状金属膜と、 前記矩形リング状金属膜と誘電体基板層を介して対向す
るように、前記誘電体基板内部または誘電体基板の主面
に形成されたグラウンド電極と、 前記矩形リング状金属膜に結合されている入出力結合回
路とを備えることを特徴とする、デュアルモード・バン
ドパスフィルタ。 - 【請求項2】 誘電体基板と、 前記誘電体基板の一方主面または誘電体基板内のある高
さ位置に形成されており、2つの共振モードが結合され
るように、線幅及び形状が設定されている、菱形リング
状金属膜と、 前記菱形リング状金属膜と誘電体基板層を介して対向す
るように、前記誘電体基板内部または誘電体基板の主面
に形成されたグラウンド電極と、 前記菱形リング状金属膜に結合されている入出力結合回
路とを備えることを特徴とする、デュアルモード・バン
ドパスフィルタ。
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JP2000211662A JP3587139B2 (ja) | 2000-07-12 | 2000-07-12 | デュアルモード・バンドパスフィルタ |
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EP01116454A EP1172879B1 (en) | 2000-07-12 | 2001-07-06 | Dual-mode band-pass filter |
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