JP2002025649A - ファインピッチ用ヒートシールコネクタ部材の製造方法及びファインピッチ用ヒートシールコネクタ部材 - Google Patents

ファインピッチ用ヒートシールコネクタ部材の製造方法及びファインピッチ用ヒートシールコネクタ部材

Info

Publication number
JP2002025649A
JP2002025649A JP2000209229A JP2000209229A JP2002025649A JP 2002025649 A JP2002025649 A JP 2002025649A JP 2000209229 A JP2000209229 A JP 2000209229A JP 2000209229 A JP2000209229 A JP 2000209229A JP 2002025649 A JP2002025649 A JP 2002025649A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive
coating
connector member
layer
heat seal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000209229A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Murata
勝弘 村田
Mitsumasa Shibata
光正 芝田
Mitsuaki Horii
三明 堀井
Noriyuki Ishikawa
則之 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Graphite Industries Ltd
Original Assignee
Nippon Graphite Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Graphite Industries Ltd filed Critical Nippon Graphite Industries Ltd
Priority to JP2000209229A priority Critical patent/JP2002025649A/ja
Publication of JP2002025649A publication Critical patent/JP2002025649A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気的な接続信頼性に優れたファインピッチ
用ヒートシールコネクタ部材を得る。 【解決手段】 電子素子の電極とプリント回路基板の端
子とを機械的かつ電気的に接続するファインピッチ用ヒ
ートシールコネクタ部材を製造するにあたり、(A)ポ
リエステル製の可撓性絶縁基板フィルム1上に、絶縁性
樹脂塗料をスクリーン印刷法及びロールコーター法によ
り塗布後、加熱乾燥し、可撓性絶縁基板フィルム1上に
被膜2を形成し、(B)被膜2上に、導電性懸濁液塗料
をスクリーン印刷により所定のパターンに塗布し、加熱
乾燥して、導電パターン層3を形成し、次いで、(C)
導電パターン層3のみを覆うように、導電異方性懸濁液
塗料をスクリーン印刷により塗布し、加熱乾燥して、導
電異方性被覆層4を形成し、さらに、(D)前記導電異
方性被覆層上に、絶縁熱圧着性塗料をスクリーン印刷に
より塗布し、加熱乾燥して、絶縁熱圧着性層6を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の属する技術分野】
【0001】本発明は、液晶パネル、ECD(electroch
romic display)、太陽電池等の電子素子の電極と、プリ
ント回路基板の端子とを機械的かつ電気的に接続する、
ファインピッチ用ヒートシールコネクタ部材の製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、かかるコネクタ部材を得るには、
まず、可撓性絶縁基板フィルム上に、直にスクリーン印
刷することにより、導電性懸濁液塗料を所定のパターン
に塗布し、加熱乾燥して、導電パターン層を形成する。
【0003】次いで、導電異方性懸濁液塗料を導電パタ
ーン層のみを覆うように、スクリーン印刷により塗布
し、加熱乾燥して、導電異方性被覆層を形成し、導電パ
ターン層と導電異方性被覆層とを有する可撓性フィルム
が形成される。
【0004】かかる可撓性フィルムには、その全面に亘
り、絶縁熱圧着性塗料がスクリーン印刷により塗布さ
れ、加熱乾燥されて、絶縁熱圧着性層が形成され、所定
の寸法に切断されて、ヒートシールコネクタ部材(モノ
ソタイプ)が製造される。
【0005】また、前述したように可撓性フィルムを形
成した後、この可撓性フィルムの全面に亘り、粉末充填
剤を含む絶縁熱圧着性塗料をスクリーン印刷により塗布
し、加熱乾燥して、絶縁熱圧着性層を形成し、所定の寸
法に切断することにより、ヒートシールコネクタ部材
(アニソタイプ)が製造されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、かかるヒートシ
ールコネクタ部材の縦縞細条形のパターンを、ファイン
ピッチ化する要望が顕著になりつつある。
【0007】本発明は、電気的な接続信頼性に優れたフ
ァインピッチ用ヒートシールコネクタ部材を得ることを
課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子素子の電
極とプリント回路基板の端子とを機械的かつ電気的に接
続するファインピッチ用ヒートシールコネクタ部材を製
造するにあたり、(A)ポリエステル製の可撓性絶縁基
板フィルム上に、絶縁性樹脂塗料をスクリーン印刷法及
びロールコーター法により塗布後、加熱乾燥し、前記可
撓性絶縁基板フィルム上に被膜を形成し、(B)前記被
膜上に、導電性懸濁液塗料をスクリーン印刷により所定
のパターンに塗布し、加熱乾燥して、導電パターン層を
形成し、次いで、(C)前記導電パターン層のみを覆う
ように、導電異方性懸濁液塗料をスクリーン印刷により
塗布し、加熱乾燥して、導電異方性被覆層を形成し、さ
らに、(D)前記導電異方性被覆層上に、絶縁熱圧着性
塗料をスクリーン印刷により塗布し、加熱乾燥して、絶
縁熱圧着性層を形成することを特徴とする、ファインピ
ッチ用ヒートシールコネクタ部材(モノソタイプ)の製
造方法に係るものである。
【0009】また、本発明は、電子素子の電極とプリン
ト回路基板の端子とを機械的かつ電気的に接続するファ
インピッチ用ヒートシールコネクタ部材を製造するにあ
たり、(a)ポリエステル製の可撓性絶縁基板フィルム
上に、絶縁性樹脂塗料をスクリーン印刷法及びロールコ
ーター法により塗布後、加熱乾燥し、前記可撓性絶縁基
板フィルム上に被膜を形成し、次いで、(b)前記被膜
上に、導電性懸濁液塗料をスクリーン印刷により所定の
パターンに塗布し、加熱乾燥して、導電パターン層を形
成し、さらに、(c)前記導電パターン層上に、導電性
粉末充填剤を含む導電異方性熱圧着性塗料をスクリーン
印刷により塗布し、加熱乾燥して、導電異方性熱圧着性
層を形成することを特徴とする、ファインピッチ用ヒー
トシールコネクタ部材(アニソタイプ)の製造方法に係
るものである。
【0010】さらに、本発明は、かかる製造方法によっ
て製造したファインピッチ用ヒートシールコネクタ部材
に係るものである。
【0011】本発明者は、前述の従来の方法により、フ
ァインピッチ用ヒートシールコネクタ部材を製造しよう
と試みた。
【0012】しかし、本発明者は、かかる方法におい
て、スクリーン印刷時に、導電性懸濁液塗料が所定のフ
ァインピッチパターン通りに印刷できず、また、垂れ、
滲み等が発生することを見出した。
【0013】また、本発明者は、形成したファインピッ
チの導電パターンが、断線を起こし易く、コネクタ部材
と被着体とのピール強度が著しく弱くなることを見出し
た。
【0014】かかる現象は、コネクタ部材の縦縞細条形
のパターンをファインピッチ化すればするほど顕著にな
り、導電パターンのファインピッチ化は困難となった。
【0015】かかる知見の下、本発明者は、種々のファ
インピッチ用ヒートシールコネクタ部材を試作し、導電
性懸濁液塗料の垂れや、滲みの原因を検討した。
【0016】その結果、本発明者は、ポリエステル製の
可撓性絶縁樹脂基板フィルム上に、導電性懸濁液塗料を
スクリーン印刷により所定のパターンに塗布する際、か
かる可撓性絶縁樹脂フィルムに静電気が発生しているこ
とを突き止めた。
【0017】本発明者の研究によれば、かかる静電気
は、可撓性絶縁基板フィルム上をスクリーン印刷する際
に生じ、導電性懸濁液塗料の飛びを招き、垂れ及び滲み
の原因であることが分かった。
【0018】かかる知見の下、本発明者は、スクリーン
印刷時に生じる静電気を、かかる可撓性絶縁樹脂基板フ
ィルムから取り去るため、更に多くのヒートシールコネ
クタ部材を試作し、検討した。
【0019】その結果、本発明者は、かかる可撓性絶縁
樹脂基板フィルム上に、絶縁性樹脂塗料からなる被膜を
形成することで、スクリーン印刷時の静電気が防止でき
ることを見出した。
【0020】また、本発明者は、かかる被膜上に形成さ
れるファインピッチの導電パターンは、断線が著しく減
少し、コネクタ部材と被着体とのピール強度を大幅に向
上できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0021】本発明は、導電パターンのファインピッチ
化を妨げる原因が、スクリーン印刷する際にポリエステ
ル製の可撓性絶縁樹脂基板フィルム上に発生する静電気
にあることを解明し、絶縁性樹脂塗料から形成される被
膜が、かかる可撓性絶縁樹脂基板フィルムの静電気発生
を防止できること基づくものである。
【0022】本発明では、工程(A)又は(a)によ
り、可撓性絶縁基板フィルム上に絶縁性樹脂層からなる
被膜を形成し、次いで、従来のコネクタ部材と同様の工
程(B)(C)及び(D)、又は(b)及び(c)によ
り、導電パターン層と、導電異方性被覆層及び絶縁熱圧
着性層、又は導電性粉末充填剤を含む導電異方性熱圧着
性層を形成する。
【0023】本発明では、絶縁性樹脂塗料は、スクリー
ン印刷時に、導電性懸濁液塗料を、限りなく所定のファ
インピッチパターン通りに印刷できる(垂れ難い)機能
を有する。
【0024】また、本発明では、かかる絶縁性樹脂塗料
は、ポリエステル製の可撓性絶縁基板フィルムに静電気
が発生するのを防止し、印刷された導電性懸濁液塗料か
ら形成される導電パターン層が断線しない(飛びがな
い)機能を有する。
【0025】その上、本発明では、かかる絶縁性樹脂塗
料は、被着体とのピール強度を強固にできる機能を有し
ている。
【0026】本発明によれば、所定の絶縁性樹脂塗料か
ら形成される被膜により、導電性懸濁液塗料の垂れや滲
みがなくなるので、かかる被膜上に所望のファインピッ
チパターンの導電パターン層と、導電異方性被覆層及び
絶縁熱圧着性層、又は導電異方性熱圧着性層を形成する
ことができる。
【0027】また、本発明によれば、かかる被膜によ
り、導電性懸濁液塗料の飛びがなくなり、得られるヒー
トシールコネクタ部材は、要求されるファインピッチの
縦縞細条パターンを有すると共に、かかる被膜によっ
て、ピール強度等の基本的特性が大幅に向上し、極めて
高い接続信頼性を有するヒートシールコネクタ部材が得
られる。
【0028】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を説明
する。本発明では、ファインピッチ用ヒートシールコネ
クタ部材を製造するにあたって、ポリエステル製の可撓
性絶縁基板フィルムを用いる。
【0029】かかる可撓性絶縁基板フィルムは、ポリエ
ステルから形成され、所定の可撓性を有していれば、種
々の厚さのものを用いることができ、市販のものを用い
ることもできる。
【0030】本発明の工程A又はaで用いる絶縁性樹脂
塗料は、可撓性絶縁基板フィルム上にスクリーン印刷法
及びロールコーター法により塗布され、加熱乾燥して、
被膜を形成する。
【0031】かかる絶縁性樹脂塗料は、スクリーン印刷
法及びロールコーター法により塗布でき、得られる被膜
が可撓性絶縁基板フィルムの静電気を防止できる限り、
種々の材質及び物性のものを用いることができる。
【0032】代表的に、かかる絶縁性樹脂塗料は、ポリ
ウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹
脂、アクリル系樹脂及びフェノール系樹脂からなる群よ
り選ばれる少なくとも一種の樹脂を含有し、12.8±
5%の見掛固形分及び15〜40ポイズの粘度を有する
ことができる。
【0033】また、本発明の各工程(B)、(C)、
(D)、(b)及び(c)では、特に限定されることな
く、種々の塗料を用いることができる。代表的には、次
に示す塗料を用いることができる。
【0034】工程Bの導電性懸濁液塗料としては、
(1)粒度0.1〜60μmの銀粉末45重量%及び粒
度0.1〜60μmの黒鉛粉末10重量%と、(2)ク
ロロスルホン化ゴム20重量%と、(3)イソホロン1
5重量%およびジアセトンアルコール10重量%とを、
均一に混合、分散させた、見掛比重1.3、粘度500
0ポイズの導電性懸濁液塗料を用いることができる。
【0035】また、工程bの導電性懸濁液塗料として
は、(1)導電材として、粒度0.1〜60μmの銀粉
末45重量%及び粒度0.1〜60μmの黒鉛粉末10
重量%と、(2)クロロスルホン化ゴム20重量%と、
(3)イソホロン15重量%及びジアセトンアルコール
10重量%とを、均一に混合分散させた、見掛比重1.
3、粘度5000ポイズの導電性懸濁液塗料を用いるこ
とができる。
【0036】本発明では、かかる導電性懸濁液塗料を、
スクリーン印刷により、被膜上に所定のパターンで塗布
し、120℃の遠赤炉にて加熱乾燥することにより、導
電パターン層を形成することができる(工程B及び
b)。
【0037】本発明では、極めて微細な回路幅、例え
ば、0.3mm以下の回路間ピッチの導電パターン層に
おいても、導電性懸濁液塗料の垂れ、飛びが少ない。
【0038】また、本発明では、得られるコネクタ部材
は、被着体とのピール強度も強固になり、満足できる生
産性及び電気的な接続信頼性を有する。
【0039】本発明では、導電パターン層が、0.2〜
1.6mmのファインピッチ幅の場合にも適応できる。
また、本発明では、かかる導電パターン層が0.28〜
0.6mmのファインピッチ幅の場合に、コネクタ部材
の十分な生産性及び十分なピール強度等の接続信頼性を
得ることができる。
【0040】工程Cの導電異方性懸濁液塗料としては、
(i)導電異方性を付与する導電材として、粒度0.1
〜60μmの銀粉末35重量%及び0.1〜60μmの
黒鉛粉末5重量%と、(ii)クロロスルホン化ゴム2
0重量%と、(iii)イソホロン15重量%及びジア
セトンアルコール10重量%と、(iv)導電異方性を
付与する導電材として、粒度10〜30μmの金メッキ
したニッケル粉末15重量%とを、均一に混合分散させ
た、見掛比重1.2、粘度5000ポイズの導電異方性
懸濁液塗料を用いることができる。
【0041】本発明では、かかる導電異方性懸濁液塗料
を、スクリーン印刷により、導電パターン層上に塗布
し、120℃の遠赤炉にて加熱乾燥することにより、導
電異方性被覆層を形成することができる(工程C)。
【0042】工程Dの絶縁熱圧着性塗料としては、
(イ)クロロプレンゴム40重量%と、(ロ)イソホロ
ン30重量%及びメチルエチルケトン20重量%とから
なる組成を有し、見掛比重1.20、粘度300ポイズ
の絶縁熱圧着性塗料を用いることができる。
【0043】本発明では、かかる絶縁熱圧着性塗料を、
工程A、B及びCにより形成した被膜、導電パターン層
及び被覆層とからなる導電回路パターン及びその周辺の
残余の露出した被膜全体に亘って塗布し、120℃の遠
赤炉にて加熱乾燥することにより、絶縁熱圧着性層を形
成することができる(工程D)。
【0044】工程cの導電異方性熱圧着性塗料として
は、(イ)クロロプレンゴム40重量%と、(ロ)イソ
ホロン30重量%及びメチルエチルケトン20重量%
と、(ハ)導電異方性を付与する導電性粉末充填剤とし
て、粒度10〜40μmのニッケル粒子18重量%とか
らなる組成を有し、見掛比重1.20、粘度550ポイ
ズの導電異方性熱圧着性塗料を用いることができる。
【0045】本発明では、かかる導電異方性熱圧着塗料
を、工程a及びbにより形成した被膜と導電パターン層
とからなる導電回路パターン及びその周囲の残余の露出
した被膜全体に亘って塗布し、120℃の遠赤炉にて加
熱乾燥することにより、導電異方性熱圧着性層を形成す
ることができる(工程c)。
【0046】本発明を、図面を参照して、更に詳細に説
明する。図1は、本発明の一例の製造方法の一工程を示
す断面図である。図2は、本発明の一例の製造方法の他
の工程を示す断面図である。図3は、本発明の一例の製
造方法の更に他の工程を示す断面図である。図4は、本
発明の一例のファインピッチ用ヒートシールコネクタ部
材の断面図である。
【0047】図5は、本発明の他の例の製造方法の一工
程を示す断面図である。図6は、本発明の他の例の製造
方法の他の工程を示す断面図である。図7は、本発明の
他の例のファインピッチ用ヒートシールコネクタ部材の
断面図である。
【0048】図1〜4には、モノソタイプのコネクタ部
材の各製造工程の断面図及びかかるコネクタ部材の断面
図を示す。
【0049】図1は、可撓性絶縁基板フィルム1上に被
膜2を形成した状態を示す。図1に示すように、本発明
では、先ず、ポリエステル製の可撓性絶縁基板フィルム
1上に、絶縁性樹脂塗料をスクリーン印刷法及びロール
コーター法により塗布し、この塗料を加熱乾燥し、被膜
(絶縁性樹脂層)2を形成する(工程A)。
【0050】図2は、被膜2上に導電パターン層3を形
成した状態を示す。図2に示すように、本発明では、被
膜2の形成に次いで、導電性懸濁液塗料を、所定のパタ
ーンに従って、被膜2上にスクリーン印刷することによ
り塗布し、導電パターン層3を形成することができる
(工程B)。
【0051】図3は、導電パターン層3上に導電異方性
被覆層4を形成した状態を示す。図3に示すように、本
発明では、導電パターン層3の形成後、さらに、導電異
方性懸濁液塗料を、導電パターン層3上に重層するよう
にスクリーン印刷により塗布し、加熱乾燥して、導電異
方性被覆層4を形成できる(工程C)。なお、かかる導
電異方性懸濁液塗料には、導電異方性を付与するため、
図3に示すような導電材5を含むことができる。
【0052】図4は、導電異方性被覆層4及びその周囲
の被膜2の全面に亘って、絶縁熱圧着性層6を形成した
状態を示す。図4に示すように、本発明では、導電異方
性被覆層4を形成した後、絶縁熱圧着性塗料を、導電異
方性被覆層4とその周囲の被膜2の全面に亘り、スクリ
ーン印刷により塗布し、加熱乾燥することにより、絶縁
熱圧着性層6を形成し、ファインピッチ用ヒートシール
コネクタ部材7を製造することができる(工程D)。
【0053】図5〜7には、アニソタイプのコネクタ部
材の各製造工程の断面図及びかかるコネクタ部材の断面
図を示す。
【0054】図5は、可撓性絶縁基板フィルム11上に
被膜12を形成した状態を示す。図5に示すように、本
発明では、先ず、ポリエステル製の可撓性絶縁基板フィ
ルム11の上に、絶縁性樹脂塗料をスクリーン印刷法及
びロールコーター法により塗布し、加熱乾燥して、被膜
(絶縁性樹脂層)12を形成する(工程a)。
【0055】図6は、被膜12上に導電パターン層13
を形成した状態を示す。図6に示すように、本発明で
は、被膜12の形成に次いで、導電性懸濁液塗料を、所
定のパターンに従って、被膜2上にスクリーン印刷する
ことにより塗布し、導電パターン層13を形成すること
ができる(工程b)。
【0056】図7は、導電パターン層13及びその周囲
の被膜12の全面に亘って、導電異方性熱圧着性層14
を形成した状態を示す。図7に示すように、本発明で
は、導電パターン層13を形成した後、さらに、導電異
方性熱圧着性塗料を、導電パターン層13とその周囲の
被膜12の全面に亘り、スクリーン印刷により塗布し、
加熱乾燥することにより、導電異方性熱圧着性層14を
形成し、ファインピッチ用ヒートシールコネクタ部材1
7を製造することができる(工程c)。なお、導電異方
性熱圧着性塗料には、導電異方性を付与するため、図7
に示すような導電性粉末充填剤15を含有することがで
きる。
【0057】このようにして製造したコネクタ部材7,
17は、ポリエステル製の可撓性絶縁樹脂基板フィルム
1,11上に、被膜2,12が設けられており、スクリ
ーン印刷時の、導電性懸濁液塗料の塗布性が優れてお
り、導電性懸濁液塗料の垂れ、また、静電気による導電
性懸濁液塗料の飛びが起こらない。
【0058】本発明の製造方法を実施することにより、
コネクタ部材7,17は、効率良く製造することがで
き、更に、かかるコネクタ部材7,17は、熱圧着時に
おける被着体とのピール強度が高くなる。
【0059】本発明では、図1及び5に示すような、本
発明のファインピッチ用ヒートシールコネクタ部材を得
るための被処理体10,20は、図2〜4、6及び7に
示すように、モノソタイプ及びアニソタイプに共通して
用いることができる。
【0060】かかる被処理体10,20は、その被膜
2,12上に、図2〜4に示すような導電パターン層
3、導電異方性被覆層4及び絶縁熱圧着層6を形成する
か、又は図6及び7に示すような導電パターン層13及
び導電異方性熱圧着層14を形成できる。
【0061】
【実施例】本発明を、図面及び実施例を参照して、より
一層詳細に説明する。実施例1−1及び1−2は、モノ
ソタイプのコネクタ部材の製造例であり、実施例2−1
及び2−2は、アニソタイプのコネクタ部材の製造例で
ある。
【0062】実施例1−1 図1〜4に示すようにして、ファインピッチ用ヒートシ
ールコネクタ部材を製造する。厚さ25μmのポリエス
テルフィルムに、見掛固形分12.79%、粘度30ポ
イズのポリウレタン系樹脂塗料をスクリーン印刷により
塗布し、120℃の遠赤炉にて加熱乾燥することによ
り、絶縁性樹脂層(被膜)を形成する(工程A)。
【0063】工程Aで形成する絶縁性樹脂層上に、
(1)導電材として、粒度0.1〜60μmの銀粉末4
5重量%及び粒度0.1〜60μmの黒鉛粉末10重量
%と、(2)クロロスルホン化ゴム20重量%と、
(3)イソホロン15重量%およびジアセトンアルコー
ル10重量%とを均一に混合分散させた、見掛比重1.
3、粘度5000ポイズの導電性懸濁液塗料を、スクリ
ーン印刷により、所定のパターン(ピッチ=0.2mm
及び0.36mmの混合)で塗布し、120℃の遠赤炉
にて加熱乾燥することにより、導電パターン層を形成す
る(工程B)。
【0064】工程Bで形成する導電パターン層上に、
(i)導電異方性を付与する導電材として、粒度0.1
〜60μmの銀粉末35重量%及び0.1〜60μmの
黒鉛粉末5重量%と、(ii)クロロスルホン化ゴム2
0重量%と、(iii)イソホロン15重量%及びジア
セトンアルコール10重量%と、(iv)導電異方性を
付与する導電材として、粒度10〜30μmの金メッキ
したニッケル粉末15重量%とを均一に混合分散させ
た、見掛比重1.2、粘度5000ポイズの導電異方性
懸濁液塗料を、スクリーン印刷により塗布し、120℃
の遠赤炉にて加熱乾燥することで、導電異方性被覆層を
形成する(工程C)。
【0065】工程A、B及びCにより形成する、絶縁性
樹脂層、導電パターン層及び被覆層とからなる導電回路
パターン及びその周辺の残余の露出した絶縁性樹脂層全
体に亘って、次記の組成を有する絶縁熱圧着性塗料を塗
布し、120℃の遠赤炉にて加熱乾燥することで、絶縁
熱圧着性層を形成する(工程D)。
【0066】この絶縁熱圧着性塗料には、(イ)クロロ
プレンゴム40重量%と、(ロ)イソホロン30重量%
及びメチルエチルケトン20重量%とからなる組成を有
し、見掛比重1.20、粘度300ポイズのものを用い
る。
【0067】このようにして形成する導電異方性コネク
タ部材を所定の長さと幅に切断する。
【0068】実施例1−2 図1〜4に示すようにして、ファインピッチ用ヒートシ
ールコネクタ部材を製造する。厚さ25μのポリエステ
ルフィルムに、実施例1−1と同じ絶縁性樹脂塗料をス
クリーン印刷により塗布し、120℃の遠赤炉にて加熱
乾燥することにより、絶縁性樹脂層(被膜)を形成する
(工程A)。
【0069】工程Aで形成する絶縁性樹脂層上に、実施
例1−1と同じ導電性懸濁液塗料〔(1)+(2)+
(3)〕をスクリーン印刷により、所定のパターン(ピ
ッチ=1.6mm)に塗布し、120℃の遠赤炉にて加
熱乾燥することで、導電パターン層を形成する(工程
B)。
【0070】工程Bで形成する導電パターン層上に、実
施例1−1と同じ導電異方性懸濁液塗料〔(i)+(i
i)+(iii)+(iv)〕をスクリーン印刷により
塗布し、120℃の遠赤炉にて加熱乾燥し、導電異方性
被覆層を形成する(工程C)。
【0071】工程A、B及びCで形成する、絶縁性樹脂
層、導電パターン層及び被覆層とからなる導電回路パタ
ーン及びその周囲の残余の露出した絶縁性樹脂層全体に
亘って、実施例1−1と同じ絶縁熱圧着性塗料〔(イ)
+(ロ)〕を塗布し、120℃の遠赤炉にて加熱乾燥す
ることで、絶縁熱圧着性層を形成する(工程D)。
【0072】このようにして形成する導電異方性コネク
タ部材を所定の長さと幅に切断する。
【0073】実施例2−1 図5〜7に示すようにして、ファインピッチ用ヒートシ
ールコネクタ部材を製造する。厚さ25μのポリエステ
ルフィルムに、見掛固形分12.79%、粘度30ポイ
ズのポリウレタン系樹脂塗料をスクリーン印刷により塗
布し、120℃の遠赤炉にて加熱乾燥して、絶縁性樹脂
層(被膜)を形成する(工程a)。
【0074】工程aで形成する絶縁性樹脂層上に、実施
例1−1と同じ導電性懸濁液塗料〔(1)+(2)+
(3)〕をスクリーン印刷により、所定のパターン(ピ
ッチ=0.6mm)に塗布し、120℃の遠赤炉にて加
熱乾燥し、導電パターン層を形成する(工程b)。
【0075】工程a及びbにより形成する、絶縁性樹脂
層と導電パターン層とからなる導電回路パターン及びそ
の周囲の残余の露出した絶縁性樹脂層全体に亘って、次
記の組成を有する導電異方性熱圧着性塗料を塗布し、1
20℃の遠赤炉にて加熱乾燥して、導電異方性熱圧着性
層を形成する(工程c)。
【0076】この導電異方性熱圧着性塗料には、(ハ)
クロロプレンゴム40重量%と、(ニ)イソホロン30
重量%及びメチルエチルケトン20重量%と、(ホ)導
電異方性を付与する導電性粉末充填剤として、粒度10
〜40μmのニッケル粒子18重量%とからなる組成を
有し、見掛比重1.20、粘度550ポイズのものを用
いる。
【0077】このようにして形成する導電異方性コネク
タ部材を所定の長さと幅に切断する。
【0078】実施例2−2 図5〜7に示すようにして、ファインピッチ用ヒートシ
ールコネクタ部材を製造する。厚さ25μのポリエステ
ルフィルムに、見掛固形分12.79%、粘度30ポイ
ズのポリウレタン系樹脂を、スクリーン印刷により塗布
し、120℃の遠赤炉にて加熱乾燥することで、絶縁性
樹脂層(被膜)を形成する(工程a)。
【0079】工程aで形成する絶縁性樹脂層上に、
(1)導電材として、粒度10〜20μmの黒鉛粉末2
0重量%と、(2)クロロスルホン化ゴム20重量%
と、(3)イソホロン50重量%とを、均一に混合分散
させた、見掛比重1.3、粘度1900ポイズの導電性
懸濁液塗料を、スクリーン印刷により、所定のパターン
(ピッチ=0.6mm)に塗布し、120℃の遠赤炉に
て加熱乾燥することにより、導電パターン層を形成する
(工程b)。
【0080】工程a及びbにより形成する、絶縁性樹脂
層と導電パターン層とからなる導電回路パターン及びそ
の周囲の残余の露出した絶縁性樹脂層全体に亘って、実
施例2−1と同じ導電異方性熱圧着性塗料〔(ハ)+
(ニ)+(ホ)〕を塗布し、120℃の遠赤炉にて加熱
乾燥することにより、導電異方性熱圧着性層を形成する
(工程c)。
【0081】このようにして形成する導電異方性コネク
タ部材を所定の長さと幅に切断する。
【0082】実施例1−1、1−2、2−1及び2−2
においては、いずれも、導電性懸濁液塗料の垂れ、滲み
及び飛びが見られず、所定のファインピッチパターンの
導電パターン層が形成できる。
【0083】また、導電異方性コネクタ部材のピール強
度を、次のようにして測定する。圧着ピーク温度:15
5℃、圧着時間:13秒、圧着幅:3mm、圧力45k
gf/cm(4.41MPa)として、スライドガラ
スに圧着し、圧着したヒートシールのピール強度を引張
圧縮試験機〔今田製作所(株)製のSV5 5020〕
にて測定する。結果を表1に示す。なお、表中の比較例
では、絶縁性樹脂塗料による被膜を形成することなく、
各ピッチのコネクタ部材を作製する。
【0084】
【表1】
【0085】上記の実施例1−1、1−2、2−1及び
2−2の結果、並びに表1から分かるように、各例のコ
ネクタ部材は、所定の精度でファインピッチ化すること
ができると共に、絶縁性樹脂塗料による被膜を設けてい
ないコネクタ部材よりも著しく高いピール強度を示す。
また、本発明にかかる被膜を絶縁性樹脂塗料から形成す
れば、ファインピッチ化(ピッチ:0.2〜1.6m
m)すると否とに関わらず、コネクタ部材のピール強度
を大幅に向上することができる。
【0086】
【発明の効果】本発明によれば、絶縁性樹脂塗料から形
成する被膜上に導電パターン層を印刷することにより、
ファインピッチ化する際の導電性懸濁液塗料の垂れ、滲
み及び飛びを解消し、コネクタ部材に要求される導電パ
ターンの精度や、ピール強度等の接続信頼性を大幅に向
上させることができ、より一層ファインピッチ化された
ヒートシールコネクタ部材を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一例の製造方法の一工程を示す断面
図である。
【図2】 本発明の一例の製造方法の他の工程を示す断
面図である。
【図3】 本発明の一例の製造方法の更に他の工程を示
す断面図である。
【図4】 本発明の一例のファインピッチ用ヒートシー
ルコネクタ部材の断面図である。
【図5】 本発明の他の例の製造方法の一工程を示す断
面図である。
【図6】 本発明の他の例の製造方法の他の工程を示す
断面図である。
【図7】 本発明の他の例のファインピッチ用ヒートシ
ールコネクタ部材の断面図である。
【符号の説明】
1,11 可撓性絶縁基板フィルム 2,12 被膜(絶縁性樹脂層) 3,13 導電パターン層 4 導電異方性被覆層 5 導電材 6 絶縁熱圧着性層 7,17 ファインピッチ用ヒートシールコネクタ部材 14 導電異方性熱圧着性層 15 導電性粉末充填剤 10,20 被処理体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F006 AA35 AB24 AB35 AB37 BA07 CA08 DA04 5E319 AA03 AC01 AC03 CC61 CD26 GG01 GG09 5G435 AA17 BB12 EE45 HH14 KK05 LL08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子素子の電極とプリント回路基板の端
    子とを機械的かつ電気的に接続するファインピッチ用ヒ
    ートシールコネクタ部材を製造するにあたり、(A)ポ
    リエステル製の可撓性絶縁基板フィルム上に、絶縁性樹
    脂塗料をスクリーン印刷法及びロールコーター法により
    塗布後、加熱乾燥し、前記可撓性絶縁基板フィルム上に
    被膜を形成し、(B)前記被膜上に、導電性懸濁液塗料
    をスクリーン印刷により所定のパターンに塗布し、加熱
    乾燥して、導電パターン層を形成し、次いで、(C)前
    記導電パターン層のみを覆うように、導電異方性懸濁液
    塗料をスクリーン印刷により塗布し、加熱乾燥して、導
    電異方性被覆層を形成し、さらに、(D)前記導電異方
    性被覆層上に、絶縁熱圧着性塗料をスクリーン印刷によ
    り塗布し、加熱乾燥して、絶縁熱圧着性層を形成する、
    ことを特徴とする、ファインピッチ用ヒートシールコネ
    クタ部材の製造方法。
  2. 【請求項2】 電子素子の電極とプリント回路基板の端
    子とを機械的かつ電気的に接続するファインピッチ用ヒ
    ートシールコネクタ部材を製造するにあたり、(a)ポ
    リエステル製の可撓性絶縁基板フィルム上に、絶縁性樹
    脂塗料をスクリーン印刷法及びロールコーター法により
    塗布後、加熱乾燥し、前記可撓性絶縁基板フィルム上に
    被膜を形成し、次いで、(b)前記被膜上に、導電性懸
    濁液塗料をスクリーン印刷により所定のパターンに塗布
    し、加熱乾燥して、導電パターン層を形成し、さらに、
    (c)前記導電パターン層上に、導電性粉末充填剤を含
    む導電異方性熱圧着性塗料をスクリーン印刷により塗布
    し、加熱乾燥して、導電異方性熱圧着性層を形成する、
    ことを特徴とする、ファインピッチ用ヒートシールコネ
    クタ部材の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記絶縁性樹脂塗料が、ポリウレタン系
    樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂及びフェノ
    ール系樹脂からなる群より選ばれる少なくとも一種の樹
    脂を含有しており、12.8±5%の見かけ固形分及び
    15〜40ポイズの粘度を有することを特徴とする、請
    求項1又は2記載のファインピッチ用ヒートシールコネ
    クタ部材の製造方法。
  4. 【請求項4】 電子素子の電極とプリント回路基板の端
    子とを機械的かつ電気的に接続する、ファインピッチ用
    ヒートシールコネクタ部材であって、 前記ファインピッチ用ヒートシールコネクタ部材が、ポ
    リエステル製の可撓性絶縁基板フィルムと、前記可撓性
    絶縁基板フィルム上の被膜と、前記被膜上の所定パター
    ンの導電パターン層と、前記導電パターン層上の導電異
    方性被覆層と、前記導電異方性被覆層上の絶縁熱圧着性
    層とから成り、前記被膜が絶縁性樹脂塗料から形成され
    ていることを特徴とする、ファインピッチ用ヒートシー
    ルコネクタ部材。
  5. 【請求項5】 電子素子の電極とプリント回路基板の端
    子とを機械的かつ電気的に接続する、ファインピッチ用
    ヒートシールコネクタ部材であって、 前記ファインピッチ用ヒートシールコネクタ部材が、ポ
    リエステル製の可撓性絶縁基板フィルムと、前記可撓性
    絶縁基板フィルム上の被膜と、前記被膜上の所定パター
    ンの導電パターン層と、前記導電パターン層上の導電異
    方性熱圧着性層とから成り、前記被膜が絶縁性樹脂塗料
    から形成されており、前記導電異方性熱圧着性層が導電
    性粉末充填剤を含むことを特徴とする、ファインピッチ
    用ヒートシールコネクタ部材。
JP2000209229A 2000-07-11 2000-07-11 ファインピッチ用ヒートシールコネクタ部材の製造方法及びファインピッチ用ヒートシールコネクタ部材 Pending JP2002025649A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000209229A JP2002025649A (ja) 2000-07-11 2000-07-11 ファインピッチ用ヒートシールコネクタ部材の製造方法及びファインピッチ用ヒートシールコネクタ部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000209229A JP2002025649A (ja) 2000-07-11 2000-07-11 ファインピッチ用ヒートシールコネクタ部材の製造方法及びファインピッチ用ヒートシールコネクタ部材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002025649A true JP2002025649A (ja) 2002-01-25

Family

ID=18705670

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000209229A Pending JP2002025649A (ja) 2000-07-11 2000-07-11 ファインピッチ用ヒートシールコネクタ部材の製造方法及びファインピッチ用ヒートシールコネクタ部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002025649A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019134087A (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 三国電子有限会社 接続構造体および接続構造体の作製方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019134087A (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 三国電子有限会社 接続構造体および接続構造体の作製方法
JP7185252B2 (ja) 2018-01-31 2022-12-07 三国電子有限会社 接続構造体の作製方法
US11735556B2 (en) 2018-01-31 2023-08-22 Mikuni Electron Corporation Connection structure

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI248777B (en) Method for connecting microcircuits and connection structure by the same
US5084211A (en) Anisotropically electroconductive adhesive
JP2000178511A (ja) 多層異方導電性接着剤およびその製造方法
US6675474B2 (en) Electronic component mounted member and repair method thereof
JPH03152992A (ja) 印刷回路板及びその製造方法
JP4724369B2 (ja) 導電粒子の製造方法
JP2648712B2 (ja) 異方導電性接着剤およびその異方導電性接着剤を使用した電極間を電気的に接続する方法並びにその方法により形成される電気回路基板
JP2006245140A (ja) 回路端子の接続構造及び接続方法
JP2002025649A (ja) ファインピッチ用ヒートシールコネクタ部材の製造方法及びファインピッチ用ヒートシールコネクタ部材
JP2644717B2 (ja) シート状異方導電性接着剤
JP2002222701A (ja) チップ状電子部品およびチップ抵抗器
JPH02877B2 (ja)
JPS5812586B2 (ja) 液晶表示管用フイルム状電極コネクタの製造方法
KR102352029B1 (ko) 서미스터 소자 및 그 제조 방법
JP2002362987A (ja) 電子部品およびその製造方法
JPH01198092A (ja) コネクター機能を有するプリント配線板およびその接続方法
JP3258550B2 (ja) ファインピッチヒートシールコネクタ用三層構造導電異方性帯状部材およびその製造方法
JP3417964B2 (ja) 電子部品とその製造方法
JP4020335B2 (ja) ヒートシールコネクター
JP2594644B2 (ja) ピン付きヒートシールコネクタの製造方法
JP4056772B2 (ja) ヒートシールコネクタの製造方法
JPH1140225A (ja) ファインピッチ用導電異方性ヒートシールコネクタ部材と製造方法
JPS6215777A (ja) フイルム状コネクタ及びその製造方法
JP3672840B2 (ja) 異方導電性組成物
JPH0113629B2 (ja)