JP2002024946A - 商品販売情報処理システム及びこのシステムに使用する商品販売情報処理装置並びにこのシステムの表示方法 - Google Patents

商品販売情報処理システム及びこのシステムに使用する商品販売情報処理装置並びにこのシステムの表示方法

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JP2002024946A
JP2002024946A JP2000205203A JP2000205203A JP2002024946A JP 2002024946 A JP2002024946 A JP 2002024946A JP 2000205203 A JP2000205203 A JP 2000205203A JP 2000205203 A JP2000205203 A JP 2000205203A JP 2002024946 A JP2002024946 A JP 2002024946A
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card
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Hideo Karasawa
秀夫 唐沢
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Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客が特定のエリア内に入ったとき客用表示
器にその顧客に応じたメッセージ表示を行い、しかも、
オペレータに作業負担をかけない。 【解決手段】 顧客識別ID、表示内容制限情報等の顧
客情報を格納したメモリ、無線通信装置を設けた非接触
型ICカード8と、客用表示器6、各種基本メッセージ
及び各種属性メッセージを格納した第2のメモリ、エリ
アA1内においてICカードと無線通信が可能な無線通
信装置9を設け、商品販売情報を登録処理する電子キャ
ッシュレジスタ3からなり、キャッシュレジスタはエリ
アA1内のICカードに通信要求を行い、ICカードは
通信要求を受信するとメモリから顧客情報を読み出して
キャッシュレジスタに無線送信する。キャッシュレジス
タは顧客情報を受信するとメモリから顧客情報に適した
基本メッセージ及び属性メッセージを表示内容制限情報
に基づいて読み出し客用表示器に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触型ICカー
ドと商品販売情報を処理する商品販売情報処理装置とか
らなる商品販売情報処理システム及びそのシステムの表
示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】商品販売情報処理装置、例えば、POS
(販売時点情報管理)端末として使用される電子キャッ
シュレジスタにおいては、オペレータ用表示器の他に客
用表示器を備え、この客用表示器を顧客側に向けて登録
処理した商品個々の金額、その合計金額、釣り銭などを
表示するようにしたものが知られている。また、このよ
うな電子キャッシュレジスタにおいて、メモリにサービ
スメッセージを記憶しておき、全ての顧客に対して客用
表示器を使用して同一のサービスメッセージを表示する
ものが知られている。さらに、このような電子キャッシ
ュレジスタにおいて、会員カードを使用して顧客毎のサ
ービスポイントを管理し、商品の登録時に該当する顧客
の累計ポイントを客用表示器に表示するものが知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電子キャッシュレジスタは、全ての顧客に対して同一の
サービスメッセージを一律に表示するものであり、顧客
に応じたメッセージ表示ができなかった。また、客用表
示器に顧客の累計ポイントを表示してもその累計ポイン
トが消去されるのは、例えば、次の顧客に対する商品登
録操作を開始したときなどになっていたため、他人に累
計ポイントを見られる可能性があり顧客に不快感を与え
るという問題があった。
【0004】そこで、請求項1乃至3記載の発明は、顧
客情報を記憶したICカードの顧客情報を使用して顧客
が特定のエリア内に入ったとき客用表示器にその顧客に
応じたメッセージ表示ができ、しかも、ICカードから
顧客情報を読取るときに商品販売情報処理装置を操作す
るオペレータに作業負担をかけることがない商品販売情
報処理システムを提供する。
【0005】また、請求項1記載の発明は、さらに、メ
ッセージ表示内容を顧客の要望に応じて変更することが
できる商品販売情報処理システムを提供する。また、請
求項2記載の発明は、さらに、メッセージ表示内容を他
人に見られる虞が無い商品販売情報処理システムを提供
する。
【0006】また、請求項3記載の発明は、さらに、顧
客が特定のエリア内に入ったとき客用表示器にその顧客
への商品販売実績に対応して与えられるポイントの前回
までの累計ポイント及び今回の商品販売実績に対応して
与えられるポイントを加算した新たな累計ポイントを表
示でき、サービスを向上できる商品販売情報処理システ
ムを提供する。
【0007】また、請求項4乃至6記載の発明は、顧客
情報を記憶したICカードの顧客情報を使用して顧客が
特定のエリア内に入ったとき客用表示器にその顧客に応
じたメッセージ表示ができる商品販売情報処理システム
の表示方法を提供する。
【0008】また、請求項4記載の発明は、さらに、メ
ッセージ表示内容を顧客の要望に応じて変更することが
できる商品販売情報処理システムの表示方法を提供す
る。また、請求項5記載の発明は、さらに、メッセージ
表示内容を他人に見られる虞が無い商品販売情報処理シ
ステムの表示方法を提供する。
【0009】また、請求項6記載の発明は、さらに、顧
客が特定のエリア内に入ったとき客用表示器にその顧客
への商品販売実績に対応して与えられるポイントの前回
までの累計ポイント及び今回の商品販売実績に対応して
与えられるポイントを加算した新たな累計ポイントを表
示でき、サービスを向上できる商品販売情報処理システ
ムの表示方法を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
非接触型ICカードと、商品販売情報を処理する商品販
売情報処理装置とからなり、ICカードは、顧客識別I
D、表示内容制限情報等の顧客情報を格納した第1のメ
モリと、第1の無線通信装置と、この第1の無線通信装
置が商品販売情報処理装置からの通信要求を受信すると
第1のメモリから顧客情報を読み出し第1の無線通信装
置を介して商品販売情報処理装置に無線送信する制御手
段を設け、商品販売情報処理装置は、客用表示器と、こ
の客用表示器に表示すべき顧客に対する各種基本メッセ
ージ及び各種属性メッセージを格納した第2のメモリ
と、顧客が客用表示器によるメッセージ表示を確認でき
る範囲で設定したエリア内においてICカードの第1の
無線通信装置と無線通信が可能な第2の無線通信装置
と、この第2の無線通信装置からICカードに通信要求
を無線送信したときに第2の無線通信装置がICカード
からの顧客情報を受信すると第2のメモリから顧客情報
に適した基本メッセージ及び属性メッセージを表示内容
制限情報に基づいて読み出し客用表示器に表示させる表
示制御手段を設けた商品販売情報処理システムにある。
【0011】請求項2記載の発明は、客用表示器と、こ
の客用表示器に表示すべき顧客に対する各種基本メッセ
ージ及び各種属性メッセージを格納したメモリと、顧客
が客用表示器によるメッセージ表示を確認できる範囲で
設定したエリア内において顧客識別ID、表示内容制限
情報等の顧客情報を記憶した非接触型無線式ICカード
と無線通信が可能な無線通信装置と、この無線通信装置
からICカードに通信要求を無線送信したときに無線通
信装置がICカードからの顧客情報を受信するとメモリ
から顧客情報に適した基本メッセージ及び属性メッセー
ジを表示内容制限情報に基づいて読み出し客用表示器に
表示させる表示制御手段を設けた商品販売情報処理シス
テムに使用する商品販売情報処理装置にある。
【0012】請求項3記載の発明は、非接触型ICカー
ドと、商品販売情報を処理する商品販売情報処理装置と
からなり、ICカードは、顧客識別ID等の顧客情報を
格納した第1のメモリと、第1の無線通信装置と、この
第1の無線通信装置が商品販売情報処理装置からの通信
要求を受信すると第1のメモリから顧客情報を読み出し
第1の無線通信装置を介して商品販売情報処理装置に無
線送信する制御手段を設け、商品販売情報処理装置は、
客用表示器と、この客用表示器に表示すべき顧客に対す
る各種基本メッセージ及び各種属性メッセージを格納し
た第2のメモリと、顧客が客用表示器によるメッセージ
表示を確認できる範囲で設定したエリア内においてIC
カードの第1の無線通信装置と無線通信が可能な第2の
無線通信装置と、この第2の無線通信装置からICカー
ドに通信要求を無線送信したときに第2の無線通信装置
がICカードからの顧客情報を受信すると第2のメモリ
から顧客情報に適した基本メッセージ及び属性メッセー
ジを読み出して客用表示器に表示させる表示制御手段
と、ICカードとの通信が途絶えるか、ICカードから
受信した顧客情報の顧客識別IDが変化したとき、客用
表示器の表示を消去する表示消去手段を設けた商品販売
情報処理システムにある。
【0013】請求項4記載の発明は、客用表示器と、こ
の客用表示器に表示すべき顧客に対する各種基本メッセ
ージ及び各種属性メッセージを格納したメモリと、顧客
が客用表示器によるメッセージ表示を確認できる範囲で
設定したエリア内において顧客識別ID等の顧客情報を
記憶した非接触型無線式ICカードと無線通信が可能な
無線通信装置と、この無線通信装置からICカードに通
信要求を無線送信したときに無線通信装置がICカード
からの顧客情報を受信するとメモリから顧客情報に適し
た基本メッセージ及び属性メッセージを読み出して客用
表示器に表示させる表示制御手段と、ICカードとの通
信が途絶えるか、ICカードから受信した顧客情報の顧
客識別IDが変化したとき、客用表示器の表示を消去す
る表示消去手段を設けた商品販売情報処理システムに使
用する商品販売情報処理装置にある。
【0014】請求項5記載の発明は、非接触型ICカー
ドと、商品販売情報を処理する商品販売情報処理装置と
からなり、ICカードは、顧客識別ID、この顧客への
商品販売実績に対応して与えられるポイントを累計した
累計ポイント等の顧客情報を格納した第1のメモリと、
第1の無線通信装置と、この第1の無線通信装置が商品
販売情報処理装置からの通信要求を受信すると第1のメ
モリから顧客情報を読み出し第1の無線通信装置を介し
て商品販売情報処理装置に無線送信する制御手段を設
け、商品販売情報処理装置は、客用表示器と、この客用
表示器に表示すべき顧客に対する各種基本メッセージ及
び各種属性メッセージを格納した第2のメモリと、顧客
が客用表示器によるメッセージ表示を確認できる範囲で
設定したエリア内においてICカードの第1の無線通信
装置と無線通信が可能な第2の無線通信装置と、この第
2の無線通信装置からICカードに通信要求を無線送信
したときに第2の無線通信装置がICカードからの顧客
情報を受信するとその顧客情報に含まれる前回までの累
計ポイントを客用表示器に表示させ、続いて、今回の商
品販売実績に基づいて与えられるポイントを前回までの
累計ポイントに加算した新たな累計ポイントとともに第
2のメモリから顧客情報に適した基本メッセージ及び属
性メッセージを読み出して客用表示器に表示させる表示
制御手段を設け、新たな累計ポイントに基づいてICカ
ードの第1のメモリに格納した累計ポイントを書き換え
る商品販売情報処理システムにある。
【0015】請求項6記載の発明は、客用表示器と、こ
の客用表示器に表示すべき顧客に対する各種基本メッセ
ージ及び各種属性メッセージを格納したメモリと、顧客
が客用表示器によるメッセージ表示を確認できる範囲で
設定したエリア内において顧客識別ID、この顧客への
商品販売実績に対応して与えられるポイントを累計した
累計ポイント等の顧客情報を記憶した非接触型無線式I
Cカードと無線通信が可能な無線通信装置と、この無線
通信装置からICカードに通信要求を無線送信したとき
に無線通信装置がICカードからの顧客情報を受信する
とその顧客情報に含まれる前回までの累計ポイントを客
用表示器に表示させ、続いて、今回の商品販売実績に基
づいて与えられるポイントを前回までの累計ポイントに
加算した新たな累計ポイントとともにメモリから顧客情
報に適した基本メッセージ及び属性メッセージを読み出
して客用表示器に表示させる表示制御手段を設けた商品
販売情報処理システムに使用する商品販売情報処理装置
にある。
【0016】請求項7記載の発明は、顧客識別ID、表
示内容制限情報等の顧客情報を格納した第1のメモリ及
び第1の無線通信装置を設けた非接触型ICカードと、
客用表示器、この客用表示器に表示すべき顧客に対する
各種基本メッセージ及び各種属性メッセージを格納した
第2のメモリ及び顧客が客用表示器によるメッセージ表
示を確認できる範囲で設定したエリア内においてICカ
ードの第1の無線通信装置と無線通信が可能な第2の無
線通信装置を設け、商品販売情報を処理する商品販売情
報処理装置からなり、先ず、商品販売情報処理装置はエ
リア内のICカードに通信要求を無線送信し、ICカー
ドは通信要求を受信すると第1のメモリから顧客情報を
読み出し第1の無線通信装置を介して商品販売情報処理
装置に無線送信し、商品販売情報処理装置は第2の無線
通信装置がICカードから顧客情報を受信すると第2の
メモリから顧客情報に適した基本メッセージ及び属性メ
ッセージを表示内容制限情報に基づいて読み出し客用表
示器に表示させる商品販売情報処理システムの表示方法
にある。
【0017】請求項8記載の発明は、顧客識別ID等の
顧客情報を格納した第1のメモリ及び第1の無線通信装
置を設けた非接触型ICカードと、客用表示器、この客
用表示器に表示すべき顧客に対する各種基本メッセージ
及び各種属性メッセージを格納した第2のメモリ及び顧
客が客用表示器によるメッセージ表示を確認できる範囲
で設定したエリア内においてICカードの第1の無線通
信装置と無線通信が可能な第2の無線通信装置を設け、
商品販売情報を処理する商品販売情報処理装置からな
り、先ず、商品販売情報処理装置はエリア内のICカー
ドに通信要求を無線送信し、ICカードは通信要求を受
信すると第1のメモリから顧客情報を読み出し第1の無
線通信装置を介して商品販売情報処理装置に無線送信
し、商品販売情報処理装置は第2の無線通信装置がIC
カードから顧客情報を受信すると第2のメモリから顧客
情報に適した基本メッセージ及び属性メッセージを読み
出して客用表示器に表示させ、その後、ICカードがエ
リアから出ることで通信が途絶えるか、別のICカード
がエリア内に入って受信する顧客情報の顧客識別IDが
変化したとき、客用表示器の表示を消去する商品販売情
報処理システムの表示方法にある。
【0018】請求項9記載の発明は、顧客識別ID、こ
の顧客への商品販売実績に対応して与えられるポイント
を累計した累計ポイント等の顧客情報を格納した第1の
メモリ及び第1の無線通信装置を設けた非接触型ICカ
ードと、客用表示器、この客用表示器に表示すべき顧客
に対する各種基本メッセージ及び各種属性メッセージを
格納した第2のメモリ及び顧客が客用表示器によるメッ
セージ表示を確認できる範囲で設定したエリア内におい
てICカードの第1の無線通信装置と無線通信が可能な
第2の無線通信装置を設け、商品販売情報を処理する商
品販売情報処理装置からなり、先ず、商品販売情報処理
装置はエリア内のICカードに通信要求を無線送信し、
ICカードは通信要求を受信すると第1のメモリから顧
客情報を読み出し第1の無線通信装置を介して商品販売
情報処理装置に無線送信し、商品販売情報処理装置は第
2の無線通信装置がICカードから顧客情報を受信する
とその顧客情報に含まれる前回までの累計ポイントを客
用表示器に表示させ、続いて、今回の商品販売実績に基
づいて与えられるポイントを前回までの累計ポイントに
加算した新たな累計ポイントとともに第2のメモリから
顧客情報に適した基本メッセージ及び属性メッセージを
読み出して客用表示器に表示させる商品販売情報処理シ
ステムの表示方法にある。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1はスーパーマーケット等の量
販店のチェックアウト部を上面から見た配置図で、顧客
が購入する商品を入れた買い物かごを置くための長方形
状のサッカー台1の上に商品に付されているバーコード
を読取るためのバーコードスキャナー2が設置され、ま
た、サッカー台1の後端部の一方の側に商品販売情報処
理装置本体を構成する電子キャッシュレジスタ3を配置
している。この電子キャッシュレジスタ3はPOS端末
を構成し、店全体の管理を行う上位機器であるストアプ
ロセッサに通信回線を介して接続されている。この電子
キャッシュレジスタ3にはキーボード4、オペレータ用
表示器5、客用表示器6等が設けられている。
【0020】前記バーコードスキャナー2の側部には顧
客7が所持している非接触型ICカード8と無線通信す
る第2の無線通信装置9が設置されている。すなわち、
前記第2の無線通信装置9はサッカー台1の他方の側を
通過する顧客7が前記客用表示器6に表示されている内
容を確実に確認できる範囲で設定したエリアA1内にお
いて前記ICカード8と無線通信が可能になっている。
【0021】前記ICカード8は、図2に示すように、
制御手段を構成するマイクロプロセッサ81、第1のメ
モリ82、第1の無線通信装置83、アンテナ84を内
蔵している。すなわち、前記ICカード8は非接触型無
線式ICカードになっている。
【0022】前記第1のメモリ82には、図3に示すよ
うに、顧客識別ID、顧客姓名、表示内容制限情報であ
る開示禁止情報、顧客ランク情報、顧客への商品販売実
績に対応して与えられるポイントを累計した累計ポイン
ト、顧客の趣味等の顧客属性情報からなる顧客情報が格
納されている。この顧客情報の設定はすべて店側で行う
が、開示禁止情報の項目設定は顧客の要望に従って行う
ようになっている。
【0023】図4は電子キャッシュレジスタ3の構成を
示すブロック図で、制御部本体を構成するCPU(中央
処理装置)31、このCPU31が各部を制御するため
のプログラムデータ等を格納したROM(リード・オン
リー・メモリ)32、データ処理のための各種メモリや
商品販売情報を登録する登録メモリ等を設けたRAM
(ランダム・アクセス・メモリ)33、前記バーコード
スキャナー2を制御するスキャナコントローラ34、前
記キーボード4を制御するキーボードコントローラ3
5、前記オペレータ用表示器5及び客用表示器6を制御
する表示コントローラ36、レシートへの印字を行うプ
リンタ37を制御するプリンタコントローラ38、前記
第2の無線通信装置9を接続したI/Oポート39、上
位のストアプロセッサと通信回線を介して情報の送受信
を行うインターフェース40を設けている。前記CPU
31、ROM32、RAM33、各コントローラ34、
35、36、38、I/Oポート39及びインターフェ
ース40はバスライン41によって互いに電気的に接続
している。
【0024】前記キーボード4には、図5に示すよう
に、商品を部門登録するのに使用する複数の部門キー4
2、置数キー43、置数クリア等に使用するクリアキー
44、商品を単品登録するために使用するPLU(プラ
イス・ルック・アップ)キー45、合計演算させるため
の小計キー46、登録の締めをクレジットで行うための
クレジットキー47、登録の締めを現金で行うための現
金キー48が設けられている。
【0025】前記RAM33には、第2のメモリ50が
設けられ、この第2のメモリ50には、図6に示すよう
に、ICカード8から読取った顧客識別IDを格納する
メモリ部51、メッセージ表示するための複数の基本メ
ッセージを格納したメモリ部52、メッセージ表示する
ための複数の属性メッセージを格納したメモリ部53が
設けられている。なお、前記第2のメモリ50には、I
Cカード8から読取った顧客情報の残りの情報を格納す
るメモリ部も設けられている。
【0026】前記メモリ部52には、例えば、基本1と
して、「毎度お買上げありがとうございます。」のメッ
セージが格納され、基本2として、「○○様いつもご来
店ありがとうございます。」のメッセージが格納され、
基本3として、「累計ポイントは、○○点になりまし
た。」のメッセージが格納され、基本4として、「前回
までの累計ポイントは○○点です。」のメッセージが格
納され、基本5として、「毎週火曜日10時から正午ま
で生鮮市です。」のメッセージが格納されている。
【0027】また、前記メモリ部53には、ゴルフ趣味
の顧客のために「ABC社製ボール大量入荷、格安で提
供しています。」のメッセージが格納され、パソコン趣
味の顧客のために「3階催し広場でプリンタフェアを開
催中です。」のメッセージが格納され、釣り趣味の顧客
のために「来週木曜日から日曜日まで釣り具フェアを開
催致します。是非ご来店ください。」のメッセージが格
納されている。
【0028】図7は前記電子キャッシュレジスタ3にお
けるキーボード4の小計キー46が操作されたときの処
理を示す流れ図で、この小計キー46は顧客が購入する
商品のすべてについて登録が終了したときに合計額を表
示させるために操作される。
【0029】すなわち、小計キー46を操作すると、先
ず、S1にて、登録した顧客の商品の合計額をオペレー
タ用表示器5及び客用表示器6に表示させる。続いて、
S2にて、第2の無線通信装置9を起動し顧客が所持し
ているICカード8との通信を指示する。
【0030】顧客がICカード8を所持してエリアA1
内に入れば通信が可能となり、S3にて、ICカード8
の第1の無線通信装置83に通信要求する。これによ
り、ICカード8のマイクロプロセッサ81は第1のメ
モリ82から顧客情報を読み出し第1の無線通信装置8
3を介して第2の無線通信装置9に送信する。電子キャ
ッシュレジスタ3は第2の無線通信装置9が受信した顧
客情報を取り込んでRAM33の第2のメモリ50に格
納する。このとき顧客識別IDはメモリ部51に格納す
る。
【0031】そして、取り込んだ顧客情報のうち、累計
ポイントを前回までの累計ポイントとして客用表示器6
に表示させる。すなわち、第2のメモリ50のメモリ部
52から基本4のメッセージを読み出し、これに累計ポ
イントを組み合わせて客用表示器6に表示する。
【0032】続いて、S4にて、今回の顧客の合計額に
よって与えられるポイントを前回までの累計ポイントに
加算して新たな累計ポイントとして第2のメモリ50に
格納する。そして、S5にて、顧客情報の開示禁止情報
の項目を確認する。
【0033】開示禁止情報の項目が全項目にわたってい
なければ、S6にて、顧客情報に基づく適切なメッセー
ジを第2のメモリ50のメモリ部52、53から読み出
し、S7にて、読み出したメッセージを表示用に編集し
てから客用表示器6に表示させる。そして、ステップを
金銭授受処理へ移行させる。
【0034】また、ICとの通信が不能なときや開示禁
止情報の項目が全項目にわたっているときには、S8に
て、第2の無線通信装置9の動作を停止させ、S9に
て、第2のメモリ50のメモリ部52から標準表示項目
のメッセージを読み出し、S10にて、客用表示器6に
表示させる。そして、ステップを金銭授受処理へ移行さ
せる。
【0035】金銭授受処理では顧客の支払いに基づいて
キーボード4を操作する。すなわち、現金支払いであれ
ば置数キー43と現金キー48によって預かり金額を入
力する。これにより釣り金額を算出し、預かり金額及び
釣り金額を各表示器5、6に表示させる。
【0036】そして、金銭授受処理の終了を判断すると
図8に示す処理を行う。すなわち、S11にて、金銭授
受処理の終了を判断すると、S12にて、第2の無線通
信装置9が起動しているか否かを判断し、起動していな
ければ処理を終了する。また、第2の無線通信装置9が
起動していれば、S13にて、ICカード8に対する顧
客情報の読み取り制御を再度行い、ICカード8から応
答があり、かつ、読み出した顧客情報の顧客識別IDと
第2のメモリ50のメモリ部51に格納されている顧客
識別IDを比較する。
【0037】ICカード8から応答があり、しかも顧客
識別IDが一致していれば同じ顧客がまだエリアA1内
にいると判断し、S14にて、数十m秒から数百m秒待
機し、その後、再びS13の処理に戻る。
【0038】また、ICカード8から応答が無ければ、
顧客がエリアA1から出たと判断し、S15にて、客用
表示器6の表示を消去し、S16にて、第2の無線通信
装置9を停止してこの処理を終了する。
【0039】また、ICカード8から応答があっても顧
客識別IDが一致しなければ、エリアA1内に次の顧客
が入ったと判断し、S15にて、客用表示器6の表示を
消去し、S16にて、第2の無線通信装置9を停止して
この処理を終了する。
【0040】このような構成においては、ICカード8
を所持した顧客7はエリアA2に来て商品を入れた買い
物かごをサッカー台1に載せると、エリアA1へ移動す
る。オペレータは買い物かごから商品を取出しその商品
に付されているバーコードをバーコードスキャナー2で
読取らせることによって商品の登録操作を行う。すなわ
ち、CPU31はバーコードスキャナー2が読取ったバ
ーコードから商品コードを取出しインターフェース40
を介してストアプロセッサに問い合わせを行い、そのス
トアプロセッサからその商品コードに対応した商品名、
単価、部門コード等を受取り、RAM33内の登録用メ
モリに商品毎及び部門毎に累計する登録処理を行う。ま
た、オペレータ用表示器5及び客用表示器6に表示する
とともにプリンタ37によってレシートに印字出力す
る。
【0041】そして、全ての商品に対する登録操作が終
了すると、オペレータはキーボード4の小計キー46を
操作する。これにより登録した商品の合計が各表示器
5、6に表示される。また、第2の無線通信装置9が起
動する。そして、エリアA1内のICカード8と通信を
行い、このカードに通信要求を行う。これによりICカ
ード8では第1のメモリ82に格納されている顧客情報
を読み出し第1の無線通信装置83から第2の無線通信
装置9に送信する。
【0042】電子キャッシュレジスタ3では顧客情報か
ら顧客識別IDを取出して第2のメモリ50のメモリ部
51に格納する。また、顧客情報から累計ポイントを読
み出し、また、メモリ部52から基本4のメッセージを
読み出し、客用表示器6に図9の(a)に示すように累計
ポイントを前回までの累計ポイントとして顧客に知らせ
る表示を行う。
【0043】その後、今回の顧客の合計額によって与え
られたポイントを累計ポイントに加算して新たな累計ポ
イントとし、また、顧客情報の開示禁止情報を確認す
る。このとき開示禁止情報に禁止項目が設定されていな
ければメモリ部52から基本2及び基本3のメッセージ
を読み出すとともに顧客情報の顧客属性情報に基づい
て、例えば顧客が釣りを趣味としていればメモリ部53
から釣りを趣味としている顧客用のメッセージを読み出
し、これと顧客情報の顧客姓名、顧客ランク情報を編集
して客用表示器6に図9の(b)に示すような表示を行
う。
【0044】このように、顧客情報から顧客がどのよう
な顧客でどのような趣味を持っているかを掌握し、顧客
に適切な内容のメッセージ表示ができる。これにより顧
客に店に対する親密感を向上させることができる。ま
た、顧客に対して適切な販売促進メッセージも表示でき
るので、顧客の次回の来店意欲を高めることができる。
また、前回までの累計ポイントと今回の商品販売実績に
対応して与えられるポイントを加算した新たな累計ポイ
ントの両方を表示できるので、顧客にとってポイントの
変化が容易に確認することができ、顧客に対するサービ
スを向上できる。
【0045】また、このとき、もし、顧客情報の開示禁
止情報に顧客からの要望によって姓及び顧客ランクの項
目が設定されていれば姓、ランクの表示が禁止されて客
用表示器6に図10に示すような表示を行う。このよう
に、顧客にとって表示されたくない情報は表示を禁止す
ることができ、メッセージ表示内容を顧客の要望に応じ
て変更することができる。
【0046】また、ICカードを所持していない顧客が
来た場合やICカードを所持していても開示禁止情報に
全ての項目について設定がある場合は、第2の無線通信
装置9の動作を停止し、メモリ部52から標準表示項目
のメッセージである基本1及び基本5のメッセージを読
み出し、客用表示器6に図11に示すような表示を行
う。
【0047】顧客7がエリアA1にいる状態で顧客から
の支払いを受け、その金額をキーボード4から預かり金
額として入力すると、釣り金額が算出され、客用表示器
6には図12に示すように預かり金額と釣り金額が表示
される。そして、このときもメッセージ表示は継続して
行われている。また、新たな累計ポイントが第2の無線
通信装置9からICカード8に送信され、マイクロプロ
セッサ81は第1のメモリ82の累計ポイントを書き換
える。
【0048】その後、顧客7がエリアA1からエリアA
3に移動するとICカード8との通信が不能になり客用
表示器6の表示は消去される。また、顧客7がエリアA
1にいても次の顧客7かエリアA1に入ってくると次の
顧客のICカード8から顧客識別IDを読取ることで顧
客識別IDの不一致が判断され客用表示器6の表示は消
去される。
【0049】このように、顧客がエリアA1から出た場
合や次の顧客がエリアA1に入ってきた場合には客用表
示器6の表示を消去するので、メッセージ表示内容を他
人に見られる虞はない。
【0050】さらに、ICカード8として非接触型IC
カードを使用しているので、店側のオペレータが顧客か
らカードを受取ってカードの読取り作業を行うというこ
とは全く不要であり、オペレータに作業負担をかけるこ
とはない。
【0051】なお、この実施の形態はスーパーマーケッ
ト等の量販店のチェックアウト部で使用するシステムに
適用したものについて述べたが必ずしもこれに限定する
ものではなく、レストランや遊戯施設等においても適用
できるものである。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1乃至3記
載の発明によれば、顧客情報を記憶したICカードの顧
客情報を使用して顧客が特定のエリア内に入ったとき客
用表示器にその顧客に応じたメッセージ表示ができ、し
かも、ICカードから顧客情報を読取るときに商品販売
情報処理装置を操作するオペレータに作業負担をかける
ことがない商品販売情報処理システムを提供できる。
【0053】また、請求項1記載の発明によれば、さら
に、メッセージ表示内容を顧客の要望に応じて変更する
ことができる商品販売情報処理システムを提供できる。
また、請求項2記載の発明によれば、さらに、メッセー
ジ表示内容を他人に見られる虞が無い商品販売情報処理
システムを提供できる。
【0054】また、請求項3記載の発明によれば、さら
に、顧客が特定のエリア内に入ったとき客用表示器にそ
の顧客への商品販売実績に対応して与えられるポイント
の前回までの累計ポイント及び今回の商品販売実績に対
応して与えられるポイントを加算した新たな累計ポイン
トを表示でき、サービスを向上できる商品販売情報処理
システムを提供できる。
【0055】また、請求項4乃至6記載の発明によれ
ば、顧客情報を記憶したICカードの顧客情報を使用し
て顧客が特定のエリア内に入ったとき客用表示器にその
顧客に応じたメッセージ表示ができる商品販売情報処理
システムの表示方法を提供できる。
【0056】また、請求項4記載の発明によれば、さら
に、メッセージ表示内容を顧客の要望に応じて変更する
ことができる商品販売情報処理システムの表示方法を提
供できる。また、請求項5記載の発明によれば、さら
に、メッセージ表示内容を他人に見られる虞が無い商品
販売情報処理システムの表示方法を提供できる。
【0057】また、請求項6記載の発明によれば、さら
に、顧客が特定のエリア内に入ったとき客用表示器にそ
の顧客への商品販売実績に対応して与えられるポイント
の前回までの累計ポイント及び今回の商品販売実績に対
応して与えられるポイントを加算した新たな累計ポイン
トを表示でき、サービスを向上できる商品販売情報処理
システムの表示方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すチェックアウト部を
上面から見た配置図。
【図2】同実施の形態におけるICカードの構成を示す
ブロック図。
【図3】同ICカードの第1のメモリに格納した顧客情
報例を示す図。
【図4】同実施の形態における電子キャッシュレジスタ
の構成を示すブロック図。
【図5】同電子キャッシュレジスタのキーボード構成を
示す図。
【図6】同電子キャッシュレジスタにおける第2のメモ
リ構成の一部を示す図。
【図7】同電子キャッシュレジスタにおける小計キー操
作時の処理を示す流れ図。
【図8】同電子キャッシュレジスタにおける金銭授受処
理の終了判断後の処理を示す流れ図。
【図9】同電子キャッシュレジスタにおける顧客表示器
の表示例を示す図。
【図10】同電子キャッシュレジスタにおける顧客表示
器の表示例を示す図。
【図11】同電子キャッシュレジスタにおける顧客表示
器の表示例を示す図。
【図12】同電子キャッシュレジスタにおける顧客表示
器の表示例を示す図。
【符号の説明】
3…電子キャッシュレジスタ(商品販売情報処理装置) 6…客用表示器 8…非接触型ICカード 9…第2の無線通信装置 31…CPU 32…ROM 33…RAM 50…第2のメモリ 81…マイクロプロセッサ 82…第1のメモリ 83…第1の無線通信装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07G 1/00 301 G07G 1/00 301D

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非接触型ICカードと、商品販売情報を
    処理する商品販売情報処理装置とからなり、 前記ICカードは、顧客識別ID、表示内容制限情報等
    の顧客情報を格納した第1のメモリと、第1の無線通信
    装置と、この第1の無線通信装置が前記商品販売情報処
    理装置からの通信要求を受信すると前記第1のメモリか
    ら顧客情報を読み出し前記第1の無線通信装置を介して
    前記商品販売情報処理装置に無線送信する制御手段を設
    け、 前記商品販売情報処理装置は、客用表示器と、この客用
    表示器に表示すべき顧客に対する各種基本メッセージ及
    び各種属性メッセージを格納した第2のメモリと、顧客
    が前記客用表示器によるメッセージ表示を確認できる範
    囲で設定したエリア内において前記ICカードの第1の
    無線通信装置と無線通信が可能な第2の無線通信装置
    と、この第2の無線通信装置から前記ICカードに通信
    要求を無線送信したときに前記第2の無線通信装置が前
    記ICカードからの顧客情報を受信すると前記第2のメ
    モリから顧客情報に適した基本メッセージ及び属性メッ
    セージを表示内容制限情報に基づいて読み出し前記客用
    表示器に表示させる表示制御手段を設けたことを特徴と
    する商品販売情報処理システム。
  2. 【請求項2】 客用表示器と、この客用表示器に表示す
    べき顧客に対する各種基本メッセージ及び各種属性メッ
    セージを格納したメモリと、顧客が前記客用表示器によ
    るメッセージ表示を確認できる範囲で設定したエリア内
    において顧客識別ID、表示内容制限情報等の顧客情報
    を記憶した非接触型無線式ICカードと無線通信が可能
    な無線通信装置と、この無線通信装置から前記ICカー
    ドに通信要求を無線送信したときに前記無線通信装置が
    前記ICカードからの顧客情報を受信すると前記メモリ
    から顧客情報に適した基本メッセージ及び属性メッセー
    ジを表示内容制限情報に基づいて読み出し前記客用表示
    器に表示させる表示制御手段を設けたことを特徴とする
    商品販売情報処理システムに使用する商品販売情報処理
    装置。
  3. 【請求項3】 非接触型ICカードと、商品販売情報を
    処理する商品販売情報処理装置とからなり、 前記ICカードは、顧客識別ID等の顧客情報を格納し
    た第1のメモリと、第1の無線通信装置と、この第1の
    無線通信装置が前記商品販売情報処理装置からの通信要
    求を受信すると前記第1のメモリから顧客情報を読み出
    し前記第1の無線通信装置を介して前記商品販売情報処
    理装置に無線送信する制御手段を設け、 前記商品販売情報処理装置は、客用表示器と、この客用
    表示器に表示すべき顧客に対する各種基本メッセージ及
    び各種属性メッセージを格納した第2のメモリと、顧客
    が前記客用表示器によるメッセージ表示を確認できる範
    囲で設定したエリア内において前記ICカードの第1の
    無線通信装置と無線通信が可能な第2の無線通信装置
    と、この第2の無線通信装置から前記ICカードに通信
    要求を無線送信したときに前記第2の無線通信装置が前
    記ICカードからの顧客情報を受信すると前記第2のメ
    モリから顧客情報に適した基本メッセージ及び属性メッ
    セージを読み出して前記客用表示器に表示させる表示制
    御手段と、前記ICカードとの通信が途絶えるか、前記
    ICカードから受信した顧客情報の顧客識別IDが変化
    したとき、前記客用表示器の表示を消去する表示消去手
    段を設けたことを特徴とする商品販売情報処理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 客用表示器と、この客用表示器に表示す
    べき顧客に対する各種基本メッセージ及び各種属性メッ
    セージを格納したメモリと、顧客が前記客用表示器によ
    るメッセージ表示を確認できる範囲で設定したエリア内
    において顧客識別ID等の顧客情報を記憶した非接触型
    無線式ICカードと無線通信が可能な無線通信装置と、
    この無線通信装置から前記ICカードに通信要求を無線
    送信したときに前記無線通信装置が前記ICカードから
    の顧客情報を受信すると前記メモリから顧客情報に適し
    た基本メッセージ及び属性メッセージを読み出して前記
    客用表示器に表示させる表示制御手段と、前記ICカー
    ドとの通信が途絶えるか、前記ICカードから受信した
    顧客情報の顧客識別IDが変化したとき、前記客用表示
    器の表示を消去する表示消去手段を設けたことを特徴と
    する商品販売情報処理システムに使用する商品販売情報
    処理装置。
  5. 【請求項5】 非接触型ICカードと、商品販売情報を
    処理する商品販売情報処理装置とからなり、 前記ICカードは、顧客識別ID、この顧客への商品販
    売実績に対応して与えられるポイントを累計した累計ポ
    イント等の顧客情報を格納した第1のメモリと、第1の
    無線通信装置と、この第1の無線通信装置が前記商品販
    売情報処理装置からの通信要求を受信すると前記第1の
    メモリから顧客情報を読み出し前記第1の無線通信装置
    を介して前記商品販売情報処理装置に無線送信する制御
    手段を設け、 前記商品販売情報処理装置は、客用表示器と、この客用
    表示器に表示すべき顧客に対する各種基本メッセージ及
    び各種属性メッセージを格納した第2のメモリと、顧客
    が前記客用表示器によるメッセージ表示を確認できる範
    囲で設定したエリア内において前記ICカードの第1の
    無線通信装置と無線通信が可能な第2の無線通信装置
    と、この第2の無線通信装置から前記ICカードに通信
    要求を無線送信したときに前記第2の無線通信装置が前
    記ICカードからの顧客情報を受信するとその顧客情報
    に含まれる前回までの累計ポイントを前記客用表示器に
    表示させ、続いて、今回の商品販売実績に基づいて与え
    られるポイントを前回までの累計ポイントに加算した新
    たな累計ポイントとともに前記第2のメモリから顧客情
    報に適した基本メッセージ及び属性メッセージを読み出
    して前記客用表示器に表示させる表示制御手段を設け、
    新たな累計ポイントに基づいて前記ICカードの第1の
    メモリに格納した累計ポイントを書き換えることを特徴
    とする商品販売情報処理システム。
  6. 【請求項6】 客用表示器と、この客用表示器に表示す
    べき顧客に対する各種基本メッセージ及び各種属性メッ
    セージを格納したメモリと、顧客が前記客用表示器によ
    るメッセージ表示を確認できる範囲で設定したエリア内
    において顧客識別ID、この顧客への商品販売実績に対
    応して与えられるポイントを累計した累計ポイント等の
    顧客情報を記憶した非接触型無線式ICカードと無線通
    信が可能な無線通信装置と、この無線通信装置から前記
    ICカードに通信要求を無線送信したときに前記無線通
    信装置が前記ICカードからの顧客情報を受信するとそ
    の顧客情報に含まれる前回までの累計ポイントを前記客
    用表示器に表示させ、続いて、今回の商品販売実績に基
    づいて与えられるポイントを前回までの累計ポイントに
    加算した新たな累計ポイントとともに前記メモリから顧
    客情報に適した基本メッセージ及び属性メッセージを読
    み出して前記客用表示器に表示させる表示制御手段を設
    けたことを特徴とする商品販売情報処理システムに使用
    する商品販売情報処理装置。
  7. 【請求項7】 顧客識別ID、表示内容制限情報等の顧
    客情報を格納した第1のメモリ及び第1の無線通信装置
    を設けた非接触型ICカードと、客用表示器、この客用
    表示器に表示すべき顧客に対する各種基本メッセージ及
    び各種属性メッセージを格納した第2のメモリ及び顧客
    が前記客用表示器によるメッセージ表示を確認できる範
    囲で設定したエリア内において前記ICカードの第1の
    無線通信装置と無線通信が可能な第2の無線通信装置を
    設け、商品販売情報を処理する商品販売情報処理装置か
    らなり、 先ず、前記商品販売情報処理装置はエリア内のICカー
    ドに通信要求を無線送信し、前記ICカードは通信要求
    を受信すると前記第1のメモリから顧客情報を読み出し
    前記第1の無線通信装置を介して前記商品販売情報処理
    装置に無線送信し、前記商品販売情報処理装置は前記第
    2の無線通信装置が前記ICカードから顧客情報を受信
    すると前記第2のメモリから顧客情報に適した基本メッ
    セージ及び属性メッセージを表示内容制限情報に基づい
    て読み出し前記客用表示器に表示させることを特徴とす
    る商品販売情報処理システムの表示方法。
  8. 【請求項8】 顧客識別ID等の顧客情報を格納した第
    1のメモリ及び第1の無線通信装置を設けた非接触型I
    Cカードと、客用表示器、この客用表示器に表示すべき
    顧客に対する各種基本メッセージ及び各種属性メッセー
    ジを格納した第2のメモリ及び顧客が前記客用表示器に
    よるメッセージ表示を確認できる範囲で設定したエリア
    内において前記ICカードの第1の無線通信装置と無線
    通信が可能な第2の無線通信装置を設け、商品販売情報
    を処理する商品販売情報処理装置からなり、 先ず、前記商品販売情報処理装置はエリア内のICカー
    ドに通信要求を無線送信し、前記ICカードは通信要求
    を受信すると前記第1のメモリから顧客情報を読み出し
    前記第1の無線通信装置を介して前記商品販売情報処理
    装置に無線送信し、前記商品販売情報処理装置は前記第
    2の無線通信装置が前記ICカードから顧客情報を受信
    すると前記第2のメモリから顧客情報に適した基本メッ
    セージ及び属性メッセージを読み出して前記客用表示器
    に表示させ、その後、前記ICカードがエリアから出る
    ことで通信が途絶えるか、別のICカードがエリア内に
    入って受信する顧客情報の顧客識別IDが変化したと
    き、前記客用表示器の表示を消去することを特徴とする
    商品販売情報処理システムの表示方法。
  9. 【請求項9】 顧客識別ID、この顧客への商品販売実
    績に対応して与えられるポイントを累計した累計ポイン
    ト等の顧客情報を格納した第1のメモリ及び第1の無線
    通信装置を設けた非接触型ICカードと、客用表示器、
    この客用表示器に表示すべき顧客に対する各種基本メッ
    セージ及び各種属性メッセージを格納した第2のメモリ
    及び顧客が前記客用表示器によるメッセージ表示を確認
    できる範囲で設定したエリア内において前記ICカード
    の第1の無線通信装置と無線通信が可能な第2の無線通
    信装置を設け、商品販売情報を処理する商品販売情報処
    理装置からなり、 先ず、前記商品販売情報処理装置はエリア内のICカー
    ドに通信要求を無線送信し、前記ICカードは通信要求
    を受信すると前記第1のメモリから顧客情報を読み出し
    前記第1の無線通信装置を介して前記商品販売情報処理
    装置に無線送信し、前記商品販売情報処理装置は前記第
    2の無線通信装置が前記ICカードから顧客情報を受信
    するとその顧客情報に含まれる前回までの累計ポイント
    を前記客用表示器に表示させ、続いて、今回の商品販売
    実績に基づいて与えられるポイントを前回までの累計ポ
    イントに加算した新たな累計ポイントとともに前記第2
    のメモリから顧客情報に適した基本メッセージ及び属性
    メッセージを読み出して前記客用表示器に表示させるこ
    とを特徴とする商品販売情報処理システムの表示方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006520951A (ja) * 2003-03-17 2006-09-14 オベルトゥル カード システムズ ソシエテ アノニム 異なる電子エンティティ間の通信方法

Cited By (2)

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JP2006520951A (ja) * 2003-03-17 2006-09-14 オベルトゥル カード システムズ ソシエテ アノニム 異なる電子エンティティ間の通信方法
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