JP2002259683A - 買物支援システム - Google Patents
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Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 買物リストの携行忘れ、商品の買い忘れを防
止し、買物途中において商品の補充を思い出した場合で
も、補充の必要性を確認でき、店舗のＰＯＳ端末と契約
していなくても買物結果の情報を有効に利用できるよう
にする。 【解決手段】 宅内Ａの家庭内ＬＡＮを利用して接続さ
れたパソコン３からケータイ２へ買物リストを転送し、
そのケータイ２を携行して店舗Ｂに行き、ケータイ２を
ショッピングカート装置１０と通信可能状態でセットし
て買物リストを表示／入力部１４に表示し、それを見な
がら買物をし、済んだ買物を「済」表示し、ケータイ２
から宅内Ａの冷蔵庫５にアクセスして補充商品を選択
し、買物が済んだ後の買物情報をケータイ２に取り込
む。
止し、買物途中において商品の補充を思い出した場合で
も、補充の必要性を確認でき、店舗のＰＯＳ端末と契約
していなくても買物結果の情報を有効に利用できるよう
にする。 【解決手段】 宅内Ａの家庭内ＬＡＮを利用して接続さ
れたパソコン３からケータイ２へ買物リストを転送し、
そのケータイ２を携行して店舗Ｂに行き、ケータイ２を
ショッピングカート装置１０と通信可能状態でセットし
て買物リストを表示／入力部１４に表示し、それを見な
がら買物をし、済んだ買物を「済」表示し、ケータイ２
から宅内Ａの冷蔵庫５にアクセスして補充商品を選択
し、買物が済んだ後の買物情報をケータイ２に取り込
む。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、買物の内容を忘れ
ることなく確実に購入できるようにするための買物支援
システムに関する。
ることなく確実に購入できるようにするための買物支援
システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の買物支援システムとして
は、在庫管理を行って、購入した商品を無駄なく有効利
用できるようにし、また買物リストを作成して無駄のな
い買物ができるようにした「家計管理支援システム」が
特開平９−２６５４９２号公報に記載されている。ま
た、顧客が購入してショッピングカート内に入れた商品
の名称や金額をバーコードリーダで読み取ることによ
り、買物の正確な合計金額を算出し、予算内で適切な買
物が行えるようにした「買い上げ金額算出カート装置」
が特開平２−２３６６９８号公報に記載されている。ま
た、顧客が購入した商品に付されたタグから発信された
品名および金額等の商品情報を商品別に受信して購入金
額を算出し、顧客が入力したＩＣカードによって精算す
る「商品の精算システム」が特開平８−２０２７６８号
公報に記載されている。また、ＩＤカードリーダを持つ
ＰＯＳ端末および銀行のコンピュータと宅内の家計簿作
成端末とをオンラインで結ぶことにより、家計データを
宅内の家計簿作成端末で受信して自動的に収支計算を行
い、家計簿を作成する「自動家計簿作成方式」が特開平
１−１２０６６５号公報に記載されている。
は、在庫管理を行って、購入した商品を無駄なく有効利
用できるようにし、また買物リストを作成して無駄のな
い買物ができるようにした「家計管理支援システム」が
特開平９−２６５４９２号公報に記載されている。ま
た、顧客が購入してショッピングカート内に入れた商品
の名称や金額をバーコードリーダで読み取ることによ
り、買物の正確な合計金額を算出し、予算内で適切な買
物が行えるようにした「買い上げ金額算出カート装置」
が特開平２−２３６６９８号公報に記載されている。ま
た、顧客が購入した商品に付されたタグから発信された
品名および金額等の商品情報を商品別に受信して購入金
額を算出し、顧客が入力したＩＣカードによって精算す
る「商品の精算システム」が特開平８−２０２７６８号
公報に記載されている。また、ＩＤカードリーダを持つ
ＰＯＳ端末および銀行のコンピュータと宅内の家計簿作
成端末とをオンラインで結ぶことにより、家計データを
宅内の家計簿作成端末で受信して自動的に収支計算を行
い、家計簿を作成する「自動家計簿作成方式」が特開平
１−１２０６６５号公報に記載されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の買物支援システムでは、例えば、買物リストを作成
して無駄のない買物ができるようにしても、その買物リ
ストそのものを持って行くのを忘れてしまうことがある
ため、後の処理がいくら自動化されていても、適切な買
物をすることができないという問題があった。また、多
くの買物をする場合には、買い忘れてしまう商品があ
り、また、買物途中において、あの商品は補充する必要
があったのではないかと思い出した場合でも、自宅に電
話をかける以外は、それを確認する術がないという問題
があった。さらに、店舗のＰＯＳ端末と契約していない
顧客は、買物結果の情報を有効に利用できないという問
題があった。
来の買物支援システムでは、例えば、買物リストを作成
して無駄のない買物ができるようにしても、その買物リ
ストそのものを持って行くのを忘れてしまうことがある
ため、後の処理がいくら自動化されていても、適切な買
物をすることができないという問題があった。また、多
くの買物をする場合には、買い忘れてしまう商品があ
り、また、買物途中において、あの商品は補充する必要
があったのではないかと思い出した場合でも、自宅に電
話をかける以外は、それを確認する術がないという問題
があった。さらに、店舗のＰＯＳ端末と契約していない
顧客は、買物結果の情報を有効に利用できないという問
題があった。
【０００４】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、買物リストの携行忘れを確実に防止する
ことができ、また、購入する商品の品目が多くても買い
忘れを確実に防止することができ、さらに、買物途中に
おいて商品の補充を思い出した場合でも、補充の必要性
を確認することができ、さらにまた、店舗のＰＯＳ端末
と契約していなくても買物結果の情報を有効に利用する
ことのできる買物支援システムを提供することを目的と
する。
るものであり、買物リストの携行忘れを確実に防止する
ことができ、また、購入する商品の品目が多くても買い
忘れを確実に防止することができ、さらに、買物途中に
おいて商品の補充を思い出した場合でも、補充の必要性
を確認することができ、さらにまた、店舗のＰＯＳ端末
と契約していなくても買物結果の情報を有効に利用する
ことのできる買物支援システムを提供することを目的と
する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の買物支援システムは、携帯端末に買物情報
を記憶させ、前記携帯端末を店舗内のショッピングカー
トにセットして、前記買物情報をショッピングカート装
置に転送してその内容を前記ショッピングカート装置の
ディスプレイに表示することを特徴とするものであり、
携帯電話などの携帯端末は常時携帯しているので、持っ
て行くのを忘れることがなく、その携帯端末から買物リ
ストの内容がショッピングカートのディスプレイに表示
されるので、買物リストの携行忘れを確実に防止するこ
とができる。
に、本発明の買物支援システムは、携帯端末に買物情報
を記憶させ、前記携帯端末を店舗内のショッピングカー
トにセットして、前記買物情報をショッピングカート装
置に転送してその内容を前記ショッピングカート装置の
ディスプレイに表示することを特徴とするものであり、
携帯電話などの携帯端末は常時携帯しているので、持っ
て行くのを忘れることがなく、その携帯端末から買物リ
ストの内容がショッピングカートのディスプレイに表示
されるので、買物リストの携行忘れを確実に防止するこ
とができる。
【０００６】また、本発明の買物支援システムは、必要
な商品を前記ショッピングカート内に投入毎に、前記シ
ョッピングカート装置が、前記各商品についての小計金
額および全商品の合計金額を計算して前記ディスプレイ
に表示するとともに、前記ディスプレイに表示された該
当する商品の欄にそれぞれ買物が済んだ旨を表示するこ
とを特徴とするものであり、各商品についてそれぞれ買
物が済んだ旨が表示されるので、購入する商品の品目が
多くても買い忘れを確実に防止することができる。
な商品を前記ショッピングカート内に投入毎に、前記シ
ョッピングカート装置が、前記各商品についての小計金
額および全商品の合計金額を計算して前記ディスプレイ
に表示するとともに、前記ディスプレイに表示された該
当する商品の欄にそれぞれ買物が済んだ旨を表示するこ
とを特徴とするものであり、各商品についてそれぞれ買
物が済んだ旨が表示されるので、購入する商品の品目が
多くても買い忘れを確実に防止することができる。
【０００７】また、本発明の買物支援システムは、買物
途中において、前記携帯端末から宅内のホームゲートウ
ェイにアクセスして、宅内の冷蔵庫およびまたは収納庫
に在庫を確認することを特徴とするものであり、買物途
中において商品の補充を思い出した場合でも、補充の必
要性を確認することができる。
途中において、前記携帯端末から宅内のホームゲートウ
ェイにアクセスして、宅内の冷蔵庫およびまたは収納庫
に在庫を確認することを特徴とするものであり、買物途
中において商品の補充を思い出した場合でも、補充の必
要性を確認することができる。
【０００８】また、本発明の買物支援システムは、前記
必要な商品の買物が全て済んだ時に、前記ショッピング
カート装置の買物情報を店舗内のレジスター装置に転送
し、前記レジスター装置で精算を行い、その結果の買物
情報を前記携帯端末に転送することを特徴とするもので
あり、店舗のＰＯＳ端末と契約していなくても、買物結
果の情報を携帯端末から宅内のパソコンに転送して有効
に利用することができる。
必要な商品の買物が全て済んだ時に、前記ショッピング
カート装置の買物情報を店舗内のレジスター装置に転送
し、前記レジスター装置で精算を行い、その結果の買物
情報を前記携帯端末に転送することを特徴とするもので
あり、店舗のＰＯＳ端末と契約していなくても、買物結
果の情報を携帯端末から宅内のパソコンに転送して有効
に利用することができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図１は本発明の実施の形態におけ
る買物支援システムの構成を示すブロック図である。図
１において、ユーザの宅内Ａにおいて、ホームゲートウ
ェイ１は、トランク側にテレビ放送のための同軸ケーブ
ル、ケーブルテレビ放送のための光ケーブル、インター
ネットなどのネットワークに接続される電話線などが接
続されている。ホームゲートウェイ１のライン側には、
携帯電話、ＰＨＳ、ＰＤＡなどのケータイ２、パソコン
３、テレビ４、冷蔵庫５、収納庫６、その他の家電製品
７などが接続されている。またホームゲートウェイ１に
は、大容量の記憶装置を備えた管理サーバ８が接続され
ている。一方、スーパーストアやコンビニエンスストア
のような店舗Ｂには、顧客用に多数のショッピングカー
ト装置１０を備えており、ショッピングカート装置１０
は、ケータイ２と無線通信を行う通信部１１と、制御部
１２と、購入する商品Ｄに付されたバーコードを読み取
るためのバーコードリーダ１３と、読み取った内容等を
表示する液晶ディスプレイとその前面に設けられたタッ
チパネルとからなる表示／入力部１４と、読み取った内
容等を記憶する記憶部１５とを備えている。また、店舗
Ｂは、商品引渡所にレジスター装置２０を備えており、
これはＰＯＳ端末２１と、ケータイ２を保持したユーザ
Ｃが携行しているＩＤカード９を読み取るためのＩＤカ
ードリーダ２２を備えている。ＰＯＳ端末２１は、外部
のネットワーク３０を通じて本社のコンピュータ３１と
接続されており、また、ネットワーク３０には、銀行の
端末３２および宅内Ａのユーザが利用する管理サービス
会社のサーバ３３が接続されており、宅内Ａのホームゲ
ートウェイ１にも接続されている。
を参照して説明する。図１は本発明の実施の形態におけ
る買物支援システムの構成を示すブロック図である。図
１において、ユーザの宅内Ａにおいて、ホームゲートウ
ェイ１は、トランク側にテレビ放送のための同軸ケーブ
ル、ケーブルテレビ放送のための光ケーブル、インター
ネットなどのネットワークに接続される電話線などが接
続されている。ホームゲートウェイ１のライン側には、
携帯電話、ＰＨＳ、ＰＤＡなどのケータイ２、パソコン
３、テレビ４、冷蔵庫５、収納庫６、その他の家電製品
７などが接続されている。またホームゲートウェイ１に
は、大容量の記憶装置を備えた管理サーバ８が接続され
ている。一方、スーパーストアやコンビニエンスストア
のような店舗Ｂには、顧客用に多数のショッピングカー
ト装置１０を備えており、ショッピングカート装置１０
は、ケータイ２と無線通信を行う通信部１１と、制御部
１２と、購入する商品Ｄに付されたバーコードを読み取
るためのバーコードリーダ１３と、読み取った内容等を
表示する液晶ディスプレイとその前面に設けられたタッ
チパネルとからなる表示／入力部１４と、読み取った内
容等を記憶する記憶部１５とを備えている。また、店舗
Ｂは、商品引渡所にレジスター装置２０を備えており、
これはＰＯＳ端末２１と、ケータイ２を保持したユーザ
Ｃが携行しているＩＤカード９を読み取るためのＩＤカ
ードリーダ２２を備えている。ＰＯＳ端末２１は、外部
のネットワーク３０を通じて本社のコンピュータ３１と
接続されており、また、ネットワーク３０には、銀行の
端末３２および宅内Ａのユーザが利用する管理サービス
会社のサーバ３３が接続されており、宅内Ａのホームゲ
ートウェイ１にも接続されている。
【００１０】図２は本実施の形態におけるショッピング
カート４０を示している。ショッピングカート装置４０
は、キャスター付きの籠状のケース４１と、ケース４１
の上面に蓋をするように設けられたトレイ４２と、トレ
イ４２の前方に設けられたトレイヘッド４３と、トレイ
ヘッド４３の両側に設けられた手押し用のハンドル４４
とからなる。トレイヘッド４３には、上面にケータイ２
を挿入保持するためのケータイ収納部４５、ショッピン
グカート装置１０の表示／入力部１４のディスプレイ画
面１４Ａが設けられ、前面には商品投入口４６が設けら
れ、内部にはショッピングカート装置１０が設けられて
いる。
カート４０を示している。ショッピングカート装置４０
は、キャスター付きの籠状のケース４１と、ケース４１
の上面に蓋をするように設けられたトレイ４２と、トレ
イ４２の前方に設けられたトレイヘッド４３と、トレイ
ヘッド４３の両側に設けられた手押し用のハンドル４４
とからなる。トレイヘッド４３には、上面にケータイ２
を挿入保持するためのケータイ収納部４５、ショッピン
グカート装置１０の表示／入力部１４のディスプレイ画
面１４Ａが設けられ、前面には商品投入口４６が設けら
れ、内部にはショッピングカート装置１０が設けられて
いる。
【００１１】次に、本実施の形態における動作について
図３のフロー図を参照しながら説明する。宅内Ａにおい
て、パソコン３は、他の宅内装置と家庭内ＬＡＮを通じ
て通信可能であり、家計簿ソフトを利用して家計簿を管
理しており、また、冷蔵庫５や収納庫６内のタグ付きの
商品の在庫管理も行っている。ユーザＣは、パソコン３
を使用して買物リストを作成し、そのデータを専用ケー
ブルまたはブルートゥースを利用してケータイ２に入力
する（ステップＳ１）。このとき、収納庫６に収納した
タグ付きの商品の在庫量を調べ、その在庫情報から必要
な商品がある場合には、それをピックアップして買物リ
ストに追加する（ステップＳ２）。ユーザＣは、このケ
ータイ２を携行して店舗Ｂに行き、自分が使用するショ
ッピングカート４０のショッピングカート装置１０の通
信部１１と無線回線を確立し、通信可能状態にしてケー
タイ収納部４５にセットする（ステップＳ３）。これに
より、ディスプレイ画面１４Ａには、「買物リスト」の
ボタンが表示されるので、そのボタンを押すと、ケータ
イ２からショッピングカート装置１０に向けて買物リス
トが転送され、ディスプレイ画面１４Ａに図４のような
買物リストが表示される（ステップＳ４）。図４の例で
は、画面の下欄に広告も表示されるようになっている。
ユーザＣは、必要な商品Ｄを商品棚から取ってショッピ
ングカート４０の商品投入口４６に１つずつ投入すると
（ステップＳ５）、バーコードリーダ１３がその商品Ｄ
に付されたバーコードから商品名、商品コード、金額等
を読み込んで制御部１２に送信する。制御部１２は、そ
の商品について個数と単価から小計を計算し、それらの
データを記憶部１５に記憶し、通信部１１を介してＰＯ
Ｓ端末２１に送信するとともに、ＰＯＳ端末２１におい
て出納処理が済むと、表示／入力画面１４Ａにその商品
について「済」のマークを表示する（ステップＳ６）。
このようにして、全ての必要な商品について購入が終了
すると（ステップＳ７）、これで必要な商品は全て購入
したかを自問した時に、冷蔵庫の中の例えば牛乳が残り
少なくなっていたことを思い出したので、ケータイ２を
使用して宅内Ａのホームゲートウェイ１を通じて冷蔵庫
５にアクセスし、牛乳を何本買えばよいかを調べ（ステ
ップＳ８）、それをショッピングカート４０に投入する
（ステップＳ９）。そして、全ての商品の購入を終了す
ると、商品引渡所に行ってレジスター装置２０で精算を
行い、その結果の買物済み情報を、ディスプレイ画面１
４Ａに表示された「転送ボタン」を押すことによりケー
タイ２に転送する（ステップＳ１０）。精算は、現金を
ＰＯＳ端末２１に投入してもよく、ユーザＣが保持する
ＩＤカード９をＩＤカードリーダ２２に挿入することに
より、ＰＯＳ端末２１からネットワーク３０を通じて銀
行端末３２で自動引き落としにより決済してもよい。ユ
ーザＣは、ケータイ２を自宅に持ち返り、パソコン３に
買物済み情報を転送し、パソコン３により家計簿処理を
実行する（ステップＳ１１）。なお、ステップＳ１０に
おけるレジスター装置２０で精算後の買物情報を、ケー
タイ２からネットワーク３０を介して直接宅内Ａのパソ
コン３に転送して、パソコン３で家計簿処理を直ちに実
行することもできる。また、家計簿管理は、ネットワー
ク３０に接続された管理サービス会社のサーバ３３で実
行してもらうこともできる。
図３のフロー図を参照しながら説明する。宅内Ａにおい
て、パソコン３は、他の宅内装置と家庭内ＬＡＮを通じ
て通信可能であり、家計簿ソフトを利用して家計簿を管
理しており、また、冷蔵庫５や収納庫６内のタグ付きの
商品の在庫管理も行っている。ユーザＣは、パソコン３
を使用して買物リストを作成し、そのデータを専用ケー
ブルまたはブルートゥースを利用してケータイ２に入力
する（ステップＳ１）。このとき、収納庫６に収納した
タグ付きの商品の在庫量を調べ、その在庫情報から必要
な商品がある場合には、それをピックアップして買物リ
ストに追加する（ステップＳ２）。ユーザＣは、このケ
ータイ２を携行して店舗Ｂに行き、自分が使用するショ
ッピングカート４０のショッピングカート装置１０の通
信部１１と無線回線を確立し、通信可能状態にしてケー
タイ収納部４５にセットする（ステップＳ３）。これに
より、ディスプレイ画面１４Ａには、「買物リスト」の
ボタンが表示されるので、そのボタンを押すと、ケータ
イ２からショッピングカート装置１０に向けて買物リス
トが転送され、ディスプレイ画面１４Ａに図４のような
買物リストが表示される（ステップＳ４）。図４の例で
は、画面の下欄に広告も表示されるようになっている。
ユーザＣは、必要な商品Ｄを商品棚から取ってショッピ
ングカート４０の商品投入口４６に１つずつ投入すると
（ステップＳ５）、バーコードリーダ１３がその商品Ｄ
に付されたバーコードから商品名、商品コード、金額等
を読み込んで制御部１２に送信する。制御部１２は、そ
の商品について個数と単価から小計を計算し、それらの
データを記憶部１５に記憶し、通信部１１を介してＰＯ
Ｓ端末２１に送信するとともに、ＰＯＳ端末２１におい
て出納処理が済むと、表示／入力画面１４Ａにその商品
について「済」のマークを表示する（ステップＳ６）。
このようにして、全ての必要な商品について購入が終了
すると（ステップＳ７）、これで必要な商品は全て購入
したかを自問した時に、冷蔵庫の中の例えば牛乳が残り
少なくなっていたことを思い出したので、ケータイ２を
使用して宅内Ａのホームゲートウェイ１を通じて冷蔵庫
５にアクセスし、牛乳を何本買えばよいかを調べ（ステ
ップＳ８）、それをショッピングカート４０に投入する
（ステップＳ９）。そして、全ての商品の購入を終了す
ると、商品引渡所に行ってレジスター装置２０で精算を
行い、その結果の買物済み情報を、ディスプレイ画面１
４Ａに表示された「転送ボタン」を押すことによりケー
タイ２に転送する（ステップＳ１０）。精算は、現金を
ＰＯＳ端末２１に投入してもよく、ユーザＣが保持する
ＩＤカード９をＩＤカードリーダ２２に挿入することに
より、ＰＯＳ端末２１からネットワーク３０を通じて銀
行端末３２で自動引き落としにより決済してもよい。ユ
ーザＣは、ケータイ２を自宅に持ち返り、パソコン３に
買物済み情報を転送し、パソコン３により家計簿処理を
実行する（ステップＳ１１）。なお、ステップＳ１０に
おけるレジスター装置２０で精算後の買物情報を、ケー
タイ２からネットワーク３０を介して直接宅内Ａのパソ
コン３に転送して、パソコン３で家計簿処理を直ちに実
行することもできる。また、家計簿管理は、ネットワー
ク３０に接続された管理サービス会社のサーバ３３で実
行してもらうこともできる。
【００１２】このように、本実施の形態によれば、宅内
Ａの家庭内ＬＡＮを利用して接続されたパソコン３から
ケータイ２へ買物リストを転送し、そのケータイ２を携
行して店舗Ｂに行くので、買物リストを持ち忘れること
がない。また、店舗Ｂでは、ケータイ２をショッピング
カート４０のショッピングカート装置１０と通信可能状
態でセットすることにより、買物リストがディスプレイ
画面１４Ａに表示されるので、それを見ながら買物を
し、済んだ買物はディスプレイ画面１４Ａに「済」が表
示されるので、買い忘れすることがない。また、買物途
中で補充を必要とする商品を思い出した場合には、ケー
タイ２から宅内Ａの冷蔵庫５にアクセスして補充商品を
選択することができるので、そのために再び出なおすこ
とがない。さらに、買物が済んだ後の買物情報をケータ
イ２に取り込むことができるので、買物情報を有効に活
用することができる。
Ａの家庭内ＬＡＮを利用して接続されたパソコン３から
ケータイ２へ買物リストを転送し、そのケータイ２を携
行して店舗Ｂに行くので、買物リストを持ち忘れること
がない。また、店舗Ｂでは、ケータイ２をショッピング
カート４０のショッピングカート装置１０と通信可能状
態でセットすることにより、買物リストがディスプレイ
画面１４Ａに表示されるので、それを見ながら買物を
し、済んだ買物はディスプレイ画面１４Ａに「済」が表
示されるので、買い忘れすることがない。また、買物途
中で補充を必要とする商品を思い出した場合には、ケー
タイ２から宅内Ａの冷蔵庫５にアクセスして補充商品を
選択することができるので、そのために再び出なおすこ
とがない。さらに、買物が済んだ後の買物情報をケータ
イ２に取り込むことができるので、買物情報を有効に活
用することができる。
【００１３】
【発明の効果】本発明の買物支援システムは、携帯端末
に買物情報を記憶させ、携帯端末を店舗内のショッピン
グカートにセットして、買物情報をショッピングカート
装置に転送してその内容をショッピングカート装置のデ
ィスプレイに表示するので、買物リストの携行忘れを確
実に防止することができる。
に買物情報を記憶させ、携帯端末を店舗内のショッピン
グカートにセットして、買物情報をショッピングカート
装置に転送してその内容をショッピングカート装置のデ
ィスプレイに表示するので、買物リストの携行忘れを確
実に防止することができる。
【００１４】また、本発明の買物支援システムは、必要
な商品をショッピングカート内に投入毎に、ショッピン
グカート装置が、各商品についての小計金額および全商
品の合計金額を計算してディスプレイに表示するととも
に、ディスプレイに表示された該当する商品の欄にそれ
ぞれ買物が済んだ旨を表示するので、購入する商品の品
目が多くても買い忘れを確実に防止することができる。
な商品をショッピングカート内に投入毎に、ショッピン
グカート装置が、各商品についての小計金額および全商
品の合計金額を計算してディスプレイに表示するととも
に、ディスプレイに表示された該当する商品の欄にそれ
ぞれ買物が済んだ旨を表示するので、購入する商品の品
目が多くても買い忘れを確実に防止することができる。
【００１５】また、本発明の買物支援システムは、買物
途中において、携帯端末から宅内のホームゲートウェイ
にアクセスして、宅内の冷蔵庫およびまたは収納庫に在
庫を確認するので、買物途中において商品の補充を思い
出した場合でも、補充の必要性を確認することができ
る。
途中において、携帯端末から宅内のホームゲートウェイ
にアクセスして、宅内の冷蔵庫およびまたは収納庫に在
庫を確認するので、買物途中において商品の補充を思い
出した場合でも、補充の必要性を確認することができ
る。
【００１６】また、本発明の買物支援システムは、必要
な商品の買物が全て済んだ時に、ショッピングカート装
置の買物情報を店舗内のレジスター装置に転送し、レジ
スター装置で精算を行い、その結果の買物情報を前記携
帯端末に転送するので、買物結果の情報を有効に利用す
ることができる。
な商品の買物が全て済んだ時に、ショッピングカート装
置の買物情報を店舗内のレジスター装置に転送し、レジ
スター装置で精算を行い、その結果の買物情報を前記携
帯端末に転送するので、買物結果の情報を有効に利用す
ることができる。
【図１】本発明の実施の形態における買物支援システム
の構成を示すブロック図
の構成を示すブロック図
【図２】本発明の実施の形態におけるショッピングカー
トを示す斜視図
トを示す斜視図
【図３】本発明の実施の形態における動作を示すフロー
図
図
【図４】本発明の実施の形態におけるディスプレイ画面
の表示例を示す画面図
の表示例を示す画面図
１ ホームゲートウェイ ２ ケータイ（携帯電話、ＰＨＳ、ＰＤＡ） ３ パソコン ４ テレビ ５ 冷蔵庫 ６ 収納庫 ７ その他の家電製品 ８ 管理サーバ ９ ＩＤカード １０ ショッピングカート装置 １１ 通信部 １２ 制御部 １３ バーコードリーダ １４ 表示／入力部 １５ 記憶部 ２０ レジスター装置 ２１ ＰＯＳ端末 ２２ ＩＤカードリーダ ３０ ネットワーク ３１ 店舗本社コンピュータ ３２ 銀行端末 ３３ 管理サービス会社サーバ
Claims (4)
- 【請求項１】 携帯端末に買物情報を記憶させ、前記携
帯端末を店舗内のショッピングカートにセットして、前
記買物情報をショッピングカート装置に転送してその内
容を前記ショッピングカート装置のディスプレイに表示
することを特徴とする買物支援システム。 - 【請求項２】 必要な商品を前記ショッピングカート内
に投入毎に、前記ショッピングカート装置が、前記各商
品についての小計金額および全商品の合計金額を計算し
て前記ディスプレイに表示するとともに、前記ディスプ
レイに表示された該当する商品の欄にそれぞれ買物が済
んだ旨を表示することを特徴とする請求項１記載の買物
支援システム。 - 【請求項３】 買物途中において、前記携帯端末から宅
内のホームゲートウェイにアクセスして、宅内の冷蔵庫
およびまたは収納庫に在庫を確認することを特徴とする
請求項１または２記載の買物支援システム。 - 【請求項４】 前記必要な商品の買物が全て済んだ時
に、前記ショッピングカート装置の買物情報を店舗内の
レジスター装置に転送し、前記レジスター装置で精算を
行い、その結果の買物情報を前記携帯端末に転送するこ
とを特徴とする請求項１から３のいずれかに記載の買物
支援システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001059458A JP2002259683A (ja) | 2001-03-05 | 2001-03-05 | 買物支援システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001059458A JP2002259683A (ja) | 2001-03-05 | 2001-03-05 | 買物支援システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002259683A true JP2002259683A (ja) | 2002-09-13 |
Family
ID=18919017
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001059458A Pending JP2002259683A (ja) | 2001-03-05 | 2001-03-05 | 買物支援システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002259683A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
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- 2001-03-05 JP JP2001059458A patent/JP2002259683A/ja active Pending
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