JP2002024084A - 半導体集積回路装置および電子システム - Google Patents

半導体集積回路装置および電子システム

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JP2002024084A
JP2002024084A JP2000211297A JP2000211297A JP2002024084A JP 2002024084 A JP2002024084 A JP 2002024084A JP 2000211297 A JP2000211297 A JP 2000211297A JP 2000211297 A JP2000211297 A JP 2000211297A JP 2002024084 A JP2002024084 A JP 2002024084A
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豊彦 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリを効率的に使用する。 【解決手段】 半導体集積回路装置(エンコーダ)100
は、エンコード処理を行うとともにアクセス信号AS1を
生成する機能ブロック10と、アクセス信号AS3を受ける
スレーブIF端子135と、第1の接続モードで機能ブロッ
ク10とメモリ111とを電気的に接続してアクセス信号AS1
をメモリ111に与え、第2の接続モードでスレーブIF端
子135とメモリ111とを電気的に接続し、アクセス信号AS
3をメモリ111に与えるセレクタ23を備える。アクセス信
号AS1,AS3の各々には、メモリをアクセスするために、
メモリの記憶場所を示すアドレス信号とメモリの動作を
制御するための制御信号とが含まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリをアクセス
しながらデータを処理するものであって、ある電子シス
テム上で他の装置と時間的に切り替えて動作する半導体
集積回路装置に関するものである。また本発明は、時間
的に切り替えて動作し、各々はメモリをアクセスしなが
らデータを処理する複数の機能回路を有した電子システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、図10は従来のDVDレコーダ
装置のシステムを簡単に示した構成図である。映像の録
画時、エンコーダ1はビデオデータを入力し例えばMP
EG2(Moving Picture Expert Group phase 2)規格
に従って圧縮するエンコード処理を行う。この圧縮され
たデータは記録媒体であるDVD(Digital VersatileD
isc又はDigital Video Disc)2に記録される。一方、
映像の再生時、デコーダ3はDVDから圧縮されたデー
タを入力し、MPEG2規格に従って伸張するデコード
処理を行う。デコーダ3から出力された映像データに基
づき、映像がディスプレイ上で再生される。
【0003】エンコーダ1、デコーダ3にはそれぞれ専
用のメモリ4、5が接続される。MPEG2規格ではビ
デオデータを処理するためには、エンコード時には32
Mビット以上、デコード時には16Mビット以上の大容
量メモリが必要とされる。メモリ4は例えば各々16M
ビットである4個のシンクロナス・ダイナミック・ラン
ダムアクセスメモリ(Synchronous Dyn
amic Randam Access Memor
y、以下SDAM)で構成され、メモリ5は各々16M
ビットである2個のSDRAMで構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、図10の
システムにおいて録画時と再生時にはそれぞれエンコー
ダ1、デコーダ3の一方のみが動作し、その動作する側
に接続するメモリのみがアクセスされることになる。一
度に最大でも4個のSDRAMしか動作しないにも拘わ
らず、6個のSDRAMが使用される。このようなメモ
リの非効率的な使用方法がシステムのコスト高をもたら
す。従って本発明は、メモリを他の外部装置と共用する
ことのできる半導体集積回路装置を提供することを目的
とする。また本発明は、各々所定のデータ処理を行う複
数の機能回路が、共通のメモリをアクセスすることので
きる電子システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体集積回路
によると、所定のデータ処理を行う機能ブロックから出
力された第1のアクセス信号と、外部インターフェース
端子で受けた第2のアクセス信号とを選択的に出力する
第1のセレクタを設ける。第1のセレクタにより選択さ
れたアクセス信号がメモリをアクセスするためにメモリ
に与えられる。外部インターフェース端子には第2のア
クセス信号を生成する第1の外部装置が接続される。半
導体集積回路と第1の外部装置とが共通のメモリをアク
セスすることができ、メモリが効率的に使用される。
【0006】この半導体集積回路は、さらに機能ブロッ
クと外部インターフェース端子とを接続するか、第1の
セレクタと外部インターフェース端子とを接続するかを
選択的に行う第2のセレクタが設けられる。半導体集積
回路がメモリを使用可能なときに、機能ブロックと外部
インターフェース端子との間で信号を転送することがで
きる一方、他の装置がメモリを使用可能なときに第2の
アクセス信号の一部または全部が外部インターフェース
端子から2つのセレクタを経由してメモリに与えられ
る。よって、外部インターフェース端子により、半導体
集積回路とその外部との間で信号を転送する端子と第2
のアクセス信号を受ける一部または全部の端子とが兼用
されるから端子の数が減る。
【0007】また半導体集積回路は、メモリを内蔵した
単一の半導体チップにより構成されるとよい。第2のア
クセス信号が第1の外部装置からメモリに与えられるま
でに通過する半導体チップの数が減るから、第1の外部
装置のメモリへのアクセス時間が短縮できる。
【0008】また、この半導体集積回路は、別のメモリ
をアクセスできる場合、別の外部インターフェース端子
で受ける第3のアクセス信号と、機能ブロックで生成さ
れた第4のアクセス信号とを選択的に出力する第3のセ
レクタをさらに設ける。別の外部インターフェース端子
には第2の外部装置が接続され、第3のアクセス信号は
第2の外部装置により与えられる。よって、半導体集積
回路と第2の外部装置とが共通のメモリをアクセスする
ことができる。なお、第1、第2の外部装置とは同一の
装置(例えばLSI)であってもよい。また半導体集積
回路は、2つのメモリとも内蔵した単一の半導体チップ
により構成されてもよい。
【0009】具体的には、半導体集積回路の機能ブロッ
クはデータのエンコード処理を行い、外部インターフェ
ース端子には、データのデコード処理を行う装置が接続
される。好ましくは、機能ブロックはMPEGによる映
像データの圧縮処理を行う回路であり、外部インターフ
ェース端子に接続される装置はMPEGによる映像デー
タの伸長処理を行う。
【0010】この発明による電子システムは、データを
記憶するメモリ、第1のデータ処理を行うとともにメモ
リをアクセスするための第1のアクセス信号を生成す
る、単一の半導体チップ上に形成された第1の機能ブロ
ック、これとは別の半導体チップ上に形成され、第2の
データ処理を行うとともにメモリをアクセスするための
第2のアクセス信号を生成する第2の機能ブロック、第
1の機能ブロックから出力される第1のアクセス信号と
第2の機能ブロックから出力される第2のアクセス信号
を選択的にメモリへ与える第1のセレクタを備える。第
1および第2の機能ブロックは共通のメモリをアクセス
することができるため、メモリが効率的に使用される。
【0011】ここで、第1のセレクタは第1の機能ブロ
ックと同じ半導体チップ上に形成された場合、ある信号
線と第1の機能ブロックとを電気的に接続するか、信号
線と第1のセレクタとを電気的に接続するかを選択的に
行う第2のセレクタをさらに同じ半導体チップ上に設け
るとよい。上記の信号線は第2および第3の機能ブロッ
クに接続される。第3の機能ブロックは、第1および2
の機能ブロックとはそれぞれ異なる半導体チップ上に形
成され、第1の機能ブロックが第1のデータ処理を行う
間に第3の処理を行い、第1の機能ブロックとの間でデ
ータを転送するものである。第2のセレクタは、第1の
機能ブロックがメモリを使用可能なときに第1および第
3の機能ブロックの間で信号を転送し、第2の機能ブロ
ックがメモリを使用可能なときに第2のアクセス信号の
一部または全部を第1のセレクタへ与える。第1および
第3の機能ブロックとの間でデータを転送する端子と、
第2の機能ブロックから第2のアクセス信号を受ける端
子とが兼用した端子が、第1の機能ブロックを有した半
導体チップに形成できるため、端子の数が減らせる。
【0012】また。第1の機能ブロックとメモリとが同
一の半導体チップで構成されているとよい。第2のアク
セス信号が第2の機能ブロックからメモリに与えられる
までに通過する半導体チップの数が減るから、第2の機
能ブロックのメモリへのアクセス時間が短縮される。
【0013】また、第1の機能ブロックはデータの圧縮
処理を行うエンコード回路であり、第2の機能ブロック
はデータの伸長処理を行うデコード回路であり、好まし
くは、第1の機能ブロックはMPEGによる映像データ
の圧縮処理を行い、第2の機能回路はMPEGによる映
像データの伸長処理を行う。
【0014】なお、上記の本発明の半導体集積回路およ
び電子システムにおいて、第1および第2のアクセス信
号の各々は、メモリの記憶場所を指定するアドレス信号
とメモリの動作を制御する制御信号とを含む。メモリが
SDRAMであれば、アクセス信号は、チップセレクト
信号、ローアドレスストローブ信号、コラムアドレスス
トローブ信号、ライトイネーブル信号、バンクアドレス
信号、アドレス信号を含む。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお図において、同一のもの又は
相当のものには同一の符号を付している。実施の形態
1.図1に、本発明の実施の形態1による電子システム
の構成図を示す。ここでは、データを所定の方式でエン
コードするエンコーダと、エンコードされたデータを所
定の方式でデコードするデコーダとを備えたエンコード
/デコード装置について説明する。特に、音声データ、
画像データをDVDへ記録し再生するためのDVDレコ
ーダ装置80を例示する。
【0016】DVDレコーダ装置80は、セレクタ9
9、MPEGエンコーダ100、NTSCデコーダ10
1、音声ADコンバータ102、NTSCエンコーダ1
03、音声DAコンバータ104、MPEGデコーダ1
06、ECCコーデック107、サーボコントローラ1
08、モータ109、および、記録媒体であるDVDド
ライブ110を含む。
【0017】映像原画および音声原音をDVDドライブ
110へ記録する場合、NTSCデコーダ101は、N
TSC方式の映像原画であるディジタルの映像データを
端子90を介して入力し、ITU−R656方式のデジ
タルの映像データにフォーマット変換する。音声ADコ
ンバータ102は、音声原音であるアナログの音声デー
タを端子91を介して入力し、アナログの音声データを
デジタルの音声データに変換する。MPEGエンコーダ
100は、上述したデータのエンコード処理を行う。M
PEGエンコーダ100は映像デコーダ101からデジ
タルの映像データを受け、MPEG2規格に従うエンコ
ード方式でその映像データを圧縮するとともに、音声A
Dコンバータ102からディジタルの音声データを受
け、ドルビーデジタル規格に従うエンコード方式でその
音声データを圧縮する。MPEGエンコーダ100は、
圧縮後の映像データ(ビデオストリーム)と、圧縮後の
音声データ(オーディオストリーム)とを一つのストリ
ームデータに多重化して出力する。
【0018】ECCコーデック107は、DVDへの記
録時のエラー対策として、誤り訂正符号を用いて、MP
EGエンコーダ100から出力されたストリームデータ
にエラー検出用のデータを付加する符号化を行う。サー
ボコントローラ108は、DVDドライブ110のサー
ボ制御を行う。サーボコントローラ108は、特に、D
VDドライブ110を駆動するモータ109を制御しな
がらECCコーデック107から出力された符号化後の
データをDVDドライブ110へ転送する。DVDドラ
イブ110がサーボコントローラ108から転送された
データを記録する。
【0019】DVDドライブ110から映像、音声を再
生する場合、サーボコントローラ108は、モータ10
9を制御しながらDVDドライブ110に記録されたデ
ータを受け、ECCコーデック107へ転送する。EC
Cコーデック107は、データに付加されたエラー検出
用のデータに基づきデータの記録時に生じたエラーを修
正する。MPEGデコーダ106は上述したデコード処
理を行い、特に、ECCコーデック107からエラー修
正されたデータを映像データと音声データを分離し、M
PEG2規格に従うデコード方式で分離された映像デー
タを伸長し、さらにドルビー(登録商標)ディジタル規
格に従うデコード方式で分離された音声データを伸長す
る。
【0020】NTSCエンコーダ103は、セレクタ9
9を介してMPEGデコーダ106から出力されたIT
U−R656方式のディジタルの映像データをNTSC
方式のディジタルの映像データにフォーマット変換す
る。この変換された映像データが端子92を介して出力
され、NTSC方式の映像が再生される。また、音声D
Aコンバータ104は、MPEGデコーダ106から出
力されたディジタルの音声データをアナログの音声デー
タに変換する。このアナログの音声データが端子93を
介して出力され音声が再生される。
【0021】DVDレコーダ装置80は、デジタルの音
声映像データを端子94から直接的にECCコーデック
107に入力することができる。その入力された音声映
像データは誤り訂正符号化された後にDVDドライブ1
10へ記録される。そしてDVDレコーダ装置は、記録
された音声映像データはECCコーデック107でエラ
ー修正された後に、端子94へ出力することができる。
【0022】また、DVDレコーダ装置80は映像デー
タをDVDドライブ110に記録しながら映像をモニタ
ーする機能を有する。MPEG2規格によるエンコード
処理では、一旦圧縮した映像データを伸長する処理が必
要とされるから、MPEGエンコーダ100は伸長した
映像データを出力することができる。セレクタ99は、
録画時にはMPEGエンコーダ100から出力される伸
長後の映像データを選択してNTSCエンコーダ103
へ出力する。一方、セレクタ99は、再生時にはMPE
Gデコーダ106から出力される伸長後の映像データを
選択し、NTSCエンコーダ103へ出力する。
【0023】DVDレコーダ装置80は、装置全体を制
御する制御装置と、その制御のために必要なデータを記
憶するメモリと、ユーザが操作を行うキー123をさら
に含む。制御装置は、例えば、32ビットのマイクロコ
ンピュータ(以下、MCU)120である。一方、メモ
リは、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ121、お
よびSDRAM122である。図においては、実線は映
像データ、音声データ、圧縮されたストリームデータを
転送するデータ線を示し、点線は、MPU120がユニ
ット99〜109、121、122に対して制御を行う
ための制御信号の送受を行う制御線を示す。ユーザがキ
ー123を操作することによりMCU120は所定の制
御動作を行う。
【0024】エンコーダ100、デコーダ106は互い
に異なる時間に動作する。MCU120がエンコーダ1
00、デコーダ106の動作を時間的に切り替える制御
を行う。つまりMCU120は、DVDへの録画時にエ
ンコーダ100がエンコード処理を行い、デコーダ10
6がデコード処理を停止するように制御し、DVDから
の再生時にはデコーダ106がデコード処理を行い、エ
ンコーダ100がエンコード処理を行うように制御す
る。また、セレクタ99の選択制御もMCU120によ
り行われる。
【0025】DVDドライブ110およびモータ109
を除く全ユニット99〜108、111〜122は、そ
れぞれ別々の半導体チップで形成された半導体集積回路
装置(LSI装置)で構成されている。
【0026】DVDレコーダ装置80は、メモリ111
〜114、117を備える。メモリ111〜114の各
々は、例えば16MビットのSDRAMである。メモリ
111〜114はエンコーダ100に接続され、そのエ
ンコード処理のために使用される。一方、MPEGデコ
ーダ106は、メモリ111〜114の一部(ここで
は、メモリ111、112)と接続され、そのデコード
処理のためにメモリ111、112を使用することがで
きる。さらにメモリ117は、ECCコーデック107
に接続され、その誤り訂正処理のために必要なメモリ
(ここではSDRAM)として機能する。
【0027】特に、メモリ111〜114の各々は、三
菱電機社製汎用DRAMである“M5M4V16S40
CTP10”が使用できる。その詳細機能については
“三菱半導体データブック1997メモリDRAM編”
第6−85頁ないし第6−126頁に記載されている。
【0028】図2にSDRAMの概略的な構成を示す。
SDRAMは、互いに独立して動作が行える2つのメモ
リアレイバンク#0、#1を備え、各バンクにデータが
保持される。
【0029】SDRAMは、36個の端子DQ0〜DQ
15、端子A0〜10、BA、CS、RAS、CAS、
WE、DQML、DQMU、CLK、CKEを備える。
端子CLKはマスタクロック信号(CLK信号)を外部
から入力する。端子CKEはクロックイネーブル信号
(CKE信号)を外部から入力する。端子CSはチップ
セレクト信号(CS信号)を外部から入力する。端子R
ASはローアドレスストローブ信号(RAS信号)を外
部から入力する。端子CASはコラムアドレスストロー
ブ信号(CAS信号)を外部から入力する。
【0030】端子WEはライトイネーブル信号(WE信
号)を外部から入力する。端子A0〜A10は11ビッ
トのアドレス信号(A0〜A10信号)を外部から入力
する。端子BAはバンクアドレス信号(BA信号)を外
部から入力する。端子DQ0〜DQ15は、メモリセル
に対し書き込み又は読み出されるべき16ビットのデー
タD0〜D15を入出力する。
【0031】端子DQMLは、DQML信号を外部から
入力する。端子DQMUは、DQMU信号を外部から入
力する。
【0032】各信号の機能を以下に説明する。CLK信
号はSDRAMの基準となる同期クロック信号で、他の
信号はCLK信号のHレベルへの立ち上がりを基準とし
て有効となる。CKE信号は、CLK信号に基づき内部
で生成された内部クロックを制御するもので、特にCK
E信号がLレベルのとき次サイクルの内部クロックを停
止する。また、CKE信号は、SDRAMのオートリフ
レッシュモードとセルフリフレッシュモードとの選択に
も使用される。セルフリフレッシュモードのときはCK
E信号は非同期入力となる。CKE信号がLレベルの間
セルフリフレッシュは継続する。
【0033】RAS信号、CAS信号、WE信号は、そ
れぞれの論理レベルの組み合わせに応じて、SDRAM
の動作を指定する種々のコマンドを設定する。ただしC
S信号がHレベルのとき、いかなるコマンドもノーオペ
レーションとする。
【0034】A0信号〜A10信号は、BA信号ととも
にメモリセルの行アドレス、列アドレスを指定する。A
0〜A7信号が列アドレスを示し、A0〜A10信号が
行アドレスを示す。特に、後述するリードコマンドおよ
びライトコマンドでA10信号がHレベルのとき、オー
トプリチャージが実行され、後述するプリチャージコマ
ンドでA10信号がHレベルのとき、バンク#0、#1
の両方とも非活性化されプリチャージされる。BA信号
は、メモリセルのバンク#0、#1のうち、コマンドの
適用対象であるバンクを指定する。
【0035】DQML信号がバーストライトでHレベル
のとき、現在のサイクルで、入力する16ビットデータ
のうち下位8ビットD0〜D7がマスクされる。またD
QML信号がバーストリードでHレベルのとき、2サイ
クル目で出力される16ビットデータのうち下位8ビッ
トD0〜D7が無効(ディスエーブル)とされる。DQ
MU信号がバーストライトでHレベルのとき、現在のサ
イクルで、入力する16ビットデータのうち上位8ビッ
トD8〜D15がマスクされる。またDQMU信号がバ
ーストリードでHレベルのとき、2サイクル目で出力さ
れる16ビットデータのうち上位8ビットD8〜D15
が無効(ディスエーブル)とされる。
【0036】RAS信号、CAS信号、WE信号は、基
本コマンドとして、「アクティベート」、「リード」、
「ライト」、「プリチャージ」、「オートリフレッシ
ュ」の各コマンドを指定する。アクティベートコマンド
はBA信号で指定された非活性バンク内の行を活性させ
る。リードコマンドはBA信号で指定された活性バンク
からのバーストリードを指定する。ライトコマンドはB
A信号で指定された活性バンクへのバーストライトを指
定する。プリチャージコマンドはBA信号で指定された
活性バンクを非活性化することを指定する。このコマン
ドはバーストリードおよびバーストライトの動作も停止
させる。オートリフレッシュコマンドは、オートリフレ
ッシュサイクルを開始することを指定する。このときバ
ンクアドレスを含むリフレッシュアドレスがメモリ内部
で発生する。
【0037】図2に示した制御回路は、アドレスバッフ
ァおよび制御信号バッファを介して入力した各信号に基
づき、上述の機能を実現するようにメモリアレイを制御
する。モードレジスタは、リード及びライト時のバース
ト長、バーストタイプ、CASレイテンシを指定する。
モードレジスタの内容はA0〜A9信号により設定され
る。メモリセルアレイは、制御回路からの制御に従い、
入出力バッファを介して端子DQ0〜DQ15へデータ
を入出力する。
【0038】図3に、MPEGエンコーダ100の詳細
な構成、およびMPEGデコーダ106、4個のSDR
AM111〜114、MCU120、メモリ121〜1
22との接続関係を示す。単一の半導体チップで構成さ
れたMPEGエンコーダ100は、機能ブロック10お
よびセレクタ23、ラッチ30を含む。機能ブロック1
0は、SDRAM111〜114をアクセスしながら映
像データおよび音声データの圧縮処理を実行する。機能
ブロック100は、SDRAM111、112をアクセ
スするためのアクセス信号AS1を生成するとともに、
SDRAM113、114をアクセスするためのアクセ
ス信号AS2を生成する。
【0039】MPEGエンコーダ100は、スレーブイ
ンターフェース端子(以下スレーブIF端子)135、
マスターインタフェース端子(以下、マスターIF端
子)136、139、データ入出力端子137、138
を備える。スレーブIF端子135は、メモリ111、
112をアクセスするためのアクセス信号AS3を受け
る。
【0040】セレクタ23は、機能ブロック10とマス
ターIF端子136とを電気的に接続すると同時にスレ
ーブIF端子135とマスターIF端子136とを電気
的に絶縁する第1の接続モードと、スレーブIF端子1
35とマスターIF端子136とを電気的に接続すると
同時に機能ブロック10とマスターIF端子136とを
電気的に絶縁する第2の接続モードとを有する。セレク
タ23は第1の接続モードで機能ブロック10から出力
されたアクセス信号AS1を選択してマスターIF端子
136に与え、第2の接続モードでスレーブIF端子1
35で受けたアクセス信号AS3を選択してマスターI
F端子136に与える。一方、機能ブロック10はマス
ターIF端子139と直接接続され、アクセス信号AS
2をマスタIF端子139を介して外部へ出力する。
【0041】ラッチ30は、スレーブIF端子135と
セレクタ23との間に接続され、スレーブIF端子13
5から出力されたアクセス信号AS3を一時保持する。
ラッチ30は、スレーブIF端子135でアクセス信号
AS3を受けるサイクルから1クロックサイクルだけ遅
延させてアクセス信号AS3の値をセレクタ23へ出力
する。
【0042】ここで、アクセス信号AS1、AS2、A
S3の各々は、複数のビット幅の信号である。マスター
IF端子137、139の各々はアクセス信号のそれぞ
れビットを出力する複数の接続ピンを有する。また、ス
レーブIF端子135もそのアクセス信号のそれぞれビ
ットを受ける複数の接続ピンを有する。この実施の形態
では、各アクセス信号は、メモリの番地を指定するアド
レス信号と、メモリの動作を制御するための制御信号と
を含む。アクセス信号は16ビットの信号であり、アド
レス信号は、アクセス信号のうちの11ビットの信号で
示されるA0〜A10信号であり、メモリの端子A0〜
A11にそれぞれ入力される。一方、制御信号はアクセ
ス信号のうちの残りの5ビットの信号で示されるCE信
号、RAS信号、CAS信号、WE信号、およびBA信
号であり、メモリの端子CE、RAS、CAS、WE、
BAにそれぞれ入力される。よって端子135、13
7、139の各々の接続ピンの数は16個である。ただ
しメモリの端子DQML、DQMUはLレベルに固定さ
れている。
【0043】マスタIF端子136は16ビット幅の制
御バス151を介してメモリ111、112の双方に接
続される。機能ブロック10はデータ入出力端子137
を介して32ビット幅のデータバス150に接続され
る。よってデータ入出力端子137は32個の接続ピン
を有する。メモリ111、112の各々は16ビット幅
のデータを入出力するが、データバス150の上位16
本がメモリ111に接続され、下位16本がメモリ11
2に接続される。
【0044】アクセス信号AS1、AS3のうちセレク
タ23で選択されるアクセス信号がマスタIF端子13
6からメモリ111、112に同時に与えられる。メモ
リ111は選択されたアクセス信号に基づき、その保持
する16ビットのデータD0〜D15をデータバス15
0の半分のバス幅のバスへ読み出し、又は、16ビット
のデータD0〜D15をデータバス150の半分のバス
幅のバスから読み込み保持する。メモリ112は選択さ
れたアクセス信号に基づき、その保持する16ビットの
データD16〜D15をデータバス150の残り半分の
バス幅のバスへ読み出し、又は、16ビットのデータD
0〜D15をデータバス150の残り半分のバス幅のバ
スから読み込み保持する。よってメモリ111、112
は全体で32ビット幅のメモリとして機能する。
【0045】同様に、マスタIF端子139は16ビッ
ト幅の制御バス153を介してメモリ113、114に
接続される。機能ブロック10はデータ入出力端子13
8を介して32ビット幅のデータバス152に接続され
る。よってデータ入出力端子138も32個の接続ピン
を有する。メモリ113、114の各々も16ビットの
データを入出力し、データバス152の上位16本がメ
モリ111に接続され、下位16本がメモリ112に接
続される。
【0046】機能ブロック10から出力されるアクセス
信号AS2がマスタIF端子139を介してメモリ11
3、114に同時に与えられる。メモリ113は、アク
セス信号AS2に基づき、その保持する16ビットのデ
ータD0〜D15をデータバス152の半分のバス幅の
バスへ読み出し、又は、16ビットのデータD0〜D1
5をデータバス152の半分のバス幅のバスから読み込
み保持する。メモリ114はアクセス信号AS2に基づ
き、その保持する16ビットのデータD16〜D15を
データバス152の残り半分のバス幅のバスへ読み出
し、又は、16ビットのデータD0〜D15をデータバ
ス152の残り半分のバス幅のバスから読み込み保持す
る。よってメモリ113、114は全体で32ビット幅
のメモリとして機能する。
【0047】エンコード処理を行う機能ブロック10
は、ホストインターフェース回路(以下、ホストIF)
11、ビデオフィルタ回路12、ビデオ入力インターフ
ェース回路(以下、ビデオ入力IF)13、オーディオ
入力インターフェース回路(以下、オーディオ入力I
F)14、動き検出回路15、メディアプロセッサ1
6、ビデオプロセッサ17、メモリインターフェース回
路(以下、メモリIF)18、19、ビットストリーム
出力インターフェース回路(以下、ビットストリーム出
力IF)20、ビデオフィルタ回路21およびビデオ出
力インターフェース回路(以下、ビデオ出力IF)22
を備える。
【0048】メモリIF18は、セレクタ23およびデ
ータ入出力端子137と接続され、アクセス信号AS1
をセレクタ23へ出力するとともにデータ入出力端子1
37を経由してメモリ111、112との間で32ビッ
トのデータの送受を行う。メモリIF19は、データ入
出力端子138、マスタIF端子139と接続され、ア
クセス信号AS2をマスタIF端子139へ出力すると
ともに、メモリ113、114との間で32ビットのデ
ータの送受を行う。
【0049】ホストIF11は、端子130を介してM
CU120、ROM121、RAM122と接続され、
バス50を介してメディアプロセッサ16、ビデオプロ
セッサ17と接続される。ホストIF11はMCU12
0、ROM121あるいはRAM122とメディアプロ
セッサ16あるいはビデオプロセッサ17との間で信号
の通信を行う。
【0050】ビデオ入力IF13はデータ入力端子13
1から映像データを受け、ビデオフィルタ回路12へ転
送する。ビデオフィルタ回路12はバス51を介してメ
モリIF18と接続される。ビデオフィルタ回路12が
映像データの解像度変換若しくは帯域カット等を行った
後、映像データはバス51、メモリIF18、データ入
出力端子137を経由してメモリ111、112に保持
される。そのためビデオフィルタ回路12は、記憶場所
を示すアドレス信号とメモリのアクセスを要求する要求
信号とをメモリIF18へ出力する。オーディオ入力I
F14はバス51を介してメモリIF18と接続され
る。オーディオ入力IF14はデータ入力端子132か
ら音声データを受け、その音声データはバス51、メモ
リIF18、データ入出力端子137を経由してメモリ
111、112に保持される。そのためオーディオ入力
IF14は、記憶場所を示すアドレス信号とメモリのア
クセスを要求する要求信号とをメモリIF18へ出力す
る。
【0051】メディアプロセッサ16は、バス51を介
してメモリIF18と接続され、データ入出力端子13
7、メモリIF18、バス51を経由して、メモリ11
1、112に保持された音声データを受ける。メディア
プロセッサ16は、VLIWアーキテクチャのプロセッ
サであり、ドルビーディジタル規格のアルゴリズムを実
現するプログラムに従い、その受け取った音声データの
圧縮を実行する。メディアプロセッサ16は、さらにバ
ス52を介してメモリIF19と接続され、圧縮後のオ
ーディオストリームがバス52、メモリIF19および
データ入出力端子138を経由してメモリ113、11
4に保持される。なおメモリプロセッサ16は、メモリ
から音声データを読み出すために、記憶場所を示すアド
レス信号とメモリのアクセスを要求する要求信号とをメ
モリIF18へ出力し、圧縮後のオーディオストリーム
をメモリに書き込むために、記憶場所を示すアドレス信
号とメモリのアクセスを要求する要求信号とをメモリI
F19へ出力する。
【0052】ビデオプロセッサ17と動き検出回路15
とは、バス51を介してメモリIF18に接続され、メ
モリ111、112に保持された映像データをデータ入
出力端子137、メモリIF18、バス51を経由して
受ける。そのためビデオプロセッサ17と動き検出回路
15の各々は、記憶場所を示すアドレス信号とメモリの
アクセスを要求する要求信号とをメモリIF18へ出力
する。
【0053】動き検出回路15は、ビデオプロセッサ1
5から受けるデータを参照しながら、MPEG2規格に
従って動きベクトルの検出を行う。ビデオプロセッサ1
7は、DCT変換を行うDCT変換回路44、逆DCT
変化を行うIDCT変換回路44、データの量子化を行
う量子化回路42、データの逆量子化を行う逆量子化回
路42、ハフマン符号化を行う可変長符号化回路41を
含む。ビデオプロセッサ17は、メディアプロセッサ1
6により制御され、動き検出回路15の検出結果を使用
してMPEG2規格に従う映像データの圧縮を行う。ビ
デオプロセッサ15は、バス52を介してメモリIF1
9へ接続され、圧縮されたビデオストリームがバス5
2、メモリIF19およびデータ入出力端子138を介
してメモリ113、114へ転送され保持される。
【0054】ビデオプロセッサ17は、映像データを圧
縮することと並行して、動き検出回路15が動き検出を
行えるように、圧縮した映像データを伸長するローカル
デコードを行う。そのローカルデコードのデコード結果
も、バス52、メモリIF19およびデータ入出力端子
138を経由してメモリ113、114へ転送され保持
される。ビデオプロセッサ17は、各ストリームおよび
デコード結果をメモリに書き込むために、記憶場所を示
すアドレス信号とメモリのアクセスを要求する要求信号
とをメモリIF19へ出力する。
【0055】ビットストリーム出力IF20は、バス5
2を介してメモリIF18に接続され、メモリ113、
114に保持されたビデオストリームとオーディオスト
リームを、データ入出力端子138、メモリIF19、
バス52を経由して受け取る。各ストリームを読み出す
ため、ビットストリーム出力IF20は記憶場所を示す
アドレス信号とメモリのアクセスを要求する要求信号と
をメモリIF19へ出力する。
【0056】ビットストリーム出力IF20は、メディ
アプロセッサ16により制御されてビデオストリームと
オーディオストリームとを多重化してDVDレコード規
格のストリームデータに加工する。そのストリームデー
タはデータ出力端子133を経由して図1に示すECC
コーデック107へ出力される。
【0057】ビデオフィルタ回路21は、バス52を介
してメモリIF19に接続され、メモリ113、114
に保持されたローカルデコードのデコード結果、すなわ
ち伸長された映像データを、データ入出力端子138、
メモリIF19、バス52を経由して受け取り、必要に
応じて解像度変換を行う。映像データを読み出すため、
ビデオフィルタ回路21は、記憶場所を示すアドレス信
号とメモリのアクセスを要求する要求信号とをメモリI
F19へ出力する。ビデオ出力IF22はビデオフィル
タ回路21から伸長後の映像データをデータ出力端子1
34に出力する。データ出力端子134から出力される
映像データは、図1に示すセレクタ99へ出力される。
【0058】メディアプロセッサ16、ビデオプロセッ
サ17、ビットストリーム出力IF20およびビデオフ
ィルタ回路21の各ブロックから、メモリ113、11
4をアクセスするためにアドレス信号とアクセス要求信
号とを受けると、メモリIF19はそのアドレス信号と
アクセス要求信号に従いアクセス信号AS2を生成して
マスターIF端子139へ出力する。従って、機能ブロ
ック10はマスターIF端子139を介してメモリ11
3、114へデータを書込み、又はメモリ113、11
4からデータを読み出すことができる。
【0059】また、ビデオフィルタ回路12、オーディ
オIF14、動き検出回路15、メディアプロセッサ1
6およびビデオプロセッサ17の各ブロックから、メモ
リ111、112をアクセスするためにアドレス信号と
アクセス要求信号とを受けると、メモリIF18は、そ
のアドレス信号とアクセス要求信号に従いアクセス信号
AS1を生成してセレクタ23へ出力する。
【0060】MPEGデコーダ106は、映像データ、
音声データを伸長するデコード処理を行い、そのデコー
ド処理に際してアクセス信号AS3を生成する機能ブロ
ックである。MPEGデコーダ106はスレーブIF端
子135に接続され、アクセス信号AS3がスレーブI
F端子135に与えられる。さらに、MPEGデコーダ
106はデータバス150に接続され、データバス15
0を経由してメモリ111、112との間でデータの転
送を行う。
【0061】映像の録画時には、セレクタ23はメモリ
IF18とマスターIF端子136とを接続する第1の
選択モードを選択する。メモリIF18から出力される
アクセス信号AS1がセレクタ23で選択され、マスタ
ーIF端子136を経由してメモリ111、112に与
えられるので、機能ブロック10はマスターIF端子1
37を介してメモリ111、112へデータを書込み、
又はメモリ111、112からデータを読み出すことが
できる。
【0062】映像の再生時には、セレクタ23はスレー
ブIF端子135とマスターIF端子136とを接続す
る第2の選択モードを選択する。MPEGデコーダ10
6により生成されたアクセス信号AS3がセレクタ23
で選択され、マスターIF端子136を経由してメモリ
111、112に与えるので、MPEGデコーダ106
はデータバス150を介してメモリ111、112へデ
ータを書込み、又はメモリ111、112からデータを
読み出すことができる。つまりデコーダ106は524
288ワード×32ビットのメモリとしてメモリ11
1、112をアクセスできる。
【0063】セレクタ23の接続モードの切り替えは、
MCU120により制御される。セレクタ23はバス5
0から転送される選択制御信号に従って接続モードの選
択を行う。
【0064】MPEGデコーダ106から出力されるア
クセス信号AS3は、ラッチ30によってMPEGデコ
ーダ106から出力されるサイクルから1クロックだけ
遅延してメモリ111、112に与えられる。ラッチ3
0はアクセス信号AS3のメモリ111、112へ入力
がCLK信号と同期することを補償するために、上述の
ようにアクセス信号AS3を1クロックだけ遅延させ
る。MPEGデコーダ106とメモリ111、112と
のデータ転送は外部のデータバス150で直接行われ
る。デコーダ106から見たCASレイテンシーは、メ
モリ111、112のモードレジスタに設定されたCA
Sレイテンシーより1クロックだけ大きいことになる。
よってデコーダ106に必要なCASレイテンシーを得
るために、メモリ111、112のモードレジスタに1
クロックだけ速いCASレイテンシーを設定しておく。
メモリ111、112のモードレジスタの設定はメディ
アプロセッサ16により変更可能である。
【0065】以上のように構成されたMPEGエンコー
ダ100では、MPEGエンコーダ100にセレクタ2
3が設けたことにより、エンコーダ100とデコーダ1
06は、それぞれの動作時にメモリ111、112をア
クセスする。つまり、エンコーダ100とデコーダ10
6がメモリ111、112を時間的に使い分けることに
より共有する。よって、メモリの効率的な使用が達成さ
れる。
【0066】以下にいくつかの変形例を挙げる。 (1)セレクタ23は、エンコーダ100、デコーダ1
06とはそれぞれ別体の半導体チップで構成し、セレク
タ23はデコーダ106から出力されるアクセス信号A
S3はエンコーダ100を経由することなく受けるよう
にしても、エンコーダ100、デコーダ106は共通の
メモリをアクセスすることができる。 (2)メモリ111、112はSDRAMを採用した
が、非同期式のDRAMであってもよい。 (3)機能ブロック10はMPEG2規格を採用してい
るが、MPEG4等の他のMPEG規格であってもよ
い。MPEGデコーダ106もエンコーダ100に対応
させて他のMPEG規格のデコード方式を採用してもよ
い。 (4)アクセス信号AS3のメモリ111、112へ入
力が、許容範囲内でCLK信号と同期できればラッチ3
0を削除できる。 (5)セレクタ23は、エンコーダ100側に内蔵され
るのではなく、逆にデコーダ106側に内蔵させてもよ
い。このときエンコーダ100から出力されるアクセス
信号をデコーダ106のセレクタに与えることになる。
同様にエンコーダ100、デコーダ106は共通のメモ
リをアクセスすることができる。
【0067】実施の形態2.図4に本発明の実施の形態
2によるMPEGエンコーダ200の詳細な構成および
MPEGデコーダ106との接続関係を示す。MPEG
エンコーダ200において、メモリIF18から出力さ
れるアクセス信号AS1が直接マスターIF端子136
に与えられ、図3に示されたスレーブIF端子135及
びセレクタ23が削除される。MPEGエンコーダ20
0は、セレクタ24〜26、ラッチ32を備え、図3の
データ出力端子133、134の代わりに端子140〜
142が設けられる。
【0068】MPEGデコーダ106は端子142、1
40に接続される。MPEGデコーダ106から出力さ
れるアクセス信号AS3のうちの一部のビットが端子1
40へ与えられ、アクセス信号AS3の残りのビットが
端子142に与えられる。そしてMPEGデコーダ10
6は、データバス150ではなくデータバス152と接
続されて、メモリ113、114との間でデータの書込
み、読み出しを行う。それ以外については、実施の形態
1のDVDレコーダ装置およびそれに用いられるエンコ
ーダ100と同一である。
【0069】ここで、ストリームデータ、映像データ
は、ともに15ビット幅でそれぞれビットストリームI
F20、ビデオ出力IF22から出力される場合を考え
る。セレクタ25は、ビットストリームIF20と端子
140とを電気的に接続すると同時に、セレクタ24と
端子140とを電気的に絶縁する第1の接続モードと、
セレクタ24と端子140とを電気的に接続すると同時
にビットストリームIF20と端子140とを電気的に
絶縁する第2の接続モードとを有する。よって、セレク
タ25は第1の接続モードのときビットストリームIF
20から出力される15ビットのストリームデータを端
子140へ出力し、第2の接続モードのときアクセス信
号AS3のうちの端子140で受ける15ビットの信号
をセレクタ24へ出力する。
【0070】セレクタ26は、ビデオ出力IF22と端
子142とを電気的に接続すると同時にセレクタ24と
端子142とを電気的に絶縁する第1の接続モードと、
セレクタ24と端子142とを電気的に接続すると同時
にビデオ出力IF22と端子142とを電気的に絶縁す
る第2の接続モードとを有する。よって、セレクタ26
は第1の接続モードのときビデオ出力IF22から出力
される映像データのうちの1ビット分を端子142へ出
力し、第2の接続モードのときアクセス信号AS3のう
ちの端子142で受ける1ビットの信号をセレクタ24
へ出力する。また、ビデオ出力IF22から出力される
映像データの残りの14ビット分は端子141に与えら
れる。
【0071】セレクタ24は、機能ブロック10とマス
ターIF端子139とを電気的に接続すると同時にセレ
クタ25、26とマスターIF端子139とを電気的に
絶縁する第1の接続モードと、セレクタ25、26とマ
スターIF端子139とを電気的に接続すると同時に機
能ブロック10とマスターIF端子139とを電気的に
絶縁する第2の接続モードとを有する。
【0072】セレクタ24〜26は、DVDへの録画の
とき、ともに第1の接続モードを選択し、DVDからの
再生のとき、ともに第2の接続モードを選択する。セレ
クタ24〜26のそれぞれの接続モードの切り替えは、
MCU120により制御され、セレクタ24〜26は、
バス50から転送される共通の選択制御信号により指示
されて接続モードを選択する。
【0073】よってセレクタ24は、DVDへの録画の
ときにメモリIF19から出力されるアクセス信号AS
2を選択してマスターIF端子139へ出力し、DVD
からの再生のときにセレクタ25、26から出力される
アクセス信号AS3を選択してマスタIF端子139へ
出力する。ただし、ラッチ32はレジスタ25、26か
ら出力されるアクセス信号AS3を一時保持して、スレ
ーブIF端子135でアクセス信号AS3を受けるサイ
クルから1クロックサイクルだけ遅延させてセレクタ2
3へ出力する。実施の形態1と同様に、ラッチ32は、
メモリ113、114へのアクセス信号AS3の入力が
CLK信号と同期することを補償するためである。
【0074】以上のように構成されたMPEGエンコー
ダ200において、DVDへの録画のときには、メモリ
IF19から出力されたアクセス信号AS2は、セレク
タ24、スレーブIF端子139を経由してメモリ11
3、114へ供給される。よって、MPEGエンコーダ
200はメモリ113、114をアクセスし、機能ブロ
ック10がデータ入出力端子138、データバス152
を経由してメモリ113、114へデータを書き込み、
又はメモリ113、114からデータを読み出すことが
できる。また、ビットストリーム20で得られるストリ
ームデータは端子140から出力される。ビデオ出力I
F22で得られる映像データは端子141、142から
出力される。このときMPEGデコーダ106はデコー
ド動作を停止しているが、アクセス信号AS3を出力す
るデコーダ106の端子はハイインピーダンス状態とな
るように構成されている。
【0075】一方、DVDへの録画のときには、MPE
Gデコーダ106から出力されたアクセス信号AS3は
端子141、142、セレクタ25、26、およびセレ
クタ24を経由してメモリ113、114へ供給され
る。MPEGデコーダ106はメモリ113、114を
アクセスし、データバス152を経由してメモリ11
3、114へデータを書き込み、又はメモリ113、1
14からデータを読み出すことができる。
【0076】なお、デコーダ106から見たCASレイ
テンシーは、メモリ113、114のモードレジスタに
設定されたCASレイテンシーより1クロックだけ大き
いことになる。デコーダ106に必要なCASレイテン
シーを得るためには、メモリ113、114のモードレ
ジスタに1クロックだけ速いCASレイテンシーを設定
しておく。メモリ113、114のモードレジスタの設
定はメディアプロセッサ16により変更可能である。
【0077】以上のように、この実施の形態2による
と、MPEGエンコーダ200、MPEGデコーダ10
6は、ともにメモリ113、114を時間的に使い分け
ることにより共有する。よってメモリ113、114の
効率的な使用が達成される。さらに、MPEGエンコー
ダ200において、そのエンコード処理時にデータを外
部へ出力する端子と、MPEGデコーダ106からアク
セス信号を受ける端子とが共用されるため、端子の数を
減らすことができる。
【0078】以下にいくつかの変形例を示す。 (1)MPEGエンコーダ200のエンコード処理時に
データを外部から入力する端子(例えば、端子131、
132)と、MPEGデコーダ106からアクセス信号
AS3を受ける端子とを共用するように構成されてもよ
い。但し、MPEGデコーダ106がアクセス信号AS
3を出力する間、その共用される端子に接続する他のデ
バイスの出力端子をハイインピーダンスにしておく必要
がある。
【0079】(2)MPEGエンコーダ200におい
て、MPEGデコーダ106からアクセス信号AS3を
受ける全接続ピンのうち、一部の接続ピンをMPEGエ
ンコーダ200がデータを入力又は出力する接続ピンと
兼用し、残りの接続ピンを実施の形態1のように専用端
子としてもよい。例えば図4において、端子140だけ
が兼用端子であるとした場合、アクセス信号AS3のう
ちの残りの1ビットの信号は図示しない専用の外部端子
を介してセレクタ24に与えられる。端子141、14
2には直接ビデオフィルタ回路の出力が接続され、セレ
クタ26は不要となる。 (3)セレクタ24〜26は、エンコーダ200側に内
蔵されるのではなく、逆にデコーダ106側に内蔵され
てもよい。このときエンコーダ200から出力されるア
クセス信号をデコーダ106のセレクタに与えることに
なる。
【0080】実施の形態3.図5に本発明の実施の形態
3によるMPEGエンコーダ300を示す。このMPE
Gエンコーダ300は、図4のものと同じセレクタ24
〜26、ラッチ32、および端子140〜142を備え
ている。それ以外については、実施の形態1のエンコー
ダ100と同一である。
【0081】実施の形態1と同様に、セレクタ23が接
続モードを切り換えることによって、MPEGエンコー
ダ300とMPEGデコーダ106とがメモリ111、
112を時間的に使い分けることができ、メモリ11
1、112を共有する。さらに、MPEGエンコーダ3
00がエンコード処理をしていないときに動作可能なデ
バイス450が電子システム上に設けられた場合に、デ
バイス450はメモリ113、114を使用することが
できる。デバイス450は、デコーダ106と別の半導
体チップで構成されている。
【0082】具体的に、端子140、142の合計16
個の接続ピンとメモリ113、114をアクセスするア
クセス信号AS4を出力するデバイス450の16個の
接続ピンとを一対一に接続する。アクセス信号AS4
は、A0〜A10信号からなるアドレス信号、CE信
号、RAS信号、CAS信号、WE信号、およびBA信
号である。メモリ113、114との間でデータを送受
するデバイス450の端子はデータバス152と接続さ
れる。従って、実施の形態2と同様にセレクタ24〜2
6が接続モードを切り換えることによって、デバイス4
50はメモリ113、114をアクセスすることができ
る。
【0083】実施の形態4.図6に本発明の実施の形態
4によるDVDレコーダ装置の構成を示す。実施の形態
1とは、メモリ111〜114が削除される代わりに、
MPEGエンコーダ400が64Mビットのデータを記
憶するメモリを内蔵する点、MPEGデコーダ106が
エンコーダ400に内蔵されたメモリにアクセスするこ
とができる点で相違し、その他の構成は同一である。
【0084】図7にMPEGエンコーダ400の詳細な
構成、およびMPEGデコーダ106、MCU120、
メモリ121〜122との接続関係を示す。実施の形態
1のエンコーダ100とは、エンコーダ400がメモリ
401、402、スレーブIF端子404、セレクタ4
03を備える点で相違し、その他の構成は同一である。
【0085】メモリ401、402の各々は、各々32
Mビットのデータを記憶できるSDRAMであり、アド
レス信号(A0〜A10信号)、CS信号、RAS信
号、CAS信号、WE信号、BA信号を含むアクセス信
号を受け、そのアクセス信号に従い32ビット幅でデー
タを読み出しまたは書込みを行う。アクセス信号の機能
は図2のものと同様に機能する。メモリ401、402
は、アクセス信号を受ける16本の制御信号線とデータ
を入出力する32本のデータ信号線を有する48ビット
幅のバス420、421にそれぞれ接続する。
【0086】スレーブIF端子404はMPEGデコー
ダ106に接続される。スレーブIF端子404はMP
EGデコーダ106からアクセス信号を受ける16個の
接続ピンと、データを送受する32個の接続ピンとを有
する。スレーブIF端子404とセレクタ403との
間、およびメモリIF18とセレクタ403との間の各
々も、アクセス信号を転送する16本の制御信号線とデ
ータを転送する32本のデータ信号線とで接続される。
【0087】セレクタ403は、メモリIF18とバス
420とを電気的に接続すると同時に、スレーブIF端
子404とバス420とを電気的に絶縁する第1の接続
モードと、スレーブIF端子404とバス420とを電
気的に接続すると同時に、メモリIF18とバス420
とを電気的に絶縁する第2の接続モードとを有する。
【0088】セレクタ403は、DVDへの録画時に第
1の接続モードを選択する。メモリIF18から出力さ
れるアクセス信号AS1は、セレクタ403、バス42
0の制御信号線を経由してメモリ401に与えられる。
メモリ401は、アクセス信号AS1に従って、バス4
20のデータ信号線、セレクタ403を経由して、メモ
リIF18から出力されるデータを書込み、又は保持す
るデータをメモリIF18へ出力する。
【0089】セレクタ403は、DVDからの再生時に
第2の接続モードを選択する。MPEGデコーダ106
から出力されるアクセス信号AS3が、スレーブIF端
子404の16個の接続ピン、セレクタ403およびバ
ス420の制御信号線を経由してメモリ401に与えら
れる。メモリ401は、アクセス信号AS3に従ってバ
ス420のデータ信号線、セレクタ403およびスレー
ブIF端子404の32個の接続ピンを経由して、MP
EGデコーダ106から出力されるデータを書込み又は
保持するデータをMPEGデコーダ106へ読み出す。
よってデコーダ106は524288ワード×32ビッ
トのメモリとしてメモリ401をアクセスすることがで
きる。
【0090】セレクタ403の接続モードの切り替え
は、MCU120により制御される。セレクタ23はバ
ス50から転送される選択制御信号に従って接続モード
の選択を行う。
【0091】一方、メモリIF19は、バス421を介
してメモリ402と直接接続され、バス421の制御信
号線を経由してアクセス信号AS2をメモリ402に与
える。メモリ402は、アクセス信号AS2に従って、
バス421のデータ信号線を経由してメモリIF19と
の間でデータの読み出し又は書込みを行う。
【0092】以上のように構成されたMPEGエンコー
ダ400では、セレクタ403がメモリIF18とスレ
ーブIF端子403とのいずれかを選択してメモリ40
1と接続するので、エンコーダ400とデコーダ106
とはメモリ401を時間的に使い分けることにより共有
する。よってメモリの効率的な使用が達成される。ま
た、共有するメモリを単一半導体チップのMPEGエン
コーダ400に内蔵したので、MPEGデコーダ106
はメモリ401のモードレジスタに設定されたCASレ
イテンシーと同じタイミングでメモリ401をアクセス
できる。
【0093】実施の形態5.図8に本発明の実施の形態
2によるMPEGエンコーダ500の詳細な構成および
MPEGデコーダ106との接続関係を示す。MPEG
エンコーダ500において、メモリIF18とメモリ4
01とはセレクタを介することなくバス420を介して
接続される。メモリIF18は、バス420の16本の
制御信号線を経由してアクセス信号AS1をメモリ40
1に与える。メモリ401は、アクセス信号AS1に従
いバス420の32本のデータ信号線を経由してメモリ
IF18との間でデータの読み出し又は書込みを行う。
また、MPEGエンコーダ500は、セレクタ405〜
408を備え、また、図7の出力端子133、134の
代わりに端子410〜413が設けられる。MPEGデ
コーダ106は入出力端子410〜413に接続され
る。それ以外については、実施の形態4のエンコーダ4
00と同一である。
【0094】ストリームデータ、映像データは、ともに
15ビット幅でそれぞれビットストリームIF20、ビ
デオ出力IF22から出力される場合を考える。
【0095】セレクタ406は、ビットストリーム出力
IF20と端子410とを電気的に接続すると同時に、
セレクタ405と端子410とを電気的に絶縁する第1
の接続モードと、セレクタ405と端子410とを電気
的に接続すると同時に、ビットストリーム出力IF20
と端子410とを電気的に絶縁する第2の接続モードと
を有する。セレクタ406は、バス430、431を介
してビットストリーム出力IF20、セレクタ405と
それぞれ接続する。バス430、431はともに15ビ
ット幅である。
【0096】セレクタ407は、ビデオ出力IF22と
端子411とを電気的に接続すると同時に、セレクタ4
05と端子411とを電気的に絶縁する第1の接続モー
ドと、セレクタ405と端子411とを電気的に接続す
ると同時に、ビデオ出力IF22と端子411とを電気
的に絶縁する第2の接続モードとを有する。セレクタ4
07は、バス432、433を介してビデオ出力IF2
2、セレクタ405とそれぞれ接続する。バス432、
433はともに1ビット幅である。
【0097】セレクタ408は、ビデオ出力IF22と
端子412とを電気的に接続すると同時に、セレクタ4
05と端子412とを電気的に絶縁する第1の接続モー
ドと、セレクタ405と端子412とを電気的に接続す
ると同時に、ビデオ出力IF22と端子412とを電気
的に絶縁する第2の接続モードとを有する。セレクタ4
07は、バス434、435を介してビデオ出力IF2
2、セレクタ405とそれぞれ接続する。バス434、
435はともに14ビット幅である。
【0098】端子413は、バス436を介してセレク
タ405に直接的に接続される。バス426は18ビッ
ト幅である。
【0099】セレクタ405は、バス421とメモリI
F19とを電気的に接続すると同時に、バス421とバ
ス437とを電気的に絶縁する第1の接続モードと、バ
ス421とバス437とを電気的に接続すると同時に、
バス421とメモリIF19とを電気的に絶縁する第2
の接続モードとを有する。バス437は48ビット幅を
有し、バス431、433、435の合計48ビット幅
のバスとビット毎に接続される。
【0100】セレクタ405〜408は、DVDへの録
画のときに、ともに第1の接続モードを選択する。メモ
リIF19から出力されるアクセス信号AS2は、セレ
クタ405、バス421の制御信号線を経由してメモリ
402に与えられる。メモリ402は、アクセス信号A
S2に従ってバス421のデータ信号線、セレクタ40
5を経由して、メモリIF19から出力されたデータを
書込み又はメモリ内に保持するデータをメモリIF19
へ読み出す。
【0101】また、ビットストリーム出力IF20から
出力されるストリームデータは、バス430、セレクタ
406および端子410を経由してECCコーデック1
07へ転送される。ビデオ出力IF22から出力される
映像データのうちの1ビットの信号はバス432、セレ
クタ407を経由して端子411から出力され、残りの
14ビットの信号はバス434、セレクタ408を経由
して端子412から出力される。端子411、412か
ら出力される15ビットの信号が映像データとしてセレ
クタ99へ転送される。
【0102】このときMPEGデコーダ106はデコー
ド動作を停止しているが、端子410〜413に接続さ
れるMPEGデコーダ106の全端子をハイインピーダ
ンス状態となるように構成されている。
【0103】セレクタ405〜408は、DVDからの
再生のときに、ともに第2の接続モードを選択する。こ
のとき合計48個の接続ピンからなる端子410〜41
3は、それぞれバス431、433、435、436を
介して48ビット幅のバス421と電気的に接続され
る。
【0104】端子410、411の全接続ピンは、MP
EGデコーダ106から出力されるアクセス信号AS3
を受ける。アクセス信号AS3は、セレクタ406、4
07、セレクタ405およびバス421の16本の制御
信号線を経由してメモリ402へ与えられる。メモリ4
02は、受け取ったアクセス信号AS3に従い、バス4
21の32本のデータ信号線、セレクタ405、セレク
タ408および端子412、413の全接続ピンを経由
して、MPEGデコーダ106から出力されるデータを
書込み又は保持するデータをMPEGデコーダ106へ
読み出す。
【0105】セレクタ405〜408のそれぞれの接続
モードの切り替えは、MCU120により制御され、セ
レクタ405〜408は、バス50から転送される共通
の選択制御信号により指示されて接続モードを選択す
る。
【0106】端子410、410にアクセス信号AS3
を対応させ、端子412、413にデータD0−31を
対応させたが、これに限るものではない。アクセス信号
AS3、データD0−D31の合計48個の信号のう
ち、任意の18個の信号を専用端子となる端子413に
対応させ、残りの30個の信号を兼用端子となる端子4
10〜412に対応させてよい。ただしメモリ402に
接続するバス421に、決められた信号が正しく転送さ
れるように構成する必要がある。
【0107】また、セレクタ406〜408と同様の1
個または複数個のセレクタをさらに設けることにより、
MPEGエンコーダ200のエンコード処理時にデータ
を外部から入力する端子(例えば、端子131、13
2)も、MPEGデコーダ106と接続する端子とを兼
用することができる。よって図8において端子413を
経由して転送された18ビット分のデータ信号の一部又
は全部は、端子131、132を経由してメモリ402
に入出力させることもできる。但し、その共用される端
子に接続するデバイスの出力端子をハイインピーダンス
にしておく必要がある。
【0108】以上のように、この実施の形態4による
と、MPEGエンコーダ500、MPEGデコーダ10
6は、メモリ402を時間的に使い分けることにより共
有する。よってメモリ402の効率的な使用が達成され
る。さらに、MPEGエンコーダ500において、MP
EGデコーダ106からアクセス信号を受ける接続端子
の少なくとも一部は、エンコーダ500のエンコード処
理時に外部との間でデータを転送するための接続端子と
兼用できるため、エンコーダ500の端子の数を減らす
ことができる。
【0109】また、デコーダ106がメモリ402をア
クセスする場合、メモリ402とデコーダ106との間
でデータを転送するために必要な端子の少なくとも一部
は、エンコーダ500のエンコード処理時に外部との間
でデータを転送するための接続端子と兼用できるため、
さらに端子の数を減らすことができる。
【0110】実施の形態6.図9に本発明の実施の形態
6によるMPEGエンコーダ600の詳細な構成および
MPEGデコーダ106との接続関係を示す。このMP
EGエンコーダ600は、図8のものと同じセレクタ4
05〜408および端子410〜413を備えている。
それ以外については、実施の形態4のエンコーダ400
と同一である。
【0111】実施の形態4と同様に、セレクタ403が
接続モードを切り換えることにより、MPEGエンコー
ダ600とMPEGデコーダ106とがメモリ401を
時間的に使い分けることができ、メモリ401を共有す
る。さらに、MPEGエンコーダ600がエンコード処
理をしていないときに動作可能なデバイス650が電子
システム上に設けられた場合に、デバイス650はメモ
リ402を使用することができる。ここでは、デバイス
650はデコーダ106とは別の半導体チップで構成さ
れている。
【0112】具体的に、端子410、411の合計16
個の接続ピンと、メモリ402をアクセスするためのア
クセス信号AS4を出力するデバイス650における1
6個の接続ピンとを一対一に接続する。アクセス信号A
S4は、A0〜A10信号からなるアドレス信号、CE
信号、RAS信号、CAS信号、WE信号、およびBA
信号である。端子412、413の合計32個の接続ピ
ンが、データを送受するデバイス650における32個
の接続ピンと一対一に接続される。従って、実施の形態
5と同様にセレクタ405〜408が接続モードを切り
換えることによって、デバイス650はメモリ402を
アクセスすることができる。
【0113】本発明の電子システムは、上述の実施の形
態1ないし6で示したDVDレコーダ装置に限定される
ものではなく、データにエンコード処理を施すエンコー
ダと、エンコーダされたデータを元のデータ形式に戻す
デコード処理を行うデコーダとを有するエンコード/デ
コード処理システムに適用され、さらには、互いに異な
る時間で動作し、各々のデータ処理に際してメモリをア
クセスする2つの機能ブロックを備えたシステムに適用
されるものである。また、本発明の半導体集積回路装置
も上述のMPEGエンコーダに限定されるのではなく、
他の外部デバイスと時間的に切り替えながら動作し、そ
の外部デバイスとメモリを共有するために、各実施の形
態で設けられたセレクタを内蔵したセレクタ半導体集積
回路装置に適用される。
【0114】
【発明の効果】本発明の半導体集積回路によると、所定
のデータ処理を行い、メモリをアクセスするための第1
のアクセス信号を生成する機能ブロック、メモリをアク
セスするための第2のアクセス信号を受ける外部インタ
ーフェース端子、および、第1の接続モードで機能ブロ
ックとメモリとを電気的に接続して第1のアクセス信号
をメモリに与え、第2の接続モードで外部インターフェ
ース端子とメモリとを電気的に接続して第2のアクセス
信号を前記メモリに与える第1のセレクタを含むので、
外部インターフェース端子に接続される他の装置とメモ
リを共用できる。よってメモリを効率的に使用すること
ができるという効果がある。
【0115】また本発明の電子システムによると、デー
タを記憶するメモリ、第1のデータ処理を行うとともに
メモリをアクセスするための第1のアクセス信号を生成
する、単一半導体チップ上に形成された第1の機能ブロ
ック、第1の機能ブロックとは別の単一の半導体チップ
上に形成され、第2のデータ処理を行うとともにメモリ
をアクセスするための第2のアクセス信号を生成する第
2の機能ブロック、および、第1の接続モードでは第1
の機能ブロックとメモリとを電気的に接続して第1のア
クセス信号をメモリへ与え、第2の接続モードでは第2
の機能ブロックとメモリとを電気的に接続して第2のア
クセス信号をメモリへ与える第1のセレクタを含むの
で、第1および第2の機能ブロックが共通のメモリをア
クセスすることができる。よってメモリを効率的に使用
することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるDVDレコー
ダ装置の構成を示す構成図である。
【図2】 図1のDVDレコーダ装置で使用されるメモ
リの構成を示す構成図である。
【図3】 実施の形態1によりMPEGエンコーダの詳
細な構成を示す構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態2によるMPEGエン
コーダの詳細な構成を示す構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態3によるMPEGエン
コーダの詳細な構成を示す構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態4によるDVDレコー
ダ装置の構成を示す構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態4によりMPEGエン
コーダの詳細な構成を示す構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態5によりMPEGエン
コーダの詳細な構成を示す構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態6によりMPEGエン
コーダの詳細な構成を示す構成図である。
【図10】 従来技術によるDVDレコーダ装置の構成
を示す構成図である。
【符号の説明】
100〜600…MPEGエンコーダ、106…MPE
Gデコーダ、111〜114、401、402…メモリ
(SDRAM)、10…機能ブロック、23〜26、4
03、405〜408…セレクタ、135、404…ス
レーブインターフェース端子、136、138…マスタ
インターフェース端子
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/24 H04N 7/13 Z

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のデータ処理を行うとともに、前記
    メモリをアクセスするための第1のアクセス信号を生成
    する機能ブロック、 前記メモリをアクセスするための第2のアクセス信号を
    受ける外部インターフェース端子、および、 第1の接続モードで前記機能ブロックと前記メモリとを
    電気的に接続して前記第1のアクセス信号を前記メモリ
    に与え、第2の接続モードで前記外部インターフェース
    端子と前記メモリとを電気的に接続して前記第2のアク
    セス信号を前記メモリに与える第1のセレクタを含む、
    半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のセレクタが前記第1の接続モ
    ードのとき、前記機能ブロックと前記外部インターフェ
    ース端子とを電気的に接続して前記機能ブロックと前記
    外部インターフェース端子との間で信号を転送し、前記
    第2のセレクタが前記第2の接続モードのとき、前記第
    1のセレクタと前記外部インターフェース端子とを電気
    的に接続して前記第2のアクセス信号の一部又は全部を
    前記第1のセレクタへ与える第2のセレクタを含む、請
    求項1に記載の半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 前記メモリを内蔵する単一の半導体チッ
    プ上で形成された、請求項1または請求項2に記載の半
    導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2のアクセス信号の各
    々は、前記メモリの記憶場所を指定するアドレス信号と
    前記メモリの動作を制御する制御信号とを含む、請求項
    1ないし請求項3のいずれか一項に記載の半導体集積回
    路装置。
  5. 【請求項5】 別のメモリをアクセスするための第3の
    アクセス信号を受ける別の外部インターフェース端子、
    および、 第3の接続モードで前記別のメモリと前記別の外部イン
    ターフェース端子とを電気的に接続して前記別のメモリ
    へ前記第3のアクセス信号を転送し、第4の接続モード
    で前記機能ブロックと前記別のメモリとを電気的に接続
    して前記機能ブロックで生成された前記別のメモリをア
    クセスするための第4のアクセス信号を前記メモリへ転
    送する第3のセレクタを含む、請求項1ないし請求項4
    のいずれか一項に記載の半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 前記メモリおよび別のメモリをともに内
    蔵する単一の半導体チップ上で形成された、請求項5に
    記載の半導体集積回路装置。
  7. 【請求項7】 前記機能ブロックはデータのエンコード
    処理を行い、外部インターフェース端子にはデータのデ
    コード処理を行う他の装置が接続される、請求項1ない
    し請求項6のいずれか一項に記載の半導体集積回路装
    置。
  8. 【請求項8】 前記機能ブロックはMPEGによる映像
    データの圧縮処理を行い、前記他の装置はMPEGによ
    る映像データの伸長処理を行う、請求項7記載の半導体
    集積回路装置。
  9. 【請求項9】 前記メモリはシンクロナス・ダイナミッ
    ク・ランダムアクセスメモリであり、前記第1および第
    2のアクセス信号の各々はチップセレクト信号、ローア
    ドレスストローブ信号、コラムアドレスストローブ信
    号、ライトイネーブル信号、バンクアドレス信号、アド
    レス信号を含む、請求項1ないし請求項8のいずれか一
    項に記載の半導体集積回路装置。
  10. 【請求項10】 データを記憶するメモリ、 第1のデータ処理を行うとともに、前記メモリをアクセ
    スするための第1のアクセス信号を生成する、単一の半
    導体チップ上に形成された第1の機能ブロック、 前記第1の機能ブロックとは別の半導体チップ上に形成
    され、第2のデータ処理を行うとともに、前記メモリを
    アクセスするための第2のアクセス信号を生成する第2
    の機能ブロック、および、 第1の接続モードでは、前記第1の機能ブロックと前記
    メモリとを電気的に接続して前記第1のアクセス信号を
    メモリへ与え、第2の接続モードでは前記第2の機能ブ
    ロックと前記メモリとを電気的に接続して前記第2のア
    クセス信号を前記メモリへ与える第1のセレクタを含
    む、電子システム。
  11. 【請求項11】 前記第1のセレクタは、前記第1の機
    能ブロックと同じ半導体チップ上に形成された、請求項
    10に記載の電子システム。
  12. 【請求項12】 前記第1および第2の機能ブロックと
    はそれぞれ異なる半導体チップ上に形成され、前記第1
    の機能ブロックが第1のデータ処理を行っている間に第
    3のデータ処理を行う第3の機能ブロック、 前記第2の機能ブロックと前記第3の機能ブロックとに
    接続される信号線、および、 前記第1の機能ブロックと同じ半導体チップ上に形成さ
    れ、前記第1のセレクタが前記第1の接続モードである
    とき、前記機能ブロックと前記信号線とを電気的に接続
    して前記第1および第3の機能ブロックの間で信号を転
    送し、前記第1のセレクタが前記第2の接続モードであ
    るとき、前記第1のセレクタと前記信号線とを電気的に
    接続して前記第2のアクセス信号の一部または全部を前
    記第1のセレクタへ与える第2のセレクタを含む、請求
    項11に記載の電子システム。
  13. 【請求項13】 前記第1および第2のアクセス信号の
    各々は、前記メモリの記憶場所を指定するアドレス信号
    と前記メモリの動作を制御する制御信号とを含む、請求
    項10ないし請求項12のいずれか一項に記載の電子シ
    ステム。
  14. 【請求項14】 前記メモリは、前記第1の機能ブロッ
    クと同じ半導体チップ上に形成された、請求項11また
    は請求項12に記載の電子システム。
  15. 【請求項15】 前記第1の機能ブロックは、データの
    エンコードを行うエンコード回路であり、前記第2の機
    能ブロックはデータのデコード処理を行うデコード回路
    である、請求項10ないし請求項14のいずれか一項に
    記載の電子システム。
  16. 【請求項16】 前記第1の機能ブロックはMPEGに
    よる映像データの圧縮処理を行い、前記第2の機能ブロ
    ックはMPEGによる映像データの伸長処理を行う、請
    求項15に記載の電子システム。
  17. 【請求項17】 前記メモリはシンクロナス・ダイナミ
    ック・ランダムアクセスメモリであり、前記第1および
    第2のアクセス信号の各々はチップセレクト信号、ロー
    アドレスストローブ信号、コラムアドレスストローブ信
    号、ライトイネーブル信号、バンクアドレス信号、アド
    レス信号を含む、請求項10ないし請求項16のいずれ
    か一項に記載の電子システム。
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