JP2002022675A - X線物品検査装置および方法、ならびに、それに使用される物品 - Google Patents

X線物品検査装置および方法、ならびに、それに使用される物品

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被検査物の形態や包装の種別に拘わらず、該
被検査物内の物品についての入り数を検査することので
きるX線物品検査装置および方法、それに使用される物
品を提供する。 【解決手段】 物品Bi にX線を照射するX線照射手段
と、前記物品Bi を透過したX線が入射するX線検出器
とを備え、前記X線検出器による検出結果に基づいて被
検査物M中の物品Bi の検査を行うX線物品検査装置に
関する。単位物理量当たりのX線の透過効率Tが前記物
品Bi とは異なるマーキングaを物品Bi に付し、前記
マーキングaを検出することにより被検査物中Mの物品
i の有無を判別する手段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線物品検査装置
および方法、ならびに、それに使用される物品に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、商品にX線を照射して、所定
の副材や添加品が商品に含まれているか否かを判定する
X線検査は公知である(たとえば、特開平9−1597
70号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる検査方
法では、検査を行えない場合がある。たとえば、アルミ
箔やアルミ蒸着を施した大袋に、「ふりかけ」の小袋
(物品)が入っている商品(被検査物)において、当該
小袋の数をチェックすることはできない。また、カップ
ラーメンなどの商品では、「スープ」の小袋と「具材」
の小袋とが重なる場合があり、この場合にも、当該小袋
の有無のチェックを行うことはできない。
【0004】したがって、本発明の目的は、被検査物の
形態や包装の種別に拘わらず、該被検査物内の物品につ
いての入り数を検査することのできるX線物品検査装置
および方法、ならびに、それに使用される物品を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のX線物品検査装置は、物品にX線を照射す
るX線照射手段と、前記物品を透過したX線が入射する
X線検出器とを備え、前記X線検出器による検出結果に
基づいて被検査物中の物品の検査を行うX線物品検査装
置において、X線の透過効率が前記物品とは異なるマー
キングを物品に付し、前記マーキングを検出することに
より被検査物中の物品の有無を判別する手段を備えてい
る。
【0006】本発明において、「X線の透過効率」と
は、吸収や反射によって失われたX線の光量に対する透
過光量の単位物理量(単位体積または単位重量)当たり
の比率のことをいう。したがって、「透過効率」は、物
体の体積や質量には関係なく、媒質の物理的および化学
的組成によって定まる。「マーキング」は、前記透過効
率が前記物品よりも小さい材料で構成されているのが好
ましく、たとえば、金属粉などを塗布、貼付、蒸着など
により物品の表面や包装に付される。
【0007】前記X線物品検査装置は、前記被検査物中
の異物を判別する異物判別手段を備えているのが好まし
い。該異物判別手段は、前記X線検出器で検出された画
像のうち透過率が所定値とは異なる部分の検出像が、前
記マーキングの像と異なる場合には、当該検出像が異物
の像であると判別する。
【0008】ここで、「透過率」とは、媒質への入射放
射力(X線の光量)に対する、媒質によって透過した放
射力(X線の光量)の比率のことをいい、前記「透過効
率」とは異なる。
【0009】本発明においては、指定のマーキングか否
かを判別するための設定透過率の範囲を予め設定記憶さ
せておき、実際の透過率の検出値を前記設定透過率と比
較することで、検出像がマーキングの像か否かを判別す
る。ここで、「設定透過率の範囲」としては、少なくと
も、上限または下限の閾値のいずれか一方を設定すれば
よい。
【0010】また、設定透過率のみでマーキングか否か
を判別しようとすると、異物や外乱をマーキングである
と判別する場合がある。そこで、本発明においては、設
定されたマーキングか否かを判別するための領域に関す
る領域情報を予め設定記憶させておき、前記設定透過率
の範囲である部分についての領域に関する検出情報を前
記設定領域情報と比較して、当該部分がマーキングの像
であるか否かを判別する。これにより、誤判別を防止す
ることができる。
【0011】ここで、「領域情報」とは、マーキングの
位置、形状、長さ、幅または面積のうちの1以上の情報
をいい、マーキングか否かを判別するための二次的な情
報である。
【0012】本発明においては、検出されたマーキング
の数に基づいて被検査物中の物品の個数を検出すること
ができる。また、本発明においては、物品検出と異物検
査とを兼用するのが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
にしたがって説明する。 商品および物品:まず、本実施形態のX線物品検査装置
に用いられる商品(被検査物)について説明する。図3
および図4に示すように、前記商品Mは、たとえば、大
袋やカップなどの包材に小袋や「おまけ」などの物品を
入れたものである。図3(a)に示すように、前記物品
は、たとえば、複数個の小袋Bi からなり、該小袋Bi
はアルミ箔やアルミ蒸着を施された大袋Mb内に複数個
入っている。前記小袋Bi の一部には、所定の形状およ
び大きさのマーキングaが予め所定の箇所に塗布されて
いる。該マーキングaは、単位物理量当たりのX線の透
過効率が当該小袋Bi や前記大袋Mbよりも小さい材料
で構成されている。
【0014】X線物品検査装置の構成:つぎに、本X線
物品検査装置について説明する。図1(a),(b)に
示すように、商品の搬送ライン上に設けられたX線物品
検査装置1は、両側に商品Mの入口1aおよび出口1b
の設けられたX線シールドボックス1Sを有している。
X線シールドボックス1S内には第1および第2コンベ
ヤ51,52が直列に配置されている。第1コンベヤ5
1は始端部が入口1aに位置しており、入口1aから搬
入された商品Mは、一定の姿勢で第1コンベヤ51上を
搬送された後、第2コンベヤ52によって出口1bから
搬出される。
【0015】前記X線シールドボックス1S内には、X
線照射手段21およびX線検出器22からなる光学系2
0が設けられている。該X線照射手段21はX線を発生
させ、該X線をX線検出器22に向って照射する。X線
検出器22は、多数の画素をコンベヤの幅方向に配設し
たラインセンサからなる。
【0016】前記第1コンベヤ51の終端部と第2コン
ベヤ52の始端部との間には、商品Mの受け渡しに支障
がない寸法の隙間50が設けられている。前記X線照射
手段21の光軸Sは、前記隙間50を通過する位置に設
定されている。なお、X線物品検査装置1の下流には、
不良商品をラインアウトさせるための振り分け装置9が
設けられている。
【0017】つぎに、X線物品検査装置の制御構成につ
いて説明する。図2(a)に示すように、X線物品検査
装置1と振り分け装置9とは互いに接続されている。X
線物品検査装置1はマイコン10を有している。マイコ
ン10には、前記光学系20、表示器4、前記コンベヤ
51,52および通過検出器8がそれぞれ接続されてい
る。なお、図2(a)に示す各機器は、それぞれ図示し
ないインターフェイスを介して接続されている。
【0018】マイコン10はCPU11,ROM12お
よびRAM13を備えている。CPU11はX線画像処
理部11aおよびマーキングカウンタ11bを備えてお
り、本発明のマーキング判別手段を構成する。X線画像
処理部11aは、X線検出器22からの出力を受信順に
連続的に処理することにより、図3(a)に示す画像P
を作成する。なお、図3(a)は、商品Mと画像Pとの
対応関係を示す概念図である。該画像Pは、図3(b)
に示すX線の透過率Tに応じて明暗の分布が決定され
る。当該画像Pは必要に応じて表示器4に表示させるこ
とができるようになっている。
【0019】図2示すRAM13には、異物閾値記憶部
13aおよびマーキング閾値記憶部13bが設けられて
いる。前記異物閾値記憶部13aには、図3(b)に示
す所定の透過率の値からなる異物閾値SHfが記憶され
ている。異物閾値SHfは、針やネジなど金属製の異物
を検出するための閾値であり、当該金属製の異物の透過
率の値Tf(ほぼ0)よりも若干大きく、かつ、当該異
物の透過率の値Tfに近い所定の小さな値(たとえば5
%)に設定されている。
【0020】図2(b)に示すように、前記マーキング
閾値記憶部13bには、商品名、物品名、マーキング透
過率閾値SHa、長さ閾値Laおよびマーキングの個数
が商品ごとに、商品に関連付けられて記憶される。前記
マーキング閾値SHaは、各画素で検出した部分が、所
定の設定されたマーキングaか否かを判別するための閾
値である。図3(b)に示すマーキング閾値(上限値)
SHaとしては、マーキングaに対応する透過率の値T
aよりも大きく、かつ、当該透過率の値Taに近い上限
値や下限値が設定される。なお、商品「ふりかけ」の場
合は、マーキングの下限値として異物閾値を用いる。前
記長さ閾値Laはマーキングaか否かを寸法を基準に判
定するための他の閾値である。長さ閾値Laとしては、
前記画像Pにおけるマーキングaの検出像の設定長さの
範囲が記憶される。前記個数としては、商品M1内のマ
ーキングaの数、すなわち、小袋Bi の所定の入り数が
記憶される。
【0021】前記CPU11は、前記マーキング閾値記
憶部13bの記憶内容を設定記憶させる登録モードと、
物品検査を行う運転モードとを有している。以下に説明
するように、CPU11はマーキングaを検出すること
により、小袋Bi の有無を判別するマーキング判別手段
を構成していると共に、異物の判別を行う異物判別手段
を構成している。一方、CPU11は、マーキングaの
数をカウントすることにより商品M内の小袋Bi の個数
の検査を行う個数検査手段を構成している。
【0022】X線物品検査方法:つぎに、物品の検査方
法について図3の商品Mを例にとって説明する。 登録モード:オペレータが所定の操作を行い、X線物品
検査装置1を登録モードに設定した後、図1に示す前記
第1コンベヤ51上に商品Mを載置すると、該商品Mは
X線物品検査装置1の入口1aからX線シールドボック
ス1S内に搬入される。第1コンベヤ51上の商品M
は、第1の隙間50上を通過して第2コンベヤ52に乗
り移る。同時に、図2に示すX線画像処理部11aがX
線検出器22からの透過X線の検出信号に基づいて、前
記透過率Tに対応する画像Pを作成し、CPU11が該
画像を表示器4に表示させる。
【0023】オペレータは、前記表示を見ながら適切な
設定値を算出し、図3に示すマーキングaに対応する透
過率の値Taに基づいて、マーキング閾値記憶部13b
の当該商品名に対応するマーキング閾値欄にマーキング
閾値SHaを設定記憶させる。一方、画像Pにおけるマ
ーキングaの検出像の長さLを基準として設定長さを記
憶させると共に、前記マーキングaの数(物品の数)を
個数欄に設定記憶させる。
【0024】運転モード:つぎに、オペレータが所定の
操作を行い、X線物品検査装置1を運転モードに設定
し、商品を呼び出すと、CPU11が異物閾値記憶部1
3aから当該商品に応じた異物閾値SHfを読み出すと
共に、マーキング閾値記憶部13bから当該商品Mに対
応する記憶内容を読み出す。搬送ラインの動作を開始さ
せると、商品Mが第1コンベヤ51によって、X線シー
ルドボックス1S内に搬入される。商品Mが第1コンベ
ヤ51から第2コンベヤ52に乗り移ると、X線検出器
22からの透過X線の検出信号に基づいてCPU11が
以下に示す物品検査を行い、その後、商品Mは出口1b
からX線シールドボックス1Sの外に搬送され、下流の
振り分け装置9に送られる。
【0025】図4はCPU11の動作の概略のフローを
示す。ステップS1において、CPU11が前記透過率
Tとマーキング閾値SHaとを比較し、透過率Tがマー
キング閾値SHa以下の場合には、ステップS2に進
む。透過率Tがマーキング閾値SHaよりも大きい場合
にはステップS1に戻る。
【0026】ステップS2において、CPU11が前記
透過率Tと前記異物閾値SHfとを比較し、透過率Tが
異物閾値SHf以上の場合にはステップS3に進む。一
方、図3(b)に示す透過率Tfの部分のように、検出
像の透過率が異物閾値SHfよりも小さい場合には、金
属製の異物が混入していると判別しステップS6に進
む。ステップS6において、CPU11は前記振り分け
装置9に振り分け信号を送信する。
【0027】ステップS3において、CPU11は、図
3(b)に示す透過率Taの部分のように、マーキング
閾値SHa以下で、かつ、異物閾値SHf以上の部分に
ついて長さ判別を行う。すなわち、透過率Tが所定の範
囲である検出像の長さL(図3(a))と前記長さ閾値
Laとの比較を行う。当該検出像の長さLが所定の長さ
の範囲内である場合には、当該検出像がマーキングaの
像であると判別しステップS4に進む。一方、当該所定
の範囲を越える場合には、異物またはエラーであると判
別してステップS6に進む。
【0028】ステップS4において、CPU11が前記
マーキングカウンタ11bをインクリメントしステップ
S5に進む。ステップS5では、マーキングカウンタ1
1bの数値と前記マーキングaの設定個数との比較を行
う。なお、本実施形態では説明を簡潔にするためにフロ
ーチャートを簡略化しているが、実際にはCPU11は
前記ステップS1からステップS4までを繰り返し、商
品M中のマーキングaの数が前記マーキング閾値記憶部
13bの前記設定個数と異なる場合には前記振り分け装
置9に振り分け信号を送信する。一方、検出したマーキ
ングaの数が前記設定個数と一致する場合には、次の商
品Mの物品検出を開始する。
【0029】このように、小袋Bi に予め付されたマー
キングaを検出するので、アルミ箔やアルミ蒸着などの
施された大袋に入った小袋Bi であっても、当該小袋B
i についての入り数を検査することができる。
【0030】また、前記画像Pのうち、透過率Tが所定
の閾値SHfよりも小さい検出像については異物である
と判別するので、別途、異物検出のための装置を設ける
ことなく異物検出を行うことができるから、コストアッ
プを抑制することができる。
【0031】なお、マーキングaを特定するための閾値
として、前記マーキング閾値(上限値)SHaと共に、
下限値を設定してもよい。該下限値には、マーキングa
に対応する透過率Taよりも小さい値を設定する。
【0032】また、商品Mは、図5に示すように、異な
る種類の小袋B1,B2が入れられた、たとえば、カッ
プラーメンなどの商品Mであってもよい。前記小袋B
1,B2には、寸法や形状および/または透過効率が互
いに異なるマーキングa1,a2がそれぞれ付されてい
る。
【0033】前記異なる種類の小袋B1,B2の入った
商品Mにおいては、図2(b)に示す閾値記憶部13b
のカップラーメン欄のように、前記小袋B1,B2ごと
に設定された透過率閾値および長さ閾値を用いることに
より、該小袋B1,B2の有無および入り数の検査を行
う。したがって、小袋B1,B2が重なっていてもそれ
ぞれの小袋B1,B2の有無や入り数を検査することが
できる。
【0034】以上のとおり、図面を参照しながら好適な
実施形態を説明したが、当業者であれば、本明細書を見
て、自明な範囲で種々の変更および修正を容易に想定す
るであろう。たとえば、マーキングは物品から突出して
設けてもよい。また、マーキングは物品内部に付しても
よく、さらには、物品内に入れられた、たとえば、「お
まけ」などの品物に付してもよい。したがって、そのよ
うな変更および修正は、請求の範囲から定まる本発明の
範囲内のものと解釈される。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
被検査物内の物品に予めマーキングを付し、当該マーキ
ングを検出するので、被検査物の形態や包装の種別に拘
わらず、該被検査物内の物品についての入り数や物品の
有無を検査することができる。
【0036】また、X線検出器で検出された画像のう
ち、透過率が所定値の範囲とは異なる部分の検出像が、
マーキングの像とは異なる場合には異物の像であると判
別するので、別途、異物検出のための装置を設けること
なく異物検出を行うことができるから、コストアップを
抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるX線物品検査装置
を示す概略側面図および概略正面図である。
【図2】(a)はX線物品検査装置を示す概略構成図、
(b)は記憶部の記憶内容を示す図表である。
【図3】(a)は被検査物と画像との対応関係を示す斜
視図、(b)は透過率を示すグラフである。
【図4】運転モードにおけるCPUの概略動作を示すフ
ローチャートである。
【図5】他の商品の形態を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1:X線物品検査装置 21:X線照射手段 22:X線検出器 a:マーキング Bi ,B1,B2:小袋(物品) M:商品(被検査物) P:画像 T:透過率

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品にX線を照射するX線照射手段と、
    前記物品を透過したX線が入射するX線検出器とを備
    え、前記X線検出器による検出結果に基づいて被検査物
    中の物品の検査を行うX線物品検査装置において、 X線の透過効率が前記物品とは異なるマーキングを物品
    に付し、前記マーキングを検出することにより被検査物
    中の物品の有無を判別する手段を備えたX線物品検査装
  2. 【請求項2】 物品にX線照射手段からのX線を照射
    し、前記物品を透過したX線をX線検出器に入射させ
    て、前記X線検出器による検出結果に基づいて被検査物
    中の物品の検査を行うX線物品検査装置において、 単位物理量当たりのX線の透過効率が前記物品よりも小
    さい材料からなるマーキングであって前記物品の一部に
    付されたマーキング、を検出することにより当該物品の
    有無を判別するX線物品検査装置。
  3. 【請求項3】 請求項1もしくは2において、 設定されたマーキングか否かを判別するための設定透過
    率の範囲を記憶する透過率記憶部と、 前記X線検出器で検出された画像についての透過率の検
    出値を前記設定透過率の範囲と比較して設定されたマー
    キングか否かを判別するマーキング判別手段とを備えた
    X線物品検査装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記設定透過率を物品ごとに記憶できるようにしたX線
    物品検査装置。
  5. 【請求項5】 請求項3もしくは4において、 設定されたマーキングか否かを判別するための領域に関
    する設定領域情報を記憶するための領域記憶部と、 前記判別の結果、設定透過率の範囲である部分について
    の領域に関する検出情報を前記領域記憶部に記憶された
    設定領域情報と比較して当該部分がマーキングの像であ
    るか否かを判別するマーキング判別手段とを備えたX線
    物品検査装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記設定領域情報を物品ごとに記憶できるようにしたX
    線物品検査装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか1項におい
    て、 前記検出されたマーキングの数に基づいて、被検査物中
    の物品の個数検査を行う手段をさらに備えたX線物品検
    査装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれか1項におい
    て、 被検査物中の異物を判別するための異物判別手段をさら
    に備えたX線物品検査装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記異物判別手段は、前記X線検出器で検出された画像
    のうち透過率が所定値とは異なる部分の検出像が、前記
    マーキングの像と異なる場合には、当該検出像が異物の
    像であると判別するX線物品検査装置。
  10. 【請求項10】 物品にX線照射手段からX線を照射
    し、前記物品を透過したX線をX線検出器に入射させ
    て、前記X線検出器による検出結果に基づいて被検査物
    中の物品の検査を行うX線物品検査方法において、 予め設定され、X線の透過効率が前記物品とは異なり、
    かつ、前記物品に付されたマーキングを、検出すること
    により被検査物中の物品の存在を検出するX線物品検査
    方法。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし10のいずれか1項に
    記載のX線物品検査装置および方法に使用される物品で
    あって、 予め設定され、物品自体とはX線の透過効率が異なるマ
    ーキングが付された物品。
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