JP2002020069A - 結合構造体 - Google Patents
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Abstract
物等の構造体に使用可能な、熟練を伴わずに、溶接作業
を不要とし、しかも誰でもが簡単に組み立てることので
きる結合構造体を提供すること。 【解決手段】 長尺構造材と、部品装着用長尺部
材と、前記長尺構造材の上部に係止される係止部、長尺
構造材の側部に当接する側部当接部、及び前記長尺構造
材の下部とで前記部品装着用長尺部材を挟み込む支持部
を有する連結部材と、前記連結部材に支持された部品装
着用長尺部材の、前記側部当接部とは反対側の下がりを
防止する結合部材とを備えることを特徴とする結合構造
体。
Description
し、さらに詳しくは、斜面移動搬送装置例えばエスカレ
ータ等の建造構造体に使用され、溶接作業をすることな
く簡単な組立作業だけで製造可能な結合構造体に関す
る。
装置は、ステップ(踏み板)とライザー(蹴り上げ板)
とを備え、前記ステップ及びライザーが無限軌道上を循
環移動する循環移動体を有する。前記循環移動体の下方
には、循環移動体を駆動する駆動手段等の機械要素を収
容し、しかもエスカレータの強度を確保するトラスが設
置されている。
見て、左右一対に並行に配置された上部ビームと、この
左右一対の上部ビームの直下に配置された左右一対の下
部ビームとを有する。左右一対の上部ビームは相互に連
結補強部材で連結され、また左右一対の下部ビームも相
互に連結補強部材で連結される。更に、上部ビーム及び
下部ビームも連結補強部材で連結される。このようにし
てトラスは、フレームを構成し、エスカレータの基本構
造体となって、エスカレータ全体の強度を保障する。な
お、エスカレータの基本構造体であるトラスは、前記の
ような下部ビーム及び上部ビームとの組み合わせから成
るフレームであることに限られず、エスカレータの基本
構造を形成し、エスカレータの強度を保障する限り様々
の構造を取ることができる。
進行方向から見て左側の上部ビームとその直下に位置す
る下部ビームとに、上部ビーム及び下部ビームの軸線に
沿うように、複数の側面板が隙間なく装着されている。
循環移動体の進行方向から見て右側の上部ビームとその
直下に位置する下部ビームとにも、上部ビーム及び下部
ビームの軸線に沿うように、複数の側面板が隙間なく装
着されている。また、左右一対の下部ビームには、下部
ビームの軸線に沿うように、複数の底面板が隙間なく装
着されている。
は、一般的に、下部ビームの下面に断面C型のチャネル
等の部品装着用部材を取り付け、この部品装着用部材に
L字型のアングル、ボルト、Tチャネル等の結合用部品
を装着し、この結合用部品を介して側面板を装着する。
付ける方法としては、従来は、主として溶接法が採用さ
れていた。
る。上記下部ビームへの部品装着用部材の溶接は、当然
に側面板から近い場所で行なわれるので、溶接時に生じ
る熱又は火花等により側面板が加熱され、側面板に施さ
れた塗装に変色等の熱劣化が発生したり、場合によって
は側面板が湾曲することがある。側面板は、化粧板とも
別に称されるように人目に曝される板であるので、前記
の熱劣化及び湾曲等は、エレベータ等の商品価値を著し
く低下させる。
るので、作業員にとって肉体的負担の大きい作業であ
る。溶接作業時に発生した火花により作業者が火傷を負
う危険もある。さらに溶接作業は熟練を要し、だれでも
が行える作業ではない。このことは、溶接の熟練工の少
ない現状では、施行期間の長期化という問題も生じさせ
る。
で、溶接作業時に発生した火花によりその潤滑油等が燃
焼し、火災が発生するおそれがある。
業を不要とし、しかも誰でもが簡単に組み立てることの
できるエスカレータ装置が望まれている。
に限らず、その他の建築物、建造物等の構造体に各種の
部品等を装着するときにも、溶接を使用せずに簡単な組
立作業だけでできあがる結合構造体があれば便利であ
る。
題点を解消することを目的とする。すなわちこの発明の
目的は、エスカレータ等の建築物及び建造物等の構造体
に使用可能な、熟練を伴わずに、溶接作業を不要とし、
しかも誰でもが簡単に組み立てることのできる結合構造
体を提供することである。
のこの発明は、長尺構造材と、部品装着用長尺部材と、
この長尺構造材に固定的に結合され、かつ前記部品装着
用長尺部材を保持する連結部材と、前記部品装着用長尺
部材及び長尺構造材を一体的に結合する結合部材とを有
することを特徴とする結合構造体である。
は、(A)長尺構造材と、(B)部品装着用長尺部材と、(C)
前記長尺構造材の上部に係止される係止部(c1)、長尺構
造材の側部に当接する側部当接部(c2)、及び前記長尺構
造材の下部とで前記部品装着用長尺部材を挟み込む支持
部(c3)を有する連結部材と、(D)前記連結部材に支持さ
れた部品装着用長尺部材の、前記側部当接部とは反対側
の下がりを防止する結合部材とを備えることを特徴とす
る結合構造体であり、この発明の一態様において、前記
部品装着用長尺部材は、斜面移動搬送装置におけるトラ
スを形成する下部ビームであり、この発明の他の態様に
おいて、前記部品装着用長尺部材は、C型チャネル、断
面コ字状の長尺体、又は断面L字状の長尺体であり、こ
の発明の他の態様として、前記結合部材は、前記長尺構
造材と前記部品装着用長尺部材とを結合するスタッド及
びナットを有して成り、この発明の他の態様として、前
記結合部材は、前記長尺構造材と前記部品装着用長尺部
材とをその上下から挟持する挟持具を有して成り、この
発明の他の態様として、前記結合部材は、前記部品装着
用長尺部材に張力を付与するターンバックルを有してな
る。
合構造体1の断面図である。また、図2は、後述するT
ボルト26を装着した結合構造体1の底面図である。つ
まり、図1は、図2におけるB−B断面図のうち、結合
構造体1の部分のみを示す図である。また、結合構造体
1を、図2に示したA−A線、B−B線、C−C線、及
びD−D線で横断したときに形成される端面を、それぞ
れ図3、図4、図5、及び図6に示す。
カレータのトラスに使用される結合構造体であって、長
尺構造材である下部ビーム2と、部品装着用長尺部材で
あるC型チャネル3と、連結部材4と、結合部材5とを
有する。このうち、下部ビーム2は、エスカレータのト
ラスを構成するために使用される部材である。つまり、
結合構造体1は、エスカレータにおけるトラスの構成要
素の一部を含んで構成される。
手方向に直交する断面の形状がL字型である。下部ビー
ム2は、断面L字型をなすので、トラスを形成するに必
要な強度を有する。下部ビーム2は、垂直片6と、この
垂直片6の下端に、この垂直片6に直交する方向に延在
するように形成された水平片7とを有する。この水平片
7は、その下方に各種の部材例えばC型チャネル3を装
着する部材でもある。したがって、水平片7の下面に
は、その長手方向に沿って、下部ビーム2とC型チャネ
ル3とを結合する部材である、後述する結合部材5の一
部を構成するスタッド25が複数個設けられている。
長手方向に直交する断面の形状が略C字型である。な
お、C型チャネル3につき「C型」と命名したのは、そ
の長手方向に直交する断面においてその一部が開放され
ていることによってアルファベットの「C」を連想させ
ることによる。したがって、C型チャネルとは言っても
断面がCの字に似たチャネルに限定されないことは、言
うまでもない。実際上、この発明の一具体例においては
C型チャネルと称しながら、そのC型チャネルは、その
断面が、底面と、その底面の両側から直角に、しかも互
いに並行になるように延在し、立ち上がる一対の側壁面
と、それら一対の側壁面の立ち上がり先端部から直角に
曲げられて互いに接近するように延在し、且つ所定の間
隙が生じるように形成された対向片とから形成される。
C型チャネル3は、長尺平面部9と、長尺平面部9の短
手方向における両縁から直角に折曲されてなる2つの側
面部10と、各側面部10の先端において、所定の間隔
を設けて互いに向き合うように、しかも長尺平面部9に
平行に折曲されてなり、かつ長手方向における長さを所
定の寸法に設計されてなる折曲片部11とを有する。長
手方向において折曲片部11と隣接する折曲片部11と
の間には間隙が存在し、この間隙は切欠部54と称され
る。なお、この発明においては、切欠部54の形成方法
は、切り欠いて形成する方法に限らず、結果的に折曲片
部11と折曲片部11との間に所定の寸法の間隙が形成
されるような方法であれば、特に限定されない。
は、その長手方向に沿って結合長孔22が複数個設けら
れている。この結合長孔22には、下部ビーム2の水平
片7に設けられたスタッド25が挿入可能である。した
がって、C型チャネル3は、下部ビーム2の水平片7に
設けられたスタッド25を結合長孔22に挿入すること
により、下部ビーム2の水平片7の下面とC型チャネル
3の長尺平面部9の上面とを接触させた状態で、下部ビ
ーム2に装着させることができる。
部10のそれぞれには、孔55が複数個設けられてお
り、これらの孔55は各側面部10の互いに向かい合う
位置に配置されている。孔55には、後述するように、
ボルト等が挿入される。
ーム2の長手方向と平行になるように、また長尺平面部
9の、外側に向く面を下部ビーム2における水平片7の
下面に当設させて、前記連結部材4により下部ビーム2
に装着されている。したがって、C型チャネル3は、2
つの折曲片部11の間に形成される開口部12を下方に
向けて有する。
9、側面部10、及び折曲片部11によって囲まれて成
る空間に、後述するTボルト26における基板28が収
容される。C型チャネル3における、2つの折曲片部1
1の間隔、つまり開口部12の幅は、Tボルト26にお
けるボルト部27が挿通し、かつTボルト26における
基板28が抜け出ることのない寸法に設定されている。
またC型チャネル3の長手方向の両端は開口しており、
開口部13が形成されている。したがって、C型チャネ
ル3の前記空間内には、C型チャネル3に設けられたい
ずれかの開口部13からTボルトにおける基板28を容
易に挿入することができる。
ル3とを連結する部材である。連結部材4は、側部当接
部14と、係止部15と、支持部16とを有する。
面部が下部ビーム2の垂直片6における、水平片7が設
けられた面とは反対側の面に当接する。
を有する。係止片17は、側部当接部14の上端に、側
部当接部14に対して直角に設けられ、下部ビーム2の
垂直片6の上端面に当接する。折返片18は、係止片1
7の先端部から垂下し、つまり側部当接部14に対して
平行に設けられ、垂直片6における、水平片7が設けら
れた面に当接している。すなわち、係止部15は、その
断面形状が側部当接部14に対してフック状であり、下
部ビーム2の上部に係止可能である。
片7の下面とでC型チャネル3を挟み込むように形成さ
れる。つまり、支持部16は、折曲片19と、支持片2
0と、挟持片21とを有する。折曲片19は、側部当接
部14の下端に、側部当接部14に対して直角に設けら
れ、下部ビーム2の水平片7の下面に当接する。支持片
20は、折曲片19の先端に、折曲片19に対して直角
に設けられ、C型チャネル3における2つの側面部10
のうち、一方の側面部10、つまり垂直片6に近い方の
側面部10に当接する。挟持片21は、支持片20の下
端に、支持片20に対して直角に設けられ、C型チャネ
ル3における2枚の折曲片部11の下面に当接する。つ
まり挟持片21は、2枚の折曲片部11の間に形成され
る開口部12の下方を渡るように設けられている。
長尺の板状体を、その長手方向に沿って、その一端から
順次山折又は谷折に直角に折り曲げて形成される。
ことにより、下部ビーム2とC型チャネル3とを挟み込
む形で、下部ビーム2とC型チャネル3とを連結する。
合するナット24とを有する。
の外周面にねじ山が設けられている。つまり、スタッド
25は、ボルトにおけるねじ山が設けられた円柱部と同
様の形状を有する部材である。スタッド25は、前述の
ように、その一端面を、下部ビーム2の水平片7の下面
に当接させた状態で、下部ビーム2に設けられている。
スタッド25は、溶接等の方法により下部ビーム2に取
り付けることができ、また、下部ビーム2と共に一体と
して形成することもできる。ただし、スタッド25と下
部ビーム2とを別個に製造しておき、CD方式スタッド
溶接(Capacitor Discharge Stud Welding)によって、
スタッド25を下部ビーム2に取り付ける方法が、簡便
であり、また確実である点で最も好適である。
は、C型チャネル3が、その長尺平面部9の外側に向く
面を下部ビーム2の水平片7の下面に当設させて、下部
ビーム2に装着されたときに、C型チャネル3の長尺平
面部9に設けられた結合長孔22内に挿入され、長尺平
面部9の下面側に突出する。そしてその突出したスタッ
ド25にナット24が螺合される。このようにして、下
部ビーム2とC型チャネル3とが一体に結合されてい
る。
いてC型チャネルに他の部材が取り付けられる。図8
は、Tボルト26の斜視図を示す。Tボルト26は、前
述のように、基板28が、C型チャネル3の両端のいず
れかの開口部13又は切欠部54からC型チャネル3の
内部空間に挿入されることによって、C型チャネル3に
装着され、C型チャネル3における所定の位置に配置さ
れる。したがって、Tボルト26は、基板28の、ボル
ト部27が設置された側の面を、折曲片部11の上面に
当接させた状態でC型チャネル3に装着される。図9
は、Tボルト26がC型チャネル3に装着された状態を
示す、ボルト部27の軸線を含み、C型チャネル3の長
手方向に直行する断面における断面説明図である。
1にTボルト26を装着し、ボルト部27に所定の物を
連結することにより、様々な物を吊り下げたり、結合し
たりすることが可能である。例えば、結合構造体1に、
Tボルト26及びナット49を用いて、断面L字型の部
材63を結合させると、図10に示すようになる。
ト26に荷重体29を吊り下げた状態の説明図を示し、
図12に、結合部材5を有していない結合構造体30に
装着したTボルト26に荷重体29を吊り下げた状態の
説明図を示す。
下部ビーム2とC型チャネル3とが連結部材4により連
結されており、また連結部材4には下部ビーム2の上部
に係止される係止部を設けられているので、荷重体29
が低重量である場合には、荷重体29がTボルト26に
吊り下げられても、下部ビーム2とC型チャネル3とが
引き離されることはない。
ると、結合部材5を有していない結合構造体30におい
ては、連結部材4がその荷重を支えきれなくなり、挟持
片21が、挟持片21における、側部当接部14とは反
対側を下にして傾くようになる。これに伴い、C型チャ
ネル3についても、C型チャネル3における、側部当接
部14とは反対側を下にした傾きが発生する(図1
2)。この状態から、荷重体の重量がさらに増大する
と、C型チャネル3が下部ビーム2と挟持片21との間
から離脱して、荷重体29と共に落下したり、又は連結
部材4に破損等が発生したりするおそれがある。
おいては、下部ビーム2とC型チャネル3とが結合部材
5により結合されているので、荷重体29が、結合構造
体30においてC型チャネル3の前記傾きが発生するよ
うな重量であるときでも、下部ビーム2とC型チャネル
3とが離れることがなく、C型チャネル3の前記傾きが
発生しない。したがって、結合構造体1においては、結
合構造体30において発生するおそれのあった、前記の
C型チャネル3の落下、及び連結部材4の破損等を防止
することができる。
下部ビーム2とC型チャネル3とを連結部材4及び結合
部材5の作用等により連結する。つまり、結合構造体1
においては、溶接を必要とすることなく、簡単な機械的
操作により製造可能である。また結合構造体1に所定の
物を結合させる際にも、Tボルト26との螺合、及びT
ボルト26とこれに螺合するナットとの作用等を利用す
ることができる。したがって、結合構造体1を使用すれ
ば、下部ビーム2に、一切溶接を施すことなく所定の物
を固定することが可能である。
図13に示す。
体(図示せず)の進行方向から見たトラスの左側部分を
示す。図13に示すトラスの右側部分は、前記左側部分
と左右対称の構造とすることができる。なお、以下の説
明においては、図13の図面に沿って上下の方向を「縦
方向」といい、図13の図面に沿って左右の方向を「横
方向」という。
れら上部ビーム31の下方に、上部ビーム31と並行に
配置された一対の下部ビーム2とでフレーム状に形成さ
れている。
るようにエスカレータにおける循環移動体の進行方向か
らみると、進行方向と平行な方向において左右一対とな
るように配置され、水平方向から見るとエスカレータが
設置される階の床面の下から、エスカレータが昇降する
階の下にまで斜めに延在する。そして下部ビーム2が、
上部ビーム11と同様に、上部ビーム11の直下に配置
される。なお、一対の上部ビーム31は互いに結合支持
部材により結合され、また、上部ビーム31とその直下
に位置する下部ビーム2とが互いに他の結合指示部材に
より結合されてフレーム状に組み上げられている。
ル3、連結部材4及び結合部材5と共に結合構造体1を
構成している。そしてC型チャネル3の内部空間にはT
ボルト26の基板28が挿入され、そのTボルト26
は、そのボルト部27を結合構造体1の下方に向けた状
態で、C型チャネル3の所定の位置に設置されている。
れている。側面板32の上部は、エスカレータの乗降客
を保護するために循環移動体の両側に備えられた、たと
えば透明強化ガラス等の側板の基部に外側に向かって張
り出して設けられた板状の外装部材(図示せず)に接続
されている。
体1の下端よりも下位には、C型チャネル33が取り付
けられている。C型チャネル33は、その上面部34を
側面板32に当接させた状態で、C型チャネル33の長
手方向が下部ビーム2の長手方向と平行になるように取
り付けられている。C型チャネル33にはTボルト35
が、C型チャネル3にTボルト26が装着されているの
と同じ状態で装着されている。したがって、C型チャネ
ル3に装着されているTボルト26のボルト部27と、
C型チャネル33に装着されているTボルト35のボル
ト部36とは、90度の角度をなすように設置されてい
る。
アングル37が装着されている。図14に、L型アング
ル37の斜視図、及び、L型アングル37がC型チャネ
ル3に固定される様子を示す説明図を示す。L型アング
ル37は、図14に示すように、長尺の板体を90°に
折曲してなる2つの片39を有し、各片39には孔38
が設けられている。L型アングル37は、一方の片39
が横方向に延在するように、他方の片39が縦方向に延
在するように配置される。そして、横方向に延在するよ
うに配置された片39に設けられた孔38にTボルト2
6のボルト部27が挿入され、他方の片39に設けられ
た孔38にはTボルト35のボルト部36が挿入され
る。そしてL型アングル37は、Tボルト26及びナッ
ト40とTボルト33及びナット41とによって締め付
けられる。このようにして、L型アングル37は、C型
チャネル3と他のC型チャネル33とに固定され、結果
としてこれらC型チャネル3とC型チャネル33とを結
合する。
られた片39の長手方向に沿って長い径を有するので、
Tボルト26およびTボルト35のL型アングル37に
対する固定位置を、孔38の長径の範囲内で適宜変更す
ることができる。したがって、横方向に延在するように
配置された片39に設けられた孔38により、下部ビー
ム2に対する側面板32の横方向の位置を調節すること
ができ、縦方向に延在するように配置された片39に設
けられた孔38により、下部ビーム2に対する側面板3
2の縦方向の位置を調節することができる。
37及びC型チャネル33を介して、結合構造体1に結
合され、トラスに固定される。
トラスにおける下部ビーム2に側面板32を装着する方
法においては、溶接作業を行うことなく、下部ビーム2
に側面板32を装着することが可能である。このために
結合構造体1においては以下のような利点がある。
原因となる不都合が生じない。つまり、図13に示すよ
うに、側面板32は下部ビーム2に近い位置に配置され
るので、下部ビーム2に対して溶接作業を行うと、側面
板32は、溶接に伴い発生する熱又は火花等を受けて熱
劣化及び湾曲等を発生するおそれがあるが、結合構造体
1においてはその心配がない。溶接作業は高熱の発生に
より作業環境が苛酷になるが、結合構造体1においては
そのような苛酷な条件下での作業とはならない。また、
溶接時に発生する火花等により、トラス内にある潤滑油
等が燃焼して火災が発生することもない。
ない作業者であっても容易に作業を実施することができ
る。溶接は熟練を要する作業であるが、結合構造体1に
おいては、ボルト及びナットの螺合操作等の簡単な機械
的操作によって下部ビーム2に側面板32を固定するこ
とが可能だからである。
装着した後においては、結合構造体1は以下のように作
用する。結合構造体1においては、下部ビーム2とC型
チャネル3とが連結部材4により連結されており、また
連結部材4には下部ビーム2の上部に係止される係止部
が設けられているので、側面板32の重量がC型チャネ
ル3に付加されても、下部ビーム2とC型チャネル3と
が引き離されることはない。また。結合構造体1におい
ては、下部ビーム2とC型チャネル3とが結合部材5に
より結合されているので、側面板32の重量が大きいと
きでも、下部ビーム2とC型チャネル3とが離れること
がなく、挟持片21が、挟持片21における、側部当接
部14とは反対側を下にして傾くことに起因するC型チ
ャネル3の傾きが発生しない。したがって、結合構造体
1においては、側面板32の重量が大きい場合であって
も、C型チャネル3の落下、及び連結部材4の破損等の
発生を防止することができる。
明は前記実施例に限定されることはなく、以下に説明す
るように外延の範囲内にあるように適宜の変形実施をす
ることができる。
材は、建築物ないし建造物の構造を決定することのでき
る構造材である。例えば建築物ないし建造物が斜面移動
搬送装置例えばエスカレータであるときには、この発明
のおける長尺構造材は、トラスの一部をなす構造材であ
る。
能であり、この発明における長尺構造材についての前記
具体的説明では、その長尺構造材は、断面L字状の長尺
体であったが、部品装着用長尺部材、連結部材及び結合
部材を所定の位置に設置することができれば、断面L字
状に制限されることはなく、たとえば図15〜図17に
示すように、断面ロ字状(図15)の長尺体、断面コ字
状(図16)の長尺体、又は断面H字状(図17)の長
尺体等であってもよい。
部品装着用長尺部材は、前記具体的説明では、断面C字
状の長尺体であったが、長尺構造材、連結部材及び結合
部材を所定の位置に設置することができ、例えばT型チ
ャネルその他の結合手段を用いて他の部材を結合するこ
とができれば、断面C字状に制限されることはなく、た
とえば図18及び図19に示すように、断面コ字状(図
18)の長尺体、断面H字状(図19)、又は断面L字
状(図20)等の長尺体等であってもよい。
は、長尺構造材に装着され、かつ部品装着用長尺部材を
保持することができる限り種々の構成を取り得る。連結
部材の一例が、上述したように、係止部、側部当接部、
及び支持部を有する。
止される部材である。係止部の構造ないし形状は、この
発明の目的が達成することができる程度に、前記長尺構
造材と前記支持部とで前記部品装着用長尺部材を挟み込
むことが可能であれば、特に制限はない。したがって、
前記連結部材4における係止部15においては、長尺構
造材上端部を包み込むフック状構造を有しているが、こ
れ以外に、たとえば、側部当接部に対して直角に設けら
れ、長尺構造材の上端面に当接する構造(すなわち前記
係止部15から折返片18を削除して成る構造)であっ
てもよく、また側部当接部の上端辺全体に設けられてい
る必要もなく、その一部に形成されていてもよい。ま
た、側部当接部と一体に形成されている必要もなく、別
個に形成された係止部材を側部当接部に、適宜の手段に
より結合させてもよい。ただし、長尺構造材と連結部材
との結合性、及び耐荷重性等を考慮すると、前記係止部
15のように、側部当接部と一体に形成され、長尺構造
材の上部を、その両側面から保持する構造が最も好まし
い。
接する部材である。側部当接部は、長尺構造材の確実な
保持等を確保することができれば、長尺構造材の側部全
面に当接する必要はなく、その一部に当接していれば足
りる。たとえば、長尺構造材として、図17に示すよう
な断面H字状体を、平行する2枚の部材を水平にして使
用する場合には、側部当接部が、前記平行する2枚の部
材におけるそれぞれの左端面又は右端面に当接していれ
ば足りる。
材の側部に当接し、所定の強度を確保可能であること等
の条件を満たせば、前記連結部材4における側部当接部
14のような平板体に制限されることはない。
前記部品装着用長尺部材を挟み込む部材である。支持部
の形状としては、この発明の目的を達成することができ
る程度に部品装着用長尺部材を挟み込むことができれば
特に制限はないが、部品装着用長尺部材の下端面をでき
るだけ広範囲に保持可能であることが、耐荷重性が向上
する点で好ましい。
たす限りにおいて、前記長尺構造材及び前記部品装着用
長尺部材の形状等に応じて適宜決定可能である。
は、この発明の目的を達成することができる限りにおい
て、長尺構造材及び部品装着用長尺部材以外の部材が連
結部材によって連結されていてもよい。たとえば、長尺
構造材と部品装着用長尺部材との間、及び部品装着用長
尺部材と連結部材との間に、長尺構造材及び部品装着用
長尺部以外の部材が挟持されていてもよい。
より前記長尺構造材に部品装着用長尺部材を一体的に保
持させることができる限り様々の構成を取り得る。この
結合部材の一例では、前記連結部材に支持された部品装
着用長尺部材の、前記側部当接部とは反対側の下がりを
防止する部材である。
長尺部材に荷重が付加された際に、前記側部当接部とは
反対側の下がりを防止可能であれば特に制限はなく、結
合構造体1における結合部材5のようなスタッド及びナ
ットを有して成る部材の他に、例えば図24に示される
ように、下部ビームの水平片7に設けられた貫通ネジ孔
に螺合し、その先端部が水平片7の下面の装着されたC
型チャネル3の長尺平面部9を突き抜けるような長さの
皿ネジ25Aとナット24との組み合わせであっても良
い。また、例えば、前記結合部材として、前記長尺構造
材と前記部品装着用長尺部材とをその上下から挟持する
挟持具を有して成る結合部材を挙げることができる。
一具体例である結合部材42を有する結合構造体93を
図21に示す。結合部材42は、断面コ字状の挟持具6
4と、挟持具64を長尺構造材である下部ビーム56、
部品装着用長尺部材であるC型チャネル57、及び連結
部材58に結合させるボルト65及びナット73とを有
して構成される。図22に、ボルト65の軸線を含み、
下部ビーム56等に直交する面で横断したときに形成さ
れる端面の図を示す。
67の両端部から、中面部67に対して直角に設けられ
た2枚の側面部68とを有する。挟持具64は、図21
に示すように、長尺構造材58における側部当接部66
とは反対側から、下部ビーム56、C型チャネル57、
及び連結部材58を挟持する。このとき、挟持具64の
2枚の側面部68は、下部ビーム56の水平片70の上
面74、及び、連結部材58の挟持片71の下面75に
当接し、挟持具64の中面部67は、下部ビーム56の
水平片70の端側面76、C型チャネル57の側面部7
2の外側面77、及び、連結部材58の挟持片71の端
側面78に当接している。挟持具64における2枚の側
面部の距離は、C型チャネル57、及び連結部材58を
図21に示すようにしっかりと挟み込むことができる大
きさに設計されている。
すように挟持具64をC型チャネル57等に装着したと
きに中面部67が当接する、C型チャネル57の側面部
72に設けられた孔69に連続して1つの孔を形成する
結合用孔79が設けられている。また、C型チャネル5
7のもう一方の側面部である側面部80には、側面部7
2に設けられた孔69の向かい合う位置に孔81が設け
られており、さらに、側面部80当接する連結部材58
の支持片82には、孔81に連続して1つの孔を形成す
る孔83が設けられている。
1、及び孔83は、同一直線方向上に設けられているの
で、図21及び図22に示すように、これら4つの孔に
ボルト65が挿入可能である。これらの孔に、結合用孔
79側から挿入されたボルト65は、その一端が孔83
側から突出し、その突出した部分にナット73が締めつ
けられる。このようにして、結合部材42は、下部ビー
ム56、C型チャネル57、及び連結部材58を結合さ
せ、連結部材58に支持されたC型チャネル57の、側
部当接部66とは反対側の下がりを防止することができ
る。
具及びターンバックルを有して成る結合部材を挙げるこ
とができる。図23に、結合具及びターンバックルを有
して成る結合部材の一具体例である結合部材43を有す
る結合部材90を示す。なお、結合部材90において
は、トラスにおける下端面を構成する板状部材62が、
下部ビーム61とC型チャネル48との間に挟持されて
いる。
クル51とを有して成る。結合具44は、下部ビーム6
1、C型チャネル48、及び連結部材60とターンバッ
クル51とを結合する部材であり、当接部材84、ボル
ト85、ナット86、ボルト87、及びナット88を有
して成る。
向に端部から順次谷折、山折、山折に直角に折り曲げて
成る構造を有し、その端部側から順次、支持部59、部
品装着用長尺部材当接部45、水平部46及び垂直部4
7を有する。したがって、支持部59と水平部46とは
平行であり、部品装着用長尺部材当接部45と垂直部4
7とは平行である。当接部材84は、部品装着用長尺部
材当接部45をC型チャネル48における、側面部89
の外側面に当接させ、支持部59を連結部材60の下面
に当接させ、水平部46を板状部材62の下面に当接さ
せた状態で、連結部材60等に装着される。
長尺部材当接部45には、それぞれ結合用孔が設けられ
ている(図示せず)。C型チャネル48及び連結部材6
0と当接部材84とは、前記の結合部材42において、
挟持具64とC型チャネル57等とがボルト65及びナ
ット73によって結合されているのと同様にして、当接
部材84の部品装着用長尺部材当接部45に設けられた
前記結合用孔と、C型チャネル48及び連結部材60に
設けられた孔(図示せず)とに挿入されるボルト85、
及びこれに螺合するナット86によって結合されてい
る。さらに、当接部材84の支持部59に設けられた結
合用孔(図示せず)、及び連結部材60の挟持片91に
設けられた孔(図示せず)に挿入されるボルト87、及
びこれに螺合するナット88によって、連結部材60と
当接部材84とが結合されている。
C型チャネル48、及び連結部材60に水平方向の力を
作用させる部材である。ターンバックル51は、その一
端が、当接部材84の垂直部47に固定され、水平方向
に延在し、垂直部47に対して部品装着用長尺部材当接
部45とは反対方向に設置された固定具(図示せず)
に、その他端が固定されている。
り、当接部材84の垂直部47と前記固定部との間で張
力を発生させる。その張力は、当接部材84に及ぼさ
れ、さらに当接部材84に結合した下部ビーム61、C
型チャネル48、及び連結部材60に及ぼされる。した
がって、下部ビーム61、C型チャネル48、及び連結
部材60には、結合具44及びターンバックル51によ
り構成される結合部材43の作用により、連結部材60
の側部当接部92とは反対方向に張力が及ぼされる。こ
の張力により、結合構造体90においては、C型チャネ
ル48に荷重が付加されても、C型チャネル48の、側
部当接部52とは反対側の下がりを発生することがな
い。
材53がエスカレータにおけるトラスの下部ビームであ
る場合には、その下部ビームに平行して設置されるもう
1本の下部ビームにおいても、図23に示す構造と左右
対称である構造を採用し、それぞれの結合具44にター
ンバックル51の両端部を接続することができる。そし
て、ターンバックル51の回転操作により、その両端に
連結される2つの部品装着用長尺部材48に同時に張力
を付与することができる。このような構造を採用する
と、トラスにおいて左右に対置される2つの結合構造体
において1本のターンバックルを共有することができ、
また1回のターンバックルの回転操作により2つの結合
構造体における結合部材の調整を行うことができ、好適
である。
トファスナー及びパチン錠等を挙げることもできる。
合構造体1においては、C型チャネル3にTボルト26
を装着することにより、このTボルト26を介して目的
物を結合させているが、この発明の結合構造体において
は、これ以外にも種々の方式により目的物を結合構造体
に結合等することが可能である。たとえば、部品装着用
長尺部材として使用されるC型チャネル、又は図18、
図19若しくは図20に示される部品装着用長尺部材に
おける垂直片又は水平片に孔を設け、この孔に挿入可能
なボルト及びナットにより、目的物を結合構造体に結合
することができる。また、前記垂直片又は水平片に設け
た孔に目的物の一部を係合することにより、目的物を結
合構造体に係止することが可能である。前記C型チャネ
ル3に設けられた孔55は、前記の目的に使用すること
が可能である。
体における各構成部材の材料としては、この発明の目的
を達成することができる限りにおいて特に制限はなく、
たとえば、金属、木材及び合成樹脂等を挙げることがで
きる。なお、エスカレータのトラス等においては、機械
的強度等を考慮して、一般的には金属が使用される。
構造体は、前記のように斜面移動搬送装置のトラスに対
して好適に使用することができる。前記斜面移動搬送装
置としては、その斜面の傾斜角が30度であるエスカレ
ータ、傾斜角が30度未満たとえば11度及び7度であ
り、トラボレータ(商品名)、トラベータ(商品名)、
及びコンペバイヤ(商品名)等と称されている装置等を
挙げることができる。
建造物の構造体、室内の展示用取り付け具等にも使用可
能である。
を行うことなく、製造することができる。したがって、
溶接に伴い発生する熱等により、その作業場の近くに存
在する物体が熱劣化又は湾曲等を発生することがない。
溶接作業のような、高熱の発生による苛酷な作業を強い
られることがない。また、溶接時に発生する火花等によ
り、作業現場において火災が発生するおそれもない。
ナットの締め付け等の簡単な機械的操作によって製造可
能であるので、熟練していない作業者であっても容易に
製造することができる。したがって、熟練工の不足に伴
い、施行期間が長期化するという不都合を生じることが
ない。
と部品装着用長尺部材とが連結部材により連結されてお
り、また結合部材により結合されているので、この発明
に係る結合構造体に結合される物体の重量が大きいとき
でも、部品装着用長尺部材の落下、及び連結部材の破損
等を防止することができる。
1の断面図である。
された状態を示す、ボルト部27の軸線を含み、C型チ
ャネル3の長手方向に直行する断面における断面図であ
る。
63が取り付けられた状態を示す、ボルト部27の軸線
を含み、C型チャネル3の長手方向に直行する断面にお
ける断面図である。
26に荷重体29を吊り下げた状態の説明図である。
造体30に装着したTボルト26に荷重体29を吊り下
げた状態の説明図である。
の進行方向から見たトラスの左側部分である。
3に固定される様子を示す説明図である。
である。
である。
である。
である。
である。
である。
93を示す、一部を断面で表わした斜視図である。
93を示す断面図である。
1を有して成る結合部材43を有する結合構造体90を
示す説明図である。
りに皿ネジを用いた例を示す説明図である。
ネル、4・・連結部材、5・・結合部材、6・・垂直
片、7・・水平片、8・・結合長孔、9・・上面部、1
0・・側面部、11・・折曲片部、12・・開口部、1
3・・開口部、14・・側部当接部、15・・係止部、
16・・支持部、17・・係止片、18・・折返片、1
9・・折曲片、20・・支持片、21・・挟持片、22
・・結合長孔、23・・ボルト、24・・ナット、25
・・柱状部、25A・・皿ネジ、26・・Tボルト、2
7・・ボルト部、28・・基板、29・・荷重体、30
・・結合構造体、31・・上部ビーム、32・・C型チ
ャネル、33・・C型チャネル、34・・上面部、35
・・Tボルト、36・・ボルト部、37・・L型アング
ル、38・・孔、39・・片、40・・ナット、41・
・ナット、42・・結合部材、43・・結合部材、44
・・結合具、45・・部品装着用長尺部材当接部、46
・・水平部、47・・垂直部、48・・C型チャネル、
51・・ターンバックル、52・・側部当接部、53・
・長尺構造材、54・・切欠部、55・・孔、56・・
下部ビーム、57・・C型チャネル、58・・連結部
材、59・・支持部、60・・連結部材、61・・下部
ビーム、62・・板状部材、63・・部材、64・・挟
持具、65・・ボルト、66・・側部当接部、67・・
中面部、68・・側面部、69・・孔、70・・水平
片、71・・挟持片、72・・側面部、73・・ナッ
ト、76・・端側面、77・・外側面、78・・端側
面、79・結合用孔、80・・側面部、81・・孔、8
2・・支持片、83・・孔、84・・当接部材、85・
・ボルト、86・・ナット、87・・ボルト、88・・
ナット、90・・結合部材、91・・挟持片、92・・
側部当接部、93・・結合構造体、
Claims (7)
- 【請求項1】 長尺構造材と、部品装着用長尺部材と、
この長尺構造材に固定的に結合され、かつ前記部品装着
用長尺部材を保持する連結部材と、前記部品装着用長尺
部材及び長尺構造材を一体的に結合する結合部材とを有
することを特徴とする結合構造体。 - 【請求項2】 長尺構造材と、 部品装着用長尺部材と、 前記長尺構造材の上部に係止される係止部、長尺構造材
の側部に当接する側部当接部、及び前記長尺構造材の下
部とで前記部品装着用長尺部材を挟み込む支持部を有す
る連結部材と、 前記連結部材に支持された部品装着用長尺部材の、前記
側部当接部とは反対側の下がりを防止する結合部材とを
備えることを特徴とする結合構造体。 - 【請求項3】 前記部品装着用長尺部材は、斜面移動搬
送装置におけるトラスを形成する下部ビームである前記
請求項2に記載の結合構造体。 - 【請求項4】 前記長尺体は、C型チャネル、断面コ字
状の長尺体、及び断面L字状の長尺体のいずれかである
前記請求項3に記載の結合構造体。 - 【請求項5】 前記結合部材は、前記長尺構造材と前記
部品装着用長尺部材とを結合するスタッド及びナットを
有して成る前記請求項2〜4のいずれか1項に記載の結
合構造体。 - 【請求項6】 前記結合部材は、前記長尺構造材と前記
部品装着用長尺部材とをその上下から挟持する挟持具を
有して成る前記請求項2〜4のいずれか1項に記載の結
合構造体。 - 【請求項7】 前記結合部材は、前記部品装着用長尺部
材に張力を付与するターンバックルを有して成る前記請
求項2〜4のいずれか1項に記載の結合構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000208393A JP2002020069A (ja) | 2000-07-10 | 2000-07-10 | 結合構造体 |
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