JP2002020060A - エレベーター用かご内ファンの自動制御装置 - Google Patents
エレベーター用かご内ファンの自動制御装置Info
- Publication number
- JP2002020060A JP2002020060A JP2000201197A JP2000201197A JP2002020060A JP 2002020060 A JP2002020060 A JP 2002020060A JP 2000201197 A JP2000201197 A JP 2000201197A JP 2000201197 A JP2000201197 A JP 2000201197A JP 2002020060 A JP2002020060 A JP 2002020060A
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- JP
- Japan
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- car
- fan
- environment
- elevator
- control device
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- Pending
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- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、ビル管理人やエレベーターの保守
員の手を煩わすことなく、かご内を自動的に快適環境に
することのできるエレベーター用かご内ファンの自動制
御装置を提供する。 【解決手段】 かご1に設けたかご環境感知手段5から
の環境データと遠隔監視センター4の記憶手段6に記憶
された各種のデータとにより、かご内環境最適条件を設
定するかご環境最適条件設定手段7により設定された条
件に対応させてファン運転制御手段3を作動させること
により達成される。
員の手を煩わすことなく、かご内を自動的に快適環境に
することのできるエレベーター用かご内ファンの自動制
御装置を提供する。 【解決手段】 かご1に設けたかご環境感知手段5から
の環境データと遠隔監視センター4の記憶手段6に記憶
された各種のデータとにより、かご内環境最適条件を設
定するかご環境最適条件設定手段7により設定された条
件に対応させてファン運転制御手段3を作動させること
により達成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベーター用か
ご内ファンの自動制御装置に関するものである。
ご内ファンの自動制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、エレベーター用かご内ファンの運
転は、かご内に設けたファン専用スイッチを、ビル管理
人あるいはエレベーターの保守員が投入することで行う
ものであった。
転は、かご内に設けたファン専用スイッチを、ビル管理
人あるいはエレベーターの保守員が投入することで行う
ものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのために、エレベー
ターの乗客からのクレームが付いてからはじめてかご内
の不快感状態を知り、その後にビル管理人がファン専用
スイッチを投入してファンを運転させたり、あるいはビ
ルの顧客等から保守員が呼び出しを受けた後に、その保
守員がビルに出向いてファン専用スイッチを投入してフ
ァンを運転させたりするしかなく、エレベーターの乗客
に不快感を与えてしまうという問題点があった。
ターの乗客からのクレームが付いてからはじめてかご内
の不快感状態を知り、その後にビル管理人がファン専用
スイッチを投入してファンを運転させたり、あるいはビ
ルの顧客等から保守員が呼び出しを受けた後に、その保
守員がビルに出向いてファン専用スイッチを投入してフ
ァンを運転させたりするしかなく、エレベーターの乗客
に不快感を与えてしまうという問題点があった。
【0004】本発明の目的は、上記の問題点にかんが
み、常にかご内を快適な環境とすることができるエレベ
ーター用かご内ファンの自動制御装置を提供するにあ
る。
み、常にかご内を快適な環境とすることができるエレベ
ーター用かご内ファンの自動制御装置を提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、かごに設置
されたかご内環境を感知するかご内環境感知手段と、か
ごに設置されたファンの運転を制御するファン運転制御
手段とを備えたエレベーター用かご内ファンの自動制御
装置において、前記かご内環境感知手段によりえられた
環境データと遠隔監視センター内に設置された記憶手段
に予め記憶されているかご運転データ等とに基づいてか
ご内環境最適条件を設定するかご内環境最適条件設定手
段と、このかご内環境最適条件設定手段によってえられ
たかご内環境最適条件に基づいてファンの運転を指令す
るファン運転指令手段とを、前記遠隔監視センターに設
けるとともに、前記ファン運転指令手段からの指令によ
り前記ファン運転制御手段を作動させるようにすること
により達成される。
されたかご内環境を感知するかご内環境感知手段と、か
ごに設置されたファンの運転を制御するファン運転制御
手段とを備えたエレベーター用かご内ファンの自動制御
装置において、前記かご内環境感知手段によりえられた
環境データと遠隔監視センター内に設置された記憶手段
に予め記憶されているかご運転データ等とに基づいてか
ご内環境最適条件を設定するかご内環境最適条件設定手
段と、このかご内環境最適条件設定手段によってえられ
たかご内環境最適条件に基づいてファンの運転を指令す
るファン運転指令手段とを、前記遠隔監視センターに設
けるとともに、前記ファン運転指令手段からの指令によ
り前記ファン運転制御手段を作動させるようにすること
により達成される。
【0006】かかる構成によれば、遠隔監視センターで
設定されたかご内環境条件に基づいてかごのファンが自
動的に運転させられるので、ビル管理人あるいはエレベ
ーターの保守員の手を煩わすことなく、自動的にかご内
環境を快適なものとすることができる。
設定されたかご内環境条件に基づいてかごのファンが自
動的に運転させられるので、ビル管理人あるいはエレベ
ーターの保守員の手を煩わすことなく、自動的にかご内
環境を快適なものとすることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づき説明する。
に基づき説明する。
【0008】図1において、ビルあるいはマンションな
どの建物内に設けられたエレベーターのかご1には、か
ご1内の冷房や換気を行うためのファン2とこのファン
2の運転を制御するファン運転制御手段3とが設けられ
ている。かご1内には、温度、湿度、においの強さある
いは空気の汚れ度合などのかご1内環境を感知して環境
データとして遠隔監視センター4に送信するかご環境感
知手段5が設けられている。
どの建物内に設けられたエレベーターのかご1には、か
ご1内の冷房や換気を行うためのファン2とこのファン
2の運転を制御するファン運転制御手段3とが設けられ
ている。かご1内には、温度、湿度、においの強さある
いは空気の汚れ度合などのかご1内環境を感知して環境
データとして遠隔監視センター4に送信するかご環境感
知手段5が設けられている。
【0009】遠隔監視センター4には、記憶手段6、か
ご内環境最適条件設定手段7及びファン運転指令手段8
が少なくとも設けられている。
ご内環境最適条件設定手段7及びファン運転指令手段8
が少なくとも設けられている。
【0010】記憶手段6には、予めかご1の各種の運転
データ、かご1が設置されている建物の自然環境データ
などが記憶されているとともに、かご内環境感知手段5
からの環境データが記憶される。
データ、かご1が設置されている建物の自然環境データ
などが記憶されているとともに、かご内環境感知手段5
からの環境データが記憶される。
【0011】かご内環境最適条件設定手段7は、記憶手
段6に予め記憶されている各種データとかご環境感知手
段5によりえられた環境データとによりかご内環境最適
条件を設定し、その条件をデータとしてファン運転指令
手段8に送信する。ファン運転指令手段8は、かご内環
境最適条件設定手段7から送信されてきたかご内環境最
適条件データに基づいてファン2の運転指令データを作
成し、その運転指令データをファン運転制御手段3に送
信する。ファン運転制御手段3は、運転指令データに基
づきファン2を運転させる。
段6に予め記憶されている各種データとかご環境感知手
段5によりえられた環境データとによりかご内環境最適
条件を設定し、その条件をデータとしてファン運転指令
手段8に送信する。ファン運転指令手段8は、かご内環
境最適条件設定手段7から送信されてきたかご内環境最
適条件データに基づいてファン2の運転指令データを作
成し、その運転指令データをファン運転制御手段3に送
信する。ファン運転制御手段3は、運転指令データに基
づきファン2を運転させる。
【0012】以上の構成からなるファン2の自動制御装
置によれば、次のようなメリットがえられる。
置によれば、次のようなメリットがえられる。
【0013】(1)かご1内に設けたかご環境感知手段
5からの環境データが遠隔監視センター4に送信される
と、遠隔監視センター4にてかご内環境最適条件が自動
的に設定されるとともに、そのかご内環境最適条件に基
づいたファン2の運転指令が遠隔監視センター4のファ
ン運転指令手段8からファン運転制御手段3に送信され
るので、かご1内は、ファン2の運転により自動的に快
適な環境になり、ビル管理人やエレベーターの保守員の
手を煩わすことがなく、しかもエレベーターの乗客から
のクレームを低減させることができる。
5からの環境データが遠隔監視センター4に送信される
と、遠隔監視センター4にてかご内環境最適条件が自動
的に設定されるとともに、そのかご内環境最適条件に基
づいたファン2の運転指令が遠隔監視センター4のファ
ン運転指令手段8からファン運転制御手段3に送信され
るので、かご1内は、ファン2の運転により自動的に快
適な環境になり、ビル管理人やエレベーターの保守員の
手を煩わすことがなく、しかもエレベーターの乗客から
のクレームを低減させることができる。
【0014】(2)遠隔監視センター4の記憶手段6
に、かご環境感知手段5からの環境データを記憶させて
あるので、その環境データを適宜記憶手段6から取り出
して、顧客に提示することにより、かご内の環境変化を
顧客に理解してもらうことができる。
に、かご環境感知手段5からの環境データを記憶させて
あるので、その環境データを適宜記憶手段6から取り出
して、顧客に提示することにより、かご内の環境変化を
顧客に理解してもらうことができる。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ビルな
どの管理人やエレベーターの保守員の手を煩わすことな
く、かご内環境感知手段によってえられた環境データに
対応させてかご内環境を最適な状態に自動的になしえる
ことを可能にするエレベーター用かご内ファンの自動制
御装置がえられた。
どの管理人やエレベーターの保守員の手を煩わすことな
く、かご内環境感知手段によってえられた環境データに
対応させてかご内環境を最適な状態に自動的になしえる
ことを可能にするエレベーター用かご内ファンの自動制
御装置がえられた。
【図1】本発明の一実施形態を示し、かご内ファンの自
動制御装置の機能ブロック図である。
動制御装置の機能ブロック図である。
1 かご 2 ファン 3 ファン運転制御手段 4 遠隔監視センター 5 かご環境感知手段 6 記憶手段 7 かご内環境最適条件設定手段 8 ファン運転指令手段
Claims (3)
- 【請求項1】 かごに設置されたかご内環境を感知する
かご内環境感知手段と、かごに設置されたファンの運転
を制御するファン運転制御手段とを備えたエレベーター
用かご内ファンの自動制御装置において、前記かご内環
境感知手段によりえられた環境データと遠隔監視センタ
ー内に設置された記憶手段に予め記憶されているかご運
転データ等とに基づいてかご内環境最適条件を設定する
かご内環境最適条件設定手段と、このかご内環境最適条
件設定手段によってえられたかご内環境最適条件に基づ
いてファンの運転を指令するファン運転指令手段とを、
前記遠隔監視センターに設けるとともに、前記ファン運
転指令手段からの指令により前記ファン運転制御手段を
作動させるようにしたことを特徴とするエレベーター用
かご内ファンの自動制御装置。 - 【請求項2】 前記環境データは、温度、湿度、汚れ、
においのうちいずれか1つあるいは2つ以上の組合せで
あることを特徴とする請求項1記載のエレベーター用か
ご内ファンの自動制御装置。 - 【請求項3】 前記環境データは、前記記憶手段に記憶
されることを特徴とする請求項1若しくは2記載のエレ
ベーター用かご内ファンの自動制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000201197A JP2002020060A (ja) | 2000-07-03 | 2000-07-03 | エレベーター用かご内ファンの自動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000201197A JP2002020060A (ja) | 2000-07-03 | 2000-07-03 | エレベーター用かご内ファンの自動制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002020060A true JP2002020060A (ja) | 2002-01-23 |
Family
ID=18698933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000201197A Pending JP2002020060A (ja) | 2000-07-03 | 2000-07-03 | エレベーター用かご内ファンの自動制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002020060A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015224115A (ja) * | 2014-05-29 | 2015-12-14 | 株式会社日立ビルシステム | エレベータの監視システム |
-
2000
- 2000-07-03 JP JP2000201197A patent/JP2002020060A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015224115A (ja) * | 2014-05-29 | 2015-12-14 | 株式会社日立ビルシステム | エレベータの監視システム |
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