JP2002020004A - シート巻取装置 - Google Patents

シート巻取装置

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JP2002020004A
JP2002020004A JP2000204311A JP2000204311A JP2002020004A JP 2002020004 A JP2002020004 A JP 2002020004A JP 2000204311 A JP2000204311 A JP 2000204311A JP 2000204311 A JP2000204311 A JP 2000204311A JP 2002020004 A JP2002020004 A JP 2002020004A
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sheet
shaft
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shafts
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Yukihiro Shimizu
幸博 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートから分割した各分割シートの幅を自由
に変更すること。 【解決手段】 駆動軸9を出退可能に支持する回転体2
の支軸3に前後一対の移動体30が移動可能に設けられ
ると共に、該各移動体30に左右一対の受動軸32が配
置されており、巻取位置Aの各駆動軸9と両受動軸32
との間に2本の紙管25aをそれぞれ架設した状態で該
各駆動軸9を回転駆動することにより、シートSが紙管
25a側に送り込まれて、そのシートSの中央部が円形
カッター5aで2分割されると共に、その各分割シート
Saが巻取位置Aの各紙管25aに巻き取られ、その巻
き取った分割シートSaにより所定径の巻物Sbが形成
されたならば、両駆動軸9の駆動を停止し、回転体2を
180°回転させることにより、巻物Sbを待機位置B
まで移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば合成樹脂製
帯状体などのシートの巻取装置に関し、特にシートを所
望幅に2分割して巻き取ることができるようにしたもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシート巻取装置の一例と
して図10及び図11に示すものがある。これは、基枠
1に回転体2が支軸3を介して回転可能に支持され、該
回転体2までシートSを送り込むための複数のガイドロ
ーラ4が設けられ、回転体2より上流側にシートSを左
右に2分割するための縦断カッター装置5が配置され、
回転体2の上方にシートSを横断方向に切断するための
横断カッター装置6が設けられている。
【0003】前記回転体2は、支軸3から該支軸3の軸
心Oとは直交する方向に沿って外方に延びる左右一対の
アーム8と、該各アーム8の両端部に回転可能に配置さ
れた駆動軸9とを有し、その両アーム8の一端部側の両
駆動軸9どうし及びその他端部側の両駆動軸9どうしが
それぞれ同心状に形成されており、駆動モータ(図示せ
ず)によりウォームギヤ及びウォーム歯車10を介して
支軸3を矢印a方向に180°ごとに間欠回転させるこ
とにより、両アーム8の両端部に設けた駆動軸9を巻取
位置Aと待機位置Bとに交互に位置変換させることがで
きる。
【0004】また、前記各駆動軸9は、各アーム8に設
けた支持部11に出退可能に支持されると共に、チェン
及びスプロケットホイールなどの連動機構12及び該連
動機構12の途中に介在させたクラッチ13を介して左
右一対の駆動モータ14に連動連結されており、巻取位
置Aの両駆動軸9を互いに独立して回転駆動させること
ができる。なお、15は各アーム8の中央部両面に設け
た軸受16間に架設されて各駆動軸9と平行する一対の
シート支持用ローラ、16はシート案内枠である。
【0005】前記縦断カッター装置5は、互いに接近し
て同心状に配置された左右一対の円形カッター5aと、
該各円形カッター5aにシートSを介して対向する受け
ローラ5bとを有しており、両円形カッター5aにより
シートSの中央部を切断して、2つの分割シートSaを
形成する。
【0006】前記横断カッター装置6は、図11に示す
ように、基枠1に支軸18を介して揺動可能に支持され
た揺動枠19と、該揺動枠19の先端部に支軸20を介
して揺動可能に支持された揺動アーム21と、該揺動ア
ーム21の先端部に固着したカッター6aとを有してお
り、図11に実線で示す状態から、揺動枠19と揺動ア
ーム21との間に設けた流体圧シリンダ22を伸長駆動
することにより、カッター6aを下動させてシートSを
切断することができると共に、揺動アーム21と基枠1
との間に設けた電動シリンダ23を縮小駆動することに
より、揺動枠19を上方に退避させることができる。
【0007】図12に示すように、左右一対の駆動軸9
間に、紙管25aと該紙管25aに挿通されたシャフト
25bとを有する巻芯25が配置され、シートSを2分
割して2つの分割シートSaを形成するのに対応して、
その紙管25a及びシャフト25bがそれぞれ2分割さ
れ、そのシャフト25bを形成する両分割シャフト26
の互いに対向する端部どうしが軸受27を介して回転可
能に連結され、各分割シャフト26の外周面に複数の支
持片28が出退可能に設けられており、2本の紙管25
aを各分割シャフト26に外嵌させ、各支持片28を突
出させて各紙管25aの内面に圧接させることにより、
その各紙管25aを各分割シャフト26に固定すること
ができる。
【0008】上記構成においてシートSの巻取手順を説
明すると、巻取位置Aの各駆動軸9間にシャフト25b
を架設し、該シャフト25bの各分割シャフト26に固
定した各紙管25aにシートSの端部を接着させた状態
で、巻取位置Aの各駆動軸9を回転駆動することによ
り、シートSが紙管25a側に送り込まれて、該シート
Sの中央部が円形カッター5aにより2分割されると共
に、その各分割シートSaが巻取位置Aの各紙管25a
に巻き取られ、その巻き取った分割シートSaにより所
定径の巻物Sbが形成されたならば、両駆動軸9の駆動
を停止し、アーム8を矢印a方向に180°回転させる
ことにより、巻物Sbを待機位置Bまで移動させる(図
11参照)。
【0009】次に、横断カッター装置6の退避させてい
た揺動枠19を引き下げ(図11実線参照)、揺動アー
ム21を下動させることにより、カッター6aで各分割
シートSaを切断する(図11仮想線参照)。
【0010】その後、巻取位置Aで前記と同様の手順で
巻取作業を行なうと共に、待機位置Bから巻物Sbを取
り外し、その待機位置Bの両駆動軸9間に巻芯25を架
設して待機させればよい。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
巻芯25として、両分割シャフト26の幅が同一のシャ
フト25bを使用しているため、各分割シャフト26上
の紙管25aに巻き取られる各分割シートSaの幅も同
一となり、ユーザの要望に応じて幅が異なる分割シート
Saを形成することができない。また、巻芯25として
高価なシャフト25bを用いているため、製作費が高く
つくと共に、シャフト25bに紙管25aを嵌合させた
りその紙管25aからシャフト25bを抜き取る必要が
あり、巻取手順に手間がかかって面倒である。
【0012】本発明は、上記従来の欠点に鑑み、シート
から分割した各分割シートの幅を自由に変更することで
き、製作費が安くつくと共に、巻取手順を簡略化したシ
ート巻取装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、左右一対の駆動軸が互いに
所定間隔をおいて同心状に配置されており、該各駆動軸
の先端部を巻芯の端部に嵌合させ、その各駆動軸を回転
駆動して前記巻芯を回転させることにより、その巻芯に
シートを巻き取るようにしたシート巻取装置において、
前記両駆動軸間の所定位置に該両駆動軸と同心状の受動
軸が配置されており、該受動軸を巻芯の端部に嵌合させ
るようにしたことを特徴としている。
【0014】上記構成によれば、例えばシートを2分割
して所望幅の分割シートを形成する場合に、その両分割
シートの切れ目に対向する位置に受動軸を配置すること
により、該受動軸と各駆動軸との間に架設した2本の巻
芯にそれぞれ所望幅の分割シートを巻き取ることができ
るものであって、前記受動軸の位置を調整することによ
り、各分割シートの幅を自由に変更することができる。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記受動軸が、前記両駆動軸と平行して移
動可能な移動体に回転可能に配置されていることを特徴
としている。
【0016】上記構成によれば、移動体を移動させるこ
とにより、該移動体に回転可能に配置した受動軸の位置
を容易に調整することができる。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記受動軸が前記移動体から互いに逆向き
に突出するように左右一対設けられていることを特徴と
している。
【0018】上記構成によれば、互いに逆向きに突出す
る左右一対の受動軸と各駆動軸とで2本の巻芯が同心状
に支持されるため、その各巻芯にシートから2分割した
分割シートを確実に巻き取ることができる。
【0019】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、前記左右一対の受動軸が互いに独立して回
転可能に形成されていることを特徴としている。
【0020】上記構成によれば、互いに独立して回転す
る左右一対の受動軸と各駆動軸との間に巻芯がそれぞれ
別個に架設されるので、該各巻芯の回転速度を個別に調
節して、その各巻芯に分割シートを弛みが生じないよう
に円滑に巻き取ることができる。
【0021】請求項5記載の発明は、請求項2から4の
いずれかに記載の発明において、前記移動体が左右一対
の駆動軸を支持する回転体の支軸に移動可能に取り付け
られ、該支軸と移動体との間に、その移動体を所定位置
にロックするためのロック機構が設けられていることを
特徴としている。
【0022】上記構成によれば、ロック機構により移動
体を回転体の支軸にロックするだけで、受動軸を不測に
動かないように確実に固定することができる。
【0023】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、前記ロック機構は、前記支軸の外周面にそ
の軸心に沿って所定間隔ごとに形成した多数のロック孔
と、前記移動体に設けられて所定のロック孔に嵌脱可能
に嵌入するロック杆とを有することを特徴としている。
【0024】上記構成によれば、ロック杆を所定のロッ
ク孔に嵌入させることにより、移動体を簡単にロックす
ることができる。
【0025】請求項7記載の発明は、請求項6記載の発
明において、前記ロック杆が、前記移動体に螺着させた
ハンドル付きねじ部に固着されていることを特徴として
いる。
【0026】上記構成によれば、小さな力でハンドルを
回転させるだけで、ロック操作を容易に行なうことがで
きる。
【0027】請求項8記載の発明は、請求項1から7の
いずれかに記載の発明において、前記巻芯が紙管からな
ることを特徴としている。
【0028】上記構成によれば、巻芯が紙管からなり、
従来の紙管を支持するシャフトが不要であるから、製作
費が安くつくと共に、シャフトに対して紙管を着脱する
手間が不要であって、巻取手順を簡略化することができ
る。
【0029】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明の実施の一
形態であるシート巻取装置を示すものであって、回転体
2の支軸3に前後一対の移動体30が移動可能に設けら
れると共に支軸3と各移動体30との間に、その各移動
体30を所定位置にロックするためのロック機構31が
設けられ、各移動体30に左右一対の受動軸32が配置
され、図1に示すように、縦断カッター装置5の円形カ
ッター5a及び受けローラ5bがシートSの横断方向に
沿って延びるガイド杆33に移動可能に外嵌されてい
る。また、各アーム8に設けた支持部11には、各駆動
軸9を出退させるための出退機構が組み込まれている。
なお、図2中、34はシートSから円形カッター5aに
より切り取った帯状片Scを取り出すための取出ロー
ラ、35は巻取位置Aの紙管25aに分割シートSaを
押し付けるための押付ローラであって、揺動レバー35
aの先端に設けられている。上記以外の構成は図10及
び図11に示す構成とほぼ同じであるから、同一部分に
同一符号を付してその説明を省略する。
【0030】前記移動体30は、図3〜図5に示すよう
に、支軸3の外周面に固着したガイドレール37に移動
可能に係合する移動本体30aと、該移動本体30aか
ら軸心Oとは直交する方向に沿って延びる支持腕30b
とを有しており、移動本体30aをガイドレール37に
沿って往復移動させることにより、支持腕30bの先端
に設けた受動軸32の位置を調整することができる。な
お、図3及び図4中、38aはガイドレール37の両端
に設けたストッパー、38bはガイドレール37の一端
に設けた移動体検知用リミットスイッチである。
【0031】前記ロック機構31は、図4〜図6に示す
ように、支軸3の外周面に軸心Oに沿って所定間隔ごと
に固着した多数のロック孔31a付きブロック39と、
前記移動本体30aに突設した円筒状雄ねじ部40内を
通ってロック孔31aに嵌脱可能に嵌入するロック杆3
1bとを有し、該ロック杆31bに固着した雌ねじ部4
1が雄ねじ部40に螺合されると共に、雌ねじ部41に
ハンドル42が突設されており、そのハンドル42を正
転させるだけで、ロック杆31bをロック孔31aに嵌
入させて(図6実線参照)、移動体30をロックして受
動軸32を不測に動かないように固定することができ、
また、ハンドル42を逆転させるだけで、ロック杆31
bをロック孔31aから離脱させ(図6仮想線参照)、
移動体30を自由に移動させて受動軸32の位置を変更
することができる。
【0032】前記受動軸32は、図7に示すように、支
持腕30bの先端から互い逆方向に突出する突起杆44
に軸受45を介して回転可能に嵌着されて対向する駆動
軸9と同心状に配置されている。また、受動軸32の先
端外周面にテーパ面32aが形成されており、その受動
軸32の先端部を紙管25a内に容易に嵌入させること
ができ、また、受動軸32の外周面基端に鍔部32bが
形成されており、その鍔部32bにより紙管25aの端
面を支持する。なお、紙管25aの内径が受動軸32及
び駆動軸9の外径よりも大きい場合には、その受動軸3
2及び駆動軸9にアダプター46(図7仮想線参照)を
着脱可能に取り付ければよい。
【0033】上記構成によれば、互いに逆向きに突出す
る左右一対の受動軸32と各駆動軸9とで2本の紙管2
5aが同心状に支持されると共に、左右一対の受動軸3
2が互いに独立して回転されるため、同心状の各紙管2
5aの回転速度を別個に調節して、その各紙管25aに
シートSから分割した2つの分割シートSaを弛まない
ように確実に巻き取ることができる。
【0034】上記構成においてシートSの巻取手順を説
明すると、図8に示すように、各分割シートSaの幅H
1,H2を同一に設定する場合には、各移動体30を支
軸3の中央部まで移動させてロック機構31でロックす
ることにより、両受動軸32をシートSの中央部に対向
する位置に固定すると共に、縦断カッター装置5の円形
カッター5aをガイド杆33に沿って移動させてシート
Sの中央部に対向させる。次に、巻取位置Aの各駆動軸
9と両受動軸32との間に2本の紙管25aをそれぞれ
架設した状態で該各駆動軸9を回転駆動することによ
り、シートSが紙管25a側に送り込まれて、該シート
Sの中央部が円形カッター5aにより2分割されると共
に、その各分割シートSaが巻取位置Aの各紙管25a
に巻き取られ、その巻き取った各分割シートSaにより
所定径の巻物Sbが形成されたならば、両駆動軸9の回
転駆動を停止し、アーム8を矢印a方向に180°回転
させることにより、巻物Sbを待機位置Bまで移動させ
る(図2参照)。
【0035】次に、横断カッター装置6の揺動枠19を
引き下げてカッター6aを各分割シートSaに当接させ
て該カッター6aを水平に移動させることにより、各分
割シートSaを切断する。
【0036】その後、巻取位置Aで前記と同様の手順で
巻取作業を行なうと共に、待機位置Bから巻物Sbを取
り外し、その待機位置Bの各駆動軸9と両受動軸32と
の間に2本の紙管25aをそれぞれ架設して待機させれ
ばよい。
【0037】図9(a)に示すように、一方の分割シー
トSaの幅H1を狭く設定すると共に、他方の分割シー
トSaの幅H2を広く設定する場合には、その両幅H
1,H2の境界位置まで両受動軸32及び円形カッター
5aを移動させればよい。
【0038】上記構成によれば、両分割シートSaの切
れ目に対向する位置に両受動軸32を配置することによ
り、該各受動軸32と各駆動軸9との間に架設した2本
の紙管25aにそれぞれ所望幅H1,H2の分割シート
Saを巻き取ることができるものであって、両受動軸3
2の位置を調整することにより、各分割シートSaの幅
H1,H2を自由に変更することができる。また、巻芯
25が紙管25aからなり、従来の紙管25aを支持す
るシャフト25b(図12参照)が不要であるから、製
作費が安くつくと共に、シャフト25bに対して紙管2
5aを着脱する手間が不要であって、巻取手順を簡略化
することができる。
【0039】図9(b)に示すように、シートSを分割
しない場合には、両受動軸32を左端(または右端)ま
で移動させて、その一方の受動軸32とそれに対向する
駆動軸9との間に紙管25aを架設すると共に、円形カ
ッター5aをシートSに接触しない位置まで退避させれ
ばよく、これによって、ユーザの要望に応じてシートS
の幅Hを変更する場合にも迅速に対応することができ
る。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、例えばシ
ートを2分割して所望幅の分割シートを形成する場合
に、その両分割シートの切れ目に対向する位置に受動軸
を配置することにより、該受動軸と各駆動軸との間に架
設した2本の巻芯にそれぞれ所望幅の分割シートを巻き
取ることができるものであって、前記受動軸の位置を調
整することにより、各分割シートの幅を自由に変更する
ことができる。
【0041】請求項2記載の発明によれば、移動体を移
動させることにより、該移動体に回転可能に配置した受
動軸の位置を容易に調整することができる。
【0042】請求項3記載の発明によれば、互いに逆向
きに突出する左右一対の受動軸と各駆動軸とで2本の巻
芯が同心状に支持されるため、その各巻芯にシートから
2分割した分割シートを確実に巻き取ることができる。
【0043】請求項4記載の発明によれば、互いに独立
して回転する左右一対の受動軸と各駆動軸との間に巻芯
がそれぞれ別個に架設されるので、該各巻芯の回転速度
を個別に調節して、その各巻芯に分割シートを弛みが生
じないように円滑に巻き取ることできる。
【0044】請求項5記載の発明によれば、ロック機構
により移動体を回転体の支軸にロックするだけで、受動
軸を不測に動かないように確実に固定することができ
る。
【0045】請求項6記載の発明によれば、ロック杆を
所定のロック孔に嵌入させることにより、移動体を簡単
にロックすることができる。
【0046】請求項7記載の発明によれば、小さな力で
ハンドルを回転させるだけで、ロック操作を容易に行な
うことができる。
【0047】請求項8記載の発明によれば、巻芯が紙管
からなり、従来の紙管を支持するシャフトが不要である
から、製作費が安くつくと共に、シャフトに対して紙管
を着脱する手間が不要であって、巻取手順を簡略化する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の一形態であるシート巻取装置
の平面図である。
【図2】 同縦断面図である。
【図3】 同要部の平面図である。
【図4】 同要部の一部切欠き正面図である。
【図5】 同要部の横断面図である。
【図6】 図5のA−A矢視図である。
【図7】 図5のB−B矢視図である。
【図8】 同巻取手順を示す概略縦断面図である。
【図9】 (a)は両分割シートの幅を狭幅と広幅とに
した場合の巻取手順を示す概略縦断面図、(b)はシー
トを分割しない場合の巻取手順を示す概略縦断面図であ
る。
【図10】 従来例を示す平面図である。
【図11】 同縦断面図である。
【図12】 同巻取手順を示す概略縦断面図である。
【符号の説明】
2 回転体 3 支軸 9 駆動軸 25 巻芯 25a 紙管 30 移動体 31 ロック機構 31a ロック孔 31b ロック杆 32 受動軸 40 雄ねじ部 41 雌ねじ部 42 ハンドル S シート Sa 分割シート

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対の駆動軸が互いに所定間隔をお
    いて同心状に配置されており、該各駆動軸の先端部を巻
    芯の端部に嵌合させ、その各駆動軸を回転駆動して前記
    巻芯を回転させることにより、その巻芯にシートを巻き
    取るようにしたシート巻取装置において、前記両駆動軸
    間の所定位置に該両駆動軸と同心状の受動軸が配置され
    ており、該受動軸を巻芯の端部に嵌合させるようにした
    ことを特徴とするシート巻取装置。
  2. 【請求項2】 前記受動軸が、前記両駆動軸と平行して
    移動可能な移動体に回転可能に配置されていることを特
    徴とする請求項1記載のシート巻取装置。
  3. 【請求項3】 前記受動軸が前記移動体から互いに逆向
    きに突出するように左右一対設けられていることを特徴
    とする請求項2記載のシート巻取装置。
  4. 【請求項4】 前記左右一対の受動軸が互いに独立して
    回転可能に形成されていることを特徴とする請求項3記
    載のシート巻取装置。
  5. 【請求項5】 前記移動体が左右一対の駆動軸を支持す
    る回転体の支軸に移動可能に取り付けられ、該支軸と移
    動体との間に、その移動体を所定位置にロックするため
    のロック機構が設けられていることを特徴とする請求項
    2から4のいずれかに記載のシート巻取装置。
  6. 【請求項6】 前記ロック機構は、前記支軸の外周面に
    その軸心に沿って所定間隔ごとに形成した多数のロック
    孔と、前記移動体に設けられて所定のロック孔に嵌脱可
    能に嵌入するロック杆とを有することを特徴とする請求
    項5記載のシート巻取装置。
  7. 【請求項7】 前記ロック杆が、前記移動体に螺着させ
    たハンドル付きねじ部に固着されていることを特徴とす
    る請求項6記載のシート巻取装置。
  8. 【請求項8】 前記巻芯が紙管からなることを特徴とす
    る請求項1から7のいずれかに記載のシート巻取装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006128205A1 (de) 2005-05-30 2006-12-07 Sml Maschinengesellschaft M.B.H. Vorrichtung zum aufwickeln von zumindest zwei materialbahnen
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