JP2002019286A - 改竄防止用感圧複写シート - Google Patents

改竄防止用感圧複写シート

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Abstract

(57)【要約】 【課題】バックカーボンを用いた改竄防止用感圧複写シ
ートにおける改竄の有無の確認が簡単に行なえるように
する。 【解決手段】転写シート2と受容シート3とを重ね合わ
せ、転写シート2の対向面の要所にバックカーボンイン
キ層7を配して、この転写シート2とバックカーボンイ
ンキ層7との間に、バックカーボンインキとは異色に発
色する発色剤を含有した第一発色剤マイクロカプセル層
6と顕色剤層5とを積層配置し、受容シート3の対向面
におけるバックカーボンインキ層7に少なくとも対向す
る所定領域に、バックカーボンインキとは異色に発色す
る発色剤を含有した第二発色剤マイクロカプセル層8を
設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックカーボンを
用いた感圧複写シートにおいて、改竄による不正行為を
簡単に見抜けるようにした、バックカーボンを用いた改
竄防止用感圧複写シートに関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】一般に、複写帳票類と
してはノーカーボン用紙の用いられたものが主流である
が、PCB薬剤の毒性問題の後遺症から依然としてバッ
クカーボン用紙を用いたものが要求されており、又その
需要も多い。このように現在においても多く利用されて
いるバックカーボン形式の感圧複写シートは、例えば図
5(a)のように対向面側要所にバックカーボンインキ
層Pが設けられた転写シートQと、これに対応する受容
シートRとが一方の端部で綴合Sされた構成のものが代
表的である。
【0003】しかしながら、上述した従来のバックカー
ボン形式の感圧複写シートでは、管理される転写シート
Qと顧客などに控えとして渡す受容シートRを別々にし
て、その転写シートQと受容シートRとのそれぞれに単
独に内容を記入するという改竄が行われても、回収管理
する転写シートから検証する方法が無いという問題があ
る。即ち、申請者(作為者)が感圧複写シートの転写シ
ートQと受容シートRを別々にして、図5(b)のよう
に転写シートQと申請者が不正に用意した別の受容シー
トR1を合わせてその転写シートQに記載事項Aを記入
して、その記載事項Aを有する転写シートQを管理部門
などに提出し、さらに、図5(c)のように申請者が不
正に用意したバックカーボンインキ層Pを有する別の転
写シートQ1を利用して正規の受容シートRに対して異
なる記載事項Bを複写記入して、これを受諾者に提出す
る。このようにした場合、受諾者が持っている受容シー
トRの記載事項Bと管理部門などが管理する転写シート
Qに記載された記載事項Aとに相違があるため不正問題
が発生する。これらは、申請者の改竄行為が巧妙である
と転写シートの記載事項の真偽の判別がつかなくなって
しまう。
【0004】本発明者にあっては、このような改竄を簡
単に見抜くことで不正を未然に防止できるようにするた
めに、先にバックカーボンを用いた改竄防止用感圧複写
シートに関して、転写シートの受容シート側対向面に顕
色剤とバックカーボン層を順に積層するとともに、受容
シートの転写シート側対向面に前記バックカーボンイン
キとは異色に発色する発色剤を含有した発色剤マイクロ
カプセル層を設けた感圧複写シートを提案している。こ
の感圧複写シートにあっては、正規使用時のみにバック
カーボンインキの転移による受容シート表面への複写
と、発色剤の転移による転写シート裏面側への複写とが
同時に行われるようにしたものである。すなわち、この
転写シート裏面側への複写を確認することにより改竄の
有無が判別できるのである。そして、本発明において
は、このような転写シート裏面側への複写がより鮮明な
ものとなるようにすることを課題し、その複写の確認が
より簡単に行なえるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を考慮
してなされたもので、転写シートと受容シートとを重ね
合わせた感圧複写シートであって、前記転写シートの対
向面の要所にバックカーボンインキ層を配して、この転
写シートとバックカーボンインキ層との間に、バックカ
ーボンインキとは異色に発色する発色剤を含有した第一
発色剤マイクロカプセル層と顕色剤層とを積層配置し、
受容シートの対向面における前記バックカーボンインキ
層に少なくとも対向する所定領域に、前記バックカーボ
ンインキとは異色に発色する発色剤を含有した第二発色
剤マイクロカプセル層を設けたことを特徴とする改竄防
止用感圧複写シートを提供して、上記課題を解消するも
のである。そして、本発明において、上記第一発色剤マ
イクロカプセル層の発色剤が発色したときの色彩と上記
第二発色剤マイクロカプセル層の発色剤が発色したとき
の色彩とが異なり、前記両発色剤の混合発色が上記バッ
クカーボンインキとは異色に設けられていることが良好
である。さらに、上記受容シートとこの受容シートに配
される発色剤マイクロカプセル層との間に、さらに、ア
ンダーコート剤を塗布してなる硬質層が設けられている
ようにすることが良好である。
【0006】
【発明の実施の形態】つぎに本発明を図1から図4に示
す実施の形態に基づいて詳細に説明する。先ず、図1に
おいて、図中1は改竄防止用感圧複写シートで、該感圧
複写シート1は、転写シート2と受容シート3とが重ね
合わされて一方の端部で綴合4されたものである。前記
転写シート2の表面には図示されていない記入欄が設け
られている。そして、この転写シート2の受容シート3
に対する対向面においては、前記記入欄に対応する領域
に転写シート2側から順に顕色剤層5と第一発色剤マイ
クロカプセル層6とバックカーボンインキ層7が積層さ
れていて、前記第一発色剤マイクロカプセル層6にあっ
ては、バックカーボンインキ層7を形成するバックカー
ボンインキとは異色に発色する発色剤を含有した透明の
層としている。このように転写シート2側にあっては、
その転写シート2とバックカーボンインキ層7との間に
顕色剤層5と第一発色剤マイクロカプセル層6とが積層
配置された構成としている。一方、受容シート3の上記
転写シート2に対する対向面においては、上記バックカ
ーボンインキ層7に少なくとも対向する所定領域に、転
写シート2側から順に第二発色剤マイクロカプセル層8
と硬質層9とが積層されている。この受容シート3にお
ける前記第二発色剤マイクロカプセル層8にあっても、
バックカーボンインキ層7を構成するバックカーボンイ
ンキとは異色に発色する発色剤を含有した透明の層であ
り、その発色剤は第一発色剤マイクロカプセル層6の発
色剤と同一色彩で発色する作用を有する。なお、両層で
の発色剤の発色は互いに異なる色彩であってもよく、そ
の例は後述する。硬質層9にあってはアンダーコート剤
を塗布したアンダーコート層として形成されており、第
二発色剤マイクロカプセル層8が硬質層9の上に位置す
るように設けられているものである。
【0007】前記顕色剤層5を形成する顕色剤として
は、例えば活性白土、酸性白土、ゼオライト、ベントナ
イト等の粘土類、フェノール樹脂類、芳香族カルボン酸
の多価金属塩類及びこれらの混合物が使用でき、特に印
字の良好な保存性から2,2−ビスフェノールスルホン
化合物の亜鉛塩等が好ましい。
【0008】第一、第二の発色剤マイクロカプセル層
6、8に含有する発色剤は、電子供与性発色剤を使用す
ることができ、例えばベンゾイルロイコメチレンブル
ー、p−ニオロベンゾイルメチレンブルー等のチアジン
系染料、3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)
−6−ジメチルアミノフタリド等のトリアニールメタン
系染料、4,4−ビス−ジメチルアミノベンズヒドリル
ベンジルエーテル等のジフェニタルメタン系染料、3−
フェニル−スピロージナフトピラン等のスピロ系染料、
3−ピペリジノ−メチル−7−フェニルアミノフルオラ
ン等のフルオラン系染料等から任意に選択できるが、バ
ックカーボンインキと発色色調は異なることが前提とな
る。
【0009】このような発色剤を含有するマイクロカプ
セルは、公知のコアセルベーション法、界面重合法、イ
ンサイチュ重合法等により製造することができ、そのカ
プセル分散液を界面活性剤と共に、非水系溶媒に混合分
散させ、油溶性バインダーを添加して調製する。このマ
イクロカプセルは、スポット的に塗布でき、加熱せずと
も速やかに乾燥できる紫外線硬化型のインキ化としたも
のが好適である。即ち、非水系のカプセル分散液に、非
水系溶媒、バインダー、界面活性剤、カプセル保護剤、
紫外線吸収剤、光重合開始剤、ワックス、増粘剤、増感
剤、ゲル化剤等の主剤、補助剤を混合して成る紫外線硬
化型のマイクロカプセル塗料としたものである。
【0010】上記硬質層9を形成するためのアンダーコ
ート剤の種類は特に限定されるものではないが、例え
ば、各種メジウムインキが良く、製造面や性能面から、
特に好ましくは、UV硬化型メジウムインキまたは油性
メジウムインキを塗布して形成するのが良い。
【0011】このように構成された感圧複写シート1
は、使用時に転写シート2の記入欄にボールペン等で記
入すると、図2のようにバックカーボンインキ層7の対
応部分7aが受容シート3の第二発色剤マイクロカプセ
ル層8の上に転移して複写される。そして、記入による
加圧によって、第一発色剤マイクロカプセル層6と第二
発色剤マイクロカプセル層8のそれぞれのマイクロカプ
セルが破壊されて、両層から発色剤が出るようになる。
受容シート3側からの発色剤はバックカーボンインキ層
7の抜け落ち箇所7bを通過して顕色剤層5に転移し、
また、転写シート2側での発色剤は直接顕色剤層5に転
移し、その両方からの発色剤が顕色剤層5において発色
し、いずれか一方の発色剤マイクロカプセル層からの発
色剤がその顕色剤層5に転移した場合に比べてより鮮や
かに発色するようになる。この発色部10は、バックカ
ーボンインキの色とは異なるため容易に視認することが
できる。また、第二発色剤マイクロカプセル層8の下層
が硬質層9となって硬質であるため、筆記された際に第
二発色剤マイクロカプセル層8がアンダーコート9に押
し付けられ、その加圧部分のマイクロカプセルが確実に
破壊されるようになる。よって、第二発色剤マイクロカ
プセル層8の発色剤が顕色剤層5に達し易くなり、この
点からも発色部10を鮮やかに発色させることができる
ようになる。
【0012】上述したように第一、第二の発色剤マイク
ロカプセル層6、8の発色剤それぞれは、顕色剤層の顕
色剤と反応することでバックカーボンインキとは異色に
発色するものである。そして、第一、第二の発色剤マイ
クロカプセル層6、8の発色剤それぞれにおいては、単
独での発色時の色彩が同一の色彩となるものに限定され
ない。第一、第二の発色剤マイクロカプセル層6、8の
発色剤それぞれを、単独では異なる色彩に発色するもの
を選択し、上述した発色部10で混合発色するようにし
てもよい。この場合、混合色がバックカーボンインキと
は異色となるように発色剤の組み合わせを選択する。
【0013】図3は、本感圧複写シート1に対して改竄
を試みようとした状態を示すもので、正規に記載した事
項に対して改変となる記載を行なう場合、そして、虚偽
の事項を記載する場合も転写シート2のみに記入を行な
うものとなる。即ち、転写シート2に対して不正な記載
事項を記入すると、この記入によりバックカーボンイン
キ層7の対応部分7aが抜け落ちることになる。この不
正な記載に際して何らかの当て紙の上に転写シートを置
いて記載することになると想定されるが、転写シート2
一枚に記載を行なっても、下敷となった面に対応部分が
転移する。そして、この改竄行為をした場合、受容シー
トが無いため第二発色剤マイクロカプセル層の発色剤が
転移せず、顕色剤層5での発色は見られない。従って、
バックカーボンインキ層7の抜け落ち箇所7bは、顕色
剤層5の一部が見えるだけである。
【0014】なお、転写シート2単独に情報を記載した
場合、その転写シート2に設けられている第一発色剤マ
イクロカプセル層6のマイクロカプセルが破壊され、発
色剤が顕色剤層5に達して発色することが考えられる
が、その場合でも顕色剤層5での発色強度は弱いものと
なり、発色強度が弱い状態で発色していれば、改竄がな
されたものと判断できる。そして、より確実に改竄行為
の確認が行なえるようにするには、第一発色剤マイクロ
カプセル層6の発色剤の発色と第二発色剤マイクロカプ
セル層8の発色剤の発色とが混色して特定の色彩で発色
する上記構成の感圧複写シートで対処すればよい。上述
した転写シート2に不正状態で情報記載した場合には、
第一発色剤マイクロカプセル層6の発色剤のみが顕色剤
層5で発色するため、予め設定されている混色での発色
とはならず、よって、改竄行為がなされたかどうかが確
認し易くなる。このように、正しい使用の場合は転写シ
ートの裏側に、特定の色彩で、特定の発色強度の状態と
なっている複写像が存在するのに対して、改竄した不正
使用の場合は転写シートの裏側に複写像が存在しない
か、発色強度が弱い状態であったりし、さらには特定の
色彩で発色しないため、転写シートの裏面を見れば改竄
の有無を簡単に判別することができる。
【0015】図1から図3に示す実施の形態では、転写
シート2においてその転写シート2側から順に顕色剤層
5、第一発色剤マイクロカプセル層6、バックカーボン
インキ層7を積層しているが、本発明はこれに限定され
るものではない。即ち、転写シート2においては、その
転写シート2とバックカーボンインキ層7との間に、第
一発色剤マイクロカプセル層6と顕色剤層5とが積層配
置されていればよいことから、図4に示す他の実施の形
態も採用することができる。この図4に示された実施の
形態では、転写シート2側から順に第一発色剤マイクロ
カプセル層6、顕色剤層5、バックカーボンインキ層7
を積層していて、上記実施の形態と同じように適正に転
写シート2に情報記入すれば、バックカーボンインキ層
7の一部(記入対応部分)が受容シート3の第二発色剤
マイクロカプセル層8の上に転写され、そして、第一、
第二の発色剤マイクロカプセル層6、8それぞれのマイ
クロカプセルが破壊されて、発色剤が顕色剤層5に転移
し、これによって複写像が生じるようになる。さらに、
転写シート2のみに情報を記載した場合には、上記実施
の形態で示したように、複写像が存在しなかったり、或
いは存在していたとしてもその発色強度、色彩が所定の
ものと異なった状態で生じることとなり、それによっ
て、改竄行為の有無を確認できる。
【0016】上記実施の形態では2枚複写の例で説明し
たが、本発明はこれに限定されずに3枚以上の感圧複写
シートで実施することも可能である。ちなみに、3枚複
写の場合は転写シートと受容シートの間に転写・受容シ
ートを挟み込み、この転写・受容シートの転写シート側
の対向面に転写・受容シート側から順に硬質層と第二発
色剤マイクロカプセル層を積層し、受容シート側の対向
面には転写・受容シート側から順に顕色剤層、第一発色
剤マイクロカプセル層、バックカーボンインキ層(また
は第一発色剤マイクロカプセル層、顕色剤層、バックカ
ーボンインキ層の順)を設ける構成にすればよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
転写シートと受容シートとを重ね合わせた感圧複写シー
トであって、前記転写シートの対向面の要所にバックカ
ーボンインキ層を配して、この転写シートとバックカー
ボンインキ層との間に、バックカーボンインキとは異色
に発色する発色剤を含有した第一発色剤マイクロカプセ
ル層と顕色剤層とを積層配置し、受容シートの対向面に
おける前記バックカーボンインキ層に少なくとも対向す
る所定領域に、前記バックカーボンインキとは異色に発
色する発色剤を含有した第二発色剤マイクロカプセル層
を設けたことを特徴とすることを特徴とするものであ
る。この発明の構成によって、適正に情報記載した時に
は、第一発色剤マイクロカプセル層の発色剤と第二発色
剤マイクロカプセル層の発色剤との両方が顕色剤層に転
移するようになり、その両方の発色剤が発色することに
より確実にして、かつ、発色強度が高い鮮やかな発色部
を生じさせるようになる。よって、転写シート裏面側へ
の複写の有無の確認作業が簡単になるなど、実用性に優
れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る改竄防止用感圧複写シートの一例
を示す説明図である。
【図2】一例に対する正しい使用状態を示す説明図であ
る。
【図3】一例に対する不正使用の状態を示す説明図であ
る。
【図4】他の実施の形態を示す説明図である。
【図5】従来例を示すもので、(a)は従来のバックカ
ーボン感圧複写シートを示す説明図、(b)は転写シー
トに対する不正使用の状態を示す説明図、(c)は同じ
く受容シートに対する不正使用の状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1…改竄防止用感圧複写シート 2…転写シート 3…受容シート 4…綴合 5…顕色剤層 6…転写シート2の第一発色剤マイクロカプセル層 7…バックカーボンインキ層 7a…対応部分 7b…抜け落ち箇所 8…受容シート3の第二発色剤マイクロカプセル層 9…硬質層 10…発色部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】転写シートと受容シートとを重ね合わせた
    感圧複写シートであって、 前記転写シートの対向面の要所にバックカーボンインキ
    層を配して、この転写シートとバックカーボンインキ層
    との間に、バックカーボンインキとは異色に発色する発
    色剤を含有した第一発色剤マイクロカプセル層と顕色剤
    層とを積層配置し、 受容シートの対向面における前記バックカーボンインキ
    層に少なくとも対向する所定領域に、前記バックカーボ
    ンインキとは異色に発色する発色剤を含有した第二発色
    剤マイクロカプセル層を設けたことを特徴とする改竄防
    止用感圧複写シート。
  2. 【請求項2】上記第一発色剤マイクロカプセル層の発色
    剤が発色したときの色彩と上記第二発色剤マイクロカプ
    セル層の発色剤が発色したときの色彩とが異なり、前記
    両発色剤の混合発色が上記バックカーボンインキとは異
    色に設けられている請求項1に記載の改竄防止用感圧複
    写シート。
  3. 【請求項3】上記受容シートとこの受容シートに配され
    る発色剤マイクロカプセル層との間に、さらに、アンダ
    ーコート剤を塗布してなる硬質層が設けられている請求
    項1または2に記載の改竄防止用感圧複写シート。
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