JP2002018789A - カス取り装置 - Google Patents
カス取り装置Info
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Abstract
製品部へのピンマークを防止して無駄を少なくしたピン
ボード式のカス取り装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 複数の打ち抜き用上型ピン3…を有する
上型と、複数の打ち抜き用下型ピン4…を有する下型
と、を備え、上型と下型の相対的移動により、下型ピン
4…がシート11の製品部12を支持すると共に上型ピン3
…がシート11のカス部13を押圧して、カス部13を製品部
12から分離状に打ち抜くように構成され、下型ピン4の
シート11側の先端軸部45を弾性体としたものである。
Description
する。
ジが広く使用されている。この紙器パッケージは、その
形態・素材が多種に渡り、その材質は、ダンボールなど
の紙質に限らずプラスチックも使用されている。そし
て、近年、益々、包装形態の高級化が求められると共に
低コストが求められ、(パッケージを組成する)シート
面に、多数のパッケージが印刷されて切り込みされるよ
うになった。
により製品部(パッケージとなる部分)と余端部(以
下、カス部という)を分離する工程を行なってきたが、
多大な労力を必要とし、過酷である上に、能率が上がら
なかった。
ス部を分離するピンボード式カス取り装置が使用される
ようになった。即ち、従来のピンボード式カス取り装置
は、複数の打ち抜き用上型ピンを有する上型と、複数の
打ち抜き用下型ピンを有する下型と、を備え、上型と下
型の相対的移動により、下型ピンがシートの製品部を支
持すると共に上型ピンがシートのカス部を押圧して、カ
ス部を製品部から分離状に打ち抜くように構成されてい
た。
カス取り装置では、上型ピンがシートのカス部を(過大
な力で)押圧する際、この(過大な)押圧力が、カス部
に隣接する製品部に(せん断荷重として)かかり、その
製品部は、せん断荷重により、下型ピンに押し付けられ
て、下型ピンの形状が、製品部に押圧痕として痕跡(ピ
ンマーク)を残す結果となり、ピンマークのある製品部
は、廃棄せざるを得ず、しかも、ピンマークの有無のチ
ェック及び廃棄経費が大きな負担となり、無駄の多いも
のとなっていた。
離状に打ち抜く際に、製品部へのピンマークを防止して
無駄を少なくしたピンボード式のカス取り装置を提供す
ることを目的とする。
めに、本発明に係るカス取り装置は、複数の打ち抜き用
上型ピンを有する上型と、複数の打ち抜き用下型ピンを
有する下型と、を備え、該上型と該下型の相対的移動に
より、上記下型ピンがシートの製品部を支持すると共に
上記上型ピンがシートのカス部を押圧して、カス部を製
品部から分離状に打ち抜くピンボード式カス取り装置に
おいて、上記下型ピンのシート側の先端軸部を弾性体と
したものである。
する面を円弧状平滑面としたキャップ部を取り付けたも
のである。
づき、本発明を詳説する。
構成とその動作を説明するための簡略図で、本装置は、
複数の打ち抜き用上型ピン3…を有する上型1と、複数
の打ち抜き用下型ピン4…を有する下型2と、を備え、
上型1と下型2の相対的移動により、下型ピン4…がシ
ート11の製品部12を支持すると共に上型ピン3…がシー
ト11のカス部13を押圧して、カス部13を製品部12から分
離状に打ち抜くように構成され、(図11に示されるよう
に)下型ピン4…のシート11側の先端軸部45を弾性体と
したものである。なお、シート11は、(図6に示すよう
に)パッケージ(製品部)となる部分が切り込まれ、製
品部12とカス部13(余端部)が分離可能となるように形
成されている。
1に上下動・固定可能に保持され、(打ち抜き用)下型
ピン4は、下型2に上下動・固定可能に保持され、その
上型1及び下型2は、ガイドロッド5,6に案内され
て、図示しない駆動装置によって、昇降駆動される。ま
た、7は製品部用テンプレート、8はカス部用テンプレ
ートで、その両テンプレート7,8は、ガイドロッド
9,10に案内されて、図示しない駆動装置によって、上
型1と下型2に対して、同時に昇降駆動される。
に、製品部用テンプレート7を上昇させることにより、
上記上型ピン3の中、(被打ち抜き用)シート11(図6
参照)の製品部12に対応するテンプレート本体71(図7
参照)に当接する製品部対応ピン31を、シート11のカス
部13と干渉する干渉ピン151 と共に、上方退避位置18に
移動させ、製品部12と干渉しないカス用ピン17のみを、
上型1の作業位置28に残すことができる。
ることにより、上記シート11のカス部13に対応するテン
プレート本体81(図8参照)に当接するカス部対応ピン
41を、上記シート11の製品部12と干渉する干渉ピン152
と共に、下方退避位置19に移動させ、カス部13と干渉し
ない製品用ピン16のみを、下型2の作業位置29に残すこ
とができる。
13の双方に干渉する干渉ピン15(151,152)を、それぞ
れ、(上型1の)上方退避位置18と、(下型2の)下方
退避位置19とに、分離した状態に退避させた後、図3に
示すように、複数枚のシート11を、製品用ピン16の上に
積層状態に載置して、上型1を下降させれば、製品部12
と干渉しないカス用ピン17のみで、シート11のカス部13
を、製品部12から分離除去することができ、傷のない製
品部12を、少ない作業工程で、能率よく得ることができ
る。
と下半部にそれぞれ逆向きのネジ(図示省略)が形成さ
れており、同一回転方向の駆動により、製品部用テンプ
レート7とカス部用テンプレート8とを、同時に上昇及
び下降させることができるようになっている。また、図
3中、26,26は、シート11の端部が垂れ下がらないよう
に、受け止めるための端受部材で、シート11が、カス用
ピン17から衝撃を受けると、その下部が外方に転回し
て、シート11の端部から外れるようになっている。
型1は、例えば、図4及び図4のX−X線矢視相当の断
面図である図5に示すように、多数のピン孔H1 …が形
成された2枚のピンボードB1 ,B1 を、互いに相対的
にスライド可能となるように重ね合わせて成る。そのピ
ン孔H1 は、大小異なる内径のものが交互に配列され、
その平均径は、比較的小さく設定され、かつ、その各ピ
ン孔H1 の間隔が比較的に細かく設定されている。な
お、図5にて、42は、上型ピン3の上昇限度を設定する
ための停止リングである。
する上型ピン3の平均径を、比較的小さく設定すること
により、製品部12(及びカス部13) の微小な隙間や小孔
等々の複雑な形状に柔軟に対応することができ、打ち抜
き精度が顕著に向上する。なお、図示は省略するが、ピ
ンボードB1 に形成されるピン孔H1 は、例えば、千鳥
と並列を組み合わせたようなパターンに配列されてもよ
く、また、ランダムに配列されてもよい。
る上型ピン3は、その上部と下部に、それぞれ、各ピン
孔H1 ,H1 に係止させるための切欠溝21,22が形成さ
れており、両ピンボードB1 ,B1 をスライドさせるこ
とにより、上部の切欠溝21又は下部の切欠溝22を、それ
ぞれ段違いになったピン孔H1 ,H1 …に一度に係止さ
せ、各上型ピン3を、上方退避位置18又は作業位置28
(図2又は図3参照)に確実に保持することができる。
なお、上側に配置されるピンボードB1 のピン孔H1 に
は、大きいピン孔H1 と小さいピン孔H1 に、上型ピン
3の切欠溝21,22を、一度に隙間なく係止させることが
できるように、外方(スライド方向)に突出する逃げ孔
部sを設けている(図4参照)。
ように、上部の切欠溝21が、両ピンボードB1 ,B1 の
ピン孔H1 ,H1 に係止されて吊り下げられた状態とな
っており、その上型ピン3の各下端が、水平に揃うよう
に、上型ピン3の上部に対応する位置決め部材(図示省
略)が設けられている。そして、前述したように、図5
に示すように、製品部用テンプレート7を上昇させる
と、製品部対応ピン31が干渉ピン151 と共に、上方退避
位置18に移動し、下部の切欠溝22が、両ピンボード
B1 ,B1 のピン孔H1 ,H1 に係止される。
径の細いものとの間に、作業位置28での下端のレベル差
を設定し、太い上型ピン3(カス用ピン17) の下端を、
細い上型ピン3(カス用ピン17) の下端よりも若干下方
に突出させ、若干の時間差で、シート11のカス部13に当
接させるようにして、ピンの破損を防ぐようにすること
もできる。
1と同様に、多数のピン孔H2 …が形成された2枚のピ
ンボードB2 ,B2 を、互いに相対的にスライド可能と
なるように重ね合わせて成り、そのピン孔H2 は、大小
異なる内径のものが交互に配列され、その平均径は、比
較的大きく設定され、かつ、その各ピン孔H2 の間隔が
比較的に粗く設定されている。
に粗く設定することにより、ピンボードB2 ,B2 の剛
性と強度の向上を図るのが容易となる。この下型2に形
成されるピン孔H2 は、その一部乃至全体が、上記上型
1に形成されるピン孔H1 の一部乃至全体と、平面視に
て非対応位置に配設されている。なお、図示は省略する
が、上側に配置されるピンボードB2 のピン孔H2 に
は、上型1のピンボードB1 と同様の逃げ孔部を設けて
いる(図4参照)。
4の平均径を、比較的大きく設定することにより、製品
部12を広い表面積で支持することができるため、製品部
12への傷付きを防止することができる。なお、図示は省
略するが、ピンボードB1 に形成されるピン孔H1 は、
例えば、千鳥と並列を組み合わせたようなパターンに配
列されてもよく、また、ランダムに配列されてもよい。
型ピン4も、上型ピン3と同様に、その上部と下部に、
それぞれ、切欠溝23,24が形成され、各下型ピン4の下
部が、弾発付勢手段であるコイルスプリング32…(又
は、図示省略のガススプリングやエアシリンダ等)によ
って上方に付勢支持されており、かつ、その各下型ピン
4の上面が、水平状態に揃うように、下型ピン4の下部
に対応する位置決め部材(図示省略)が設けられてい
る。また、弾発付勢手段の他に、下型ピン4の下端部に
(エアシリンダにて上下動可能な)受板を設けたり、ク
ランクアームを用いることもできる。
レート8によって押し下げられると、図2に示すよう
に、カス部対応ピン41が干渉ピン152 と共に、下方退避
位置19に移動し、上部の切欠溝23が、両ピンボード
B2 ,B2 の段違いになったピン孔H2 ,H2 …に係止
されるようになっている。
11の一例を示し、このシート11は、別途、設けられてい
る切断工程で、製品部12とカス部13の境界線(実線で示
す)に、既に、打ち抜き用の切断加工が施されたもので
ある。なお、破線14は折り曲げ箇所を示す。なお、シー
ト11の形状は、図6に限定されるものではない。
に示され、シート11の製品部12に対応するテンプレート
本体71を、蝶番33等で開閉自在に接続された一対のピン
ボードb1 ,b1 間に挾持させるように構成され、その
両ピンボードb1 ,b1 には、上型1のピンボードB1
のピン孔H1 …と同一の配列パターンのピン孔h1 …が
形成され、両ピンボードb1 ,b1 を閉じて、その間
に、テンプレート本体71を挟んだ状態として、ガイドロ
ッド9,10のネジに螺合している支持枠35(図1参照)
に保持させて使用する。なお、図示を省略したが、テン
プレート本体71を位置決めするための突出ピン等の位置
決め手段が設けられている。
に示され、シート11のカス部13に対応するテンプレート
本体81を、蝶番33等で開閉自在に接続された一対のピン
ボードb2 ,b2 間に挾持させるように構成し、その両
ピンボードb2 ,b2 には、上型1のピンボードB2 の
ピン孔H2 …と同一の配列パターンのピン孔h2 …が形
成され、両ピンボードb2 ,b2 を閉じて、その間に、
テンプレート本体81を挟んだ状態として、ガイドロッド
9,10のネジに螺合している支持枠36(図1参照)に保
持させて使用する。なお、図示を省略したが、テンプレ
ート本体81を位置決めするための突出ピン等の位置決め
手段が設けられている。
渉ピン151 を説明するための製品部用テンプレート7の
拡大図で、製品部12に対応するテンプレート本体71から
一部がはみ出しているピン孔(h1 )には、製品部用テ
ンプレート7を上昇させた時に、カス部13に干渉する干
渉ピン151 (図示省略)が嵌合し、製品部対応ピン31と
共に、その干渉ピン151 は、上方退避位置18に移動させ
られる(図2参照)。
渉ピン152 を説明するためのカス部用テンプレート8の
拡大図で、カス部13に対応するテンプレート本体81から
一部がはみ出しているピン孔(h2 )には、カス部用テ
ンプレート8を下降させた時に、製品部12に干渉する干
渉ピン152 が嵌合し、カス部対応ピン41と共に、その干
渉ピン152 は、下方退避位置19に移動させられる(図2
参照)。
の)先端部を示し、下型ピン4の先端軸部45は、(ウレ
タンなどの)弾性体であり、図11(A)の起立状態乃至
図11(B)の弯曲状態自在となる。即ち、先端軸部45
は、上下方向に圧縮可能となり、かつ、弯曲可能とな
る。
(又は角柱状)に形成され、切欠溝23の上部の取付部44
に嵌め込まれ、先端軸部45の上方にはキャップ部46が嵌
め込まれている。そして、キャップ部46は、例えば、
(硬質スポンジ及びウレタン等の)樹脂性や金属性であ
り、シート11の製品部12に当接する(図13参照)上端面
形状は、図12(A)に示されるように、平面が円形で、
かつ、図12(B)に示されるように、側面が円弧状平滑
面である。
プ部46の端面の曲率半径R1 は25mm〜35mmが望ましく、
また、キャップ部46の端縁角部の曲率半径R2 は1mm〜
3mmが望ましく、後述するように(図14参照)、カス部
13の打ち抜き押圧時に、キャップ部46が製品部12に食い
込むことがなく、製品部12へのピンマーク(痕跡)が防
止される。
キャップ部46の端面が平坦状となり、製品部12にキャッ
プ部46の環状のピンマークをつける虞れがあり、曲率半
径R 1 が下限値未満となると、キャップ部46の端面の中
央部が隆起状となり、製品部12に深いピンマークをつけ
る虞れがある。また、曲率半径R2 が上限値を越える
と、キャップ部46の端縁角部が平坦状となり、曲率半径
R2 が下限値未満となると、キャップ部46の端縁角部が
突状となり、製品部12にピンマークをつける虞れがあ
る。
品部12から分離状に打ち抜く作用を詳説する。即ち、図
13に示すように、上述のように構成された製品用ピン16
(下型ピン4)が、複数枚のシート11の製品部12を支持
している。なお、下型ピン4は、ピンボードB2 の上部
に載置されたガイドプレート39の孔部39aに嵌入され
て、正確に鉛直(上下)方向に誘導されている。また、
下型ピン4は、孔部39aに所定の隙間部47をもって遊嵌
されている。なお、シート11は、製品部12とカス部13と
の間に切込部38が設けられ、製品部12とカス部13が分離
可能となるように構成されている。
させ、上型ピン3(カス用ピン17)をカス部13に押圧さ
せていくと、この(過大な)押圧力が、カス部13に隣接
する製品部12に(せん断荷重として)かかり、その製品
部12は、せん断荷重により、下型ピン4に押し付けられ
ていく。即ち、製品部12の端部が、せん断荷重により、
撓みながら下型ピン4を押圧していく。
弾力性により、製品部12の撓みに追従して変形するた
め、製品部12と当接するキャップ部46が、製品部12に対
して、相対的に位置ずれすることを防止できる。即ち、
製品部12に撓みが生じても、製品部12は、キャップ部46
の端縁角部に接触せず、キャップ部46の上端面に常に接
触している。言い換えると、先端軸部45は、その弾力性
により、製品部12の撓みに追従して弯曲し、かつ、製品
部12にかかるせん断荷重を吸収することができる。従っ
て、製品部12への、キャップ部46によるピンマーク及び
キャップ部46の端縁角部による擦り傷の発生を防止する
ことができる。
下型ピン4の座屈を利用して、キャップ部46と製品部12
の相対的位置ずれを防止することができる。即ち、下型
ピン4とガイドプレート39の孔部39aとの間に所定間隔
の隙間部47があるため、下型ピン4の座屈(弾性変形)
は、その隙間部47に吸収され、製品部12が撓んでも、キ
ャップ部46と製品部12の相対的位置に変化が生じない。
従って、キャップ部46と製品部12の相対的位置ずれによ
る擦り傷を防止することができる。
取付部44の間に、(Oリングや硬質スポンジなどの)環
状の弾発部材48を取り付けてもよく、先端軸部45が必要
以上に弯曲することを抑制することができ、キャップ部
46と製品部12の相対的位置ずれを防止し、製品部12への
擦り傷を防止することができる。即ち、キャップ部46と
取付部44の間の(先端軸部45の)距離d(図11(A)参
照)が長いほど、先端軸部45が必要以上に弯曲し、キャ
ップ部46と製品部12の相対的位置ずれが大きくなり、そ
の位置ずれを吸収するために下型ピン4の座屈を大きく
し、その座屈を吸収するために隙間部47(図14参照)を
大きくする必要があり、無駄の多いものとなる。
品部12を搬出するための装置の説明図で、下型ピン4の
下部には、下型2の下側のピンボードB2 の下面に当接
する停止リング43が付設され、その上昇限度を規制でき
るようになっており、カス部13と分離された製品部12
は、図示のように、その上昇限度位置つまり(下型2
の)作業位置29にある製品用ピン16の上に載置されてい
る。
の図示は省略)の熊手状に形成された搬出アーム27によ
って、持ち上げられ、外部に搬出される。その搬出アー
ム27は、例えば、油圧又は空圧の駆動源と電動駆動源と
の組み合わせ等により、水平方向の伸縮動作と共に、上
下方向の昇降動作が可能なように構成されていればよ
い。なお、搬出アーム27により取り出された製品部12
を、コンベヤ等により、作業者の近辺まで送り出して、
取り出し易くするも好ましい。
型ピン4に鉛直方向の凹溝を設け、ピンボードB1 ,B
2 に鉛直方向の突条部を設け、凹溝と突条部が嵌合する
ように構成し、上型ピン3及び下型ピン4を正確に(こ
じることなく)鉛直方向に移動させることができ、シー
ト11と当接する上型ピン3又は下型ピン4の端面の高さ
を全て(水平状に)一致させることができ、確実に、製
品部12とカス部13を分離させることができる。
されることなく、製品部用テンプレート7及びカス部用
テンプレート8は、別誂えすることなく打ち抜きされた
分離作業用シートを利用するも好ましく、さらに、例え
ば、キャップ部46の形状・材質は、本発明の要旨を逸脱
しない範囲で設計変更自由である。
ト11側の先端軸部45を弾性体としたため、カス部13を押
圧する際に生じる製品部12の撓みに追従して、先端軸部
45が弯曲するため、製品部12へのピンマークを防止する
ことができ、製品部12の品質が劣悪となることを抑制で
き、無駄の少ないものとすることができる。
ト11の製品部12に当接する面を円弧状平滑面としたキャ
ップ部46を取り付けたため、製品部12のキャップ部46へ
の押圧力を分散させて食い込みを防止することができ、
製品部12へのピンマークを一層防止することができる。
図である。
トを上下に移動させた状態の正面図である。
る。
の平面図である。
る。
である。
ある。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の打ち抜き用上型ピン3…を有する
上型1と、複数の打ち抜き用下型ピン4…を有する下型
2と、を備え、該上型1と該下型2の相対的移動によ
り、上記下型ピン4…がシート11の製品部12を支持する
と共に上記上型ピン3…がシート11のカス部13を押圧し
て、カス部13を製品部12から分離状に打ち抜くピンボー
ド式カス取り装置において、上記下型ピン4のシート11
側の先端軸部45を弾性体としたことを特徴とするカス取
り装置。 - 【請求項2】 先端軸部45に、シート11の製品部12に当
接する面を円弧状平滑面としたキャップ部46を取り付け
た請求項1記載のカス取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000203406A JP3497120B2 (ja) | 2000-07-05 | 2000-07-05 | カス取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000203406A JP3497120B2 (ja) | 2000-07-05 | 2000-07-05 | カス取り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002018789A true JP2002018789A (ja) | 2002-01-22 |
JP3497120B2 JP3497120B2 (ja) | 2004-02-16 |
Family
ID=18700820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3497120B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101407529B1 (ko) | 2014-01-22 | 2014-06-13 | 송주현 | 다이컷팅용 스크랩 제거기 |
JP2015013349A (ja) * | 2013-07-05 | 2015-01-22 | 株式会社レザック | カス取り装置 |
-
2000
- 2000-07-05 JP JP2000203406A patent/JP3497120B2/ja not_active Expired - Lifetime
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WO2015111802A1 (ko) * | 2014-01-22 | 2015-07-30 | 송병준 | 다이컷팅용 스크랩 제거기 |
JP2017503671A (ja) * | 2014-01-22 | 2017-02-02 | ソン、ビョン ジュンSONG, Byung−jun | ダイカッティング用スクラップ除去機 |
US10016907B2 (en) | 2014-01-22 | 2018-07-10 | Byung-Jun Song | Die-cutting scrap removal device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3497120B2 (ja) | 2004-02-16 |
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