JP3459236B2 - カス取り装置 - Google Patents

カス取り装置

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JP3459236B2
JP3459236B2 JP2001034328A JP2001034328A JP3459236B2 JP 3459236 B2 JP3459236 B2 JP 3459236B2 JP 2001034328 A JP2001034328 A JP 2001034328A JP 2001034328 A JP2001034328 A JP 2001034328A JP 3459236 B2 JP3459236 B2 JP 3459236B2
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pin
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カス取り装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、煙草の紙箱(ケース)やお菓子・
キャラメルの紙箱(ケース)等を製作する際に、図5又
は図7に示すような複数の製品部12…が幅方向、前後方
向に並んで配設された被打ち抜き用シート11から、多数
のピンP(46, 47)…によって、打ち抜き線(境界線)
Eから、打ち抜いて(分離して)、作っている。
【0003】幅方向には、隣り合う製品部12, 12が切断
線48にて分離されるように接しているが、上下方向に
は、隣り合う製品部12, 12が所定間隙部Mをもって配設
されている。
【0004】ところで、ピンPの配置は、図5と図6の
場合は、千鳥状であり、図7と図8の場合は、格子状を
示す。図5と図7に於て、多数のピンPの内で、細い線
で描いた小円は、製品部12を押圧する製品用ピン46を示
し、太線で描いた小円は、カス用ピン47を示す。
【0005】そして、従来、図5と図7に示す如く、平
面的に見て、ピンP(46, 47)の幅方向と、被打ち抜き
用シート11の幅方向とを、完全に一致───相互に平行
に配置───させていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】同一面積の被打ち抜き
用シート11から、できるだけ多数の製品部12…を得るた
め───即ち、歩止りを良くするため───上記間隙部
Mを小さく設定する必要があり、この間隙部Mを、打ち
抜き線(境界線)Eに干渉することなく押圧するカス用
ピン47の本数が、不足する(過小となる)という問題を
生じた。また、この間隙部Mを、打ち抜き線(境界線)
Eに干渉することなく押圧するカス用ピン47の本数が、
被打ち抜き用シート11の部位によって、不均一となる
(偏りが発生する)問題を生じた。
【0007】図5にあっては、上段の間隙部Mでは、3
個ずつのピン47,47,47がまばらに存在し、かつ、下段
の間隙部Mでは、3個・3個・5個というようにピン47
…がまばらに存在しているに、過ぎず、このような、ま
ばらな存在では、細幅帯状にカス部13を打ち抜くことが
難しくなる。即ち、打ち抜き線(境界線)Eに沿って、
カス部13を製品部12から、美しく、分離できないで、不
良品が生ずる場合もある。
【0008】そこで、本発明は、(前後方向寸法が微小
な)間隙部Mに、幅方向に小ピッチかつ一定ピッチにて
カス用ピン17…が存在することを可能として、間隙部M
のカス部13を、美しく確実に、被打ち抜き用シート11か
ら分離することができるカス取り装置を提供すること
を、目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るカス取り装置は、複数の製品部が幅方
向及び前後方向に並んで配設された被打ち抜き用シート
と、被打ち抜き用シートから上記製品部とカス部とを分
離するように、平面視、被打ち抜き用シートの幅方向に
対して平行な仮想基準線に平行な複数の直線上に各々多
数の打ち抜きピンを配設し、各々の直線の打ち抜きピン
の幅ピッチを大きく、直線の相互間の前後ピッチを小さ
く設定したものである。
【0010】複数の製品部が幅方向及び前後方向に並ん
で配設された被打ち抜き用シートと、被打ち抜き用シー
トから上記製品部とカス部とを分離するように、平面
視、被打ち抜き用シートの幅方向に対して平行な仮想基
準線に平行な複数の直線上に各々多数の打ち抜きピンを
所定の幅ピッチにて配設し、各々の直線上の打ち抜きピ
ンの幅ピッチを大きく、直線の相互間の前後ピッチを小
さく設定し、かつ、複数の上記直線の内の任意の一の直
線に対し、順次隣り合う直線上のピンの位置を、順次同
方向へ一定の移動ピッチにて幅方向へずらせて配設し、
上記ピンの一幅ピッチ間に、順次隣り合う上記直線上の
ピンを、二個以上配設したものである。
【0011】上記ピンの径をdとした時に、上記前後ピ
ッチAが0.25×d≦A≦1.2 ×dを満足するように設定
したものである。また、上記ピンの径をdとした時に、
上記幅ピッチBが4.5 ×d≦B≦15.0×dを満足するよ
うに設定したものである。また、上記前後ピッチAと、
上記幅ピッチBとが、A=Bとなるよう該打ち抜きピン
を配設した打ち抜き面と同一面積内に、略同数のピンを
配設したものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
図面に基づき、本発明を詳説する。
【0013】カス取り装置の全体の基本的な構成の一例
の説明を、まず、述べる。図9と図10と図11に例示する
ような昇降駆動される上型1と下型2を備えた装置が用
いられる。
【0014】3は、上型1に上下動・固定可能に保持さ
れた打ち抜き用上型ピン(以下、上型ピンという)、4
は、下型2に上下動・固定可能に保持された打ち抜き用
下型ピン(以下、下型ピンという)であり、その上型1
及び下型2は、ガイドロッド5,6に案内されて、駆動
装置(図示省略)によって、昇降駆動される。また、7
は製品部用第1テンプレート、8は製品部用第2テンプ
レートで、その両テンプレート7,8は、ガイドロッド
9,10に案内されて、駆動装置(図示省略)によって、
上型1と下型2に対して、昇降駆動される。上記上型ピ
ン3及び下型ピン4を合わせてピンPと呼ぶ。
【0015】このような構成により、図9、図10及び図
12に示すように、製品部用第1テンプレート7を上昇さ
せることにより、上記上型ピン3の中、被打ち抜き用シ
ート11(図1,図3参照)の製品部12に対応するテンプ
レート本体71(図12参照)に当接する製品部対応ピン31
を、シート11の打ち抜き線Eと干渉する干渉ピン151と
共に、上方退避位置18に移動させ、製品部12と干渉しな
いカス用ピン17のみを、上型1の作業位置28に残すこと
ができる。即ち、このカス用ピン17は、図1,図3に示
した打ち抜き線(境界線)Eと干渉せず、カス部13との
み対応する。また、干渉ピン151 は、この打ち抜き線E
に干渉するピンである。
【0016】一方、製品部用第2テンプレート8を図
9、図10及び図13のように上昇させることにより下型ピ
ン4の中、シート11のカス部13に対応するカス部対応ピ
ン41を、シート11の打ち抜き線Eと干渉する干渉ピン15
2 と共に、下方退避位置19に残したままで、打ち抜き線
Eと干渉しない製品用ピン16のみを、(上方突出状とし
て)下型2の作業位置29に移動させる。
【0017】製品用第2テンプレート8の場合(図13参
照)は、そのテンプレート本体81は、製品用第1テンプ
レート7のテンプレート本体71(図12参照)よりも、一
まわり小型に作成されねばならない。言い換えると、製
品用第2テンプレート8のテンプレート本体81は、打ち
抜き線Eに干渉するピンを避ける必要があるので、第1
テンプレート7のテンプレート本体71よりも、小さな形
状(面積)となる。
【0018】このように、シート11の製品部12とカス部
13の双方に干渉する───つまり、打ち抜き線Eに干渉
する───干渉ピン15(151,152)を、それぞれ、(上型
1の)上方退避位置18と、(下型2の)下方退避位置19
とに、分離した状態に退避させた状態下で、図11に示す
ように、複数枚のシート11を、製品用ピン46の上に積層
状態に載置して、上型1を下降等によって上型1と下型
2とを相対的に接近させれば、製品部12(打ち抜き線
E)と干渉しないカス用ピン17、及び、カス部13(打ち
抜き線E)と干渉しない製品用ピン16との共働によっ
て、シート11のカス部13を、製品部12から分離除去する
ことができ、疵のない製品部12を、少ない作業工程で、
能率よく得ることができる。
【0019】また、図11中、26,26は、シート11の端部
が垂れ下がらないように、受け止めるための端受部材
で、シート11が、カス用ピン17から衝撃を受けると、そ
の下部が外方に転回して、シート11の端部から外れるよ
うになっている。
【0020】上型1の詳細部を示した図12のように、多
数のピン孔H1 …が形成された2枚のピンボードB1
1 を、互いに相対的にスライド可能となるように重ね
合わせて成る。そのピン孔H1 は、その平均径は、比較
的小さく設定され、かつ、その各ピン孔H1 の間隔が比
較的に細かく設定されている。なお、図12にて、42は、
上型ピン3の上昇限度を設定するための停止リングであ
る。
【0021】このように、各ピン孔H1 ,H1 …に嵌合
する上型ピン3の径を、比較的小さく設定することによ
り、製品部12(及びカス部13) の微小な隙間や小孔等々
の複雑な形状に柔軟に対応することができ、打ち抜き精
度が顕著に向上する。
【0022】上型1の各ピン孔H1 ,H1 ……に嵌合す
る上型ピン3は、その上部と下部に、それぞれ、各ピン
孔H1 ,H1 に係止させるための切欠溝21,22が形成さ
れており、両ピンボードB1 ,B1 をスライドさせるこ
とにより、上部の切欠溝21又は下部の切欠溝22を、それ
ぞれ段違いになったピン孔H1 ,H1 …に一度に係止さ
せ、各上型ピン3を、上方退避位置18又は作業位置28
(図10又は図11参照)に確実に保持することができる。
【0023】初期状態では、上型ピン3は、図9に示す
ように、上部の切欠溝21が、両ピンボードB1 ,B1
ピン孔H1 ,H1 に係止されて吊り下げられた状態とな
っており、その上型ピン3の各下端が、水平に揃うよう
に、上型ピン3の上部に対応する位置決め部材(図示省
略)が設けられている。そして、前述したように、図12
に示すように、製品部用第1テンプレート7を上昇させ
ると、製品部対応ピン31が干渉ピン151 と共に、上方退
避位置18に移動し、下部の切欠溝22が、両ピンボードB
1 ,B1 のピン孔H1 ,H1 に係止される。
【0024】一方、下型2は、図13に示すように、上型
1と同様の構成である。つまり、多数のピン孔H1 …が
形成された2枚のピンボードB1 ,B1 を、互いに相対
的にスライド可能となるように重ね合わせて成る。
【0025】この下型2に形成されるピン孔H1 は、そ
の一部乃至全体が、上記上型1に形成されるピン孔H1
の一部乃至全体と、平面視にて非対応位置に配設されて
いる。つまり、下型2に係止される下型ピン4は、上型
1に係止される上型ピン3と干渉することはない。
【0026】その下型2の各ピン孔H1 …に嵌合する下
型ピン4も、上型ピン3と同様に、その上部と下部に、
それぞれ、切欠溝21,22が形成されている。
【0027】そして、前述したように、製品部用第2テ
ンプレート8によって押し上げられると、図10に示すよ
うに、カス部対応ピン41が干渉ピン152 と共に、下方退
避位置19に残り、かつ、(打ち抜き線Eと干渉しない)
製品用ピン16のみを作業位置29に移動して、下方の切欠
溝22が、両ピンボードB1 ,B1 の段違いになったピン
孔H1 ,H1 …に係止されるようになっている。
【0028】図1,図3は、打ち抜き加工の対象となる
シート11の一例を示し、このシート11は、別途、設けら
れている切断工程で、製品部12とカス部13の境界線(実
線で示す)に、既に、打ち抜き線Eが予め施されたもの
である。なお、破線14は折り曲げ箇所を示す。
【0029】製品部用第1・第2テンプレート7,8
は、(図示省略したが、)例えば、シート11の製品部12
に対応するテンプレート本体71,81を、蝶番等で開閉自
在に(又は相互に着脱自在に)接続された一対のピンボ
ードB1 ,B1 間に挾持させるように構成され、その両
ピンボードには、上型1・下型2のピンP…と同一の配
列パターンのピン孔が形成され、両ピンボードを閉じ
て、その間に、テンプレート本体71,81を挟んだ状態と
して、ガイドロッド9,10に取付けた支持枠35,36(図
9参照)に保持させて使用する。なお、第1・第2テン
プレート7,8の接続・連結・固着・構造は、蝶番に限
定されず、設計変更自由であり、嵌合凹凸部又は嵌合ガ
イドピン部等にて、着脱自在に重ね合わせる構造とする
も、自由である。
【0030】図13は、打ち抜き加工が終了した後に、製
品部12を搬出するための装置の説明図で、下型ピン4の
下部には、下型2の下側のピンボードB1 の下面に当接
する停止リング42が付設され、その上昇限度を規制でき
るようになっており、カス部13と分離された製品部12
は、その上昇限度位置つまり(下型2の)作業位置29に
ある製品用ピン16の上に載置されている。
【0031】そして、その製品部12が、搬出装置(詳細
の図示は省略)の熊手状に形成された搬出アーム27によ
って、持ち上げられ、外部に搬出される。その搬出アー
ム27は、例えば、油圧又は空圧の駆動源と電動駆動源と
の組み合わせ等により、水平方向の伸縮動作と共に、上
下方向の昇降動作が可能なように構成されていればよ
い。即ち、矢印F方向に差込んだ後に、矢印G方向に上
昇させて後、矢印Fと反対方向へ搬出させる。
【0032】なお、全体の構成として、上述の図9〜図
12以外にも設計変更自由である。例えば、上型1と第1
テンプレート7とは、接近させるために、両者が昇降し
ても、又は、いずれか一方が昇降しても、良い。また、
下型についても、下型2と第2テンプレート8とは、接
近させるために、両者が昇降しても、又は、いずれか一
方が昇降しても、良い。また、第2テンプレート8をネ
ガとして───つまり製品部12と対応させずに逆にカス
部13の形状に対応させて───下型2よりも上方の位置
に配設して、カス用ピンを押し下げるようにしても自由
であり、あるいは、上型ピン3と下型ピン4とを上下に
2組用いずに、1組として、これを、上型1と下型2と
で、相互に、受け渡す構造としても、良い。
【0033】なお、図9、図10の構成による利点につい
て述べておけば、打ち抜き線Eに干渉する干渉ピン151
を上方退避位置18に、打ち抜き線Eに干渉する干渉ピン
152を下方退避位置19に、それぞれ分離して退避させる
ことにより、シート11の製品部12と干渉しないカス用ピ
ン17のみを上型1の作業位置28に残すと共に、シート11
のカス部13と干渉しない製品用ピン16のみを下型2の作
業位置29に残して、シート11のカス部13を製品部12から
分離状に打ち抜くので、製品部12に疵を付けることな
く、カス部13を、製品部12から、少ない作業工程で、能
率よく、打ち抜き分離除去することができるという利点
がある。
【0034】また、ピンボードB1 ,B1 を、互いに相
対的にスライドさせることにより、上型ピン3及び下型
ピン4を、一度に係止させることができ、各作業位置2
8,29及び上方退避位置18、下方退避位置19等への両ピ
ン3,4の保持を迅速確実なものとすることができ、打
ち抜き作業の能率が向上するという利点がある。
【0035】しかして、図1と図2は第1の実施の形態
を示す説明用平面図である。複数の製品部12…が切断線
48を介して連続状に並ぶ方向を幅方向(図1の長辺方
向)、複数の製品部12…が間隙部Mを介して並ぶ方向を
前後方向(図1の短辺方向)とする。図1に示すよう
に、複数の製品部12…が幅方向には切断線48を介して連
続状に並設され、かつ、前後方向には小さな間隙部Mを
介して配設された被打ち抜き用シート11が設けられる。
また、平面視において、この被打ち抜き用シート11の幅
方向に対して平行な仮想基準線Xを想定する。図2に示
すように、この仮想基準線Xに平行な複数の直線L,
L′,L″…上に各々多数の打ち抜きピンP…を配設
し、各々の直線L,L′,L″…上の打ち抜きピンP…
の幅ピッチBを大きく、直線L,L′,L″…の相互間
の前後ピッチAを小さく設定する。この図1のピンP…
としては、図9〜図13の場合には、上型ピン3…が相当
する。
【0036】これによって、図5、図7の従来例と比較
して、小さな前後幅寸法の間隙部Mに、幅方向に短いピ
ッチで、しかも等間隔に、カス用ピン17…が(太い小円
で示すように)対応できて、打ち抜き線Eから、美しく
かつ確実に、間隙部Mのカス部13を、分離(打ち抜き)
可能となる。
【0037】図2は、このピンP…(上型ピン3…)の
拡大図であるが、平面視において、被打ち抜き用シート
11の幅方向に対して平行な上記仮想基準線Xに平行な複
数の直線L,L′,L″…を設け、それらの上に各々多
数の打ち抜きピンP…を所定の幅ピッチBにて配設す
る。各々の直線L,L′,L″…上の該打ち抜きピンP
…の幅ピッチBは大きく、直線L,L′,L″…の相互
間の前後ピッチAは小さく設定し、かつ、複数の上記直
線L,L′,L″…の内の任意の一の直線Lに対し、順
次隣り合う直線L′,L″…上のピンP…の位置を、同
方向へ順次一定の移動ピッチCにて幅方向へずらせて配
設する。この時、上記ピンP…の一幅ピッチB間に、順
次隣り合う上記直線L′,L″…上のピンP…を、二個
以上配設させる。図2においては、上記ピンP…の一幅
ピッチB間に、順次隣り合う上記直線L′,L″…上の
ピンP…を、三個───ピンG1 ,G2 間にピンN1
2,N3 ───配設させた場合を例示する。
【0038】また、上記ピンP…の径をdとした時に、
上記前後ピッチAが0.3 ×d≦A≦1.2 ×dを満足する
ように設定し、上記幅ピッチBが5.0 ×d≦B≦15.0×
dを満足するように設定した場合が好適である。図1及
び図2は、前後ピッチAが0.4 ×d、及び6.5 ×dの場
合を示している。
【0039】図1の上段の間隙部Mには、17(22)個のカ
ス用ピン17…が、かつ、下段の間隙部Mには、17(22)個
のカス用ピン17…が、一定の適切な幅方向のピッチで配
設できることを示し、従来の図5では、上段・下段の間
隙部Mに、不均一に少数のカス用ピン47…が、図7で
は、上段・下段の間隙部Mに、不均一にカス用ピン47…
が存在するのに比べて、著しく均等に配置することが可
能であることが、明らかであり、前者では、(細長い帯
状の)カス部13の間隙部Mを、確実に打ち抜きができる
のに対し、後者ではピンの押圧位置が極端に偏るため、
難しいことが判る。
【0040】次に、図3は、他の実施の形態であり、被
打ち抜き用シート11上の製品部12の形状が図1の場合と
異なった場合の例示であり、それ以外の構成は、図1の
場合と同様である。そして、この図3の上段の間隙部D
の場合において、被打ち抜き用シート11上の製品部12の
形状が別種、複雑となっても、間隙部Mに一定の適切な
ピッチ(間隔)をもって、多くのピンP…(カス用ピン
17)が、存在する。
【0041】図1及び図3から判ることは、ピンP…の
径dに比べ、製品部12間の間隙部Mがわずかに大きい場
合、本発明の効果は顕著に発揮される。つまり、ピンP
…の径dよりもわずかに大きい間隙部Mがあれば、間隙
部Mに一定の適切なピッチ(間隔)をもって、多くのカ
ス用ピン17をもたせることが可能となる。
【0042】また、図5及び図7に示す従来の例におい
て、被打ち抜き用シート11が前後方向に少しずれた位置
に配置された場合、カス用ピンとして有効に作用するこ
とができるピンPは、図5及び図7の状態と略同じ状態
───同じ本数、同じ配置───となるか、若しくは、
より不適当な状態となるおそれがある(図省略)。ま
た、図1の本発明の場合においては、図1に示すよう
に、上段の間隙部Mにおいては、ピンG1 ,G2 がカス
用ピンとして、有効に作用することができ、被打ち抜き
用シート11が前後方向に少し移動した(ずれた)位置に
配置された場合は、上記のとおり前後ピッチAを小さく
とるよう配置された、隣の、ピンQ1 ,Q2が有効とな
る。または、ピンQ3 ,Q4 が有効なカス用ピンとして
作用することができ、間隙部Mに一定の適切なピッチ
(間隔)をもって、多くのピンP(カス用ピン17)が、
存在することができる。これは、下段の間隙部Mにおい
ても同様であり、図1の状態においては、G3 ,G4
カス用ピンとして、有効に作用し、被打ち抜き用シート
11が前後方向に少し移動した(ずれた)位置に配置され
た場合は、ピンQ5 ,Q6 または、ピンQ7 ,Q8 が有
効となる。被打ち抜き用シート11が幅方向へ少し移動し
た(ずれた)場合においては、上記ピンQ1 ,Q2及び
ピンQ3 ,Q4 がそのまま有効なカス用ピンとして作用
することができる。
【0043】上記ピンP…の径をdとした時に、上記前
後ピッチAが0.3 ×d≦A≦1.2 ×dを満足するように
設定し、上記幅ピッチBが5.0 ×d≦B≦15.0×dを満
足するように設定した場合が好適である範囲にした理由
は以下のとおりである。前後ピッチAが0.3 ×dより小
さくなると、下型ピン4と上型ピン3を非対応位置(干
渉しないよう)に配置することが困難となり、配置する
ためには上記ピンG1,G2 間に設けるピンN1 ,N
2 ,N3 …の数は多く必要となり、そのため、ピンG
1 ,G2 間のピッチ───幅ピッチB───が非常に大
きくなってしまい、間隙部Mに適切なピッチ(間隔)を
もって、多くのピンP(カス用ピン17)が、存在するこ
とが不可能となる傾向がある。また、前後ピッチAが1.
2 ×dより大きくなると、上に示したように、被打ち抜
き用シート11が前後方向へ少し移動した(ずれた)場合
において、カス用ピンとして対応可能なピンP…の本数
が減少するおそれがある。また幅ピッチBについては、
5.0 ×dより小さくなると、上記前後ピッチAが大きく
なってしまい、これは前記理由により、好ましくないピ
ンP…の配置となる。また、幅ピッチBが15.0×dより
大きくなると、ピンG1,G2 間の間隔が広くなりす
ぎ、有効に作用するカス用ピン17の本数が減り、特に製
品部12間の間隙部Mが小さい時、(細長い帯状の)カス
部13の間隙部Mを、確実に打ち抜くことが困難となり、
不良品の発生を免れられない。
【0044】なお、図1〜図3に於て、ピンP…の径を
同一とした場合を例示したが、これを、径の相違する2
種、又は、それ以上の種類のものを配置するも、自由で
ある。
【0045】また、図7の従来例においては、上記前後
ピッチAと、上記幅ピッチBとが、A=Bとなるよう打
ち抜きピンP…を配設したものである。この時の、被打
ち抜き用シート11の打ち抜き面Sと同一面積内に、この
A=Bの場合と略同数(±10%)のピンP…を、本発明
の図2に示す構成にて配設した場合、同一形状、同数の
製品部12を同一の被打ち抜き用シート11から打ち抜く
時、有効に働くカス用ピン17の数は、前後ピッチAと、
幅ピッチBとが、A=Bとなるよう打ち抜きピンP…を
配設したときと比べて、増加させることができる。つま
り、ピンP…の数を増やすことなく、カス部13に完全に
有効に作用できるカス用ピン17を配置することができ
る。
【0046】被打ち抜き用シート11の打ち抜き面Sに配
設される、ピンP…の径dについては、製品部12(及び
カス部13)の微小な隙間や小孔等の複雑な形状に柔軟に
対応できるよう、打ち抜き精度が向上するよう、小さく
設定すれば良いが、径dが小さすぎた場合、複数枚の積
層状態の被打ち抜き用シート11を製品部12とカス部13に
分断して打ち抜くときの上型1及び下型2からの(駆動
装置からの(図示省略))駆動昇降荷重により、ピンP
…に軸方向の圧縮力が作用するため、これにより、ピン
P…が座屈を起こしてしまうおそれがある。また、逆に
ピンP…の径dを大きくすると、製品部12間の間隙部M
が大きくなり、多数の製品部12…を得ることができなく
なる。(歩止まりが悪くなる。)
【0047】また、複数枚の被打ち抜き用シート11を製
品部12とカス部13に分断して打ち抜くときのピンP…に
作用する軸圧縮荷重は、カス用ピン17の数が多くなれ
ば、一本のピンPに作用する荷重は小さくなるため、同
じ駆動装置からの同じ駆動昇降荷重でも、ピンPは座屈
しにくくすることができる。つまり、カス用ピン17の数
が多くなれば、一度に打ち抜く、被打ち抜き用シート11
の枚数を多くすることができ、作業効率を向上させるこ
とができる。
【0048】また、ピンP…の数が過剰に多く増えた場
合、カス部13に作用するカス用ピン17の数も増加し、複
雑な形状に柔軟に対応できるよう構成されるが、同じ上
記駆動昇降荷重を使用した場合、一本当たりのカス用ピ
ン17の押圧力は小さくなる。つまり、ピンP…の数を過
剰に増やした場合、特に被打ち抜き用シート11の周辺部
にカス用ピン17が多数増加することで、この被打ち抜き
用シート11の周辺部には過大に不必要な打ち抜き力を有
することとなり、肝心な間隙部Mにおいて、一本当たり
のカス用ピン17の押圧力が、複数枚の被打ち抜き用シー
ト11の間隙部Mを製品部12とカス部13に分断して打ち抜
くための、必要剪断力(打ち抜き剪断力)に対して、不
足してしまうおそれがある。それ故、ピンP…の配置、
径d及び本数の決定は、本発明の構成において行うこと
で可能となる。
【0049】また、前記、本発明のピンP…の配置につ
いては、以下の様に言い換えることができる。図4に示
すように、平面視において、被打ち抜き用シート11の幅
方向に対して平行な仮想基準線Xに平行な直線Lを設
け、その直線L上にに複数の打ち抜きピンP…を配設
し、これらのピンP…と隣り合う他のピンP…の距離a
は一定であり、ピンP…の中心間線kと隣り合う他の中
心間線kの角度βが全て60°となるよう、かつ、中心間
線kと直線Lが平行とならないよう、多数のピンP…を
配設すれば良い。これにより、上型ピン3と下型ピン4
とが非対応位置(干渉しないよう)に配置することがで
き、その結果、ピンP…は、シート11の製品用ピン16上
の前後方向の載置位置を気にせずに、シート11を(平行
を保ちつつ)載置させても確実に間隙部Mのカス部13
を、美しく打ち抜いて、シート11から分離できることと
なる。
【0050】
【発明の効果】(請求項1、請求項2によれば)本発明
は上述の構成により、次のような著大な効果を奏する。
即ち、被打ち抜き用シート11に於て、製品部12と製品部
12との間に形成された小さな間隙部Mに、対応するカス
用ピン17…の数が、従来よりも増加可能となり、かつ、
そのピッチ(間隔)も一定で、小さくなるので、確実に
間隙部Mのカス部13を、美しく打ち抜いて、シート11か
ら分離できる。また、シート11の製品用ピン16上の前後
方向の載置位置を気にせずに、シート11を(平行を保ち
つつ)載置させても確実に間隙部Mのカス部13を、美し
く打ち抜いて、シート11から分離できる。
【0051】(請求項3、請求項4によれば)容易にピ
ンP…の配置を行うことができ、確実に間隙部Mのカス
部13を、美しく打ち抜いて、シート11から分離できる。
シート11上のカス部13に均等に、カス用ピンPを配設で
き、均等な打ち抜き力を作用させることができる。複雑
な形状の製品部12に対しても、カス部13を美しく打ち抜
くことに、常に、対応することができる。
【0052】(請求項5によれば)ピンPの数を増やさ
ずに、シート11上のカス部13に、有効に作用できるカス
用ピン17を均等に、配置させることができる。複雑な形
状の製品部12に対しても、カス部13を美しく打ち抜くこ
とに、常に、対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を説明するために示した
平面説明図である。
【図2】図1の要部拡大説明図である。
【図3】他の実施の形態を説明するための平面図であ
る。
【図4】本発明の実施の一形態を説明するために示した
要部拡大説明図である。
【図5】従来例を示す平面説明図である。
【図6】図5の要部拡大説明図である。
【図7】他の従来例を示す平面説明図である。
【図8】図7の要部拡大説明図である。
【図9】カス取り装置の主要な構成を示す全体正面図で
ある。
【図10】製品部用第1・第2テンプレートを上下に移動
させた状態の正面図である。
【図11】シートを製品用ピンに載せた状態の正面図であ
る。
【図12】上型ピンの係止状態を示す上型の断面図であ
る。
【図13】下型ピンの係止状態及び搬出装置の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 上型 2 下型 3 上型ピン 4 下型ピン 7 製品部用第1テンプレート 8 製品部用第2テンプレート 11 被打ち抜き用シート 12 製品部 13 カス部 16 製品用ピン 17 カス用ピン A 前後ピッチ B 幅ピッチ C 移動ピッチ L 直線 L′ 直線 L″ 直線 M 間隙部 P ピン X 仮想基準線 d ピン径

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の製品部12…が幅方向及び前後方向
    に並んで配設された被打ち抜き用シート11と、該被打ち
    抜き用シート11から上記製品部12とカス部13とを分離す
    るように、平面視、該被打ち抜き用シート11の幅方向に
    対して平行な仮想基準線Xに平行な複数の直線L,
    L′,L″…上に各々多数の打ち抜きピンP…を配設
    し、各々の該直線L,L′,L″…上の該打ち抜きピン
    P…の幅ピッチBを大きく、該直線L,L′,L″…の
    相互間の前後ピッチAを小さく設定したことを特徴とす
    るカス取り装置。
  2. 【請求項2】 複数の製品部12…が幅方向及び前後方向
    に並んで配設された被打ち抜き用シート11と、該被打ち
    抜き用シート11から上記製品部12とカス部13とを分離す
    るように、平面視、該被打ち抜き用シート11の幅方向に
    対して平行な仮想基準線Xに平行な複数の直線L,
    L′,L″…上に各々多数の打ち抜きピンP…を所定の
    幅ピッチBにて配設し、各々の該直線L,L′,L″…
    上の該打ち抜きピンP…の幅ピッチBを大きく、該直線
    L,L′,L″…の相互間の前後ピッチAを小さく設定
    し、かつ、複数の上記直線L,L′,L″…の内の任意
    の一の直線Lに対し、順次隣り合う直線L′,L″…上
    のピンP…の位置を、順次同方向へ一定の移動ピッチC
    にて幅方向へずらせて配設し、上記ピンP…の一幅ピッ
    チB間に、順次隣り合う上記直線L′,L″…上のピン
    P…を、二個以上配設したことを特徴とするカス取り装
    置。
  3. 【請求項3】 上記ピンP…の径をdとした時に、上記
    前後ピッチAが0.3 ×d≦A≦1.2 ×dを満足するよう
    に設定した請求項1又は請求項2記載のカス取り装置。
  4. 【請求項4】 上記ピンP…の径をdとした時に、上記
    幅ピッチBが5.0 ×d≦B≦15.0×dを満足するように
    設定した請求項3記載のカス取り装置。
  5. 【請求項5】 上記前後ピッチAと、上記幅ピッチBと
    が、A=Bとなるよう該打ち抜きピンP…を配設した打
    ち抜き面Sと同一面積内に、略同数のピンP…を配設し
    た請求項1又は請求項2記載のカス取り装置。
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